JPH06165023A - 光量補正装置 - Google Patents

光量補正装置

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JPH06165023A
JPH06165023A JP4313384A JP31338492A JPH06165023A JP H06165023 A JPH06165023 A JP H06165023A JP 4313384 A JP4313384 A JP 4313384A JP 31338492 A JP31338492 A JP 31338492A JP H06165023 A JPH06165023 A JP H06165023A
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JP
Japan
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light
signal
iris
light amount
video signal
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JP4313384A
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English (en)
Inventor
Kazunori Watanabe
一憲 渡辺
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学系の形状および構成の影響を受けず装置
の小型化を可能にするとともに、結像面の光量を完全に
補正し良好な画質を得ることができる光量補正装置を提
供する。 【構成】 撮像装置の光量補正装置において、撮像装置
を構成するズームレンズ12の位置、フォーカスレンズ
13の位置、アイリス15の絞り値とに基づき、係数制
御回路30から、CCD21面上の中央部に対する周辺
部の光量比を求め、その逆数を補正係数として出力し、
乗算回路33において映像信号に補正係数を乗算するこ
とにより、電気的に結像面の光量補正を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光量補正装置に関し、
特にフォーカスレンズ、ズームレンズおよびアイリスを
備えたビデオカメラの光量補正装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラが一般に普及すると
ともに、装置の小型化や高画質化が強く要望されてい
る。
【0003】以下に従来のビデオカメラの光量補正装置
について説明する。図8は従来のビデオカメラの光量補
正装置を示すブロック図である。
【0004】図において、光量補正装置は、入力した光
を光学的に処理する光学系ブロック1、光学系ブロック
1により撮像された光を電気的な映像信号に変換する前
置処理ブロック2、前置処理ブロック2により得られた
映像信号を補正し、等価的に光量を補正する光量補正ブ
ロック3、映像信号を色信号と輝度信号とに分離する映
像信号処理ブロック4、光学系ブロック1を制御する光
学系制御ブロック5を含む。
【0005】前記光学系ブロック1において、被写体か
らの光は、鏡胴に固定されたフロントレンズ11、撮像
する画面の画角を調整するズームレンズ12、入射光の
焦点を調整するフォーカスレンズ13、入射光の光量を
調整するアイリス15、鏡胴に固定されたコンペンセー
タレンズ14を通り、光学的な処理を施され、CCD
(Charge Coupled Device )21上に結像する。
【0006】次に、前置処理ブロック2において、CC
D21により撮像された光は、光学的な信号から電気的
な信号に変換され、CDS(相関2重サンプリングの
略)回路22で相関2重サンプリング処理され、映像信
号として出力される。前記映像信号は、光学補正ブロッ
ク3において、AGC(自動利得制御の略)回路31に
より信号のレベルを補正され、A/D変換器32により
アナログ信号からデジタル信号に変換される。デジタル
信号に変換された映像信号は、映像信号処理ブロック4
の色信号処理回路41と輝度信号処理回路42へ入力さ
れ、色信号と輝度信号に分割され、D/A変換器43と
D/A変換器44により、デジタル信号からアナログ信
号に変換され、最終的に磁気テープ等に記録される。
【0007】次にフォーカス動作について説明する。フ
ォーカス位置センサ16とフォーカス位置検出回路38
により、フォーカスレンズ13の位置を検出する。検出
されたフォーカス位置信号と輝度信号処理回路42から
