JPH06146291A - 植生マット - Google Patents

植生マット

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JPH06146291A
JPH06146291A JP31665892A JP31665892A JPH06146291A JP H06146291 A JPH06146291 A JP H06146291A JP 31665892 A JP31665892 A JP 31665892A JP 31665892 A JP31665892 A JP 31665892A JP H06146291 A JPH06146291 A JP H06146291A
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slope
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fiber
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Michihei Sakate
三千兵 坂手
Hiroyuki Kanbe
廣之 神部
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工性を高めてコストを低廉としながら、法
面への馴染性が良好で植物種子の発芽成育を良好に行う
ことができ、また、植物の成長を阻害したりすることな
く、良好に成長させて法面の緑化を行えるようにする。 【構成】 全面又は部分的に分解可能とされた表裏シー
ト1,2間に植生材料5を介装させると共に、表シート
1の外表面側に、植物種子の発芽成育可能な小さな目合
いをもち、植生材料5の流亡を阻止する腐食性繊維から
成る第1ネット7を付設する一方、第1ネット7の外表
面側に、植物成長時に植物幹部に絡まない大きな目合い
をもつ耐腐食性繊維から成る第2ネット8を付設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、例えば山腹や河川堤防の法面又
は道路建設や土地造成跡などに形成される法面などの緑
化工事に用いられる植生マットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上述したような法面には、その
保護と景観を保持するために植物を植生して緑化するこ
とが行われている。しかして、従来では、例えば実公平
3−20348号公報に記載されているように、土壌改
良材や肥料などから成る育成基板の下面側に肥料入りの
ジュート繊維フェルトを設け、これら育成基板と繊維フ
ェルトとの両者をジュート繊維の編織布と綿体との間に
植物種子を介在させた種子付き布で包被すると共に、こ
れら育成基板と繊維フェルト及び種子付き布の三者を、
幅方向の所定間隔置きに畝が形成されるように一体に縫
着して形成された植生マットなどが使用され、斯かる植
生マットを前記法面に敷設することにより、該法面の緑
化を行うようにしている。
【0003】また、前記植生マットを用いて前記法面の
緑化を行う場合には、種子の発芽成育不良の状態で前記
種子付き布が腐食分解された際に、前記育成基板の凍上
や降雨などによる流亡が起こり易いために、この育成基
板の流亡を阻止することと、前記法面の崩落を防止する
ことなどを目的として、前記植生マットを法面に敷設し
た後に、該植生マットの外表面全体を半永久的に変質し
ない合成樹脂などの非腐食性繊維から成るネットで被覆
するようにしており、このネットとしては、通常、10
〜15mm程度の目合いのものが採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
な植生マットは、前記法面に接触される前記種子付き布
を構成するジュート繊維フェルトが比較的硬質であるこ
とから、前記植生マットの法面に対する馴染性が悪く、
該植生マットの裏面側が部分的に法面から浮き上がった
状態となり易く、しかも、前記ジュート繊維フェルトは
水分を含んでも腐食するには長期間を要し、前記育成基
板の土壌改良材や肥料などが前記法面側に落下し難いの
であり、従って、前記植生マットと法面との間に隙間が
生じ、たとえ植物種子が発芽しても根付き難くて枯死す
ることが多い問題があった。
【0005】また、前記植生マットの法面への敷設後に
は、上述したような理由で、該植生マットの外表面全体
を半永久的に変質しない合成樹脂などの非腐食性繊維か
