JPH0614352B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH0614352B2 JPH0614352B2 JP59246131A JP24613184A JPH0614352B2 JP H0614352 B2 JPH0614352 B2 JP H0614352B2 JP 59246131 A JP59246131 A JP 59246131A JP 24613184 A JP24613184 A JP 24613184A JP H0614352 B2 JPH0614352 B2 JP H0614352B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- unit
- image signal
- signal
- input
- Prior art date
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は入力された画像信号によつて表される画像の特
徴を識別する機能を有する画像処理装置に関する。
徴を識別する機能を有する画像処理装置に関する。
[従来技術] 従来のデイザ法を用いた画像処理装置では、クラビア印
刷された原稿(いわゆる網点原稿)をデイザ処理して画
像再生すると、読み取り原稿画像の網点の持つ特定周波
成分と、デイザマトリクスの繰り返し周波成分との干渉
によつて再生画像に低周波のビート(モアレパターン)
が重畳され非常に不鮮明な画像となつてしまうという欠
点があつた。
刷された原稿(いわゆる網点原稿)をデイザ処理して画
像再生すると、読み取り原稿画像の網点の持つ特定周波
成分と、デイザマトリクスの繰り返し周波成分との干渉
によつて再生画像に低周波のビート(モアレパターン)
が重畳され非常に不鮮明な画像となつてしまうという欠
点があつた。
その対策として空間フイルタを用いて読み取り画像を所
定の領域で平滑化する事により干渉周波成分を除去した
後にデイサ処理するという方法が提案されている。
定の領域で平滑化する事により干渉周波成分を除去した
後にデイサ処理するという方法が提案されている。
第2図は上記従来例に係る画像処理装置のブロツク図で
ある。図中100は画像読取部、101はスムージング
部(平滑化部)、102は一定閾値2値化部、103は
デイザパターン2値化部104はエツジ検出像域判定
部、105は切換スイツチ、106は記録部である。以
下に該構成の動作説明を行う。
ある。図中100は画像読取部、101はスムージング
部(平滑化部)、102は一定閾値2値化部、103は
デイザパターン2値化部104はエツジ検出像域判定
部、105は切換スイツチ、106は記録部である。以
下に該構成の動作説明を行う。
まず、画像読取部100はCCD (固定撮影素子)及びA/
D コンバータを含み、読み込まれた画像情報を6ビツト
に量子化する。量子化された階調画像信号i(x,y)(x,y
は夫々主/副走査方向の画素の座標である)はスムージ
ング部101、一定閾値2値化部102へそれぞれ送出
される。一定閾値2値化部102は、該画像信号i(x,y)
を一定の閾値において2値化し、切換スイツチ105へ
と送出する。スムージング部101は内部にラインメモ
リを有し、該画像信号を第3図に示す平滑フイルタP(x,
y)を用いて、画像信号をブロツクに分割し、該ブロツク
内の注目画素の平滑後画素情報を 平滑後画素情報 ={ΣΣP(x,y)×i(x,y)}/{ΣΣ(P(x,y)} により計算する。
D コンバータを含み、読み込まれた画像情報を6ビツト
に量子化する。量子化された階調画像信号i(x,y)(x,y
は夫々主/副走査方向の画素の座標である)はスムージ
ング部101、一定閾値2値化部102へそれぞれ送出
される。一定閾値2値化部102は、該画像信号i(x,y)
を一定の閾値において2値化し、切換スイツチ105へ
と送出する。スムージング部101は内部にラインメモ
リを有し、該画像信号を第3図に示す平滑フイルタP(x,
y)を用いて、画像信号をブロツクに分割し、該ブロツク
内の注目画素の平滑後画素情報を 平滑後画素情報 ={ΣΣP(x,y)×i(x,y)}/{ΣΣ(P(x,y)} により計算する。
このようにして計算した画素濃度情報を順次デイザパタ
ーン2値化部103及びエツジ検出部104へと送出す
