JPH06143178A - 微小物把握装置 - Google Patents

微小物把握装置

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Publication number
JPH06143178A
JPH06143178A JP29903792A JP29903792A JPH06143178A JP H06143178 A JPH06143178 A JP H06143178A JP 29903792 A JP29903792 A JP 29903792A JP 29903792 A JP29903792 A JP 29903792A JP H06143178 A JPH06143178 A JP H06143178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grasping
pair
cam
claws
base end
Prior art date
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Pending
Application number
JP29903792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Matsutomi
久雄 松富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP29903792A priority Critical patent/JPH06143178A/ja
Publication of JPH06143178A publication Critical patent/JPH06143178A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微小物の把握を衝撃力を伴うことなく、高精
度に確実に行うことができ、コンパクトで占有スペース
が小である微小物把握装置を提供する。 【構成】 X状に交叉する1対の把握爪1、1と、前記
交叉する箇所で1対の把握爪1、1を枢支する枢軸2
と、枢軸2を支持する本体3と、本体3に回転可能に支
持され1対の把握爪1、1の基端部4、4に当接するカ
ム5と、前記基端部4、4の夫々をカム5に弾接させる
ためのバネ6、6と、本体3に支持されると共にカム5
を回転駆動する回転駆動体7とを備え、夫々の把握爪
1、1の先端部に内側に屈曲する微小物把握部8、8が
形成され、かつ1対の把握爪1、1の基端部の外径寸法
が微小物把握部8、8の外径寸法より大に構成されてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微小電子部品等の微小
物を把握する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、微小物把握装置は小型化する被把
握品を、高速、高精度で把握できると共にコンパクトな
構成とすることが要請されている。
【0003】図2に示す従来例は、エアシリンダ式微小
物把握装置である。この従来例は、エアシリンダ21の
下部両端に1対の把握爪22、22を枢軸23、23を
介して枢支し、エアシリンダ21のピストン24の上下
動を前記把握爪22、22の開閉動に変換して、微小物
aを把握するように構成されたものである。
【0004】図3に示す従来例は、真空吸着式微小物把
握装置である。この従来例は、吸着ノズル31を、真空
発生源32に接続し、微小物aを吸着把握するものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで図2に示す従
来例においては、コンパクト化が困難なエアシリンダ構
造を備えると共に、開動作時に1対の把握爪22、22
が外方に拡がって装置全体の占有スペースが大きくなる
という問題がある。又この従来例はピストン24の直進
動を、これとは直角方向に動く把握爪22、22の開閉
動に変換するものであり、把握爪22、22の開閉動を
微妙に制御することが困難であって、把握時に微小物a
に衝撃力が作用し易いという問題もある。
【0006】他方、図3に示す従来例においては、微小
物aの吸着面積が小さいため、吸着ノズル31の保持力
が不足して、確実な把握が困難であるという問題点を有
している。又位置ズレが生じ易く、精度に欠けるという
問題点をも有している。
【0007】本発明は上記従来例の諸問題点を解消した
微小物把握装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、X状に交叉する1対の把握爪と、前記交叉す
る箇所で1対の把握爪を枢支する枢軸と、枢軸を支持す
る本体と、本体に回転可能に支持され1対の把握爪の基
端部に当接するカムと、前記基端部の夫々をカムに弾接
させるためのバネと、本体に支持されると共にカムを回
転駆動する回転駆動体とを備え、夫々の把握爪の先端部
に内側に屈曲する微小物把握部が形成され、かつ1対の
把握爪の基端部の外径寸法が微小物把握部の外径寸法よ
り大に構成されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によると、カムの回転により1対の把握
爪を開閉動させる構造を採用しているので、エアシリン
ダ構造のものに比較して、回転駆動体を備えた本体の構
造をコンパクトにでき、特に1対の把握爪の基端部の外
径寸法を微小物把握部の外径寸法より大に構成している
ので、装置全体を本体の外径より概ね小とすることがで
きる結果、コンパクトで占有スペースが小である微小物
把握装置を提供することができる。
【0010】又本発明によると、1対の把握爪の開閉動
をカムの回転により行い、カムのカム径の方向と1対の
把握爪の開閉方向とを同一方向とすることができると共
に微妙な開閉動制御が可能となるので、微小物の把握を
衝撃力を伴うことなく、確実に行うことができる。
【0011】更に本発明によると、1対の把握爪によっ
て微小物を把握するので、微小物を位置ズレを生ずるこ