ら成るネットで被覆するのであるが、斯かるネットの目
合いは10〜15mm程度と比較的小さいために、樹木
などが成長してその幹部が大となったとき、該幹部に前
記ネットが食い込み状に絡んで、樹木などの成長を阻害
する問題もあった。しかも、前記植生マットの法面への
敷設後に、後作業として行われる前記ネットの被覆作業
は、非常に面倒で多くの手間と人手を必要とするため、
施工コストが高くなる問題もあった。
【0006】本発明は以上のような問題に鑑みてなした
もので、その目的は、施工性を高めてコストを低廉とし
ながら、法面への馴染性が良好で植物種子の発芽成育を
良好に行うことができ、しかも、植物の成長を阻害した
りすることなく、良好に成長させて法面の緑化を行うこ
とができる植生マットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の植生マットは、少なくとも部分的に分解可
能とされた表裏シート間に、土壌改良剤や有機質材など
の一種以上と植物種子とから成る植生材料を介装させ
て、前記表裏シートの少なくとも面部間を結合すること
により、これら表裏シートで前記植生材料を包被すると
共に、前記表シートの外表面側に、植物種子の発芽成育
可能な小さな目合いをもち、前記表裏シート間に介装さ
れる前記植生材料の流亡を阻止する腐食性繊維から成る
第1ネットを付設し、また、該第1ネットの外表面側
に、植物成長時に植物幹部に絡まない大きな目合いをも
つ耐腐食性繊維から成る第2ネットを付設したことを特
徴とするものである。
【0008】また、前記表裏シート間には、前記植生材
料と共に内部に肥料が充填された肥料袋を介装させ、又
は、該肥料袋を前記第1,第2ネットの何れかに担持さ
せることが好ましい。
【0009】さらに、前記表裏シート間には、前記植生
材料の植物種子とは異なる種類の植物種子が充填された
種子袋を、前記植生材料に対し所定間隔を置いて介装さ
せるようにしてもよい。
【0010】
【作用】以上の植生マットでは、植生材料が表裏シート
で包被され、これら表裏シートは柔軟性を備えているこ
とから、前記植生マットの法面への敷設時に、そのマッ
ト全体が法面に馴染み易くて、部分的に浮き上がったり
することなく、前記法面に密着させることができ、ま
た、前記表裏シートは少なくとも部分的に分解可能とさ
れているため、前記法面への敷設後に、前記裏シートが
雨水などで分解されることにより、前記植生材料を法面
に密着させて、該植生材料と法面との間に隙間が発生し
たりするのを効果的に防止することができる。
【0011】また、前記表シートの外表面側には、前記
植物種子の発芽成育可能な小さな目合いをもち、前記表
裏シート間に介装される前記植生材料の流亡を阻止する
腐食性繊維から成る第1ネットが付設されているため、
該ネットで前記表シートが雨水などで分解されても前記
植生材料の流亡を効果的に防止でき、しかも、前記第1
ネットは腐食性繊維で形成されていることから、植物種
子が大きく成長する頃には土と同質化させることができ
る。
【0012】しかも、前記第1ネットの外表面側には、
植物成長時に植物幹部に絡まない大きな目合いをもつ耐
腐食性繊維から成る第2ネットが付設されているため、
該ネットで前記植生マット全体の法面に対する確実な敷
設を保障しながら、該法面の崩落を防止することがで
き、その上、樹木などが成長してその幹部が大となった
とき、該幹部に前記第2ネットが食い込み状に絡んで樹
木などの成長を阻害したりすることなく、樹木などの成
長を良好に行って法面を確実に緑化することができる。
また、樹木などの幹部が一定大きさに成長(約4年程
度)するまでは耐腐食機能をもち、成長後には腐食する
耐腐食調整繊維を用いて前記第2ネットを形成する場合
には、この第2ネットを前記第1ネットと共に腐食させ
て土に同質化させることが可能となり、前記各ネットを
法面に半永久的に残したりして公害問題を招くことな
く、環境緑化に優れたものとできる。
【0013】さらに、前記第1及び第2ネットは、前記
表シートの外表面側に予め付設されていることから、後
でネットを敷設する従来の場合に較べ、施工性を良好と
しながら施工コストを低廉にできる。
【0014】また、前記表裏シート間に、前記植生材料
と共に内部に肥料が充填された肥料袋を介装させ、又
は、該肥料袋を前記第1,第2ネットの何れかに担持さ
せるときには、前記肥料袋内に充填された速効,緩効,
遅効性の肥料成分を前記法面で育成される植物に供給し
て、該植物を良好に成育させることができる。
【0015】さらに、前記表裏シート間に、前記植生材
