JPH06142937A - ロボットの軌跡制御方式 - Google Patents

ロボットの軌跡制御方式

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JPH06142937A
JPH06142937A JP4296900A JP29690092A JPH06142937A JP H06142937 A JPH06142937 A JP H06142937A JP 4296900 A JP4296900 A JP 4296900A JP 29690092 A JP29690092 A JP 29690092A JP H06142937 A JPH06142937 A JP H06142937A
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welding
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Norihiko Kawashima
伯彦 川島
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ティーチングプレイバック型のロボットの手
先にプラズマトーチ等を取り付け、アングルの溶断を行
う場合、教示点を最小限とすることにより、教示作業の
短縮化を図ることにある。 【構成】 二つの教示点Pa,Pbにおけるトーチアプ
ローチベクトルAa,Abの双方に垂直なアングル頂点
ベクトルVを算出すると共に該アングル頂点ベクトル
と前記トーチアプローチベクトルAaに垂直なベク
トルV及び当該ベクトルVと前記トーチアプローチ
ベクトルAbに垂直なベクトルVを算出し、これら三
つのベクトルにより前記2点の教示点Pa,Pbの少な
くとも一方を通過しアングル頂点Pmを垂直に横断する
溶接経路を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットの軌跡
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ティーチングプレイバック型のロボット
の手先にプラズマトーチ等を取り付け、アングルの溶
断、解体を行う場合、例えば、図2に示すように、アン
グル1の頂点及びその前後に三つの教示点P1,P2,P
3を教示して、P1→P2→P3の軌跡でトーチ2をプレイ
バック動作させ、アングル1を溶断しようとすると、P
1→P2、P2→P3の間で均等に補間されるため、アング
ル1の溶断厚さが変化し、安定した溶断ができない。
【0003】この為、従来では、図1に示すように、ア
ングル1の頂点及びその前後に三つの教示点P1,P3
5を設けるのみならず、更に、頂点近傍で厚さが変化
する2カ所の位置にも教示点P2,P4を追加していた。
このように、五つの教示点P1,P2,P3,P4,P5
教示すれば、頂点近傍において教示点P2→P3→P4
間でトーチ2の姿勢を変化させることが出来るため、ア
ングルの溶断厚さが一定となり、安定した溶断が可能と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、アングル1の頂点近傍に二つの教示点P2
4を追加する必要があるため、教示に時間を要する欠
点があった。また、トーチ2の姿勢を正確に教示するの
が煩雑であった。そこで、例えば、トーチ近傍に距離セ
ンサを設置し、アングル面に対し、トーチ姿勢を自動的
に垂直にする方式も提案されているが(特願昭62−1
94636号)、頂点近傍ではこの方式は適用できなか
った。
【0005】本発明は、上記従来技術に鑑みて成された
ものであり、アングル溶断の際の教示点を減少させ、教
示作業を容易に行うことが可能なロボットの軌跡制御方
式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の構成はプラズマトーチをロボット手先に取り付
け、ティーチングプレイバックによりアングルを溶断す
る際、トーチアプローチベクトルが溶接面に対して垂直
となるようにアングル両辺に教示された2点の教示点に
基づき、該トーチアプローチベクトルの双方に垂直なア
ングル頂点ベクトルを算出すると共に該アングル頂点ベ
クトルと前記トーチアプローチベクトルの一方に垂直な
ベクトル及び当該ベクトルと前記トーチアプローチベク
トルの一方に垂直なベクトルを算出し、これら三つのベ
クトルにより前記2点の教示点の少なくとも一方を通過
しアングル頂点を垂直に横断する溶接経路を求めること
を特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明について、図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。図3に本発明の一実施例を示
