JPH06143556A - 定着装置および該定着装置を用いる画像形成装置 - Google Patents
定着装置および該定着装置を用いる画像形成装置Info
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- JPH06143556A JPH06143556A JP4326020A JP32602092A JPH06143556A JP H06143556 A JPH06143556 A JP H06143556A JP 4326020 A JP4326020 A JP 4326020A JP 32602092 A JP32602092 A JP 32602092A JP H06143556 A JPH06143556 A JP H06143556A
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- forming apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】記録画像を定着するための定着装置10を画像
形成装置に装着して使用するに際し、定着装置10の上
カバー17を開かないようにすることにより、機構を必
要とせずに、ユーザーが定着用ヒーター板14触れて火
傷することを防止する。 【構成】ヒーター13およびヒーター板14を内蔵した
下部筐体12の上面に開閉自在な上カバー17を設け、
上カバー17を開くためにフック22を解除する開閉ボ
タン24の開き操作面25を画像形成装置1と向かい合
う面に配置し、操作面25と画像形成装置1との隙間d
をユーザーの指が入らない寸法に設定する。
形成装置に装着して使用するに際し、定着装置10の上
カバー17を開かないようにすることにより、機構を必
要とせずに、ユーザーが定着用ヒーター板14触れて火
傷することを防止する。 【構成】ヒーター13およびヒーター板14を内蔵した
下部筐体12の上面に開閉自在な上カバー17を設け、
上カバー17を開くためにフック22を解除する開閉ボ
タン24の開き操作面25を画像形成装置1と向かい合
う面に配置し、操作面25と画像形成装置1との隙間d
をユーザーの指が入らない寸法に設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被記録材上に形成され
た画像を定着するための定着装置および該定着装置を用
いる画像形成装置に関する。
た画像を定着するための定着装置および該定着装置を用
いる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機
能を有する画像形成装置、あるいはコンピューターやワ
ードプロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステー
ションなどの出力機器として用いられる画像形成装置
は、画像情報(文字情報等を含む)に基づいて用紙やプ
ラスチック薄板等の被記録材(記録媒体)に画像(文字
等を含む)を記録(形成)していくように構成されてい
る。前記画像形成装置は、記録方式により、インクジェ
ット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザービーム
式等に分けることができる。
能を有する画像形成装置、あるいはコンピューターやワ
ードプロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステー
ションなどの出力機器として用いられる画像形成装置
は、画像情報(文字情報等を含む)に基づいて用紙やプ
ラスチック薄板等の被記録材(記録媒体)に画像(文字
等を含む)を記録(形成)していくように構成されてい
る。前記画像形成装置は、記録方式により、インクジェ
ット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザービーム
式等に分けることができる。
【0003】被記録材の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向に主走査するシリアルスキャン方式を採るシリ
アルタイプの画像形成装置においては、被記録材を所定
の記録位置にセットした後、被記録材に沿って移動する
キャリッジ上に搭載した記録手段)によって画像を記録
(主走査)し、1行分の記録を終了した後に所定量の紙
送り(被記録材搬送)を行い、その後に再び停止した被
記録材に対して、次の行の画像を記録(主走査)すると
いう動作を繰り返すことにより、被記録材全体の記録が
行われる。一方、被記録材の搬送方向の副走査のみで記
録するラインタイプの画像形成装置においては、被記録
材を所定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録
を行ないながら連続的に紙送り(ピッチ送り)を行い、
被記録材全体の記録が行われる。
する方向に主走査するシリアルスキャン方式を採るシリ
アルタイプの画像形成装置においては、被記録材を所定
の記録位置にセットした後、被記録材に沿って移動する
キャリッジ上に搭載した記録手段)によって画像を記録
(主走査)し、1行分の記録を終了した後に所定量の紙
送り(被記録材搬送)を行い、その後に再び停止した被
記録材に対して、次の行の画像を記録(主走査)すると
いう動作を繰り返すことにより、被記録材全体の記録が
行われる。一方、被記録材の搬送方向の副走査のみで記
録するラインタイプの画像形成装置においては、被記録
材を所定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録
を行ないながら連続的に紙送り(ピッチ送り)を行い、
被記録材全体の記録が行われる。
【0004】上記画像形成装置のうち、インクジェット
式の記録装置(インクジェット記録装置)は、画像信号
に応じて記録手段(記録ヘッド)からインクを吐出して
被記録材に記録を行うように構成されており、記録手段
のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で記
録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせずに
記録することができ、ランニングコストが安く、ノンイ
ンパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色の
インクを使用してカラー画像を記録するのが容易である
などの利点を有している。中でも、紙幅方向に多数の吐
出口を配列したフルマルチタイプの記録手段を用いるラ
イン型のものは、記録の一層の高速化が可能である。
式の記録装置(インクジェット記録装置)は、画像信号
に応じて記録手段(記録ヘッド)からインクを吐出して
被記録材に記録を行うように構成されており、記録手段
のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で記
録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせずに
記録することができ、ランニングコストが安く、ノンイ
ンパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色の
