JPH0462226B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0462226B2
JPH0462226B2 JP58050609A JP5060983A JPH0462226B2 JP H0462226 B2 JPH0462226 B2 JP H0462226B2 JP 58050609 A JP58050609 A JP 58050609A JP 5060983 A JP5060983 A JP 5060983A JP H0462226 B2 JPH0462226 B2 JP H0462226B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
halftone
input
circuit
dither
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58050609A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59176978A (ja
Inventor
Koichi Ejiri
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP58050609A priority Critical patent/JPS59176978A/ja
Publication of JPS59176978A publication Critical patent/JPS59176978A/ja
Publication of JPH0462226B2 publication Critical patent/JPH0462226B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、画像と画素分解して処理する画像処
理装置に関する。
〔従来技術〕
フアクシミリ装置やデイジタル複写機等におい
て、網点印刷した写真等の中間調画像を画素分解
して読み取つた場合、モアレ(縞模様)を発生す
ることが知られている。このようなモアレを除く
ために、中間調画像のデイザ処理に用いるデイザ
マトリツクスの周期をランダムに変化させる方法
が採用されているが、画質が著しく低下するとい
う問題があつた。
〔目的〕
本発明の目的は、デイザ処理による画質劣化を
最小限に抑え、かつモアレを除去できる画像処理
装置を提供することである。
〔実施例〕 画像入出力系において、入力画像に固有の空間
周波数(網点画像の網周期などに対応する)を
TI、画像読取り用センサの空間周波数をTs、デ
イザ化に用いるデイザマトリツクスの周期をTp
とすると、モアレは |TI−Ts| ……(1) |TI−Tp| ……(2) |Ts−Tp| ……(3) のいずれの周波数成分も持ち得る。通常はTs
nTp(nは整数)となつており、(2),(3)の周波数
成分を持つモアレが問題となる。
しかるに従来は、TIに関係なくTpをランダマ
イズしてモアレの減少を図つていたため、画質が
大幅に低下するという問題があつた。
そこで本発明は、画質低下を招くTpのライダ
マイズを行わず、デイザ化対象の中間調画質領域
のTIを検出し、TIに応じて最適なTpを選定する
ことにより、画質劣化の軽減とモアレ抑制を同時
に達成しようとするものである。
以下、本発明の一実施例を詳述する。
第1図は本発明に係る画像処理装置の概略構成
を示す。1は原稿画像を画素分解して読み取る読
取装置(イメージスキヤナ)であり、ここで読み
取られた画像(入力画像)は濃度分布測定回路
2、自己相関関数演算回路3、プログラム制御の
プロセツサ4へ入力される。
濃度分布測定回路2とプロセツサ4は、入力画
像から網点を含む中間調領域を判別する。そのア
ルゴリズムについて以下に説明する。
画像を第2図に示すM×N画素の小さな小領域
に分割し、各小領域の濃度分布を調べると、中間
調画像領域か白黒画像(文字やグラフ)領域かに
よつて第3図aおよびbのようなヒストグラムが
得られる。第3図aの横軸は濃度レベル、縦軸は
頻度である。また第3図bの横軸は画素の濃度P
(i,j)と隣りの画素の濃度P(i,j)との差
d(i,j)=|P(i−j)−P(i,j+1)|
で、縦軸は頻度である。いずれの図においても、
中間調画像領域ではカーブの特性が得られ、白
黒画像領域ではカーブの特性が得られる。カー
ブとは明らかに相異するので、中間調画像領
域の判定に利用できる。
そこで、入力画像の小領域毎に次のパラメータ
b,cを求める。
b=S(2)/S(1)+S(3)……(4) c=S(3)/S(2) ……(5) ここで、S(1),S(2),S(3)は第3図aまたはb
に示す各領域の面積に相当する。
そして、求めたパラメータb,cと判定閾値
T1,T2と比較し、b>T1かつc>T2のとき小領
域を中間間調画像領域と判定する。
前記濃度分布測定回路2は第3図のヒストグラ
ムを得る回路であり、そのヒストグラムからプロ
セツサ4は前記パラメータb,cを計算し、判定
閾値T1,T2と比較して中間調領域か判定する。
自己相関関数演算回路3とプロセツサ4は、入
力画像の空間周波数を検出するが、そのアルゴリ
ズムは以下の通りである。
自己相関関数演算回路3は、入力画像の自己相
関関数R(k)を次式により計算する。
