JPH06144844A - ガラス成形装置における搬送位置決め装置 - Google Patents

ガラス成形装置における搬送位置決め装置

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JPH06144844A
JPH06144844A JP32244592A JP32244592A JPH06144844A JP H06144844 A JPH06144844 A JP H06144844A JP 32244592 A JP32244592 A JP 32244592A JP 32244592 A JP32244592 A JP 32244592A JP H06144844 A JPH06144844 A JP H06144844A
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JP
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stopper
optical glass
arm
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transfer arm
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Takahito Shirogane
孝人 白銀
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B35/00Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送アームに載置した光学ガラス素材を成形
型に対して位置決めする。 【構成】 ガラス素材を先端部に載置した搬送アーム1
2に係合当接部62を設ける。係合当接部62には、柱
状突出部63とストッパピン64を搬送アーム12の搬
送方向に突出して設ける。一方、上下成形型を設けた成
形室内で係合当接部62に対向してストッパ65を設け
る。ストッパ65には、柱状突出部63の下面を支持す
る方形切欠部67を設けるとともに、ストッパピン64
の先端部を当接するV字形切欠部66を設ける。ストッ
パピン64とV字形切欠部66を当接すると、光学ガラ
ス素材の中心軸と上下成形型の軸心が一致する。柱状突
出部63を方形切欠部67で支持すると、成形時に搬送
アームが撓むのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学ガラス素材を搬送
アームに載置支持して加熱炉および成形室内に搬入・搬
出しうるように構成してなるガラス成形装置における搬
送位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光学ガラスレンズ素材を成形可
能な粘度まで加熱軟化処理し、この加熱軟化処理した光
学ガラスレンズ素材を上下の成形型にて押圧成形すると
ともに、その後アニール処理するガラス成形装置におい
ては、光学ガラス素材を加熱炉および成形室内に搬出入
する手段として搬送アームが用いられている。かかる搬
送アームは、載置支持した光学ガラス素材を上下の成形
型間に位置決め搬送できるように構成されており、従
来、例えば、特開昭62−182122号公報では、搬
送アームにテーパーピンとストッパボルトからなる係合
当接部を設け、テーパーピンを嵌合孔に嵌合させ、かつ
ストッパボルトをストッパ板に当接させて、光学ガラス
レンズ素材の中心軸と上下型の軸心とを一致させる搬送
位置決め手段が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の搬
送位置決め手段においては、以下のような問題点があっ
た。第1に、テーパーピンを嵌合孔に嵌合させて位置決
めを行なっているため、繰り返し位置決め動作を行なう
と、当接部が摩耗し位置決め精度が悪化するとともに、
摩耗により生じた粉が光学ガラスレンズ素材上に落下
し、成形品の外観品質を悪化させるという問題が起きて
いた。第2に、光学ガラスレンズ素材の種類が変わると
成形条件、例えば光学ガラスレンズ素材の加熱軟化する
