JPH06144289A - 自動車の側部車体構造 - Google Patents
自動車の側部車体構造Info
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- JPH06144289A JPH06144289A JP29836892A JP29836892A JPH06144289A JP H06144289 A JPH06144289 A JP H06144289A JP 29836892 A JP29836892 A JP 29836892A JP 29836892 A JP29836892 A JP 29836892A JP H06144289 A JPH06144289 A JP H06144289A
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- closed cross
- section
- pillar
- opening
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ピラー内に別途の樹脂製ダクトによるエキスト
ラクタを不要にして、レインフォースメントによる閉断
面を拡大させ、ピラーの剛性強度を向上させる。 【構成】自動車のリヤピラー5 内に、該リヤピラー5 と
共に車高方向へ延びる第2閉断面33を形成するレインフ
ォースメント31を設け、上記第2閉断面33の下部位置に
車室外側開口41を設けるとともに、該車室外側開口41に
対して所定の高低差を存して上方に位置する上記第2閉
断面33の中間部に車室内側開口42を設ける。そして、上
記車室外側開口41と車室内側開口42との間に位置する上
記第2閉断面33の上下位置間を、車室3 内の空気を車室
3 外に排出するエキストラクタ43として構成する。
ラクタを不要にして、レインフォースメントによる閉断
面を拡大させ、ピラーの剛性強度を向上させる。 【構成】自動車のリヤピラー5 内に、該リヤピラー5 と
共に車高方向へ延びる第2閉断面33を形成するレインフ
ォースメント31を設け、上記第2閉断面33の下部位置に
車室外側開口41を設けるとともに、該車室外側開口41に
対して所定の高低差を存して上方に位置する上記第2閉
断面33の中間部に車室内側開口42を設ける。そして、上
記車室外側開口41と車室内側開口42との間に位置する上
記第2閉断面33の上下位置間を、車室3 内の空気を車室
3 外に排出するエキストラクタ43として構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室内の空気を車室外
に排出するエキストラクタが設けられている自動車の側
部車体構造に関する。
に排出するエキストラクタが設けられている自動車の側
部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の側部車体構造において
は、例えば、実開昭61−196109号公報に開示さ
れるように、自動車の後部に形成された開口を開閉する
バックドアを備え、該バックドアの枠部に、車室外に開
口する車室外側開口と、車室内に開口する車室内側開口
とを有していて、車室内の空気を車室外に排出するエキ
ストラクタとして機能するように構成している。
は、例えば、実開昭61−196109号公報に開示さ
れるように、自動車の後部に形成された開口を開閉する
バックドアを備え、該バックドアの枠部に、車室外に開
口する車室外側開口と、車室内に開口する車室内側開口
とを有していて、車室内の空気を車室外に排出するエキ
ストラクタとして機能するように構成している。
【0003】ところで、バックドアを備えていない一般
的な自動車においても、水溜まりなどを走破する際のエ
キストラクタを介した車室内への水の逆流を考慮して、
車室外側開口と車室内側開口とに高低差を付けておく必
要がある。
的な自動車においても、水溜まりなどを走破する際のエ
キストラクタを介した車室内への水の逆流を考慮して、
車室外側開口と車室内側開口とに高低差を付けておく必
要がある。
【0004】その場合、一般的な自動車の側部にも設け
られるピラー内に、そのピラーに接合されて該ピラーと
共に車高方向へ延びる閉断面を形成するレインフォース
メントを設けるとともに、このレインフォースメントに
より形成した閉断面内に、該レインフォースメントに沿
って車高方向へ延びる閉断面形状の樹脂製ダクトを収容
し、該樹脂製ダクトの下部位置に車室外側開口を設ける
一方、樹脂製ダクトの上部位置に車室内側開口を設け、
高低差を付けた樹脂製ダクトによりエキストラクタを構
成するようにしている。
られるピラー内に、そのピラーに接合されて該ピラーと
共に車高方向へ延びる閉断面を形成するレインフォース
メントを設けるとともに、このレインフォースメントに
より形成した閉断面内に、該レインフォースメントに沿
って車高方向へ延びる閉断面形状の樹脂製ダクトを収容
し、該樹脂製ダクトの下部位置に車室外側開口を設ける
一方、樹脂製ダクトの上部位置に車室内側開口を設け、
高低差を付けた樹脂製ダクトによりエキストラクタを構
成するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の如き
ピラー内に収容した樹脂製ダクトによりエキストラクタ
を構成するものでは、その樹脂製ダクトをレインフォー
スメントによる閉断面内に固定する上で、その閉断面形
