JP2972171B2 - 網点領域検出方法 - Google Patents

網点領域検出方法

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JP2972171B2 JP10022297A JP2229798A JP2972171B2 JP 2972171 B2 JP2972171 B2 JP 2972171B2 JP 10022297 A JP10022297 A JP 10022297A JP 2229798 A JP2229798 A JP 2229798A JP 2972171 B2 JP2972171 B2 JP 2972171B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像中の網点領域と
線画領域とを自動的に判定して分離するための網点領域
検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリなどにおいて、網
点で表現した写真や絵などの網点画と文字などの線画と
が混在している画像を再生する場合、再生画像の品質を
向上するために網点写真などの網点領域に対してはモア
レ除去の処理を、また文字などの線画領域に対しては鮮
鋭化処理などを行うことが望ましい。
【0003】また、このような網点画と線画の混在して
いる画像を伝送する場合においても、データ圧縮率の向
上などを図るためにそれぞれの画像領域の特性に応じた
処理を行った後で符号化処理などを施すことが望まし
い。特公平5−33869号公報には、網点画と線画の
混在する画像中から網点領域を分離するための方法が開
示されている。
【0004】この方法は、図8にその処理の流れを示す
ように、ラスタスキャンにより原画の画像データをディ
ジタル多階調信号として取り出し、ラスタ上で前後に隣
接する画素間の明暗の濃度差を算出してその差分信号を
作り、この差分信号から下記(i)〜(iii)のいずれか
の条件を満たす画素を濃度変化の山または谷を示す極点
として図9(A)(B)のように検出する。
【0005】(i)差分の符号が前後で変わったときの
画素(図9(A))を極点とする。 (ii)差分が零の前後で差分値の符号が変わったときの
画素(図9(B))を極点とする。 (iii)前の極点との間隔が予め定めた閾値Lth0 となっ
たときの画素(図示なし)を極点とする。
【0006】上記のようにして得られた極点情報に基づ
き、下記(iv)(v)の条件を同時に満たすときに網点
領域と判定する。 (iv)極点間の区間長L(i)が予め定めた閾値Lth1
とLth2 の範囲内にあるとき。すなわち、 Lth1 <L(i)<Lth2
【0007】(v)現位置の区間長L(i)とその1つ
前の区間長L(i−1)との差が予め定めた閾値Lth3
内にあるとき。すなわち、 |L(i)−L(i−1)|≦Lth3 。 そして、上記判定結果に基づき、それぞれの画素の出力
を線画に対応した信号か、網点に対応した信号にする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法は、網点
領域には濃度レベルの山と谷の極点が規則的に現れるこ
とを前提として画像中から網点を分離するものである
が、一般に網点部以外の文字部や連続階調写真部にも多
くの極点が存在するため、上記方法によるときは十分に
高い分離率を望めないという問題があった。
【0009】また、ラスタスキャンライン上に並ぶ前後
の画素の一次元的な比較によって検出を行っているた
め、網点率の低い網点部、あるいは逆に網点率の高い網
点部、原稿が回転するなどしてスクリーン角が水平方向
からずれた網点部などにおいては極点間の区間長L
(i)が長くなってしまい、文字部との分離が困難にな
るという問題もあった。
【0010】本発明は正確に網点領域を検出できるよう
にした網点領域検出方法を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、入力画像から得られるディジタル多階調入力画像信
号から所定の画素領域内の中心画素が極点画素であるか
否かを検出し、極点画素であると検出された画素を所定
の2次元領域単位で計数し、注目の2次元領域の極点画
素数とその周囲の2次元領域の極点画素数の関係より当
該注目の2次元領域の中心または全ての画素を網点部と
して判定する。
【0012】また、前記極点画素の検出は、M×M画素
からなるマトリックスを順次適用して、該マトリックス
の中心画素とその周辺画素の階調レベルより前記中心画
素が極点であるか否かを検出させる。また、前記極点画
素の検出に際し、M×M画素からなるマトリックスの中
心画素の階調レベルが当該マトリックス内の他の画素の
階調レベルに比べて最大または最小であり、かつ当該中
心画素を通って特定の方向につながる各画素の階調レベ
ルとの差の絶対値が所定の閾値以上であるとき当該中心
画素を極点として検出する。
【0013】また、前記特定方向につながる画素とし
