JPH06145122A - マレアミン酸誘導体およびその用途 - Google Patents

マレアミン酸誘導体およびその用途

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JPH06145122A
JPH06145122A JP32131592A JP32131592A JPH06145122A JP H06145122 A JPH06145122 A JP H06145122A JP 32131592 A JP32131592 A JP 32131592A JP 32131592 A JP32131592 A JP 32131592A JP H06145122 A JPH06145122 A JP H06145122A
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alkyl
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halogen
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JP32131592A
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Masanori Kohara
正則 古原
Hideo Takahashi
英雄 高橋
Yasuhiro Hidaka
靖浩 日高
Naoki Kumagai
直喜 熊谷
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Welfide Corp
Original Assignee
Welfide Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (1) 【化1】 (X1 、X2 は水素またはハロゲン、Rはアルキル、シ
クロアルキル、フェニル、ベンジル等、Aは水酸基また
は−NHRを示す。)により表されるマレアミン酸誘導
体およびその金属塩、(2)本化合物を含有する水中防
汚剤、(3)本化合物を含有する防菌防カビ剤。 【効果】 本発明のマレアミン酸誘導体およびその金属
塩は、低公害性で水棲汚損生物に対して長期間にわたり
防汚効果を示し、さらに、カビ、細菌、木材腐朽菌に対
し抗菌活性を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、養殖または定置用の漁
網、およびこれらに使用される浮き子、ロープなどの資
材、さらに船底、水中構築物などに対して、水棲汚損生
物の付着を防止するための重金属を含まない低公害性の
水中防汚組成物の防汚成分、さらにカビ、細菌、木材腐
朽菌に対する抗菌活性成分として有用な新規なマレアミ
ン酸誘導体およびその金属塩、および当該化合物を含有
する水中防汚剤および防菌防カビ剤に関する。
【0002】
【従来の技術】養殖または定置用の漁網類や船底、水中
構築物などは海中に長期間保持されるために、海藻類、
フジツボ、セルプラ、コケムシ、軟体動物類などの海棲
汚損生物の付着が激しく、これらの経済的運用を妨げて
おり、それらの保守に多大の労力と費用をかけているの
が現状である。
【0003】この対策として種々の研究、提案がなされ
ているが、実用的には一連の有機錫化合物や亜酸化銅が
有効であることが知られている。しかし、これらの有機
錫化合物は概して毒性が強く、これらを含有する商品を
不用意に取り扱うと取扱者に障害を及ぼす恐れがあり、
また環境対策上好ましくないなどの欠点がある。亜酸化
銅は海水中に溶出して、銅イオンまたは銅化合物として
残留するため、防汚剤として実用的で、作業性のよい製
剤にすることが困難等の欠点がある。
【0004】このような理由から低公害性の水中防汚剤
の出現が望まれている。例えば、特公昭51−1084
9号公報にはベンゾチアゾール化合物を有効成分とする
水中防汚塗料が、特開昭60−38306号公報、特開
昭63−284275号公報、特公平1−11606号
公報にはテトラアルキルチウラムジスルフィド化合物と
その他の水中防汚剤化合物とを組み合わせた種々の漁網
用防汚剤、防汚塗料組成物、漁網防汚用溶液が、特公昭
61−50984号公報には3−イソチアゾロン化合物
を有効成分とする海洋構築物の汚染防止剤が、特公昭5
4−14610号公報、特開昭54−15939号公報
にはピリチオン金属塩を有効成分とする抗菌剤、水中防
汚塗料がそれぞれ開示されている。
【0005】しかし、これらの水中防汚剤は、いずれも
水中汚損生物に対する付着防止効果が弱いため、さらに
多種多用な汚損生物に対して強く、広範な防汚効果を発
揮する実用的な水中防汚剤の開発が望まれている。
【0006】また、紙、繊維、塗料、プラスチック、木
材等にカビ類、細菌類等の繁殖による劣化、腐朽が問題
となり、種々の防菌防カビ剤が使用されてきた。従来、
工業用防菌防カビ剤として有機錫系、フェノール系等の
種々の化合物が使用されてきたが、これらの化合物は高
い人体毒性、魚毒性を有し、作業環境、生活環境を著し
く悪化させ、その使用には大きな制約を受けている。
【0007】特開平4−120004号公報には、N−
(フェニル)アルキルマレイミド類を有効成分として含
有する防菌防カビ剤が、特開平4−149173号公報
には、2−(チオ置換)−N−置換マレイミド化合物を
抗菌成分として含有する抗菌剤が、特開平3−2462
05号公報には、3−ヨード−2−プロピニルブチルカ
ルバメートとテトラアルキルチウラムジスルフィド化合
物を組合せた防カビ剤が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は低公害性で、
しかも多種多様の付着生物に対し、すぐれた付着防止効
果を示し、また、広範囲の微生物に対して優れた抗菌活
性を有する新規な化合物、および当該化合物を含有する
水中防汚剤および防菌防カビ剤を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
従来の水中防汚剤、防菌防カビ剤の諸欠点を除き、低毒
性で環境汚染のおそれが少ない安全性の高い、作業性の
よい水中防汚塗料および防菌防カビ剤を鋭意研究の結
果、ある種のマレアミン酸誘導体およびその金属塩が海
棲汚損生物に対して優れた防汚効果を、さらにカビ、細
菌、木材腐朽菌に対して優れた抗菌活性を有することを
見い出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発
明は(1)一般式
【0010】
【化13】
【0011】(式中、X1 、X2 は同一または異なって
それぞれ水素またはハロゲンを、Rはアルキル、シクロ
アルキル、式
【0012】
【化14】
【0013】または式
【化15】
