JPH06275054A - Cd−gのグラフィックデータ再生処理方法 - Google Patents

Cd−gのグラフィックデータ再生処理方法

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JPH06275054A
JPH06275054A JP5089186A JP8918693A JPH06275054A JP H06275054 A JPH06275054 A JP H06275054A JP 5089186 A JP5089186 A JP 5089186A JP 8918693 A JP8918693 A JP 8918693A JP H06275054 A JPH06275054 A JP H06275054A
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disc
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JP5089186A
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Kenichi Takemura
研一 武村
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Kyocera Corp
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CD−Gディスクの再生中にキュー/レビュ
ー、スキップ、ダイレクト選曲等を行った際、モニタテ
レビの画面に乱れ等が起こるのを防止する。 【構成】 操作キー部1の早送りキー7、巻戻しキー
9、及びダイレクト選曲キー13の操作による入力を検
出したCPU29が、キュー/レビュー動作、スキップ
動作、及びダイレクト選曲動作の指示がなされたものと
判別すると、それまでモニタテレビの画面35に表示さ
れていた映像を消し、その代わりに青色や無色の単一色
の映像を画面35に表示させるため、「Load th
e CLUT」、「Write Font」、「PRE
SET MEMORY」、「PRESET BORDE
R」の制御命令をグラフィックデコーダIC27に出力
する。 【効果】 キュー/レビュー、スキップ、ダイレクト選
曲等の動作中に、青色等の単一色の映像がモニタテレビ
の画面に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD−Gディスクから
の記録情報の再生中にキュー/レビュー動作、スキップ
動作、ダイレクト選曲動作等の指令が発生した際におけ
る、CD−Gディスク中のグラフィックデータの再生処
理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音楽用ソフトとして広く普及して
いるコンパクトディスク(以下、CDと略記する)に
は、最大21000本のトラックが設けられている。各
トラックには、情報記録単位としてのフレームが98フ
レーム設けられており、各フレームには、音声データの
記録領域の他にサブコードと呼ばれる別の記録領域が設
けられている。サブコードは、P,Q,R,S,T,
U,V,Wの計8つのチャネルで構成されており、この
うちPチャネルは曲の頭出し信号の記録領域として割り
当てられ、Qチャネルは、再生ディスク中の曲数、再生
中の曲の番号(インデックス)、曲の先頭からの演奏時
間、及び累計演奏時間の情報の記録領域として割り当て
られている。
【0003】一方、サブコードのR〜Wの6チャネルは
ユーザーズビットと称され、6つまとめて使用するよう
に定められているが、このR〜Wチャネルにグラフィッ
クデータを記録したのが、所謂CD−グラフィックス
(以下、CD−Gディスクと略記する)である。このグ
ラフィックデータにより表示を行えるのは、1画面中の
周辺領域(ボーダー領域)を除いた画面中央の表示領域
であり、グラフィックデータの内容は、表示領域を構成
する縦192×横288の各ドットについての色情報で
ある。グラフィックデータによる表示に使用できる色
は、4096色中の最大16色であり、色の指定は、1
トラック98フレームのサブコードR〜Wチャネルを1
つの単位として任意の2色を使用することができる。
【0004】また、サブコードR〜Wチャネルに記録さ
れたグラフィックデータを用いると、約2.5秒毎に1
画面を表示させることができ、CD−Gディスク1枚に
約1500〜2000の画面を記録することができる。
従って、CD−Gディスクは主にカラオケディスクとし
て用いられ、サブコードR〜Wチャネルには、再生音声
と同時に表示する歌詞や解説、イメージ画等の、静止画
或はそれに近い映像のグラフィックデータが記録されて
いる。