状を樹脂製ダクトの断面形状に則して縮小しなければな
らず、ピラーの剛性強度が低下するといった不具合があ
る。
ピラー内に収容した樹脂製ダクトによりエキストラクタ
を構成するものでは、その樹脂製ダクトをレインフォー
スメントによる閉断面内に固定する上で、その閉断面形
状を樹脂製ダクトの断面形状に則して縮小しなければな
らず、ピラーの剛性強度が低下するといった不具合があ
る。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ピラー内に樹脂製ダクト
を別途設けてエキストラクタを構成することなく、レイ
ンフォースメントによる閉断面を拡大させてピラーの剛
性強度を向上させることにある。
で、その目的とするところは、ピラー内に樹脂製ダクト
を別途設けてエキストラクタを構成することなく、レイ
ンフォースメントによる閉断面を拡大させてピラーの剛
性強度を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、車室内の
空気を車室外に排出するエキストラクタが設けられてい
る自動車の側部車体構造として、自動車の側部に設けら
れたピラー内に、そのピラーに接合されて車高方向へ延
びる閉断面を形成するレインフォースメントを設ける。
そして、上記閉断面の下部位置に、車室外に開口する車
室外側開口を設けるとともに、該車室外側開口に対して
所定の高低差を存して上方に位置する上記閉断面の上部
位置に、車室内に開口する車室内側開口を設けて、上記
車室外側開口と車室内側開口との間に位置する上記閉断
面の上下位置間を上記エキストラクタとする構成とした
ものである。
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、車室内の
空気を車室外に排出するエキストラクタが設けられてい
る自動車の側部車体構造として、自動車の側部に設けら
れたピラー内に、そのピラーに接合されて車高方向へ延
びる閉断面を形成するレインフォースメントを設ける。
そして、上記閉断面の下部位置に、車室外に開口する車
室外側開口を設けるとともに、該車室外側開口に対して
所定の高低差を存して上方に位置する上記閉断面の上部
位置に、車室内に開口する車室内側開口を設けて、上記
車室外側開口と車室内側開口との間に位置する上記閉断
面の上下位置間を上記エキストラクタとする構成とした
ものである。
【0008】また、請求項2記載の発明が講じた解決手
段は、上記請求項1記載の発明のピラーおよびレインフ
ォースメントの各上端を特定し、車室の上端部後端位置
を車幅方向へ延びる閉断面形状のリヤヘッダに連結し
て、車高方向へ延びる閉断面を車幅方向へ連続せしめ
る。そして、車室内側開口を、上記リヤヘッダに設ける
構成としたものである。
段は、上記請求項1記載の発明のピラーおよびレインフ
ォースメントの各上端を特定し、車室の上端部後端位置
を車幅方向へ延びる閉断面形状のリヤヘッダに連結し
て、車高方向へ延びる閉断面を車幅方向へ連続せしめ
る。そして、車室内側開口を、上記リヤヘッダに設ける
構成としたものである。
【0009】さらに、請求項3記載の発明が講じた解決
手段は、上記請求項1記載の発明の自動車を特定すると
ともに、ピラーを特定する。つまり、自動車に、その自
動車の後部に形成された開口をヒンジを介して開閉する
バックドアを備えるとともに、ピラーをリヤピラーとす
る。そして、レインフォースメントの上端を、上記ヒン
ジ部分まで延設する構成としたものである。
手段は、上記請求項1記載の発明の自動車を特定すると
ともに、ピラーを特定する。つまり、自動車に、その自
動車の後部に形成された開口をヒンジを介して開閉する
バックドアを備えるとともに、ピラーをリヤピラーとす
る。そして、レインフォースメントの上端を、上記ヒン
ジ部分まで延設する構成としたものである。
【0010】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
車室内の空気は、ピラー内において形成したレインフォ
ースメントによる閉断面の上部位置に開口する車室内側
開口を介して該閉断面内に導かれた後、この車高方向に
延びる閉断面内を通り、上記車室内側開口に対して所定
の高低差を存して下方に位置する上記閉断面の下部位置
において開口する車室外側開口を介して車室内の空気が
車室外に排出され、上記車室内側開口と車室外側開口と
の間に位置する上記閉断面の上下位置間がエキストラク
タとして構成されるようにしている。
車室内の空気は、ピラー内において形成したレインフォ
ースメントによる閉断面の上部位置に開口する車室内側
開口を介して該閉断面内に導かれた後、この車高方向に
延びる閉断面内を通り、上記車室内側開口に対して所定
の高低差を存して下方に位置する上記閉断面の下部位置
において開口する車室外側開口を介して車室内の空気が
車室外に排出され、上記車室内側開口と車室外側開口と
の間に位置する上記閉断面の上下位置間がエキストラク
タとして構成されるようにしている。
【0011】これにより、ピラー内に別途に収容した樹
脂製ダクトによりエキストラクタを構成する必要がな
く、ピラーとレインフォースメントとからなる閉断面を
樹脂製ダクトの断面形状に則して縮小する必要がない。
脂製ダクトによりエキストラクタを構成する必要がな
く、ピラーとレインフォースメントとからなる閉断面を
樹脂製ダクトの断面形状に則して縮小する必要がない。