【0014】(式中、R1 、R2 、R3 は同一または異
なってそれぞれ水素、ハロゲンまたはアルキルを、
4 、R5 は同一または異なってそれぞれ水素またはア
ルキルを示す。)を示し、Aは水酸基または式 −NHR (式中、Rは前記と同義である。)を示す。)により表
されるマレアミン酸誘導体およびその金属塩、(2)一
般式
【0015】
【化16】
【0016】(式中、各記号は前記1と同義である。)
により表される化合物およびその金属塩を含有すること
を特徴とする水中防汚剤、(3)一般式
【0017】
【化17】
【0018】(式中、各記号は前記1と同義である。)
により表される化合物およびその金属塩と、(i)2−
(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール、(ii)テ
トラクロロイソフタロニトリル、(iii)一般式
【0019】
【化18】
【0020】(式中、R6 は炭素数1〜4個のアルキル
を、pは1または2を示す。)により表される化合物の
1種以上、(iv)一般式
【0021】
【化19】
【0022】(式中、R7 は炭素数1〜4個のアルキル
を、M1 は亜鉛、マンガン、銅、鉄、ニッケルの水不溶
性金属塩を形成する金属を示し、nは2または3を示
す。)により表される水不溶性ジチオカルバミン酸塩の
1種以上、(v)一般式
【0023】
【化20】
【0024】
【化21】
【0025】(式中、R8 、R9 は炭素数1〜4個のア
ルキルを、M2 は亜鉛、マンガン、銅、ニッケルの水不
溶性金属塩を形成する金属を示す。)により表される水
不溶性ジチオカルバミン酸塩の1種以上、(vi)一般式
【0026】
【化22】
【0027】(式中、M1 、nは前記と同義である。)
により表される水不溶性ピリチオン金属塩の一種以上、
(vii)2,2’−ジチオビス(ピリジン−N−オキシ
ド)、(viii)一般式
【0028】
【化23】
【0029】〔式中、X3 、X4 は同一または異なって
水素、ハロゲンまたは炭素数1〜4個のアルキルを示し
(ただし、X3 およびX4 の少なくとも1つはハロゲン
であり、さらにX3 およびX4 の1つがハロゲン以外で
あるとき、UV法で測定した化合物の溶解度は0.5〜
500ppmである)、Yは(a)炭素数1〜18個の
非置換アルキル、(b)少なくとも1個の水素がハロゲ
ン、ヒドロキシ、シアノ、アルキルアミノ、ジアルキル
アミノ、フェニルアミノ、ハロフェニルアミノ、カルボ
キシ、アルコキシカルボニル、アルコキシ、アリールオ
キシ、モルホリノ、ピペリジノ、ピロリドニル、カルバ
モイルオキシまたはイソチアゾロニルによって置換され
た置換アルキル(ただし、その置換アルキル中の炭素の
総数は18個を越えない)、(c)炭素数2〜18個の
非置換アルケニルまたはハロ置換アルケニル、(d)炭
素数2〜18個の非置換アルキニルまたはハロ置換アル
キニル、(e)環構成炭素数3〜6個の炭化水素環を有
し、総炭素数が12個までの非置換シクロアルキルまた
はアルキル置換シクロアルキル、(f)アラルキル中の
総数が10個を越えない非置換アラルキルまたはハロゲ
ン、低級アルキルもしくは低級アルコキシで置換された
アラルキルまたは(g)アリール中の炭素の総数が10
個を越えない非置換アリールまたはハロゲン、フェノキ
シ、ヒドロキシ、トリハロメチル、ニトロ、低級アルキ
ル、低級アルコキシもしくは低級アルコキシカルボニル
で置換されているアリールを示す〕により表されるイソ
チアゾロン化合物の1種以上から選ばれる(i)〜(vi
ii)の化合物の1種以上を有効成分として含有すること
を特徴とする水中防汚剤、(4)(i)一般式 R10−(S)m −R10 (I) (式中R10は炭素数1〜20個のアルキルを示し、mは
2〜10の整数を示す。)により表される化合物の1種
以上、(ii)平均分子量が200〜1000を有するポ
リブテンの1種以上、(iii)パラフィン類の1種以上お
よび(iv)ワセリンから選ばれる(i)〜(iv)の1種
以上を溶出調整剤として含有することを特徴とする前記
(2)または(3)記載の水中防汚剤、(5)一般式
【0030】
【化24】
【0031】(式中、各記号は前記1と同義である。)
により表される化合物およびその金属塩を含有すること
を特徴とする防菌防カビ剤に関する。本発明化合物にお
いて、マレアミン酸化合物の金属塩とは、一般式
【0032】
【化25】
【0033】(式中、M3 はリチウム、ナトリウム、カ
リウム、亜鉛、マンガン、銅、鉄、ニッケルを、n’は
1〜3の整数を示し、X1 、X2 、Rは前記と同義であ
る。)により表される化合物を示し、以下、マレアミン
酸化合物を化合物(I)、マレアミン酸金属塩を化合物
(II)、ジアミド化合物を化合物(III)、一般式(I)
の化合物を化合物(IV)で示す。
【0034】本明細書中、ハロゲンとはフッ素、塩素、
臭素、ヨウ素を示し、アルキルとは炭素数1〜20個の
直鎖または分枝鎖状のアルキルであって、例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、第3級ブチル、ペンチル、イソペンチル、第3級
ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デ
シル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシ
ル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オク
タデシル、ノナデシル、イコシル等を、炭素数1〜4個
のアルキルとは、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチルを示し、炭素
数1〜20個のアルキルは上述した通りである。
【0035】シクロアルキルとは炭素数3〜7個のシク
ロアルキルであって、シクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル等を
示し、アルキルアミノ、ジアルキルアミノにおけるアル
キルとは、炭素数1〜6個の直鎖または分枝鎖状のアル
キルであって、例えばメチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチル、ペンチ
ル、イソペンチル、第3級ペンチル、ヘキシル等を、ま
た、アルコキシおよびアルコキシカルボニルにおけるア
ルコキシとは、炭素数1〜6個の直鎖または分枝鎖状の
アルコキシであって、例えばメトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、第
3級ブトキシ、ペンチルオキシ、イソペンチルオキシ、
第3級ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ等を示す。