出力される輝度信号とをフォーカス制御回路52へ送
り、フォーカス位置信号と輝度信号とを基に、フォーカ
スレンズ13を最適な位置に制御するフォーカス位置制
御信号をフォーカスモータ58の駆動回路55に出力
し、フォーカスモータ58を駆動し、フォーカスレンズ
13を最適な位置に制御する。以上の動作により、フォ
ーカス動作が行なわれる。
【0008】次にズーム動作について説明する。ズーム
位置センサ17とズーム位置検出回路37によりズーム
レンズ12の位置を検出する。検出されたズーム位置信
号と輝度信号処理回路42から出力される輝度信号とを
ズーム制御回路53へ送り、ズーム位置信号と輝度信号
とを基に、ズームレンズ12を最適に制御するズーム位
置制御信号をズームモータ59の駆動回路56に出力
し、ズームモータ59を駆動し、ズームレンズ12を最
適な位置に制御する。以上の動作により、ズーム動作が
行なわれる。
【0009】次にアイリス調整動作および光量補正動作
について説明する。アイリス絞り値センサ18とアイリ
ス絞り値検出回路39によりアイリス15の絞り値を検
出し、検出されたアイリス絞り値信号と輝度信号処理回
路42から出力される輝度信号とをAGC制御回路35
へ送る。アイリス15が全開状態でなく、アイリス15
により入射光量を調整できる場合、AGC制御回路35
は、AGC回路31のゲインが0となるようなAGC制
御信号をAGCドライブ回路34へ出力し、AGC回路
31による映像信号の調整を行なわず、映像信号のレベ
ルが最適となるアイリス15の絞り値をアイリス制御回
路51へ送り、この絞り値を基にアイリス制御回路51
がアイリス制御信号を駆動回路54へ出力し、アイリス
モータ57を駆動することにより、輝度信号のレベルが
最適となるようにアイリス15を制御する。次に、アイ
リス15が全開になり、アイリス15で入射光量を調整
できない場合、AGC制御回路35は、輝度信号のレベ
ルが最適となるようなAGC制御信号をAGCドライブ
回路34へ出力し、AGC回路31のゲインを制御し、
映像信号のレベルを調整する。以上の動作により、アイ
リス調整および光量補正を行ない、輝度信号のレベルを
最適な状態に調整する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般に、レンズ、アイ
リス等を用いて撮像された結像面の光量は、結像面の中
央部の明るさより、周辺部の明るさが暗くなる。この現
象は測光学的なコサイン4乗則と口径食により発生す
る。コサイン4乗則による光量の低下は、結像面の中央
部と周辺部で実効的な焦点距離および結像面の角度が異
なることにより発生し、口径食による光量の低下は、レ
ンズの鏡胴などの遮光物により、結像面の周辺部に結像
する光が遮られるために発生する。
【0011】上記の周辺光量の低下は、最終的に記録さ
れた画面の周辺部の画質の劣化を招くという問題があ
る。
【0012】上述した従来の光量補正装置では、以下の
方法により、結像面の周辺部の光量の補正を行なってい
た。
【0013】第1の方法としては、CCD21の大きさ
より各レンズの大きさを大きくし、各レンズの中心部を
主に使用することにより、結像面の周辺部に結像する光
が遮られるのを防止する方法である。この方法では、口
径食による光量の低下を抑制することができるが、コサ
イン4乗則による光量低下を抑制することができないた
め、周辺部の光量低下を完全には補正することができ
ず、最終的に記録された画面の周辺部において画質が劣
化していた。また、レンズを大きくするため、光学系ブ
ロック1が大きくなり、装置の小型化を図ることが困難
であった。
【0014】次に、第2の方法としては、アイリス15
を絞り、全体の光束を細くすることにより、光束に対す
る各レンズの大きさを等価的に大きくし、結像面の周辺
部に結像する光が遮られるのを防止する方法である。こ
の方法も第1の方法と同様に、コサイン4乗則による光
量低下を抑制することができず、画面の周辺部の画質が
劣化するとともに、全体の光量が低下する。AGC回路
31により全体の光量を増幅しても、ノイズ成分まで増
幅してしまうため映像信号のS/Nが劣化し、画面全体
の画質の劣化を招いていた。
【0015】したがって、上記方法では、周辺光量の低
下による画質の劣化を根本的には解決することができ
ず、画面の周辺部における画質を劣化させていた。
【0016】本発明では、上記従来の光量補正装置の問
題点を解決するもので、光学系の形状および構成の影響
を受けず、結像装置の結像面の光量を完全に補正し、良
好な画質を得ることができる光量補正装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の光量補正装置