料の植物種子とは異なる種類の植物種子が充填された種
子袋を、前記植生材料に対し所定間隔を置いて介装させ
るときには、例えば前記植生材料に花や野草及び樹木な
ど法面の緑化復元に有用な植物種子を含有させ、一方、
前記種子袋内には牧草などの成長が早くて生命力の強い
植物種子を充填させておくことにより、前記種子袋内の
牧草種子などを早期に発芽育成させて、この牧草などで
前記法面の早期安定化を図りながら、前記種子袋の周辺
部で前記牧草などによる被圧を受けることなく、前記法
面の緑化復元に有用な樹木などの植物種子を発芽育成さ
せることができ、最終的に前記法面の樹木などによる緑
化復元を行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明にかかる植生マットの一実施例
を図面に基づいて説明する。図1に示した植生マットM
は、部分的に溶解可能とされた表シート1と水溶性の裏
シート2とを使用し、これら両者の端縁同士を縫着3し
て袋体4を形成し、該袋体4の内部に植生材料5を装填
させた状態で、前記表裏シート1,2の中間複数箇所で
面部同士を互いに所定方向に大きな目合いで縫着6する
ことにより、前記袋体4内に前記植生材料5を移動不能
に収容させると共に、前記表シート1の外表面には、前
記植生材料5に含有される植物種子の発芽成育可能な小
さな目合いをもち、該植生材料5の流亡を阻止する腐食
性繊維から成る第1ネット7を付設する一方、この第1
ネット7の外表面側には、植物成長時に植物幹部に絡ま
ない大きな目合いをもつ耐腐食性繊維から成る第2ネッ
ト8を付設している。
【0017】また、前記袋体4の内部には、所定間隔置
きに複数の肥料袋9を装填させて、該各肥料袋9と前記
植生材料5とを共に前記表裏シート1,2間に介装した
状態で、その面部同士を大きな目合いで縫着6すること
により、前記袋体4内に前記植生材料5と肥料袋9とを
移動不能に収容させている。
【0018】さらに、前記袋体4の内部には、前記肥料
袋9に変えて、前記植生材料5に含有される植物種子と
は異なる種類の植物種子が充填された種子袋10を移動
不能に収容させるようにしてもよい。尚、本発明は、前
記袋体4内に前述した肥料袋9や種子袋10を装填させ
ることを限定するものではない。
【0019】前記袋体4を構成する表シート1は、図3
で示したように、例えばパルプ繊維の30〜50%と、
ポリプロピレン繊維の35〜45%と、パウダー状又は
繊維状とされたポリビニルアルコールの10〜30%と
から成る水溶性シート状体11の一側面に、例えばビニ
ロン30番手10本の縦糸12と、スフ6本/インチの
横糸13とを用いて、目合いが2〜8mmのカヤ地14
を接合一体化して構成するものであり、前記シート状体
11をスキアゲ手段で製造する際に、該シート状体11
の構成素材である前記ポリビニルアルコールに前記カヤ
地14を接合させることにより、前記表シート1が形成
される。
【0020】また、前記袋体4の構成素材である前記裏
シート2は、例えばパルプ繊維の30〜50%と、ポリ
プロピレン繊維の35〜45%と、パウダー状又は繊維
状とされたポリビニルアルコールの10〜30%とから
成る水溶性シートで形成される。
【0021】前記表シート1のシート状体11と前記裏
シート2との構成素材である前記パルプ繊維は、その添
加比率を30%以下とし、かつ、前記ポリプロピレン繊
維の添加比率を35%以下とするときには、前記ポリビ
ニルアルコールの添加比率が相対的に大となるため、該
ポリビニルアルコールの水分吸収に伴う溶解により前記
表裏シート1,2の強度が弱くなる問題が発生し、一
方、前記パルプ繊維の添加比率を50%以上とし、か
つ、前記ポリプロピレン繊維の添加比率を45%以上と
する場合には、前記ポリビニルアルコールの添加比率が
相対的に少なくなることから、水分吸収による溶解性が
悪くなる問題が発生する。また、前記ポリビニルアルコ
ールの添加比率を10%以下とするときには、水分吸収
による溶解性が悪くなる問題が発生し、一方、30%以
上とするときには、前記パルプ繊維とポリプロピレン繊
維との添加比率が相対的に少なくなることから、前記表
裏シート1,2の強度が弱くなる問題が発生する。
【0022】以上のことから、前記パルプ繊維とポリプ
ロピレン繊維及びポリビニルアルコールとを、上述した
ような配合比率として、前記表シート1のシート状体1
1及び前記裏シート2の溶解性と一定強度とを確保する
ようにしている。また、前記表シート1のシート状体1