となく、高精度に把握することができる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図1を参照して説明する。
【0013】本発明の実施例の微小物把握装置は、X状
に交叉する1対の把握爪1、1と、前記交叉する箇所で
1対の把握爪1、1を枢支する枢軸2と、枢軸2を支持
する本体3と、本体3に回転可能に支持され1対の把握
爪1、1の基端部4、4に当接するカム5と、前記基端
部4、4の夫々をカム5に弾接させるためのバネ6、6
と、本体3に支持されると共にカム5を回転駆動する回
転駆動体7とを備えている。
【0014】1対の把握爪1、1の先端部の夫々には、
内側に屈曲する微小物把握部8、8が形成されている。
そして図1の(a)に示すように、1対の把握爪1、1
の基端部4、4の外径寸法が微小物把握部8、8の外径
寸法より大となるように構成されている。
【0015】前記カム5のカム形状は、図1の(b)に
示すように、基本形状が円形であり、点対称位置に1対
の把握爪1、1を閉動作させる突出外径部5aが形成さ
れ、滑らかに把握爪1、1の閉動作を行えるようにして
いる。
【0016】1対のバネ6、6は板バネで構成され、1
対の把握爪1、1の基端部4、4をカム5のカム周面に
常時弾圧させている。
【0017】回転駆動体7は小型モータで構成され、そ
の出力軸7aは、カプリング9を介してカム軸10に接
続され、カム軸10の先端に固着したカム5を回転させ
る。
【0018】回転駆動体7の回転位置は、回転駆動体7
に取付けられた位置検出用円盤11の回転位置を、検出
センサ12によって検出することにより検出し、又この
回転位置の検出によって1対の把握爪1、1の開閉動を
検出することができる。
【0019】本体3は円筒形に形成され、その上端に前
記回転駆動体7が取付けられ、前記カム軸10が本体3
の中空部を貫通し、軸受13を介して本体3に支持され
ている。前記回転駆動体7としては、小型モータの外、
空圧アクチュエータ、油圧アクチュエータ等を用いるこ
とができる。
【0020】1対の把握爪1、1の開閉動は、回転駆動
体7の駆動によりカム5を回転させることにより行なわ
れ、カム5のカム形状を適切な形状とすることにより、
微小物の把握動作を衝撃力を与えることなくスムースに
行なわせることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、微小物の把握を衝撃力
を伴うことなく、高精度に確実に行うことができ、コン
パクトで占有スペースが小である微小物把握装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、(a)はその全体の縦
断正面図、(b)はカムの平面図である。
【図2】第1の従来例の縦断正面図である。
【図3】第2の従来例の正面図である。
【符号の説明】
1 把握爪 2 枢軸 3 本体 4 基端部 5 カム 6 バネ 7 回転駆動体 8 微小物把握部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X状に交叉する1対の把握爪と、前記交
    叉する箇所で1対の把握爪を枢支する枢軸と、枢軸を支
    持する本体と、本体に回転可能に支持され1対の把握爪
    の基端部に当接するカムと、前記基端部の夫々をカムに
    弾接させるためのバネと、本体に支持されると共にカム
    を回転駆動する回転駆動体とを備え、夫々の把握爪の先
    端部に内側に屈曲する微小物把握部が形成され、かつ1
    対の把握爪の基端部の外径寸法が微小物把握部の外径寸
    法より大に構成されていることを特徴とする微小物把握
    装置。
  2. 【請求項2】 カムは基本形状が円形であり、点対称位
    置に1対の把握爪を閉動作させる突出外径部が形成され
    ている請求項1記載の微小物把握装置。
JP29903792A 1992-11-10 1992-11-10 微小物把握装置 Pending JPH06143178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29903792A JPH06143178A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 微小物把握装置

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JP29903792A JPH06143178A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 微小物把握装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06143178A true JPH06143178A (ja) 1994-05-24

Family

ID=17867400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29903792A Pending JPH06143178A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 微小物把握装置

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JP (1) JPH06143178A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006341361A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Ari Kk 把持装置
CN108670454A (zh) * 2018-04-28 2018-10-19 西安交通大学口腔医院 一种埋伏阻生牙的面架式牵引器

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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