温度が変化し、搬送アームの熱膨張量差によって光学ガ
ラスレンズ素材の位置が変化するため、光学ガラスレン
ズ素材を上下成形型の軸心に一致させるには係合当接部
の位置調整を行なう必要があった。特に、多品種少量に
対応したガラス成形装置では、成形条件、例えば光学ガ
ラスレンズ素材の軟化温度に応じて設定(位置調整)す
る必要があり、大変作業性が悪いという欠点があった。
第3に、搬送アームは、上下成形型による押圧成形中、
光学ガラスレンズ素材を支持する機能も有しているが、
成形後の光学ガラスレンズを密着した成形型から離型す
る際、下方向に力がかかり、成形レンズを支持している
搬送アームにも下方向の力が作用して撓みが生じるた
め、搬送アームが壊れ易く、成形レンズの支持が不安定
となり成形後に変形が生じるという欠点があった。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みな
されたもので、成形条件によって光学ガラスレンズ素材
の加熱軟化温度が変化せしめても、きわめて容易に搬送
アームに載置支持した光学ガラスレンズ素材の停止位置
の位置決め精度を確保することができ、しかも離型時に
生じる離型力によって搬送アームが撓まず、かつ成形レ
ンズに変形を生じさせないガラス成形装置における搬送
位置決め装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、光学ガラスレンズ素材を搬送アームの先
端部に載置支持して加熱炉および成形室内の所定位置に
搬入、搬出しうるように構成してなるガラス成形装置に
おける搬送位置決め装置において、上記搬送アームの搬
送方向に突出させたストッパピンと柱状突出部を備えた
係合当接部を搬送アームに設けるとともに、上記ストッ
パピンとの当て付け部および上記柱状突出部との係合部
を備えたストッパを成形室内で上記係合当接部に対向し
て配置し、上記ストッパピンと当て付け部とを当接する
とともに上記柱状突出部と係合部とを係合せしめるよう
に構成した。
【0006】
【作用】上記構成によれば、係合当接部のストッパピン
とストッパの当て付け部とが当接され、搬送アーム上に
載置支持した光学ガラスレンズ素材の加熱軟化温度を変
化しても搬送アームの駆動方向に対する一定の位置が決
定される。これにより、光学ガラスレンズ素材の中心軸
と上下成形型の軸心とを容易に一致させることができ
る。さらに、係合当接部の柱状突出部下面とストッパの
係合部上面とを当接することにより、ストッパが係合当
接部を介して搬送アームを下方から担持する。これによ
り、成形時に生じる離型力が搬送アームに対して下方向
へ押し付ける力として作用しても、搬送アームに撓み、
変形を生じさせることなく支持することができ、安定し
た搬送精度を得ることができる。
【0007】
【実施例1】図1は、本発明の実施例1の搬送位置決め
装置を装備した光学ガラス素子成形用のガラス成形装置
の斜視図、図2は、図1の各構成の理解を容易にするた
めに断面にしたガラス成形装置の概略説明図、図3およ
び図4は、搬送位置決め装置の平面図および斜視図であ
る。
【0008】まず、図1および図2を用いて、ガラス成
形装置の概略を説明すると、ガラス成形装置1は、上下
の成形型2,3を装備した成形本体部4と、成形後のガ
ラスレンズを上下の成形型2,3から離型させるたの離
型リング駆動部5と、マガジン6上に載置された光学ガ
ラス素材7を予備加熱炉8,本加熱炉9および成形室1
0内の成形ポイント11に搬送するための搬送アーム1
2を備えた搬送アーム駆動部40と、装置基台14等よ
り構成してある。
【0009】上下の成形型2,3は、装置基台14上の
テーブル15に固定した下板16上に立設した支柱17
とこの周辺を開塞するカバー18および上板19とによ
り形成した成形室10内に配備されている。上型2は、
上板19の下面に固定したホルダー20の先端(下端)
に取付リング21を介して固定されている。一方、下型
3は、テーブル15に装備した軸受22を介して上下動
自在に支承した可動軸23の先端(上端)に取付リング
24を介して固定されている。25,26で示すのはヒ
ータである。