インクを使用してカラー画像を記録するのが容易である
などの利点を有している。中でも、紙幅方向に多数の吐
出口を配列したフルマルチタイプの記録手段を用いるラ
イン型のものは、記録の一層の高速化が可能である。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、簡単かつコンパクトな構造で、高解像度の画像
を高速で記録することができる。一方、被記録材の材質
に対する要求も様々なものがあり、近年では、通常の被
記録材である普通紙や樹脂薄板(OHP等)などの他
に、薄紙や加工紙(ファイリング用のパンチ孔付き紙や
ミシン目付き紙、任意な形状の紙など)などを使用する
ことが要求されるようになってきた。
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、簡単かつコンパクトな構造で、高解像度の画像
を高速で記録することができる。一方、被記録材の材質
に対する要求も様々なものがあり、近年では、通常の被
記録材である普通紙や樹脂薄板(OHP等)などの他
に、薄紙や加工紙(ファイリング用のパンチ孔付き紙や
ミシン目付き紙、任意な形状の紙など)などを使用する
ことが要求されるようになってきた。
【0006】上記画像形成装置には、複写機やファクシ
ミリなどのように、原稿の画像を読み取るための読み取
り手段と、読み取った画像信号に基づいて被記録材に記
録するための記録手段とを備えた構成のものがある。こ
の種の画像形成装置は、原稿を読み取り手段で読み取
り、この読み取り信号(画像信号)に基づいて記録手段
を駆動することにより被記録材上に画像を再現するよう
に構成されている。また、画像形成装置には、被記録材
上の記録画像の定着を促進するための定着装置を用いる
ものがある。その場合、ヒーターおよびヒーター板等を
内蔵した定着装置を画像形成装置に対して着脱可能に装
着する構成のものが提案されている。
ミリなどのように、原稿の画像を読み取るための読み取
り手段と、読み取った画像信号に基づいて被記録材に記
録するための記録手段とを備えた構成のものがある。こ
の種の画像形成装置は、原稿を読み取り手段で読み取
り、この読み取り信号(画像信号)に基づいて記録手段
を駆動することにより被記録材上に画像を再現するよう
に構成されている。また、画像形成装置には、被記録材
上の記録画像の定着を促進するための定着装置を用いる
ものがある。その場合、ヒーターおよびヒーター板等を
内蔵した定着装置を画像形成装置に対して着脱可能に装
着する構成のものが提案されている。
【0007】図7は着脱可能な定着装置を用いる画像形
成装置の要部構成を示す部分斜視図であり、図8は図7
の定着装置を用いる画像形成装置の要部構成を示す部分
縦断面図である。図7および図8において、画像形成装
置101は、その装着部102に対して定着装置103
が着脱可能に装着されるように構成されている。図示の
定着装置103は、ヒーター104、ヒーター板105
および搬送ローラ106などを下部筐体107内に内蔵
し、該下部筐体107の上面に開閉可能な上カバー10
8を取り付けた構造をしている。前記上カバー108
は、内部にあるヒーター104、ヒーター板105およ
び搬送ローラ106などの清掃やメインテナンスを容易
化するためのものである。
成装置の要部構成を示す部分斜視図であり、図8は図7
の定着装置を用いる画像形成装置の要部構成を示す部分
縦断面図である。図7および図8において、画像形成装
置101は、その装着部102に対して定着装置103
が着脱可能に装着されるように構成されている。図示の
定着装置103は、ヒーター104、ヒーター板105
および搬送ローラ106などを下部筐体107内に内蔵
し、該下部筐体107の上面に開閉可能な上カバー10
8を取り付けた構造をしている。前記上カバー108
は、内部にあるヒーター104、ヒーター板105およ
び搬送ローラ106などの清掃やメインテナンスを容易
化するためのものである。
【0008】図7において、定着装置103は、その結
合部109を画像形成装置101の装着部102に挿入
し、その両側に設けた係止爪110、110を画像形成
装置101の両側の孔111、111に引っ掛けること
により、着脱可能に装着される。装着した状態では、定
着装置103のヒーター104や搬送ローラ106など
の駆動は、画像形成装置101の制御部によって制御さ
れる。なお、図8において、115は画像形成装置10
1の画像形成用記録ヘッド、116は記録ヘッド115
を主走査方向に往復移動可能に案内支持するためのガイ
ドレール、117は用紙やプラスチック薄板等の被記録
材、118は被記録材117を紙送りするための副走査
ローラ対、119は記録された被記録材117を排出
(図示構成では定着装置103へ送り込む)するための
排紙ローラ対である。
合部109を画像形成装置101の装着部102に挿入
し、その両側に設けた係止爪110、110を画像形成
装置101の両側の孔111、111に引っ掛けること
により、着脱可能に装着される。装着した状態では、定
着装置103のヒーター104や搬送ローラ106など
の駆動は、画像形成装置101の制御部によって制御さ
れる。なお、図8において、115は画像形成装置10
1の画像形成用記録ヘッド、116は記録ヘッド115
を主走査方向に往復移動可能に案内支持するためのガイ
ドレール、117は用紙やプラスチック薄板等の被記録
材、118は被記録材117を紙送りするための副走査
ローラ対、119は記録された被記録材117を排出
(図示構成では定着装置103へ送り込む)するための
排紙ローラ対である。
【0009】図7および図8に示す定着装置103にお
いて、前記上カバー108は、開閉ボタン112を押す
ことによってフック113を外し、上カバー支点114
を中心に矢印A方向に回動させることにより、開けるこ
とができる。このような開閉可能な上カバー108を設
けることにより、下部筐体107内に収納されたヒータ
ー板105や搬送ローラ106などがインクや埃で汚染
された場合、あるいは定着装置103内にクリップ等の
異物が混入した場合でも、そのメインテナンスを簡単に
行なうことができる。
いて、前記上カバー108は、開閉ボタン112を押す
ことによってフック113を外し、上カバー支点114
を中心に矢印A方向に回動させることにより、開けるこ
とができる。このような開閉可能な上カバー108を設
けることにより、下部筐体107内に収納されたヒータ
ー板105や搬送ローラ106などがインクや埃で汚染
された場合、あるいは定着装置103内にクリップ等の
異物が混入した場合でも、そのメインテナンスを簡単に
行なうことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7お
よび図8に示す定着装置にあっては、画像形成装置10
1に装着して使用している最中にも上カバー108を容
易に開けることができるため、通電中に誤って上カバー
を開けてしまい、高温になっているヒーター板105が
露出状態となり、該ヒーター板105にユーザーの手が
触れて火傷する虞があった。これを防ぐために、上カバ
ー108を開けた時にインターロックスイッチによって