は、フォーカスレンズを備えた焦点調整手段と、ズーム
レンズを備えた画角調整手段と、アイリスを備えた絞り
調整手段とを含み、被写体像を結像面に形成する撮像装
置用の光量補正装置であって、結像面における光量を電
気信号に変換して映像信号を出力する変換手段と、フォ
ーカスレンズの位置を検出する第1の位置検出手段と、
ズームレンズの位置を検出する第2の位置検出手段と、
アイリスの絞り値を検出する絞り値検出手段と、第1の
位置検出手段と、第2の位置検出手段と、絞り値検出手
段とにより検出された検出データに基づいて、変換手段
の映像信号を補正する補正手段とを含む。
【0018】
【作用】この発明に係る光量補正装置は上述のように構
成されるので、変換手段により、撮像装置の結像面の光
量を電気信号に変換して映像信号を出力し、第1の位置
検出手段により検出されたフォーカスレンズの位置と、
第2の位置検出手段により検出されたズームレンズの位
置と、絞り値検出手段により検出されたアイリスの絞り
値とに基づいて、補正手段により前記映像信号を補正す
ることにより、撮像装置の結像面の光量を補正する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0020】図1に本発明の一実施例である光量補正装
置のブロック図を示す。図において、光量補正装置は、
入射した光を光学的に処理する光学系ブロック1、光学
系ブロック1により撮像された光を電気的に映像信号に
変換する前置処理ブロック2、前置処理ブロック2によ
り得られた映像信号を逐次補正し、等価的に光量を補正
する光量補正ブロック3、映像信号を色信号と輝度信号
とに分離する映像信号処理ブロック4、光学系ブロック
1を制御する光学系制御ブロック5を含む。
【0021】光学系ブロック1において、被写体からの
光は、鏡胴に固定されたフロントレンズ11、撮像する
画面の画角を調整するズームレンズ12、入射光の焦点
を調整するフォーカスレンズ13、入射光の光量を調整
するアイリス15、鏡胴に固定されたコンペンセータレ
ンズ14を通り、光学的な処理を施されCCD21上に
結像面を形成する。
【0022】次に、前置処理ブロック2において、CC
D21はCCD制御回路45により制御され、撮像され
た光を光学的な信号から電気的な信号に逐次変換し、C
DS回路22で相関2重サンプリング処理し、映像信号
として出力する。前記映像信号は、光量補正ブロック3
において、AGC回路31で信号のレベルを補正され、
A/D変換器32によりアナログ信号からデジタル信号
に変換される。デジタル信号に変換された映像信号は、
CPU(中央演算処理装置)およびメモリ部等で構成さ
れた係数制御回路30で演算された補正係数を、係数出
力回路36を介して乗算回路33において乗算された
後、映像信号処理ブロック4の色信号処理回路41と輝
度信号処理回路42とへ入力され、色信号と輝度信号に
分割され、D/A変換器43とD/A変換器44とによ
り、デジタル信号からアナログ信号に変換され、最終的
に磁気テープ等に記録される。
【0023】次にフォーカス動作について説明する。フ
ォーカス位置センサ16とフォーカス位置検出回路38
により、フォーカスレンズ13の位置を検出する。検出
されたフォーカス位置信号を係数制御回路30を介して
フォーカス制御回路52へ送り、また、輝度信号処理回
路42から出力される輝度信号をフォーカス制御回路5
2へ送り、フォーカス位置信号と輝度信号とを基に、フ
ォーカスレンズ13を最適な位置に制御するフォーカス
位置制御信号をフォーカスモータ58の駆動回路55に
出力し、フォーカスモータ58を駆動することにより、
フォーカスレンズ13を最適な位置に制御する。以上の
動作により、フォーカス動作が行なわれる。
【0024】次に、ズーム動作について説明する。ズー
ム位置センサ17とズーム位置検出回路37により、ズ
ームレンズ12の位置を検出する。検出されたズーム位
置信号を係数制御回路30を介してズーム制御回路53
へ送り、また、輝度信号処理回路42から出力される輝
度信号をズーム制御回路53へ送り、ズーム位置信号と
輝度信号とを基にズームレンズ12を最適に制御するズ
ーム位置制御信号をズームモータ59の駆動回路56に
出力し、ズームモータ59を駆動することにより、ズー
ムレンズ12を最適な位置に制御する。以上の動作によ
り、ズーム動作が行なわれる。
【0025】次に、アイリス調整動作および第1の光量
補正動作について説明する。アイリス絞り値センサ18
とアイリス絞り値検出回路39により、アイリス15の
絞り値を検出し、検出されたアイリス絞り値信号と輝度