【0036】炭素数2〜18個の非置換アルケニルと
は、直鎖または分枝鎖状のアルケニルであって、例えば
エテニル、プロペニル、イソプロペニル、ブテニル、イ
ソブテニル、ペンテニル、イソペンテニル、ヘキセニ
ル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウ
ンデセニル、ドデセニル、トリデセニル、テトラデセニ
ル、ペンタデセニル、ヘキサデセニル、ヘプタデセニ
ル、オクタデセニル等を示す。
【0037】アリールオキシにおけるアリールとはフェ
ニル等を示し、芳香環上に1〜3個のハロゲン、水酸
基、アルキル、アルコキシ、トリフルオロメチル、シア
ノ、ニトロ、アミノから選ばれる置換基を有していても
よい。また、アラルキルとはアリール部にフェニル等
を、アルキル部に炭素数1〜6個の直鎖または分枝鎖状
のアルキルを有するアリールアルキルであって、例えば
ベンジル、フェネチル、フェニルプロピル、フェニルブ
チル、フェニルペンチル、フェニルヘキシル等を示し、
さらに、芳香環上に1〜3個のハロゲン、水酸基、アル
キル、アルコキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニト
ロ、アミノから選ばれる置換基を有していてもよい。
【0038】本発明の化合物(I)は無水マレイン酸化
合物と相当するアミン化合物を無溶媒または溶媒中、0
℃から室温、好ましくは0〜10℃で、1〜5時間反応
させることによって合成することができる。
【0039】さらに、化合物(II)の1価の金属塩は、
化合物(I)を弱アルカリ化合物(例えば炭酸リチウ
ム、重曹、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)と反応さ
せることによって、また2または3価の金属塩の場合
は、化合物(I)と金属化合物を弱アルカリ水溶液(例
えば、重曹水溶液等)中、0℃から室温、好ましくは0
℃から10℃で、1〜5時間反応させることによって合
成することができる。使用されうる金属化合物として
は、硫酸銅、硫酸亜鉛、塩化亜鉛、硫酸マンガン、塩化
マンガン、硫酸ニッケル、塩化ニッケルなどがあげられ
る。
【0040】一方、化合物(III)は無水マレイン酸化合
物を塩化チオニルなどで反応して得られた酸クロライド
とアミン化合物を溶媒中、0℃から室温、好ましくは0
〜10℃で、1〜5時間反応させることによって合成す
ることができる。溶媒としては、トルエン、キシレン、
ベンゼンなどの非極性溶媒、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシドなどの極性溶媒などがあげられる。
【0041】上記方法により得られる本発明の化合物
(I)、化合物(II)および化合物(III)とは、たとえ
ば2、3−ジクロロ−N−(2,6−ジメチルフェニ
ル)マレアミン酸、2,3−ジクロロ−N−ベンジルマ
レアミン酸、2,3−ジクロロ−N−シクロヘキシルマ
レアミン酸、N−(2,6−ジメチルフェニル)マレア
ミン酸、N−ベンジルマレアミン酸、2,3−ジクロロ
−N−ベンジルマレアミン酸リチウム、2,3−ジクロ
ロ−N−ベンジルマレアミン酸ナトリウム、2,3−ジ
クロロ−N−ベンジルマレアミン酸カリウム、2,3−
ジクロロ−N−ベンジルマレアミン酸銅、2,3−ジク
ロロ−N−ベンジルマレアミン酸亜鉛、2,3−ジクロ
ロ−N,N’−ビス(2,4−ジメチルフェニル)マレ
イン酸アミド、2,3−ジクロロ−N,N’−ビスシク
ロヘキシルマレイン酸アミド、2,3−ジクロロ−N,
N’−ビスベンジルマレイン酸アミド、2,3−ジクロ
ロ−N,N’−ビス−n−オクチルマレイン酸アミド、
2,3−ジクロロ−N,N’−ビス(α−メチルベンジ
ル)マレイン酸アミド、N,N’−ビスシクロヘキシル
マレイン酸アミド、N,N’−ビスベンジルマレイン酸
アミドなどがあげられるが、特にこれらに限定されるも
のではない。
【0042】本発明の水中防汚剤に対する化合物
(I)、化合物(II)または化合物(III)の配合量は、
適用対象物、適用環境によって任意に変更でき、特に限
定されるものではないが、通常、3〜30重量%、好ま
しくは5〜20重量%である。
【0043】本発明の化合物(I)、化合物(II)また
は化合物(III)と、2−(チオシアノメチルチオ)ベン
ゾチアゾール、テトラクロロイソフタロニトリル、一般
式〔化18〕により表される化合物の1種以上、一般式
〔化19〕、〔化20〕、〔化21〕により表されるジ
チオカルバミン酸金属塩の1種以上、一般式〔化22〕
により表される化合物の1種以上、一般式〔化23〕に
より表される化合物の1種以上から選ばれる化合物の1
種類以上を併用して水中防汚剤を調製する場合、これら
成分の配合量は3〜30重量%、望ましくは5〜20重
量%である。その各成分の混合比は、要求される防汚性
能および使用環境の条件により任意にできる。さらに既
知の有効かつ安全である有効成分を配合してもよく、種
々の汚損生物に対して一層バランスのとれた効果を期待
できる。
【0044】ここで使用されうる〔化18〕により表さ
れる化合物は、たとえばテトラメチルチウラムジスルフ
ィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトライソ
プロピルチウラムジスルフィド、テトラ−n−ブチルチ
ウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムモノスルフ
ィド、テトラエチルチウラムモノスルフィド等があげら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0045】〔化19〕により表される化合物は、たと
えばビス(ジメチルジチオカルバミン酸)亜鉛、トリス
(ジメチルジチオカルバミン酸)鉄、ビス(ジメチルジ
チオカルバミン酸)銅、ビス(ジメチルジチオカルバミ
ン酸)ニッケル、ビス(ジエチルジチオカルバミン酸)
亜鉛、ビス(ジブチルジチオカルバミン酸)亜鉛等があ
げられるが、これらに限定されるものではない。
【0046】〔化20〕により表される化合物は、たと
えばエチレンビスジチオカルバミン酸亜鉛、エチレンビ
スジチオカルバミン酸マンガン等があげられるが、これ
らに限定されるものではない。
【0047】〔化21〕により表される化合物は、たと
えばビス(ジメチルジチオカルバモイル)エチレンビス
ジチオカルバミン酸亜鉛、ビス(ジメチルジチオカルバ
モイル)エチレンビスジチオカルバミン酸マンガン等が
あげられるが、これらに限定されるものではない。
【0048】〔化22〕により表される化合物は、たと
えばピリチオン亜鉛(ジンクピリチオン,ZPT)、ピ