R(k)= 〓j P(i,j)・P(i,j+k) ……(6) ただしk=1,2,3,……,Lである(実用
上、Lは20程度で十分である)。
プロセツサ4は、次式を満すkを捜し、kを小
さい順にk1,k2,……,kNとする。
R(k−1)<R(k)<R(k+1)……(7) 第4図はそのようにして求めたkを横軸、R(k)
を縦軸に表したグラフである。
プロセツサ4は、kjとkj+1の間隔の平均値を
計算する。その値が入力画像の空間周波数TI
ある。
再び第1図に戻つて説明すると、5は周期Tp
の異なる複数種類のデイザマトリツクスを持つデ
イザ処理回路であり、プロセツサ4で選定される
デイザマトリツクスを用いて、プロセツサ4経由
で入力される入力画像にデイザ処理を施す。6は
固定閾値を2値化する固定閾値2値化回路であ
る。7はデイザ処理回路5または固定閾値2値化
回路6から入力される2値画像を抑制するプロツ
タである。
第5図はプロセツサ4の処理を示す流れ図であ
る。順に各ステツプを説明する。
ステツプ:前記の式(4),(5)の演算を行つてパ
ラメータb,cを求める。
ステツプ:中間調画像領域か判定するステツ
プであり、b,cを判定閾値T1,T2
それぞれ比較し、b>T1かつc>T2
条件を満足するか判定する。NOならば
白黒画像領域であるから、ステツプへ
ジヤンプする。
ステツプ:前出の式(7)を満足するkを捜す。
ステツプ:kjとkj+1の間隔の平均値を計算
し、入力画像の空間周波数TIを求める。
ステツプ:現在選定しているデイザマトリク
スの周期Tpと空間周波数TIの差|TI
Tp|が判定閾値T3より小さいか判定す
る。NOであればモアレは出ないのでス
テツプに飛ぶ。
ステツプ:モアレが出ることが予想されるの
で、オペレータに対する警報を発生す
る。
ステツプ:|TI−Tp|が最大となる他の周
期Tpを持つデイザマトリツクスを選定
し、デイザ処理回路5へ指定する。デイ
ザ処理回路5は、指定された周期Tp
デイザマトリツクスに切り替える。
ステツプ:現在のTpをそのまゝ選定する。
ステツプ:デイサ処理回路5に対し、該当小
領域の画像信号にデイザ処理を施すよう
に指示する。
ステツプ:固定閾値2値化回路6に対し、該
当小領域の画像信号に2値化処理を施す
ように指示する。
前記濃度分布測定回路2の具体例を第6図に示
す。SR11〜SR1Mは、読取装置1から入力さ
れる画像信号を1ライン分ずつ順次遅延させるシ
フトレジスタである。SR00〜SR0Mは、読取
装置1または対応するシフトレジスタSR11〜
1Mから出力される画像信号をN画素分遅延させ
るシフトレジスタである。ADD1は加算器、
SUB1は減算器、REG1はレジスタである。加
算器ADD1は入力信号の加算結果に対応するレ
ジスタREG1のアドレスの内容に1を加算し、
減算器SUB1は入力信号の減算結果に対応する
レジスタREG1のアドレスの内容から1を減じ
る。これにより、レジスタREG1に第3図aの
ヒストグラムが得られる。
D1は画像信号を1画素分遅延させる遅延回
路、DSUBは遅延回路Dの入力例と出力例の画像
信号(隣接画素)の濃度差を求める減算器、SR
41〜SR4Mは減算器DSUBの出力信号を1ラ
イン分順次遅延させるシフトレジスタである。
SR20〜SR2Mは、減算器DSUBまたは対応す
るシフトレジスタSR41〜SR4Mの出力信号を
N画素分遅延させるシフトレジスタである。
ADDは加算器であり、入力信号の加算結果に対
応するレジスタREG2のアドレスの内容に1を
加算する。SUB2は減算器であり、入力信号の
減算結果に対応するレジスタREG2のアドレス
の内容から1を減算する。第3図bのヒストグラ
ムがレジスタREG2に得られる。
CNT1はカウンタであり、画素クロツクCLK
をカウントして、加算器ADD1、ADD2と減算
器SUB1、SUB2に対するリセツト信号を発生
する。
第7図に自己相関関数演算回路3の具体例を示
す。
D1〜DNは画像信号を1画素分ずつ順次遅延
させる遅延回路、ADD11〜1Nは読取装置1
から入力される画像信号と、対応する遅延回路D
1〜DNから出力される画像信号を加算する加算
器である。ADD21〜ADD2Nは加算器であ
り、対応するレジスタR1の内容に対応する加算
器ADD11〜AD1Nの出力値を加算する。前記
式(6)のR(k)がレジスタR1〜RNに得られる。レ
ジスタR1〜RNの個数(N)は、20個程度でよい。
なお、前述した中間調領域の判定や空間周波数
の検出を行うためのアルゴリズムや手段の構成
は、あくまで一例であり、適宜変更し得るもので
ある。
〔効果〕
以上に詳述したように、本発明はデイザマトリ
ツクスの周期をランダマイズするののではなく、
入力画像の空間周波数にしたがつてデイザマトリ
クスの周期を最適化するものである。したがつ
て、本発明によれば、デイザ処理による画質劣化
を最小限に抑えつつ、モアレを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像処理装置の一例を示
す概略構成図、第2図は入力画像の小領域の説明
図、第3図は中間調画像領域と白黒画像領域との
濃度分布の違いを示す図、第4図は自己相関関数
と空間周波数との関係を説明するための図、第5
図はプロセツサの処理流れ図、第6図は濃度分布
測定回路の一例を示すブロツク図、第7図は自己
相関関数演算回路の一例を示すブロツク図であ
る。 2……濃度分布測定回路、3……自己相関関数
演算回路、4……プロセツサ、5……デイザ処理
回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 画素分解された入力画像の小領域毎に中間調
    か判定する手段、入力画像の空間周波数を検出す
    る手段、中間調と判定された入力画像小領域にデ
    イザ処理を施す手段、および、デイザ処理に用い
    るデイザマトリツクスの周期を、検出された入力
    画像の空間周波数に応じて選定する手段を備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
JP58050609A 1983-03-25 1983-03-25 画像処理装置 Granted JPS59176978A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58050609A JPS59176978A (ja) 1983-03-25 1983-03-25 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58050609A JPS59176978A (ja) 1983-03-25 1983-03-25 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59176978A JPS59176978A (ja) 1984-10-06
JPH0462226B2 true JPH0462226B2 (ja) 1992-10-05

Family

ID=12863706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58050609A Granted JPS59176978A (ja) 1983-03-25 1983-03-25 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59176978A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07104928B2 (ja) * 1985-08-30 1995-11-13 キヤノン株式会社 画像処理装置
JPS62227264A (ja) * 1986-03-28 1987-10-06 Minolta Camera Co Ltd 画像読取装置
US4893195A (en) * 1987-08-27 1990-01-09 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Image processing apparatus capable of eliminating moire pattern
JPS6458173A (en) * 1987-08-28 1989-03-06 Minolta Camera Kk Picture processor
JP7247521B2 (ja) * 2018-11-02 2023-03-29 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 三次元形状データの生成装置、三次元造形装置、及び三次元形状データの生成プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59176978A (ja) 1984-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4811115A (en) Image processing apparatus using approximate auto correlation function to detect the frequency of half-tone image data
US4821334A (en) Image processing apparatus
US4841374A (en) Image processing method
US4817174A (en) Image processing apparatus
JP3180827B2 (ja) 背景レベルを動的に調整する方法及び装置
JPH0462226B2 (ja)
JPH06276392A (ja) 画像処理装置
JPS62242473A (ja) 疑似中間調画像処理装置
JP2521745B2 (ja) 画像処理装置
JPH0831953B2 (ja) 像域識別装置
JPH0793534A (ja) 画像処理装置
JP2521744B2 (ja) 画像処理装置
JP2637612B2 (ja) 画像2値化方法
JPH0614352B2 (ja) 画像処理装置
JPH0946523A (ja) 画像処理装置
JP3043036B2 (ja) 画像2値化装置
JPH09247436A (ja) 画像領域判別装置および画像処理装置
JPH02186876A (ja) 画像処理装置
JPH03211967A (ja) 画像領域判定方法
JPS62165477A (ja) 画像処理装置
JPH0548894A (ja) 画像処理装置
JPH0832802A (ja) 画像処理装置
JPH09139847A (ja) 画像処理装置
JPH0823441A (ja) 画像処理装置
JPH0533869B2 (ja)