JP2008099180A - 撮像装置、撮像方法、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】必要以上に感度を上げることによって画質が劣化することを未然に防ぐことができる撮像装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係る撮像装置は、撮像部と、撮像部が画像を撮像する場合に手ぶれ補正を行う手ぶれ補正部と、被写体を測光する測光部と、測光結果に基づいて撮像部が所定の感度において撮像部が露出すべき露出量を決定する露出量決定部と、当該露出量から露光時間を算出する露光時間算出部と、当該露光時間が予め算出された基準時間より短い場合に手ぶれ補正部に手ぶれ補正を行わせず、算出された露光時間が基準時間より長い場合に手ぶれ補正を行わせる手ぶれ補正制御部と、当該露光時間が基準時間より短い場合に、当該露光時間及び所定の感度で撮像部に画像を撮像させ、当該露光時間が基準時間より長い場合に、当該露光時間より短く基準時間より長い露光時間及び所定の感度より高い感度で撮像部に撮像させる撮像制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、撮像方法、及びプログラムに関する。特に本発明は、画像を撮像する撮像装置及び撮像方法、並びに撮像装置用のプログラムに関する。
被写界深度優先モードでの撮影時に、被写界深度に応じて算出された絞り値に基づいて得られるシャッタースピード値が所定値に満たない場合は、ゲインを上げることによってシャッタースピードを所定値に設定して撮影を行う撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−158667号公報 特開平6−303491号公報
例えば撮像装置の近傍から遠方までの広い範囲にわたって位置する大人数の集合写真を撮像する場合には、被写界深度を深くして撮像する必要がある。そのためには絞り値を大きくして、低速なシャッタースピードで撮像する必要がある。しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、シャッタースピードが所定値に満たない場合には、CCD感度を上げることによって、シャッタースピードが所定値になるよう制御する。このため、被写界深度を深くして撮像しようとすると、CCD感度を大きく上げなければならず、それによって画質が低下してしまうという課題があった。
そこで本発明は、上記課題を解決することができる撮像装置、撮像方法、及びプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態における撮像装置は、画像を撮像する撮像部と、撮像部が画像を撮像する場合に手ぶれ補正を行う手ぶれ補正部と、被写体を測光する測光部と、測光部の測光結果に基づいて、撮像部が所定の感度である場合に撮像部が露出すべき露出量を決定する露出量決定部と、露出量決定部が決定した露出量から露光時間を算出する露光時間算出部と、露光時間算出部が算出した露光時間が予め算出された基準時間より短い場合に、手ぶれ補正部に手ぶれ補正を行わせず、露光時間算出部が算出した露光時間が基準時間より長い場合に、手ぶれ補正部に手ぶれ補正を行わせる手ぶれ補正制御部と、露光時間算出部が算出した露光時間が基準時間より短い場合に、露光時間算出部が算出した露光時間及び所定の感度で撮像部に画像を撮像させ、露光時間算出部が算出した露光時間が基準時間より長い場合に、露光時間算出部が算出した露光時間より短く基準時間より長い露光時間、及び所定の感度より高い感度で撮像部に画像を撮像させる撮像制御部とを備える。
基準時間と同一の露光時間及び所定の感度で撮像部が画像を撮像した場合に得られる露出量と、露出量決定部が決定した露出量との差を算出する露出量差算出部をさらに備え、撮像制御部は、露光時間算出部が算出した露光時間が基準時間より長く、露出量差算出部が算出した露出量の差が予め定められた基準量より大きい場合に、露光時間算出部が算出した露光時間より短く基準時間より長い露光時間、及び所定の感度より高い感度で撮像部に画像を撮像させてよい。
本発明の第2の形態における撮像方法は、撮像部が画像を撮像する場合に手ぶれ補正を行う手ぶれ補正段階と、被写体を測光する測光段階と、測光段階における測光結果に基づいて、撮像部が所定の感度である場合に撮像部が露出すべき露出量を決定する露出量決定段階と、露出量決定段階において決定された露出量から露光時間を算出する露光時間算出段階と、露光時間算出段階において算出された露光時間が予め算出された基準時間より短い場合に、手ぶれ補正段階において手ぶれ補正を行わせず、露光時間算出段階において算出された露光時間が基準時間より長い場合に、手ぶれ補正段階において手ぶれ補正を行わせる手ぶれ補正制御段階と、露光時間算出段階において算出された露光時間が基準時間より短い場合に、露光時間算出段階において算出された露光時間及び所定の感度で撮像部に画像を撮像させ、露光時間算出段階において算出された露光時間が基準時間より長い場合に、露光時間算出段階において算出された露光時間より短く基準時間より長い露光時間、及び所定の感度より高い感度で撮像部に画像を撮像させる撮像制御段階とを備える。
