JPH0614456A - 入力回路 - Google Patents

入力回路

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JPH0614456A
JPH0614456A JP4193009A JP19300992A JPH0614456A JP H0614456 A JPH0614456 A JP H0614456A JP 4193009 A JP4193009 A JP 4193009A JP 19300992 A JP19300992 A JP 19300992A JP H0614456 A JPH0614456 A JP H0614456A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、携帯型のデイジタルオーデイオテー
プレコーダ等に適用する入力回路に関し、簡易な構成で
電源スイツチを省略しても電源を立ち上げることができ
るようにする。 【構成】本発明は、入力スイツチ11A、11B、11
C、11Dを制御回路10の入力ポートPA、PB、P
C、PD及び起動端子WPに接続し、起動端子WPの入
力結果に基づいて制御回路10を動作状態に立ち上げた
後、入力ポートPA、PB、PC、PDの入力を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題(図11) 課題を解決するための手段(図2、図5、図9及び図1
0) 作用(図2、図5、図9及び図10) 実施例 (1)全体構成(図1) (2)システム制御回路(図2〜図4) (3)メカ制御回路(図5〜図8) (4)実施例の効果 (5)第2の実施例(図9) (6)第3の実施例(図10) (7)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は入力回路に関し、例えば
携帯型のデイジタルオーデイオテープレコーダに適用し
得る。
【0003】
【従来の技術】従来、デイジタルオーデイオテープレコ
ーダ等の電子機器においては、専用の電源スイツチを操
作して電源を立ち上げた後、必要に応じて所望の操作子
を操作するようになされている。
【0004】すなわちこの種の電子機器においては、電
源スイツチを操作することにより、各回路ブロツクに電
源を供給し、システム制御回路等が動作状態に立ち上が
る。
【0005】これによりこの種の電子機器においては、
システム制御回路で各入力ポートをモニタし、ユーザの
操作子の操作を検出して全体の動作を切り換えるように
なされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の電源
スイツチを省略することができれば、その分操作パネル
の形状を小型化し得、全体形状を小型化することができ
る。さらに電源スイツチ関係の配線を省略し得、その分
全体構成を簡略化することができる。
【0007】このためには図11に示すように、微分回
路を使用して各操作子の操作を検出し、この検出結果に
基づいて電源回路を立ち上げる方法が考えられる。
【0008】すなわちこの種のデイジタルオーデイオテ
ープレコーダ1においては、再生、選局等の操作子の押
圧操作に応動してオン状態に切り換わるスイツチ2A〜
2Cを有し、この方法の場合、このスイツチ2A〜2B
を抵抗3に共通に接続して電源VCCに接続する。
【0009】さらにデイジタルオーデイオテープレコー
ダ1は、この抵抗3を微分回路4に接続すると共に、マ
イクロコンピユータでなる制御回路5の各入力ポートに
スイツチ2A〜2Cを接続する。
【0010】この状態で微分回路4は、常時オン状態に
保持される電源VCCに抵抗3と共に接続され、抵抗3
の端子電圧を微分して出力することにより、何れかのス
イツチ2A〜2Cがオン状態に切り換わると、微分波形
でなるトリガ信号を電源回路6に出力する。
【0011】ここで電源回路6は、例えばDC−DCコ
ンバータ回路で形成され、トリガ信号に応動して動作状
態に立ち上がり、制御回路5に電源を出力する。これに
より制御回路5は、動作状態に立ち上がり、各入力ポー
トの電圧を検出して操作子の操作を検出し、この検出結
果に基づいてメカ制御回路等を駆動する。
【0012】この方法によれば、電源スイツチを省略し
得、その分操作パネルの構成を簡略化し得、さらに所望
の操作子を押圧操作するだけで電源を立ち上げることが
でき、使い勝手を向上し得る。
【0013】ところがこの方法の場合、全体構成が煩雑