【0010】上下の成形型2,3には、成形後のガラス
レンズを成形型2,3からそれぞれ離型するための離型
リング27,28を遊嵌してあり、各離型リング27,
28は、駆動部5により上下動される上下のアーム2
9,30を介して離型機能が発揮されるようになってい
る。また、下型3を固定装備した可動軸23は、エンコ
ーダ31を介して回転駆動される偏心カム32により上
下駆動されるように設定されている。
【0011】搬送アーム駆動部(駆動テーブル)40
は、搬送アーム12を進退駆動するためのもので、搬送
アーム12を予備加熱炉8,本加熱炉9および成形ポイ
ント11に進退駆動可能に移動し得るように設定構成さ
れている。搬送アーム駆動部40には、搬送アーム12
を予備加熱炉8,本加熱炉9および成形ポント11方向
(搬送方向)に移動する搬送方向駆動部41と、搬送方
向と直交する方向に搬送アーム12を微小調整移動可能
な搬送直交方向駆動部51とが装備されている。搬送方
向駆動部41は、モータ43と、上記搬送方向に延設さ
れモータ42によって回転駆動されるボールネジ43
と、ボールネジ43に螺合装着され搬送方向に移動自在
なテーブル44と、テーブル44を搬送方向にガイドす
るガイド部材45とから構成されている。一方、搬送直
交方向駆動部51は、モータ52と、搬送方向に直交す
る方向に延設されモータ52によって回転駆動されるボ
ールネジ53と、ボールネジ53に螺合装着され、その
上面に搬送アーム12を固着したテーブル54と、上記
搬送方向駆動部41のテーブル44上面に固着され、テ
ーブル54を搬送直交方向にガイドするガイド部材55
とから構成されている。
【0012】次に、上記構成のガラス成形装置に装備す
る搬送位置決め装置60を図1〜図4を用いて説明す
る。搬送位置決め装置60は、搬送アーム12上に固設
した係合当接部61と、上板19に取付けて成形室11
内に設けられたストッパー65とから構成されており、
係合当接部61とストッパ65とは、互に係合、当接し
得るように配設されている。係合当接部61は、底面が
搬送アーム12上に固着され、ストッパ65と対向する
面(以下、前面という)の両側にそれぞれ突設部62
a,62aを形成したコ字状の本体部62と、突設部6
2a,62aの前面上部に一体形成され、搬送アーム1
2の搬送方向に突出して設けた角柱状の突出部63,6
3と、突出部63,63との間に設けられ、本体部62
の中央部前面において上記搬送方向に突出するように固
持したストッパピン64とから構成されている。一方、
ストッパ65は、係合当接部61と対向する面(以下、
前面という)の中央部に形成したV字形切欠部66と、
ストッパ65の前面上部でかつV字形切欠部66の両面
に形成した方形切欠部67とから構成されている。そし
て、係合当接部61と、ストッパ65とが係合、当接す
る際には、突出部63の下面が方形切欠部67の上面で
担持されるとともに、ストッパピン64の球状先端部と
V字形切欠部66の側面とが当接し、その状態において
搬送アーム12に載置支持した光学ガラス素材7の中心
軸と上下成形型2,3の軸心とが一致するように設定さ
れている。
【0013】次に、本実施例の作用を光学ガラス素子の
成形方法とともに説明する。光学ガラス素子の成形素材
である光学ガラス素材7は、ゴブ皿33を介してマガジ
ン6上に載置支持されている。マガジン6上には複数の
ゴブ皿33が載置されるようになっており、このマガジ
ン6は、供給室38内から順次予備加熱炉8内に搬送さ
れ、成形完了後のガラスレンズを載せたゴブ皿33を支
持するマガジン6は収納室39内に収納される。すなわ
ち、供給室38内から排出されたマガジン6は予備加熱
炉8内にて停止制御されるように設定してあり、マガジ
ン8上のゴブ皿33のうち、成形しようとする光学ガラ
ス素材7を載置したゴブ皿33が予備加熱炉8内の所定
位置に達すると、マガジン6を停止させ、ゴブ皿33と
ともに光学ガラス素材7を予備加熱する。
【0014】予備加熱の終了後、マガジン6上のゴブ皿
33は、図5(A)にて示すごとき搬送アーム12の先
端部に形成したゴブ皿支持部34上に移し替えられて支
持される。マガジン6上のゴブ皿33を搬送アーム12
のゴブ皿支持部34上に移し替える方法を図5(A)か
ら図5(D)に示す。すなわち、図2および図5(B)
にて示すように、マガジン6下方位置に設置したゴブ皿
突き上げ用シリンダ35駆動し、このシリンダ35のピ
ストンロッド36先端の突き上げ部37にてゴブ皿33
を一時的にマガジン6上から突き上げる。そして、マガ
ジン6の側方上部に配置してある搬送アーム12を、搬
送アーム駆動部40の搬送方向駆動部41により図5
(B)の矢印X方向に移動させ、図5(C)に示すよう
に、搬送アーム12の先端からゴブ皿支持部34に形成
した溝34aを介してピストンロッド36の軸心がゴブ
皿支持部34の軸心と同軸となる位置で停止する。その
後、ピストンロッド36を下動させ、図5(D)に示す
ように、ゴブ皿33を搬送アーム12のゴブ皿支持部3
4上に移し替える。
【0015】次に、搬送アーム駆動部40の搬送方向駆
動部41を再び作動して搬送アーム12を前進し、本加
熱炉9内で停止させ、光学ガラス素材2を転移点以上の
温度、例えば600℃以上の温度に加熱する。これによ
り、光学ガラス素材12は押圧成形可能な粘度に加熱軟
化される。
【0016】光学ガラス素材7の加熱軟化が終了した
後、さらに再度搬送方向駆動部41を作動して搬送アー
ム12を成形室10内に搬入させ、図3に示すように、
搬送アーム12上に固着した係合当接部61と成形室1
0内に配置したストッパ65とを突合わせして、搬送ア
ーム12の移動を停止する。この時、係合当接部61の
角柱状突出部63,63の下面はストッパ65の方形切
欠部67,67の上面に係合して、搬送アーム12が角
柱状突出部63,63を介してストッパ65に担持され
るとともに、係合当接部61のストッパピン64の先端
がストッパ65のV字形切欠部66の側面に当接して、
搬送アーム12上に載置した光学ガラス素材7の中心軸
と上下成形型2,3の軸心とが一致、すなわち、光学ガ
ラス素材7が成形ポイントに正確に位置決めされる。
【0017】その後、下型3を上動し、上型2とで光学
ガラス素材7を押圧して、上下型2の成形面形状を光学
ガラス素材7に反転させガラスレンズを成形する。そし
て、下型3を下動させ、離型リング27,28を介して
ガラスレンズを離型し、再び搬送アーム12上に載置し
た後、搬送アーム12を搬送方向駆動部41の作動によ
り後退して、図5(D),(C),(B),(A)の手
順によりゴブ皿33をマガジン6上に移し替え、収納室
39内に収納する。
【0018】本実施例においては、本加熱炉9内で搬送
アーム12に熱変形が生じ、搬送アーム12が伸びて
も、ストッパピン64とストッパ65のV字形切欠部6
6に当接させて、光学ガラス素材7の位置決めを行なう
ことができるため、搬送アーム12の熱変形による影響
が極めて小さくなり、光学ガラス素材7の中心軸を上下
成形型2,3の軸心に一致させることができる。また、
離型時に、下型3と成形ガラスレンズ間で下方向への離
型力が生じ、この離型力が搬送アーム12に対して下方
向に作用しても、角柱状突出部63の下面とストッパ6
5の方形切欠部67上面とが接合され、ストッパ65に
より搬送アーム12が支持された状態となっているの
で、上記離型力によって搬送アーム12に撓みが生ずる
のを防止することができる。
【0019】よって、本実施例によれば、搬送アーム1
2に載置支持された光学ガラス素材7の中心軸と上下成
形型2,3の軸心とを一致させた状態で容易に位置決め
搬送でき、数種類の光学ガラス素材を加熱軟化して成形
する際、温度条件が異なるような場合にあってもその都
度調整する必要が無く、段取り時の手間を省くことがで
きる。加えて搬送アーム12が撓まないので、搬送アー
ム12の破壊が防止でき、さらに成形レンズの変形を防
止できるので、常に安定した高精度の光学ガラス素材が
得られる。
【0020】
【実施例2】図9および図10は、本発明の搬送位置決
め装置の実施例2を示す平面図および斜視図である。本
実施例の搬送位置決め装置70は、実施例1と同様に搬
送アーム12上に固着される係合当接部61と、成形室
10内(図2参照)に配置されるストッパ71とから構