る。デイザパターン2値化部103では第4図のデイザ
パターンを用い入力された平滑後の画素情報を2値化し
切換スイツチ105へ送出する。一方、エツジ検出像判
定部104は第5図の空間フイルタを用い、入力された
平滑後の画素情報より画像のエツジ部を検出し該検出結
果に応じて切換スイツチ105を切換えて、一定閾値2
値化部102の出力あるいはデイザパターン2値化部1
03の出力のいずれかを選択し、記録部106へ送出す
るのである。
ーン2値化部103及びエツジ検出部104へと送出す
る。デイザパターン2値化部103では第4図のデイザ
パターンを用い入力された平滑後の画素情報を2値化し
切換スイツチ105へ送出する。一方、エツジ検出像判
定部104は第5図の空間フイルタを用い、入力された
平滑後の画素情報より画像のエツジ部を検出し該検出結
果に応じて切換スイツチ105を切換えて、一定閾値2
値化部102の出力あるいはデイザパターン2値化部1
03の出力のいずれかを選択し、記録部106へ送出す
るのである。
しかし、上記の構成のような従来例においては平滑化し
た画像信号からエツジ像を検出し像域の画調の判定を行
う為に、画調判定が正確に行われず、画像の再現性は良
好とは言えなかつた。
た画像信号からエツジ像を検出し像域の画調の判定を行
う為に、画調判定が正確に行われず、画像の再現性は良
好とは言えなかつた。
[目的] 本発明は上記従来例の欠点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は入力された画像信号によって表される画像の特
徴を画素毎に簡単な構成で、しかも精度良く識別し、そ
の識別結果に応じて画素毎に適切な処理を行うことの出
来る画像処理装置を提供する所にある。
の目的は入力された画像信号によって表される画像の特
徴を画素毎に簡単な構成で、しかも精度良く識別し、そ
の識別結果に応じて画素毎に適切な処理を行うことの出
来る画像処理装置を提供する所にある。
[実施例] 以下図面を用いて本発明の実施例を詳述する。
第1図は本実施例の全体構成を示すブロツク図で、図中
100は内部にCCD (固定撮像素子)及びA/D コンバー
タを有する画像読取部である。画像読取部100で6ビ
ツトに量子化された画像信号iはスムージング部111
へ送られる。スムージング部111では11×3画素の
ブロツク内の画像信号の平滑化を行う。この平滑化によ
り先ずモアレ周波数成分が取り除かれる。
100は内部にCCD (固定撮像素子)及びA/D コンバー
タを有する画像読取部である。画像読取部100で6ビ
ツトに量子化された画像信号iはスムージング部111
へ送られる。スムージング部111では11×3画素の
ブロツク内の画像信号の平滑化を行う。この平滑化によ
り先ずモアレ周波数成分が取り除かれる。
一方、画像信号iは(1H+5Z) 110により1ラインと5
画素分遅延させられる。この遅延はスムージング部11
1が画像信号を11×3のブロックに分割する為に、ブ
ロック内の注目画素は2値化部に対して1ラインと5画
素分遅延するから同期を取る為に必要となる。1ライン
と5画素分遅延された画像信号i′は2値化部112の
一方の入力となる。2値化部112の他の入力は平滑化
された画像信号isである。スムージング部111で平滑
化された注目画素の画像信号isは2値化部112の他の
入力となると共にデイザ2値化部115の入力となる。
画素分遅延させられる。この遅延はスムージング部11
1が画像信号を11×3のブロックに分割する為に、ブ
ロック内の注目画素は2値化部に対して1ラインと5画
素分遅延するから同期を取る為に必要となる。1ライン
と5画素分遅延された画像信号i′は2値化部112の
一方の入力となる。2値化部112の他の入力は平滑化
された画像信号isである。スムージング部111で平滑
化された注目画素の画像信号isは2値化部112の他の
入力となると共にデイザ2値化部115の入力となる。
デイザ2値化部115では第4図のデイザマトリクスに
基づいて2値化を行う。デイザ2値化された画像信号は
更に(2H+2Z )遅延回路116により2ラインと2画素
分遅延されて画像信号iDとなり、画像信号iDは切替SW
105の一方の入力となる。(2H+2Z )遅延回路116
の役割は後述する像域判定部114での遅延と同期させ
る為である。