す。先ず、溶接開始点Pa、溶接終了点Pbをアングル1
の両辺に教示する。ここで、溶接開始点Pa、溶接終了
点Pbにおいては、トーチアプローチベクトルAa,Ab
を溶断面に垂直になるように教示する。
【0008】次に、トーチアプローチベクトルAa,Ab
に相互に垂直となるアングル頂点ベクトルV1を下式の
ように求める。但し、“×”は外積であり、以下、同様
とする。 V1=Aa×Ab 同様に、アングル頂点ベクトルV1とトーチアプローチ
ベクトルAaとに相互に垂直となるベクトルV2を下式の
ように求める。
【0009】V2=Aa×V1 同様に、ベクトルV1,V2とに相互に垂直となるベクト
ルV3を下式のように求める。 V3=V1×V2 引続き、溶接開始点PaからベクトルV2に沿う直線とア
ングル頂点との交点を頂点Pmとし、溶接開始点Paから
頂点Pmまでの距離をL1とする。従って、頂点Pmは、
溶接開始点Pa からアングルを直角に横断する際の頂点
となる。
【0010】同様に、頂点PmからベクトルV3に沿う直
線と、溶接終了点PbからベクトルV1に沿う直線との交
点を新たな溶接終了点Pb′とし、頂点Pmと新たな溶接
終了点Pb′までの距離をL2とし、また溶接終了点Pb
から新たな溶接終了点Pb′までの距離をL3とする。距
離L1,L2,L3は、溶接開始点Pa 、溶接終了点Pb
三つのベクトルV1,V2,V3から、下式に従い求める
ことができる。 Pb=Pa+L1・V2+L2・V3−L3・V11・V2+L2・V3−L3・V1=Pb−Pa
【0011】
【数1】
【0012】更に、距離L1,L2,L3から、下式のよ
うに頂点Pmの座標、新たな新たな溶接終了点Pb′座標
を求める。 Pm=Pa+L1・V2b′=Pm+L2・V3
【0013】このようにして求めた頂点Pm、新たな溶
接終了点Pb′へ、溶接開始点Paから溶接経路を構成
し、プレイバック時において溶接トーチを補間しながら
移動させることにより、安定した溶断が可能となる。
尚、本発明は、単なるティーチングプレイバックではな
く、プラズマ溶断電圧、電流からトーチのスタンドオフ
を自動的に算出し、制御する場合でも、同様に適用でき
るものである。
【0014】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明は、プラズマトーチをロボット手先部
に装着し、アングルを溶断させる際、2点の教示のみで
アングル頂点座標を算出し、自動的に溶接経路を算出す
ることができるので、アングルを垂直に溶断可能とな
り、また、教示時間の短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】五つの教示点によりアングルを溶断する場合の
説明図である。
【図2】三つの教示点によりアングルを溶断する場合の
説明図である。
【図3】本発明の一実施例に係り、二つの教示点により
アングルを溶断する場合の溶断経路を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 アングル 2 トーチ Pa 溶接開始点 Pb 溶接終了点 Aa 溶接開始点Pa におけるトーチアプローチベクト
ル Ab 溶接終了点Pb におけるトーチアプローチベクト
ル Pm 溶接開始点Pa からアングルを直角に横断する際
の頂点 Pb ′ 溶接開始点からアングルを直角に溶断する際の
新たな溶接終了点 L1 溶接開始点Pa から頂点Pm までの距離 L2 頂点Pm から新たな溶接終了点Pb ′までの距離 L3 新たな溶接終了点Pb ′から溶接終了点Pb まで
の距離 V1 アングル頂点ベクトル V2 溶接開始点Pa から頂点Pm までのベクトル V3 溶接終了点Pb ′から溶接終了点Pb までのベク
トル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマトーチをロボット手先に取り付
    け、ティーチングプレイバックによりアングルを溶断す
    る際、トーチアプローチベクトルが溶接面に対して垂直
    となるようにアングル両辺に教示された2点の教示点に
    基づき、該トーチアプローチベクトルの双方に垂直なア
    ングル頂点ベクトルを算出すると共に該アングル頂点ベ
    クトルと前記トーチアプローチベクトルの一方に垂直な
    ベクトル及び当該ベクトルと前記トーチアプローチベク
    トルの一方に垂直なベクトルを算出し、これら三つのベ
    クトルにより前記2点の教示点の少なくとも一方を通過
    しアングル頂点を垂直に横断する溶接経路を求めること
    を特徴とするロボットの軌跡制御方式。
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