【0012】また、請求項2記載の発明では、車室内の
空気は、リヤヘッダに設けた車室内側開口を介してリヤ
ヘッダの閉断面内に導かれて車幅方向へ送られた後、ピ
ラー内を車高方向に延びるレインフォースメントによる
閉断面内に送られ、この閉断面の下部位置に開口する車
室外側開口を介して車室内の空気が車室外に排出され、
上記車室内側開口と車室外側開口との間に位置する上記
各閉断面の上下位置間がエキストラクタとして構成され
るようにしている。
空気は、リヤヘッダに設けた車室内側開口を介してリヤ
ヘッダの閉断面内に導かれて車幅方向へ送られた後、ピ
ラー内を車高方向に延びるレインフォースメントによる
閉断面内に送られ、この閉断面の下部位置に開口する車
室外側開口を介して車室内の空気が車室外に排出され、
上記車室内側開口と車室外側開口との間に位置する上記
各閉断面の上下位置間がエキストラクタとして構成され
るようにしている。
【0013】これにより、リヤヘッダに開口する車室内
側開口により、車室外側開口に対する高低差が大きく確
保され、車室内への水の逆流を高い次元で防止して、深
い水溜まり、例えばRV(リクレーショナル・ビィーク
ル)車などにより川床等を走破する際の水中走行性が高
められる。
側開口により、車室外側開口に対する高低差が大きく確
保され、車室内への水の逆流を高い次元で防止して、深
い水溜まり、例えばRV(リクレーショナル・ビィーク
ル)車などにより川床等を走破する際の水中走行性が高
められる。
【0014】また、ピラーおよびレインフォースメント
の各上端が閉断面形状のリヤヘッダに連結されて、車高
方向へ延びる閉断面を車幅方向へ連続させていることに
より、ピラーおよびリヤヘッダの剛性強度が互いに高め
られる。
の各上端が閉断面形状のリヤヘッダに連結されて、車高
方向へ延びる閉断面を車幅方向へ連続させていることに
より、ピラーおよびリヤヘッダの剛性強度が互いに高め
られる。
【0015】さらに、請求項3記載の発明では、車室内
の空気は、リヤピラー内においてレインフォースメント
により形成した閉断面のヒンジ部分(上端部)に開口す
る車室外側開口を介して閉断面内に導かれた後、この車
高方向に延びる閉断面内を通り、上記車室外側開口に対
して所定の高低差を存して下方に位置する上記閉断面の
下部位置に開口した車室外側開口を介して車室内の空気
が車室外に排出され、上記車室外側開口と車室内側開口
との間に位置する上記閉断面の上下位置間がエキストラ
クタとして構成されるようにしている。
の空気は、リヤピラー内においてレインフォースメント
により形成した閉断面のヒンジ部分(上端部)に開口す
る車室外側開口を介して閉断面内に導かれた後、この車
高方向に延びる閉断面内を通り、上記車室外側開口に対
して所定の高低差を存して下方に位置する上記閉断面の
下部位置に開口した車室外側開口を介して車室内の空気
が車室外に排出され、上記車室外側開口と車室内側開口
との間に位置する上記閉断面の上下位置間がエキストラ
クタとして構成されるようにしている。
【0016】これにより、ヒンジ部分まで延びるレイン
フォースメントにより、ヒンジの支持剛性強度が高めら
れる。
フォースメントにより、ヒンジの支持剛性強度が高めら
れる。
【0017】また、自動車の後部に形成した開口の上縁
にヒンジが設けられている場合には、車室外側開口と車
室内側開口との高低差が大きく確保され、車室内への水
の逆流を高い次元で防止して、RV車などによる川床走
破時の水中走行性が高められる。しかも、上記開口の上
縁まで延びるレインフォースメントにより、その開口上
縁の剛性強度が高められる。
にヒンジが設けられている場合には、車室外側開口と車
室内側開口との高低差が大きく確保され、車室内への水
の逆流を高い次元で防止して、RV車などによる川床走
破時の水中走行性が高められる。しかも、上記開口の上
縁まで延びるレインフォースメントにより、その開口上
縁の剛性強度が高められる。
【0018】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
る自動車の側部車体構造によれば、ピラー内においてレ
インフォースメントによる閉断面の上下位置間をエキス
トラクタとして構成したので、ピラー内に別途の樹脂製
ダクトよりなるエキストラクタを不要にして、ピラー内
のレインフォースメントによる上記閉断面を拡大させ、
よってピラーの剛性強度を向上させることができる。
る自動車の側部車体構造によれば、ピラー内においてレ
インフォースメントによる閉断面の上下位置間をエキス
トラクタとして構成したので、ピラー内に別途の樹脂製
ダクトよりなるエキストラクタを不要にして、ピラー内
のレインフォースメントによる上記閉断面を拡大させ、
よってピラーの剛性強度を向上させることができる。
【0019】また、請求項2記載の発明における自動車
の側部車体構造によれば、ピラーおよびレインフォース
メントの各上端をリヤヘッダに連結し、車高方向へ延び
る閉断面を車幅方向へ連続させたエキストラクタを構成
したので、リヤヘッダに開口する車室内側開口により、
車室外側開口に対する高低差を大きく確保し、RV車な
どによる川床走破時の車室内への水の逆流を高い次元で
防止して水中走行性を向上させることができるととも
に、ピラーおよびリヤヘッダの剛性強度を互いに効果的
に向上させることができる。
の側部車体構造によれば、ピラーおよびレインフォース
メントの各上端をリヤヘッダに連結し、車高方向へ延び