になり、その分装置全体として形状が大型化、複雑化す
る問題がある。
【0014】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成で電源スイツチを省略しても電源を立ち
上げることがことができる入力回路を提案しようとする
ものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、所定の操作子11の操作に応
動して接点を切り換える入力スイツチ11A、11B、
11C、11D、……と、入力スイツチ11A、11
B、11C、11D、……を入力ポートPA、PB、P
C、PD、……及び起動端子WP、KAに接続して、起
動端子WP、KAの入力結果に基づいて、起動端子W
P、KAの電圧が立ち上がり又は立ち下がると、動作状
態に立ち上がり、入力ポートPA、PB、PC、PD、
……の入力を検出する制御回路6とを備えるようにす
る。
【0016】さらに第2の発明においては、第1の操作
子11の操作に応動して接点を切り換え、第1のインピ
ーダンス回路18Aを介して一方の接点を所定の基準電
源VCCに接続し、第2のインピーダンス回路19を介
して他方の接点をアースに接続する第1の入力スイツチ
11Aと、第2の操作子11の操作に応動して接点を切
り換え、第3のインピーダンス回路18Bを介して一方
の接点を基準電源VCCに接続し、第4のインピーダン
ス回路19を介して他方の接点をアースに接続する第2
の入力スイツチ11Bと、第1のインピーダンス回路1
8A側の第1のスイツチ11Aの接点及び第3のインピ
ーダンス回路18B側の第2のスイツチ11Bの接点を
共通に、又は第2のインピーダンス回路19側の第1の
スイツチ11Aの接点及び第4のインピーダンス回路1
9側の第2のスイツチ11Bの接点を共通に起動端子W
P、KAに接続すると共に、第2のインピーダンス回路
19側の第1のスイツチ11Aの接点及び第4のインピ
ーダンス回路19側の第2のスイツチ11Bの接点を各
入力ポートPA、PBに接続し、又は第1のインピーダ
ンス回路18A側の第1のスイツチ11Aの接点及び第
3のインピーダンス回路18B側の第2のスイツチ11
Bの接点を各入力ポートPA、PBに接続する制御回路
10とを具え、制御回路10は、起動端子WP、KAの
電圧が立ち下がり又は立ち上がると、動作状態に立ち上
がり、起動端子WP、KAの電圧を立ち上げ又は立ち下
げた後、各入力ポートPA、PBの入力を検出する。
【0017】さらに第3の発明においては、第1の操作
子11の操作に応動して接点を切り換え、第1のインピ
ーダンス回路18Aを介して一方の接点を所定の基準電
源VCC又はアースに接続し、他方の接点をアース又は
基準電源VCCに接続する第1の入力スイツチ11A
と、第2の操作子11の操作に応動して接点を切り換
え、第2のインピーダンス回路18Bを介して一方の接
点を基準電源VCC又はアースに接続し、他方の接点を
アース又は基準電源VCCに接続する第2の入力スイツ
チ11Bと、第1のインピーダンス回路18A側の第1
の入力スイツチ11Aの接点及び第2のインピーダンス
回路18B側の第2の入力スイツチ11Bの接点の論理
和信号を出力する論理回路32と、論理和信号を起動端
子WPに入力すると共に、第1のインピーダンス回路1
8A側の第1のスイツチ11Aの接点及び第2のインピ
ーダンス回路18B側の第2のスイツチ11Bの接点を
各入力ポートPA、PBに接続する制御回路31とを備
え、制御回路31は、起動端子WPの電圧が立ち上がり
又は立ち下がると、動作状態に立ち上がり、各入力ポー
トPA、PBの入力を検出する。
【0018】さらに第4の発明においては、第1の操作
子11の操作に応動して接点を切り換える第1の入力ス
イツチ44Aと、第1の入力スイツチ44Aと連動して
接点を切り換える第2の入力スイツチ44Aと、第2の
操作子11の操作に応動して接点を切り換る第3の入力
スイツチ44Bと、第3の入力スイツチ44Bに連動し
て接点を切り換える第4の入力スイツチ44Bと、第2
及び第4の入力スイツチ44A、44Bを共通に起動端
子WPに接続すると共に、第1のスイツチ44A及び第
3のスイツチ44Bを各入力ポートPA、PBに接続す
る制御回路42とを備え、制御回路42は、起動端子W
Pの電圧が立ち上がり又は立ち下がると、動作状態に立
ち上がり、各入力ポートPA、PBの入力を検出する。
【0019】さらに第5の発明においては、所定の操作
子16の切り換え操作を検出する入力回路において、操