リチオン銅、ピリチオンマンガン、ピリチオン鉄、ピリ
チオンニッケル等があげられるが、これらに限定される
ものではない。
【0049】〔化23〕により表される化合物は、たと
えば4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−3−イソチ
アゾロン、5−クロロ−2−n−デシル−3−イソチア
ゾロン、4,5−ジクロロ−2−(4−クロロベンジ
ル)−3−イソチアゾロン、4,5−ジクロロ−2−
(4−クロロフェニル)−3−イソチアゾロン、4,5
−ジクロロ−2−n−ヘキシル−3−イソチアゾロン、
4,5−ジクロロ−2−(2−メトキシ−3−クロロフ
ェニル)−3−イソチアゾロン、4,5−ジブロモ−2
−(4−クロロベンジル)−3−イソチアゾロン、4−
メチル−5−クロロ−2−(4−ヒドロキシフェニル)
−3−イソチアゾロン、5−クロロ−2−(3,4−ジ
クロロフェニル)−3−イソチアゾロンなどがあげられ
るが、特にこれらに限定されるものではない。
【0050】また、既知の有効かつ安全である有効成分
としてはチオシアン酸第1銅、ナフテン酸銅、オレイン
酸銅、アビエチン酸銅、8−オキシキノリン銅などの銅
化合物;2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾ−ル、
2−チオシアノメチルチオベンズイミダゾール、2−
(メトキシカルボニルアミノ)ベンズイミダゾールなど
のベンズイミダゾール系化合物;2,3−ジクロロ−N
−(2,6−ジメチルフェニル)マレイミド、2,3−
ジクロロ−N−(2−メチル−6−エチルフェニル)マ
レイミド、2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジエチル
フェニル)マレイミド、2,3−ジクロロ−N−(2,
6−ジイソプロピルフェニル)マレイミド、2,3−ジ
クロロ−N−(2−エチル−6−n−ブチルフェニル)
マレイミド、2−ブロモ−N−(2,6−ジメチルフェ
ニル)マレイミド、2−ブロモ−N−(2−メチル−6
−エチルフェニル)マレイミド、2−ブロモ−N−
(2,6−ジエチルフェニル)マレイミド、2,3−ジ
ブロモ−N−(2,6−ジメチルフェニル)マレイミ
ド、2,3−ジブロモ−N−(2−メチル−6−エチル
フェニル)マレイミド、2,3−ジブロモ−N−(2,
6−ジエチルフェニル)マレイミド、2−メチル−N−
(2,6−ジメチルフェニル)マレイミド、2−メチル
−N−(2−メチル−6−エチルフェニル)マレイミ
ド、2−メチル−N−(2,6−ジエチルフェニル)マ
レイミド、2,3−ジメチル−N−(2,6−ジメチル
フェニル)マレイミド、2,3−ジメチル−N−(2−
メチル−6−エチルフェニル)マレイミド、2,3−ジ
メチル−N−(2,6−ジエチルフェニル)マレイミ
ド、2,3−ジクロロ−N−ベンジルマレイミド、2,
3−ジクロロ−N−(2−クロロベンジル)マレイミ
ド、2,3−ジクロロ−N−(4−クロロベンジル)マ
レイミド、2,3−ジクロロ−N−(2−メチルベンジ
ル)マレイミド、2,3−ジクロロ−N−(4−メチル
ベンジル)マレイミド、2,3−ジクロロ−N−(2,
4−ジメチルベンジル)マレイミド、2,3−ジクロロ
−N−(3,4−ジメチルベンジル)マレイミド、2,
3−ジクロロ−N−(2,4−ジクロロベンジル)マレ
イミド、N−(2,4,6−トリクロロフェニル)マレ
イミド、2,3−ジクロロ−N−シクロヘキシルマレイ
ミド、N−(1−メトキシメチルプロピル)マレイミ
ド、N−n−オクタデシルマレイミド、N,N’−1,
12−ドデカンビスマレイミド、N,N’−4,7−ジ
オキサデカン−1,10−ビスマレイミド、N,N’−
4,9−ジオキサドデカン−1,12−ビスマレイミ
ド、N,N’−3,6,9,12−テトラオキサテトラ
デカン−1,14−ビスマレイミド、N−ネオペンタノ
ールマレイミド、N,N’−1,6−ヘキサンビスマレ
イミド、N,N’−7−メチル−4,10−ジオキサト
リデカン−1,13−ビスマレイミド、N−シクロヘキ
シルマレイミド、N−オクチルマレイミド、N−t−イ
コシルマレイミド、N,N’−ネオペンタンビスマレイ
ミド、N,N’−1,12−ドデカンビスマレイミド、
N,N’−4,7,10−トリオキサトリデカン−1,
13−ビスマレイミド、ビス(3−N−マレイミドプロ
ピル)ポリテトラヒドロフラン、一般式
【0051】
【化26】
【0052】(式中、a=5.6もしくは33.1であ
り、それぞれBMI・D−400、BMI・D−200
0と略記する。)により表されるBMI・D−400、
BMI・D−2000、一般式
【0053】
【化27】
【0054】(式中、x,y,zはいずれも1以上の数
で、x+y+z≒5.3であり、TMI・T−403と
略記する。)により表されるTMI・T−403、N,
N’−1,12−ドデカンビス−3’,4’−ジクロロ
マレイミド、N,N’−4,7−ジオキサデカン−1,
10−ビス−3’,4’−ジクロロマレイミド、一般式
【0055】
【化28】
【0056】により表される化合物で、a=2.6およ
び5.6の化合物、一般式
【0057】
【化29】
【0058】(式中、x,y,zはいずれも1以上の数
で、x+y+z≒5.3である。)により表される化合
物、N−ベンジルマレイミド、N−(2,4,6−トリ
メチルフェニル)マレイミド、2,3−ジクロロ−N−
(2,4,6−トリメチルフェニル)マレイミド、N−
フェネチルマレイミド、2,3−ジクロロ−N−フェネ
チルマレイミドなどのマレイミド系化合物;5−クロロ
−2,4−ジフルオロ−6−メトキシイソフタロニトリ
ル、テトラフルオロイソフタロニトリルなどのニトリル
系化合物;2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチ
ルスルホニル)ピリジン、2,3,6−トリクロロ−4
−プロピルスルホニルピリジン、2,6−ジクロロ−
3,5−ジシアノ−4−フェニルピリジンなどのピリジ
ン系化合物;2,4−ジクロロ−6−(o−クロロアニ
リノ)−s−トリアジン、2−クロロ−4−メチルアミ
ノ−6−イソプロピルアミノ−s−トリアジン、2−ク
ロロ−4,6−ビス(エチルアミノ)−s−トリアジ
ン、2−メチルチオ−4,6−ビス(エチルアミノ)−
s−トリアジン、2−メチルチオ−4−エチルアミノ−
6−イソプロピルアミノ−s−トリアジンなどのトリア
ジン系化合物;3−(3,4−ジクロロフェニル)−
1,1−ジメチル尿素、3−(3,4−ジクロロフェニ
ル)−1−メトキシ−1−メチル尿素、1−(2−メチ
ルシクロフェニル)−3−フェニル尿素などの尿素系化
合物;2−アミノ−3−クロロ−1,4−ナフトキノ
ン、2,3−ジクロロ−1,4−ナフトキノン、2,3