て、中心画素を通り、上下左右斜めのいずれかの方向に
伸びる直線上に並んだ画素を用いる。また、前記網点部
の判定に際し、注目の2次元領域とその周囲の2次元領
域において、極点画素数が所定の閾値以上である2次元
領域が所定の閾値以上存在するとき、前記注目の2次元
領域の中心画素または注目の2次元領域内の全ての画素
を網点部として検出する。
【0014】
【作用】M×M画素のマトリックスからなる局所的な二
次元の極点検出パターンを用いて画素の極点を検出し、
さらに、N×N画素のブロックからなる局所的な二次元
の網点検出パターンを用いて注目ブロック内の所定の画
素が網点部に属するか否かを検出するので、ラスタスキ
ャンライン上に並ぶ前後の画素の一次元的な比較だけで
網点の分離を行う従来法に比べ、より正確に網点を分離
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】図2は本発明の方法を適用して構
成した網点領域分離装置の実施例を示す。なお、説明を
簡単にするため、処理画像として白黒画像を用いた場合
を例にとって述べる。カラー画像に適用したい場合に
は、CRT表示、印刷表示など、再生画像の表示形式に
応じてカラー原画をRGBあるいはYMCなどの三原色
に分解し、各色ごとに本発明による網点分離処理を行え
ばよい。
【0016】図2において、入力画像信号部1は、網点
写真などの網点画と文字などの線画とが混在する原画像
をラスタスキャンして濃度レベルに対応した輝度信号か
らなるディジタル多階調入力画像信号に変換し、少なく
とも以後の分離処理に必要なスキャンライン分、例えば
N×3スキャンライン分(Nは後述する網点検出のため
のN×N画素からなる単位ブロックの画素サイズ)をラ
インメモリなどに格納する回路である。
【0017】極点検出部2は、上記入力画像信号部1か
ら送られてくるディジタル多階調入力画像の各画素に対
して予め定めたM×M画素からなるマトリックス、例え
ば、図3(A)〜(C)に示す如き3×3画素サイズの
マトリックス(M=3)、4×4画素サイズのマトリッ
クス(M=4)あるいは5×5画素サイズのマトリック
ス(M=5)を順次適用し、当該マトリックスの中心画
素m0 (図3(A)〜(C)参照)が濃度変化の山また
は谷を示す極点であるか否かを周囲の画素m1〜mi
の濃度関係から検出する回路である。
【0018】網点領域検出部3は、N×N画素(但し、
N>M)からなるブロックB、例えば図5に示すような
9×9画素サイズ(N=9)からなるブロックBを単位
として画像を分割し、各ブロックごとに山を示す極点画
素数と谷を示す極点画素数をそれぞれ計数し、計数値の
大きい側の極点画素数を当該ブロックの極点画素として
決定した後、図6に示す注目ブロックB0 の極点画素数
0 と、これを囲む上下左右斜めの各周囲ブロックB1
〜B8 の各極点画素数Pとの関係から当該注目ブロック
0 の中心画素n0 (図5参照)、あるいは当該ブロッ
クB0 内の全ての画素n0 〜n80が網点領域に属するか
否かを判定する回路である。
【0019】領域判定信号出力部4は、上記網点領域検
出部3の検出結果に基づき各画素が網点部であるか、ま
たは線画部であるかの判定信号を出力する回路である。
上記極点検出部2における濃度変化の山または谷を与え
る極点の検出条件としては、下記(I)および(II)を
AND条件とする二次元的な極点検出パターンが採用さ
れる。 (I)M×M画素のマトリックス内において、中心画素
0 の濃度レベルがその周囲の他の画素m1 〜mi の濃
度レベルに比べて最大か、または最小であるとき。すな
わち、 m0 >m1 〜mi または m0 <m1 〜mi
【0020】前述したように、一般には文字部にも網点
同様の極点が数多く存在するため、上記条件(I)だけ
では網点部の極点だけを検出することは難しい。そこ
で、次の条件(II)を極点検出のAND条件とする。 (II)図4(A)〜(C)に示すように、M×M画素の
マトリックス内において、中心画素m0 の濃度レベル
と、矢印線で示すように該中心画素m0 を通り、特定の
方向につながる各画素m1 〜mi との間のそれぞれの濃
度差Δmの絶対値が所定の閾値ΔmTH以上であるとき。
すなわち、 |Δm|>ΔmTH
【0021】また、上記の網点領域検出部3における網
点領域の検出条件としては、下記(IIIa)(IIIb)(IV
a)(IVb)のいずれかの二次元的な網点検出パターン
がその再生目的に応じて採用される。上記N×N画素のブロックBを1画素ずつ移動しながら
処理を実行する場合 (IIIa)図6に示すように、注目ブロックB0 と周囲ブ
ロックB1 〜B8 において、極点画素数Pが所定の閾値
TH以上であるブロックの数ΣBが所定の閾値BTH以上
であるときに、当該注目ブロックB0 の中心画素n
0 (図5参照)を網点部とする。すなわち、 〔P>PTHのブロックの数ΣB〕>BTH
【0022】(IIIb)注目ブロックB0 と周囲ブロック