【0005】サブコードのR〜Wチャネルから再生され
たグラフィックデータは、グラフィック処理回路で再生
信号中の誤りを訂正した後R,G,Bの3つの原色信号
にデコードされ、さらにアナログ信号に変換した後に色
同期信号及び水平同期信号を加えてコンポジットビデオ
信号にカラーエンコードされる。このため、このコンポ
ジットビデオ信号をモニタテレビに入力することで、サ
ブコードR〜Wチャネルに記録されたグラフィックデー
タの映像を表示させることができ、場合によってはビデ
オディスク等の映像ソフトから再生された動画像にスー
パーインポーズして表示させることもできる。
【0006】このようなCD−Gディスクを含むCDの
再生装置には、音声データの再生中(プレイバック動作
中)に、音声を出力させたまま早送り/巻戻しするキュ
ー/レビュー機能や、曲の再生を中止して次の曲や前の
曲にスキップする機能、任意の他の曲をダイレクトに選
曲する機能等が備えられている。このうち、キュー/レ
ビュー動作を行う場合には、出力音声にハーフミュート
をかけながら、ピックアップが所定トラック数トレース
し、その後再生を中止して10トラックジャンプし、ジ
ャンプ後に再び所定トラック数トレースし、また再生を
中止して10トラックジャンプするという動作を繰り返
して行っている。このため、キュー/レビュー動作を行
えば、ユーザはハーフミュートがかかった音声出力で凡
その再生箇所を認識しながら所望の曲の頭出しを容易に
行うことができる。
【0007】また、スキップ動作やダイレクト選曲を行
う場合には、再生動作を中断し、CDやCD−Gディス
クのローディングの際に再生装置が、CDやCD−Gデ
ィスクのリードイン部分のサブコードQチャネルから自
動的に再生した情報を基に、スキップ先や選曲先の開始
トラックにピックアップを移動させて、再生動作に復帰
している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、キュー/レ
ビュー動作を行う際に従来の再生装置は、サブコード出
力を許可したまま上述の動作を行っていたため、10ト
ラックジャンプする合間にピックアップが所定トラック
数トレースする際に、サブコードR〜Wチャネルから再
生されたグラフィックデータの映像がモニタテレビの画
面上に表示されていた。このため、モニタテレビの画面
の表示内容が非連続的に変化して画面の乱れを生じてし
まう問題点があった。
【0009】また、スキップ動作やダイレクト選曲を行
う際に従来の再生装置は、サブコード出力をクリアさせ
ずに上述の動作を行っていたため、スキップ先や選曲先
の開始トラックへピックアップが移動を開始する時点か
ら、その開始トラックへピックアップが移動し終えるま
での間に、その動作を開始する直前にモニタテレビの画
面上に表示されていたグラフィックデータの映像がその
まま或は一部画面上に表示されていた。このため、スキ
ップ先や選曲先の開始トラックへのピックアップの移動
に伴い、その間には音声出力が何らなされないにも拘ら
ず、無関係な映像の表示がモニタテレビで継続されて、
ユーザに違和感を与えてしまう問題点があった。
【0010】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、キュー/レビュー動作時におけるモニタテレビの
画面の乱れを防止し、また、スキップ動作やダイレクト
選曲時に音声出力と無関係な映像がモニタテレビで表示
されないようにすることができる、CD−Gディスクの
グラフィックデータ再生処理方法を実現することを課題
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、音声データの記録領域と、音声データに関
連するグラフィックデータの記録領域とを有するCD−
Gからの前記各データの再生中に、前記音声データの記
録領域のうち所定の記録領域部分を検索しこの記録領域
部分を再生する指令が発生したときに、前記指令の発生
時乃至該指令に応じた前記記録領域部分の検索時に前記
CD−Gから再生される前記グラフィックデータの出力
をキャンセルし、所定の単一色表示を行わせるための新
たなグラフィックデータを生成し、前記キャンセルされ
たグラフィックデータに代わり前記生成されたグラフィ
ックデータを出力するようにしたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明のCD−Gのグラフィックデータ再生処
理方法によれば、CD−Gからの音声データの再生中
に、キュー/レビュー動作、スキップ動作、ダイレクト
選曲動作等の、音声データの記録領域のうち所定の記録
領域部分を検索しその記録領域部分を再生する指令が発
生すると、その時点から検索中に至るまで、CD−Gか
ら再生されるグラフィックデータの出力がキャンセルさ
