JP3198671B2 - ロボットの軌跡制御方式 - Google Patents

ロボットの軌跡制御方式

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JP3198671B2
JP3198671B2 JP29690092A JP29690092A JP3198671B2 JP 3198671 B2 JP3198671 B2 JP 3198671B2 JP 29690092 A JP29690092 A JP 29690092A JP 29690092 A JP29690092 A JP 29690092A JP 3198671 B2 JP3198671 B2 JP 3198671B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットの軌跡
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ティーチングプレイバック型のロボット
の手先にプラズマトーチ等を取り付け、アングルの溶
断、解体を行う場合、例えば、図2に示すように、アン
グル1の頂点及びその前後に三つの教示点P1,P2,P
3を教示して、P1→P2→P3の軌跡でトーチ2をプレイ
バック動作させ、アングル1を溶断しようとすると、P
1→P2、P2→P3の間で均等に補間されるため、アング
ル1の溶断厚さが変化し、安定した溶断ができない。
【0003】この為、従来では、図1に示すように、ア
ングル1の頂点及びその前後に三つの教示点P1,P3
5を設けるのみならず、更に、頂点近傍で厚さが変化
する2カ所の位置にも教示点P2,P4を追加していた。
このように、五つの教示点P1,P2,P3,P4,P5
教示すれば、頂点近傍において教示点P2→P3→P4
間でトーチ2の姿勢を変化させることが出来るため、ア
ングルの溶断厚さが一定となり、安定した溶断が可能と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、アングル1の頂点近傍に二つの教示点P2
4を追加する必要があるため、教示に時間を要する欠
点があった。また、トーチ2の姿勢を正確に教示するの
が煩雑であった。そこで、例えば、トーチ近傍に距離セ
ンサを設置し、アングル面に対し、トーチ姿勢を自動的
に垂直にする方式も提案されているが(特願昭62−1
94636号)、頂点近傍ではこの方式は適用できなか
った。
【0005】本発明は、上記従来技術に鑑みて成された
ものであり、アングル溶断の際の教示点を減少させ、教
示作業を容易に行うことが可能なロボットの軌跡制御方
式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の構成はプラズマトーチをロボット手先に取り付
け、ティーチングプレイバックによりアングルを溶断す
る際、トーチアプローチベクトルが溶接面に対して垂直
となるようにアングル両辺に教示された2点の教示点に
基づき、該トーチアプローチベクトルの双方に垂直なア
ングル頂点ベクトルを算出すると共に該アングル頂点ベ
クトルと前記トーチアプローチベクトルの一方に垂直な
ベクトル及び当該ベクトルと前記トーチアプローチベク
トルの一方に垂直なベクトルを算出し、これら三つのベ
クトルにより前記2点の教示点の少なくとも一方を通過
しアングル頂点を垂直に横断する溶接経路を求めること
を特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明について、図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。図3に本発明の一実施例を示
す。先ず、溶接開始点Pa、溶接終了点Pbをアングル1
の両辺に教示する。ここで、溶接開始点Pa、溶接終了
点Pbにおいては、トーチアプローチベクトルAa,Ab
を溶断面に垂直になるように教示する。
【0008】次に、トーチアプローチベクトルAa,Ab
に相互に垂直となるアングル頂点ベクトルV1を下式の
ように求める。但し、“×”は外積であり、以下、同様
とする。 V1=Aa×Ab 同様に、アングル頂点ベクトルV1とトーチアプローチ
ベクトルAaとに相互に垂直となるベクトルV2を下式の
ように求める。
【0009】V2=Aa×V1 同様に、ベクトルV1,V2とに相互に垂直となるベクト
ルV3を下式のように求める。 V3=V1×V2 引続き、溶接開始点PaからベクトルV2に沿う直線とア
ングル頂点との交点を頂点Pmとし、溶接開始点Paから
頂点Pmまでの距離をL1とする。従って、頂点Pmは、
溶接開始点Pa からアングルを直角に横断する際の頂点
となる。
【0010】同様に、頂点PmからベクトルV3に沿う直
線と、溶接終了点PbからベクトルV1に沿う直線との交
点を新たな溶接終了点Pb′とし、頂点Pmと新たな溶接
終了点Pb′までの距離をL2とし、また溶接終了点Pb
から新たな溶接終了点Pb′までの距離をL3とする。距
離L1,L2,L3は、溶接開始点Pa 、溶接終了点Pb
三つのベクトルV1,V2,V3から、下式に従い求める
ことができる。 Pb=Pa+L1・V2+L2・V3−L3・V11・V2+L2・V3−L3・V1=Pb−Pa
【0011】
【数1】
【0012】更に、距離L1,L2,L3から、下式のよ
うに頂点Pmの座標、新たな新たな溶接終了点Pb′座標
を求める。 Pm=Pa+L1・V2b′=Pm+L2・V3
【0013】このようにして求めた頂点Pm、新たな溶
接終了点Pb′へ、溶接開始点Paから溶接経路を構成
し、プレイバック時において溶接トーチを補間しながら
移動させることにより、安定した溶断が可能となる。
尚、本発明は、単なるティーチングプレイバックではな
く、プラズマ溶断電圧、電流からトーチのスタンドオフ
を自動的に算出し、制御する場合でも、同様に適用でき
るものである。
【0014】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明は、プラズマトーチをロボット手先部
に装着し、アングルを溶断させる際、2点の教示のみで
アングル頂点座標を算出し、自動的に溶接経路を算出す
ることができるので、アングルを垂直に溶断可能とな
り、また、教示時間の短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】五つの教示点によりアングルを溶断する場合の
説明図である。
【図2】三つの教示点によりアングルを溶断する場合の
説明図である。
【図3】本発明の一実施例に係り、二つの教示点により
アングルを溶断する場合の溶断経路を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 アングル 2 トーチ Pa 溶接開始点 Pb 溶接終了点 Aa 溶接開始点Pa におけるトーチアプローチベクト
ル Ab 溶接終了点Pb におけるトーチアプローチベクト
ル Pm 溶接開始点Pa からアングルを直角に横断する際
の頂点 Pb ′ 溶接開始点からアングルを直角に溶断する際の
新たな溶接終了点 L1 溶接開始点Pa から頂点Pm までの距離 L2 頂点Pm から新たな溶接終了点Pb ′までの距離 L3 新たな溶接終了点Pb ′から溶接終了点Pb まで
の距離 V1 アングル頂点ベクトル V2 溶接開始点Pa から頂点Pm までのベクトル V3 溶接終了点Pb ′から溶接終了点Pb までのベク
トル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 10/02 B25J 9/10 B25J 9/22 B23K 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマトーチをロボット手先に取り付
    け、ティーチングプレイバックによりアングルを溶断す
    る際、トーチアプローチベクトルが溶接面に対して垂直
    となるようにアングル両辺に教示された2点の教示点に
    基づき、該トーチアプローチベクトルの双方に垂直なア
    ングル頂点ベクトルを算出すると共に該アングル頂点ベ
    クトルと前記トーチアプローチベクトルの一方に垂直な
    ベクトル及び当該ベクトルと前記トーチアプローチベク
    トルの一方に垂直なベクトルを算出し、これら三つのベ
    クトルにより前記2点の教示点の少なくとも一方を通過
    しアングル頂点を垂直に横断する溶接経路を求めること
    を特徴とするロボットの軌跡制御方式。
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