作子16の切り換え操作に応動して共通接点cを第1及
び第2の接点b及びaに選択的に接続し、該切り換えの
際、共通接点cと第1及び第2の接点b及びaとを一旦
開状態に切り換え、第1の接点bをアース又は基準電源
VCCに接続するスイツチ16Aと、第2の接点aを出
力ポートPD1に接続し、所定のインピーダンス回路2
3を介して共通接点cを基準電源VCC又はアースに接
続し、共通接点cを起動端子INに接続する制御回路1
3とを備え、制御回路13は、起動端子INの電圧が立
ち上がり又は立ち下がると、出力ポートPD1の電圧を
立ち上げ又は立ち下げた後、起動端子INの電圧を検出
して操作子16の操作を検出する。
【0020】
【作用】入力スイツチ11A、11B、11C、11
D、……を入力ポートPA、PB、PC、PD、……及
び起動端子WP、KAに接続して、起動端子WP、KA
の入力結果に基づいて、起動端子WP、KAの電圧が立
ち上がり又は立ち下がると、動作状態に立ち上がり、続
いて入力ポートPA、PB、PC、PD、……の入力を
検出すれば、操作子11を操作して制御回路10の電源
を立ち上げた後、必要に応じて動作を切り換えることが
できる。
【0021】さらに所定のインピーダンス回路18A、
18B、19を介して入力スイツチ11A、11Bを基
準電源VCC及びアース間に接続し、一方の接点を共通
に起動端子WP、KAに接続すると共に、他方の接点を
各入力ポートPA、PBに接続することにより、何れか
の操作子11を操作して起動端子WP、KAの電圧を切
り換えることができ、これにより動作状態に立ち上がつ
て各入力ポートPA、PBの入力を検出することができ
る。
【0022】同様に、入力ポートPA、PB側の接点に
ついて、論理和信号を検出して起動端子WPに接続して
も、何れかの操作子11を操作して起動端子WPの電圧
を切り換えることができ、これにより動作状態に立ち上
がつて各入力ポートPA、PBの入力を検出することが
できる。
【0023】さらに連動して接点を切り換える入力スイ
ツチ44A、44Bを使用しても、起動端子WPの電圧
を切り換え、各入力ポートPA、PBの入力を検出する
ことができる。
【0024】共通接点cと第1及び第2の接点b及びa
とを一旦開状態に切り換え、第1の接点bをアース又は
基準電源VCCに接続するスイツチ16Aを使用して、
第2の接点aを出力ポートPD1に接続し、所定のイン
ピーダンス回路23を介して共通接点cを基準電源VC
C又はアースに接続し、共通接点cを起動端子INに接
続すれば、操作子16を操作して起動端子INの電圧を
一旦立ち上げ又は立ち下げた後、接点a又はbで決まる
電圧に切り換えることができる。
【0025】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0026】(1)全体構成 図1において、7は全体として携帯型のデイジタルオー
デイオテープレコーダを示し、レギユレータ回路8を介
して電源9を入力する。
【0027】システム制御回路10は、何れかの操作子
11が押圧操作されるとスリープ状態から立ち上がつた
後、必要に応じて全体の動作を切り換えと共に、表示部
12の表示を切り換える。
【0028】メカ制御回路13は、システム制御回路1
0から出力される制御データに基づいてメカ部14の動
作を制御する。さらにメカ制御回路13は、システム制
御回路10と同様に、メカ制御回路13に直接接続され
た操作子16が切り換え操作されると、スリープ状態か
ら動作状態に立ち上がり、デイジタルオーデイオテープ
レコーダ7全体を動作状態に立ち上げる。
【0029】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ7においては、パワーオフの操作子を押圧操作す
ると動作を停止し、システム制御回路10及びメカ制御
回路13においては、スリープ状態に切り換わり、全体
の消費電力を低減するようになされている。
【0030】これに対してデイジタルオーデイオテープ
レコーダ7においては、システム制御回路10又はメカ
制御回路13に接続された何れかの操作子11、16が
操作されると、システム制御回路10又はメカ制御回路
13がスリープ状態から立ち上がることにより、全体と
して動作状態に立ち上がるようになされている。
【0031】(2)システム制御回路 ここで図2に示すように、システム制御回路10におい
ては、巻き戻し、停止、再生、早送り、録音、一時停止