ヒーター104への通電を遮断する方法が考えられる
が、この方法では、スイッチの追加などによりコストア
ップを招くことになり、また、通電遮断直後における火
傷を完全に防止できないという課題があった。。
よび図8に示す定着装置にあっては、画像形成装置10
1に装着して使用している最中にも上カバー108を容
易に開けることができるため、通電中に誤って上カバー
を開けてしまい、高温になっているヒーター板105が
露出状態となり、該ヒーター板105にユーザーの手が
触れて火傷する虞があった。これを防ぐために、上カバ
ー108を開けた時にインターロックスイッチによって
ヒーター104への通電を遮断する方法が考えられる
が、この方法では、スイッチの追加などによりコストア
ップを招くことになり、また、通電遮断直後における火
傷を完全に防止できないという課題があった。。
【0011】本発明はこのような技術的課題に鑑みてな
されたものであり、本発明の目的は、定着装置を画像形
成装置に取り付けて使用している際には上カバーの開放
を不可能にし、インターロックスイッチ等の余分の機構
を必要とせずに、ユーザーが高温部分に触れて火傷する
ことを確実に防止することが可能な定着装置および該定
着装置を用いる画像形成装置を提供することである。
されたものであり、本発明の目的は、定着装置を画像形
成装置に取り付けて使用している際には上カバーの開放
を不可能にし、インターロックスイッチ等の余分の機構
を必要とせずに、ユーザーが高温部分に触れて火傷する
ことを確実に防止することが可能な定着装置および該定
着装置を用いる画像形成装置を提供することである。
【0012】
【課題解決のための手段】すなわち、請求項1の発明
は、下部筐体に対して開閉可能な上カバーを有し、画像
形成装置に着脱可能な定着装置において、前記上カバー
の開き操作面を画像形成装置と対向する面に設ける構成
とすることにより、定着装置を画像形成装置に取り付け
て使用している際には上カバーの開放を不可能にし、イ
ンターロックスイッチ等の余分の機構を必要とせずに、
ユーザーが高温部分に触れて火傷することを確実に防止
することが可能な定着装置を提供するものである。
は、下部筐体に対して開閉可能な上カバーを有し、画像
形成装置に着脱可能な定着装置において、前記上カバー
の開き操作面を画像形成装置と対向する面に設ける構成
とすることにより、定着装置を画像形成装置に取り付け
て使用している際には上カバーの開放を不可能にし、イ
ンターロックスイッチ等の余分の機構を必要とせずに、
ユーザーが高温部分に触れて火傷することを確実に防止
することが可能な定着装置を提供するものである。
【0013】請求項2および請求項3の発明は、上記構
成に加えて、上カバーを下部筐体に固定するための係止
部材を有し、該係止部材を非係止位置に解除する操作面
が前記画像形成装置と対向する面にある構成、あるいは
前記操作面と画像形成装置との隙間は操作者の指が入ら
ない幅である構成とすることにより、一層効率よく上記
目的を達成し得る定着装置を提供するものである。
成に加えて、上カバーを下部筐体に固定するための係止
部材を有し、該係止部材を非係止位置に解除する操作面
が前記画像形成装置と対向する面にある構成、あるいは
前記操作面と画像形成装置との隙間は操作者の指が入ら
ない幅である構成とすることにより、一層効率よく上記
目的を達成し得る定着装置を提供するものである。
【0014】請求項4の発明は、下部筐体に対して開閉
可能な上カバーを有する定着装置が着脱可能に装着され
る画像形成装置において、前記定着装置の前記上カバー
の開き操作面が画像形成装置と対向する面にある構成と
することにより、定着装置を画像形成装置に取り付けて
使用している際には上カバーの開放を不可能にし、イン
ターロックスイッチ等の余分の機構を必要とせずに、ユ
ーザーが高温部分に触れて火傷することを確実に防止す
ることが可能な画像形成装置を提供するものである
可能な上カバーを有する定着装置が着脱可能に装着され
る画像形成装置において、前記定着装置の前記上カバー
の開き操作面が画像形成装置と対向する面にある構成と
することにより、定着装置を画像形成装置に取り付けて
使用している際には上カバーの開放を不可能にし、イン
ターロックスイッチ等の余分の機構を必要とせずに、ユ
ーザーが高温部分に触れて火傷することを確実に防止す
ることが可能な画像形成装置を提供するものである
【0015】請求項5〜請求項7の発明は、上記構成に
加えて、前記定着装置は上カバーを下部筐体に固定する
ための係止部材を有し、該係止部材を非係止位置に解除
する操作面が画像形成装置と対向する面にある構成、前
記操作面と画像形成装置との隙間は操作者の指が入らな
い幅である構成、あるいは画像形成手段がインクジェッ
ト記録手段である構成とすることにより、一層効率よく
上記目的を達成し得る画像形成装置を提供するものであ
る。
加えて、前記定着装置は上カバーを下部筐体に固定する
ための係止部材を有し、該係止部材を非係止位置に解除
する操作面が画像形成装置と対向する面にある構成、前
記操作面と画像形成装置との隙間は操作者の指が入らな
い幅である構成、あるいは画像形成手段がインクジェッ
ト記録手段である構成とすることにより、一層効率よく
上記目的を達成し得る画像形成装置を提供するものであ
る。
【0016】
【実施例】図1は本発明を適用した画像形成装置の要部
構成を示す部分縦断面図であり、図2は図1中の定着装
置の上カバーを開けた状態の縦断面図であり、図3は図
1中の定着装置の画像形成装置と対向する面を示す斜視
図である。図1において、画像形成装置1内には、画像
信号に基づいて被記録材2に記録するための記録手段
(記録ヘッド)3を搭載したキャリッジ8が、ガイドレ
ール4に沿って主走査方向に往復移動可能に案内支持さ
れている。被記録材2は、記録ヘッド3の紙送り方向上
流側および下流側に配置された副走査ローラ対5および
排紙ローラ対6により記録位置を通して紙送り(搬送)
され、また、記録ヘッド3と対向する位置に配置された
プラテン7により適正な記録位置に案内保持される。
構成を示す部分縦断面図であり、図2は図1中の定着装
置の上カバーを開けた状態の縦断面図であり、図3は図
1中の定着装置の画像形成装置と対向する面を示す斜視
図である。図1において、画像形成装置1内には、画像
信号に基づいて被記録材2に記録するための記録手段
(記録ヘッド)3を搭載したキャリッジ8が、ガイドレ
ール4に沿って主走査方向に往復移動可能に案内支持さ
れている。被記録材2は、記録ヘッド3の紙送り方向上
流側および下流側に配置された副走査ローラ対5および
排紙ローラ対6により記録位置を通して紙送り(搬送)
され、また、記録ヘッド3と対向する位置に配置された
プラテン7により適正な記録位置に案内保持される。
【0017】図1は画像形成装置1がインクジェット記
録方式のものである場合を示し、前記記録手段(記録ヘ
ッド)3は、熱エネルギーを利用してインクを吐出する
インクジェット記録手段であって、熱エネルギーを発生
するための電気熱変換体を備えたものである。また、前
記記録手段3は、前記電気熱変換体によって印加される
熱エネルギーにより生じる膜沸騰による気泡の成長、収
縮によって生じる圧力変化を利用して、吐出口よりイン