1と前記裏シート2との最も好ましい構成は、前記パル
プ繊維として針葉樹のものを用い、前記ポリプロピレン
繊維として2デニール太さで長さ5mmのものを使用
し、かつ、前記ポリビニルアルコールとして1デニール
太さで長さ3mmのものを使用し、これらパルプ繊維の
40とポリプロピレン繊維の40%とポリビニルアルコ
ールの20%との配合構成から成るものである。
【0023】さらに、前記表シート1としては、前述し
た部分溶解性のもの以外に、例えばスフなどを素材とし
た分散性不織布やポリビニルアルコールを素材とした水
溶性シートなどを用いることが可能であり、また、前記
裏シート2としては、前述した水溶性のもの以外に、例
えば前記表シート1のように部分溶解性としたものや分
散性不織布などを使用することができる。
【0024】以上の素材から成る表裏シート1,2は、
それぞれ柔軟性に富むことから、前記植生マットMを法
面に敷設したとき、そのマット全体が法面に馴染み易く
なって、部分的に浮き上がったりすることなく、前記法
面に密着させることができ、また、前記表裏シート1,
2は部分的又は全面的に分解可能とされているため、前
記法面への敷設後に、前記裏シート2が雨水などで分解
されることにより、前記植生材料5を法面に密着させ
て、該植生材料5と法面との間に隙間が発生したりする
のを効果的に防止することが可能となり、前記植生材料
5に含まれる植物種子を前記法面で良好に発芽成育させ
ることができる。
【0025】前記袋体4内に収容する前記植生材料5と
しては、例えば一般的な肥料や土壌改良材、バーク堆肥
やピートモスなどの有機質材、バーミュキライトやパー
ライトなどの無機質材、高吸水性ポリマーなどの一種以
上と、牧草、花、野草又は樹木などの植物種子(これら
については後で詳述する)とを混合させた粒状のものが
使用される。尚、前記袋体4の内部に肥料袋9を装填さ
せるときには、前記植生材料5には必ずしも肥料を混合
させる必要はない。
【0026】また、前記袋体4内に前記肥料袋9を収容
させるときには、該肥料袋9を前述した分散性不織布や
布地又は紙などの腐食性材料で形成し、その内部に速効
性や緩効性及び遅効性などの肥料を充填させ、斯かる肥
料袋9の複数個を前記植生材料5と共に前記袋体4内に
所定間隔を置いて装填させるのであり、そして、前記植
生材料5に含有される植物種子に前記肥料袋6内に充填
された各種肥料を効果的に供給して、前記植物種子を法
面で良好に発芽成育させるのである。
【0027】前記肥料袋9は、前記袋体4内に前記植生
材料5と共に装填させるだけではなく、前記表シート1
の外表面に付設される前記第1ネット7や第2ネット8
を有効利用し、これら各ネット7,8を二重構造として
その内部に前記肥料袋9を挿入するか、又は、該肥料袋
9を前記各ネット7,8に紐体などで固定するようにし
てもよい。
【0028】さらに、前記袋体4の内部には、前記肥料
袋9に変えて種子袋10を前記植生材料5と共に所定間
隔置きに収容することが可能であるが、この種子袋10
の構成素材としては、上述した肥料袋9と同様なものを
使用し、前記種子袋10の内部には前記植生材料5の植
物種子とは種類の異なる植物種子を充填させるのであ
る。
【0029】つまり、前記植生材料5に含有させる植物
種子としては、郷土色に富み法面の緑化復元に有用な花
や野草及び樹木などの植物種子を充填させるのである
が、花の種子としては、例えば黄デジー,フランス菊,
大錦鶏菊,のこぎり草,ハエトリナデシコ,カルフォル
ニアポピー,ムラサキハナ,カスミソウ,コスモス,ケ
イトウ,カワラナデシコ,テンニンギクなどが使用さ
れ、また、野草の種子としては、例えば、よもぎ,すす
き,めどはぎ,いたどりなどが用いられ、さらに、樹木
の種子としては、あかまつ,やしゃぶし,いたちはぎ,
やまはぎ,こまつなぎなどが使用される。一方、前記種
子袋10内に充填される植物種子としては、前記植生材
料5の植物種子とは種類が異なり、生命力が強く成長が
早くて法面を早期安定化させるのに有用な外来牧草種子
が主に用いられ、その種類としては、例えばグリーピン
グレッドフェスク,ハイランドベングラス,レッドトッ
プ,バミューダグラス,ケンタッキーブルーグラスなど
がある。
【0030】以上のように、前記植生材料5に上述した
ような花や野草及び樹木など法面の緑化復元に有用な植
物種子を含有させ、一方、前記種子袋10の内部には成
長が早くて生命力の強い外来牧草種子などを充填させて
おくことにより、該種子袋10内の牧草種子を早期に発