−ジシアノ−1,4−ジチアノアントラキノンなどのキ
ノン系化合物;N−トリクロロメチルチオテトラヒドロ
フタルイミド、N−トリクロロメチルチオフタルイミ
ド、N−フルオロジクロロメチルチオフタルイミド、
N,N’−(4,7−ジオキサデカン)−1,10−ビ
ス−3’,6’−エンドメチレン−1’,2’,3’,
6’−テトラヒドロフタルイミド、N,N’−(1,1
2−ドデカン)ビス−3’,6’−エンドメチレン−
1’,2’,3’,6’−テトラヒドロフタルイミド、
N,N’−(4,7−ジオキサデカン)−1,10−ビ
ス−3’−メチル−1’,2’,3’,6’−テトラヒ
ドロフタルイミドなどのフタルイミド系化合物;トリク
ロロメチルチオメタンスルホン−p−クロロアニリドな
どのアニリド系化合物;メチレンビスチオシアネート、
エチレンビスチオシアネート、フェニルイソチオシアネ
ート、ベンジルイソチオシアネート、アリルイソチオシ
アネート、3,4−ジクロロフェニルイソチオシアネー
トなどの(イソ)チオシアネート系化合物などがあげら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0059】本発明の水中防汚剤は、前記したように溶
出調整剤を配合させることもできる。溶出調整剤として
使用される化合物(IV)は、たとえばジエチルペンタス
ルフィド、ジプロピルテトラスルフィド、ジ第3級ブチ
ルジスルフィド、ジ第3級ブチルテトラスルフィド、ジ
第3級アミルテトラスルフィド、ジ第3級ノニルペンタ
スルフィド、ジ第3級ドデシルペンタスルフィド、ジノ
ナデシルテトラスルフィドなどがあげられるが、特にこ
れらに限定されるものではない。また、それらの混合物
であってもよい。
【0060】また、溶出調整剤の平均分子量が200〜
1000を有するポリブテンは、たとえば日本石油株式
会社の商品で、商品名がLV−5、LV−10、LV−
25、LV−50、V−100、HV−15、HV−3
5、HV−50、HV−100などがあげられるが、特
にこれらの商品に限定されるものではない。また、それ
らの混合物であってもよい。
【0061】また、パラフィン類は、たとえば、流動パ
ラフィン、パラフィンワックス、塩化パラフィンなどが
あげられるが、特にこれらに限定されるものではない。
また、それらの混合物であってもよい。さらに、ワセリ
ンは、白色ワセリン、黄色ワセリンがあげられる。
【0062】溶出調整剤として使用される化合物(I
V)、ポリブテン、パラフィン類およびワセリンから選
ばれる化合物の1種類以上を含有する水中防汚剤におい
て、3〜20重量%、望ましくは5〜10重量%であ
る。その各溶出調整剤の混合比は、各有効成分の使用条
件により任意にできる。また、ポリブタジエン樹脂を配
合することもできる。
【0063】本発明の水中防汚剤は、一般には溶液、塗
料の形態で使用され、通常の方法で容易に製造できる。
たとえば、漁網用防汚剤は化合物(I)、化合物(II)
または化合物(III)単独または化合物(I)、化合物
(II)または化合物(III)と2−(チオシアノメチルチ
オ)ベンゾチアゾール、テトラクロロイソフタロニトリ
ル、一般式〔化18〕により表される化合物の1種以
上、一般式〔化19〕、〔化20〕、〔化21〕により
表されるジチオカルバミン酸金属塩の1種以上、一般式
〔化22〕により表される化合物の1種以上、一般式
〔化23〕により表される化合物の1種以上から選ばれ
る化合物の1種類以上、溶出調整剤として化合物(I
V)、ポリブテン、パラフィン類およびワセリンから選
ばれる1種以上に樹脂を加えて、溶剤で溶解すればよ
い。ここで、使用される樹脂は、たとえば、ロジン樹
脂、アクリル樹脂、ポリブテン樹脂、塩化ゴム樹脂、塩
化ビニル樹脂、アルキッド樹脂、クマロン樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル樹脂などがあげられる。また、溶剤とし
ては、キシレン、ソルベントナフサ、プソイドクメン、
ブタノール、イソプロピルアルコール、メチルイソブチ
ルケトン、メチルエチルケトン、アセトン、酢酸ブチ
ル、ジエチルベンゼン、トリエチルベンゼン、メシチレ
ン、トルエン、アルキルセロソルブ(メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブなど)などがあげられる。
【0064】また、船底用防汚塗料として使用する場合
は、さらに体質顔料を加えて、ボールミルで粉砕混合す
ればよく、体質顔料として亜酸化銅、弁柄、タルク、硫
酸バリウムおよび可塑剤としてトリクレジルホスフェー
ト、ジオクチルフタレートなどを加えて塗料の形態で使
用できる。
【0065】本発明化合物を防菌防カビ剤として使用す
る場合、単独で適用してもよく、必要に応じて通常使用
される担体等と混合し、さらに適宜な補助剤を配合して
水溶液、懸濁液、乳剤、油剤、水和剤、粉剤、粒剤、微
粒剤、錠剤、顆粒、ペースト、エアゾール等の形態で使
用することができる。
【0066】有効成分の配合量は、乳剤、水和剤等とし
ては、10〜90%程度が適当であり、粉剤、油剤等と
しては、0.1〜10%程度が適当であるが、使用目的
によってこれらの濃度を適宜増減してもよい。さらに、
本発明の薬剤は、他の防菌防カビ剤と適宜混合して使用
することもできる。
【0067】
【実施例】以下製造例、実施例を示すが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。なお、実施例中の配合は
重量%を示す。
【0068】製造例1 攪拌装置、冷却管、温度計を取り付けた500mlの四
口コルベンに2,3−ジクロロ無水マレイン酸167g
とジクロロメタン280mlを注加し、撹拌下、内温を
4±2℃で、滴下ロートよりベンジルアミン107.2
gを滴下する。滴下後、同温度で3時間反応する。析出
した結晶を瀘別し、ジクロロメタン、水で洗浄した。乾
燥すると、目的とする、2,3−ジクロロ−N−ベンジ
ルマレアミン酸225.3gの白色粉末結晶を得た。融
点105.5〜107℃。
【0069】製造例2 製造例1と同様の装置に2,3−ジクロロ無水マレイン
酸40gを加え、撹拌下、塩化チオニル285gを滴下
ロートより室温にて滴下する。滴下後、DMF1.75
gを加え、還流下、7.5時間反応する、反応後、過剰
の塩化チオニルを減圧下留去させると、粗製ジクロロマ
レオイルクロライドが得られた。次いで、攪拌装置、冷
却管、温度計を取り付けた300mlの四口フラスコ
に、トルエン180ml,ベンジルアミン25.7gを
入れ、撹拌下、内温4±1℃で、粗製ジクロロマレオイ
ルクロライド15.4gを滴下ロートより滴下し、滴下
後、同温度で2時間反応する。次ぎに氷水150mlを
注加し、30分間撹拌後、析出した結晶を濾別、水洗
後、トルエン40mlで洗浄する。得られた粗結晶を1
00mlビーカーに入れて、エタノール20mlを加
え、1時間撹拌下洗浄後、結晶を濾別し乾燥すると、目
的とする2,3−ジクロロ−N,N’−ビスベンジルマ
レイン酸アミドの白色粉末結晶13.7gが得られた。
融点169℃(分解)。
【0070】製造例3 攪拌装置、冷却管、温度計を取り付けた300mlの四
口フラスコに、製造例1で得られた2,3−ジクロロ−
N−ベンジルマレアミン酸27.4gを加え、撹拌しな
がら、内温3±℃で重曹水を滴下ロートより滴下し、内
温5±1℃で3時間反応し、不溶物を濾別し、濾液を、
攪拌装置、冷却管、温度計を取り付けた300ml四口
フラスコに加え、内温5±1℃で硫酸銅水溶液(CuS
4 ・5H2 Oを12.5g、水30g)を滴下ロート
より滴下する。同温度で2時間反応し、析出した結晶を
濾別し、水洗する。得られた結晶を室温で乾燥すると、
目的とする2.3−ジクロロ−N−ベンジルマレアミン
酸銅の青色粉末結晶27.3gが得られた。融点150
℃(分解)。
【0071】同様な方法で製造された本発明の化合物
(I)、化合物(II)および化合物(III)を下記に示
す。 化合物1:2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジメチル
フェニル)マレアミン酸
【0072】
【化30】
【0073】白色針状結晶、融点 134〜135℃ 化合物2:2,3−ジクロロ−N−ベンジルマレアミン
【0074】
【化31】
【0075】白色針状結晶、融点 105.5〜107
℃ 化合物3:2,3−ジクロロ−N−ベンジルマレアミン
酸銅
【0076】
【化32】
【0077】青色針状結晶、融点 150℃(分解) 化合物4:2,3−ジクロロ−N,N’−ビスシクロヘ
キシルマレイン酸アミド
【0078】
【化33】
【0079】白色針状結晶、融点 220℃ 化合物5:2,3−ジクロロ−N,N’−ビスベンジル
マレイン酸アミド
【0080】
【化34】
【0081】黄色針状結晶、融点 97〜99℃ 化合物6:2,3−ジクロロ−N,N’−ビス(α−メ
チルベンジル)マレイン酸アミド
【0082】
【化35】
【0083】白色結晶、融点 150℃ 実施例 本発明化合物をボールミルで粉砕混練りし、船底防汚塗
料を調製した。 処方例1 化合物1 20% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 10% ジ第3級ノニルペンタスルフィド 3% 流動パラフィン(試薬) 3% キシレン 30% 処方例2 化合物2 20% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 10% ジ第3級ノニルペンタスルフィド 3% 流動パラフィン(試薬) 3% キシレン 30% 処方例3 化合物3 20% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 10% ジ第3級ノニルペンタスルフィド 3% 流動パラフィン(試薬) 3% キシレン 30% 処方例4 化合物5 20% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 10% ジ第3級ノニルペンタスルフィド 3% 流動パラフィン(試薬) 3% キシレン 30%
【0084】処方例5 化合物2 15% 2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール 15% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィド 3% ポリブテン(HV−35) 3% キシレン 25% 処方例6 化合物3 15% 2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール 15% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィド 3% ポリブテン(HV−35) 3% キシレン 25% 処方例7 化合物4 15% 2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール 15% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィド 3% ポリブテン(HV−35) 3% キシレン 25% 処方例8 化合物3 15% テトラメチルチウラムジスルフィド 15% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% ポリブテン(LV−50) 3% 流動パラフィン(試薬) 3% キシレン 25%
【0085】処方例9 化合物5 15% テトラメチルチウラムジスルフィド 15% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% ポリブテン(LV−50) 3% 流動パラフィン(試薬) 3% キシレン 25% 処方例10 化合物6 15% テトラメチルチウラムジスルフィド 15% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% ポリブテン(LV−50) 3% 流動パラフィン(試薬) 3% キシレン 25% 処方例11 化合物2 15% テトラクロロイソフタロニトリル 15% 亜酸化銅 15% 弁柄 5% タルク 5% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% ワセリン 3% ポリブテン(LV−10) 3% キシレン 18% 処方例12 化合物3 15% テトラクロロイソフタロニトリル 15% 亜酸化銅 15% 弁柄 5% タルク 5% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% ワセリン 3% ポリブテン(LV−10) 3% キシレン 18%
【0086】処方例13 化合物4 15% テトラクロロイソフタロニトリル 15% 亜酸化銅 15% 弁柄 5% タルク 5% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% ワセリン 3% ポリブテン(LV−10) 3% キシレン 18% 処方例14 化合物5 15% テトラクロロイソフタロニトリル 15% 亜酸化銅 15% 弁柄 5% タルク 5% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% ワセリン 3% ポリブテン(LV−10) 3% キシレン 18% 処方例15 化合物1 15% 4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−3−イソチアゾロン 10% テトラエチルチウラムジスルフィド 10% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% 流動パラフィン(試薬) 3% ワセリン 3% キシレン 20% 処方例16 化合物3 15% 4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−3−イソチアゾロン 10% テトラエチルチウラムジスルフィド 10% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% 流動パラフィン(試薬) 3% ワセリン 3% キシレン 20%