れ、これに代わって、所定の単一色表示を行わせるため
の新たなグラフィックデータが出力される。
【0013】このため、上述したキュー/レビュー動
作、スキップ動作、ダイレクト選曲動作等の動作中に
は、モニタテレビの画面に所定の単一色の映像が表示さ
れることとなり、上述の動作が開始された時点でモニタ
テレビに表示されていた映像や、該動作中にCD−Gか
ら再生されるグラフィックデータの映像がモニタテレビ
に表示されなくなる。よって、キュー/レビュー動作時
にCD−Gから再生されるグラフィックデータの映像が
モニタテレビに表示されて、画面に乱れが生じることが
防止され、また、スキップ動作やダイレクト選曲時に、
その動作が始まる直前に表示されていた映像が継続して
モニタテレビに表示されて、音声出力と無関係な映像が
モニタテレビに表示される状態が発生することが防止さ
れる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1乃至図3は、本発明によるCD−Gの
グラフィックデータ再生処理方法の一実施例を示す図で
ある。図1は、本発明方法を適用したグラフィックデー
タ再生機能付きのCD再生装置の要部構成を示すブロッ
ク図である。
【0015】図1に示す本実施例のCD再生装置は、不
図示のCD−Gディスクから音声データとグラフィック
データとを再生して出力するもので、操作キー部1、ピ
ックアップ15、ピックアップモータ19、ディスク回
転モータ21、ピックアップメカ/サーボコントローラ
23、信号処理回路25、グラフィックデコーダIC2
7、CPU29、外部映像入力端子31、及びスーパー
インポーズ回路33等を備えている。
【0016】操作キー部1は、再生キー3、停止キー
5、早送りキー7、巻戻しキー9等の基本的な動作を指
示するキー類と、曲の再生中に前後の曲へスキップ(早
送り/巻戻し)する際に操作されるスキップキー11、
装置に装填されたCD−Gディスク中の所望の曲を指定
して再生する際に操作されるダイレクト選曲キー13、
CD−Gディスクから再生されたグラフィックデータの
映像を外部映像入力端子31に入力された信号の映像に
スーパーインポーズする際に操作されるスーパーインポ
ーズキー14等の機能キー類とを備えている。
【0017】ピックアップ15は、CD−Gディスクの
信号記録面に記録された情報を読み取るもので、CD−
Gディスクの径方向に延在するガイド17に沿って移動
する。ピックアップモータ19は、ピックアップ15を
ガイド17に沿って移動させるもので、ディスク回転モ
ータ21は、再生、早送り、及び巻戻し時にCD−Gデ
ィスクを回転させるものである。ピックアップメカ/サ
ーボコントローラ23は、CD−Gディスク中の再生ト
ラックの位置に応じてピックアップモータ19を駆動制
御したり、1つのトラックの記録情報をピックアップ1
5で再生するのに要する時間がCD−Gディスクの内周
側と外周側とで等しくなるように、ガイド17の延在方
向におけるピックアップ15の位置に応じてディスク回
転モータ21の回転数を増減し、サーボ制御するもので
ある。
【0018】信号処理回路25は、CD−Gディスクか
らピックアップ15で読み取られた情報を音声データと
サブコードとに分離し、さらに、サブコードをP,Qチ
ャネルとR〜Wチャネルとに分離するものである。グラ
フィックデコーダIC27は、信号処理回路25で分離
されたサブコードR〜Wチャネルのグラフィックデータ
を、コンポジットビデオ信号にエンコードするものであ
る。信号処理回路25で分離されたサブコードP,Qチ
ャネルのデータは、CPU29に送信されてメモリに記
憶される。CPU29は、操作キー部1の再生キー3、
停止キー5、早送りキー7、巻戻しキー9、スキップキ
ー11、ダイレクト選曲キー13、及びスーパーインポ
ーズキー14の操作を検出し、その操作内容に応じてピ
ックアップモータ19やディスク回転モータ21に対す
る駆動指令をピックアップメカ/サーボコントローラ2
3に出力すると共に、前記各キーの操作内容に応じてグ
ラフィックデコーダIC27に対し動作指令を出力する
ものである。
【0019】外部映像入力端子31は、ビデオテープや
ビデオディスク等から再生されたBGV用(バックグラ
ウンドビデオ用)の映像の信号が入力されるもので、ス
ーパーインポーズ回路33は、外部映像入力端子31に
入力された信号の映像に、グラフィックデコーダIC2
7でエンコードされたコンポジットビデオ信号の映像を
重ねて合成するものである。尚、外部映像入力端子31
にBGV用の映像信号の入力があるか否かは、外部映像
入力端子31の端子電圧の変化等に基づいてCPU29
により検出される。
【0020】次に、上記構成による本実施例のCD再生