信号処理回路42から出力される輝度信号とを係数制御
回路30を介してAGC制御回路35へ送る。アイリス
15が全開状態でなく、アイリス15により入射光量を
調整できる場合、AGC制御回路35は、AGC回路3
1のゲインが0となるようなAGC制御信号をAGCド
ライブ回路34へ出力し、AGC回路31による映像信
号の調整を行なわず、映像信号のレベルが最適となるア
イリス15の絞り値をアイリス制御回路51へ送り、こ
の絞り値を基にアイリス制御回路がアイリス制御信号を
駆動回路54へ出力し、アイリスモータ57を駆動する
ことにより、輝度信号のレベルが最適となるようにアイ
リス15を制御する。次に、アイリス15が全開にな
り、アイリス15で入射光量を調整できない場合、AG
C制御回路35は、輝度信号のレベルが最適となるよう
なAGC制御信号をAGCドライブ回路34へ出力し、
AGC回路31のゲインを制御し、映像信号のレベルを
調整する。以上の動作によりアイリス調整および第1の
光量補正を行ない、輝度信号のレベルを最適な状態に調
整する。
【0026】次に、コサイン4乗則および口径食による
結像面の周辺部の光量低下を補正する第2の光量補正動
作について説明する。
【0027】図2にCCD21上での光量分布の一例を
示す。また、このときの断面A−A′、断面B−B′の
光量分布を図3の(a)、(b)に示す。これらの図の
A−A′方向が画面の水平方向に対応し、B−B′方向
が画面の垂直方向に対応する。図2、図3より、画面の
中央部に対する周辺部の光量差は均一でなく完全な光量
補正を行なうためには画面の各点に応じた補正係数を決
定する必要があることがわかる。
【0028】このときの周辺部の光量Iは次式で表わさ
れる。 I=I0 ・a・cos4 θ 上式で、I0 は中央部の光量、aは開口効率、θは入射
光の中心から被写体の一点を見る角度であり、aが口径
食による光量の低下、cos4 θがコサイン4乗則によ
る光量の低下を示している。開口効率aはズームレンズ
12の位置、フォーカスレンズ13の位置、アイリス1
5の絞り値、各レンズの形状およびCCD21の位置か
ら算出することができ、角度θは被写体の一点が対応す
るCCD21上の点を入射光の中心から見る角度θ′で
代用できるため、CCD21の形状および位置から算出
することができる。各レンズの形状、CCD21の形状
および位置は光学系ブロック1の設計時に決定される値
であり、ズームレンズ12の位置、フォーカスレンズ1
3の位置、アイリス15の絞り値は、各検出手段により
常に検出されている値であるため、中央部の光量I0
対する周辺部の光量Iの大きさをすべてのポイントで算
出することができる。したがって、中央部の光量I0
対する周辺部の光量Iの大きさの逆数を補正係数とし
て、周辺部の映像信号に乗算し、周辺部の映像信号のレ
ベルを中央部の映像信号のレベルと等しくすることがで
きる。
【0029】図2に示す光量分布に対して算出された補
正係数を図4に示す。また、このときの断面C−C′、
断面D−D′の補正係数を図5の(a)、(b)に示
す。画面中心点の補正係数は1である。
【0030】図4、図5に示す補正係数を用いて、図
2、図3に示す光量を補正した場合の光量分布を図6に
示す。また、図6の断面E−E′、断面F−F′を図7
の(a)、(b)に示す。図6、図7に示すように、画
面周辺部の光量の低下が補正され、中央部の光量と等し
くなり、画面全体の光量が均一になっていることがわか
る。
【0031】上記動作を図1において具体的に説明する
と、CCD制御回路45から出力されるCCD21の変
換位置信号を基に、係数制御回路30は、現在CCD2
1から出力されている電気信号がCCD21上でどの位
置にあるかを特定し、CCD21の現在の変換位置を求
める。前記変換位置を入射光の中心から見る角度θ′を
算出し、角度θ′を基に前記周辺光量計算式のコサイン
4乗則による部分を演算する。次に、輝度信号処理回路
42の輝度信号と、アイリス15の絞り値信号と、フォ
ーカスレンズ13の位置信号と、ズームレンズ12の位
置信号と、係数制御回路30のメモリ部に予め記憶させ
ている各レンズ等の固有パラメータとを基に、前記周辺
光量計算式の口径食による部分を演算し、最終的に、C
CD21上で変換されている映像信号に対する補正係数
を算出する。係数制御回路30のCPU部で上記演算を
ソフトウェアで行ない、前記補正係数を係数出力回路3
6を介して、乗算回路33に出力し、現在の映像信号と
乗算している。
【0032】以上の動作を逐次行なうことにより、CC
D21上の各ポイントでの周辺光量の低下を補正するこ