【0087】処方例17 化合物6 15% 4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−3−イソチアゾロン 10% テトラエチルチウラムジスルフィド 10% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% 流動パラフィン(試薬) 3% ワセリン 3% キシレン 20% 処方例18 化合物3 20% ジンクピリチオン 15% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィド 3% ワセリン 3% キシレン 20% 処方例19 化合物4 20% ジンクピリチオン 15% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィド 3% ワセリン 3% キシレン 20% 処方例20 化合物5 20% ジンクピリチオン 15% 弁柄 15% タルク 3% 硫酸バリウム 5% ロジン樹脂 11% 塩化ゴム樹脂 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィド 3% ワセリン 3% キシレン 20%
【0088】
【発明の効果】
実験例1 本発明実施例の船底防汚塗料を予め防錆塗料を塗布した
試験鋼板に刷毛で均一に2回塗布して風乾した。得られ
た試験鋼板を和歌山県紀伊田辺湾内の深度1.5mの海
中に平成2年8月から1年間浸海保持し、2ケ月毎に各
試験鋼板について汚損生物の付着状況を調査した。 比較例 亜酸化銅 40% 弁柄 8% タルク 5% ロジン樹脂 10% 塩化ゴム樹脂 6% トリクレジルホスフェート 3% キシレン 28% 結果を表1に示す。表中の数字は汚損生物付着面積パ−
セントを表す。
【0089】
【表1】 表 1 ──────────────────────────────────── 経日(月) 2 4 6 8 10 12 ──────────────────────────────────── 処方例 1 0 0 0 0 5 10 処方例 2 0 0 0 0 0 5 処方例 3 0 0 0 0 0 5 処方例 4 0 0 0 0 5 10 処方例 5 0 0 0 0 5 10 処方例 6 0 0 0 0 0 5 処方例 7 0 0 0 5 10 20 処方例 8 0 0 0 0 0 5 処方例 9 0 0 0 0 0 5 処方例10 0 0 0 0 5 10 処方例11 0 0 0 0 0 5 処方例12 0 0 0 0 0 5 処方例13 0 0 0 0 10 15 処方例14 0 0 0 0 5 10 処方例15 0 0 0 0 0 5 処方例16 0 0 0 0 0 5 処方例17 0 0 0 0 5 10 処方例18 0 0 0 0 0 5 処方例19 0 0 0 5 10 25 処方例20 0 0 0 0 0 5 ──────────────────────────────────── 比較例 0 0 20 35 65 95 ──────────────────────────────────── 無塗装 80 100 ────────────────────────────────────
【0090】以上、表1に示した通り、本発明は持続性
のある実用的な効果を示すと共に、毒性も低い、安全性
の高い防汚塗料を提供できることが判明した。
【0091】実験例2 本発明化合物は、アスペルギルス ニガー(Aspergillu
s niger)、ペニシリウム シトリナム(Penicillium
citrinum )、スタフィロコッカス アウレウス(Stap
hylococus aureus )、コリオラス ベルシカラー(Co
riolus versicolor)、チロマイセス パルストリス
(Tyromyces palustris)等のカビ、細菌、木材腐朽菌
に対して抗菌活性を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】(式中、x,y,zはいずれも1以上の数
で、x+y+z≒5.3である。)により表される化合
物、N−ベンジルマレイミド、N−(2,4,6−トリ
メチルフェニル)マレイミド、2,3−ジクロロ−N−
(2,4,6−トリメチルフェニル)マレイミド、N−
フェネチルマレイミド、2,3−ジクロロ−N−フェネ
チルマレイミドなどのマレイミド系化合物;5−クロロ
−2,4−ジフルオロ−6−メトキシイソフタロニトリ
ル、テトラフルオロイソフタロニトリルなどのニトリル
系化合物;2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチ
ルスルホニル)ピリジン、2,3,6−トリクロロ−4
−プロピルスルホニルピリジン、2,6−ジクロロ−
3,5−ジシアノ−4−フェニルピリジンなどのピリジ
ン系化合物;2,4−ジクロロ−6−(o−クロロアニ
リノ)−s−トリアジン、2−クロロ−4−メチルアミ
ノ−6−イソプロピルアミノ−s−トリアジン、2−ク
ロロ−4,6−ビス(エチルアミノ)−s−トリアジ
ン、2−メチルチオ−4,6−ビス(エチルアミノ)−
s−トリアジン、2−メチルチオ−4−エチルアミノ−
6−イソプロピルアミノ−s−トリアジンなどのトリア
ジン系化合物;3−(3,4−ジクロロフェニル)−
1,1−ジメチル尿素、3−(3,4−ジクロロフェニ
ル)−1−メトキシ−1−メチル尿素、1−(2−メチ
ルシクロヘキシル)−3−フェニル尿素などの尿素系化
合物;2−アミノ−3−クロロ−1,4−ナフトキノ
ン、2,3−ジクロロ−1,4−ナフトキノン、2,3
−ジシアノ−1,4−ジチア−1,4−ジヒドロアント
ラキノンなどのキノン系化合物;N−トリクロロメチル
チオテトラヒドロフタルイミド、N−トリクロロメチル
チオフタルイミド、N−フルオロジクロロメチルチオフ
タルイミド、N,N’−(4,7−ジオキサデカン)−
1,10−ビス−3’,6’−エンドメチレン−1’,
2’,3’,6’−テトラヒドロフタルイミド、N,
N’−(1,12−ドデカン)ビス−3’,6’−エン