本発明の第3の形態によると、画像を撮像する撮像装置用のプログラムであって、当該撮像装置を、画像を撮像する撮像部、撮像部が画像を撮像する場合に手ぶれ補正を行う手ぶれ補正部、被写体を測光する測光部、測光部の測光結果に基づいて、撮像部が所定の感度である場合に撮像部が露出すべき露出量を決定する露出量決定部、露出量決定部が決定した露出量から露光時間を算出する露光時間算出部、露光時間算出部が算出した露光時間が予め算出された基準時間より短い場合に、手ぶれ補正部に手ぶれ補正を行わせず、露光時間算出部が算出した露光時間が基準時間より長い場合に、手ぶれ補正部に手ぶれ補正を行わせる手ぶれ補正制御部、露光時間算出部が算出した露光時間が基準時間より短い場合に、露光時間算出部が算出した露光時間及び所定の感度で撮像部に画像を撮像させ、露光時間算出部が算出した露光時間が基準時間より長い場合に、露光時間算出部が算出した露光時間より短く基準時間より長い露光時間、及び所定の感度より高い感度で撮像部に画像を撮像させる撮像制御部として機能させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、必要以上に感度を上げることによって画質が劣化することを未然に防ぐことができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、撮像装置100のブロック構成の一例を示す。撮像装置100は、指示入力部102、焦点距離調整部104、レンズ系108、撮像部110、撮像制御部120、露出量差算出部122、感度設定部124、手ぶれ補正制御部130、手ぶれ補正部132、露光時間算出部140、基準時間格納部150、組合せ格納部152、絞り値算出部160、撮像モード決定部170、ぶれ量格納部182、ぶれ量検出部180、測光部190、及び露出量決定部192を備える。
撮像部110は、画像を撮像する。撮像部110は、例えば、CCD素子によって被写体からの光を受光することによって被写体の画像を撮像する。手ぶれ補正部132は、撮像部110が画像を撮像する場合に手ぶれ補正を行う。具体的には、手ぶれ補正部132は、ジャイロ機構を備えた補正レンズを、ぶれを打ち消す方向に動かすことで手ぶれを補正する。
測光部190は、被写体を測光する。そして、露出量決定部192は、測光部190の測光結果に基づいて、撮像部110が所定の感度である場合に撮像部110が露出すべき露出量を決定する。例えば、露出量決定部192は、測光部190の測光結果及びCCD感度に基づいて、Ev値を決定する。そして、露光時間算出部140は、露出量決定部192が決定した露出量から露光時間を算出する。
手ぶれ補正制御部130は、露光時間算出部140が算出した露光時間が予め算出された基準時間より短い場合に、手ぶれ補正部132に手ぶれ補正を行わせず、露光時間算出部140が算出した露光時間が基準時間より長い場合に、手ぶれ補正部132に手ぶれ補正を行わせる。
そして、撮像制御部120は、露光時間算出部140が算出した露光時間が基準時間より短い場合に、露光時間算出部140が算出した露光時間及び所定の感度で撮像部110に画像を撮像させ、露光時間算出部140が算出した露光時間が基準時間より長い場合に、露光時間算出部140が算出した露光時間より短く基準時間より長い露光時間、及び所定の感度より高い感度で撮像部110に画像を撮像させる。このように、撮像装置100は、手ぶれの影響が小さくなるシャッタスピードで撮像可能であれば手ぶれ補正を行わずに撮像し、手ぶれの影響が顕著になるシャッタスピードで撮像する必要がある場合のみ手ぶれ補正を行う。そして、撮像装置100は、手ぶれ補正を加えることによって基準時間より長い露光時間で被写体を撮像する。このため、撮像装置100によると、必要以上に感度を上げずに被写体を撮像することができる。このため、撮像装置100によると、画質の劣化量を低減することができる。
また、露出量差算出部122は、基準時間と同一の露光時間及び所定の感度で撮像部110が画像を撮像した場合に得られる露出量と、露出量決定部192が決定した露出量との差を算出する。そして、撮像制御部120は、露光時間算出部140が算出した露光時間が基準時間より長く、露出量差算出部122が算出した露出量の差が予め定められた基準量より大きい場合に、露光時間算出部140が算出した露光時間より短く基準時間より長い露光時間、及び所定の感度より高い感度で撮像部110に画像を撮像させる。
