JPH06148356A - 時刻読取装置 - Google Patents

時刻読取装置

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JPH06148356A
JPH06148356A JP4315537A JP31553792A JPH06148356A JP H06148356 A JPH06148356 A JP H06148356A JP 4315537 A JP4315537 A JP 4315537A JP 31553792 A JP31553792 A JP 31553792A JP H06148356 A JPH06148356 A JP H06148356A
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JP
Japan
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timer
interrupt signal
output
timer interrupt
time
Prior art date
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JP4315537A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Mito
潔 水戸
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 「進み誤差」を補正して正確な現在時刻を算
出することのできる時刻読取装置を得る。 【構成】 第1タイマと第2タイマと、上記第1タイマ
および第2タイマの内部状態値が所定の値になるたびに
第1タイマ割込信号および第2タイマ割込信号を出力す
る割込発生回路と、上記第1タイマ割込信号の出力回数
を記憶する記憶手段と、上記第1タイマの内部状態値と
第1タイマ割込信号の出力回数とを読み込む間に上記割
込発生回路から出力された第1タイマ割込信号による割
込みが容認されるときには第1タイマ割込信号の現在ま
での出力回数に対し「1」減算を行う補正手段と、現在
時刻演算手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、正確な現在時刻を読
み取ることのできる時刻読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の時刻読取装置の構成を示す
ブロック図である。
【0003】図1において、51は所定の繰り返し周期
Tで時間の経過と共に連続的に変化する内部状態値Cを
出力するマスタータイマ、52は前記マスタータイマ5
1の内部状態値Cが「0」に戻った時点で割込信号を出
力する割込発生回路、53は前記マスタータイマ51の
内部状態値Cと、前記割込発生回路52の出力する割込
信号の現在までの出力回数nから現在時刻を演算して求
め出力する時刻データ変換回路、54は現在時刻出力端
子である。
【0004】次に動作について説明する。この時刻読取
装置では、マスタータイマ51の内部状態値Cを読み込
み、さらに割込発生回路52の出力する割込信号の現在
までの出力回数nを読み取り、これら内部状態値Cと割
込信号の出力回数nとから、(T×n+C)の式を基に
時刻データ変換回路53において現在時刻を演算して求
め、現在時刻出力端子54に出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の時刻読取装置は
以上のように構成されているので、時刻データ変換回路
53において現在時刻を演算して求める際には、割込発
生回路52から出力される割込信号に対し割り込みが禁
止される場合あるいは割り込みが容認される場合いずれ
のケースも考えられる。このため割り込みが禁止される
ケースでは、割り込みが禁止された状態で割込発生回路
52から割込信号が出力されるとこの割込信号は無視さ
れ、割込信号の現在までの出力回数nが「1」少ない値
となり、現在時刻算出を正確に行うことができない問題
点があった。
【0006】また、マスタータイマ51から出力される
内部状態値Cを読み込んでから割込発生回路52の出力
する割込信号の出力回数nを読み取るまでの間、割り込
