JPH0614300A - 電子出版システムにおける補助パターン表示方式 - Google Patents
電子出版システムにおける補助パターン表示方式Info
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- JPH0614300A JPH0614300A JP3052638A JP5263891A JPH0614300A JP H0614300 A JPH0614300 A JP H0614300A JP 3052638 A JP3052638 A JP 3052638A JP 5263891 A JP5263891 A JP 5263891A JP H0614300 A JPH0614300 A JP H0614300A
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- Processing Or Creating Images (AREA)
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 HDTV方式で記録された動画及び静止画等
を有機的に結合させた電子出版システムにおいて、メニ
ューパターン、アイコンパターン等の情報検索に必要な
補助パターンを画面遷移時に瞬時に表示する。 【構成】 ホストコンピュータ1は立ち上げ処理時に画
像CD−ROMから画像遷移に伴って瞬時に表示する必
要がある補助パターンを再生し、HDTVデコーダ8の
プレーンメモリの重ね画像展開領域に書き込む。そし
て、画面遷移に応じて新たに表示する必要のある補助パ
ターンがある場合には、当該補助パターンを重ね画像展
開領域から読み出してビデオRAMとして機能するベー
ス画像領域に重ね書きする。これによって所望の補助パ
ターンは瞬時に表示される。
を有機的に結合させた電子出版システムにおいて、メニ
ューパターン、アイコンパターン等の情報検索に必要な
補助パターンを画面遷移時に瞬時に表示する。 【構成】 ホストコンピュータ1は立ち上げ処理時に画
像CD−ROMから画像遷移に伴って瞬時に表示する必
要がある補助パターンを再生し、HDTVデコーダ8の
プレーンメモリの重ね画像展開領域に書き込む。そし
て、画面遷移に応じて新たに表示する必要のある補助パ
ターンがある場合には、当該補助パターンを重ね画像展
開領域から読み出してビデオRAMとして機能するベー
ス画像領域に重ね書きする。これによって所望の補助パ
ターンは瞬時に表示される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高精細度テレビジョン
(以下、HDTVと称す)方式で記録された動画及び静
止画、そして文字情報及び音声情報を有機的に結合させ
た電子出版システムに関する。
(以下、HDTVと称す)方式で記録された動画及び静
止画、そして文字情報及び音声情報を有機的に結合させ
た電子出版システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】近年、パーソ
ナルコンピュータを使用した対話型情報検索システムの
開発が盛んに行われており、CD−ROMを用いた静止
画像検索システム等が実用化されつつある。
ナルコンピュータを使用した対話型情報検索システムの
開発が盛んに行われており、CD−ROMを用いた静止
画像検索システム等が実用化されつつある。
【0003】ところで、HDTVは放送の実用化に向け
て様々な技術開発が行われているばかりでなく、各種の
産業分野での応用が提案されており、その一つとしてH
DTV画像を用いた電子ガイドブックや電子図鑑等の電
子出版が提案されている。このような電子出版システム
を構築するためには、HDTVの静止画及び動画像、そ
して音声あるいは文字情報等を有機的あるいはインタラ
クティブに結合しなければならないが、従来の検索シス
テムでは静止画のみ、あるいは動画像のみが取り扱われ
ており、到底電子出版システムを構築できるものではな
かった。
て様々な技術開発が行われているばかりでなく、各種の
産業分野での応用が提案されており、その一つとしてH
DTV画像を用いた電子ガイドブックや電子図鑑等の電
子出版が提案されている。このような電子出版システム
を構築するためには、HDTVの静止画及び動画像、そ
して音声あるいは文字情報等を有機的あるいはインタラ
クティブに結合しなければならないが、従来の検索シス
テムでは静止画のみ、あるいは動画像のみが取り扱われ
ており、到底電子出版システムを構築できるものではな
かった。
【0004】本発明は、HDTV方式で記録された動画
及び静止画、そして文字情報及び音声情報を有機的に結
合させ、高品質の画像を中心とした幅広い情報の検索が
可能な電子出版システムを提供することを目的とする。
及び静止画、そして文字情報及び音声情報を有機的に結
合させ、高品質の画像を中心とした幅広い情報の検索が
可能な電子出版システムを提供することを目的とする。
【0005】なお、以下の説明においてHDTVとは、
日本放送協会が提唱している高精細度テレビジョン方
式、即ち、走査線数1125本、アスペクト比9対16、画
面の画素数が1920画素(横)×1035画素(縦)の方式を
言うことにするが、本発明はこれに限らず、種々提案さ
れている高精細度テレビジョン方式一般に適用できるも
のであることは当然である。
日本放送協会が提唱している高精細度テレビジョン方
式、即ち、走査線数1125本、アスペクト比9対16、画
面の画素数が1920画素(横)×1035画素(縦)の方式を
言うことにするが、本発明はこれに限らず、種々提案さ
れている高精細度テレビジョン方式一般に適用できるも
のであることは当然である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の電子出版システムにおける補助パターン
表示方式は、高精細度テレビジョン方式で記録された動
画像再生手段と、高精細度テレビジョン方式で記録され
た静止画像再生手段と、高精細度テレビジョン方式に対
応した文字情報発生手段と、記録された音声を再生する
音声再生手段と、高精細度テレビジョン方式に対応した
表示手段と、ポインティングデバイスと、現在表示され
ている画像と前記ポインティングデバイスで指示された
メニューとに基づいて前記動画像再生手段、前記静止画
像再生手段、前記文字情報発生手段および/または前記
音声再生手段を制御し、所定の次画面表示を行う制御手
段とを備える電子出版システムにおいて、前記制御手段
は画面遷移に伴って瞬時に表示されるべきメニューパタ
ーン、アイコンパターン等の補助パターンについては予
め前記静止画像再生手段から再生して所定のメモリ領域
に展開し、必要に応じてビデオRAMの所定の位置に書
き込むことを特徴とする。
めに、本発明の電子出版システムにおける補助パターン
表示方式は、高精細度テレビジョン方式で記録された動
画像再生手段と、高精細度テレビジョン方式で記録され
た静止画像再生手段と、高精細度テレビジョン方式に対
応した文字情報発生手段と、記録された音声を再生する
音声再生手段と、高精細度テレビジョン方式に対応した
表示手段と、ポインティングデバイスと、現在表示され
ている画像と前記ポインティングデバイスで指示された
メニューとに基づいて前記動画像再生手段、前記静止画
像再生手段、前記文字情報発生手段および/または前記
音声再生手段を制御し、所定の次画面表示を行う制御手
段とを備える電子出版システムにおいて、前記制御手段
は画面遷移に伴って瞬時に表示されるべきメニューパタ
ーン、アイコンパターン等の補助パターンについては予
め前記静止画像再生手段から再生して所定のメモリ領域
に展開し、必要に応じてビデオRAMの所定の位置に書
き込むことを特徴とする。
【0007】
【作用及び発明の効果】制御手段としてのホストコンピ
ュータ1は画面の遷移を認識しており、現在表示されて
いる画面及びその画面においてポインティングデバイス
としてのマウス11で何が指示されたかを判断して次の
表示画面を決定する。即ち、次の画面が文字の発生を伴
う画面である場合には文字情報発生手段としてのHDT
V文字発生装置2に文字データ列を供給して高品位の文
字パターンを発生させ、動画像を伴う画面であれば動画
像再生手段としてのHDTVビデオディスクプレーヤー
3に所定の動画像の再生を指示し、新たな静止画像の表
示を伴う画面であれば静止画像再生手段としてのCD−
ROMプロセッサ6に所定の静止画像の再生を指示す
る。
ュータ1は画面の遷移を認識しており、現在表示されて
いる画面及びその画面においてポインティングデバイス
としてのマウス11で何が指示されたかを判断して次の
表示画面を決定する。即ち、次の画面が文字の発生を伴
う画面である場合には文字情報発生手段としてのHDT
V文字発生装置2に文字データ列を供給して高品位の文
字パターンを発生させ、動画像を伴う画面であれば動画
像再生手段としてのHDTVビデオディスクプレーヤー
3に所定の動画像の再生を指示し、新たな静止画像の表
示を伴う画面であれば静止画像再生手段としてのCD−
ROMプロセッサ6に所定の静止画像の再生を指示す
る。
【0008】そして、ホストコンピュータ1は、画面遷
移に伴って瞬時に表示されるべきメニューパターン、ア
イコンパターン等の補助パターンについては予め所定の
タイミング、例えば立ち上げ処理において画像CD−R
OMから再生してHDTVデコーダ8のプレーンメモリ