基づいて2値化を行う。デイザ2値化された画像信号は
更に(2H+2Z )遅延回路116により2ラインと2画素
分遅延されて画像信号iDとなり、画像信号iDは切替SW
105の一方の入力となる。(2H+2Z )遅延回路116
の役割は後述する像域判定部114での遅延と同期させ
る為である。
2値化部112では遅延されたのみの画像信号i′を平
滑化された画像信号iSを閾値として2値化する事により
文字部の画像信号を抽出する。従来は閾値は固定的であ
つたが本実施例では閾値を平滑化された画像信号iSを用
いる事により背景画像(原稿の地肌)に埋もれそうな文
字部分までをも抽出する事ができる。
滑化された画像信号iSを閾値として2値化する事により
文字部の画像信号を抽出する。従来は閾値は固定的であ
つたが本実施例では閾値を平滑化された画像信号iSを用
いる事により背景画像(原稿の地肌)に埋もれそうな文
字部分までをも抽出する事ができる。
更に1画素遅延素子である(Z)113により1画素遅
延した2値化出力D-1 を平滑化された6ビツトの画像信
号iSの一部に代えて入力するのである。つまり、1画素
前の2値化出力D を加えて比較する事により閾値に幅
(±α)を持たせる事ができ、更に画像濃度の濃淡の変
化を含めた2値化が可能となる。
延した2値化出力D-1 を平滑化された6ビツトの画像信
号iSの一部に代えて入力するのである。つまり、1画素
前の2値化出力D を加えて比較する事により閾値に幅
(±α)を持たせる事ができ、更に画像濃度の濃淡の変
化を含めた2値化が可能となる。
例えば、黒に2値化された直後は平均値にαを加え、よ
り白に2値化され易くし、逆に白に2値化された直後は
平均値からαを引き、より黒く2値化され易くする。そ
の結果、網点原稿や連続中間調部分で反転回数の多い二
値データが得られ、この両画像を濃淡画像としてより安
定に判定できる。
り白に2値化され易くし、逆に白に2値化された直後は
平均値からαを引き、より黒く2値化され易くする。そ
の結果、網点原稿や連続中間調部分で反転回数の多い二
値データが得られ、この両画像を濃淡画像としてより安
定に判定できる。
2値化信号D は像域判定部114へ入力される。像域判
定部114では2値化信号D を5×5画素のブロツクで
仕切り、そのブロツク内での2値化信号D の反転、則ち
隣接画素の主/副走査方向での画像信号の反転箇所を検
出し、その個数の計数値と所定の数との大小で前記5×
5のブロツクの像域の画調を判定し、その判定出力Sを
切替スイツチ105の制御信号として出力する。
定部114では2値化信号D を5×5画素のブロツクで
仕切り、そのブロツク内での2値化信号D の反転、則ち
隣接画素の主/副走査方向での画像信号の反転箇所を検
出し、その個数の計数値と所定の数との大小で前記5×
5のブロツクの像域の画調を判定し、その判定出力Sを
切替スイツチ105の制御信号として出力する。
切替スイツチ105の一方の入力は像域判定部からの出
力D-2 である。上述したように、像域判定部114では
5×5のブロツクに分割する為にD-2 は2値信号D より
も2ライン+2画素分遅延している。この遅延は前述の
遅延回路(2H+2Z)116により補償されるので、iDとD-2
は同期が取れている。
力D-2 である。上述したように、像域判定部114では
5×5のブロツクに分割する為にD-2 は2値信号D より
も2ライン+2画素分遅延している。この遅延は前述の
遅延回路(2H+2Z)116により補償されるので、iDとD-2
は同期が取れている。
こうして像域判定部114 の判定結果Sに応じて2値化信
号D-2 又はデイザ2値化信号iDを選択して記録部106
に出力する。
号D-2 又はデイザ2値化信号iDを選択して記録部106
に出力する。
第1図の実施例と第2図の従来例との比較からまず像域
判定部114は1ビツトの2値信号を用いて行う為に、
その回路規模は6ビツトの画像信号から像域判定してい
た従来の判定回路と比較して1/6 に縮小された事になり
高速処理が可能となる。又、像再生に関しては画像信号
iを平滑化した信号isに一定の幅±αの値を加えこれを
閾値として2値化し、像域判定及び文字部データを抽出
しているため、注目画素は自動的に背景処理がなされて
文字部抽出されるので画調認識が正確に行え、文字部周