みが受け付けられるケースでは、マスタータイマ51の
内部状態値Cを読み込んだ後割込信号の出力回数nを読
み取るまでの間に、割込発生回路52から割込信号が出
力されると、読み取った割込信号の出力回数nはプラス
「1」された値となり、算出される現在時刻は[T×
(n+1)+C]となり、やはり正確な現在時刻の算出
ができない問題点があった。
【0007】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、第1タイマ割込信号の割
り込みが容認されている状況下で第1タイマの内部状態
値と第1タイマ割込信号の出力回数とを読み込む間に第
1タイマ割込信号が出力されても、正確な現在時刻を算
出することのできる時刻読取装置を得ることを目的とす
る。
【0008】請求項2の発明は、第1タイマ割込信号の
割り込みが禁止されている状況下で第1タイマ割込信号
が出力されても、正確な現在時刻を算出することのでき
る時刻読取装置を得ることを目的とする。
【0009】請求項3の発明は、第1タイマ割込信号の
割り込みが容認されている状況下および第1タイマ割込
信号の割り込みが禁止されている状況下いずれの場合で
も、正確な現在時刻を算出することのできる時刻読取装
置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る時
刻読取装置は、第1タイマ割込信号の内部状態値と第1
タイマ割込信号の現在までの出力回数とを読み込む間、
第1タイマ割込信号の割り込みが認められる状態にあ
り、この状態で第1タイマ割込信号が割込発生回路から
出力されたときに第1タイマ割込信号の現在までの出力
回数を「1」減算する補正手段と、その補正手段により
補正された第1タイマ割込信号の出力回数と第1タイマ
の内部状態値、あるいは補正されていない第1タイマ割
込信号の出力回数と第1タイマの内部状態値とから現在
時刻を演算する現在時刻演算手段とを備えたものであ
る。
【0011】請求項2の発明に係る時刻読取装置は、第
1タイマ割込信号による割り込みが禁止されている状況
下で第1タイマ割込信号が割込発生回路から出力された
ときには、第1タイマ割込信号の現在までの出力回数を
「1」加算する補正手段と、その補正手段により補正さ
れた第1タイマ割込信号の出力回数と第1タイマの内部
状態値、あるいは補正されていない第1タイマ割込信号
の出力回数と第1タイマの内部状態値とから現在時刻を
演算する現在時刻演算手段とを備えたものである。
【0012】請求項3の発明に係る時刻読取装置は、第
1タイマ割込信号の内部状態値と第1タイマ割込信号の
出力回数とを読み込む間、第1タイマ割込信号の割り込
みが認められる状態にあり、この状態で第1タイマ割込
信号が割込発生回路から出力されたときには、第1タイ
マ割込信号の現在までの出力回数を「1」減算する第1
の補正手段と、第1タイマ割込信号による割り込みが禁
止されている状況下で第1タイマ割込信号が割込発生回
路から出力されたときには、第1タイマ割込信号の現在
までの出力回数を「1」加算する第2の補正手段と、上
記第1の補正手段または第2の補正手段により補正され
た第1タイマ割込信号の出力回数と第1タイマの内部状
態値、あるいは補正されていない現在までの第1タイマ
割込信号の出力回数と第1タイマの内部状態値とから現
在時刻を演算する現在時刻演算手段とを備えたものであ
る。
【0013】
【作用】請求項1の発明における時刻読取装置は、割込
発生回路から出力される第1タイマ割込信号による割り
込みが容認されている状況下で、上記第1タイマの内部
状態値と第1タイマ割込信号の出力回数とを読み取る間
に第1タイマ割込信号が割込発生回路から出力されたと
きには、第1タイマ割込信号の現在までの出力回数に対
し「1」減算を行う補正手段を設けたことにより、進み
誤差が補正される。
【0014】請求項2の発明における時刻読取装置は、
割込発生回路から出力される第1タイマ割込信号による
割り込みが禁止された状況下で第1タイマ割込信号が上
記割込発生回路から出力されたときには、上記第1タイ
マ割込信号の現在までの出力回数に対し「1」加算を行
う補正手段を設けたことにより、遅れ誤差が補正され
る。
【0015】請求項3の発明における時刻読取装置は、
第1タイマ割込信号による割り込みが容認されている状
況下で、上記第1タイマの内部状態値と第1タイマ割込
信号の出力回数とを読み取る間に第1タイマ割込信号が
割込発生回路から出力されたときには、第1タイマ割込
信号の現在までの出力回数に対し「1」減算を行う第1
の補正手段と、第1タイマ割込信号による割り込みが禁
止された状況下で第1タイマ割込信号が上記割込発生回
路から出力されたときには、上記第1タイマ割込信号の
現在までの出力回数に対し「1」加算する第2の補正手
段を設けたことにより、進み誤差および遅れ誤差が補正
される。
【0016】
【実施例】実施例1.以下、請求項1の発明の一実施例
を図について説明する。
【0017】図1は、この実施例の時刻読取装置の構成
を示すブロック図である。
【0018】図1において、1は所定の繰り返し周期T
で計数動作を行い、時間の経過と共に連続して増加する
内部状態値Cを出力するマスタータイマ(第1タイ
マ)、2は前記マスタータイマ1の繰り返し周期Tより
も短い周期で計数動作を繰り返す参照用タイマ(第2タ
イマ)、3は前記マスタータイマ1の計数動作が周期T
で「0」から繰り返される毎にマスタータイマ割込信号
を出力し、また前記参照用タイマ2の計数動作が周期t
で「0」から繰り返される毎に参照用タイマ割込信号を
出力する割込発生回路である。
【0019】4は負方向補正回路4b(補正手段)を有
する時刻データ変換回路(現在時刻演算手段)であり、
マスタータイマ割込信号の現在までの出力回数nを記録
するメモリ4a(記憶手段)を備えている。このマスタ
ータイマ割込信号の現在までの出力回数nは、参照用タ
イマ割込信号が割込発生回路3から出力される毎にメモ
リ4aに記録される。
【0020】また、この時刻データ変換回路4では、マ
スタータイマ割込信号の現在までの出力回数nとマスタ
ータイマ1の内部状態値Cとを基に、(T×n+C)な
る現在時刻算出式により現在時刻を算出する。
【0021】さらにこの時刻データ変換回路4では、マ
スタータイマ1の内部状態値Cとメモリ4aに記憶され
ているマスタータイマ割込信号の現在までの出力回数n
とを読み取る際には、割込発生回路3から出力されるマ
スタータイマ割込信号による割り込みが受け付けられる
状況下にある。
【0022】5は時刻データ変換回路4で算出された現
在時刻が出力される現在時刻出力端子である。
【0023】次に、図2を基に動作について説明する。
【0024】図2は、マスタータイマ1の内部状態値C
と参照用タイマ2の内部状態値C’との関係を示す説明
図である。
【0025】図2において、時刻Aおよび時刻Bは時刻
データ変換回路4でマスタータイマ1の内部状態値Cを
読み取る時刻、また時刻Dは参照用タイマ割込信号が出
力される時刻であり、時刻Dにおいて時刻データ変換回
路4はマスタータイマ割込信号の現在までの出力回数を
メモリ4aに記録すると共に、この現在までの出力回数
と時刻Aのマスタータイマ1の内部状態値C1とから現
在の時刻を算出する。
【0026】時刻データ変換回路4が現在時刻を算出す
るときには、まず時刻Aにおいてマスタータイマ1の内
部状態値C1を読み取り、さらに時刻Bにおいてマスタ
ータイマ1の内部状態値C2を読み取り、さらにこの時
刻Aから時刻Bまでの期間にマスタータイマ割込信号が
出力されるか否かを判断する。この判断は、時刻Aにお
けるマスタータイマ1の内部状態値C1と時刻Bにおけ
る内部状態値C2との大小関係を判定し、C1>C2の
場合にマスタータイマ割込信号が出力されたと判断する
ことにより行われる。そして、時刻Dにおいてメモリ4
aに記録された出力回数nを読み出し、T×n+C1の
演算を行い現在時刻を算出し出力する。
【0027】しかし、時刻Aから時刻Bの間にマスター
タイマ割込信号が割込発生回路3から出力される結果、
メモリ4aに記録されているマスタータイマ割込信号の
現在までの出力回数nは「1」増えているので、マスタ
ータイマ1の内部状態値C1とメモリ4aに記録された
マスタータイマ割込信号の出力回数(n+1)とにより
現在時刻が算出されることになる。従って、算出した現
在時刻はT×(n+1)+C1となり、マスタータイマ
1の繰り返し周期Tだけ「進み誤差」が生じることにな
る。
【0028】このようなときには、負方向補正回路4b
はメモリ4aに格納されているマスタータイマ割込信号
の現在までの出力回数nを「1」減算し補正を行う。そ
して、その後に現在時刻を算出することになる。
【0029】このように、時刻Aで読み取ったマスター
タイマ1の内部状態値C1が時刻Bで読み取った内部状
態値C2より大きいことを条件にして、時刻データ変換
回路4は時刻Aと時刻Bとの間に割込発生回路からマス
タータイマ割込信号が出力されたと判定し、この判定結
果を基にメモリ4aに格納されているマスタータイマ割
込信号の現在までの出力回数nから「1」減算すること
で上記「進み誤差」を補正して正確な現在時刻を算出す
る。
【0030】実施例2.以下、請求項2の発明の一実施
例を図について説明する。
【0031】図3は、この実施例の時刻読取装置の構成
を示すブロック図である。図3において、図1と同一ま
たは相当部分については同一の符号を付して説明を省略
する。
【0032】6は正方向補正回路6b(補正手段)を有
する時刻データ変換回路(現在時刻演算手段)であり、
マスタータイマ割込信号の現在までの出力回数nを記録
するメモリ6aを備えている。このマスタータイマ割込
信号の現在までの出力回数nは、参照用タイマ割込信号
が出力される毎に記録される。
【0033】また、この時刻データ変換回路6では、マ
スタータイマ割込信号の現在までの出力回数nとマスタ
ータイマ1の内部状態値Cとを基に(T×n+C)なる
現在時刻算出式により現在時刻を演算し出力する。
【0034】さらにこの時刻データ変換回路6では、マ
スタータイマ1の内部状態値Cとマスタータイマ割込信
号の現在までの出力回数nとを読み取る際に割込発生回
路3から出力されるマスタータイマ割込信号の割り込み
が禁止される状況下にある。
【0035】次に、図4を基に動作について説明する。
【0036】図4は、マスタータイマ1から出力される
内部状態値Cと参照用タイマ2の内部状態値C’との関
係を示す説明図である。図4において、時刻Eは割り込
み禁止の状態となる時刻およびマスタータイマ1の内部
状態値C3を読み取る時刻を示している。また、時刻F
は時刻データ変換回路4においてマスタータイマ1の出
力する内部状態値C4を読み取る時刻を示している。ま
た、時刻Gは参照用タイマ割込信号が出力される時刻を
示している。
【0037】時刻データ変換回路6が現在時刻を算出す
るときには、まず時刻Eにおいてマスタータイマ1の内
部状態値C3を読み取り、次に時刻Fにおいてマスター
タイマ1の内部状態値C4を読み取り、さらに参照用タ
イマ割込信号が出力される時刻Gにおいてマスタータイ
マ割込信号の現在までの出力回数nをメモリ6aに記録
し、T×n+C4の演算を行い現在時刻を求める。
【0038】しかし、時刻Eから時刻Fまでの期間には
割込発生回路3からマスタータイマ割込信号が出力され
ているのにもかかわらずマスタータイマ割込信号による
割り込みが禁止される状態であるからこのマスタータイ
マ割込信号は無視されるので、メモリ6aに記録された
マスタータイマ割込信号の現在までの出力回数nは本来
のマスタータイマ割込信号の出力回数に比べて「1」少
ない値となっており、算出する現在時刻はT×(n−
1)+C4になってしまい、マスタータイマ1の繰り返
し周期Tだけの「遅れ誤差」が生じることになる。
【0039】従ってこのようなときには時刻データ変換
回路6は、時刻Eで読み取ったマスタータイマ1の内部
状態値C3と時刻Fで読み取った内部状態値C4とを比
較し、C3>C4のときに割込禁止の状態でマスタータ
イマ割込信号が割込発生回路から出力されたと判定し、
この判定結果を基に正方向補正回路6aは、メモリ6a
に格納されているマスタータイマ割込信号の現在までの
出力回数nに「1」加算して補正を行う。そして、時刻
データ変換回路6は、時刻Fで読み取った内部状態値C
4と正方向補正回路6aにより補正されたマスタータイ
マ割込信号の現在までの出力回数とにより正確な現在時
刻を算出する。
【0040】実施例3.以下、請求項3の発明の一実施
例を図について説明する。
【0041】図5は、この実施例の時刻読取装置の構成
を示すブロック図である。図5において、図1および図
3と同一または相当の部分については同一の符号を付し
説明を省略する。なお、この実施例では時刻データ変換
回路4の負方向補正回路4bは第1の補正手段に対応
し、時刻データ変換回路6の正方向補正回路6bは第2
の補正手段に対応している。
【0042】マスタータイマ割込信号の割り込みが禁止
される状態と割り込みが容認される状態のいずれの場合
にも時刻を読み込む場合があり、この実施例の時刻読取
装置はこのような状況に対応することができるものであ
り、図5に示すような構成となる。
【0043】すなわち、マスタータイマ割込信号による
割り込みが禁止されている状態で時刻を読み取るときに
は、時刻データ変換回路6により現在時刻を算出し、ま
た割り込みが受け付けられる状態でマスタータイマの内
部状態値Cやマスタータイマ割込信号の現在までの出力
回数nにより現在時刻を算出する場合には、時刻データ
変換回路4により行う。
【0044】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
第1タイマ割込信号による割り込みが容認されている状
況下で、第1タイマの内部状態値を読み取ってから第1
タイマ割込信号の出力回数を読み取るまでの間に第1タ
イマ割込信号が割込発生回路から出力されたときには、
現在時刻を算出するための第1タイマ割込信号の出力回
数を「1」減算して補正するように構成したので、「進
み誤差」が補正され正確な現在時刻を算出できる効果が
ある。
【0045】請求項2の発明によれば、割込発生回路か
ら出力される第1タイマ割込信号の受け付けが禁止され
る状況下で、第1タイマ割込信号が割込発生回路から出
力されたときには、現在時刻を算出するための第1タイ
マ割込信号の出力回数を「1」加算して補正するように
構成したので、「遅れ誤差」が補正され正確な現在時刻
を算出できる効果がある。
【0046】請求項3の発明によれば、第1タイマ割込
信号による割り込みが容認されている状況下で、第1タ
イマの内部状態値を読み取ってから第1タイマ割込信号
の出力回数を読み取るまでの間に第1タイマ割込信号が
割込発生回路から出力されたときには、現在時刻を算出
するための第1タイマ割込信号の出力回数を「1」減算
して補正し「進み誤差」を補正し、また第1タイマ割込
信号の受け付けが禁止される状況下で、第1タイマ割込
信号が割込発生回路から出力されたときには、現在時刻
を算出するための第1タイマ割込信号の出力回数を
「1」加算して補正するようにし「遅れ誤差」を補正す
るように構成したので、「進み誤差」、「遅れ誤差」共
に補正され正確な現在時刻を算出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例による時刻読取装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】請求項1の発明の一実施例による時刻読取装置
のマスタータイマの内部状態値と参照用タイマの内部状
態値との関係を示す説明図である。
【図3】請求項2の発明の一実施例による時刻読取装置
の構成を示すブロック図である。
【図4】請求項2の発明の一実施例の時刻読取装置のマ
スタータイマの内部状態値と参照用タイマの内部状態値
との関係を示す説明図である。
【図5】請求項3の発明の一実施例の時刻読取装置の構
成を示すブロック図である。
【図6】従来の時刻読取装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 マスタータイマ(第1タイマ) 2 参照用タイマ(第2タイマ) 3 割込発生回路 4,6 時刻データ変換回路(現在時刻演算手段) 4b 負方向補正回路(補正手段,第1の補正手段) 6b 正方向補正回路(補正手段,第2の補正手段) 4a,6a メモリ(記憶手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の繰り返し周期で内部状態が変化す
    る第1タイマと、その第1タイマより短い所定の繰り返
    し周期で内部状態が変化する第2タイマと、上記第1タ
    イマおよび第2タイマの内部状態値が所定の値になるた
    びに第1タイマ割込信号および第2タイマ割込信号を出
    力する割込発生回路と、その割込発生回路から上記第2
    タイマ割込信号が出力される毎に上記第1タイマ割込信
    号の現在までの出力回数を記憶する記憶手段と、上記第
    1タイマ割込信号による割り込みが認められる状況下で
    上記第1タイマの内部状態値と第1タイマ割込信号の現
    在までの出力回数とを読み込む間に第1タイマ割込信号
    が上記割込発生回路から出力されたときには、第1タイ
    マ割込信号の現在までの出力回数に対し「1」減算を行
    う補正手段と、その補正手段により補正された第1タイ
    マ割込信号の現在までの出力回数と上記第1タイマの内
    部状態値、あるいは第1タイマ割込信号の現在までの補
    正されていない出力回数と上記第1タイマの内部状態値
    とから現在の時刻を演算する現在時刻演算手段とを備え
    た時刻読取装置。
  2. 【請求項2】 所定の繰り返し周期で内部状態が変化す
    る第1タイマと、その第1タイマより短い所定の繰り返
    し周期で内部状態が変化する第2タイマと、上記第1タ
    イマおよび第2タイマの内部状態値が所定の値になるた
    びに第1タイマ割込信号および第2タイマ割込信号を出
    力する割込発生回路と、その割込発生回路から上記第2
    タイマ割込信号が出力される毎に上記第1タイマ割込信
    号の現在までの出力回数を記憶する記憶手段と、上記第
    1タイマ割込信号による割り込みが禁止される状況下で
    第1タイマ割込信号が上記割込発生回路から出力された
    ときには、第1タイマ割込信号の現在までの出力回数に
    対し「1」加算を行う補正手段と、その補正手段により
    補正された第1タイマ割込信号の現在までの出力回数と
    上記第1タイマの内部状態値、あるいは第1タイマ割込
    信号の現在までの補正されていない出力回数と上記第1
    タイマの内部状態値とから現在の時刻を演算する現在時
    刻演算手段とを備えた時刻読取装置。
  3. 【請求項3】 所定の繰り返し周期で内部状態が変化す
    る第1タイマと、その第1タイマより短い所定の繰り返
    し周期で内部状態が変化する第2タイマと、上記第1タ
    イマおよび第2タイマの内部状態値が所定の値になるた
    びに第1タイマ割込信号および第2タイマ割込信号を出
    力する割込発生回路と、その割込発生回路から第2タイ
    マ割込信号が出力される毎に第1タイマ割込信号の現在
    までの出力回数を記憶する記憶手段と、第1タイマ割込
    信号による割り込みが認められる状況下で上記第1タイ
    マの内部状態値と第1タイマ割込信号の出力回数とを読
    み込む間に第1タイマ割込信号が上記割込発生回路から
    出力されたときには第1タイマ割込信号の現在までの出
    力回数に対し「1」減算を行う第1の補正手段と、第1
    タイマ割込信号による割り込みが禁止される状況下で第
    1タイマ割込信号が上記割込発生回路から出力されたと
    きには、第1タイマ割込信号の現在までの出力回数に対
    し「1」加算を行う第2の補正手段と、上記第1の補正
    手段または上記第2の補正手段により補正された第1タ
    イマ割込信号の現在までの出力回数と上記第1タイマの
    内部状態値、あるいは第1タイマ割込信号の現在までの
    補正されていない出力回数と上記第1タイマの内部状態
    値とから現在の時刻を演算する現在時刻演算手段とを備
    えた時刻読取装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5532569A (en) * 1987-06-03 1996-07-02 Hitachi, Ltd. Inverter control apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5532569A (en) * 1987-06-03 1996-07-02 Hitachi, Ltd. Inverter control apparatus

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