とができる。したがって、乗算回路33から出力される
映像信号は、画面全体のレベルが均一となり、画面中央
部に比べて周辺部の画質が劣化することなく、また、ア
イリス調整および第1の光量補正により、輝度信号のレ
ベルを最良に調整しているので、非常に良好な画質を得
ることができる。
【0033】また、係数制御回路30にCPUを用い、
ソフトウェアで補正係数を演算するため、レンズの設計
変更に伴う固有パラメータの変更にも、容易に対応する
ことができ、あらゆる機種へ同じハードウェアで対応す
ることができるので、部品の共有化および低コスト化を
図ることができる。
【0034】本実施例では、デジタル信号に変換された
映像信号を補正しているが、アナログ信号の映像信号を
補正しても同様の効果を得ることができるし、光量補正
ブロック3をアナログ回路で構成しても同様の効果を得
ることができる。また、補正係数の算出をソフトウェア
で行なっているが、デジタル回路等で構成される専用の
ハードウェアを用いても同様の効果を得ることができる
し、さらに補正係数の算出時の処理時間を短縮すること
ができ、高精度な光量補正を行なうことが可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、変換手段
により撮像装置の結像面の光量を電気信号に変換して映
像信号を出力し、第1の位置検出手段により検出された
フォーカスレンズの位置と、第2の位置検出手段により
検出されたズームレンズの位置と、絞り値検出手段によ
り検出されたアイリスの絞り値とに基づいて、補正手段
により前記映像信号を補正することにより、撮像装置の
結像面の光量を完全に補正することができ、良好な画質
を得ることが可能となる。また、電気的に光量の補正を
行なっているため、光学系のレンズ等の形状および構成
の影響を受けず、小型の光学系にも適用することがで
き、装置の小型化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光量補正装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】撮像装置上の光量分布を示す図である。
【図3】図2の各部断面の光量分布を示す図である。
【図4】周辺光量を補正する補正係数の分布を示す図で
ある。
【図5】図4の各部断面の補正係数の分布を示す図であ
る。
【図6】補正係数により補正された光量分布を示す図で
ある。
【図7】図6の各部断面の光量分布を示す図である。
【図8】従来の光量補正装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
12 ズームレンズ 13 フォーカスレンズ 15 アイリス 16 フォーカス位置センサ 17 ズーム位置センサ 18 アイリス絞り値センサ 30 係数制御回路 33 乗算回路 36 係数出力回路 37 ズーム位置検出回路 38 フォーカス位置検出回路 39 アイリス絞り値検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーカスレンズを備えた焦点調整手段
    と、ズームレンズを備えた画角調整手段と、アイリスを
    備えた絞り調整手段とを含み、被写体像を結像面に形成
    する撮像装置用の光量補正装置であって、 前記結像面における光量を電気信号に変換して映像信号
    を出力する変換手段と、 前記フォーカスレンズの位置を検出する第1の位置検出
    手段と、 前記ズームレンズの位置を検出する第2の位置検出手段
    と、 前記アイリスの絞り値を検出する絞り値検出手段と、 前記第1の位置検出手段と、前記第2の位置検出手段
    と、前記絞り値検出手段とにより検出された検出データ
    に基づいて、前記変換手段の映像信号を補正する補正手
    段とを含む、光量補正装置。
JP4313384A 1992-11-24 1992-11-24 光量補正装置 Withdrawn JPH06165023A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030037412A (ko) * 2001-11-05 2003-05-14 삼성전기주식회사 렌즈 포커싱 구조
US6967679B2 (en) 2001-02-28 2005-11-22 Canon Kabushiki Kaisha Imaging apparatus, imaging optical unit, and imaging system

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