る閉断面を車幅方向へ連続させたエキストラクタを構成
したので、リヤヘッダに開口する車室内側開口により、
車室外側開口に対する高低差を大きく確保し、RV車な
どによる川床走破時の車室内への水の逆流を高い次元で
防止して水中走行性を向上させることができるととも
に、ピラーおよびリヤヘッダの剛性強度を互いに効果的
に向上させることができる。
【0020】さらに、請求項3記載の発明における自動
車の側部車体構造によれば、リヤピラー内のレインフォ
ースメントをヒンジ部分まで延ばして高低差を大きく確
保する閉断面により、ヒンジの支持剛性強度を高めるこ
とができると共に、RV車などによる川床走破時の水中
走行性を向上させることができる。しかも、上記レイン
フォースメントを開口上縁のヒンジ部分まで延設するこ
とにより、開口上縁の剛性強度を高めることもできる。
車の側部車体構造によれば、リヤピラー内のレインフォ
ースメントをヒンジ部分まで延ばして高低差を大きく確
保する閉断面により、ヒンジの支持剛性強度を高めるこ
とができると共に、RV車などによる川床走破時の水中
走行性を向上させることができる。しかも、上記レイン
フォースメントを開口上縁のヒンジ部分まで延設するこ
とにより、開口上縁の剛性強度を高めることもできる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0022】図1および図2は本発明の実施例に係る側
部車体構造をリヤピラーに適用したRV用の自動車の左
側後端部を示し、この自動車1は、車体側部に前後2枚
ずつのサイドドア2(図では左後側のサイドドアのみ示
す)を有しており、その後側のサイドドア2の後方に
は、車室3の後端部側壁を構成するリヤクォータ部4が
連設されている。上記リヤクォータ部4の後端には、そ
のリヤクォータ部4の後端部下端位置より車高方向上方
へ延びるリヤピラー5が一体的に形成されており、この
リヤピラー5の上端は、車室3の天井面を構成するルー
フ部6まで延設されている。また、上記リヤクォータ部
4の前端には、そのリヤクォータ部4の前端上端位置よ
り車高方向上方へ延びるクォータピラー7が別途設けら
れており、このクォータピラー7の上端も、上記リヤピ
ラー5と同様にルーフ部6まで延設されている。
部車体構造をリヤピラーに適用したRV用の自動車の左
側後端部を示し、この自動車1は、車体側部に前後2枚
ずつのサイドドア2(図では左後側のサイドドアのみ示
す)を有しており、その後側のサイドドア2の後方に
は、車室3の後端部側壁を構成するリヤクォータ部4が
連設されている。上記リヤクォータ部4の後端には、そ
のリヤクォータ部4の後端部下端位置より車高方向上方
へ延びるリヤピラー5が一体的に形成されており、この
リヤピラー5の上端は、車室3の天井面を構成するルー
フ部6まで延設されている。また、上記リヤクォータ部
4の前端には、そのリヤクォータ部4の前端上端位置よ
り車高方向上方へ延びるクォータピラー7が別途設けら
れており、このクォータピラー7の上端も、上記リヤピ
ラー5と同様にルーフ部6まで延設されている。
【0023】上記リヤクォータ部4およびリヤピラー5
は、該両者4,5の内壁を構成するインナパネルとして
のリヤクォータパネル11と、両者4,5の外壁を構成
するアウタパネルとしてのリヤフェンダパネル12と、
両者4,5の底壁を構成するホイールハウス13(図3
参照)と、両者4,5の後壁を構成するピラーアウタ1
4とからなる。また、上記リヤクォータパネル11とリ
ヤフェンダパネル12とは、互いの上端部同士および前
端部同士がそれぞれ接合されていると共に、互いの下端
部がホイールハウス13の内外位置に、互いの下端部が
ピラーアウタ14の内外端部にそれぞれ接合固着されて
いる。さらに、上記リヤクォータ部4のベルトラインよ
りも上側には、その上側部分と、上記リヤピラー5と、
上記クォータピラー7と、上記ルーフ部6とで略四角形
状に仕切られたクォータウインド15が設けられてい
る。そして、上記リヤピラー5は、上記リヤクォータ部
4のベルトラインよりも上側部分において、リヤクォー
タパネル11とリヤフェンダパネル12とピラーアウタ
14との三者の側端部同士の接合固着により閉断面状に
形成されている。また、図6に示すように、上記リヤク
ォータパネル11には、該リヤクォータパネル11を車
室3側から覆う合成樹脂製のトリム材16が取り付けら
れている。
は、該両者4,5の内壁を構成するインナパネルとして
のリヤクォータパネル11と、両者4,5の外壁を構成
するアウタパネルとしてのリヤフェンダパネル12と、
両者4,5の底壁を構成するホイールハウス13(図3
参照)と、両者4,5の後壁を構成するピラーアウタ1
4とからなる。また、上記リヤクォータパネル11とリ
ヤフェンダパネル12とは、互いの上端部同士および前
端部同士がそれぞれ接合されていると共に、互いの下端
部がホイールハウス13の内外位置に、互いの下端部が
ピラーアウタ14の内外端部にそれぞれ接合固着されて
いる。さらに、上記リヤクォータ部4のベルトラインよ
りも上側には、その上側部分と、上記リヤピラー5と、
上記クォータピラー7と、上記ルーフ部6とで略四角形
状に仕切られたクォータウインド15が設けられてい
る。そして、上記リヤピラー5は、上記リヤクォータ部
4のベルトラインよりも上側部分において、リヤクォー
タパネル11とリヤフェンダパネル12とピラーアウタ
14との三者の側端部同士の接合固着により閉断面状に