装置の動作について説明する。まず、CD−Gディスク
をローディングすると、CPU29の指令に基づくピッ
クアップメカ/サーボコントローラ23の制御により、
ディスク回転モータ21が駆動されてCD−Gディスク
が回転し、また、ピックアップモータ19が駆動されて
ピックアップ15がCD−Gディスクのリードイン部分
に移動する。そしてピックアップ15により、CD−G
ディスクのリードイン部分のサブコードPチャンネルに
記録された曲の頭出し信号、サブコードQチャネルに記
録されたディスク中の曲数、再生中の曲の番号(インデ
ックス)、曲の先頭からの演奏時間、及び累計演奏時間
の情報が自動的に再生され、その再生情報がCPU29
内のメモリ(図示せず)に記憶された後、スタンバイ状
態となる。
【0021】ここで、操作キー部1の再生キー3が操作
されると、CPU29の指令に基づくピックアップメカ
/サーボコントローラ23の制御により、ディスク回転
モータ21が駆動されてCD−Gディスクが回転する。
また、ピックアップモータ19が駆動されてピックアッ
プ15がCD−Gディスクのリードイン部分を過ぎた箇
所に移動し、その箇所からピックアップ15による1番
目の収録曲の再生動作と、その曲に付随する映像の再生
動作とが行われる。
【0022】この再生動作中に早送りキー7又は巻戻し
キー9が操作されると、その操作が解除されるまでの
間、音声を出力させたまま早送り/巻戻しするキュー/
レビュー動作が行われる。また、再生動作中に1乃至複
数回スキップキー11が操作された後、早送りキー7又
は巻戻しキー9が操作されると、ピックアップ15によ
り再生する曲を、現在再生中の曲よりもスキップキー1
1の操作回数分だけ前(早送りキー7操作時)の曲、又
はスキップキー11の操作回数分だけ後(巻戻しキー9
操作時)の曲に変更するスキップ動作が行われる。さら
に、再生動作中にダイレクト選曲キー13が操作され、
特定の曲がその収録番号等で指定されると、ピックアッ
プ15により再生する曲をその指定された曲に変更する
ダイレクト選曲動作が行われる。
【0023】また、スーパーインポーズキー14が操作
されている状態において、外部映像入力端子31にBG
V用の映像信号の入力があるときには、そのBGV用の
映像にグラフィックデコーダIC27でエンコードされ
たコンポジットビデオ信号の映像を重ねる合成処理がス
ーパーインポーズ回路33で行われ、その合成された映
像の信号がモニタテレビ(図示せず)に出力される。
【0024】これらキュー/レビュー動作、スキップ動
作、及びダイレクト選曲動作を指示する操作キー部1か
らの入力を検出するとCPU29は、それらの動作中に
モニタテレビの画面の表示に乱れが生じたり、音声出力
と無関係な映像が表示されたりするのを防止するため、
それまでに表示されていた映像を消すための制御を行
う。ここで、CPU29が行う上述の動作を図2のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0025】まず、CPU29は操作キー部1からの入
力を検出したときに、ステップS1において、その入力
が早送りキー7又は巻戻しキー9からのものであるか否
かを判別し、早送りキー7又は巻戻しキー9からのもの
でない場合には、ステップS3において、その入力がダ
イレクト選曲動作を行わせるためのダイレクト選曲キー
13からのものであるか否かを判別する。そして、ステ
ップS1,S3で、入力が早送りキー7、巻戻しキー
9、及びダイレクト選曲キー13のいずれからのもので
もないことが判別されると、ステップS1にリターン
し、反対に、入力が早送りキー7、巻戻しキー9、及び
ダイレクト選曲キー13のいずれかからのものであるこ
とが判別されると、ステップS5において、現在の状態
が再生状態であるか否かを判別する。
【0026】ステップS5で再生状態でないことが判別
されるとステップS1にリターンし、再生状態であるこ
とが判別されると、先にステップS1で判別された早送
りキー7又は巻戻しキー9からの入力が、キュー/レビ
ュー動作又はスキップ動作を行わせるためのものである
ことが判別される。そこで、ステップS5で再生状態で
あることが判別されると、ステップS7において、スー
パーインポーズキー14が操作されており、且つ、外部
映像入力端子31にBGV用の映像信号の入力があるか
否か、つまり、スーパーインポーズ状態であるか否かが
判別される。
【0027】ステップS7でスーパーインポーズ状態で
ないことが判別されると、ステップS9において、キュ
ー/レビュー動作、スキップ動作、及びダイレクト選曲
動作のいずれかが開始されると共に、モニタテレビの画
面に表示させる所定の単一色を指定する制御信号「Lo
ad the CLUT」を生成してグラフィックデコ