芽育成させて、この牧草などで前記法面の早期安定化を
図りながら、前記種子袋10の周辺部で前記牧草などに
よる被圧を受けることなく、前記法面の緑化復元に有用
な樹木などの植物種子を発芽育成させることができ、最
終的には前記法面を樹木などで覆って郷土色に富んだ緑
化復元を行うことが可能となる。
【0031】また、本発明では、図2で示したように、
前記植生材料5を棒状に成形し、かつ、前記肥料袋9や
種子袋10も棒状に形成すると共に、前記袋体4の表裏
シート1,2間に複数の収容部41を設けて、これら収
容部41内に前記植生材料5の複数個を収容する一方、
前記肥料袋9又は種子袋10を前記各植生材料5に対し
所定間隔置きに収容させることも可能である。
【0032】さらに、各図の実施例では前記植生材料5
を粒状に形成しているが、この植生材料5を平板形状に
保形させて、該植生材料5を前記肥料袋9又は種子袋1
0と共に前記表裏シート1,2間にサンドウィッチ状に
介装させて各者一体状に縫着するようにしてもよい。
【0033】また、前記表シート1の外表面には、前記
植生材料5に含有される植物種子の発芽成育可能な小さ
な目合いをもち、該植生材料5の流亡を阻止する腐食性
繊維(腐食調整繊維を含む)から成る第1ネット7を付
設するのであるが、この第1ネット7としては、5〜1
5mm程度の目合いをもつものが最適であり、さらに、
前記第1ネット7の構成素材としては、微生物で分解腐
食されて経時的に消失する例えば、綿、絹、麻などの天
然繊維やビスコースレーヨンなどの生分解性化学繊維、
又は、ポリノジックレーヨンやタイヤコード用ビスコー
スレーヨンなどの強力レーヨンなどの腐食性繊維が使用
される。
【0034】特に、上述した強力レーヨンを使用する場
合、この強力レーヨンは、引張強度が大で湿潤時におけ
る強度低下が少なく、かつ、法面への敷設後半年経過し
ても当初の90%程度の引張強度を保持し、その後経時
的に腐食して土に同質化することから、以上の強力レー
ヨンで前記第1ネット7を形成すれば、植物種子が発芽
成育するまでの半年〜2年程度は充分な強度を保持し
て、前記第1ネット7で前記植生材料5の凍上や雨水な
どによる流亡を効果的に防止することができ、また、植
物がある程度成長した後には徐々に腐食分解されて最終
的には土に帰されることとなるため、半永久的に変質し
ないポリエチレンなどの非腐食性繊維から成るネットを
用いる場合のように、該ネットが法面に半永久的に残っ
たりして公害問題を招いたりすることなく、環境緑化に
好適となる。
【0035】また、前記第1ネット7の構成素材とし
て、前記天然繊維やビスコースレーヨンなどの生分解性
化学繊維を使用する場合には、これら繊維の外表面に撥
水剤や接着剤などによる撥水処理、又は、防黴剤や防バ
クテリア剤及び防腐剤などによる防腐処理を行うことが
望ましく、斯くすることにより、前述した強力レーヨン
の場合と同様に、湿潤時における強度低下を少なくし、
法面への敷設後一定期間は所定の引張強度を保持し、そ
の後経時的に腐食させて土に同質化させ得るのであり、
従って、前記第1ネット7で前記植生材料5の流亡を効
果的に防止しながら、最終的には土に同質化させること
ができる。
【0036】さらに、前記第1ネット7の構成素材とし
ては、非腐食性繊維と腐食性繊維との混紡繊維を使用す
ることも可能であり、例えば、前記非腐食性繊維とし
て、微生物では分解されることなく半永久的に所定の引
張強度が確保される例えばポリビニールアルコールなど
のビニロン系、ポリエステルなどのポリエステル系、ナ
イロンなどのポリアミド系及びアクリルなどのポリアク
リルニトリル系などを用い、また、腐食性繊維としては
上述した各種のものを使用して、これら腐食性繊維の6
0〜80%と非腐食繊維の40〜20%とを混合したも
のが好ましく、斯かる混紡繊維を使用して前記ネット8
を構成する場合でも、前述した場合と同様に、前記第1
ネット7で前記植生材料5の流亡を効果的に防止しなが
ら、前記ネット7の全体を法面に半永久的に残したりす
ることなく、環境緑化に寄与することが可能となる。
【0037】また、前記第1ネット7の構成素材として
は、前述したもの以外に、ビスコースレーヨンに高分子
エマルジョン又は水溶性ポリマーの少なくとも一方を内
添した混繊レーヨンを用いることが可能である。具体的
には、微生物で分解腐食される再生セルロースからなる
前記ビスコースレーヨンに、微生物では分解腐食される
ことなく、このビスコースレーヨンの分解腐食による強