形成されている。また、図6に示すように、上記リヤク
ォータパネル11には、該リヤクォータパネル11を車
室3側から覆う合成樹脂製のトリム材16が取り付けら
れている。
【0024】また、上記車体1の後面は開口しており、
その開口1aの側縁部が、上記リヤピラー5により構成
されてなる。また、上記開口1aの上縁部は、上記ルー
フ部6の後端に接合固着されて該ルーフ部6と共に車幅
方向へ延びる閉断面20を形成する断面略くの字状のリ
ヤヘッダ21により構成されてなる。そして、上記リヤ
ヘッダ21(開口1aの上縁部)の左右端部には、図示
しないヒンジが設けられていて、上記開口1aを閉塞す
るバックドア22を上方へ開放可能に支持している。
その開口1aの側縁部が、上記リヤピラー5により構成
されてなる。また、上記開口1aの上縁部は、上記ルー
フ部6の後端に接合固着されて該ルーフ部6と共に車幅
方向へ延びる閉断面20を形成する断面略くの字状のリ
ヤヘッダ21により構成されてなる。そして、上記リヤ
ヘッダ21(開口1aの上縁部)の左右端部には、図示
しないヒンジが設けられていて、上記開口1aを閉塞す
るバックドア22を上方へ開放可能に支持している。
【0025】さらに、上記リヤピラー5内には、該リヤ
ピラー5と共にリヤクォータ部4の後端下端位置よりル
ーフ部6まで車高方向へ延びるレインフォースメント3
1が設けられている。該レインフォースメント31は、
上記リヤクォータ部4のベルトラインよりも下側部分が
断面略逆ハット状に形成されている一方、リヤクォータ
部4のベルトラインよりも上側部分が断面略L字状に形
成されている。また、上記レインフォースメント31
は、上記リヤクォータ部4のベルトラインよりも下側部
分において前後側に位置する前側フランジ31aおよび
後側フランジ31bを有している。そして、図3ないし
図5にも示すように、上記前側フランジ31aは、上記
リヤクォータ部4のベルトラインよりも下側部分におい
てリヤクォータパネル11の車外側面後端位置に接合固
着されている一方、上記リヤクォータ部4のベルトライ
ンよりも上側部分においてリヤクォータパネル11とリ
ヤフェンダパネル12との前側端部同士の接合固着部間
に挾持された状態で接合固着されている。一方、上記後
側フランジ31bは、上記リヤクォータパネル11の車
外側面後側端部とピラーアウタ14の内側端部との接合
固着部間に挾持された状態で接合固着されている。つま
り、上記レインフォースメント31は、前側フランジ3
1aおよび後側フランジ31bにより、リヤピラー5の
第1閉断面32内においてリヤクォータパネル11の車
外側面に接合固着されて、該リヤクォータパネル11と
共に車高方向へ延びる第2閉断面33を形成している。
また、上記レインフォースメント31は、上記リヤクォ
ータ部4のベルトラインよりも下側の下端部分において
底部外面がリヤフェンダパネル12の後端部車内側面に
接合固着されてリヤクォータ部4の後端部をリヤピラー
5として仕切っている一方、上記リヤクォータ部4のベ
ルトラインよりも上側部分において底部外面がリヤフェ
ンダパネル12から離れた状態で配されてリヤピラー5
内の第1閉断面32を−体前後方向へ仕切っている。
ピラー5と共にリヤクォータ部4の後端下端位置よりル
ーフ部6まで車高方向へ延びるレインフォースメント3
1が設けられている。該レインフォースメント31は、
上記リヤクォータ部4のベルトラインよりも下側部分が
断面略逆ハット状に形成されている一方、リヤクォータ
部4のベルトラインよりも上側部分が断面略L字状に形
成されている。また、上記レインフォースメント31
は、上記リヤクォータ部4のベルトラインよりも下側部
分において前後側に位置する前側フランジ31aおよび
後側フランジ31bを有している。そして、図3ないし
図5にも示すように、上記前側フランジ31aは、上記
リヤクォータ部4のベルトラインよりも下側部分におい
てリヤクォータパネル11の車外側面後端位置に接合固
着されている一方、上記リヤクォータ部4のベルトライ
ンよりも上側部分においてリヤクォータパネル11とリ
ヤフェンダパネル12との前側端部同士の接合固着部間
に挾持された状態で接合固着されている。一方、上記後
側フランジ31bは、上記リヤクォータパネル11の車
外側面後側端部とピラーアウタ14の内側端部との接合
固着部間に挾持された状態で接合固着されている。つま
り、上記レインフォースメント31は、前側フランジ3
1aおよび後側フランジ31bにより、リヤピラー5の
第1閉断面32内においてリヤクォータパネル11の車
外側面に接合固着されて、該リヤクォータパネル11と
共に車高方向へ延びる第2閉断面33を形成している。
また、上記レインフォースメント31は、上記リヤクォ
ータ部4のベルトラインよりも下側の下端部分において
底部外面がリヤフェンダパネル12の後端部車内側面に
接合固着されてリヤクォータ部4の後端部をリヤピラー
5として仕切っている一方、上記リヤクォータ部4のベ
ルトラインよりも上側部分において底部外面がリヤフェ
ンダパネル12から離れた状態で配されてリヤピラー5
内の第1閉断面32を−体前後方向へ仕切っている。
【0026】そして、上記第2閉断面33の下部位置に
対応するレインフォースメント31のリヤフェンダパネ
ル12側面には、リヤフェンダパネル12と共に車室3
外に開口する略長方形状の車室外側開口41が設けられ
ている。また、上記第2閉断面33の略中間部に対応す
るリヤクォータパネル11には、車室3内に開口する略
長方形状の車室内側開口42が設けられており、この車
室内側開口42は、上記車室外側開口41に対して所定
の高低差、例えばこの種RV車の川床走行時などの水中
走行性能を考慮してタイヤ接地面からの75cm程度の
レギュレーションが満たされるような高低差を存した上
方位置(第2閉断面33の略中間部)に開口している。
そして、上記車室外側開口41と車室内側開口42との
間に位置する上記第2閉断面33の上下位置間が、車室
3内の空気を車室3外に排出するエキストラクタ43と
して構成されている。また、上記車室外側開口41のリ
ヤフェンダパネル12側の開口41aの周縁には、風雨
などによる外気および雨水の侵入が可及的に防止される
ようルーバー状のエキストラクタチャンバー44が設け
られ、このエキストラクタチャンバー44は、リヤクォ
ータ部4の下部を覆うよう側方に廻り込むリヤバンパ4
5によって車室内空気排出可能に車体外方から遮蔽され
ている。一方、上記車室内側開口42に対応するトリム
材16には、複数条のスリット46,…が上下方向所定
間隔置きに設けられていて、車室内側開口42の美観を
損なうことなく車室内空気の排出が円滑に行えるように
している。
対応するレインフォースメント31のリヤフェンダパネ
ル12側面には、リヤフェンダパネル12と共に車室3
外に開口する略長方形状の車室外側開口41が設けられ
ている。また、上記第2閉断面33の略中間部に対応す
るリヤクォータパネル11には、車室3内に開口する略
長方形状の車室内側開口42が設けられており、この車
室内側開口42は、上記車室外側開口41に対して所定
の高低差、例えばこの種RV車の川床走行時などの水中
走行性能を考慮してタイヤ接地面からの75cm程度の
レギュレーションが満たされるような高低差を存した上
方位置(第2閉断面33の略中間部)に開口している。
そして、上記車室外側開口41と車室内側開口42との
間に位置する上記第2閉断面33の上下位置間が、車室
3内の空気を車室3外に排出するエキストラクタ43と
して構成されている。また、上記車室外側開口41のリ
ヤフェンダパネル12側の開口41aの周縁には、風雨
などによる外気および雨水の侵入が可及的に防止される
ようルーバー状のエキストラクタチャンバー44が設け
られ、このエキストラクタチャンバー44は、リヤクォ
ータ部4の下部を覆うよう側方に廻り込むリヤバンパ4
5によって車室内空気排出可能に車体外方から遮蔽され
ている。一方、上記車室内側開口42に対応するトリム
材16には、複数条のスリット46,…が上下方向所定
間隔置きに設けられていて、車室内側開口42の美観を
損なうことなく車室内空気の排出が円滑に行えるように
している。
【0027】また、上記レインフォースメント31の上
端は、上記リヤヘッダ21の直近傍より該リヤヘッダ2
1の断面形状に略一致するようにリヤクォータパネル1
1側に収束しつつ重合固着されていて、その重合固着部
位がリヤヘッダ21の側端部に対して接合固着されてい
る。つまり、レインフォースメント31の上端は、上記
リヤヘッダ21左右端部のヒンジまで延設されている。
また、上記リヤフェンダパネル12の上端部は、上記ル
ーフ部6後端の側端位置に接合固着されている。
端は、上記リヤヘッダ21の直近傍より該リヤヘッダ2
1の断面形状に略一致するようにリヤクォータパネル1
1側に収束しつつ重合固着されていて、その重合固着部
位がリヤヘッダ21の側端部に対して接合固着されてい
る。つまり、レインフォースメント31の上端は、上記
リヤヘッダ21左右端部のヒンジまで延設されている。
また、上記リヤフェンダパネル12の上端部は、上記ル
ーフ部6後端の側端位置に接合固着されている。
【0028】このように、上記実施例では、車室3内の
空気は、リヤピラー5内においてリヤクォータパネル1
2とレインフォースメント31とで形成した第2閉断面
33の略中間部つまりタイヤ接地面から75cm程度の
高低差を存した上方位置に開口する車室内側開口42を
介して第2閉断面33内に導かれた後、この車高方向に
延びる第2閉断面33内を通り、該第2閉断面33の下
部位置に開口する車室外側開口41を介して車室3内の
空気が車室3外に排出され、上記車室内側開口42と車
室外側開口41との間に位置する上記第2閉断面33の
上下位置間がエキストラクタ43として構成されること
になり、リヤピラー内に別途に収容した樹脂製ダクトに
よりエキストラクタを構成する必要がなく、リヤピラー
5のリヤクォータパネル12とレインフォースメント3
1とからなる第2閉断面33を上記樹脂製ダクトの断面
形状に則して縮小する必要がない。この結果、リヤピラ
ー5内のレインフォースメント31による上記第2閉断
面33を拡大させて、リヤピラー5の剛性強度を向上さ
せることができる。
空気は、リヤピラー5内においてリヤクォータパネル1
2とレインフォースメント31とで形成した第2閉断面
33の略中間部つまりタイヤ接地面から75cm程度の
高低差を存した上方位置に開口する車室内側開口42を
介して第2閉断面33内に導かれた後、この車高方向に
延びる第2閉断面33内を通り、該第2閉断面33の下
部位置に開口する車室外側開口41を介して車室3内の
空気が車室3外に排出され、上記車室内側開口42と車
室外側開口41との間に位置する上記第2閉断面33の
上下位置間がエキストラクタ43として構成されること
