JPH0614261A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH0614261A
JPH0614261A JP4192988A JP19298892A JPH0614261A JP H0614261 A JPH0614261 A JP H0614261A JP 4192988 A JP4192988 A JP 4192988A JP 19298892 A JP19298892 A JP 19298892A JP H0614261 A JPH0614261 A JP H0614261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aperture
circuit
gain
diaphragm
image pickup
Prior art date
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Pending
Application number
JP4192988A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Arai
秀雪 新井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 絞りが所定値以下の小絞り状態にセットされ
ても、十分な解像感を有する映像信号を得る撮像装置を
提供する。 【構成】 撮影光学系で結像された被写体像を撮像素子
3で変換した映像信号の周波数特性を補正するアパーチ
ャ補正回路6と、アパーチャ補正回路6の補正量を変化
させるゲインコントローラ7と、ゲインコントローラ7
を制御するカメラ制御回路15と、絞りの開度を検出す
るアイリスエンコーダ12とを有し、カメラ制御回路1
5が、アイリスエンコーダ12の検出する絞り値に応じ
てゲインコントローラ7のゲインを制御し、アパーチャ
補正回路6の補正量を変化させて、映像信号の周波数特
性を補正するように構成されている。 【効果】 小絞り状態で生じる光の回折による解像度の
劣化などの絞りの開度に基づく悪影響を補償し、常に解
像感のある撮影が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置に関し、特に映
像信号の解像感を補正する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の撮像装置の構成を示すブロ
ック図であり、同図で1はレンズで、このレンズ1を通
過した光信号は、レンズ1の後段に配された絞り2で光
量が絞られて撮像素子3に入射する。この光信号は、撮
像素子3で電気信号に光電変換され、撮像素子3からは
撮像信号が出力される。この撮像信号は、撮像素子3に
接続されたS/H(サンプルホールド)回路4でサンプ
ルホールドされ、S/H回路4に接続されたAGC(オ
ートマティックゲインコントロール)・γ回路5に入力
されてAGC処理及びγ処理が行われ、AGC・γ回路
5からは輝度信号と色信号とが出力される。このAGC
・γ回路5の輝度信号出力端子には、アパーチャ補正回
路6が接続され、AGC・γ回路5から出力される輝度
信号は、アパーチャ補正回路6に入力され、アパーチャ
補正回路6からは水平及び垂直のアパーチャ補正信号が
それぞれ出力される。このアパーチャ補正信号は、アパ
ーチャ補正回路6の出力端子と、AGCγ回路5の輝度
信号出力端子とに接続された加算器9に入力され、加算
器9において、輝度信号にアパーチャ補正信号が加算さ
れて解像感低下の補償が行われる。
【0003】一方、AGC・γ回路5の色信号出力端子
には、色処理回路8が接続されていて、AGC・γ回路
5から出力される色信号は、色処理回路8で色処理さ
れ、色処理回路8からは色差信号R−Y、B−Yが出力
される。加算器9の出力端子と色処理回路8の出力端子
とには、エンコーダ10が接続されている。そして、ア
パーチャ補正信号が加算された輝度信号は、色差信号R
−Y、B−Yと共にエンコーダ10の出力端子11から
複合映像信号として出力される。
【0004】さらに、S/H回路4には、測光回路14
を介して絞り2を駆動するアイリスドライブ13が接続
され、測光回路14が測光する被写体の照度に応じて、
アイリスドライブ13によって絞り2の開度が駆動調整
され、最適な絞り値が設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の撮像装置
では、野外の風景などを撮影すると照度が高いために、
絞り2の開度が所定値以下の小絞り状態にセットされる
ことがあり、この小絞り状態ではレンズでの光の回析が