度低下を補う、例えば酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、
エチレン酢酸ビニル樹脂などの高分子エマルジョンと、
ポリビニルアルコール、ポリアクリルアマイドなどの水
溶性ポリマーとの何れか一方を内添するか、又は、前記
エマルジョンとポリマーとの両者を内添したものが使用
される。
【0038】前記混繊レーヨンは、前記ビスコースレー
ヨンに対し前記高分子エマルジョンや水溶性ポリマーを
2〜15%の割合で内添したものが最も好ましい。以上
の混繊レーヨンを使用して前記第1ネット7を構成する
場合でも、前述した場合と同じく、前記ネット7で前記
植生材料5の流亡を効果的に防止しながら、前記ネット
7を法面に半永久的に残したりすることなく、環境緑化
に寄与することができる。
【0039】さらに、前記第1ネット7の外表面側に
は、植物成長時に植物幹部に絡まない大きな目合いをも
つ耐腐食性繊維(耐腐食調整繊維を含む)から成る第2
ネット8を付設するのであるが、この第2ネット8とし
ては、20〜100mm程度の目合いをもつものが最適
であり、斯かる目合いのネット8を使用することによ
り、前述したような各種樹木が成長して、その幹部が大
となっても、該幹部に前記第2ネット8が食い込み状に
絡んで樹木などの成長を阻害したりすることなく、樹木
などの成長を良好に行って法面を確実に緑化することが
できる。
【0040】また、前記第2ネット8の構成素材として
は、前述したビニロン系、ポリエステル系、ポリアミド
系及びポリアクリルニトリル系などの各種合成繊維から
成る非腐食性繊維の他に、前述した第1ネット7の構成
素材と同様に、法面への敷設後半年〜2年程度は充分な
強度を保持可能な強力レーヨンなどが使用される。ま
た、前記第2ネット8の構成素材としては、前述した天
然繊維やビスコースレーヨンなど生分解性化学繊維の外
表面に、撥水剤や接着剤などによる撥水処理、防黴剤や
防バクテリア剤及び防腐剤などによる防腐処理を行った
ものを用いるか、或は、上述したような非腐食性繊維と
腐食性繊維との混紡繊維を使用するか、又は、ビスコー
スレーヨンに高分子エマルジョン又は水溶性ポリマーの
少なくとも一方を内添した混繊レーヨンを用いて、前記
生分解性化学繊維に対する撥水剤や防腐剤の付着比率を
調整し、若しくは、前記非腐食性繊維と腐食性繊維との
混紡比率や前記混繊レーヨンの内添比率を調整すること
により、前記第2ネット8に植物が成長するまでの所定
期間にわたって必要な強度を保持させるようにしてもよ
い。尚、本発明では、前記第2ネット8を前述した各合
成繊維から成る非腐食性繊維で単独形成することができ
る。
【0041】以上の第2ネット8を前記第1ネット7の
外表面側に付設させて、前記植生マットMの全体を法面
に敷設することにより、前記第2ネット8で植生マット
Mの法面に対する確実な敷設を保障しながら、該法面の
崩落などを確実に防止して、この法面への樹木などの成
長を良好に行って、該樹木などで法面を確実に緑化する
ことができる。
【0042】次に、本発明にかかる植生マットMを製造
する場合の一例について説明する。先ず、図4のAで示
したように、搬送コンベアにより裏シート2を搬送し、
また、同図Bで示したように、前記裏シート2の両側端
部を別途配置するガイドなどで上方側に折り曲げ、その
上面側に植生材料5を供給装填させる。そして、同図C
で示したように、前記裏シート2の上部側に表シート1
を、また、該表シート1上に第1ネット7、第2ネット
8を載置する。しかる後に、同図Dで示したように、前
記表裏シート1,2の各面部間を大きな目合いで縫着2
0し、この後同図Eで示したように、前記表裏シート
1,2の両端部を縫着3することにより、本発明の植生
マットMが得られる。
【0043】本発明の植生マットMは、次のように使用
される。つまり、図5で示したように、前記植生マット
Mの複数枚を法面15に沿って幅方向端縁部が互いに重
合するように敷設して、その各重合部から前記法面15
にアンカー16や止め釘17を打ち込んで、前記各植生
マットMを法面15に固定する。
【0044】以上のようにして、前記各植生マットMを
法面15に敷設すると、前記各植生マットMの構成素材
である前記表裏シート1,2は柔軟性に富むことから、
マット全体が法面15に馴染み易くなって、部分的に浮
き上がったりすることなく、この法面15に沿って密着
され易くなるのであり、また、前記表裏シート1,2は
部分的又は全面的に分解可能とされているため、前記法
面15への敷設後に、前記裏シート2が雨水などで分解