等の操作子がそれぞれ押圧操作されると接点を閉じるス
イツチ11A、11B、11C、11D、……が各入力
ポートPA、PB、PC、PD、……に接続され、各入
力ポートPA、PB、PC、PD、……がそれぞれ抵抗
18A、18B、18C、18D、……で電源VCCに
プルアツプされるようになされている。
【0032】さらにシステム制御回路10においては、
スイツチ11A、11B、11C、11D、……の残り
の接点を共通に接続し、抵抗19を介して接地すると共
に、ウエークアツプ端子WP及びキーアクト端子KAに
接続するようになされている。
【0033】図3及び図4に示すように、さらにシステ
ム制御回路10は、スリープモードにおいて全体の動作
を停止し、キーアクト端子KAをハイインピーダンスの
状態に保持する(図3(A)及び(D))。これに対し
てウエークアツプ端子WPにおいては、抵抗19を介し
て接地されることにより、Lレベルに保持され(図3
(B))、この状態で時点t1で何れかの操作子11が
押圧操作されると(図3(C))、Hレベルに立ち上が
る。
【0034】すなわち制御回路10においては、ステツ
プSP1からステツプSP2に移り、スリープモードで
何れかの操作子が押圧操作されるのを待ち受け、ここで
何れかの操作子が押圧操作されると、ステツプSP3に
移つてウエークアツプ端子WPの立ち上がりを検出し、
続くステツプSP4で動作状態に立ち上がる。
【0035】すなわちシステム制御回路10は、このウ
エークアツプ端子WPがLレベルからHレベルに立ち上
がると、この遷移をトリガにして動作状態に立ち上がる
ようになされている。
【0036】さらにシステム制御回路10は、動作状態
に立ち上がると、ステツプSP5に移つてキーアクト端
子KAをLレベルに立ち下げ、続いてステツプSP6に
移つて各入力ポートPA、PB、PC、PD、……の論
理レベルを検出する。
【0037】すなわちプルアツプ抵抗18A、18B、
18C、18D、……を介して各入力ポートPA、P
B、PC、PD、……を電源VCCに接続したことによ
り、スリープ状態においては、各入力ポートPA、P
B、PC、PD、……は、Hレベルに保持されるのに対
し(図3(E1)及び(E2))、動作状態に立ち上が
つてキーアクト端子KAをLレベルに立ち下げると、押
圧操作されたスイツチ11Aの入力ポートだけLレベル
に立ち下がる。
【0038】これにより制御回路10においては、ステ
ツプSP6においてLレベルの入力ポートPAを検出
し、続くステツプSP7で入力を受け付けて動作を切り
換えた後、ステツプSP8に移つて処理手順を完了す
る。
【0039】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ7においては、何れかの操作子11を押圧操作す
ることにより、電源を立ち上げると共に、押圧操作した
操作子11に応じてユーザの所望する動作状態に立ち上
がる。
【0040】実際上、この種のシステム制御回路10に
おいては、マイクロコンピユータで構成され、消費電力
を低減するスリープモードと、このスリープモードから
動作を立ち上げるためのウエークアツプ端子WPが設け
られるようになされている。
【0041】これによりこの実施例においては、このス
リープモードと、ウエークアツプ端子WPを有効に使用
して電源スイツチを省略すると共に、全体構成を簡略化
するようになされている。
【0042】さらにシステム制御回路10においては、
動作状態に立ち上がる際、始めにシステム制御回路10
だけを動作状態に立ち上げた後、押圧操作された操作子
が例えばカウンタのリセツト操作子等の場合、表示部1
2の表示だけを更新するのに対し、例えば再生の操作子
が押圧操作された場合、メカ制御回路13を動作状態に
立ち上げて必要な処理を実行する。
【0043】これによりシステム制御回路10は、押圧
操作された操作子に応じて必要な回路ブロツクだけ動作
状態に立ち上げ、全体の消費電力を低減するようになさ
れている。
【0044】(3)メカ制御回路 これに対してメカ制御回路13は、モード切り換えの操
作子16が操作されると、スリープ状態から動作状態に
立ち上がつた後、全体を動作状態に立ち上げる。
【0045】すなわち図5に示すように、メカ制御回路
13は、マイクロコンピユータ構成で、モード切り換え
スイツチ16Aの共通接点cを入力ポートINに接続す
ると共に、プルアツプ抵抗23を介して電源VCCに接
続し、スイツチ16Aの一方の接点aを抵抗24を介し