発生して、解像感が不足した映像信号となることがあっ
た。この問題を解決するために、光学路にNDフィルタ
(ニュートラルデンシイフィルタ)を挿入することが行
われているが、撮像装置の撮像素子の高感度化に伴っ
て、NDフィルタの濃度を極端に増加しないと解像感の
不足が改善されない。このようにNDフィルタの濃度を
極端に増加すると、NDフィルタの挿入ぎわで光の回折
が生じ解像感が低下するので、余り高濃度のNDフィル
タは使用できず、NDフィルタによる方法では解像感を
十分に補償することはできない。
【0006】本発明は、前述したようなこの種の撮像装
置の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、絞
りが所定値以下の小絞り状態にセットされても、十分な
解像感を有する映像信号を得ることができる撮像装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を解決するため
に本発明は、撮影光学系により結像された被写体像を映
像信号に変換する撮像手段と、前記映像信号の周波数特
性を補正するアパーチャ補正手段と、このアパーチャ補
正手段の補正量を変化させるゲインコントロール手段
と、このゲインコントロール手段を制御する制御手段
と、絞りの開度を検出する絞り値検出手段とを有し、前
記制御手段が、前記絞り値検出手段の絞り値に基づい
て、前記ゲインコントロール手段のゲイン制御をするこ
とにより、前記アパーチャ補正手段の補正量を変化させ
て、前記映像信号の周波数特性を補正するように構成さ
れている。
【0008】
【作用】このような構成なので、制御手段は、絞りの開
度を検出する絞り値検出手段の絞り値に基づいて、ゲイ
ンコントロール手段のゲインを制御することにより、映
像信号の周波数特性を補正するアパーチャ補正手段の補
正量を変化させ、例えば小絞り状態で生じる光の回折に
よる解像度の劣化など、絞りの開度に基づく悪影響を補
償するように映像信号の周波数特性を補正し、常に高品
質の映像の撮影が可能な補正を行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2を参
照して説明する。ここで、図1は本実施例の構成を示す
ブロック図、図2は本実施例の要部の動作を示す特性図
である。
【0010】図1に示すように本実施例は、すでに図3
を参照して説明した従来の撮像装置に対して、絞り2の
開度を検出して絞り値信号を出力するアイリスエンコー
ダ12と、アパーチャ補正回路6のアパーチャ補正信号
のゲインをコントロールするゲインコントローラ7と、
絞り値信号に基づいてゲインコントローラ7を制御する
カメラ制御回路15とを新たに追加した構成になってい
て、本実施例のその他の部分の構成は、従来の撮像装置
と同一である。
【0011】本実施例では、従来の撮像装置と同様に、
レンズ1を通過した光信号は、レンズ1の後段に配され
た絞り2で光量が絞られて撮像素子3に入射し、撮像素
子3で電気信号に光電変換されて撮像素子3からは撮像
信号が出力される。この撮像信号は、撮像素子3に接続
されたS/H回路4でサンプルホールドされ、S/H回
路4に接続されたAGC・γ回路5に入力されてAGC
処理及びγ処理が行われ、AGC・γ回路5からは輝度
信号と色信号とが出力される。このAGC・γ回路5の
輝度信号の出力端子には、アパーチャ補正回路6が接続
してあり、AGC・γ回路5から出力される輝度信号
は、このアパーチャ補正回路6に入力され、アパーチャ
補正回路6からは水平及び垂直のアパーチャ補正信号が
それぞれ出力される。
【0012】ところで、実施例ではアパーチャ補正回路
6に、ゲインコントローラ7が接続され、このゲインコ
ントローラ7の制御端子にはカメラ制御回路15の出力
端子が接続されていて、カメラ制御回路15は、その入
力端子に接続されるアイリスエンコーダ12からの絞り
値信号に基づいて、アパーチャ補正回路6からのアパー
チャ補正信号のゲイン量を、ゲインコントローラ7でコ
ントロールする。このゲインコントローラ7の出力端子
と、AGC・γ回路5の出力端子とに加算器9が接続さ
れていて、この加算器9において、AGC・γ回路5か
らの輝度信号に、ゲインコントローラ7でゲインがコン
トロールされたアパーチャ補正信号が加算され、輝度信
号の周波数特性の補正が行われる。
【0013】また、本実施例では従来の撮像装置と同様
に、AGC・γ回路5の色信号の出力端子には、色処理
回路8が接続してあり、AGC・γ回路5から出力され
る色信号は、色処理回路8で色処理され、色処理回路8
からは色差信号R−Y、B−Yが出力される。そして、
加算器9の出力端子と色処理回路8の出力端子とにエン