ドメチレン−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロフ
タルイミド、N,N’−(4,7−ジオキサデカン)−
1,10−ビス−3’−メチル−1’,2’,3’,
6’−テトラヒドロフタルイミドなどのフタルイミド系
化合物;メチレンビスチオシアネート、エチレンビスチ
オシアネート、フェニルイソチオシアネート、ベンジル
イソチオシアネート、アリルイソチオシアネート、3,
4−ジクロロフェニルイソチオシアネートなどの(イ
ソ)チオシアネート系化合物などがあげられるが、これ
らに限定されるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 直喜 福岡県築上郡吉富町大字小祝955番地 吉 富製薬株式会社化成品研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、X1 、X2 は同一または異なってそれぞれ水素
    またはハロゲンを、Rはアルキル、シクロアルキル、式 【化2】 または式 【化3】 (式中、R1 、R2 、R3 は同一または異なってそれぞ
    れ水素、ハロゲンまたはアルキルを、R4 、R5 は同一
    または異なってそれぞれ水素またはアルキルを示す。)
    を示し、Aは水酸基または式 −NHR (式中、Rは前記と同義である。)を示す。)により表
    されるマレアミン酸誘導体およびその金属塩。
  2. 【請求項2】 一般式 【化4】 (式中、各記号は請求項1に定義された通りである。)
    により表される化合物およびその金属塩を含有すること
    を特徴とする水中防汚剤。
  3. 【請求項3】 一般式 【化5】 (式中、各記号は請求項1に定義された通りである。)
    により表される化合物およびその金属塩と、(i)2−
    (チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール、(ii)テ
    トラクロロイソフタロニトリル、(iii)一般式 【化6】 (式中、R6 は炭素数1〜4個のアルキルを、pは1ま
    たは2を示す。)により表される化合物の1種以上、
    (iv)一般式 【化7】 (式中、R7 は炭素数1〜4個のアルキルを、M1 は亜
    鉛、マンガン、銅、鉄、ニッケルの水不溶性金属塩を形
    成する金属を示し、nは2または3を示す。)により表
    される水不溶性ジチオカルバミン酸塩の1種以上、
    (v)一般式 【化8】 【化9】 (式中、R8 、R9 は炭素数1〜4個のアルキルを、M
    2 は亜鉛、マンガン、銅、ニッケルの水不溶性金属塩を
    形成する金属を示す。)により表される水不溶性ジチオ
    カルバミン酸塩の1種以上、(vi)一般式 【化10】 (式中、M1 、nは前記と同義である。)により表され
    る水不溶性ピリチオン金属塩の一種以上、(vii)2,
    2’−ジチオビス(ピリジン−N−オキシド)、(vii
    i)一般式 【化11】 〔式中、X3 、X4 は同一または異なって水素、ハロゲ
    ンまたは炭素数1〜4個のアルキルを示し(ただし、X
    3 およびX4 の少なくとも1つはハロゲンであり、さら
    にX3 およびX4 の1つがハロゲン以外であるとき、U
    V法で測定した化合物の溶解度は0.5〜500ppm
    である)、Yは(a)炭素数1〜18個の非置換アルキ
    ル、(b)少なくとも1個の水素がハロゲン、ヒドロキ
    シ、シアノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、フェ
    ニルアミノ、ハロフェニルアミノ、カルボキシ、アルコ
    キシカルボニル、アルコキシ、アリールオキシ、モルホ
    リノ、ピペリジノ、ピロリドニル、カルバモイルオキシ
    またはイソチアゾロニルによって置換された置換アルキ
    ル(ただし、その置換アルキル中の炭素の総数は18個
    を越えない)、(c)炭素数2〜18個の非置換アルケ
    ニルまたはハロ置換アルケニル、(d)炭素数2〜18
    個の非置換アルキニルまたはハロ置換アルキニル、
    (e)環構成炭素数3〜6個の炭化水素環を有し、総炭
    素数が12個までの非置換シクロアルキルまたはアルキ
    ル置換シクロアルキル、(f)アラルキル中の総数が1
    0個を越えない非置換アラルキルまたはハロゲン、低級
    アルキルもしくは低級アルコキシで置換されたアラルキ
    ルまたは(g)アリール中の炭素の総数が10個を越え
    ない非置換アリールまたはハロゲン、フェノキシ、ヒド
    ロキシ、トリハロメチル、ニトロ、低級アルキル、低級
    アルコキシもしくは低級アルコキシカルボニルで置換さ
    れているアリールを示す〕により表されるイソチアゾロ
    ン化合物の1種以上から選ばれる(i)〜(viii)の化
    合物の1種以上を有効成分として含有することを特徴と
    する水中防汚剤。
  4. 【請求項4】 (i)一般式 R10−(S)m −R10 (式中R10は炭素数1〜20個のアルキルを示し、mは
    2〜10の整数を示す。)により表される化合物の1種
    以上、(ii)平均分子量が200〜1000を有するポ
    リブテンの1種以上、(iii)パラフィン類の1種以上お
    よび(iv)ワセリンから選ばれる(i)〜(iv)の1種
    以上を溶出調整剤として含有することを特徴とする請求
    項(2)または(3)記載の水中防汚剤。
  5. 【請求項5】 一般式 【化12】 (式中、各記号は請求項1に定義された通りである。)
    により表される化合物およびその金属塩を含有すること
    を特徴とする防菌防カビ剤。 【0001】
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1995008267A1 (en) * 1993-09-24 1995-03-30 Buckman Laboratories International, Inc. Synergistic antimicrobial compositions containing 2-(thiocyanomethylthio)benzothiazole and an organic acid
WO2006095622A1 (ja) * 2005-03-08 2006-09-14 Mitsubishi Chemical Corporation 異方性色素膜用組成物、異方性色素膜及び偏光素子

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