になり、リヤピラー内に別途に収容した樹脂製ダクトに
よりエキストラクタを構成する必要がなく、リヤピラー
5のリヤクォータパネル12とレインフォースメント3
1とからなる第2閉断面33を上記樹脂製ダクトの断面
形状に則して縮小する必要がない。この結果、リヤピラ
ー5内のレインフォースメント31による上記第2閉断
面33を拡大させて、リヤピラー5の剛性強度を向上さ
せることができる。
【0029】しかも、上記の如くタイヤ接地面から75
cm程度の高低差を存した第2閉断面33の上部位置
(略中間部)に開口する車室内側開口42により、車室
外側開口41に対する高低差が大きく確保され、車室3
内への水の逆流を確実に防止して、RV車による深い水
溜まり、例えば川床等を走破する際の水中走行性の向上
を図ることができる。
cm程度の高低差を存した第2閉断面33の上部位置
(略中間部)に開口する車室内側開口42により、車室
外側開口41に対する高低差が大きく確保され、車室3
内への水の逆流を確実に防止して、RV車による深い水
溜まり、例えば川床等を走破する際の水中走行性の向上
を図ることができる。
【0030】さらに、上記レインフォースメント31の
上端が、リヤヘッダ21左右端部のヒンジまで延設され
ているので、リヤピラー5およびリヤヘッダ21の剛性
強度を互いに高めることができるとともに、ヒンジの支
持剛性強度を高めつつ開口1a上縁部の剛性強度を高め
ることができる。
上端が、リヤヘッダ21左右端部のヒンジまで延設され
ているので、リヤピラー5およびリヤヘッダ21の剛性
強度を互いに高めることができるとともに、ヒンジの支
持剛性強度を高めつつ開口1a上縁部の剛性強度を高め
ることができる。
【0031】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、レインフォースメント31の
上端をリヤクォータパネル11側に収束させつつ重合固
着させた重合固着部位をリヤヘッダ21の側端部に対し
て接合固着されることにより、第2閉断面33とリヤヘ
ッダ21の閉断面20とを分離させるようにしたが、レ
インフォースメントによるリヤピラーの第2閉断面の上
端部が、リヤヘッダによるルーフ部後端の閉断面の側端
部に対して連結されて、車高方向へ延びる第2閉断面を
車幅方向へ延びる閉断面に対して連続させるようにし、
車室内側開口がリヤヘッダに設けられるようにしても良
い。この場合、車室内の空気は、リヤヘッダに設けた車
室内側開口を介してリヤヘッダの閉断面内に導かれて車
幅方向へ送られた後、リヤピラーとレインフォースメン
トとで車高方向に延びる第2閉断面内に送られ、この第
2閉断面の下部位置に開口する車室外側開口を介して車
室内の空気が車室外に排出され、上記車室外側開口と車
室内側開口との間に位置する上記各閉断面の上下位置間
がエキストラクタとして構成されることになる。これに
より、リヤピラー内のレインフォースメントをヒンジ部
分まで延ばして高低差を大きく確保する閉断面により、
ヒンジの支持剛性強度を高めることができると共に、R
V車などによる川床走破時の水中走行性をさらに向上さ
せることができる。
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、レインフォースメント31の
上端をリヤクォータパネル11側に収束させつつ重合固
着させた重合固着部位をリヤヘッダ21の側端部に対し
て接合固着されることにより、第2閉断面33とリヤヘ
ッダ21の閉断面20とを分離させるようにしたが、レ
インフォースメントによるリヤピラーの第2閉断面の上
端部が、リヤヘッダによるルーフ部後端の閉断面の側端
部に対して連結されて、車高方向へ延びる第2閉断面を
車幅方向へ延びる閉断面に対して連続させるようにし、
車室内側開口がリヤヘッダに設けられるようにしても良
い。この場合、車室内の空気は、リヤヘッダに設けた車
室内側開口を介してリヤヘッダの閉断面内に導かれて車
幅方向へ送られた後、リヤピラーとレインフォースメン
トとで車高方向に延びる第2閉断面内に送られ、この第
2閉断面の下部位置に開口する車室外側開口を介して車
室内の空気が車室外に排出され、上記車室外側開口と車
室内側開口との間に位置する上記各閉断面の上下位置間
がエキストラクタとして構成されることになる。これに
より、リヤピラー内のレインフォースメントをヒンジ部
分まで延ばして高低差を大きく確保する閉断面により、
ヒンジの支持剛性強度を高めることができると共に、R
V車などによる川床走破時の水中走行性をさらに向上さ
せることができる。
【0032】また、上記実施例では、リヤピラー5内の
レインフォースメント31による第2閉断面33により
エキストラクタ43を構成したが、フロントピラー、セ
ンタピラー、クォータピラーなどその他のピラーであっ
ても良い。
レインフォースメント31による第2閉断面33により
エキストラクタ43を構成したが、フロントピラー、セ
ンタピラー、クォータピラーなどその他のピラーであっ
ても良い。
【図1】自動車の左側後端部の斜視図である。
【図2】車室外側開口付近の斜視図である。
【図3】車室外側開口で切断したリヤピラーの横断平面
図である。
図である。
【図4】車室内側開口で切断したリヤピラーの横断平面
図である。
図である。
【図5】ベルトラインよりも上側部分のリヤピラーの横
断平面図である。
断平面図である。
【図6】車室内より視た車室内側開口付近の斜視図であ