辺においては欠落のない鮮明な、又高周波網点域におい
ては原稿に忠実な像の2値化を行うことができる。
判定部114は1ビツトの2値信号を用いて行う為に、
その回路規模は6ビツトの画像信号から像域判定してい
た従来の判定回路と比較して1/6 に縮小された事になり
高速処理が可能となる。又、像再生に関しては画像信号
iを平滑化した信号isに一定の幅±αの値を加えこれを
閾値として2値化し、像域判定及び文字部データを抽出
しているため、注目画素は自動的に背景処理がなされて
文字部抽出されるので画調認識が正確に行え、文字部周
辺においては欠落のない鮮明な、又高周波網点域におい
ては原稿に忠実な像の2値化を行うことができる。
次に第1図に示した実施例の各構成要素の詳説を行う。
第7図は第1図に示すスムージング部111を示す回路
図であり、図中301,302は1ラインメモリであ
り、303〜332のラツチ回路とにより11画素×3
ラインの平滑化用ブロツクを構成している。334〜3
65の加算器、367〜375の乗算器、及び376の
除算器により注目画素(ラツチ317の出力部)を中心
として11×3のブロツクの平滑化を行うための演算処
理を行い、結果として信号iSを出力する。
図であり、図中301,302は1ラインメモリであ
り、303〜332のラツチ回路とにより11画素×3
ラインの平滑化用ブロツクを構成している。334〜3
65の加算器、367〜375の乗算器、及び376の
除算器により注目画素(ラツチ317の出力部)を中心
として11×3のブロツクの平滑化を行うための演算処
理を行い、結果として信号iSを出力する。
即ち、第7図のスムージング部は11×3のブロツクを
第6図の平滑化マトリクスに基づいて連続的に平滑化し
ていくのである。除算器376の除数108は第6図の
マトリクスエレメントの総和である。
第6図の平滑化マトリクスに基づいて連続的に平滑化し
ていくのである。除算器376の除数108は第6図の
マトリクスエレメントの総和である。
第8図は第1図の2値化部112及びデイザ2値化部1
15とそれらの周辺回路を示した図である。まず、比較
用ROM 401は12ビツトアドレス入力で、その上位6
ビツトのアドレスには画像読取部100により6ビツト
に量子化され1ラインと5画素分遅延させられた画像信
号i′を入力し、更に下位6ビツトのアドレス中の上5
ビツトアドレスにはスムージング部111より平滑化さ
れた信号iSの最下位ビツトを除く5ビツトを入力し、残
りの最下位ビツトアドレスには当該比較用ROM 401か
らの出力信号D を遅延素子113により1画素デイレ−
させた出力D-1 を入力する。前述したように平滑後の画
像信号iSを閾値として用いて2値化する事により背景処
理が可能となり更に1画素デイレーさせた2値化出力を
フイードバツクさせる事により閾値に幅±α(フイード
バツク出力を ROM401のLSB のアドレスにする事によ
り閾値に幅が持たされる)を持たせる事が可能となり、
これを式で表わすと、 iS−α<i′<iS+α となる。平滑化信号iSと前画素の2値化結果D-1 とを参
照することにより、平滑化信号iSに±αの範囲を持たせ
た閾値とする為に、簡単な構成により文字部画像の抽出
が可能となり、自動的に背景処理が可能となり、文字部
周辺においてはボケのない鮮明な、又高周波網点域を原
稿に忠実な像再生を行うことができる。
15とそれらの周辺回路を示した図である。まず、比較
用ROM 401は12ビツトアドレス入力で、その上位6
ビツトのアドレスには画像読取部100により6ビツト
に量子化され1ラインと5画素分遅延させられた画像信
号i′を入力し、更に下位6ビツトのアドレス中の上5
ビツトアドレスにはスムージング部111より平滑化さ
れた信号iSの最下位ビツトを除く5ビツトを入力し、残
りの最下位ビツトアドレスには当該比較用ROM 401か
らの出力信号D を遅延素子113により1画素デイレ−
させた出力D-1 を入力する。前述したように平滑後の画
像信号iSを閾値として用いて2値化する事により背景処
理が可能となり更に1画素デイレーさせた2値化出力を
フイードバツクさせる事により閾値に幅±α(フイード
バツク出力を ROM401のLSB のアドレスにする事によ
り閾値に幅が持たされる)を持たせる事が可能となり、
これを式で表わすと、 iS−α<i′<iS+α となる。平滑化信号iSと前画素の2値化結果D-1 とを参
照することにより、平滑化信号iSに±αの範囲を持たせ
た閾値とする為に、簡単な構成により文字部画像の抽出
が可能となり、自動的に背景処理が可能となり、文字部
周辺においてはボケのない鮮明な、又高周波網点域を原
稿に忠実な像再生を行うことができる。
尚、上記の説明においては第1図に示す画像信号iSと1
画素遅延素子 (Z)113によりiS±αの幅を持たせて画
像信号i を2値化する手段が主であるが、1画素遅延素
子 (Z)113を取り除いた画像信号iSだけを閾値とした
2値化手段においても同様の効果が得られるものであ
る。
画素遅延素子 (Z)113によりiS±αの幅を持たせて画
像信号i を2値化する手段が主であるが、1画素遅延素
子 (Z)113を取り除いた画像信号iSだけを閾値とした
2値化手段においても同様の効果が得られるものであ
る。
比較器404は平滑化された信号iSをデイザROM 403
より得られる閾値で2値化し、2値化信号は像域判定1
14と同期を取るための2ラインと2画素分の遅延回路
116へ送られ信号iDとして出力されるのは前述した。
より得られる閾値で2値化し、2値化信号は像域判定1
14と同期を取るための2ラインと2画素分の遅延回路
116へ送られ信号iDとして出力されるのは前述した。
第9図は第1図に示す像域判定114の回路図である。
図中、500〜503のラインメモリと504〜523
のラツチとが5×5画素のブロツクを形成する。524
〜563のEXORゲートが5×5のブロツク内の主/副両
走査方向の2値化画素信号の反転部分を検出し、564
〜568のデコーダと569〜572の加算器とにより
5×5のブロツク内の反転回数を算出し、当該算出結果
を573の比較器で所定値Tと比較する。この比較結果
Sに応じて、切替SW105は信号D-2 を出力するか信
号iDを出力するかを選択出力し、当該出力は第2図に示
す記録部106へ送られる。
図中、500〜503のラインメモリと504〜523
のラツチとが5×5画素のブロツクを形成する。524
〜563のEXORゲートが5×5のブロツク内の主/副両
走査方向の2値化画素信号の反転部分を検出し、564
〜568のデコーダと569〜572の加算器とにより
5×5のブロツク内の反転回数を算出し、当該算出結果
を573の比較器で所定値Tと比較する。この比較結果
Sに応じて、切替SW105は信号D-2 を出力するか信
号iDを出力するかを選択出力し、当該出力は第2図に示
す記録部106へ送られる。
切替SW105は反転回数≦Tであれば、文字部と判定
し信号D-2 を選択し、反転回数>Tであれば網点/写真
部と判定し信号iDを選択するものである。
し信号D-2 を選択し、反転回数>Tであれば網点/写真
部と判定し信号iDを選択するものである。
以上説明したように、本発明の実施例の画像処理装置に
よれば、画調判定は背景処理され文字部を抽出された画
像信号より行われる事により、画調判定が正確となり、
文字部周辺においては欠落のない鮮明な再生画像が、又
高周波網点域もモアレが生ずる事のない原稿に忠実な再
生画像が得られる。
よれば、画調判定は背景処理され文字部を抽出された画
像信号より行われる事により、画調判定が正確となり、
文字部周辺においては欠落のない鮮明な再生画像が、又
高周波網点域もモアレが生ずる事のない原稿に忠実な再
生画像が得られる。
又、本発明の実施例の他の構成によれば、2値化された
画像信号から画調判定を行う事により回路は小規模でも
高速の画調認識/画像処理が可能となる。
画像信号から画調判定を行う事により回路は小規模でも
高速の画調認識/画像処理が可能となる。
[効果] 以上の様に本発明によれば、入力された画像信号によっ
て表される画像の特徴を画素毎に簡単な構成で、しかも
精度良く識別し、その識別結果に応じて画素毎に適切な
処理を行うことができる。
て表される画像の特徴を画素毎に簡単な構成で、しかも
精度良く識別し、その識別結果に応じて画素毎に適切な
処理を行うことができる。
第1図は本発明に係る実施例のブロツク図、 第2図は従来例のブロツク図、 第3図は従来例の平滑用フイルタを示す図、 第4図はデイザ閾値のパターン図、 第5図は従来例のエツジ検出用の空間フイルタを示す
図、 第6図は実施例のスムージング部に用いられる平滑用フ