具体的には、露出量差算出部122は、基準時間と同一の露光時間及び所定の感度で撮像部110が画像を撮像した場合に得られるEv値と、露出量決定部192が決定したEv値との差を算出する。そして、撮像制御部120は、露光時間算出部140が算出した露光時間が基準時間より長く、露出量差算出部122が算出したEv値の差が、手ぶれ補正部132による手ぶれ補正によって大きくなることが期待されるEv値より大きい場合に、露光時間算出部140が算出した露光時間より短く基準時間より長い露光時間、及び所定の感度より高い感度で撮像部110に画像を撮像させる。
また、撮像制御部120は、露光時間算出部140が算出した露光時間が基準時間より長く、露出量差算出部122が算出した露出量の差が基準量より大きい場合に、当該露出量の差と基準量との差の分だけ露出量を減少させることのできる長さだけ露光時間算出部140が算出した露光時間より短い露光時間、及び露出量差算出部122が算出した露出量の差と当該基準量との差の分だけ露出量を増加させることのできる感度で撮像部110に画像を撮像させる。
したがって、撮像装置100は、手ぶれの影響が顕著になるシャッタスピードで撮像する必要がある場合において、手ぶれ補正によって補正できないようなシャッタスピードが算出された場合には、シャッタスピードを短くするとともに、シャッタスピードを短くした分だけ感度をアップさせる。このため、撮像装置100によると、必要以上に感度を上げる必要がない。
撮像モード決定部170は、撮像部110の撮像モードを決定する。撮像モード決定部170は、ユーザによって撮像モードが決定されてもよいし、被写体の位置関係に基づいて撮像モードを決定してもよい。また、絞り値算出部160は、撮像モード決定部170が決定した撮像モードに応じて絞り値を決定する。例えば、撮像モード毎にどの位置の被写体に焦点を合わすかが予め定められており、定められた位置の被写体までの距離に基づいて被写界深度を決定し、決定した被写界深度に基づいて絞り値を決定してよい。そして、露光時間算出部140は、露出量決定部192が決定した露出量及び絞り値算出部160が算出した絞り値から露光時間を算出する。
また、組合せ格納部152は、撮像モード及び露出量に対応づけて絞り値及び露光時間の複数の組み合せを予め格納する。例えば、組合せ格納部152は、撮像モード及びEv値に対応づけて絞り値及び露光時間の複数の組み合せを予め格納する。組合せ格納部152は、プログラム線図によって定められる絞り値及び露光時間であってよい。
そして、露光時間算出部140は、撮像モード決定部170が決定した撮像モード及び露出量決定部192が決定した露出量に対応づけて組合せ格納部152が格納している露光時間を算出する。そして、撮像部110は、撮像モード決定部170が決定した撮像モード及び露出量決定部192が決定した露出量に対応づけて組合せ格納部152が格納している絞り値で画像を撮像する。このため、撮像装置100は、撮像モードに応じて適切な絞り値及び露光時間を設定することができる。
レンズ系108は、被写体からの光を合焦させて撮像部110に画像を撮像させる。そして、焦点距離調整部104は、レンズ系108の焦点距離を調整する。基準時間格納部150は、手ぶれ補正が必要にない露光時間の上限を示す時間である基準時間を格納している。具体的には、基準時間格納部150は、レンズ系108の焦点距離に対応づけて基準時間を格納している。例えば、基準時間格納部150は、レンズ系108の焦点距離(f)に対応づけて基準時間1/fを格納する。
そして、手ぶれ補正制御部130は、露光時間算出部140が算出した露光時間が焦点距離調整部104が調整したレンズ系108の焦点距離に対応づけて基準時間格納部150が格納している基準時間より短い場合に、手ぶれ補正部132に手ぶれ補正を行わせず、露光時間算出部140が算出した露光時間が焦点距離調整部104が調整したレンズ系108の焦点距離に対応づけて基準時間格納部150が格納している基準時間より長い場合に、手ぶれ補正部132に手ぶれ補正を行わせる。
そして、撮像制御部120は、露光時間算出部140が算出した露光時間が焦点距離調整部104が調整したレンズ系108の焦点距離に対応づけて基準時間格納部150が格納している基準時間より短い場合に、露光時間算出部140が算出した露光時間及び所定の感度で撮像部110に画像を撮像させ、露光時間算出部140が算出した露光時間が焦点距離調整部104が調整したレンズ系108の焦点距離に対応づけて基準時間格納部150が格納している基準時間より長い場合に、露光時間算出部140が算出した露光時間より短く焦点距離調整部104が調整したレンズ系108の焦点距離に対応づけて基準時間格納部150が格納している基準時間より長い露光時間、及び所定の感度より高い感度で撮像部110に画像を撮像させる。