ーダIC27に出力する。尚、実際には、具体的な色と
して青色(本実施例の場合)を指定するコマンドを制御
信号「Load the CLUT」に付加して出力す
る。
【0028】次に、ステップS11において、モニタテ
レビの画面の表示を更新させる制御信号「Write
Font」を生成してグラフィックデコーダIC27に
出力する。続いて、ステップS13,S15において、
上述の制御信号「Write Font」に基づいて行
う具体的内容である、現在モニタテレビに表示中の映像
を消去しステップS9で指定した青色の表示に切り換え
させる制御信号を生成して、グラフィックデコーダIC
27に出力する。
【0029】ステップS13,S15でCPU29が生
成、出力する制御信号は各々「PRESET MEMO
RY」、「PRESET BORDER」と呼ばれるも
のである。このうち、「PRESET MEMORY」
は、図3に示すモニタテレビの画面35における、CD
−Gディスクからのグラフィックデータによる映像の表
示が行われる画面中央の表示領域37に表示中の映像を
消去し、ステップS9で指定した青色の表示に切り換え
させる制御信号である。
【0030】また、「PRESET BORDER」
は、図3に示す表示領域37の周囲の、CD−Gディス
クからのグラフィックデータによる表示に使われないボ
ーダー領域39に表示中の映像を消去し、ステップS9
で指定した青色の表示に切り換えさせる制御信号であ
る。そして、ステップS17において、画面35の表示
領域37及びボーダー領域39に、ステップS9で指定
した青色の表示を行わせる表示出力処理が行われ、その
後ステップS1にリターンする。
【0031】一方、ステップS7でスーパーインポーズ
状態であることが判別されると、ステップS19におい
て、ステップS9と同様の制御信号「Load the
CLUT」を生成してグラフィックデコーダIC27
に出力する。ただし、ここで指定する色は、本実施例の
場合には透明色(或は色指定なし)である。これは、キ
ュー/レビュー動作、スキップ動作、及びダイレクト選
曲動作のいずれかが開始されると共に、モニタテレビの
画面35に、外部映像入力端子31に入力されたBGV
用の映像のみを表示させるためである。
【0032】そして、ステップS19に続きステップS
21,S23,S25において、ステップS11,S1
3,S15と同様の制御信号「Write Fon
t」、「PRESET MEMORY」、「PRESE
T BORDER」(ただし、表示中の映像を消去した
後に表示する指定色は無色の内容のもの)を生成して、
グラフィックデコーダIC27に出力する。さらにその
後、ステップS27において、画面35の表示領域37
及びボーダー領域39にステップS9で指定した無色の
表示を行わせる表示出力処理を行い、画面35にBGV
用の映像のみを表示させ、その後ステップS1にリター
ンする。
【0033】尚、上述した「Load the CLU
T」、「Write Font」、「PRESET M
EMORY」、「PRESET BORDER」の各制
御信号についての、サブコードR〜Wチャネルのインス
トラクション(命令)データ内容は、図4に示す通りで
ある。
【0034】このように、本実施例のCD再生装置によ
れば、操作キー部1の早送りキー7、巻戻しキー9、及
びダイレクト選曲キー13の操作による入力を検出した
CPU29が、キュー/レビュー動作、スキップ動作、
及びダイレクト選曲動作の指示がなされたものと判別す
ると、それまでモニタテレビの画面35に表示されてい
た映像を消し、その代わりに青色や無色の単一色の映像
を画面35に表示させるために、「Load the
CLUT」、「Write Font」、「PRESE
T MEMORY」、「PRESET BORDER」
の各制御信号を生成して、グラフィックデコーダIC2
7に出力する。
【0035】このため、キュー/レビュー動作、スキッ
プ動作、及びダイレクト選曲動作の動作中には、モニタ
テレビの画面35に青色の単一色の映像を表示させるこ
とができ、さらに、スーパーインポーズ時には、外部映
像入力端子31に入力されたBGV用の映像のみを表示
させることができる。よって、キュー/レビュー時にC
D−Gディスクから再生されるグラフィックデータの映
像がモニタテレビに表示されて画面に乱れが生じること
を防止することができる。同様に、スキップやダイレク
ト選曲時に、その動作が始まる直前に表示されていた映
像が継続してモニタテレビに表示されて、音声出力と無
関係な映像がモニタテレビに表示される状態が発生する
ことを防止することができる。
【0036】尚、本実施例では、スーパーインポーズ時
には、外部映像入力端子31に入力されたBGV用の映
像のみをモニタテレビの画面35に表示させるものとし