成されている。係合当接部61は、その形状、構成が実
施例1と同様に形成されており、同一部分には同一番号
を付して、その説明を省略する。一方、ストッパ71
は、係合当接部61のストッパピン64の先端に当接
し、搬送アーム12の搬送方向の位置決めを行なうため
のストッパピン当て付け面72が平面状に形成されてい
る。当て付け面72を形成する当て付け面部72aの両
側には、実施例1と同様に方形切欠部67,67が形成
され、その上面で係合当接部61の突出部63下面を担
持し得るように構成されている。
【0021】本実施例にあっては、搬送アーム12に載
置した光学ガラス素材の搬送方向の位置決めは、ストッ
パピン64の先端と当て付け面72とを当接することで
決定される。そして、当て付け面72は平面状に形成さ
れているため、ストッパピン64の先端と当接する当て
付け面72の任意位置においても上記位置決めができ
る。このため、係合当接部61とストッパ71とを、搬
送方向に対して直交する方向の相対的配置を厳密に設定
して対向配置する必要がなくなり、同方向への搬送アー
ム12の位置決めは、搬送直交方向駆動部51(図1参
照)により容易に決定することができる。その他の作用
は、実施例1と同様である。よって、本実施例によれ
ば、実施例1と同様な効果を有するとともに、より一層
簡単な構造で、成形温度が変化しても無調製の搬送位置
決めが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、光学ガ
ラスレンズ素材の加熱軟化条件が変化しても、加熱温度
に対応してその都度調整することなく搬送アームに載置
支持した光学ガラスレンズ素材の中心軸と上下成形型の
軸心とを常に一致するように容易に位置決めできるとと
もに、離型時に生じる搬送アームの撓みも極めて減少す
ることができる。これにより、安定したガラスレンズ成
形を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の搬送位置決め装置を装備し
たガラス成形装置の斜視図である。
【図2】図1のガラス成形装置の断面図である。
【図3】本発明の実施例1の搬送位置決め装置の係合し
た状態を示す平面図である。
【図4】本発明の実施例1の搬送位置決め装置の係合前
の状態を示す斜視図である。
【図5】ガラス成形装置における光学ガラス素材を搬送
アームに載置支持する工程を説明するための斜視図であ
る。
【図6】本発明の実施例2の搬送位置決め装置の係合し
た状態を示す平面図である。
【図7】本発明の実施例2の搬送位置決め装置の係合前
の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ガラス成形装置 7 光学ガラス素材 8 予備加熱炉 9 本加熱炉 10 成形室 60,70 搬送位置決め装置 61 係合当接部 63 柱状突出部 64,71 ストッパピン 65 ストッパ 66 V字形切欠部 67 方形切欠部 72 当て付け面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ガラスレンズ素材を搬送アームの先
    端部に載置支持して加熱炉および成形室内の所定位置に
    搬入、搬出しうるように構成してなるガラス成形装置に
    おける搬送位置決め装置において、上記搬送アームの搬
    送方向に突出させたストッパピンと柱状突出部を備えた
    係合当接部を搬送アームに設けるとともに、上記ストッ
    パピンとの当て付け部および上記柱状突出部との係合部
    を備えたストッパを成形室内で上記係合当接部に対向し
    て配置し、上記ストッパピンと当て付け部とを当接する
    とともに上記柱状突出部と係合部とを係合せしめるよう
    に構成したことを特徴とするガラス成形装置における搬
    送位置決め装置。
JP32244592A 1992-11-06 1992-11-06 ガラス成形装置における搬送位置決め装置 Withdrawn JPH06144844A (ja)

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