されることにより、前記植生材料5が法面15に密着さ
れることとなって、これら植生材料5と法面15との間
に隙間が発生したりするのが効果的に防止される。
【0045】そして、前記植生マットMの表裏シート
1,2間に肥料袋9を、又は、該肥料袋9を前記表シー
ト1の外表面に付設された第1,第2ネット7,8側に
担持させる場合には、前記肥料袋9内に充填された速
効,緩効,遅効性の肥料成分を前記植生材料5に含有さ
れる植物種子に効果的に供給して、この植物種子を前記
法面15で良好に発芽成育させることができる。
【0046】また、前記表裏シート1,2間に、前記植
生材料5の植物種子とは異なる種類の植物種子が充填さ
れた種子袋10を、前記植生材料5に対し所定間隔を置
いて介装させるときには、例えば前記植生材料5に花や
野草及び樹木など法面の緑化復元に有用な植物種子を含
有させ、一方、前記種子袋10内には牧草などの成長が
早くて生命力の強い植物種子を充填させておくことによ
り、前記種子袋10内の牧草種子などを早期に発芽育成
させて、この牧草などで前記法面15の早期安定化を図
りながら、前記種子袋10の周辺部で前記牧草などによ
る被圧を受けることなく、前記法面15の緑化復元に有
用な樹木などの植物種子を発芽育成させて、最終的には
前記法面15の樹木などによる緑化復元が行われる。
【0047】さらに、前記植生マットMでは、前記表シ
ート1の外表面側に植物種子の発芽成育可能な小さな目
合いをもつ腐食性繊維から成る第1ネット7が付設され
ているため、該ネット7で前記表シート1が雨水などで
分解されても前記植生材料5の流亡が効果的に防止さ
れ、また、前記第1ネット7は腐食性繊維で形成されて
いるため、植物が大きく成長する頃には分解腐食されて
土と同質化される。
【0048】しかも、前記第1ネット7の外表面側に
は、植物成長時に植物幹部に絡まない大きな目合いをも
つ耐腐食性繊維から成る第2ネット8が付設されている
ため、該ネット8で前記植生マットM全体の法面15に
対する確実な敷設を保障しながら、該法面15の崩落な
どが防止され、また、樹木などが成長してその幹部が大
となっても、該幹部に前記第2ネット8が食い込み状に
絡んで樹木などの成長を阻害したりすることなく、樹木
などが良好に成長されて前記法面15の緑化が確実に行
われる。また、樹木などの幹部が一定大きに成長するま
では耐腐食機能をもち、成長後には腐食する上述したよ
うな耐腐食調整繊維を用いて前記第2ネット8を形成す
る場合には、この第2ネット8を前記第1ネット7と共
に腐食させて土に同質化させることが可能となり、前記
各ネット7,8を法面に半永久的に残したりして公害問
題を招くことなく、環境緑化に優れたものとなる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる植
生マットでは、植生材料が表裏シートで包被され、これ
ら表裏シートは柔軟性を備えていることから、前記植生
マットの法面への敷設時に、そのマット全体が法面に馴
染み易くて、部分的に浮き上がったりすることなく、前
記法面に密着させることができ、また、前記表裏シート
は少なくとも部分的に分解可能とされているため、前記
法面への敷設後に、前記裏シートが雨水などで分解され
ることにより、前記植生材料を法面に密着させ、該植生
材料と法面との間に隙間が発生したりするのを効果的に
防止することができる。
【0050】また、前記表シートの外表面側には、前記
植物種子の発芽成育可能な小さな目合いをもち、前記表
裏シート間に介装される前記植生材料の流亡を阻止する
腐食性繊維から成る第1ネットが付設されているため、
該ネットで前記表シートが雨水などで分解されても前記
植生材料の流亡を効果的に防止でき、しかも、前記第1
ネットは腐食性繊維で形成されていることから、植物種
子が大きく成長する頃には土と同質化させることができ
る。
【0051】しかも、前記第1ネットの外表面側には、
植物成長時に植物幹部に絡まない大きな目合いをもつ耐
腐食性繊維から成る第2ネットが付設されているため、
該ネットで前記植生マット全体の法面に対する確実な敷
設を保障しながら、該法面の崩落を防止することがで
き、その上、樹木などが成長してその幹部が大となった
とき、該幹部に前記第2ネットが食い込み状に絡んで樹
木などの成長を阻害したりすることなく、樹木などの成
長を良好に行って法面を確実に緑化することができる。
また、樹木などの幹部が一定大きに成長するまでは耐腐
食機能をもち、成長後には腐食する耐腐食調整繊維を用