クを吐出させ、記録を行なうものである。
録方式のものである場合を示し、前記記録手段(記録ヘ
ッド)3は、熱エネルギーを利用してインクを吐出する
インクジェット記録手段であって、熱エネルギーを発生
するための電気熱変換体を備えたものである。また、前
記記録手段3は、前記電気熱変換体によって印加される
熱エネルギーにより生じる膜沸騰による気泡の成長、収
縮によって生じる圧力変化を利用して、吐出口よりイン
クを吐出させ、記録を行なうものである。
【0018】図4は、前記記録手段(記録ヘッド)3の
インク吐出部の構造を模式的に示す部分斜視図である。
図4において、被記録材2と所定の隙間(例えば、約
0.5〜2.0ミリ程度)をおいて対面する吐出口面8
1には、所定のピッチで複数の吐出口82が形成され、
共通液室83と各吐出口82とを連通する各液路84の
壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するため
の電気熱変換体(発熱抵抗体など)85が配設されてい
る。本例においては、記録ヘッド3は、前記吐出口82
がキャリッジ8の走査方向と交叉する方向に並ぶような
位置関係で、該キャリッジ8に搭載されている。こうし
て、画像信号または吐出信号に基づいて対応する電気熱
変換体85を駆動(通電)して、液路84内のインクを
膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって吐出口82
からインクを吐出させる記録ヘッド3が構成されてい
る。
インク吐出部の構造を模式的に示す部分斜視図である。
図4において、被記録材2と所定の隙間(例えば、約
0.5〜2.0ミリ程度)をおいて対面する吐出口面8
1には、所定のピッチで複数の吐出口82が形成され、
共通液室83と各吐出口82とを連通する各液路84の
壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するため
の電気熱変換体(発熱抵抗体など)85が配設されてい
る。本例においては、記録ヘッド3は、前記吐出口82
がキャリッジ8の走査方向と交叉する方向に並ぶような
位置関係で、該キャリッジ8に搭載されている。こうし
て、画像信号または吐出信号に基づいて対応する電気熱
変換体85を駆動(通電)して、液路84内のインクを
膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって吐出口82
からインクを吐出させる記録ヘッド3が構成されてい
る。
【0019】画像形成装置1は定着装置10が着脱自在
に装着されるように構成されている。すなわち、画像形
成装置1には装着部9が形成され、定着装置10はその
結合部11を前記装着部9に挿入した状態で着脱可能に
装着される。この定着装置10は、上面に開口を有する
下部筐体12内にヒーター13、ヒーター板14および
搬送ローラ15、16などを収納し、該下部筐体12の
上面開口を開閉可能な上カバー17で覆う構成となって
いる。一方の搬送ローラ15はヒーター板14の搬送方
向上流側に配置され、該搬送ローラ15にはピンチロー
ラ18が設けられている。他方の搬送ローラ16はヒー
ター板14の下流側に配置され、該搬送ローラ16には
ピンチローラ19が設けられている。
に装着されるように構成されている。すなわち、画像形
成装置1には装着部9が形成され、定着装置10はその
結合部11を前記装着部9に挿入した状態で着脱可能に
装着される。この定着装置10は、上面に開口を有する
下部筐体12内にヒーター13、ヒーター板14および
搬送ローラ15、16などを収納し、該下部筐体12の
上面開口を開閉可能な上カバー17で覆う構成となって
いる。一方の搬送ローラ15はヒーター板14の搬送方
向上流側に配置され、該搬送ローラ15にはピンチロー
ラ18が設けられている。他方の搬送ローラ16はヒー
ター板14の下流側に配置され、該搬送ローラ16には
ピンチローラ19が設けられている。
【0020】そして、上記定着装置10は、前記結合部
11を前記装着部9内に挿入するとともに、前記下部筐
体12の両側に設けられた係止爪26、26を画像形成
装置1の両側の孔27、27に引っ掛けることにより、
該画像形成装置1に対し所定の関係位置に位置決め装着
される。また、定着装置10を若干持ち上げ気味とし、
前記係止爪26、26を前記孔27、27から離脱させ
ることにより、簡単に取り外すことができる。
11を前記装着部9内に挿入するとともに、前記下部筐
体12の両側に設けられた係止爪26、26を画像形成
装置1の両側の孔27、27に引っ掛けることにより、
該画像形成装置1に対し所定の関係位置に位置決め装着
される。また、定着装置10を若干持ち上げ気味とし、
前記係止爪26、26を前記孔27、27から離脱させ
ることにより、簡単に取り外すことができる。
【0021】図1〜図3において、上カバー17は、下
部筐体12に設けられた上カバー支点20に回動可能に
取り付けられている。上カバー17の両側には同軸のフ
ック支点21、21が設けられ、これらの支点21、2
1には左右のフック22、22が軸支されている。各フ
ック22、22は不図示のバネにより図示時計回り方向
に付勢されている。そして、通常では、下部筐体12の
両側に設けられたフック受け部23、23に前記フック
22、22を前記バネ力で係止させることにより、上カ
バー17は下部筐体12に固定され、該下部筐体12の
上面は閉鎖されている。
部筐体12に設けられた上カバー支点20に回動可能に
取り付けられている。上カバー17の両側には同軸のフ
ック支点21、21が設けられ、これらの支点21、2
1には左右のフック22、22が軸支されている。各フ
ック22、22は不図示のバネにより図示時計回り方向
に付勢されている。そして、通常では、下部筐体12の
両側に設けられたフック受け部23、23に前記フック
22、22を前記バネ力で係止させることにより、上カ
バー17は下部筐体12に固定され、該下部筐体12の
上面は閉鎖されている。
【0022】各フック22には開閉ボタン24が取り付
けられており、各開閉ボタン24を図示の時計回り方向
に押し込むことにより各フック22をフック受け部23
から外すことができる。したがって、両側のフック22
をそれぞれフック受け部23から外し、上カバー17を
図2中の矢印B方向に回動させることにより、該上カバ
ー17を開くことができる。
けられており、各開閉ボタン24を図示の時計回り方向
に押し込むことにより各フック22をフック受け部23
から外すことができる。したがって、両側のフック22
をそれぞれフック受け部23から外し、上カバー17を
図2中の矢印B方向に回動させることにより、該上カバ
ー17を開くことができる。
【0023】そこで、前記上カバー17を開き操作する
ための操作面、すなわち前記開閉ボタン24が配置され
た開き操作面25は、画像形成装置1と対向する面に設
けられている。本実施例では、上カバー17を下部筐体
12に固定するための左右の係止部材(フック)22、
22を有し、これらの係止部材22、22を非係止位置
に解除するための左右の開閉ボタン24、24が設けら
れた面(操作面)25が、画像形成装置1と対向する面
に配設されている。そして、前記操作面25と画像形成