1 〜B8 において、注目ブロックB0 と各周囲ブロッ
クB1 〜B8 との間の極点画素数の差ΔPの絶対値の総
和Σ|ΔP|が所定の閾値ΔPTH以下であるときに、当
該注目ブロックB0内の中心画素n0 を網点部とする。
すなわち、 Σ|ΔP|<ΔPTH
【0023】上記N×N画素のブロックBを1ブロック
ずつ移動しながら処理を実行する場合 (IVa)注目ブロックB0 と周囲ブロックB1 〜B8
おいて、極点画素数Pが所定の閾値PTH以上であるブロ
ックの数ΣBが所定の閾値BTH以上であるときに、当該
注目ブロックB0 内のすべての画素n0 〜n80(図5参
照)を網点部とする。
【0024】(IVb)注目ブロックB0 と周囲ブロック
1 〜B8 において、注目ブロックB0 と各周囲ブロッ
クB1 〜B8 との間の極点画素数の差ΔPの絶対値の総
和が所定の閾値ΔPTH以下であるときに、当該注目ブロ
ックB0 内のすべての画素n0 〜n80を網点部とする。
【0025】進んで、上記構成になる実施例の動作を図
1のフローチャートを参照して説明する。なお、網点領
域検出部3における網点領域の検出条件としては上記(I
IIa)の条件を用いるものとする。また、入力画像は網
点部と線画部とからなり、連続階調写真などの連続階調
部を含まないものとする。
【0026】入力画像信号部1は原画像をラスタスキャ
ンして輝度信号からなるディジタル多階調入力画像信号
に変換し、この画像信号を後の網点分離処理に必要なN
×3スキャンライン分格納する(ステップ〔1〕)。例
えば、図5に示すように、N×N画素のブロックBの画
素サイズとしてN=9を採用した場合には、N×3=9
×3=27スキャンライン分の画像データが格納され
る。
【0027】極点検出部2は上記入力画像信号部1に格
納された画像データの各画素に図3(A)に示す3×3
画素からなるマトリックスを順次適用し、上記極点検出
条件(I)および(II)に基づいて当該マトリックスの
中心画素m0 が濃度変化の極点であるか否かを27スキ
ャンラインの全画素について判定する(ステップ
〔2〕)。
【0028】上記ステップ〔2〕においてすべての画素
について極点検出が終了すると、ステップ〔3〕〜
〔8〕において各画素が網点部であるか否かの領域判定
を上記網点検出条件(IIIa)に基づいて行う。すなわ
ち、先ずステップ〔3〕において、上記極点検出された
画像を図5に示す9×9画素サイズのブロックBを単位
として分割し、各ブロックごとに山を与える極点画素数
と谷を与える極点画素数を計数し、いずれか計数値の大
きい側の極点画素数をそのブロックの極点画素数Pとし
て設定する。
【0029】次いで、ステップ〔4〕において、図6に
示す注目ブロックB0 とその周囲のブロックB1 〜B8
についてその極点画素数Pが所定の閾値PTH以上である
ブロックの数ΣBを求め、ステップ〔5〕においてその
ブロック数ΣBが所定の閾値BTH以上であるか否かを判
定する。
【0030】上記ステップ〔5〕において、ブロック数
ΣBが閾値BTHよりも大きいときは当該注目ブロックB
0 の中心画素n0 (図5参照)を網点部であると判定
し、ステップ〔6〕へ移行する。他方、ブロック数ΣB
が閾値BTHよりも小さいときは当該注目ブロックB0
中心画素n0 (図5参照)は網点部でないと判定し、ス
テップ〔7〕へ移行する。
【0031】網点領域検出部3から上記検出結果を受け
た領域判定信号出力部4は、当該中心画素n0 が網点部
であるか否かの判定信号を出力する(ステップ〔6〕
〔7〕)。上記のようにして、網点の分離処理を入力画
像の全画素についてN×3スキャンラインごとに繰り返
し実行し(ステップ〔8〕
〔9〕)、入力画像のすべて
の画素について網点部と線画部とに領域分離する。
【0032】なお、上記実施例は、極点検出パターンを
与えるM×M画素のマトリックスとして3×3画素サイ
ズのものを用い、また網点検出パターンを与えるN×N
画素のブロックとして9×9画素サイズのものを用いた
が、この画素サイズMおよびNの値はN>Mの関係を保
ちながら任意に採用し得ることは勿論である。
【0033】また、上記実施例は、原画像が網点写真な
どの網点部と文字などの線画部で構成されている場合を
例にとって述べたが、実際には原画像中に連続階調写真
や絵などの連続階調部が混在する場合がある。このよう
な場合には、先ず入力画像信号を微分してそのエッジ密
度から連続階調部を除去(例えば特開昭58−1159
75号参照)した後、本発明を適用すればよい。このよ
うにすることにより、網点部、文字部、連続階調部の三
者の分離も可能となる。
【0034】図7は上記実施例の網点領域分離装置を用
いて構成した複写機の例を示すもので、図中、符号5で
示されるブロック部分が図2に示した網点領域分離装置
である。図7中、6は文字領域処理用の鮮鋭処理回路、
7は文字などの鮮明化のための解像度を重視したBay
er型のディザ処理回路、8は網点領域処理用の平滑処