いて前記第2ネットを形成する場合には、この第2ネッ
トを前記第1ネットと共に腐食させて土に同質化させる
ことが可能となり、前記各ネットを法面に半永久的に残
したりして公害問題を招くことなく、環境緑化に優れた
ものとできる。
【0052】さらに、前記第1及び第2ネットは、前記
表シートの外表面側に予め付設されていることから、後
でネットを敷設する従来の場合に較べ、施工性を良好と
しながら施工コストを低廉にできる。
【0053】また、前記表裏シート間に、前記植生材料
と共に内部に肥料が充填された肥料袋を介装させ、又
は、該肥料袋を前記第1,第2ネットの何れかに担持さ
せるときには、前記肥料袋内に充填された速効,緩効,
遅効性の肥料成分を前記法面で育成される植物に供給し
て、該植物を良好に成育させることができる。
【0054】さらに、前記表裏シート間に、前記植生材
料の植物種子とは異なる種類の植物種子が充填された種
子袋を、前記植生材料に対し所定間隔を置いて介装させ
るときには、例えば前記植生材料に花や野草及び樹木な
ど法面の緑化復元に有用な植物種子を含有させ、一方、
前記種子袋内には牧草などの成長が早くて生命力の強い
植物種子を充填させておくことにより、前記種子袋内の
牧草種子などを早期に発芽育成させて、この牧草などで
前記法面の早期安定化を図りながら、前記種子袋の周辺
部で前記牧草などによる被圧を受けることなく、前記法
面の緑化復元に有用な樹木などの植物種子を発芽育成さ
せることができ、最終的に前記法面の樹木などによる緑
化復元を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる植生マットの一例を示す斜断面
図である。
【図2】他の実施例を示す斜断面図である。
【図3】表シートを拡大した概略的な斜視図である。
【図4】本発明にかかる植生マットの製造例を示す工程
図である。
【図5】施工例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,2…表裏シート、5…植生材料、7…第1ネット、
8…第2ネット、9…肥料袋、10…種子袋。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも部分的に分解可能とされた表
    裏シート間に、土壌改良剤や有機質材などの一種以上と
    植物種子とから成る植生材料を介装させて、前記表裏シ
    ートの少なくとも面部間を結合することにより、これら
    表裏シートで前記植生材料を包被すると共に、前記表シ
    ートの外表面側に、植物種子の発芽成育可能な小さな目
    合いをもち、前記表裏シート間に介装される前記植生材
    料の流亡を阻止する腐食性繊維から成る第1ネットを付
    設し、また、該第1ネットの外表面側に、植物成長時に
    植物幹部に絡まない大きな目合いをもつ耐腐食性繊維か
    ら成る第2ネットを付設していることを特徴とする植生
    マット。
  2. 【請求項2】 前記第1ネットの腐食性繊維が腐食調整
    繊維である請求項1に記載の植生マット。
  3. 【請求項3】 前記第2ネットの耐腐食性繊維が耐腐食
    調整繊維である請求項1に記載の植生マット。
  4. 【請求項4】 表裏シート間に、植生材料と共に内部に
    肥料が充填された肥料袋を介装させ、又は、該肥料袋を
    第1,第2ネットの何れかに担持させている請求項1記
    載の植生マット。
  5. 【請求項5】 表裏シート間に、植生材料の植物種子と
    は異なる種類の植物種子が充填された種子袋を、前記植
    生材料に対し所定間隔を置いて介装させている請求項1
    記載の植生マット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09151458A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Nisshoku Corp 植生用マットおよびその施工方法

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JPH09151458A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Nisshoku Corp 植生用マットおよびその施工方法

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