装置1との隙間d(図1)は、操作者の指が入らない幅
(距離)に設定されている。
ための操作面、すなわち前記開閉ボタン24が配置され
た開き操作面25は、画像形成装置1と対向する面に設
けられている。本実施例では、上カバー17を下部筐体
12に固定するための左右の係止部材(フック)22、
22を有し、これらの係止部材22、22を非係止位置
に解除するための左右の開閉ボタン24、24が設けら
れた面(操作面)25が、画像形成装置1と対向する面
に配設されている。そして、前記操作面25と画像形成
装置1との隙間d(図1)は、操作者の指が入らない幅
(距離)に設定されている。
【0024】以上図1〜図4で説明した実施例によれ
ば、定着装置10を画像形成装置1に装着した状態にお
いては、定着装置10の上カバー17の開き操作面25
と画像形成装置1との隙間dを、指を入れられない程度
の幅(例えば約5mm程度)に設定したので、上カバー
17を開けることはできない。したがって、定着装置1
0の使用中にユーザーが誤って上カバー17を開けてし
まうことはなく、ヒーター板14に手を触れて火傷する
ような不都合は完全に防止される。
ば、定着装置10を画像形成装置1に装着した状態にお
いては、定着装置10の上カバー17の開き操作面25
と画像形成装置1との隙間dを、指を入れられない程度
の幅(例えば約5mm程度)に設定したので、上カバー
17を開けることはできない。したがって、定着装置1
0の使用中にユーザーが誤って上カバー17を開けてし
まうことはなく、ヒーター板14に手を触れて火傷する
ような不都合は完全に防止される。
【0025】図2に示すように上カバー17を開ける場
合には、定着装置10を画像形成装置1から取り外した
後、左右の開閉ボタン24、24を押しながら上カバー
17を持ち上げればよい。この際、図3に示すように、
前記結合部11の上面などユーザーの視野に入る場所に
注意ラベル28を設けておけば、上カバー17を開閉す
る際の注意(例えば、ヒーター板14等に触れない開閉
操作方法など)を促すことができる。また、図3に示す
ように、フック22および開閉ボタン24を左右別々に
配置したので、ユーザーが上カバー17を開ける際には
左右の開閉ボタン24を同時に押す必要があり、そのた
め、上カバー17が不用意に開いてしまうことはなく、
安全性をさらに高めることができる。
合には、定着装置10を画像形成装置1から取り外した
後、左右の開閉ボタン24、24を押しながら上カバー
17を持ち上げればよい。この際、図3に示すように、
前記結合部11の上面などユーザーの視野に入る場所に
注意ラベル28を設けておけば、上カバー17を開閉す
る際の注意(例えば、ヒーター板14等に触れない開閉
操作方法など)を促すことができる。また、図3に示す
ように、フック22および開閉ボタン24を左右別々に
配置したので、ユーザーが上カバー17を開ける際には
左右の開閉ボタン24を同時に押す必要があり、そのた
め、上カバー17が不用意に開いてしまうことはなく、
安全性をさらに高めることができる。
【0026】図5は、本発明を適用した定着装置10の
第2実施例の要部のみを示す部分斜視図である。前述の
実施例では、上カバー17を下部筐体12に固定する係
止部材としてレバー状のフック22を使用したが、これ
に代えて、図5に示すような、コイン等で回動させる方
式の回転フック31(通常、左右に1個づつ設けられ
る)を使用してもよい。図5の第2実施例の他の部分は
前述の実施例と実質上同じ構成をしている。
第2実施例の要部のみを示す部分斜視図である。前述の
実施例では、上カバー17を下部筐体12に固定する係
止部材としてレバー状のフック22を使用したが、これ
に代えて、図5に示すような、コイン等で回動させる方
式の回転フック31(通常、左右に1個づつ設けられ
る)を使用してもよい。図5の第2実施例の他の部分は
前述の実施例と実質上同じ構成をしている。
【0027】以上説明した実施例によれば、上カバー1
7の開き操作面25を画像形成装置1と向かい合う面に
設け、かつ該操作面25と画像形成装置1との隙間dを
ユーザーの指が入らない幅にしたので、定着装置10を
画像形成装置1に装着して使用している際には上カバー
17を絶対に開けることができず、したがって、ユーザ
ーがヒーター板13などの定着装置10内部の高温部に
手を触れることを確実に防止することができ、火傷など
の懸念を無くすことができた。さらに、上カバー17の
開きに応じてヒーター13への通電を遮断するインター
ロックスイッチなどのスイッチ類が不要になるので、定
着装置および画像形成装置のコストダウンを図ることも
可能になった。
7の開き操作面25を画像形成装置1と向かい合う面に
設け、かつ該操作面25と画像形成装置1との隙間dを
ユーザーの指が入らない幅にしたので、定着装置10を
画像形成装置1に装着して使用している際には上カバー
17を絶対に開けることができず、したがって、ユーザ
ーがヒーター板13などの定着装置10内部の高温部に
手を触れることを確実に防止することができ、火傷など
の懸念を無くすことができた。さらに、上カバー17の
開きに応じてヒーター13への通電を遮断するインター
ロックスイッチなどのスイッチ類が不要になるので、定
着装置および画像形成装置のコストダウンを図ることも
可能になった。
【0028】図6は、本発明を適用した定着装置10お
よび画像形成装置1の第3実施例の要部のみを示す部分
斜視図である。本実施例では、定着装置10の結合部1
1の所望位置にヒーター13のメインスイッチ32を設
けるとともに、画像形成装置1の装着部9の対応位置に
該メインスイッチ32と係合可能な突起33を設けてお
き、定着装置10を画像形成装置1に装着した際には、
前記突起33の押し込み作用により前記メインスイッチ
32がオン(導通)になり、定着装置10を取り外した
際には、メインスイッチ32が復帰してオフ(遮断)に
なるように構成されている。
よび画像形成装置1の第3実施例の要部のみを示す部分
斜視図である。本実施例では、定着装置10の結合部1
1の所望位置にヒーター13のメインスイッチ32を設
けるとともに、画像形成装置1の装着部9の対応位置に
該メインスイッチ32と係合可能な突起33を設けてお
き、定着装置10を画像形成装置1に装着した際には、
前記突起33の押し込み作用により前記メインスイッチ
32がオン(導通)になり、定着装置10を取り外した
際には、メインスイッチ32が復帰してオフ(遮断)に
なるように構成されている。
【0029】本実施例は、前述の各実施例において上記
メインスイッチ32および突起33を追加した構成を有
し、その他の部分は前述の各実施例の場合と実質上同じ
構成をしており、それぞれ対応する部分を同一符号で示
し、それらの詳細説明は省略する。この図6の第3実施
例によれば、前述の各実施例と同様の作用効果の他に、
上カバー17を開ける操作をする際にはヒーター13の
電源が既に切れている状態となるので、安全性をさらに
向上させ得るという効果が得られる。
メインスイッチ32および突起33を追加した構成を有
し、その他の部分は前述の各実施例の場合と実質上同じ
構成をしており、それぞれ対応する部分を同一符号で示
し、それらの詳細説明は省略する。この図6の第3実施