の重ね画像展開領域に書き込んでおく。そして必要に応
じて重ね画像展開領域に書き込んでおいた補助パターン
をビデオRAMとして機能するベース画像領域に書き込
む。これによって所望の補助パターンを瞬時に画面表示
することができる。
移に伴って瞬時に表示されるべきメニューパターン、ア
イコンパターン等の補助パターンについては予め所定の
タイミング、例えば立ち上げ処理において画像CD−R
OMから再生してHDTVデコーダ8のプレーンメモリ
の重ね画像展開領域に書き込んでおく。そして必要に応
じて重ね画像展開領域に書き込んでおいた補助パターン
をビデオRAMとして機能するベース画像領域に書き込
む。これによって所望の補助パターンを瞬時に画面表示
することができる。
【0009】以上のようであるから、本発明によれば、
種々の情報を従来にない高品位の画面で検索することが
でき、以てHDTVの静止画及び動画像、文字情報そし
て音声等を有機的に結合された電子出版システムを構築
することができる。
種々の情報を従来にない高品位の画面で検索することが
でき、以てHDTVの静止画及び動画像、文字情報そし
て音声等を有機的に結合された電子出版システムを構築
することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示す図であ
り、図中、1はホストコンピュータ(以下、単にホスト
と称す)、2はHDTV文字発生装置(以下、単に文字
発生装置と称す)、3はHDTVビデオディスクプレー
ヤー(以下、LDPと称す)、4はHDTVワイパー
(以下、ワイパーと称す)、5はHDTV静止画再生装
置(以下、静止画再生装置と称す)、6はCD−ROM
プロセッサ(以下、プロセッサと称す)、7は画像CD
−ROMプレーヤー(以下、画像CDDと称す)、8は
HDTVデコーダ(以下、デコーダと称す)、9は音声
CD−ROMプレーヤー(以下、音声CDDと称す)、
10はミックスアンプ、11はマウスを示す。
説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示す図であ
り、図中、1はホストコンピュータ(以下、単にホスト
と称す)、2はHDTV文字発生装置(以下、単に文字
発生装置と称す)、3はHDTVビデオディスクプレー
ヤー(以下、LDPと称す)、4はHDTVワイパー
(以下、ワイパーと称す)、5はHDTV静止画再生装
置(以下、静止画再生装置と称す)、6はCD−ROM
プロセッサ(以下、プロセッサと称す)、7は画像CD
−ROMプレーヤー(以下、画像CDDと称す)、8は
HDTVデコーダ(以下、デコーダと称す)、9は音声
CD−ROMプレーヤー(以下、音声CDDと称す)、
10はミックスアンプ、11はマウスを示す。
【0011】まず、図1に示す構成各部の構成及び動作
について説明する。ホスト1は、現在表示装置(図示せ
ず)に表示されている画面とマウス11で指示されたメ
ニューとに基づいて画面の遷移を制御するものであり、
指示されたメニューが文字の表示を伴うものである場合
には文字発生装置2を動作させ、動画像の表示を伴うも
のである場合にはLDP3及びワイパー4を動作させ、
静止画像の表示を伴うものである場合には静止画再生装
置5を動作させる。この画面の遷移の処理については後
に詳述する。文字発生装置2はホスト1から供給される
R,G,Bの文字データから高品質の文字フォントを発
生し、更にHDTV仕様のY,Pb,Pr信号に変換して
ミックスアンプ10に出力するものである。なお、文字
の色は白である。LDP3はホスト1から指示されたア
ドレスの間の動画像を再生する。ここでビデオディスク
は、スローモーション再生、スチル再生等の特殊再生の
容易性、画像検索の高速性等を考慮して角速度一定方式
(CAV)を採用するものとする。
について説明する。ホスト1は、現在表示装置(図示せ
ず)に表示されている画面とマウス11で指示されたメ
ニューとに基づいて画面の遷移を制御するものであり、
指示されたメニューが文字の表示を伴うものである場合
には文字発生装置2を動作させ、動画像の表示を伴うも
のである場合にはLDP3及びワイパー4を動作させ、
静止画像の表示を伴うものである場合には静止画再生装
置5を動作させる。この画面の遷移の処理については後
に詳述する。文字発生装置2はホスト1から供給される
R,G,Bの文字データから高品質の文字フォントを発
生し、更にHDTV仕様のY,Pb,Pr信号に変換して
ミックスアンプ10に出力するものである。なお、文字
の色は白である。LDP3はホスト1から指示されたア
ドレスの間の動画像を再生する。ここでビデオディスク
は、スローモーション再生、スチル再生等の特殊再生の
容易性、画像検索の高速性等を考慮して角速度一定方式
(CAV)を採用するものとする。
【0012】ところでHDTVは情報量が膨大であるの
で、CAVのビデオディスクにおいては片面には8分程
度の動画像しか納められないことが知られている。本発
明に係る電子出版システムにおいては後述するように主
に静止画像が用いられ、動画像は部分画として用いられ
るだけであるが動画像を効果的に用いることによって電
子出版としての有効性を高めることができるので、より
多くの動画像を納められることが望まれる。そこで、本
電子出版システムに用いるビデオディスクには2種類以
上の互いに異なる動画素材を同時に記録し、その中の所
望の画像のみをワイパー4で抽出してミックスアンプ1
0に供給し、デコーダ8からの静止画と合成するように
する。例えばいま図2Aに示すように同時にA,Bの異
なる二つの動画素材が記録されているとすると、当該ビ
デオディスクをLDP3で再生した画像をそのまま表示
装置に供給した場合には図2Aに示すようにA,Bの二
つの動画像が表示されるが、ホスト1からワイパー4に
いずれの動画像を選択するかを指示することによって、
図2Bまたは図2Cに示すように所望の動画像のみを抽
出してミックスアンプ10に供給することができる。な
お、図2において斜線で示す部分は黒信号となされてい
る。
で、CAVのビデオディスクにおいては片面には8分程
度の動画像しか納められないことが知られている。本発
明に係る電子出版システムにおいては後述するように主
に静止画像が用いられ、動画像は部分画として用いられ
るだけであるが動画像を効果的に用いることによって電
子出版としての有効性を高めることができるので、より
多くの動画像を納められることが望まれる。そこで、本
電子出版システムに用いるビデオディスクには2種類以
上の互いに異なる動画素材を同時に記録し、その中の所
望の画像のみをワイパー4で抽出してミックスアンプ1
0に供給し、デコーダ8からの静止画と合成するように
する。例えばいま図2Aに示すように同時にA,Bの異
なる二つの動画素材が記録されているとすると、当該ビ
デオディスクをLDP3で再生した画像をそのまま表示
装置に供給した場合には図2Aに示すようにA,Bの二
つの動画像が表示されるが、ホスト1からワイパー4に
いずれの動画像を選択するかを指示することによって、
図2Bまたは図2Cに示すように所望の動画像のみを抽
出してミックスアンプ10に供給することができる。な
お、図2において斜線で示す部分は黒信号となされてい
る。
【0013】また、LDP3は2チャンネルの音声信号
CH1,CH2を出力する。この場合には、一方のチャン
ネルには図2のAの動画素材に関するナレーションある
いはバックグラウンドミュージック(BGM)が、他方
のチャンネルにはBの動画素材に関するナレーションあ
るいはBGMが記録されており、ホスト1からの指示に
よりLDP3は選択される動画像に対応する音声信号の
みを出力する。
CH1,CH2を出力する。この場合には、一方のチャン
ネルには図2のAの動画素材に関するナレーションある
いはバックグラウンドミュージック(BGM)が、他方
のチャンネルにはBの動画素材に関するナレーションあ
るいはBGMが記録されており、ホスト1からの指示に
よりLDP3は選択される動画像に対応する音声信号の
みを出力する。
【0014】以上の記録方式を採用することによってビ
デオディスクには16分程度の動画像を記録することが
できる。なお、3以上の動画像を記録する場合、それら
の動画像に対応する音声はデータ圧縮を行い、時分割で
記録するようにすればよい。ワイパー4は上述したよう
にホスト1からの指示によりLDP3で再生された動画
像の中から所定の動画像のみを抽出するものであるが、
単に一つの動画像を抽出するだけでは動画像が表示され
る位置は一義的にビデオディスクに記録されている位置
に定まってしまうことになる。これを回避するために
は、予め各動画像について表示すべき位置を勘案して記
録する位置を設定するようにしてもよいし、ホスト1か
らの制御信号により動画像の表示位置を移動させるよう
にすることも可能である。
デオディスクには16分程度の動画像を記録することが
できる。なお、3以上の動画像を記録する場合、それら
の動画像に対応する音声はデータ圧縮を行い、時分割で
記録するようにすればよい。ワイパー4は上述したよう
にホスト1からの指示によりLDP3で再生された動画
像の中から所定の動画像のみを抽出するものであるが、
単に一つの動画像を抽出するだけでは動画像が表示され
る位置は一義的にビデオディスクに記録されている位置
に定まってしまうことになる。これを回避するために
は、予め各動画像について表示すべき位置を勘案して記