理回路、9は網点写真などの中間調を出すための階調性
を重視したうずまき型のディザ処理回路、10は領域分
離装置5からの網点判定信号を受けてディザ処理回路7
または9のいずれかの信号を選択する画像信号選択回路
である。
【0035】入力した画像信号は網点領域分離装置5に
おいて各画素につきそれぞれ網点部に属するか否か判定
され、その判定結果が画像信号選択回路10に送られ
る。画像信号選択回路10は、該判定信号が網点領域信
号でない場合にはディザ処理回路7側の画像信号を選択
して出力し、また判定信号が網点領域信号である場合に
はディザ処理回路9側の画像信号を選択して出力する。
【0036】この結果、線画領域ではディザ処理回路7
で鮮明処理された文字などの画像信号が選択出力され、
また網点領域ではディザ処理回路9で疑似中間調処理さ
れた網点写真などの画像信号が選択出力される。したが
って、画像信号選択回路10から出力される画像信号に
必要な処理を施した後複写再生すれば、文字などの線画
部は鮮明化され、しかも網点写真などの網点部は自然な
感じに疑似中間調処理された高品質の2値画像が得られ
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
効果が得られる。多階調画像信号から所定の画素領域内
の中心画素が極点画素であるか否かを検出し、検出され
た極点画素を所定の2次元領域を単位で計数し、注目の
2次元領域の極点画素数とその周囲の2次元領域の極点
画素数との関係より当該注目の2次元領域の中心画素ま
たは全ての画素を網点部として検出するようにしたの
で、正確に網点領域を検出することができる。
【0038】M×M画素からなるマトリックスを順次適
用して、該マトリックスの中心画素とその周辺画素の階
調レベルより中心画素が極点であるか否かを検出させる
ようにしたので、正確に極点を検出することができる。
注目の2次元領域とその周囲の2次元領域において、極
点画素数が所定の閾値以上ある2次元領域が所定の閾値
以上存在するとき注目の2次元領域の中心画素または全
ての画素を網点部として検出するようにしたので、正確
に網点領域を検出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の動作のフローチャート。
【図2】本発明の実施例を示す図。
【図3】本発明に用いるM×M画素からなるマトリック
スの例を示す図。
【図4】上記マトリックスの画素比較方向を示す図。
【図5】N×N画素からなるブロックの例を示す図。
【図6】注目ブロックと周囲ブロックの関係を示す図。
【図7】本発明を適用して構成した複写機の例を示す
図。
【図8】従来方式の説明図。
【図9】従来方式による極点検出の例を説明する図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像から得られるディジタル多階調
    入力画像信号から所定の画素領域内の中心画素が極点画
    素であるか否かを検出し、 極点画素であると検出された画素を所定の2次元領域単
    位で計数し、 注目の2次元領域の極点画素数とその周囲の2次元領域
    の極点画素数の関係より当該注目の2次元領域の中心ま
    たは全ての画素を網点部として判定することを特徴とす
    る網点領域検出方法。
  2. 【請求項2】 前記極点画素の検出は、M×M画素から
    なるマトリックスを順次適用して、該マトリックスの中
    心画素とその周辺画素の階調レベルより極点であるか否
    かを検出するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の網点領域検出方法。
  3. 【請求項3】 前記極点画素の検出に際し、M×M画素
    のマトリックスの中心画素の階調レベルが当該マトリッ
    クス内の他の画素の階調レベルに比べて最大または最小
    であり、かつ当該中心画素を通って特定の方向につなが
    る各画素の階調レベルとの差の絶対値が所定の閾値以上
    であるときに、当該中心画素を極点として判定すること
    を特徴とする請求項2記載の網点領域検出方法。
  4. 【請求項4】 前記特定の方向につながる画素として、
    中心画素を通り、上下左右斜めのいずれかの方向に伸び
    る直線上に並んだ画素を用いることを特徴とする請求項
    3記載の網点領域検出方法。
  5. 【請求項5】 前記網点部の判定に際し、注目の2次元
    領域とその周囲の2次元領域において、極点画素数が所
    定の閾値以上である2次元領域が所定の閾値以上存在す
    るときに、前記注目の2次元領域の中心画素または注目
    の2次元領域内のすべての画素を網点部として判定する
    ことを特徴とする請求項1,2,3または4記載の網点
    領域検出方法。
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