JPH061467B2

JPH061467B2 - 文字処理装置

Info

Publication number: JPH061467B2
Application number: JP57070223A
Authority: JP
Inventors: 正司兼村
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1982-04-28
Filing date: 1982-04-28
Publication date: 1994-01-05
Anticipated expiration: 2009-01-05
Also published as: JPS58189722A

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は文字処理装置に関する。

［従来の技術］例えば、タブを付して文書を作成、編集して記憶すると
共に送受信する文字処理装置が知られており、このよう
な文字処理装置においては、文書を受信して記憶する際
に、その文書に付されているタブ情報は受信しても記憶
していなかった。

［発明が解決しようとする課題］従って、上述のような従来の文字処理装置では、例えば
受信した文書を再編集する場合には、改めてタブを付さ
なければならなかった。また、複数種のタブ情報を重複
することなく記憶するようには構成されておらず、メモ
リの使用効率が低かった。

そこで本発明の目的は、以上のような問題を解消した文
字処理装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するため本発明は、文書情報の１つの行
において、カーソルをスキップして移動させるための位
置を表す移動位置情報の少なくとも１つからなる移動位
置情報群の複数種を格納する格納手段、文書情報を記憶
する記憶手段、前記記憶手段に記憶される前記文書情報
の複数の行位置のそれぞれに対応して、前記格納手段に
格納される前記複数種の移動位置情報群のいずれかを対
応づける対応づけ手段、文書情報およびそれに対応づけ
られた前記移動位置情報群を保存する保存手段、前記保
存手段によって保存された前記文書情報およびそれに対
応づけられた前記移動位置情報群の読み出しを行う読み
出し手段、前記読み出し手段によって読み出される前記
移動位置情報群と前記格納手段に格納される前記移動位
置情報群が重複するか否かを判定する判定手段、およ
び、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記読み出し
手段によって読み出された前記移動位置情報群の前記格
納手段への格納を制御する制御手段、を有したことを特
徴とする。

［実施例］以下に図面を参照して本発明を詳細に説明する。

まず、本発明文字処理装置の全体構成の例を第１図に示
す。図示の構成において、１は中央処理装置CPUであっ
て、他の各構成要素を制御するものであり、２はフロッ
ピディスク制御部FDC、３はフロッピディスクドライバF
DD、４はフロッピディスクＦＤであって、文書等を記憶
するものである。また、５はキーボード制御部KBC、６
はキーボードＫＢであり、そのキーボード６の構成配置
の例を第２図に示す。

図示の構成配置によるキーボード６においては、英字、
数字、仮名文字等の文字キー群６Ａ、タブ情報レジスタ
を選択するタブ選択キー6B-1、タブをセットするタブセ
ットキー6B-2、タブスキップをするタブキー6B-3、タブ
をリセットするタブリセットキー6B-4、タブ情報レジス
タを修飾モードに移し、もしくは解除するタブ修飾キー
6B-5、タブ情報レジスタを保存するタブ保存キー6C-1、
タブ情報レジスタを読出すタブ読出しキー6C-2、文書を
保存する文書保存キー6C-3、保存中の文書を読出す文書
読出しキー6C-4、文書を送信する文書送信キー6C-5、文
書を受信する文書受信キー6C-6、文字の種別すなわち英
文字、漢字、片仮名、平仮名等の別を指定する文字別指
定キー、バックスペースキー、スペースキー、改頁キ
ー、改行キー等の各種文書作成用制御キー群６Ｄ、カー
ソルを操作するカーソルキー群６Ｅ、モニタラインのカ
ーソルを操作するモニタカーソルキー群６Ｆが配列され
ている。

つぎに、第１図示の構成における７は通信制御装置(CC
U)、８は変復調装置(MODEM)、９は回線制御装置(NCU)、
10は表示制御部(CRTC)であって、キャラクタジェネレー
タ(CG)11、CRTディスプレイ(CRT)12を制御する。また、
13は作成、編集中の文書を記憶する文書バッファメモリ
部(SB)、14は文書バッファメモリ部(SB)の各行に付随し
てタブ情報レジスタナンバを記憶するタブ番号レジスタ
部(TNR)、15は文書の保存、読出しおよび送受信時に形
成されるタブレジスタ部であって、文書バッファメモリ
部(SB)13とタブ番号レジスタ部(TNR)14とに使用してい
るタブ情報レジスタを記憶する文書用タブレジスタ部(T
BTS)である。さらに、16はその文書用タブレジスタ部(T
BTS)15を生成し、あるいは、タブ情報を記憶するタブレ
ジスタ部(TBT)17、タブ情報を読出し、あるいは、受信
した際に一時記憶するテンポラリタブレジスタ部(TBTT)
18等の制御およびタブレジスタの比較等を行なうタブ制
御部TBCである。

つぎに、文書作成編集中の文書バッファメモリ部(SB)1
3、タブ番号レジスタ部(TNR)14、タブレジスタ部(TBT)1
7における記憶の態様を第３図に示す。作成して文書バ
ッファメモリ部(SB)13に記憶してある文書の各行にタブ
番号レジスタ部(TNR)14の各レジスタが対応し、タブ番
号レジスタ(TNR)14の各レジスタに記憶したタブ番号が
示すタブレジスタ部(TBT)17中のタブ情報により文書バ
ッファメモリ部(SB)13の各行にタブが付けられ、その旨
がCRTディスプレイ12に表示される。

つぎに、本発明文字処理装置の動作の態様を第５図(A)
〜(G)に示すフロチャートを参照して説明する。

本発明文字処理装置は、ステップＳ１におけるキーボー
ド(KB)6の操作のもとに動作し、ステップＳ２にて判断
して、通常の文書処理の場合にはステップＳ３に移行
し、また、タブ情報の処理を要するときには、それぞれ
のステップに移行する。すなわち、ステップＳ４におい
て、タブセットキー6B-2、タブリセットキー6B-4はCRT
ディスプレイ12に表示されているカーソルCSの位置（第
３図参照）にタブをセット・リセットするのに用いる。
また、カーソルキー群６Ｅを操作することによりカーソ
ルＣＳを所望の位置に合わせ、タブセットキー6B-2もし
くはタブリセットキー6B-4を押下すると、カーソル位置
のタブがセット・リセットされる。タブが変更される
と、タブ制御部(TBC)16はタブレジスタ部(TBT)17に新た
なタブ番号を記憶させ、カーソルＣＳが示す行に対応す
るタブ番号レジスタ部(TNR)14におけるそのレジスタに
新たに記憶させたタブ番号を記憶する。

しかしながら、ステップＳ５にて判断して、変更された
タブ情報と同一のタブ情報がタブレジスタ部(TBT)17に
すでに記憶されている場合には、ステップＳ６にて、新
たなタブ情報レジスタを記憶させることなく、タブ番号
レジスタ部(TNR)14中のそのレジスタに、タブレジスタ
部(TBT)17内にすでに記憶されているタブ情報レジスタ
のタブ番号を記憶させる。

つぎに、タブ選択キー6B-1を押下すると、ステップＳ７
にて、中央処理装置(CPU)１はタブ制御部(TBC)16に指令
し、タブ制御部(TBC)16は、文書バッファメモリ部(SB)1
3のカーソルＣＳが存在する行に対応するタブ番号レジ
スタ部(TNR)14に記憶したそのレジスタをタブレジスタ
(TBT)17内のタブ番号に順次に書き換える。タブ選択キ
ー6B-1を押下する度毎に、タブ番号レジスタ(TNR)14内
のそのレジスタが順次に書換えられて、タブレジスタ部
(TBT)17内の適切なタブ情報を選択することができる。

また、タブ修飾キー6B-5を押下した場合には、ステップ
Ｓ８にて、タブレジスタ部(TBT)17内のタブ情報レジス
タを変更するタブ修飾モードに移行し、まず、タブレジ
スタ部(TBT)17内の先頭のタブ番号を有するタブ情報レ
ジスタが選択されて、中央処理装置(CPU)１は、表示制
御部(CRTC)10にそのタブ情報を転送して、CRTディスプ
レイ12のモニタラインに表示し、その表示の態様を第４
図に示す。

すなわち、モニタラインＭＬのカーソルMCSは反転によ
って表示され、モニタカーソルキー６Ｆを操作すること
によりモニタカーソルMCSを左右に移動させ、文字キー
群６Ａにより数値を変更する。また、ステップＳ９に
て、改行キーを押下すると、中央処理装置(CPU)１は、
変更されたタブ情報を表示制御部(CRTC)10からタブ制御
部(TBC)16に転送し、タブ制御部(TBC)16は、タブレジス
タ部(TBT)17内のそのタブ番号を有するタブ情報レジス
タにそのタブ情報を戻す。その際、ステップS10にて判
断して、タブレジスタ部(TBT)17内に同一のタブ情報を
有するタブ情報レジスタがすでに存在する場合にはステ
ップS11にて、そのレジスタを抹消するとともに、その
抹消したレジスタのタブ番号を有するタブ番号レジスタ
(TNR)14内のそのレジスタ群を、すでに戻したタブ情報
レジスタのタブ番号に置換する。しかして、タブ制御部
(TBC)16は、次のタブ情報レジスタを中央処理装置(CPU)
１の指令に応じて表示制御部(CRTC)10に転送し、表示制
御部(CRTC)10は、転送されて来たタブ情報をCRTディス
プレイ12のモニタラインＭＬに表示する。

なお、タブ修飾キー6B-5を再度押下すると、中央処理装
置(CPU)１の指令のもとに、タブ修飾モードが解除さ
れ、表示制御部(CRTC)10は、モニタラインＭＬの表示を
消して通常の表示状態に復帰する。

つぎに、タブ保存キー6C-1を押下すると、ステップS12
にて、中央処理装置(CPU)１の指令のもとに、タブ制御
部(TBC)16はタブレジスタ部(TBT)17内の記憶内容をフロ
ッピ制御部(FDC)２に転送し、そのフロッピ制御部(FDC)
２は、フロッピドライバ(FDD)３を介してフロッピディ
スク(FD)４にその記憶内容を記録する。

一方、タブ読出しキー6C-2を押下すると、ステップS13
にて、中央処理装置(CPU)１の指令により、フロッピ制
御部(FDC)２は、フロッピドライバ(FDD)３を介してフロ
ッピディスク(FD)４からタブ情報を読出してタブ制御部
(TBC)16に転送し、そのタブ制御部(TBC)16は、テンポラ
リレジスタ部(TBTT)18に記憶させる。ついで、ステップ
S14にて、タブ制御部(TBC)16は、テンポラリタブレジス
タ部(TBTT)18からタブ情報を順次に読出し、ステップS1
5にて、タブレジスタ部(TBT)17に同一のタブ情報が記憶
されてあるか否かを判断し、同一のタブ情報がなけれ
ば、ステップS16にて、タブレジスタ部(TBT)17に新たな
タブ番号を付して、読出したタブ情報を記憶させる。ま
た、同一のタブ情報がタブレジスタ部(TBT)17に記憶さ
れていれば、読出したタブ情報を重ねて記憶させること
なく、つぎの処理に移行し、ステップS17にて、テンポ
ラリタブレジスタ部(TBTT)18における最後のタブ情報を
処理すると、タブ制御部(TBC)16は、テンポラリタブレ
ジスタ部(TBTT)18の記憶内容を抹消してタブ読出しを終
了し、最後のタブ情報でなければ、ステップ14に戻る。

つぎに、文書保存キー6C-3を押下すると、ステップS18
にて、中央処理装置(CPU)１の指令により、タブ制御部
(TBC)16は、タブ番号レジスタ部(TNR)14を検索し、文書
用タブレジスタ部(TBTS)15を起動させ、タブレジスタ部
(TBT)17から読出した保存すべき文書に必要なタブ情報
レジスタを文書用タブレジスタ部(TBTS)15に転送して記
憶させる。ついで、ステップS19にて、中央処理装置(CP
U)１は、文書バッファメモリ部(SB)13、タブ番号レジス
タ部(TNR)14および文書用タブレジスタ部(TBTS)15の記
憶内容を、フロッピ制御部(FDC)２に転送し、そのフロ
ッピ制御部(FDC)２は、フロッピドライバ(FDD)３を介し
て、転送されて来た記憶内容を記録する。

また、文書送信キー6C-5を押下したときには、ステップ
S20にて、上述の過程に引続いて、中央処理装置(CPU)１
は、文書バッファメモリ部(SB)13、タブ番号レジスタ部
(TNR)14および文書用タブ番号レジスタ部(TBTS)15との
記憶内容を通信制御部(CCU)７に転送し、その通信制御
部(CCU)７は、ステップS21にて、変復調装置(MODEM)９
およびネットワーク制御装置(NCU)８を介して、それら
の記憶内容を伝送回線に送出する。

つぎに、文書読出しキー6C-4を押下すると、ステップS2
2にて、中央処理装置(CPU)１の指令により、フロッピ制
御部(FDC)２は、フロッピドライバ(FDD)３を介してフロ
ッピディスク(FD)14から文書、タブ番号、文書用タブ番
号、タブ情報を読出し、ついで、中央処理装置(CPU)１
は、それらのデータを、文書バッファメモリ部(SB)13、
タブ番号レジスタ部(TNR)14および文書用タブレジスタ
部(TBTS)15にそれぞれ転送して記憶させる。ついで、ス
テップS23にて最後のタブ情報処理であるか否かを判断
し、最後のタブ情報でなければ、ステップS25にて、タ
ブ制御部(TBC)16は、中央処理装置(CPU)１の指令によ
り、文書用タブレジスタ部(TBTS)15からタブ情報を順次
に読出し、タブレジスタ部(TBT)17から読出したタブ情
報を検索して得たタブ情報と比較する。なお、ステップ
S26にて判断して、タブレジスタ部(TBT)17内に記憶した
タブ番号およびタブ情報と一致しないときには、ステッ
プS28にてタブ番号を比較し、タブ番号も一致しないと
きには、ステップS30に移行して、それらのデータをそ
のままタブレジスタ部(TBT)17に転送して記憶させる。

上述の過程において、タブ番号のみ一致し、タブ情報が
一致しなかった場合には、ステップS31に移行して、タ
ブ制御部(TBC)16はタブレジスタ部(TBT)17内に新たなタ
ブ番号を記憶させ、上述の一致しなかったタブ情報をも
その位置に記憶するとともに、ステップS32にて、タブ
番号レジスタ(TNR)14内のそのタブ番号を有するレジス
タ群を新たに記憶したタブ番号に置換する。また、ステ
ップS27にて判断して、上述の過程においてタブ情報の
み一致し、タブ番号が一致しなかった場合には、ステッ
プS33にて、タブ番号レジスタ部(TNR)14内のそのタブ番
号を有するレジスタ群を、タブレジスタ部(TBT)17内の
上述した一致したタブ情報を有するタブ番号に置換す
る。

さらに、上述の過程において、タブ情報もタブ番号も一
致した場合には、そのタブ情報およびタブ番号を無視す
る。

上述のように、文書用タブレジスタ(TBTS)15から順次に
タブ番号およびタブ情報を取出して処理を行ない、最後
の処理が終了すると、タブ制御部(TBC)16は文書用タブ
レジスタ部(TBTS)15を抹消する。

しかして、文書受信キー6C-6を押下すると、ステップS2
9にて、中央処理装置(CPU)１の指令により、通信制御部
(CCU)７はネットワーク制御装置(NCU)９および変復調装
置(MODEM)８を介して、文書、タブ番号、文書用タブ番
号、タブ情報を受信する。これに引続く処理は、前述し
た文書読出しキーの押下により、中央処理装置(CPU)
１、タブ制御部(TBC)16が行なったと同様の処理であ
る。

［効果］以上説明したように、本発明によれば、カーソルをスキ
ップさせるための位置を表す移動位置情報群の複数種を
重複することなく格納し、使用することができる。ま
た、そのためのメモリの使用効率を極めて高くすること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明文字処理装置の構成例を示すブロック線
図、第２図は同じくそのキーボードの構成配置の例を示
す配置図、第３図は同じくその文書バッファメモリ部、
タブ番号レジスタ部およびタブレジスタ部における記憶
の態様の例を示す線図、第４図は同じくその表示部の表
示の態様の例を示す線図、第５図(A)〜(G)は本発明にお
ける処理過程の一例を示すフローチャートである。１…中央処理装置、２…フロッピ制御部、３…フロッピドライバ、４…フロッピディスク、５…キーボード制御部、６…キーボード、７…通信制御部、８…変復調装置、９…網制御部、10…表示制御部、 11…キャラクタ・ジェネレータ、 12…CRTディスプレイ、13…文書バッファメモリ部、 14…タブ番号レジスタ部、 15…文書用タブレジスタ部、 16…タブ制御部、17…タブレジスタ部、 18…テンポラリタブレジスタ部。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】文書情報の１つの行において、カーソルを
スキップして移動させるための位置を表す移動位置情報
の少なくとも１つからなる移動位置情報群の複数種を格
納する格納手段、文書情報を記憶する記憶手段、前記記憶手段に記憶される前記文書情報の複数の行位置
のそれぞれに対応して、前記格納手段に格納される前記
複数種の移動位置情報群のいずれかを対応づける対応づ
け手段、文書情報およびそれに対応づけられた前記移動位置情報
群を保存する保存手段、前記保存手段によって保存された前記文書情報およびそ
れに対応づけられた前記移動位置情報群の読み出しを行
う読み出し手段、前記読み出し手段によって読み出される前記移動位置情
報群と前記格納手段に格納される前記移動位置情報群が
重複するか否かを判定する判定手段、および、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記読み出し手段
によって読み出された前記移動位置情報群の前記格納手
段への格納を制御する制御手段、を有したことを特徴とする文字処理装置。