録する位置を設定するようにしてもよいし、ホスト1か
らの制御信号により動画像の表示位置を移動させるよう
にすることも可能である。
【0015】次に静止画再生装置5について説明する。
プロセッサ6はホスト1からの指示により、画像CDD
7及び音声CDD9を起動させ、画像CD−ROMおよ
び/または音声CD−ROMの指示されたアドレスを再
生する。音声CDD9により再生された音声信号は、L
DP3から出力される音声信号と共に図示しない音声回
路に供給され、増幅等の音声信号処理が施されてスピー
カーに出力される。画像CDD7から出力されたY,P
b,Prの信静止画信号はデコーダ8のプレーンメモリに
書き込まれ、表示装置の走査に同期して読み出されて表
示装置に供給される。プレーンメモリは例えば図3に示
すように全体では2048×2048画素のメモリ空間を有して
いるが、その中の斜線部で示す1280×1024画素の領域が
ベース画像領域として設定されている。即ち、画像CD
D7から読み出された静止画データはベース画像領域に
書き込まれる。プレーンメモリのその他の空き領域は重
ね画像展開領域として使用され、瞬時に表示する必要の
あるメニュー、アイコン等のパターンが書き込まれる。
プロセッサ6はホスト1からの指示により、画像CDD
7及び音声CDD9を起動させ、画像CD−ROMおよ
び/または音声CD−ROMの指示されたアドレスを再
生する。音声CDD9により再生された音声信号は、L
DP3から出力される音声信号と共に図示しない音声回
路に供給され、増幅等の音声信号処理が施されてスピー
カーに出力される。画像CDD7から出力されたY,P
b,Prの信静止画信号はデコーダ8のプレーンメモリに
書き込まれ、表示装置の走査に同期して読み出されて表
示装置に供給される。プレーンメモリは例えば図3に示
すように全体では2048×2048画素のメモリ空間を有して
いるが、その中の斜線部で示す1280×1024画素の領域が
ベース画像領域として設定されている。即ち、画像CD
D7から読み出された静止画データはベース画像領域に
書き込まれる。プレーンメモリのその他の空き領域は重
ね画像展開領域として使用され、瞬時に表示する必要の
あるメニュー、アイコン等のパターンが書き込まれる。
【0016】画像CDD7から読み出される静止画パタ
ーンのプレーンメモリに対する書き込みアドレスは、ホ
スト1からデコーダ8に与えるようにすることもできる
が、本実施例では画像CDD7から読み出される静止画
データ自身が備えているものとする。即ち、画像CDD
7からは書き込みアドレスと静止画パターンが読み出さ
れ、ディスク8は当該書き込みアドレスに従って静止画
パターンを書き込んでいく。従って、読み出される静止
画パターンがベース画像である場合には図3の斜線部の
書き込みアドレスを伴っており、また静止画パターンが
メニューまたはアイコンである場合には、ベース画像領
域以外の所定の書き込みアドレスを伴っている。
ーンのプレーンメモリに対する書き込みアドレスは、ホ
スト1からデコーダ8に与えるようにすることもできる
が、本実施例では画像CDD7から読み出される静止画
データ自身が備えているものとする。即ち、画像CDD
7からは書き込みアドレスと静止画パターンが読み出さ
れ、ディスク8は当該書き込みアドレスに従って静止画
パターンを書き込んでいく。従って、読み出される静止
画パターンがベース画像である場合には図3の斜線部の
書き込みアドレスを伴っており、また静止画パターンが
メニューまたはアイコンである場合には、ベース画像領
域以外の所定の書き込みアドレスを伴っている。
【0017】メニュー及びアイコンは後述するようにベ
ース画像に重ねて表示されるが、そのためにメニューパ
ターン、アイコンパターンはプレーンメモリの重ね画像
展開領域から読み出されてベース画像領域の所定の位置
に重ね書きされる。このときのメニューパターン、アイ
コンパターンが重ね書きされるベース画像領域上のアド
レスはホスト1から指示される。なお、図3には一つの
プレーンのみが示されているが、Y,Pb,Prの各信号
成分について所定のビット数の容量を備え、フルカラー
の画像を表示できるようになされるものであることは当
然である。
ース画像に重ねて表示されるが、そのためにメニューパ
ターン、アイコンパターンはプレーンメモリの重ね画像
展開領域から読み出されてベース画像領域の所定の位置
に重ね書きされる。このときのメニューパターン、アイ
コンパターンが重ね書きされるベース画像領域上のアド
レスはホスト1から指示される。なお、図3には一つの
プレーンのみが示されているが、Y,Pb,Prの各信号
成分について所定のビット数の容量を備え、フルカラー
の画像を表示できるようになされるものであることは当
然である。
【0018】上述したようにHDTVの画素数は1920×
1035画素であるのに対してプレーンメモリに設定されて
いるベース画面領域の画素数はこれより少ない。従っ
て、プレーンメモリから読み出された静止画パターンは
アナログ信号に変換する際にHDTVのアスペクト比を
満足するように縦横に伸張される。
1035画素であるのに対してプレーンメモリに設定されて
いるベース画面領域の画素数はこれより少ない。従っ
て、プレーンメモリから読み出された静止画パターンは
アナログ信号に変換する際にHDTVのアスペクト比を
満足するように縦横に伸張される。
【0019】さて、画像CD−ROMに記録されている
静止画像にはフルモード画像とハーフモード画像があ
る。フルモード画像はプレーンメモリのベース画像領域
の画素数と同じ画素数を備える画像であり、ハーフモー
ド画像はベース画像領域の画素数の半分の画素数を備え
る画像である。従って、フルモード画像の場合には画像
CDD7から読み出された静止画パターンデータが書き
込みアドレスに従って順次ベース画像領域に書き込まれ
るが、ハーフモード画像の場合には読み出された1画素
のパターンデータは次のアドレスにコピーされる。
静止画像にはフルモード画像とハーフモード画像があ
る。フルモード画像はプレーンメモリのベース画像領域
の画素数と同じ画素数を備える画像であり、ハーフモー
ド画像はベース画像領域の画素数の半分の画素数を備え
る画像である。従って、フルモード画像の場合には画像
CDD7から読み出された静止画パターンデータが書き
込みアドレスに従って順次ベース画像領域に書き込まれ
るが、ハーフモード画像の場合には読み出された1画素
のパターンデータは次のアドレスにコピーされる。
【0020】このようにフルモードとハーフモードの二
つの記録モードを採用する理由は次のようである。1枚
の静止画像をフルモードで記録した場合、即ちY,
Pb,Prの各信号成分を1280×1024の画素数で記録する
とその容量は略3Mバイト程度となる。このようなフル
モード記録により高品位の静止画像を表示することがで
きるのであるが、再生するのに15秒程度の時間を要
し、再生時間が長いという短所がある。そこで、再生時
間を短縮させるために採用されたのがハーフモードであ
り、これによって再生時間をフルモードの半分にするこ
とができる。しかし、ハーフモードはベース画像が写真
等の場合には有効であるが、文字が多いベース画像に対
してハーフモードを採用することは得策ではない。なぜ
なら画素補間により細かな文字が判読不能になる可能性
があるからである。
つの記録モードを採用する理由は次のようである。1枚
の静止画像をフルモードで記録した場合、即ちY,
Pb,Prの各信号成分を1280×1024の画素数で記録する
とその容量は略3Mバイト程度となる。このようなフル
モード記録により高品位の静止画像を表示することがで
きるのであるが、再生するのに15秒程度の時間を要
し、再生時間が長いという短所がある。そこで、再生時
間を短縮させるために採用されたのがハーフモードであ
り、これによって再生時間をフルモードの半分にするこ
とができる。しかし、ハーフモードはベース画像が写真
等の場合には有効であるが、文字が多いベース画像に対
してハーフモードを採用することは得策ではない。なぜ
なら画素補間により細かな文字が判読不能になる可能性
があるからである。
【0021】ミックスアンプ10は、文字発生装置2、
ワイパー4及びデコーダ8の出力を合成し、表示装置に
出力する。ここでミックスアンプ10における画像信号
合成方式としては種々採用できるが、本実施例では文字
発生装置2、ワイパー4及びデコーダ8の出力を単純に
加算するものとする。これによりミックスアンプ10を
安価に構成することができる。しかし、信号加算により
画像の合成を行う場合、ベース画像の輝度が高く、ベー
ス画像の一部に重畳される画像、例えばワイパー4から
の動画像の輝度が低い場合には、バックにあるベース画
像の絵が干渉し、ベース画像の絵が透けてしまうという
問題が生じる。そこで、本実施例においては、デコーダ
8に上記のプレーンメモリとは別個にプレーンメモリを
備え、動画像を重畳する場合には図4に示すように、該
プレーンメモリのベース画像領域の当該動画像の重畳さ
れる位置に黒窓15を書き込むようにする。そしてこの
黒窓15のパターンをミックスアンプ10に供給して動
画像及び静止画像と合成する。
ワイパー4及びデコーダ8の出力を合成し、表示装置に
出力する。ここでミックスアンプ10における画像信号
合成方式としては種々採用できるが、本実施例では文字
発生装置2、ワイパー4及びデコーダ8の出力を単純に