たが、スーパーインポーズでない時と同様に、青色の単
一色の映像をモニタテレビの画面35に表示させるもの
としてもよく、また、単一色表示の際の色を青色以外の
色にしてもよい。また、本発明のCD−Gディスクのグ
ラフィックデータ再生処理方法が適用されるCD再生装
置は、本実施例に示した構成のものに限定されず、例え
ば、キュー/レビュー機能、スキップ機能、及びダイレ
クト選曲機能のいずれかの機能が欠けているものであっ
てもよい。さらに、それらキュー/レビュー、スキッ
プ、及びダイレクト選曲の各機能を動作させる際のキー
操作が、本実施例のCD再生装置と異なるものであって
もよい。
【0037】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、CD−
Gディスクからの音声データやそれに関連するグラフィ
ックデータの再生中に、音声データの記録領域のうち所
定の記録領域部分を検索しその記録領域部分を再生する
指令が発生したときに、その指令の発生時乃至該指令に
応じた記録領域部分の検索時にCD−Gディスクから再
生されるグラフィックデータの出力をキャンセルし、そ
の代わりに所定の単一色表示を行わせるための新たなグ
ラフィックデータを生成し出力することで、検索動作の
開始から検索中に亘ってモニタテレビの画面に所定の単
一色の映像が表示され、検索動作が開始された時点でモ
ニタテレビに表示されていた映像や、該検索中にCD−
Gディスクから再生されるグラフィックデータの映像が
モニタテレビに表示されなくなる。このため、検索中に
CD−Gディスクから再生されるグラフィックデータの
映像がモニタテレビに表示されて画面に乱れが生じるこ
とを防止することができ、同様に、検索動作が始まる直
前に表示されていた映像が継続してモニタテレビに表示
されて、音声出力と無関係な映像がモニタテレビに表示
される状態が発生することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用したグラフィックデータ再生
機能付きのCD再生装置の要部構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示すCPUが行う制御動作を示すフロー
チャートである。
【図3】図1に示すグラフィックデコーダICの出力信
号による映像が表示されるモニタテレビの画面領域を示
す説明図である。
【図4】図1に示すCPUが生成、出力する各制御信号
のサブコードR〜Wチャネルのデータ内容を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 操作キー部 3 再生キー 5 停止キー 7 早送りキー 9 巻戻しキー 11 スキップキー 13 ダイレクト選曲キー 15 ピックアップ 17 ガイド 19 ピックアップモータ 21 ディスク回転モータ 23 ピックアップメカ/サーボコントローラ 25 信号処理回路 27 グラフィックデコーダIC 29 CPU 31 外部映像入力端子 33 スーパーインポーズ回路 35 モニタテレビ画面 37 表示領域 39 ボーダー領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 9/85 B 7916−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データの記録領域と、音声データに
    関連するグラフィックデータの記録領域とを有するCD
    −Gからの前記各データの再生中に、前記音声データの
    記録領域のうち所定の記録領域部分を検索しこの記録領
    域部分を再生する指令が発生したときに、 前記指令の発生時乃至該指令に応じた前記記録領域部分
    の検索時に前記CD−Gから再生される前記グラフィッ
    クデータの出力をキャンセルし、 所定の単一色表示を行わせるための新たなグラフィック
    データを生成し、 前記キャンセルされたグラフィックデータに代わり前記
    生成されたグラフィックデータを出力するようにした、 ことを特徴とするCD−Gのグラフィックデータ再生処
    理方法。
JP5089186A 1993-03-24 1993-03-24 Cd−gのグラフィックデータ再生処理方法 Pending JPH06275054A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5089186A JPH06275054A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 Cd−gのグラフィックデータ再生処理方法

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