る。
る。
1a 開口 3 車室 5 リヤピラー(ピラー) 21 リヤヘッダ 22 バックドア 31 レインフォースメント 33 第2閉断面(閉断面) 41 車室外側開口 42 車室内側開口 43 エキストラクタ
Claims (3)
- 【請求項1】 車室内の空気を車室外に排出するエキス
トラクタが設けられている自動車の側部車体構造におい
て、自動車の側部に設けられたピラー内には、そのピラ
ーに接合されて車高方向へ延びる閉断面を形成するレイ
ンフォースメントが設けられており、上記閉断面の下部
位置には、車室外に開口する車室外側開口が設けられて
いるとともに、該車室外側開口に対して所定の高低差を
存して上方に位置する上記閉断面の上部位置には、車室
内に開口する車室内側開口が設けられていて、上記車室
外側開口と車室内側開口との間に位置する上記閉断面の
上下位置間が上記エキストラクタとして構成されている
ことを特徴とする自動車の側部車体構造。 - 【請求項2】 ピラーおよびレインフォースメントの各
上端は、車室の上端部後端位置を車幅方向へ延びる閉断
面形状のリヤヘッダに連結されて、車高方向へ延びる閉
断面を車幅方向へ連続させており、車室内側開口は、上
記リヤヘッダに設けられていることを特徴とする請求項
1記載の自動車の側部車体構造。 - 【請求項3】 自動車は、その自動車の後部に形成され
た開口をヒンジを介して開閉するバックドアを有してお
り、ピラーはリヤピラーであり、レインフォースメント
の上端は、上記ヒンジ部分まで延設されていることを特
徴とする請求項1記載の自動車の側部車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29836892A JPH06144289A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 自動車の側部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29836892A JPH06144289A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 自動車の側部車体構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06144289A true JPH06144289A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17858789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29836892A Withdrawn JPH06144289A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 自動車の側部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06144289A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018052372A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | ダイハツ工業株式会社 | 車体後部の補強構造 |
WO2020129980A1 (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | 株式会社クボタ | キャビン |
US11130529B2 (en) | 2019-03-28 | 2021-09-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle body rear structure |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP29836892A patent/JPH06144289A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018052372A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | ダイハツ工業株式会社 | 車体後部の補強構造 |
WO2020129980A1 (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | 株式会社クボタ | キャビン |
AU2019400384B2 (en) * | 2018-12-19 | 2023-07-20 | Kubota Corporation | Cabin |
US11780286B2 (en) | 2018-12-19 | 2023-10-10 | Kubota Corporation | Cabin |
AU2019400384C1 (en) * | 2018-12-19 | 2023-10-26 | Kubota Corporation | Cabin |
US11130529B2 (en) | 2019-03-28 | 2021-09-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle body rear structure |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |