JPH0614533B2 - 半導体集積回路の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路の製造方法

Info

Publication number
JPH0614533B2
JPH0614533B2 JP60155457A JP15545785A JPH0614533B2 JP H0614533 B2 JPH0614533 B2 JP H0614533B2 JP 60155457 A JP60155457 A JP 60155457A JP 15545785 A JP15545785 A JP 15545785A JP H0614533 B2 JPH0614533 B2 JP H0614533B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
oxide film
forming
regions
integrated circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60155457A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6216558A (ja
Inventor
博文 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP60155457A priority Critical patent/JPH0614533B2/ja
Publication of JPS6216558A publication Critical patent/JPS6216558A/ja
Publication of JPH0614533B2 publication Critical patent/JPH0614533B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、同一半導体基板内にバイポーラトランジスタ
とMOSトランジスタを形成する半導体集積回路の製造
方法に関するものである。
従来の技術 バイポーラトランジスタとCMOS(相補形MOS)ト
ランジスタの単一の半導体基板内に集積化した従来の半
導体集積回路は、第2図に示すような工程流れ図に従っ
て形成されていた。以下、第2図を参照して従来の半導
体集積回路の構造とその製造方法について説明する。
まず、n形埋め込み領域2、21そよびp形埋め込み領
域3、31が選択的に形成されたp形単結晶シリコン基
板1の上に、n形シリコンエピタキシャル層4を形成
し、p形不純物の拡散でp形埋め込み領域3の上にはこ
れに繋がるp形分離領域5を、p形埋め込み領域31の
上にはこれに繋がるpウエル領域6を形成する。このの
ち、選択酸化法によりMOSトランジスタ間を分離する
ための領域に厚いシリコン酸化膜7を形成した後に、表
面にMOSトランジスタ用のゲート酸化膜となる薄いシ
リコン酸化膜8を形成し、さらに、この上にポリシリコ
ン等の導電膜を選択的に形成してゲート電極9を形成す
る。なお、図中A,BおよびCで示す領域はNPNトラ
ンジスタ、PチャンネルMOSトランジスタおよびNチ
ャンネルMOSトランジスタを形成する領域である。
(第2図a)。
次に、ボロンを選択的にイオン注入して、領域BにPチ
ャンネルMOSトランジスタのソース領域10およびド
レイン領域101を形成し、また、領域BとCと間にガ
ードバンド領域11を形成する。この処理で形成したソ
ース領域10とドレイン領域101のシート抵抗は、5
0〜150Ω/□である(第2図b)。
さらに、領域Aにボロンを選択的にイオンを注入し、ベ
ース領域12を形成する。このベース領域12のシート
抵抗は、バイポーラトランジスタの高速化を実現するこ
とを意図し、PチャンネルMOSトランジスタのソース
およびドレイン領域のシート抵抗よりも高い200〜1
000Ω/□に設定されている。(第2図c)。
次に、砒素あるいはリンを選択的にイオン注入して領域
Aにエミッタ領域13とコレクタコンタクト領域14を
形成し、また、領域CのNチャンネルMOSトランジス
タのソース領域15およびドレイン領域151を形成す
る(第2図d)。
最後に、層間絶縁膜となるPSG膜16を表面に形成し
た後、コンタクト窓を開け、この部分にアルミニウム電
極17を形成する(第2図e)。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の製造方法では、PチャンネルMOSト
ランジスタのソースおよびドレイン領域と、NPNトラ
ンジスタのベース領域のシート抵抗を異らせるため、ボ
ロンイオンの注入を分離している。このため、半導体集
積回路の製造工程が複雑となる問題があった。
問題点を解決するための手段 本発明の半導体集積回路の製造方法は、一導電形の半導
体基板上に、これとは逆導電形の第1および第2の領域
を分離して形成する工程と、前記半導体基板の表面にゲ
ート酸化膜を形成したのち、前記第2の領域上に位置す
る前記ゲート酸化膜の上にゲート電極を形成する工程
と、前記第1の領域内に同領域と同一導電形の不純物を
イオン注入して高不純物濃度のエミッタ領域を形成する
工程と、前記半導体基板の表面を熱酸化し、前記エミッ
タ領域上を覆うゲート酸化膜相当の薄い酸化膜の厚みを
選択的に厚くする工程と、前記半導体基板と同一導電形
の不純物をイオン注入し、前記第1の領域内にベース領
域を、前記第2の領域内にソースおよびドレイン領域を
形成する工程とを備えたものである。
作用 この製造方法によれば、バイポーラトランジスタのベー
ス領域とMOSトランジスタのソースおよびドレイン領
域を同一の工程で形成することができる。
また、ベース領域を、活性ベース領域とベースコンタク
ト領域を備えた、いわゆるグラフトベース構造にするこ
ともできる。
実施例 本発明の半導体集積回路の製造方法の実施例を第1図の
工程流れ図を参照して説明する。
まず、P形単結晶シリコン基板1の中に、アンチモンあ
るいは砒素を選択的にドープしてn形埋め込み領域2、
21を形成する。次に、ボロンを選択的にドープしてp
形埋め込み領域3、31を形成する。なお、図中A、B
およびCで示す領域は第1図と同様NPNトランジス
タ、PチャンネルMOSトランジスタおよびNチャンネ
ルMOSトランジスタを形成する領域である(第1図
a)。
次いで、表面全体に比抵抗が0.5〜10Ωcmのn形シ
リコンエピタキシャル層4を成長させる(第1図b)。
この後、p形埋め込み領域3と31に対応するn形エピ
タキシャル層表面部分に、ボロンを選択的にドープし
て、p形埋め込み領域3の上にはこれに繋がる分離領域
5を形成し、またp形埋め込み領域31の上にはNチャ
ンネルMOSトランジスタを形成するためのpウエル領
域6を形成する(第1図c)。
次に、選択酸化法により、領域BとCの表面に厚いシリ
コン酸化膜7を形成する。この後、シリコン酸化膜を選
択的に除いて、シリコン表面を部分的に露出させる(第
1図d)。
つづいて、表面にゲート酸化膜となる薄いシリコン酸化
膜8を形成し、さらに、このゲート酸化膜の上にポリシ
リコン等のゲート電極9を形成する(第1図e)。
次に、表面にレジスト膜(図示せず)を塗布した後、こ
のレジスト間の所定の領域に開口を設け、砒素あるいは
リンをイオン注入し、領域Aにはn+形のエミッタ領域1
3およびコレクタコンタクト領域14を、領域Bにはn+
形のボトムゲートコンタクト領域18を、そして領域C
にはn+形のソース領域15およびドレイン領域151を
形成する(第1図f)。
次に、基板表面を熱酸化法で酸化する。ところで、前記
のn+形拡散領域13、14、15、18は高不純物濃度
であり、その他の領域は低不純物濃度のn形シリコンエ
ピタキシャル層4である。シリコン基板の酸化速度は不
純物濃度が高いほど速く、したがって、n+形拡散領域1
3、14、15、18の上には、n形シリコンエピタキシャル
層4の上よりも厚くシリコン酸化膜8が形成される。
つづいて、レジスト膜を塗布した後、レジスト膜の所定
領域に開口を設け、ボロンをイオン注入し、領域Aには
ベース領域12を、領域BにはPチャンネルMOSトラ
ンジスタのソース領域10およびドレイン領域101
を、また、領域BとCの間には、ガードバンド領域11
を形成する(第1図g)。
なお、エミッタ領域13の上のシリコン酸化膜の厚み
は、周囲のシリコン酸化膜の厚みより大であり、ベース
を形成すると、エミッタ直下の活性ベース領域の低不純
物濃度で、エミッタ領域の周囲のベースコンタクト領域
が高不純物濃度のグラフトベース構造が形成される。一
方、領域Bのソース領域10およびドレイン領域101
上のシリコン酸化膜の厚みは、エミッタ領域13の上の
シリコン酸化膜の厚みより小さいため、ソース領域およ
びドレイン領域の不純物濃度を活性ベース領域よりも高
くすることができる。
最後に、層間絶縁膜となるPSG膜15を形成した後、
コンタクト窓を開口し、この部分にアルミニウム電極1
7を形成する(第1図h)。
発明の効果 本発明の半導体集積回路の製造方法によれば、NPNト
ランジスタの電流増幅率を高め、ベース広がり抵抗を小
さくすることが可能なベース領域と、pチャンネルMO
Sトランジスタのオン抵抗を小さくできるソース領域お
よびドレイン領域を、同一の工程で形成することができ
るため、製造工程を簡素化する効果が奏され、経済的効
果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による半導体集積回路の製造方
法を示す工程流れ図、第2図は従来の半導体集積回路を
製造方法を示す工程流れ図である。 1……p形単結晶シリコン基板、2、21……n形埋め
込み領域、3、31……p形埋め込み領域、4……n形
シリコンエピタキシャル層、5……分離領域、6……p
ウエル領域、7……厚いシリコン酸化膜、8……シリコ
ン酸化膜、9……ゲート電極、10……PチャンネルM
OSトランジスタのソース領域、101……Pチャンネ
ルMOSトランジスタのドレイン領域、11……ガード
バンド領域、12……ベース領域、13……エミッタ領
域、14……コレクタコンタクト領域、15……Nチャン
ネルMOSトランジスタのソース領域、151……Nチ
ャンネルMOSトランジスタのドレイン領域、16……
PSG膜、17……アルミニウム電極、18……Pチャ
ンネルMOSトランジスタのボトムゲートコンタクト領
域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一導電形の半導体基板上に、これとは逆導
    電形の第1および第2の領域を分離して形成する工程
    と、前記半導体基板の表面にゲート酸化膜を形成したの
    ち、前記第2の領域上に位置する前記ゲート酸化膜の上
    にゲート電極を形成する工程と、前記第1の領域内に同
    領域と同一導電形の不純物をイオン注入して高不純物濃
    度のエミッタ領域を形成する工程と、前記半導体基板の
    表面を熱酸化し、前記エミッタ領域上を覆うゲート酸化
    膜相当の薄い酸化膜の厚みを選択的に厚くする工程と、
    前記半導体と同一導電形の不純物をイオン注入し、前記
    第1の領域内にベース領域を、前記第2の領域内にソー
    スおよびドレイン領域を形成する工程とを有することを
    特徴とする半導体集積回路の製造方法。
JP60155457A 1985-07-15 1985-07-15 半導体集積回路の製造方法 Expired - Lifetime JPH0614533B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60155457A JPH0614533B2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15 半導体集積回路の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60155457A JPH0614533B2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15 半導体集積回路の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6216558A JPS6216558A (ja) 1987-01-24
JPH0614533B2 true JPH0614533B2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=15606462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60155457A Expired - Lifetime JPH0614533B2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15 半導体集積回路の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614533B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6216558A (ja) 1987-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3431467B2 (ja) 高耐圧半導体装置
JPH04226066A (ja) Bicmos装置及びその製造方法
JPS6080267A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JP2590295B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH0645532A (ja) 自己整合型ウエルタップを有するbicmos装置及びその製造方法
US5506158A (en) BiCMOS process with surface channel PMOS transistor
JPH04226064A (ja) 半導体装置用の相互接続体及びその製造方法
JP2776350B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JP2509690B2 (ja) 半導体装置
JP2953425B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3273681B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0831542B2 (ja) BiCMOS電界効果トランジスタの製造方法
JP2504567B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0351309B2 (ja)
JP2575876B2 (ja) 半導体装置
JPH0614533B2 (ja) 半導体集積回路の製造方法
JP2573319B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH067556B2 (ja) Mis型半導体装置
JP2822500B2 (ja) 半導体集積回路の製造方法
JP2581548B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6020571A (ja) 半導体装置
JP2708764B2 (ja) 半導体集積回路およびその製造方法
JP3351193B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH056961A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3040211B2 (ja) 半導体集積回路の製造方法