コーダ10が接続されていて、加算器9でアパーチャ補
正信号が加算された輝度信号は、色差信号R−Y、B−
Yと共にエンコーダ10の出力端子11から複合映像信
号として出力される。
【0014】一方、S/H回路4には、測光回路14を
介して絞り2を駆動するアイリスドライブ13が接続し
てあり、測光回路14が測光する被写体の照度に応じ
て、アイリスドライブ13によって絞り2の開度が駆動
調整されて最適な絞り値が設定される。
【0015】図2は本実施例に係る絞り2の絞り値とア
パーチャ補正信号のゲインとの関係を示す図であり、同
図において、縦軸はアパーチャ補正信号のゲインを示
し、横軸は絞り2の絞り値を示し、実線Aは本実施例の
特性曲線であり、点線Bは従来の撮像装置の特性曲線で
ある。同図に示すように、本実施例では絞り2の絞り値
がw1以下に絞られると、所定の小絞り状態にセットさ
れたと判定して、カメラ制御回路15によってゲインコ
ントローラ7のゲインが曲線Aに沿って増加するように
制御され、絞り2の絞り値がw2以上に開放されると、
カメラ制御回路15によってゲインコントローラ7のゲ
インが曲線Aに沿って減少するように制御される。ま
た、絞り値wが、w1<w<w2の範囲にあると、カメ
ラ制御回路15によってゲインコントローラ7のゲイン
は、従来と同様に一定値G0に設定される。
【0016】このように制御することにより、本実施例
では、絞り2が小絞り状態にセットされ、光の回折によ
る解像感の不足が生じても、アパーチャ補正信号のゲイ
ンを増加することにより解像度の不足を補償し、見掛け
上の解像感を上げることができる。また、絞り2の開度
が絞り値w2を越えて大きくなると、輝度信号に加算さ
れるアパーチャ補正信号のゲインを減少して、高品質の
映像信号を得るように輝度信号が制御される。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による
と、絞りの開度に応じて映像信号の周波数特性の補正量
が制御され、例えば絞りの開度が所定の小絞り状態にな
ると、アパーチャ補正手段の補正量が増加され、小絞り
状態で生じる光の回折による解像度の劣化が補償され、
見掛け上の解像度が向上されるように、常時、絞りの開
度に基づく悪影響に対して適確な補正が行われ、常に解
像感のある高品質の映像を得る撮影が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図
である。
【図2】本実施例の絞り値とアパーチャ補正信号ゲイン
との関係を示す特性図である。
【図3】従来の撮像装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 レンズ 2 絞り 3 撮像素子 4 S/H回路 5 AGC・γ回路 6 アパーチャ補正回路 7 ゲインコントローラ 8 色処理回路 9 加算器 10 エンコーダ 12 アイリスエンコーダ 13 アイリスドライブ 14 測光回路 15 カメラ制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系により結像された被写体像を
    映像信号に変換する撮像手段と、前記映像信号の周波数
    特性を補正するアパーチャ補正手段と、このアパーチャ
    補正手段の補正量を変化させるゲインコントロール手段
    と、このゲインコントロール手段を制御する制御手段
    と、絞りの開度を検出する絞り値検出手段とを有し、前
    記制御手段が、前記絞り値検出手段の絞り値に基づい
    て、前記ゲインコントロール手段のゲイン制御をするこ
    とにより、前記アパーチャ補正手段の補正量を変化させ
    て、前記映像信号の周波数特性を補正するように構成さ
    れていることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記絞り値検出手段の
    絞り値から所定の小絞り状態を判定すると、前記ゲイン
    コントロール手段のゲインを上げることを特徴とする請
    求項1に記載の撮像装置。
JP4192988A 1992-06-26 1992-06-26 撮像装置 Pending JPH0614261A (ja)

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JP4192988A JPH0614261A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 撮像装置

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