加算するものとする。これによりミックスアンプ10を
安価に構成することができる。しかし、信号加算により
画像の合成を行う場合、ベース画像の輝度が高く、ベー
ス画像の一部に重畳される画像、例えばワイパー4から
の動画像の輝度が低い場合には、バックにあるベース画
像の絵が干渉し、ベース画像の絵が透けてしまうという
問題が生じる。そこで、本実施例においては、デコーダ
8に上記のプレーンメモリとは別個にプレーンメモリを
備え、動画像を重畳する場合には図4に示すように、該
プレーンメモリのベース画像領域の当該動画像の重畳さ
れる位置に黒窓15を書き込むようにする。そしてこの
黒窓15のパターンをミックスアンプ10に供給して動
画像及び静止画像と合成する。
【0022】動画像を表示する場合には常に上記の処理
を行うことによって、ベース画像の輝度、動画像の輝度
の如何に拘らず、ベース画像の動画像への干渉を防止す
ることができ、以て良好な動画像を表示することができ
る。なお、黒窓15のパターンは動画像のサイズ及び表
示位置に応じて何種類かのパターンが画像CD−ROM
に記録されており、表示されるべき動画像に応じてホス
ト1から読み出しが指示される。読み出された黒窓15
のパターンがベース画像領域のどの位置に書き込まれる
かのアドレス指定もホスト1により指示される。なお、
上述したように文字発生装置2から出力される文字は白
であり、ベース画像の輝度より高いので、良好に表示さ
れるものである。マウス11はポインティングデバイス
として用いられるものであり、これにより表示画面中の
メニューが選択される。以上、図1の各部の構成及び動
作について説明したが、次に画面の遷移及びその際の各
部の動作について具体例を挙げて説明する。
を行うことによって、ベース画像の輝度、動画像の輝度
の如何に拘らず、ベース画像の動画像への干渉を防止す
ることができ、以て良好な動画像を表示することができ
る。なお、黒窓15のパターンは動画像のサイズ及び表
示位置に応じて何種類かのパターンが画像CD−ROM
に記録されており、表示されるべき動画像に応じてホス
ト1から読み出しが指示される。読み出された黒窓15
のパターンがベース画像領域のどの位置に書き込まれる
かのアドレス指定もホスト1により指示される。なお、
上述したように文字発生装置2から出力される文字は白
であり、ベース画像の輝度より高いので、良好に表示さ
れるものである。マウス11はポインティングデバイス
として用いられるものであり、これにより表示画面中の
メニューが選択される。以上、図1の各部の構成及び動
作について説明したが、次に画面の遷移及びその際の各
部の動作について具体例を挙げて説明する。
【0023】ビデオディスクをLDP3に、画像CD−
ROMを画像CDD7に、そして音声CD−ROMを音
声CDD9にセットして当該電子出版システムを起動さ
せると、ホスト1はまず初期画面としての総合タイトル
画面及び所定のメニュー及びアイコンのパターンの読み
出しをプロセッサ6に指示する。これにより画像CDD
7で再生された総合タイトルの静止画像はプレーンメモ
リのベース画像領域に書き込まれ、表示装置の走査に同
期して読み出され、画面に表示される。また、メニュー
パターン及びアイコンパターンは重ね画像展開領域の所
定のアドレスに書き込まれる。
ROMを画像CDD7に、そして音声CD−ROMを音
声CDD9にセットして当該電子出版システムを起動さ
せると、ホスト1はまず初期画面としての総合タイトル
画面及び所定のメニュー及びアイコンのパターンの読み
出しをプロセッサ6に指示する。これにより画像CDD
7で再生された総合タイトルの静止画像はプレーンメモ
リのベース画像領域に書き込まれ、表示装置の走査に同
期して読み出され、画面に表示される。また、メニュー
パターン及びアイコンパターンは重ね画像展開領域の所
定のアドレスに書き込まれる。
【0024】総合タイトル画面の例を図5Aに示す。図
5Aでは「関東ゴルフ場ガイド」と「絶滅の危機にある
動物たち」の二つのタイトルが画面に表示されている。
なおこのとき音声CD−ROMを再生して当該タイトル
を説明するナレーションまたはBGMを流すようにする
こともできる。なお、カーソル19のパターンは予め重
ね画像展開領域に書き込まれたパターンをベース画像領
域に重ね書きすることにより表示される。その表示位置
は、ホスト1が常時マウス11の動きを監視して定めて
いる。
5Aでは「関東ゴルフ場ガイド」と「絶滅の危機にある
動物たち」の二つのタイトルが画面に表示されている。
なおこのとき音声CD−ROMを再生して当該タイトル
を説明するナレーションまたはBGMを流すようにする
こともできる。なお、カーソル19のパターンは予め重
ね画像展開領域に書き込まれたパターンをベース画像領
域に重ね書きすることにより表示される。その表示位置
は、ホスト1が常時マウス11の動きを監視して定めて
いる。
【0025】ホスト1は現在どのような画面が表示され
ているかを認識し、且つ現在の画面においてマウス11
により表示画面のどの領域がピックされたかに応じて次
にどのような画面を表示するかを把握している。また、
ビデオディスク、画像CD−ROM及び音声CD−RO
Mに関して、どのアドレスにはどのような情報が記録さ
れているかを認識している。従って、ホスト1は、図5
Aの画面において各タイトルに設定されているメニュー
領域20または21の何れかがマウス11により指示さ
れると、ホスト1は選択された文字列の色を反転してユ
ーザに応答を返し、次の画面の表示をプレーンメモリ6
に指示する。この色反転処理は、当該文字列の色反転さ
れたパターンの読み出しをプレーンメモリ6に指示する
ことにより行われる。即ち画像CD−ROMには予めこ
れら二つの文字列についての色反転パターン及びベース
画像領域上の書き込みアドレスが記録されており、いま
図5Aの画面において領域20が指示されたとすると、
ホスト1は「関東ゴルフ場ガイド」の色反転パターンの
読み出しを指示する。これにより読み出された色反転パ
ターンはベース画像領域の図5Aの領域20に対応する
位置に書き込まれる。この色反転パターンの容量は少な
いので短時間で表示することができるものである。
ているかを認識し、且つ現在の画面においてマウス11
により表示画面のどの領域がピックされたかに応じて次
にどのような画面を表示するかを把握している。また、
ビデオディスク、画像CD−ROM及び音声CD−RO
Mに関して、どのアドレスにはどのような情報が記録さ
れているかを認識している。従って、ホスト1は、図5
Aの画面において各タイトルに設定されているメニュー
領域20または21の何れかがマウス11により指示さ
れると、ホスト1は選択された文字列の色を反転してユ
ーザに応答を返し、次の画面の表示をプレーンメモリ6
に指示する。この色反転処理は、当該文字列の色反転さ
れたパターンの読み出しをプレーンメモリ6に指示する
ことにより行われる。即ち画像CD−ROMには予めこ
れら二つの文字列についての色反転パターン及びベース
画像領域上の書き込みアドレスが記録されており、いま
図5Aの画面において領域20が指示されたとすると、
ホスト1は「関東ゴルフ場ガイド」の色反転パターンの
読み出しを指示する。これにより読み出された色反転パ
ターンはベース画像領域の図5Aの領域20に対応する
位置に書き込まれる。この色反転パターンの容量は少な
いので短時間で表示することができるものである。
【0026】図5Aの画面で「関東ゴルフ場ガイド」が
選択された場合には上記の処理が行われることにより当
該タイトルが色反転され、更にホスト1はプロセッサ6
に次の画面である関東ゴルフ場ガイドのタイトル画面の
読み出し、及び対応するナレーションの読み出しを指示
する。これにより画像CDD7からは当該タイトル画面
が再生され、再生された静止画像はデコーダ8のプレー
ンメモリのベース画像領域に書き込まれ、表示装置に供
給される。また、音声CDD9からは当該タイトル画面
に対応した音声が再生されるが、この音声の再生はマウ
ス11により何等かの操作が行われるまで繰り返し行わ
れる。
選択された場合には上記の処理が行われることにより当
該タイトルが色反転され、更にホスト1はプロセッサ6
に次の画面である関東ゴルフ場ガイドのタイトル画面の
読み出し、及び対応するナレーションの読み出しを指示
する。これにより画像CDD7からは当該タイトル画面
が再生され、再生された静止画像はデコーダ8のプレー
ンメモリのベース画像領域に書き込まれ、表示装置に供
給される。また、音声CDD9からは当該タイトル画面
に対応した音声が再生されるが、この音声の再生はマウ
ス11により何等かの操作が行われるまで繰り返し行わ
れる。
【0027】そのタイトル画面の例を図5Bに示す。こ
の静止画像には細かい文字が使用されていないのでハー
フモードで記録することができ、これにより再生時間を
短縮することができる。そして、この画面でマウス11
を右クリクすると、例えば図5Cに示すように検索のメ
ニュー22が表示され、更に所定の音声が繰り返し再生
される。このメニュー22の表示は、予め重ね画像展開
領域に書き込んでおいたメニューパターンをベース画像
領域の所定の位置に重ね書きすることにより行われる。
このとき当該メニューパターンが重ね書きされるベース
画像領域の位置はホスト1から与えられることは言うま
でもない。
の静止画像には細かい文字が使用されていないのでハー
フモードで記録することができ、これにより再生時間を