イルタを示す図、 第7図は実施例のスムージング部の回路図、 第8図は2値化部、デイザ2値化部及び周辺の回路図、 第9図は実施例の像域判定部及び出力を切替える為の回
路図である。 100……画像読取部、105……切替スイツチ、10
6……記録部、111……スムージング部、112……
2値化部、114……像域判定部、115……デイザ2
値化部である。
図、 第6図は実施例のスムージング部に用いられる平滑用フ
イルタを示す図、 第7図は実施例のスムージング部の回路図、 第8図は2値化部、デイザ2値化部及び周辺の回路図、 第9図は実施例の像域判定部及び出力を切替える為の回
路図である。 100……画像読取部、105……切替スイツチ、10
6……記録部、111……スムージング部、112……
2値化部、114……像域判定部、115……デイザ2
値化部である。
Claims (1)
- 【請求項1】画像信号を画素毎に入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された注目画素の画像信号を
周辺画素の画像信号を用いて平滑化する平滑化手段と、 前記平滑化手段により平滑化された画像信号を閾値とし
て前記入力手段により入力された注目画素の画像信号を
2値化する2値化手段と、 前記2値化手段から出力される2値化信号に基づいて、
前記入力手段により入力された注目画素の画像信号によ
って表される画像の特徴を識別する識別手段と、 前記識別手段により識別された注目画素の画像の特徴に
応じて、前記注目画素の画像信号を処理し、処理された
画像信号を出力する処理手段とを有することを特徴とす
る画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59246131A JPH0614352B2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59246131A JPH0614352B2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61125683A JPS61125683A (ja) | 1986-06-13 |
JPH0614352B2 true JPH0614352B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=17143938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59246131A Expired - Lifetime JPH0614352B2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614352B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5301039A (en) * | 1985-01-21 | 1994-04-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus with pixel tone discrimination |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58191571A (ja) * | 1982-05-06 | 1983-11-08 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | 画像処理方式 |
JPS59175280A (ja) * | 1983-03-24 | 1984-10-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号2値化装置 |
-
1984
- 1984-11-22 JP JP59246131A patent/JPH0614352B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61125683A (ja) | 1986-06-13 |
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JPH0561677B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |