JPH06143468A - フェライトシートのロール状原反及びフェライトシートの加工方法 - Google Patents

フェライトシートのロール状原反及びフェライトシートの加工方法

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JPH06143468A
JPH06143468A JP4327226A JP32722692A JPH06143468A JP H06143468 A JPH06143468 A JP H06143468A JP 4327226 A JP4327226 A JP 4327226A JP 32722692 A JP32722692 A JP 32722692A JP H06143468 A JPH06143468 A JP H06143468A
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JP
Japan
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sheet
ferrite
synthetic resin
ferrite sheet
roll
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JP4327226A
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English (en)
Inventor
Hiroka Yamazaki
博香 山崎
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロール状原反の自己融着の問題を、両面接着
シートの積層を困難とすることなく解決し、且つ両面接
着シートの積層加工や切断加工等を行う際の「伸び」の
問題も同時に解決せんとするものである。 【構成】 フェライトシート相互間に離型性に優れ且つ
伸びの少ない合成樹脂シートを介在させフェライトシー
トのロール状原反を提案する。またフェライトシートに
対して両面接着シートを積層したり、両面接着シート付
フェライトシートあるいはフェライトシート単体を切断
したりする工程においては、フェライトシートに合成樹
脂シートを沿わせた状態でこれら加工を行うこととし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ受像機やCRTデ
ィスプレイ等のブラウン管に装着される偏向ヨークの磁
界補正用フェライトシートを作製する際に用いるフェラ
イトシートのロール状原反とフェライトシートの加工方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ受像機やCRTディスプレイ等の
ブラウン管に装着される偏向ヨークの内面に、フェライ
ト粉を配合した合成樹脂やゴムより形成されるチップ状
フェライトシート片を貼着して磁界補正をする技術は既
に公知である。このようなチップ状フェライトシート片
は、例えば図6に示すようにフェライト粉配合樹脂やフ
ェライト粉配合ゴムを素材としたチップ状フェライトシ
ート片本体Fsの背面に粘着剤層Bと離型紙Rとからな
る所謂両面接着シートTを積層した構成である。そして
このチップ状フェライトシート片Ftは、図7(イ)に
示すように多数のチップ状フェライトシート片Ft,F
t,………を破断用溝部Vを介して縦1列に連設した細
幅テープ体の形態で、あるいは(ロ)に示すようにチッ
プ状フェライトシート片Ft,Ft,………を破断用溝
部Vを介して縦横に連設したシート体の形態で、偏向ヨ
ークへの貼着作業を実施するユーザーに提供されてい
る。
【0003】ところで、ここでいう両面接着シートTと
は、上述したように粘着剤層Bと剥離紙Rの積層体を指
しており、粘着剤層が露出している面をフェライトシー
ト下面に貼り付けたのち、剥離紙Rを剥がして粘着剤層
Bを露出させることによって、他面を偏向ヨークの巻線
等の対象物に貼着できるものを指し、結果的に粘着剤層
Bの両面が接着面として使用されるものを指している。
具体的には剥離紙Rの表裏両面にはシリコン被膜を形成
して、剥離紙Rの粘着剤層Bからの離型性を高めると同
時に、当該両面接着シートをロール状に巻回したときに
両面接着シート相互の接着を防止しているが、ここでは
説明を単純化する目的でシリコン膜については省略して
説明する。
【0004】偏向ヨークへの貼着作業を行うユーザーへ
のフェライトシート片の供給形態としては、前述したよ
うに、破断用溝部を介してチップ状フェライトシート片
を縦1列に連設した細幅の両面接着テープ付フェライト
テープ形態のものや、チップ状フェライトシート片を縦
横に連設した広幅の両面接着シート付フェライトシート
形態のものがあるが、これら以外の形態もあり、例え
ば、破断用溝部を形成していないものや、両面接着シー
トを積層していないものもある。これらのものはユーザ
ーが自社内で使用態様に応じて所定の破断用溝部を形成
したり、また両面接着シートを積層することが前提とな
っている。またユーザーに対するフェライトシート又は
フェライトシート積層体の供給は、テープ形態、シート
形態のいずれもが、ロール状に巻回した状態でユーザー
に供給されるのが普通であるが、なかにはロール状に巻
回されることなく所定寸法で切断した大判シート体の形
態で供給されることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなフェライトシートやフェライトシート積層体
には様々な問題があった。第1に、両面接着シートの積
層加工や切断加工を行う前のフェライトシートのロール
状原反の保管時の問題があった。両面接着シートの積層
加工や切断加工を行う前のフェライトシートはロール状
原反の形態で保管されているが、この緊密な状態で巻回
されたフェライトシート相互が自己融着する問題があっ
た。即ち、フェライトシートはフェライト粉配合樹脂や
フェライト粉配合ゴムをシート状に成形したものである
が、保管場所の周囲温度が上昇するとフェライトシート
に含まれる合成樹脂やゴムが融着する現象が生ずる。特
に、大型テレビや高精彩テレビ等の高発熱偏向ヨークへ
の使用を前提として開発され、且つ貼着対象物への密着
性を与えるために優れた柔軟性をも与えることを目的と
した、クロロプレンゴムやクロロスルフォン化ポリエチ
レン系ゴムをバインダーとして使用したフェライトシー
トは自己融着現象が特に著しく、これらのものにおいて
は常温保管の場合においても自己融着現象が発生し、使
用不能となることがある。自己融着現象を緩和する手立
てとしては、フェライトシート表面にタルク粉や炭酸カ
ルシウム粉を散布したりする方法があるが、この方法を
実施すると両面接着シートの積層固定が困難となる他の
問題が発生する。
【0006】また第2の問題として、フェライトシート
に対して両面接着シートの積層加工や切断加工を行う際
のフェライトシートの伸びの問題がある。即ち、これら
の加工はフェライトシートに張力を作用させながら行う
が、この張力によってフェライトシート自体が伸びて部
分的に薄い部分ができたり、特性が不均一な部分ができ
たりする問題がある。
【0007】本発明はかかる現況に鑑みてなされたもの
であり、「ロール状原反の自己融着の問題」を両面接着
シートの積層を困難とすることなく解決し、且つ両面接
着シートの積層加工や切断加工等を行う際の「伸び」の
問題も同時に解決することができるフェライトシートの
ロール状原反と当該フェライトシートのロール状原反を
用いたフェライトシートの加工方法を提供せんとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明のフェライトシートのロール状原反は、フェライト
粉配合樹脂又はフェライト粉配合ゴムで成形したフェラ
イトシートと離型性に優れ且つ伸びの少ない合成樹脂シ
ートとを重ねた状態で一緒にロール状に巻回したことを
特徴としている。
【0009】また、両面接着シートの積層加工や切断加
工等を「伸び問題」を発生させることなく行うフェライ
トシートの加工方法は、次の構成を有している。先ず両
面接着シートを積層する加工においては、前述のフェラ
イトシートのロール状原反から、合成樹脂シートをフェ
ライトシートに沿わせた状態で、フェライトシートと合
成樹脂シートを一体的に引っ張り出すとともに、合成樹
脂シートの存在しないフェライトシートの片面側に両面
接着シートを積層して両面接着シート付フェライトシー
トを作製する。
【0010】また、両面接着シート付フェライトシート
をテープ状に切断する加工方法としては、両面接着シー
ト付フェライトシートを合成樹脂シートと一緒に、ある
いは合成樹脂シートを外した状態で両面接着シート付フ
ェライトシートを幅方向において複数本に切断し、その
後、細幅テープ状となった両面接着テープ付フェライト
テープをロール状に巻き取るものである。
【0011】また上述したようにフェライトシートには
両面接着シートを積層しないこともあり、この場合は、
前記フェライトシートのロール状原反から、合成樹脂シ
ートをフェライトシートに沿わせた状態で、フェライト
シートと合成樹脂シートを一体的に引っ張り出すととも
に、この引っ張り出したフェライトシートを合成樹脂シ
ートを重ね合わせた状態で幅方向において複数本に切断
した後、細幅テープ状となったフェライトテープを合成
樹脂テープを間に介在させてロール状に巻き取ったり、
あるいは幅方向に切断することなく長手方向において所
定間隔で切断して所定寸法の大判のフェライトシートを
得て、これを間に合成樹脂シートを介在させた状態で積
段したりするものである。
【0012】フェライトシートには縦横に所定間隔で破
断用のハーフカットを入れることも適宜採用される。
【0013】
【作用】本発明のフェライトシートのロール状原反は、
フェライトシート相互間に離型性に優れ且つ伸びの少な
い合成樹脂シートを介在させているので、緊密な状態で
フェライトシートをロール状に巻回してもフェライトシ
ート同士が自己融着することはない。
【0014】また、フェライトシートに対して両面接着
シートを積層したり、フェライトシートを切断したりす
る加工は、フェライトシートに合成樹脂シートを沿わせ
た状態で行うこととしたから、フェライトシートのみに
過剰な張力が作用することはなく、フェライトシートの
「伸び」問題も解消できる。
【0015】
【実施例】次に本発明の詳細を図示した実施例に基づき
説明する。図1はフェライトシートのロール状原反を作
る工程を示している。図中Fは成形機Zから導出された
フェライトシートであり、図中Sは離型性に優れ且つ伸
びの少ない合成樹脂シートである。フェライトシートF
と合成樹脂シートSは重ね合わせた状態で一緒にロール
状に巻回されることによりロール状原反1を構成してい
る。
【0016】ここに使用しているフェライトシートFと
しては、ソフトフェライトを合成樹脂やゴムに分散含有
させた公知のものが使用される。ソフトフェライトとし
ては、例えばマンガンジンクフェライト、ニッケルジン
クフェライト等が使用可能であり、合成樹脂としては例
えばポリ塩化ビニル、ポリアミド、塩素化ポリエチレン
などが用いられ、またゴムとしてはアクリロニトリルブ
タジエンゴム、オレフィンゴム、クロロプレンゴム、ク
ロロスルフォン化ポリエチレン系ゴム等が用いられる。
特にクロロプレンゴム、クロロスルフォン化ポリエチレ
ン系ゴムは高耐熱性を有すると同時に、柔軟性にも優れ
ていることから好適である。
【0017】一方、合成樹脂シートとしては離型性に優
れ且つ伸びの少ない合成樹脂シートであれば任意のもの
が採用され、例えば、ポリエチレンフィルム等が採用可
能である。離型性についてやや難点のあるポリエステル
フィルムやナイロンフィルムも、両面にシリコン樹脂等
を塗布する等して離型性を高めたものであれば使用でき
る。またポリエチレンフィルムはそれ自身、離型性に優
れているが、両面にシリコン樹脂等を塗布することによ
って離型性をより高めてもよい。また、合成樹脂シート
の片面に剥離容易な粘着性物質を塗布してフェライトシ
ートと合成樹脂シートの一体化を促進してもよい。この
一体化はロール状原反の形態では特別な効果を発揮しな
いが、ロール状原反からフェライトシートFを引っ張り
出して様々な加工をする際に、合成樹脂シートSをフェ
ライトシートFと一体的に取り扱うことを可能にすると
ともにフェライトシートFの「伸び」問題を解消するう
えで大きな効果を発揮する。
【0018】このような形態のロール状原反1は、フェ
ライトシート相互間に離型性に優れた合成樹脂シートS
が介在していることから、常温下における長期保管にお
いてもフェライトシート同士が自己融着現象を起こすこ
とはないことは勿論のこと、高温環境下で保管された場
合でも、自己融着現象が発生することはない。しかも、
フェライトシート表面には従来の自己融着現象防止策の
ように、タルク粉や炭酸カルシウム粉を散布していない
ので両面接着シートの積層に対しても問題はない。
【0019】次にこのようなロール状原反を用いて、両
面接着シートの積層加工や切断加工を行う方法について
説明する。本発明はこれら加工を、フェライトシートに
前記合成樹脂シートを重ね合わせた状態で行うことによ
り、フェライトシートの「伸び」を防止できるようにし
たことが特徴である。
【0020】図2は、フェライトシートのロール状原反
1からフェライトシートFと合成樹脂シートSを一緒に
引っ張り出すとともに、合成樹脂シートSの存在しない
面(図では下面)に両面接着シートTを積層する工程を
示している。フェライトシートFにはテンションが作用
しているが、このテンションは合成樹脂シートSにも作
用するためフェライトシートFが伸びることはない。特
に、合成樹脂シートSの片面に剥離容易な粘着性物質を
塗布してフェライトシートFと合成樹脂シートSの一体
化を促進した場合は、「伸び」問題の解消はより完全で
ある。しかもこの場合、フェライトシートFと合成樹脂
シートSが一体化していることにより取扱いも容易とな
る。
【0021】両面接着シートTを積層した後は、この両
面接着シートTがフェライトシートFの「伸び」防止と
自己融着防止の機能を果たすので、合成樹脂シートSは
不要であり、したがって、合成樹脂シートSは除去され
たうえ、両面接着シート付フェライトシート2が巻き取
られる。巻き取り後は両面接着シートTがフェライトシ
ートF相互間に介在することによってフェライトシート
Fの自己融着を防止する。尚、上述したものでは両面接
着シートT積層後は、合成樹脂シートSを除去したが合
成樹脂シートSは除去しなくても特に不都合はない。
【0022】上述したものでは、フェライトシートFに
両面接着シートTを積層した後、両面接着シート付フェ
ライトシート2を巻き取る場合について述べたが、通常
は、巻き取る前に、破断用のハーフカットを刻設した
り、両面接着シート付フェライトシート2を幅方向にお
いて複数本に切断し、細幅テープ状の両面接着テープ付
フェライトテープを作製することが多い。
【0023】図3として示すものは、両面接着シートT
を積層して作製した両面接着シート付フェライトシート
2を巻き取るのではなく、両面接着シート付フェライト
シート2を長手方向において所定間隔で切断して所定寸
法の大判シート体3を次々と作製し、これを積段する場
合である。この場合、合成樹脂シートSは両面接着シー
トTを積層するまでは必要であるが積層後は不要とな
る。したがって、両面接着シートTを積層した後に当該
合成樹脂シートSは除去されたうえ大判シート体は切断
されて積段される。しかしながら合成樹脂シートSは除
去することなく残存させておいても特に問題はない。図
示しないが、このような大判シート体を作製する場合に
も、通常はハーフカット工程が存在する。
【0024】図4及び図5は、フェライトシートFの片
面に両面接着シートを積層せず、且つハーフカット等の
加工を施さない状態でユーザー向けに出荷する製品の加
工方法を示し、図4は製品をロール状に巻回して出荷す
る場合、図5は製品を大判シート体形状にカットしたう
え積段して出荷する場合を示している。このような製品
は、当該製品を仕入れたユーザーが自社内で両面接着シ
ートを積層するとともに、フェライトシートを必要な大
きさに切断したり所望間隔のハーフカットを施したのち
使用することを前提としている。このような両面接着シ
ートが存在しない状態で工場出荷する製品においては、
合成樹脂シートSの存在は特に重要である。
【0025】
【発明の効果】本発明のフェライトシートのロール状原
反は、フェライトシートと離型性に優れ且つ伸びの少な
い合成樹脂シートとを重ねた状態で一緒にロール状に巻
回し、フェライトシート相互間に離型性に優れ且つ伸び
の少ない合成樹脂シートを介在させているので、緊密な
状態でフェライトシートをロール状に巻回してもフェラ
イトシート同士が自己融着することはない。しかも、本
発明ではフェライトシート表面にタルク粉や炭酸カルシ
ウム粉を散布していないので、両面接着シートを積層す
る場合にも接着が困難になることはない。
【0026】また、フェライトシートに対して両面接着
シートを積層したり、両面接着シート付フェライトシー
トあるいはフェライトシート単体を切断したりする加工
は、フェライトシートに合成樹脂シートを沿わせた状態
で行うこととしたから、フェライトシートのみに過剰な
張力が作用することはなく、フェライトシートの「伸
び」問題も解消でき、加工工程でフェライトシートに部
分的に薄い部分や特性が不均一な部分が発生したりする
問題が解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フェライトシートのロール状原反を作る工程
を示す簡略説明図
【図2】 合成樹脂シートを沿わせた状態でフェライト
シートの片面に両面接着シートを積層する工程を示す簡
略説明図
【図3】 両面接着シート付フェライトシートを長手方
向において所定間隔で切断して所定寸法の大判シート体
を次々と作製し、これを積段する工程を示す簡略説明図
【図4】 フェライトシートの片面に両面接着シートを
積層せず、フェライトシートを小分けする工程を示す簡
略説明図
【図5】 フェライトシートの片面に両面接着シートを
積層せず、フェライトシートを所定間隔で切断して所定
寸法の大判シート体を次々と作製し、これを積段する工
程を示す簡略説明図
【図6】 チップ状フェライトシート片の構成を示す説
明図
【図7】 チップ状フェライトシート片のユーザーに対
する供給形態を示す説明図であり、(イ)はテープ体で
供給される場合の形態を示し、(ロ)はシート体で供給
される場合の形態を示す。
【符号の説明】
Ft チップ状フェライトシート片 Fs フェライトシート片本体 B 粘着剤層 R 剥離紙 V 破断用溝部 F フェライトシート T 両面接着シート S 合成樹脂シート 1 ロール状原反 2 両面接着シート付フェライトシート 3 大判シート体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 31/18 7639−4F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェライト粉配合樹脂又はフェライト粉
    配合ゴムで成形したフェライトシートと離型性に優れ且
    つ伸びの少ない合成樹脂シートとを重ねた状態で一緒に
    ロール状に巻回してなるフェライトシートのロール状原
    反。
  2. 【請求項2】 フェライト粉配合樹脂又はフェライト粉
    配合ゴムで成形したフェライトシートと離型性に優れ且
    つ伸びの少ない合成樹脂シートとを重ねた状態でロール
    状に巻回してなるフェライトシートのロール状原反か
    ら、合成樹脂シートをフェライトシートに沿わせた状態
    でフェライトシートと合成樹脂シートを一体的に引っ張
    り出すとともに、合成樹脂シートの存在しないフェライ
    トシートの片面側に両面接着シートを積層して両面接着
    シート付フェライトシートを作製してなるフェライトシ
    ートの加工方法。
  3. 【請求項3】 両面接着シート付フェライトシートを合
    成樹脂シートと一緒に、あるいは合成樹脂シートを外し
    た状態で両面接着シート付フェライトシートを幅方向に
    おいて複数本に切断した後、細幅テープ状となった両面
    接着テープ付フェライトテープをロール状に巻き取って
    なる請求項2記載のフェライトシートの加工方法。
  4. 【請求項4】 フェライト粉配合樹脂又はフェライト粉
    配合ゴムで成形したフェライトシートと離型性に優れ且
    つ伸びの少ない合成樹脂シートを重ねた状態でロール状
    に巻回してなるフェライトシートのロール状原反から、
    合成樹脂シートをフェライトシートに沿わせた状態で、
    フェライトシートと合成樹脂シートを一体的に引っ張り
    出すとともに、この引っ張り出したフェライトシートを
    合成樹脂シートを重ね合わせた状態で幅方向において複
    数本に切断した後、細幅テープ状となったフェライトテ
    ープをロール状に巻き取ってなるフェライトシートの加
    工方法。
  5. 【請求項5】 フェライト粉配合樹脂又はフェライト粉
    配合ゴムで成形したフェライトシートと離型性に優れ且
    つ伸びの少ない合成樹脂シートを重ねた状態でロール状
    に巻回してなるフェライトシートのロール状原反から、
    合成樹脂シートをフェライトシートに沿わせた状態で、
    フェライトシートと合成樹脂シートを一体的に引っ張り
    出すとともに、この引っ張り出したフェライトシートを
    合成樹脂シートを重ね合わせた状態で長手方向において
    所定間隔で一緒に切断し、所定寸法となったフェライト
    シートを間に合成樹脂シートを介在させて積段してなる
    フェライトシートの加工方法。
JP4327226A 1992-11-11 1992-11-11 フェライトシートのロール状原反及びフェライトシートの加工方法 Pending JPH06143468A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486182B1 (ko) * 1996-08-30 2005-06-16 엔이씨 도낀 가부시끼가이샤 복합자성체테이프
CN105904825A (zh) * 2016-04-21 2016-08-31 广州新莱福磁电有限公司 一种铁氧体片材覆膜工艺

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KR100486182B1 (ko) * 1996-08-30 2005-06-16 엔이씨 도낀 가부시끼가이샤 복합자성체테이프
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