て出力ポートDP1に接続する。
【0046】さらにメカ制御回路13は、スイツチ16
Aの他方の接点bを接地し、図6に示すようにスリープ
状態において、出力ポートDP1をLレベルに保持する
(図6(B)及び(C))。
【0047】これにより入力ポートINにおいては、ス
イツチ16Aが何れの接点を選択している場合でもスリ
ープ状態において、Lレベルに保持されるようになされ
ている(図6(A))。
【0048】これに対してスイツチ16Aは、接点を切
り換える際、一旦それまで接続されていた接点が開状態
に切り換わつて他方の接点と接続されるノンシヨーテイ
ングのスイツチが選定されるようになされている。
【0049】これにより入力ポートINにおいては、接
点aから接点bにスイツチ16Aを切り換える場合、時
点t2で接点a及び共通接点cが開状態に切り換わる
と、プルアツプ抵抗23によりHレベルに立ち上がり、
続いて時点t3で接点b及び共通接点cが閉状態に切り
換わると、Lレベルに立ち下がる。
【0050】これに対して図7に示すように、接点bか
ら接点aにスイツチ16Aを切り換える場合、時点t4
で接点b及び共通接点cが開状態に切り換わると、プル
アツプ抵抗23によりHレベルに立ち上がり、続いて時
点t5で接点a及び共通接点cが閉状態に切り換わる
と、Lレベルに立ち下がる。
【0051】メカ制御回路13は、この信号レベルの立
ち下がりをトリガにしてスリープ状態から動作状態に立
ち上がり(図6(A)、(B)、図7(A)及び
(B))、出力ポートPD1をHレベルに立ち上げる
(図6(C)及び図7(C))。
【0052】これにより入力ポートINにおいては、接
点a又は接点bに応じてHレベル又はLレベルに保持さ
れる。
【0053】これにより図8に示すように、メカ制御回
路13は、ステツプSP10からステツプSP11に移
り、スリープ状態でモード切り換えの操作子16の操作
を待ち受け、操作子16が操作されるとステツプSP1
3に移つて動作状態に立ち上がる。
【0054】このときメカ制御回路13は、同時にシス
テム制御回路10、メカ駆動回路14を動作状態に立ち
上げ、続いてステツプSP14で選択されたモードを検
出する。ここでメカ制御回路13は、入力ポートINの
論理レベルを検出し、長時間記録モード(LPモードで
表す)が選択された場合、ステツプSP15に移つてL
Pモードの処理に必要な制御データをメカ駆動回路1
4、システム制御回路10に出力し、ステツプSP16
に移つて処理手順を完了する。
【0055】これに対して標準時間モード(SPモード
で表す)が選択された場合、ステツプSP14からステ
ツプSP17に移り、ここでSPモードの処理に必要な
制御データをメカ駆動回路14、システム制御回路10
に出力し、ステツプSP16に移つて処理手順を完了す
る。
【0056】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ7は、操作子11だけでなくモード切り換えの操
作子16を操作しても電源を立ち上げることができ、こ
れにより単に電源スイツチを省略しただけでなく、電源
を立ち上げるための特別な操作を省略し得、その分使い
勝手を向上することができる。
【0057】(4)実施例の効果 以上の構成によれば、システム制御回路において、抵抗
を介して入力スイツチを電源及びアース間に接続すると
共に、この入力スイツチを入力ポートとウエークアツプ
端子及びキーアクト端子に接続し、起動端子の電圧が立
ち上がるとキーアクト端子を立ち下げて入力ポートの入
力を検出することにより、何れかの操作子を操作して電
源を立ち上げた後、操作した操作子に応じて動作を切り
換えることができ、電源スイツチを省略して全体構成を
簡略化し得ると共に、使い勝手を向上し得る。
【0058】さらにノンシヨーテイングのスイツチをア
ース及び出力ポートに接続して、その共通接点を入力ポ
ートに接続することにより、操作子を操作すると一旦入
力ポートをLレベルに立ち下げた後、所定の論理レベル
に切り換えることができ、これにより入力ポートの論理
レベルを検出して動作状態に立ち上げた後、動作モード
を切り換えることができ、電源スイツチを省略して全体
構成を簡略化し得ると共に、使い勝手を向上し得る。
【0059】(5)第2の実施例 図2との対応部分に同一符号を付して示す図9におい
て、30は本発明の第2の実施例による入力回路を示
し、スイツチ11A、11B、11C、11D、……を
直接接地すると共に、常時動作状態に保持されるオア回