例によれば、前述の各実施例と同様の作用効果の他に、
上カバー17を開ける操作をする際にはヒーター13の
電源が既に切れている状態となるので、安全性をさらに
向上させ得るという効果が得られる。
【0030】なお、前述の実施例では、インクジェット
方式の記録手段(記録ヘッド)を使用する画像形成装置
を例に挙げて説明したが、本発明は、ワイヤドット式、
サーマル式、レーザービーム式など、他の方式の記録手
段を用いる画像形成装置に対しても同様に適用すること
ができ、同様の効果が得られるものである。また、前述
の実施例では、記録ヘッドを被記録材に沿って主走査移
動させるシリアル型画像形成装置の場合を例に挙げて説
明したが、本発明は、被記録材の幅の全体または一部を
カバーする長さのライン型記録ヘッドを用いる画像形成
装置の場合にも同様に適用することができ、同様の効果
が得られるものである。
方式の記録手段(記録ヘッド)を使用する画像形成装置
を例に挙げて説明したが、本発明は、ワイヤドット式、
サーマル式、レーザービーム式など、他の方式の記録手
段を用いる画像形成装置に対しても同様に適用すること
ができ、同様の効果が得られるものである。また、前述
の実施例では、記録ヘッドを被記録材に沿って主走査移
動させるシリアル型画像形成装置の場合を例に挙げて説
明したが、本発明は、被記録材の幅の全体または一部を
カバーする長さのライン型記録ヘッドを用いる画像形成
装置の場合にも同様に適用することができ、同様の効果
が得られるものである。
【0031】さらに、前述の実施例では、1個の記録手
段で記録する場合を例示したが、本発明は、異なる色で
記録する複数の記録手段を備えたカラー用の画像形成装
置、あるいは色彩が同じで濃度が異なるインクで記録す
る複数の記録手段を用いる階調記録用の画像形成装置な
ど、記録手段の数や記録色に関係なく、同様に適用する
ことができ、同様の作用効果を達成し得るものである。
また、本発明は、記録ヘッドとインクタンクを一体化し
たカートリッジタイプの記録手段(ヘッドカートリッ
ジ)、あるいは記録ヘッドとインクタンクを別々に設け
てこれらをインク供給管等で接続する構成など、記録ヘ
ッドおよびインクタンクの形態がどの様な場合にも同様
に適用することができ、同様の効果が得られるものであ
る。
段で記録する場合を例示したが、本発明は、異なる色で
記録する複数の記録手段を備えたカラー用の画像形成装
置、あるいは色彩が同じで濃度が異なるインクで記録す
る複数の記録手段を用いる階調記録用の画像形成装置な
ど、記録手段の数や記録色に関係なく、同様に適用する
ことができ、同様の作用効果を達成し得るものである。
また、本発明は、記録ヘッドとインクタンクを一体化し
たカートリッジタイプの記録手段(ヘッドカートリッ
ジ)、あるいは記録ヘッドとインクタンクを別々に設け
てこれらをインク供給管等で接続する構成など、記録ヘ
ッドおよびインクタンクの形態がどの様な場合にも同様
に適用することができ、同様の効果が得られるものであ
る。
【0032】なお、本発明は、インクジェット記録装置
であれば、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を
用いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用で
きるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出
する方式のインクジェット記録装置において優れた効果
をもたらすものである。かかる方式によれば、記録の高
密度化、高精細化が達成できるからである。
であれば、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を
用いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用で
きるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出
する方式のインクジェット記録装置において優れた効果
をもたらすものである。かかる方式によれば、記録の高
密度化、高精細化が達成できるからである。
【0033】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
【0034】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
【0035】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
【0036】さらに、前述のように、記録装置が記録で
きる被記録材(記録媒体)の最大幅に対応した長さを有
するフルラインタイプの記録ヘッドに対しても、本発明
は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、
複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよい。加えて、上例のようなシリアル
タイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、
あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気
的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交
換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッ
ド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
きる被記録材(記録媒体)の最大幅に対応した長さを有
するフルラインタイプの記録ヘッドに対しても、本発明
は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、
複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよい。加えて、上例のようなシリアル
タイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、
あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気
的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交
換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッ
ド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0037】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる記録ヘッドに対しての回復手段または予備的な補
助手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定で
きるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対しての、前述のようなキャッピング
手段、クリーニング手段、吸引回復手段の他に、加圧式
の回復手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別
の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定した
記録を行なうために有効である。
られる記録ヘッドに対しての回復手段または予備的な補
助手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定で
きるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対しての、前述のようなキャッピング
手段、クリーニング手段、吸引回復手段の他に、加圧式
の回復手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別
の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定した
記録を行なうために有効である。
【0038】また、前述したように、搭載される記録ヘ
ッドの種類ないし個数についても、例えば、単色のイン
クに対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や
濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けら
れるものであってもよい。すなわち、例えば、記録装置
の記録モードとしては、黒色等の主流色のみの記録モー
ドだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数
個の組み合わせによるか、いずれでもよいが、異なる色
の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なくとも
一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
ッドの種類ないし個数についても、例えば、単色のイン
クに対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や
濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けら
れるものであってもよい。すなわち、例えば、記録装置
の記録モードとしては、黒色等の主流色のみの記録モー
ドだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数
個の組み合わせによるか、いずれでもよいが、異なる色
の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なくとも
一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0039】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0040】このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0041】さらに加えて、本発明によるインクジェッ
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、下部筐体に対して開閉可能な上カバ
ーを有し、画像形成装置に着脱可能な定着装置におい
て、前記上カバーの開き操作面を画像形成装置と対向す
る面に設ける構成としたので、定着装置を画像形成装置
に取り付けて使用している際には上カバーの開放を不可
能にし、インターロックスイッチ等の余分の機構を必要
とせずに、ユーザーが高温部分に触れて火傷することを
確実に防止することが可能な定着装置が提供される。
1の発明によれば、下部筐体に対して開閉可能な上カバ
ーを有し、画像形成装置に着脱可能な定着装置におい
て、前記上カバーの開き操作面を画像形成装置と対向す
る面に設ける構成としたので、定着装置を画像形成装置
に取り付けて使用している際には上カバーの開放を不可
能にし、インターロックスイッチ等の余分の機構を必要
とせずに、ユーザーが高温部分に触れて火傷することを
確実に防止することが可能な定着装置が提供される。
【0043】請求項2および請求項3の発明によれば、
上記構成に加えて、上カバーを下部筐体に固定するため
の係止部材を有し、該係止部材を非係止位置に解除する
操作面が前記画像形成装置と対向する面にある構成、あ
るいは前記操作面と画像形成装置との隙間は操作者の指
が入らない幅である構成としたので、一層効率よく上記
効果を達成し得る定着装置が提供される。
上記構成に加えて、上カバーを下部筐体に固定するため
の係止部材を有し、該係止部材を非係止位置に解除する
操作面が前記画像形成装置と対向する面にある構成、あ
るいは前記操作面と画像形成装置との隙間は操作者の指
が入らない幅である構成としたので、一層効率よく上記
効果を達成し得る定着装置が提供される。
【0044】請求項4の発明によれば、下部筐体に対し
て開閉可能な上カバーを有する定着装置が着脱可能に装
着される画像形成装置において、前記定着装置の前記上
カバーの開き操作面が画像形成装置と対向する面にある
構成としたので、定着装置を画像形成装置に取り付けて
使用している際には上カバーの開放を不可能にし、イン
ターロックスイッチ等の余分の機構を必要とせずに、ユ
ーザーが高温部分に触れて火傷することを確実に防止す
ることが可能な画像形成装置が提供される。
て開閉可能な上カバーを有する定着装置が着脱可能に装
着される画像形成装置において、前記定着装置の前記上
カバーの開き操作面が画像形成装置と対向する面にある
構成としたので、定着装置を画像形成装置に取り付けて
使用している際には上カバーの開放を不可能にし、イン
ターロックスイッチ等の余分の機構を必要とせずに、ユ
ーザーが高温部分に触れて火傷することを確実に防止す
ることが可能な画像形成装置が提供される。
【0045】請求項5〜請求項7の発明によれば、上記
構成に加えて、前記定着装置は上カバーを下部筐体に固
定するための係止部材を有し、該係止部材を非係止位置
に解除する操作面が画像形成装置と対向する面にある構
成、前記操作面と画像形成装置との隙間は操作者の指が
入らない幅である構成、あるいは画像形成手段がインク
ジェット記録手段である構成としたので、一層効率よく
上記効果を達成し得る画像形成装置が提供される。
構成に加えて、前記定着装置は上カバーを下部筐体に固
定するための係止部材を有し、該係止部材を非係止位置
に解除する操作面が画像形成装置と対向する面にある構
成、前記操作面と画像形成装置との隙間は操作者の指が
入らない幅である構成、あるいは画像形成手段がインク
ジェット記録手段である構成としたので、一層効率よく
上記効果を達成し得る画像形成装置が提供される。
【図1】本発明を適用した画像形成装置の第1実施例の
要部構成を示す部分縦断面図である。
要部構成を示す部分縦断面図である。
【図2】図1中の定着装置の上カバーを開いた状態を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図3】図2の定着装置の画像形成装置と向かい合う面
を示す部分斜視図である。
を示す部分斜視図である。
【図4】図1の画像形成装置の記録手段のインク吐出の
構造を模式的に示す部分斜視図である。
構造を模式的に示す部分斜視図である。
【図5】本発明を適用した画像形成装置の第2実施例の
定着装置の要部を示す部分斜視図である。
定着装置の要部を示す部分斜視図である。
【図6】本発明を適用した画像形成装置の第3実施例の
定着装置の要部を示す部分斜視図である。
定着装置の要部を示す部分斜視図である。
【図7】本発明を適用する前の画像形成装置の構成例を
示す部分斜視図である。
示す部分斜視図である。
【図8】図7の画像形成装置において装着した定着装置
の上カバーが開いた状態を示す部分縦断面図である。
の上カバーが開いた状態を示す部分縦断面図である。
1 画像形成装置 2 被記録材 3 記録手段(記録ヘッド) 4 ガイドレール 5 副走査ローラ対 6 排紙ローラ対 7 プラテン 8 キャリッジ 9 定着装置装着部 10 定着装置 11 結合部 12 下部筐体 13 ヒーター 14 ヒーター板 15 搬送ローラ(定着装置) 16 搬送ローラ(定着装置) 17 上カバー 20 上カバー支点 22 係止部材(フック) 23 フック受け部 24 開閉ボタン 25 操作面(上カバー開き操作) 26 係止爪 27 孔 28 注意ラベル 31 回転フック 32 ヒーターのメインスイッチ 33 突起
Claims (9)
- 【請求項1】 下部筐体に対して開閉可能な上カバー
を有し、画像形成装置に着脱可能な定着装置において、
前記上カバーの開き操作面を画像形成装置と対向する面
に設けることを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 上カバーを下部筐体に固定するための
係止部材を有し、該係止部材を非係止位置に解除する操
作面が前記画像形成装置と対向する面にあることを特徴
とする請求項1の定着装置。 - 【請求項3】 前記操作面と画像形成装置との隙間は
操作者の指が入らない幅であることを特徴とする請求項
1の定着装置。 - 【請求項4】 下部筐体に対して開閉可能な上カバー
を有する定着装置が着脱可能に装着される画像形成装置
において、前記定着装置の前記上カバーの開き操作面が
画像形成装置と対向する面にあることを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項5】 前記定着装置は上カバーを下部筐体に
固定するための係止部材を有し、該係止部材を非係止位
置に解除する操作面が画像形成装置と対向する面にある
ことを特徴とする請求項4の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記操作面と画像形成装置との隙間は
操作者の指が入らない幅であることを特徴とする請求項
4の画像形成装置。 - 【請求項7】 画像形成手段がインクジェット記録手
段であることを特徴とする請求項4の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記記録手段が、インクを吐出するた
めに利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を
備えているインクジェット記録手段であることを特徴と
する請求項7の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記記録手段が、前記電気熱変換体が
発生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を利
用して、吐出口よりインクを吐出させることを特徴とす
る請求項8の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4326020A JPH06143556A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 定着装置および該定着装置を用いる画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4326020A JPH06143556A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 定着装置および該定着装置を用いる画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06143556A true JPH06143556A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=18183202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4326020A Pending JPH06143556A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 定着装置および該定着装置を用いる画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06143556A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011183743A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Seiko Epson Corp | ヒーターユニットおよび液体噴射装置 |
JP2020040391A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 株式会社リコー | 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体 |
JP2020040278A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 株式会社リコー | 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体 |
-
1992
- 1992-11-11 JP JP4326020A patent/JPH06143556A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011183743A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Seiko Epson Corp | ヒーターユニットおよび液体噴射装置 |
JP2020040391A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 株式会社リコー | 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体 |
JP2020040278A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 株式会社リコー | 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体 |
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