JPH06146735A - 浴室用扉枠の構造 - Google Patents
浴室用扉枠の構造Info
- Publication number
- JPH06146735A JPH06146735A JP29954892A JP29954892A JPH06146735A JP H06146735 A JPH06146735 A JP H06146735A JP 29954892 A JP29954892 A JP 29954892A JP 29954892 A JP29954892 A JP 29954892A JP H06146735 A JPH06146735 A JP H06146735A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- bathroom
- water
- door frame
- dressing room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 水切り用の戸当たり部１を扉枠本体３の浴室
Ｂ側寄りに配置すると共に、扉取付部２を、扉４を脱衣
場Ｕ側に横方向に開閉揺動自在に取り付け可能に構成
し、扉枠本体３の下辺部に、扉４にかかった水を受けて
取り込むための多孔板からなる集水部５を設け、この集
水部５に受け止めた水を浴室Ｂ側に導くための戻り路６
を設けてある。 【効果】 浴室内の人がこれに凭れかかって倒れた場合
でも扉を直ちに開くことができ、しかも浴室内の湯水が
脱衣場側に流出しないように防水性を確保することがで
きる。
Ｂ側寄りに配置すると共に、扉取付部２を、扉４を脱衣
場Ｕ側に横方向に開閉揺動自在に取り付け可能に構成
し、扉枠本体３の下辺部に、扉４にかかった水を受けて
取り込むための多孔板からなる集水部５を設け、この集
水部５に受け止めた水を浴室Ｂ側に導くための戻り路６
を設けてある。 【効果】 浴室内の人がこれに凭れかかって倒れた場合
でも扉を直ちに開くことができ、しかも浴室内の湯水が
脱衣場側に流出しないように防水性を確保することがで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室内の湯水が脱衣場
側に流出することを防ぐための水切り用の戸当たりを備
え、扉取付部を備えた浴室用扉枠の構造に関する。
側に流出することを防ぐための水切り用の戸当たりを備
え、扉取付部を備えた浴室用扉枠の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の浴室用扉枠は、浴室内の
湯水が脱衣場側に流出しないように、扉枠の脱衣場側寄
りの内周に形成した戸当たり部に扉を浴室側から接当さ
せて閉める構造にしてあった。従って、浴室内から扉に
水がかかったとしても、扉と扉枠との間を通って外に向
かう水は、戸当たり部に遮られて脱衣場側には流出しに
くいけれども、そのために、扉自体は常に内開きのみ可
能な状態で扉枠に取り付ける構成になっていた。
湯水が脱衣場側に流出しないように、扉枠の脱衣場側寄
りの内周に形成した戸当たり部に扉を浴室側から接当さ
せて閉める構造にしてあった。従って、浴室内から扉に
水がかかったとしても、扉と扉枠との間を通って外に向
かう水は、戸当たり部に遮られて脱衣場側には流出しに
くいけれども、そのために、扉自体は常に内開きのみ可
能な状態で扉枠に取り付ける構成になっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
内開きの構成では、浴室用扉が閉じられている状態で、
浴室内の人がこれに凭れかかって倒れた場合、その体重
で扉部が戸当たり部に押しつけられるため、外からは扉
が開けにくく、救出に手間がかかるという問題があっ
た。そこで、本発明の目的は、普段は浴室内の湯水が脱
衣場側に流出しないように防水性を確保しながら、浴室
内の人がこれに凭れかかって倒れた場合でも、簡単に扉
を開けることのできる浴室用扉枠の構造を提供すること
にある。
内開きの構成では、浴室用扉が閉じられている状態で、
浴室内の人がこれに凭れかかって倒れた場合、その体重
で扉部が戸当たり部に押しつけられるため、外からは扉
が開けにくく、救出に手間がかかるという問題があっ
た。そこで、本発明の目的は、普段は浴室内の湯水が脱
衣場側に流出しないように防水性を確保しながら、浴室
内の人がこれに凭れかかって倒れた場合でも、簡単に扉
を開けることのできる浴室用扉枠の構造を提供すること
にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明による浴室用扉枠の構造の特徴構成は、戸当た
り部を扉枠本体の浴室側寄りに配置すると共に、扉取付
部を、扉を脱衣場側に横方向に開閉揺動自在に取り付け
可能に構成し、扉枠本体の下辺部に、扉にかかった水を
受けて取り込むための集水部を設け、この集水部に受け
止めた水を浴室側に導くための戻り路を設けてあるとこ
ろにあり、その作用効果は次の通りである。
の本発明による浴室用扉枠の構造の特徴構成は、戸当た
り部を扉枠本体の浴室側寄りに配置すると共に、扉取付
部を、扉を脱衣場側に横方向に開閉揺動自在に取り付け
可能に構成し、扉枠本体の下辺部に、扉にかかった水を
受けて取り込むための集水部を設け、この集水部に受け
止めた水を浴室側に導くための戻り路を設けてあるとこ
ろにあり、その作用効果は次の通りである。
【０００５】
【作用】戸当たり部を扉枠本体の浴室側寄りに配置する
と共に、扉取付部を、扉を脱衣場側に横方向に開閉揺動
自在に取り付け可能に構成してあるので、扉取付部を介
して扉を脱衣場側から戸当たり部に当接可能に取り付け
ることによって、外開きの構成にでき、扉を閉めた状態
で浴室内の人がこれに凭れかかって倒れたとしても、扉
を脱衣場側に開いて、浴室内の人を直ちに救出すること
ができながら、扉枠本体の下辺部に、扉にかかった水を
受けて取り込むための集水部を設け、この集水部に受け
止めた水を浴室側に導くための戻り路を設けてあるの
で、浴室側から扉にかかる湯水が戸当たり部と扉の隙間
から入って脱衣場側に向かったとしても、この水は集水
部で受け止められ、戻り路を経て浴室側に導かれ、脱衣
場側に流出することを防ぐことができる。
と共に、扉取付部を、扉を脱衣場側に横方向に開閉揺動
自在に取り付け可能に構成してあるので、扉取付部を介
して扉を脱衣場側から戸当たり部に当接可能に取り付け
ることによって、外開きの構成にでき、扉を閉めた状態
で浴室内の人がこれに凭れかかって倒れたとしても、扉
を脱衣場側に開いて、浴室内の人を直ちに救出すること
ができながら、扉枠本体の下辺部に、扉にかかった水を
受けて取り込むための集水部を設け、この集水部に受け
止めた水を浴室側に導くための戻り路を設けてあるの
で、浴室側から扉にかかる湯水が戸当たり部と扉の隙間
から入って脱衣場側に向かったとしても、この水は集水
部で受け止められ、戻り路を経て浴室側に導かれ、脱衣
場側に流出することを防ぐことができる。
【０００６】
【発明の効果】上記の構成によって、浴室内の人がこれ
に凭れかかって倒れた場合でも扉を直ちに開くことがで
き、しかも従来の外開き構造の欠点であったところの水
切りの問題を解消すること、すなわち、浴室内の湯水が
脱衣場側に流出しないように防水性を確保することがで
きる浴室用扉枠の構造を提供することができた。
に凭れかかって倒れた場合でも扉を直ちに開くことがで
き、しかも従来の外開き構造の欠点であったところの水
切りの問題を解消すること、すなわち、浴室内の湯水が
脱衣場側に流出しないように防水性を確保することがで
きる浴室用扉枠の構造を提供することができた。
【０００７】
【実施例】以下、図に基づいて本発明による浴室用扉枠
の構造の実施例を説明する。図１から図３に示すよう
に、この浴室用扉枠Ｆは、水切り用の戸当たり部１と扉
取付部２を備え、戸当たり部１を扉枠本体３の浴室Ｂ側
寄り内周全体にわたって配置すると共に、扉枠本体３の
一方の縦部材に設けられた扉取付部２には、上下二つの
片開き用ヒンジＨ（図１）を設けて扉４を脱衣場Ｕ側に
横方向に開閉揺動自在に取り付け可能に構成し、扉枠本
体３の下辺部には、扉にかかった水を受けて取り込むた
めの多孔板からなる集水部５を設け、この集水部５に受
け止めた水を浴室Ｂ側に導くために浴室Ｂ側に向かって
下り勾配に形成した戻り路６を設けて構成してある。図
中Ｓはシール部材である。上記の構成の浴室用扉枠Ｆに
ヒンジＨを介して通常の片開き用扉４を取り付けて、外
開き構造にすることにより、浴室内の人がこれに凭れか
かって倒れた場合などの緊急時に極めて速やかに対応で
きる長所を有しながら、浴室内の湯水が脱衣場側に流出
しないように普段の防水性も確保することができる。
の構造の実施例を説明する。図１から図３に示すよう
に、この浴室用扉枠Ｆは、水切り用の戸当たり部１と扉
取付部２を備え、戸当たり部１を扉枠本体３の浴室Ｂ側
寄り内周全体にわたって配置すると共に、扉枠本体３の
一方の縦部材に設けられた扉取付部２には、上下二つの
片開き用ヒンジＨ（図１）を設けて扉４を脱衣場Ｕ側に
横方向に開閉揺動自在に取り付け可能に構成し、扉枠本
体３の下辺部には、扉にかかった水を受けて取り込むた
めの多孔板からなる集水部５を設け、この集水部５に受
け止めた水を浴室Ｂ側に導くために浴室Ｂ側に向かって
下り勾配に形成した戻り路６を設けて構成してある。図
中Ｓはシール部材である。上記の構成の浴室用扉枠Ｆに
ヒンジＨを介して通常の片開き用扉４を取り付けて、外
開き構造にすることにより、浴室内の人がこれに凭れか
かって倒れた場合などの緊急時に極めて速やかに対応で
きる長所を有しながら、浴室内の湯水が脱衣場側に流出
しないように普段の防水性も確保することができる。
【０００８】〔別実施例〕集水部と戻り路は、例えば図
４に示すように、扉枠本体３の下辺部にその長さ方向に
設けた溝部５ａと溝部５ａにむかって傾斜させて形成さ
れた上端面５ｂとからなる集水部５を設け、この集水部
５に受け入れられた水が長さ方向のいずれか一方の端部
に向かって流れるようにその底面を傾斜させ、その低い
方の端部に連通させて、ここから浴室Ｂ側に向かって下
り勾配に形成された戻り流路６を設けた構成にするな
ど、先の実施例以外の構成にしてもよい。尚、特許請求