路32を介して、入力ポートPA、PB、PC、PD、
……側の接点をシステム制御回路31のウエークアツプ
端子WPに接続する。
【0060】これによりシステム制御回路31のウエー
クアツプ端子WPにおいては、何れのスイツチ11A、
11B、11C、11D、……がオン状態に切り換わつ
た場合でもLレベルに立ち下がり、この立ち下がりを検
出して動作状態に立ち上がつた後、入力ポートPA、P
B、PC、PD、……の入力を検出して動作を切り換え
ることができる。
【0061】図9に示す構成によれば、オア回路を介し
てスイツチ11A、11B、11C、11D、……をウ
エークアツプ端子WPに接続するようにしても、第1の
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0062】(6)第3の実施例 図2との対応部分に同一符号を付して示す図10におい
て、40は本発明の第3の実施例による入力回路を示
し、スイツチ11A、11B、11C、11D、……に
代えて2入力のスイツチ44A、44B、44C、44
D、……を使用する。
【0063】すなわちスイツチ44A、44B、44
C、44D、……においては、一系統の接点で各入力ポ
ートPA、PB、PC、PD……の論理レベルを切り換
え、残り一系統の接点でウエークアツプ端子WPを論理
Lレベルに立ち下がる。
【0064】図10に示す構成によれば、スイツチ11
A、11B、11C、11D、……に代えて2入力のス
イツチ44A、44B、44C、44D、……を使用す
るようにしても、第1の実施例と同様の効果を得ること
ができる。
【0065】(7)他の実施例 なお上述の第1の実施例のシステム制御回路において
は、スイツチ11A、11B、11C、11D、……の
電源側の接点を入力ポートに接続する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、電源とアースとを入れ換
えるように接続してもよい。
【0066】同様にメカ制御回路、第2及び第3の実施
例について、電源とアースとを入れ換えるように接続し
てもよい。
【0067】さらに上述の実施例においては、本発明を
デイジタルオーデイオテープレコーダに適用する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、携帯型の電子
機器等に広く適用することができる。
【0068】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力スイ
ツチを制御回路の入力ポート及び起動端子に接続し、起
動端子の入力結果に基づいて制御回路を動作状態に立ち
上げた後、入力ポートの入力を検出することにより、電
源スイツチを省略しても何れかの操作子を操作して電源
を立ち上げることができ、その分簡易な構成で、使い勝
手を向上した入力回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるデイジタルオーデイオ
テープレコーダを示すブロツク図である。
【図2】そのシステム制御回路の接続を示す接続図であ
る。
【図3】その動作の説明に供する信号波形図である。
【図4】その動作の説明に供するフローチヤートであ
る。
【図5】メカ制御回路の接続を示す接続図である。
【図6】その接点の切り換え動作の説明に供する信号波
形図である。
【図7】接点を逆方向に切り換える場合の動作の説明に
供する信号波形図である。
【図8】その動作の説明に供するフローチヤートであ
る。
【図9】第2の実施例による入力回路を示す接続図であ
る。
【図10】第3の実施例による入力回路を示す接続図で
ある。
【図11】従来の入力回路を示すブロツク図である。
【符号の説明】
2A〜2C、11A〜11D、16A、44A〜44C
………入力スイツチ、5、10、31、42……制御回
路、7……デイジタルオーデイオテープレコーダ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の操作子の操作に応動して接点を切り
    換える入力スイツチと、 上記入力スイツチを入力ポート及び起動端子に接続し
    て、上記起動端子の入力結果に基づいて、上記起動端子
    の電圧が立ち上がり又は立ち下がると、動作状態に立ち
    上がり、上記入力ポートの入力を検出する制御回路とを
    具えることを特徴とする入力回路。
  2. 【請求項2】第1の操作子の操作に応動して接点を切り