短縮することができる。そして、この画面でマウス11
を右クリクすると、例えば図5Cに示すように検索のメ
ニュー22が表示され、更に所定の音声が繰り返し再生
される。このメニュー22の表示は、予め重ね画像展開
領域に書き込んでおいたメニューパターンをベース画像
領域の所定の位置に重ね書きすることにより行われる。
このとき当該メニューパターンが重ね書きされるベース
画像領域の位置はホスト1から与えられることは言うま
でもない。
【0028】図5Cの画面で地図検索が選択されると
「地図検索」の欄が色反転され、メニュー23が表示さ
れる。またこのとき地図検索に対応した音声が繰り返し
再生される。メニュー23の表示は予め重ね画像展開領
域に書き込まれていたパターンが重ね書きされて表示さ
れる。図5Dの画面で例えば群馬を選択すると、「群
馬」の欄が所定時間フラッシングした後にメニュー23
が消去され、図5Eに示すように群馬県の地図の画面に
遷移する。ここでフラッシングは、例えば「群馬」の通
常のパターンと色反転パターンとを所定の周期で交互に
表示することで行うことができる。そして、図5Eの画
面で所望のエリアをマウス11で選択すると、カーソル
19の色が変化し、図5Fに示すように、選択されたエ
リアの拡大地図が表示される。この画面には当該エリア
に存在するゴルフ場名が表示されており、所望のゴルフ
場を選択するとゴルフ場名が色反転し、次の画面に遷移
する。なお、ここでカーソル19の色の変化は、予め異
なる色を有するカーソルのパターンを重ね画像展開領域
に書き込んでおき、必要に応じて表示するカーソルパタ
ーンをベース画像領域に重ね書きすることにより行うこ
とができる。また、ゴルフ場名の色反転は上述したメニ
ューの色反転と同様に行うことができることは明らかで
ある。また、図5Cの画面で名まえ検索が選択された場
合には、図5Gに示すようにメニュー24が表示され
る。このメニュー24の表示もメニュー23と同様に予
め当該メニューパターンを重ね画像展開領域に書き込ん
でおき、それをベース画像領域の所定の位置に重ね書き
することにより行われる。図5Gの画面で例えば「タ」
が選択されると「タ」の欄が色反転され、次の画面に遷
移する。なお、この色反転も上述したと同様に行われ
る。
「地図検索」の欄が色反転され、メニュー23が表示さ
れる。またこのとき地図検索に対応した音声が繰り返し
再生される。メニュー23の表示は予め重ね画像展開領
域に書き込まれていたパターンが重ね書きされて表示さ
れる。図5Dの画面で例えば群馬を選択すると、「群
馬」の欄が所定時間フラッシングした後にメニュー23
が消去され、図5Eに示すように群馬県の地図の画面に
遷移する。ここでフラッシングは、例えば「群馬」の通
常のパターンと色反転パターンとを所定の周期で交互に
表示することで行うことができる。そして、図5Eの画
面で所望のエリアをマウス11で選択すると、カーソル
19の色が変化し、図5Fに示すように、選択されたエ
リアの拡大地図が表示される。この画面には当該エリア
に存在するゴルフ場名が表示されており、所望のゴルフ
場を選択するとゴルフ場名が色反転し、次の画面に遷移
する。なお、ここでカーソル19の色の変化は、予め異
なる色を有するカーソルのパターンを重ね画像展開領域
に書き込んでおき、必要に応じて表示するカーソルパタ
ーンをベース画像領域に重ね書きすることにより行うこ
とができる。また、ゴルフ場名の色反転は上述したメニ
ューの色反転と同様に行うことができることは明らかで
ある。また、図5Cの画面で名まえ検索が選択された場
合には、図5Gに示すようにメニュー24が表示され
る。このメニュー24の表示もメニュー23と同様に予
め当該メニューパターンを重ね画像展開領域に書き込ん
でおき、それをベース画像領域の所定の位置に重ね書き
することにより行われる。図5Gの画面で例えば「タ」
が選択されると「タ」の欄が色反転され、次の画面に遷
移する。なお、この色反転も上述したと同様に行われ
る。
【0029】図5Gの次に表示される画面は例えば図5
Hに示すようであり、表示画面の所定のエリアに先頭が
タ行で始まるゴルフ場名とスクロールアイコン25及び
スクロールバー26が表示される。これらのゴルフ場名
の文字列、スクロールアイコン25のパターン及びスク
ロールバー26のパターンは文字発生装置2より発生さ
れる。即ち、ホスト1は図5Gの画面で「タ」が選択さ
れたことを検知すると、ゴルフ場名のファイルから先頭
がタ行で始まるゴルフ場名を検索し、スクロールアイコ
ンの表示コマンド、スクロールバーの表示コマンドと共
に文字発生装置2に指示する。またこのときホスト1は
背景のパターンの読み出しをプロセッサ6に指示する。
これによってミックスアンプ10では文字発生装置2か
らの画像信号がデコーダ8からの画像信号にスーパーイ
ンポーズされる。なお、ゴルフ場名の表示は、図5Hに
示す画面を画像CD−ROMに記録しておき、そこから
再生するようにすることもできるが、再生時間が長くな
るのは好ましいものではなく、また文字発生装置2から
高品質の文字を発生させた方が望ましいので上記の動作
を行うようになされている。
Hに示すようであり、表示画面の所定のエリアに先頭が
タ行で始まるゴルフ場名とスクロールアイコン25及び
スクロールバー26が表示される。これらのゴルフ場名
の文字列、スクロールアイコン25のパターン及びスク
ロールバー26のパターンは文字発生装置2より発生さ
れる。即ち、ホスト1は図5Gの画面で「タ」が選択さ
れたことを検知すると、ゴルフ場名のファイルから先頭
がタ行で始まるゴルフ場名を検索し、スクロールアイコ
ンの表示コマンド、スクロールバーの表示コマンドと共
に文字発生装置2に指示する。またこのときホスト1は
背景のパターンの読み出しをプロセッサ6に指示する。
これによってミックスアンプ10では文字発生装置2か
らの画像信号がデコーダ8からの画像信号にスーパーイ
ンポーズされる。なお、ゴルフ場名の表示は、図5Hに
示す画面を画像CD−ROMに記録しておき、そこから
再生するようにすることもできるが、再生時間が長くな
るのは好ましいものではなく、また文字発生装置2から
高品質の文字を発生させた方が望ましいので上記の動作
を行うようになされている。
【0030】図5Hの画面においてスクロールアイコン
25をマウス11でクリックすると選択されたスクロー
ルアイコンの色が変化し、スクロールバー26が所定の
量だけ上下に移動する。これによって表示されているゴ
ルフ場名は所定の行数だけ上下に移動される。なお、ス
クロールアイコン25の色はホスト1から文字発生装置
2に指示される。
25をマウス11でクリックすると選択されたスクロー
ルアイコンの色が変化し、スクロールバー26が所定の
量だけ上下に移動する。これによって表示されているゴ
ルフ場名は所定の行数だけ上下に移動される。なお、ス
クロールアイコン25の色はホスト1から文字発生装置
2に指示される。
【0031】そして、図5Fまたは図5Hの画面で所望
のゴルフ場名がピックされると、ホスト1は、当該ゴル
フ場の初期画面(以下、この画面をホーム画面と称す)
の読み出し、及び対応する音声の読み出しをプロセッサ
6に指示する。これにより例えば図6Aに示すように設
立からの沿革、コースの特徴、料金等の選択されたゴル
フ場の概略を紹介するための画面が表示されると共に、
ナレーションにより景観その他の説明が繰り返し行われ
る。またこのとき同時にメニュー30も表示される。な
お、説明文等の文字列及び簡単なパターンについては静
止画像として画像CD−ROMに記録するのではなく、
文字発生装置2から発生させてもよいものである。
のゴルフ場名がピックされると、ホスト1は、当該ゴル
フ場の初期画面(以下、この画面をホーム画面と称す)
の読み出し、及び対応する音声の読み出しをプロセッサ
6に指示する。これにより例えば図6Aに示すように設
立からの沿革、コースの特徴、料金等の選択されたゴル
フ場の概略を紹介するための画面が表示されると共に、
ナレーションにより景観その他の説明が繰り返し行われ
る。またこのとき同時にメニュー30も表示される。な
お、説明文等の文字列及び簡単なパターンについては静
止画像として画像CD−ROMに記録するのではなく、
文字発生装置2から発生させてもよいものである。
【0032】メニュー30のコース状況が選択されると
「コース状況」の欄が赤く着色されて次の画面に遷移す
る。この赤色着色は、画像CD−ROMに予め赤色のパ
ターンを記録しておき、当該パターンを再生して「コー
ス状況」の位置に重ね書きすることにより行うことがで
きる。
「コース状況」の欄が赤く着色されて次の画面に遷移す
る。この赤色着色は、画像CD−ROMに予め赤色のパ
ターンを記録しておき、当該パターンを再生して「コー
ス状況」の位置に重ね書きすることにより行うことがで
きる。
【0033】次の画面は図示しないが例えば当該ゴルフ
場の全ホールの航空写真、そのイラスト画等が表示さ
れ、更に各ホールにはホール番号が表示される。航空写
真上に対するホール番号の表示は、1〜18までの数字
を画像CD−ROMに記録しておき、それを再生して重
ね書きすることにより行う。この数字の再生は容量が少
ないので短時間で行うことができる。
場の全ホールの航空写真、そのイラスト画等が表示さ
れ、更に各ホールにはホール番号が表示される。航空写
真上に対するホール番号の表示は、1〜18までの数字
を画像CD−ROMに記録しておき、それを再生して重
ね書きすることにより行う。この数字の再生は容量が少
ないので短時間で行うことができる。
【0034】そして、当該画面でホール番号、例えば6
番ホールが選択されると、ホスト1は、まずプロセッサ
6に対して所定の大きさの黒窓の再生を指示し、LDP
3に対して当該ホールを紹介するための動画像の再生を
指示すると共にワイパー4に対して当該動画像の抽出を
指示し、更にプロセッサ6に対してベース画面の再生を
指示する。これにより表示装置には図6Bに示すような
画面が表示される。即ち、31のエリアには選択された
6番ホールのイラスト画等からなるベース画面が表示さ
れ、32のエリアにはLDP3から再生された動画像、
例えば6番ホールのティーグランドからグリーンまでの
状況を紹介する動画像が表示される。33は図6Aのホ
ーム画面に戻るためのメニューである。また、34に示
すようにホール紹介のメニューも表示されるが本実施例
ではホーム画面でコース状況が選択された場合には強制
的にホール紹介の動画像が表示されるようになされてい
るものであり、このときこのメニュー34の欄は赤く着
色される。この処理は上述したと同様に行われる。また
このとき、ホスト1はLDP3に対してコース紹介の音
声チャンネルのみを出力するように指示する。これによ
ってユーザは動画像と音声により当該ホールの特徴等を
明確に把握することができる。
番ホールが選択されると、ホスト1は、まずプロセッサ
6に対して所定の大きさの黒窓の再生を指示し、LDP
3に対して当該ホールを紹介するための動画像の再生を
指示すると共にワイパー4に対して当該動画像の抽出を
指示し、更にプロセッサ6に対してベース画面の再生を
指示する。これにより表示装置には図6Bに示すような
画面が表示される。即ち、31のエリアには選択された
6番ホールのイラスト画等からなるベース画面が表示さ
れ、32のエリアにはLDP3から再生された動画像、
例えば6番ホールのティーグランドからグリーンまでの
状況を紹介する動画像が表示される。33は図6Aのホ
ーム画面に戻るためのメニューである。また、34に示
すようにホール紹介のメニューも表示されるが本実施例
ではホーム画面でコース状況が選択された場合には強制
的にホール紹介の動画像が表示されるようになされてい
るものであり、このときこのメニュー34の欄は赤く着
色される。この処理は上述したと同様に行われる。また
このとき、ホスト1はLDP3に対してコース紹介の音
声チャンネルのみを出力するように指示する。これによ
ってユーザは動画像と音声により当該ホールの特徴等を
明確に把握することができる。
【0035】図6Bの画面でプロのアドバイスのメニュ
ー35が選択されると、ホスト1はLDP3に対して当
該ホールの攻め方を紹介する動画像及び音声の再生を指
示する。これによって図6Bのエリア32には当該ホー
ルを攻める場合の注意等のプロによるアドバイスが表示
される。
ー35が選択されると、ホスト1はLDP3に対して当
該ホールの攻め方を紹介する動画像及び音声の再生を指
示する。これによって図6Bのエリア32には当該ホー
ルを攻める場合の注意等のプロによるアドバイスが表示
される。
【0036】図6Bにおいて36で示すものは動画像が
表示される場合に用いられるVTRアイコンであり、図
6Cに示すように再生ボタン40、巻戻しボタン41、
早送りボタン42、停止ボタン43、ポーズボタン44
が表示される。そして、LDP3で通常の再生画像が出
力されるときには再生ボタン40が赤く着色される。ま
た例えば図6Bの画面で早送りボタンが押された場合に
はホスト1はそれを検知してLDP3に早送りを指示す
る。このとき早送りボタン42が赤く着色される。その
他のボタンについても同様である。このボタンを赤く着
色する処理は、赤のパターンを画像CD−ROMから再
生して所定のボタンの位置に重ね書きしてもよいし、図
6D〜Hに示すように各ボタンが赤く着色された5種類
のパターンを予めプレーンメモリの重ね画像展開領域に
書き込んでおき、押されたボタンに応じて対応するパタ
ーンをベース画像領域に重ね書きするようにしてもよい
ものである。
表示される場合に用いられるVTRアイコンであり、図
6Cに示すように再生ボタン40、巻戻しボタン41、
早送りボタン42、停止ボタン43、ポーズボタン44
が表示される。そして、LDP3で通常の再生画像が出
力されるときには再生ボタン40が赤く着色される。ま
た例えば図6Bの画面で早送りボタンが押された場合に
はホスト1はそれを検知してLDP3に早送りを指示す
る。このとき早送りボタン42が赤く着色される。その
他のボタンについても同様である。このボタンを赤く着
色する処理は、赤のパターンを画像CD−ROMから再
生して所定のボタンの位置に重ね書きしてもよいし、図
6D〜Hに示すように各ボタンが赤く着色された5種類
のパターンを予めプレーンメモリの重ね画像展開領域に
書き込んでおき、押されたボタンに応じて対応するパタ
ーンをベース画像領域に重ね書きするようにしてもよい
ものである。
【0037】図6Bの画面でエリア32に表示される動
画像が終了した場合、及びVRTアイコン36の停止ボ
タン43が選択された場合には、動画像及びVTRアイ
コン36を消去してベース画面が現れるようにしてもよ
いし、動画像のみを消去してエリア32に黒窓を表示す
るようにしてもよい。
画像が終了した場合、及びVRTアイコン36の停止ボ
タン43が選択された場合には、動画像及びVTRアイ
コン36を消去してベース画面が現れるようにしてもよ
いし、動画像のみを消去してエリア32に黒窓を表示す
るようにしてもよい。
【0038】さて、ホーム画面で交通案内が選択される
と、図6Iに示されるように当該ゴルフ場近辺の道路図
が表示されると共に、交差点等の要所の位置にはA,
B,C……のアルファベットが表示される。このアルフ
ァベットはベース画面の表示が終了した後に順次画像C
D−ROMから再生されてプレーンメモリのベース画像
領域の所定の位置に重ね書きされる。これによってユー
ザはどこをクリックすればよいかを明確に判断すること
ができ、使い勝手がよいものとなる。
と、図6Iに示されるように当該ゴルフ場近辺の道路図
が表示されると共に、交差点等の要所の位置にはA,
B,C……のアルファベットが表示される。このアルフ
ァベットはベース画面の表示が終了した後に順次画像C
D−ROMから再生されてプレーンメモリのベース画像
領域の所定の位置に重ね書きされる。これによってユー
ザはどこをクリックすればよいかを明確に判断すること
ができ、使い勝手がよいものとなる。
【0039】そして、図6Iの画面で例えばC点が選択
されたとすると、ホスト1はそれを検知して、「C」を
色反転表示する。LDP3に対してC点近傍の交通案内
のための動画像及び音声の再生を指示する。これにより
図6Jに示すように画面の所定のエリア50には動画像
が表示されると共に図6Eに示すVTRアイコンが表示
され、更にスピーカーからは交通案内のナレーションが
流される。これによってユーザは当該地点の状況を明確
に把握することができる。なお、このときホスト1がプ
ロセッサ6に対して黒窓の再生を指示すること、及びワ
イパー4に対して抽出する画面を指示することは当然で
ある。なお、図6Jの画面において動画像が終了した場
合にはエリア50及びVRTアイコン36は消去されて
図6Iの状態に戻る。この際、「C」は色反転表示から
基の表示状態に戻される。
されたとすると、ホスト1はそれを検知して、「C」を
色反転表示する。LDP3に対してC点近傍の交通案内
のための動画像及び音声の再生を指示する。これにより
図6Jに示すように画面の所定のエリア50には動画像
が表示されると共に図6Eに示すVTRアイコンが表示
され、更にスピーカーからは交通案内のナレーションが
流される。これによってユーザは当該地点の状況を明確
に把握することができる。なお、このときホスト1がプ
ロセッサ6に対して黒窓の再生を指示すること、及びワ
イパー4に対して抽出する画面を指示することは当然で
ある。なお、図6Jの画面において動画像が終了した場
合にはエリア50及びVRTアイコン36は消去されて
図6Iの状態に戻る。この際、「C」は色反転表示から
基の表示状態に戻される。
【0040】以上、図5Aの画面において「関東ゴルフ
場ガイド」が選択された場合の画面遷移について説明し
たが、次に「絶滅の危機にある動物たち」が選択された
場合の画面遷移について説明する。ホスト1は、図5A
の画面で「絶滅の危機にある動物たち」が選択されたこ
とを検知すると、デコーダ8に対して当該タイトルの色
反転を指示し、更にプロセッサ6に次の画面であるタイ
トル画面の読み出し、及び対応するナレーションの読み
出しを指示する。これにより例えば表示装置には図7A
に示すような画面が表示され、スピーカーからは所定の
ナレーションが流れる。この画面においてマウス11が
右クリックされると、ホスト1は次画面の再生をプロセ
ッサ6に指示する。これにより表示画面は図7Bに示す
画面に遷移する。この画面においては表示画面は9分割
され、それぞれのエリアには図は省略するが絶滅の危機
にある動物の写真もしくはイラスト画と共に当該動物の
アイコン51が表示される。また、画面の両下側にはス
クロールアイコン52が表示され、例えば左下のスクロ
ールアイコンが選択されると前頁が表示され、右下のス
クロールアイコンが選択されると次頁が表示される。な
お、このとき選択されたスクロールアイコンは色反転さ
れる。この色反転は上述した処理により行われる。
場ガイド」が選択された場合の画面遷移について説明し
たが、次に「絶滅の危機にある動物たち」が選択された
場合の画面遷移について説明する。ホスト1は、図5A
の画面で「絶滅の危機にある動物たち」が選択されたこ
とを検知すると、デコーダ8に対して当該タイトルの色
反転を指示し、更にプロセッサ6に次の画面であるタイ
トル画面の読み出し、及び対応するナレーションの読み
出しを指示する。これにより例えば表示装置には図7A
に示すような画面が表示され、スピーカーからは所定の
ナレーションが流れる。この画面においてマウス11が
右クリックされると、ホスト1は次画面の再生をプロセ
ッサ6に指示する。これにより表示画面は図7Bに示す
画面に遷移する。この画面においては表示画面は9分割
され、それぞれのエリアには図は省略するが絶滅の危機
にある動物の写真もしくはイラスト画と共に当該動物の
アイコン51が表示される。また、画面の両下側にはス
クロールアイコン52が表示され、例えば左下のスクロ
ールアイコンが選択されると前頁が表示され、右下のス
クロールアイコンが選択されると次頁が表示される。な
お、このとき選択されたスクロールアイコンは色反転さ
れる。この色反転は上述した処理により行われる。
【0041】いま、図7Bに示す状態において所望の動
物のアイコンがクリックされると、ホスト1はプロセッ
サ6に対して当該動物の静止画像の再生を指示すると共
にデコーダ8に対して所定のメニュー及びアイコンの表
示を指示する。これにより例えば図7Cに示されるよう
な画面が表示される。図7Cにおいてエリア53には図
示しないが当該動物の写真の静止画像が表示されてい
る。エリア54には例えば図7Dに示すように表示内容
の選択メニューが表示される。図7Dでは生活のよう
す、食べ物、住んでいるところの3種類のメニューが用
意されている。そして生活のようすが選択されると図7
Eに示すように色反転表示される。他のメニューについ
ても同様であり、図7F,Gに示すように色反転表示さ
れる。この色反転表示は、予めこれらのパターンを画像
CD−ROMから再生してプレーンメモリの重ね画像展
開領域に書き込んでおき、必要に応じてベース画像領域
の所定の位置に重ね書きすることにより行われる。
物のアイコンがクリックされると、ホスト1はプロセッ
サ6に対して当該動物の静止画像の再生を指示すると共
にデコーダ8に対して所定のメニュー及びアイコンの表
示を指示する。これにより例えば図7Cに示されるよう
な画面が表示される。図7Cにおいてエリア53には図
示しないが当該動物の写真の静止画像が表示されてい
る。エリア54には例えば図7Dに示すように表示内容
の選択メニューが表示される。図7Dでは生活のよう
す、食べ物、住んでいるところの3種類のメニューが用
意されている。そして生活のようすが選択されると図7
Eに示すように色反転表示される。他のメニューについ
ても同様であり、図7F,Gに示すように色反転表示さ
れる。この色反転表示は、予めこれらのパターンを画像
CD−ROMから再生してプレーンメモリの重ね画像展
開領域に書き込んでおき、必要に応じてベース画像領域
の所定の位置に重ね書きすることにより行われる。
【0042】図7Cのエリア55は、エリア54で選択
された表示内容の表示方法を指示するメニューが表示さ
れる領域であり、例えば図7Hに示すようにビデオテー
プのアイコンと本のアイコンが表示される。そして、本
のアイコンが選択された場合には、ホスト1は図7Jに
示すように当該アイコンの色反転表示をデコーダ8に指
示すると共に、エリア54で選択された内容に対応する
説明文の再生をプロセッサ6に指示する。再生された説
明文は図7Cのエリア56に表示される。なおこのとき
同じ内容のナレーションを行ってもよいこと、及び説明
文の文字列を文字発生装置2から発生させてもよいこと
は明らかである。なお、本のアイコンの色反転表示は、
予め図7Jのパターンを重ね画像展開領域に書き込んで
おき、それをベース画像領域の所定の位置に重ね書きす
ることにより行う。ビデオテープのアイコンについても
同様である。
された表示内容の表示方法を指示するメニューが表示さ
れる領域であり、例えば図7Hに示すようにビデオテー
プのアイコンと本のアイコンが表示される。そして、本
のアイコンが選択された場合には、ホスト1は図7Jに
示すように当該アイコンの色反転表示をデコーダ8に指
示すると共に、エリア54で選択された内容に対応する
説明文の再生をプロセッサ6に指示する。再生された説
明文は図7Cのエリア56に表示される。なおこのとき
同じ内容のナレーションを行ってもよいこと、及び説明
文の文字列を文字発生装置2から発生させてもよいこと
は明らかである。なお、本のアイコンの色反転表示は、
予め図7Jのパターンを重ね画像展開領域に書き込んで
おき、それをベース画像領域の所定の位置に重ね書きす
ることにより行う。ビデオテープのアイコンについても
同様である。
【0043】エリア55においてビデオテープアイコン
が選択された場合には、ホスト1はデコーダ8に対して
当該アイコンの色反転表示、VRTアイコンの表示及び
黒窓の表示を指示すると共に、LDP3に対して、エリ
ア54で選択された内容、例えば当該動物の生活のよう
すに対応する動画像及び音声の再生を指示し、ワイパー
4に対して抽出する画像を指示する。これによって図7
Kに示すように表示画面の所定のエリア58には当該動
物の生活のようすを示す動画像が表示され、その下には
図6Eに示すVRTアイコンが表示される。
が選択された場合には、ホスト1はデコーダ8に対して
当該アイコンの色反転表示、VRTアイコンの表示及び
黒窓の表示を指示すると共に、LDP3に対して、エリ
ア54で選択された内容、例えば当該動物の生活のよう
すに対応する動画像及び音声の再生を指示し、ワイパー
4に対して抽出する画像を指示する。これによって図7
Kに示すように表示画面の所定のエリア58には当該動
物の生活のようすを示す動画像が表示され、その下には
図6Eに示すVRTアイコンが表示される。
【0044】動画像が終了するとエリア58及びVTR
アイコンは消去され、動画像及びVTRアイコンに隠さ
れていた部分の静止画像が現れる。同時に色反転表示さ
れていたビデオテープアイコンは元の表示状態に戻され
る。これらの処理がホスト1からの指示により行われる
ことは言うまでもない。
アイコンは消去され、動画像及びVTRアイコンに隠さ
れていた部分の静止画像が現れる。同時に色反転表示さ
れていたビデオテープアイコンは元の表示状態に戻され
る。これらの処理がホスト1からの指示により行われる
ことは言うまでもない。
【0045】また、図7Cのエリア57には例えば図7
Lに示されるように9種類の動物アイコンが表示され
る。この9種類は図7Bで所望の動物を選択した画面に
表示されている9種類の動物のアイコンである。そし
て、エリア57に表示されている動物アイコンのうち、
現在選択されてエリア53に表示されている動物のアイ
コンは赤く着色されている。図7Lでは虎のアイコンが
赤く着色されており、現在虎が選択されていることを示
している。この着色表示は、各動物アイコンが赤く着色
された9種類のパターンを重ね画像展開領域に書き込ん
でおき、それを必要に応じてベース画像領域に重ね書き
してもよく、また赤色パターンを再生して現在選択され
ている動物のアイコンに重ね書きしてもよい。なお、図
7Cには図示していないがこの画面の所定の位置にはリ
ターンのメニューが表示されており、このメニューが選
択された場合にはホスト1はデコーダ8に対してリター
ンメニューの色反転表示を指示し、その後上位の画面の
表示を指示する。これにより、この場合には図7Bに示
す画面に戻る。
Lに示されるように9種類の動物アイコンが表示され
る。この9種類は図7Bで所望の動物を選択した画面に
表示されている9種類の動物のアイコンである。そし
て、エリア57に表示されている動物アイコンのうち、
現在選択されてエリア53に表示されている動物のアイ
コンは赤く着色されている。図7Lでは虎のアイコンが
赤く着色されており、現在虎が選択されていることを示
している。この着色表示は、各動物アイコンが赤く着色
された9種類のパターンを重ね画像展開領域に書き込ん
でおき、それを必要に応じてベース画像領域に重ね書き
してもよく、また赤色パターンを再生して現在選択され
ている動物のアイコンに重ね書きしてもよい。なお、図
7Cには図示していないがこの画面の所定の位置にはリ
ターンのメニューが表示されており、このメニューが選
択された場合にはホスト1はデコーダ8に対してリター
ンメニューの色反転表示を指示し、その後上位の画面の
表示を指示する。これにより、この場合には図7Bに示
す画面に戻る。
【0046】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形が可能である。例えば上記実施例では主に画面
の遷移について説明したが、図示したそれぞれの画面に
おいて適当なナレーションあるいはBGMの再生を行う
ことができることは明らかである。また、メニューある
いはアイコンの表示方法については上述した手法以外に
も種々考えられるところであり、もし静止画像あるいは
メニューもしくはアイコンの再生を画像CD−ROMか
ら高速に行うことができる場合には、上述したようにメ
ニュー及びアイコンを予めプレーンメモリの重ね画像展
開領域に書き込んでおく必要はなく、所望のパターンを
リアルタイムに画像CD−ROMから再生してもよいも
のである。更に、動画像及び静止画像の記録に際しては
データ圧縮を行うことも可能である。また更に、デコー
ダ8のプレーンメモリの重ね画像展開領域の容量が少な
くて済む場合には、ベース画像領域を二つ確保し、その
一方には現在画面表示しているベース画像を書き込み、
他方には次の画面で使用されるベース画像を書き込んで
おくようにすることも可能であり、これにより画面切り
替えを即座に行うことができる。また、上記実施例では
ポインティングデバイスとしてマウスを使用したが、表
示装置の画面の前面にタッチパネルを配置してもよいも
のである。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形が可能である。例えば上記実施例では主に画面
の遷移について説明したが、図示したそれぞれの画面に
おいて適当なナレーションあるいはBGMの再生を行う
ことができることは明らかである。また、メニューある
いはアイコンの表示方法については上述した手法以外に
も種々考えられるところであり、もし静止画像あるいは
メニューもしくはアイコンの再生を画像CD−ROMか
ら高速に行うことができる場合には、上述したようにメ
ニュー及びアイコンを予めプレーンメモリの重ね画像展
開領域に書き込んでおく必要はなく、所望のパターンを
リアルタイムに画像CD−ROMから再生してもよいも
のである。更に、動画像及び静止画像の記録に際しては
データ圧縮を行うことも可能である。また更に、デコー
ダ8のプレーンメモリの重ね画像展開領域の容量が少な
くて済む場合には、ベース画像領域を二つ確保し、その
一方には現在画面表示しているベース画像を書き込み、
他方には次の画面で使用されるベース画像を書き込んで
おくようにすることも可能であり、これにより画面切り
替えを即座に行うことができる。また、上記実施例では
ポインティングデバイスとしてマウスを使用したが、表
示装置の画面の前面にタッチパネルを配置してもよいも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電子出版システムの一実施例の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図2】 ビデオディスクに対する動画像の記録方式を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図3】 HDTVデコーダのプレーンメモリの構造例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】 静止画像に動画像をスーパーインポーズする
際の黒窓の再生を説明するための図である。
際の黒窓の再生を説明するための図である。
【図5】 ゴルフ場ガイドにおける画面遷移の例を示す
図である。
図である。
【図6】 ゴルフ場ガイドにおける動画像の表示態様を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図7】 動物図鑑に関する画面遷移の例を示す図であ
る。
る。
1…ホストコンピュータ、2…HDTV文字発生装置、
3…HDTVビデオディスクプレーヤー、4…HDTV
ワイパー、5…HDTV静止画再生装置、6…CD−R
OMプロセッサ、7…画像CD−ROMプレーヤー、8
…HDTVデコーダ、9…音声CD−ROMプレーヤ
ー、10…ミックスアンプ、11…マウス。
3…HDTVビデオディスクプレーヤー、4…HDTV
ワイパー、5…HDTV静止画再生装置、6…CD−R
OMプロセッサ、7…画像CD−ROMプレーヤー、8
…HDTVデコーダ、9…音声CD−ROMプレーヤ
ー、10…ミックスアンプ、11…マウス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 秀夫 東京都世田谷区砧6−20−8 財団法人 エヌエイチケイエンジニアリングサービス 内
Claims (1)
- 【請求項1】 高精細度テレビジョン方式で記録された
動画像再生手段と、高精細度テレビジョン方式で記録さ
れた静止画像再生手段と、高精細度テレビジョン方式に
対応した文字情報発生手段と、記録された音声を再生す
る音声再生手段と、高精細度テレビジョン方式に対応し
た表示手段と、ポインティングデバイスと、現在表示さ
れている画像と前記ポインティングデバイスで指示され
たメニューとに基づいて前記動画像再生手段、前記静止
画像再生手段、前記文字情報発生手段および/または前
記音声再生手段を制御し、所定の次画面表示を行う制御
手段とを備える電子出版システムにおいて、前記制御手
段は画面遷移に伴って瞬時に表示されるべきメニューパ
ターン、アイコンパターン等の補助パターンについては
予め前記静止画像再生手段から再生して所定のメモリ領
域に展開し、必要に応じてビデオRAMの所定の位置に
書き込むことを特徴とする電子出版システムにおける補
助パターン表示方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3052638A JPH0614300A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 電子出版システムにおける補助パターン表示方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3052638A JPH0614300A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 電子出版システムにおける補助パターン表示方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614300A true JPH0614300A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=12920375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3052638A Pending JPH0614300A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 電子出版システムにおける補助パターン表示方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614300A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011070376A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Toshiba Tec Corp | 商品販売データ処理装置及びコンピュータプログラム |
US8204357B2 (en) | 2003-10-15 | 2012-06-19 | Sony Corporation | Reproducing device, reproducing method, reproducing program and recording medium |
CN107215141A (zh) * | 2016-03-22 | 2017-09-29 | 蔡衍宁 | 一种影像梦幻制作的工艺技术 |
JP2019212344A (ja) * | 2019-09-24 | 2019-12-12 | 東芝テック株式会社 | 商品販売データ処理装置、コンピュータプログラム及びデータ処理方法 |
JP2021082351A (ja) * | 2021-02-25 | 2021-05-27 | 東芝テック株式会社 | 商品販売データ処理装置、コンピュータプログラム及びデータ処理方法 |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP3052638A patent/JPH0614300A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8204357B2 (en) | 2003-10-15 | 2012-06-19 | Sony Corporation | Reproducing device, reproducing method, reproducing program and recording medium |
JP2011070376A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Toshiba Tec Corp | 商品販売データ処理装置及びコンピュータプログラム |
CN107215141A (zh) * | 2016-03-22 | 2017-09-29 | 蔡衍宁 | 一种影像梦幻制作的工艺技术 |
JP2019212344A (ja) * | 2019-09-24 | 2019-12-12 | 東芝テック株式会社 | 商品販売データ処理装置、コンピュータプログラム及びデータ処理方法 |
JP2021082351A (ja) * | 2021-02-25 | 2021-05-27 | 東芝テック株式会社 | 商品販売データ処理装置、コンピュータプログラム及びデータ処理方法 |
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