の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記
すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定され
るものではない。
４に示すように、扉枠本体３の下辺部にその長さ方向に
設けた溝部５ａと溝部５ａにむかって傾斜させて形成さ
れた上端面５ｂとからなる集水部５を設け、この集水部
５に受け入れられた水が長さ方向のいずれか一方の端部
に向かって流れるようにその底面を傾斜させ、その低い
方の端部に連通させて、ここから浴室Ｂ側に向かって下
り勾配に形成された戻り流路６を設けた構成にするな
ど、先の実施例以外の構成にしてもよい。尚、特許請求
の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記
すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定され
るものではない。
【図１】実施例における浴室用扉枠の斜視図
【図２】実施例における浴室用扉枠の縦断側面図
【図３】実施例における浴室用扉枠の横断平面図
【図４】別実施例における浴室用扉枠の要部縦断側面図
Ｂ 浴室 Ｕ 脱衣場 １ 戸当たり部 ２ 扉取付部 ３ 扉枠本体 ４ 扉 ５ 集水部 ６ 戻り路
Claims (1)
- 【請求項１】 水切り用の戸当たり部（１）を備え、扉
取付部（２）を備えた浴室用扉枠の構造であって、 前記戸当たり部（１）を扉枠本体（３）の浴室（Ｂ）側
寄りに配置すると共に、前記扉取付部（２）を、扉
（４）を脱衣場（Ｕ）側に横方向に開閉揺動自在に取り
付け可能に構成し、扉枠本体（３）の下辺部に、扉
（４）にかかった水を受けて取り込むための集水部
（５）を設け、この集水部（５）に受け止めた水を浴室
（Ｂ）側に導くための戻り路（６）を設けてある浴室用
扉枠の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29954892A JPH06146735A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 浴室用扉枠の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29954892A JPH06146735A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 浴室用扉枠の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06146735A true JPH06146735A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17874048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29954892A Pending JPH06146735A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 浴室用扉枠の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06146735A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2385877A (en) * | 2002-02-12 | 2003-09-03 | Dixon Internat Group Ltd | Threshold with water-collecting trough and drainage hole |
| JP2007218027A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Sekisui Jushi Co Ltd | 管体用端末キャップ |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP29954892A patent/JPH06146735A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2385877A (en) * | 2002-02-12 | 2003-09-03 | Dixon Internat Group Ltd | Threshold with water-collecting trough and drainage hole |
| GB2385877B (en) * | 2002-02-12 | 2005-08-24 | Dixon Internat Group Ltd | Threshold |
| JP2007218027A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Sekisui Jushi Co Ltd | 管体用端末キャップ |
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