    換え、第1のインピーダンス回路を介して一方の接点を
    所定の基準電源に接続し、第2のインピーダンス回路を
    介して他方の接点をアースに接続する第1の入力スイツ
    チと、 第2の操作子の操作に応動して接点を切り換え、第3の
    インピーダンス回路を介して一方の接点を上記基準電源
    に接続し、第4のインピーダンス回路を介して他方の接
    点を上記アースに接続する第2の入力スイツチと、 上記第1のインピーダンス回路側の上記第1のスイツチ
    の接点及び上記第3のインピーダンス回路側の上記第2
    のスイツチの接点を共通に、又は上記第2のインピーダ
    ンス回路側の上記第1のスイツチの接点及び上記第4の
    インピーダンス回路側の上記第2のスイツチの接点を共
    通に起動端子に接続すると共に、上記第2のインピーダ
    ンス回路側の上記第1のスイツチの接点及び上記第4の
    インピーダンス回路側の上記第2のスイツチの接点を各
    入力ポートに接続し、又は上記第1のインピーダンス回
    路側の上記第1のスイツチの接点及び上記第3のインピ
    ーダンス回路側の上記第2のスイツチの接点を各入力ポ
    ートに接続する制御回路とを具え、 上記制御回路は、上記起動端子の電圧が立ち下がり又は
    立ち上がると、動作状態に立ち上がり、上記起動端子の
    電圧を立ち上げ又は立ち下げた後、上記各入力ポートの
    入力を検出することを特徴とする入力回路。
  3. 【請求項3】第1の操作子の操作に応動して接点を切り
    換え、第1のインピーダンス回路を介して一方の接点を
    所定の基準電源又はアースに接続し、他方の接点を上記
    アース又は上記基準電源に接続する第1の入力スイツチ
    と、 第2の操作子の操作に応動して接点を切り換え、第2の
    インピーダンス回路を介して一方の接点を上記基準電源
    又は上記アースに接続し、他方の接点を上記アース又は
    上記基準電源に接続する第2の入力スイツチと、 上記第1のインピーダンス回路側の上記第1の入力スイ
    ツチの接点及び上記第2のインピーダンス回路側の上記
    第2の入力スイツチの接点の論理和信号を出力する論理
    回路と、 上記論理和信号を起動端子に入力すると共に、上記第1
    のインピーダンス回路側の上記第1のスイツチの接点及
    び上記第2のインピーダンス回路側の上記第2のスイツ
    チの接点を各入力ポートに接続する制御回路とを具え、 上記制御回路は、上記起動端子の電圧が立ち上がり又は
    立ち下がると、動作状態に立ち上がり、上記各入力ポー
    トの入力を検出することを特徴とする入力回路。
  4. 【請求項4】第1の操作子の操作に応動して接点を切り
    換える第1の入力スイツチと、 上記第1の入力スイツチと連動して接点を切り換える第
    2の入力スイツチと、 第2の操作子の操作に応動して接点を切り換る第3の入
    力スイツチと、 上記第3の入力スイツチに連動して接点を切り換える第
    4の入力スイツチと、 上記第2及び第4の入力スイツチを共通に起動端子に接
    続すると共に、上記第1のスイツチ及び上記第3のスイ
    ツチを各入力ポートに接続する制御回路とを具え、 上記制御回路は、上記起動端子の電圧が立ち上がり又は
    立ち下がると、動作状態に立ち上がり、上記各入力ポー
    トの入力を検出することを特徴とする入力回路。
  5. 【請求項5】所定の操作子の切り換え操作を検出する入
    力回路において、 上記操作子の切り換え操作に応動して共通接点を第1及
    び第2の接点に選択的に接続し、該切り換えの際、上記
    共通接点と上記第1及び第2の接点とを一旦開状態に切
    り換え、上記第1の接点をアース又は基準電源に接続す
    るスイツチと、 上記第2の接点を出力ポートに接続し、所定のインピー
    ダンス回路を介して上記共通接点を上記基準電源又はア
    ースに接続し、上記共通接点を起動端子に接続する制御
    回路とを具え、 上記制御回路は、上記起動端子の電圧が立ち下がり又は
    立ち上がると、上記出力ポートの電圧を立ち上げ又は立
    ち下げた後、上記起動端子の電圧を検出して上記操作子
    の操作を検出することを特徴とする入力回路。
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