ぶれ量検出部180は、撮像部110による画像の撮像時における撮像装置100のぶれ量を検出する。また、ぶれ量格納部182は、ユーザの撮像操作時における撮像装置100のぶれ量を格納する。具体的には、ぶれ量格納部182は、撮像部110の撮像時にぶれ量検出部180が検出した撮像装置100のぶれ量の平均値を、ユーザの撮像操作時における撮像装置100のぶれ量として格納する。そして、基準時間格納部150は、撮像装置100のぶれ量に対応づけて基準時間を格納してよい。
そして、手ぶれ補正制御部130は、露光時間算出部140が算出した露光時間がぶれ量格納部182が格納しているぶれ量に対応づけて基準時間格納部150が格納している基準時間より短い場合に、手ぶれ補正部132に手ぶれ補正を行わせず、露光時間算出部140が算出した露光時間が基準時間より長い場合に、手ぶれ補正部132に手ぶれ補正を行わせる。そして、撮像制御部120は、露光時間算出部140が算出した露光時間が基準時間より短い場合に、露光時間算出部140が算出した露光時間及び所定の感度で撮像部110に画像を撮像させ、露光時間算出部140が算出した露光時間が基準時間より長い場合に、露光時間算出部140が算出した露光時間より短く基準時間より長い露光時間、及び所定の感度より高い感度で撮像部110に画像を撮像させる。
このように、撮像装置100は、ユーザの操作時のぶれ量に応じた基準時間を設定することができるので、ユーザの腕前に応じて、手ぶれ補正するか否かを適切に判断することができる。
また、指示入力部102は、ユーザによって全押しされることによって撮像部110に画像を撮像させるとともに、ユーザによって半押しされることによって露出量決定部192に露出調整を行わせる。そして、ぶれ量検出部180は、ユーザによって指示入力部102が半押しされた場合における撮像装置100のぶれ量を検出する。そして、ぶれ量格納部182は、ぶれ量検出部180が検出したぶれ量を、ユーザによって指示入力部102が次に全押しされるときの、ユーザの撮像操作時における撮像装置100のぶれ量として格納する。このため、撮像装置100は、半押し時に検出されたぶれ量に応じて基準時間を設定することができるので、現在撮像装置100を使用しているユーザの腕前に応じて、手ぶれ補正するか否かを適切に判断することができる。
なお、本実施形態における露光時間とはシャッタスピードであってよく、以下の説明においてはシャッタスピードを用いて説明する。
図2は、フルオート撮影時において撮像パラメータを決定する処理フローの一例を示す。露出量決定部192は、測光部190による評価測光によって、Ev値を決定する(S202)。そして、露出量決定部192は、プログラム線図を参照し(S204)、S202において決定したEv値及びプログラム線図に基づいて、絞り値Fを決定し(S206)、シャッタスピードSを決定する(S208)。そして、手ぶれ補正制御部130は、S>1/fであるか否かを判断する(S210)。なお、fはレンズ系108の焦点距離であり、1/fは、本実施形態における基準時間の一例である。
S210においてSが1/f以下である場合には、シャッタスピードS及び絞り値Fで撮像し(S224)、処理を終了する。この場合、撮像装置100は、決定されたシャッタスピードS及び絞り値Fをそのまま使用して撮影する。
S210において、S>1/fである場合には、手ぶれ補正制御部130は、今回の撮影では手ぶれ補正をONにすることを決定する(S212)。そして、露出量差算出部122は、シャッタスピードが1/Sである場合に得られるEv値であるEv'を算出する(S214)。そして、露出量差算出部122は、S214において算出したEv'とS202において算出したEvとの差ΔEvを算出する(S216)。
そして、撮像制御部120は、ΔEv>3であるか否かを判断する(S218)。なお、ここでΔEvの比較対象である3は、本実施形態における基準量の一例である。S218においてΔEv>3である場合には、撮像制御部120は、シャッタスピードを、S208において算出されたシャッタスピードSよりΔEv−3分だけ短く設定する(S220)。なお、「ΔEv−3分だけ短く設定する」とは、シャッタスピードSに対応するTv値よりΔEv−3だけ増やしたTv値に対応するシャッタスピードに、撮像部110のシャッタスピードを設定することを意味する。言い換えると、シャッタスピード1/fに対応するTv値から3だけ小さいTv値に対応するシャッタスピードに、撮像部110のシャッタスピードを設定することを意味する。
そして、撮像制御部120は、ISO感度をΔEv−3分だけ上げる(S222)。そして、手ぶれ補正制御部130は手ぶれ補正部132に手ぶれ補正を行わせるとともに、撮像制御部120は、S206で決定した絞り値F、S220で設定したシャッタスピード、及びS222で設定したISO感度で、撮像部110に被写体を撮像させる(S224)。
また、S218においてΔEvが3以下である場合には、手ぶれ補正制御部130は手ぶれ補正部132に手ぶれ補正を行わせるとともに、撮像制御部120は、S206で決定した絞り値F、S208で設定したシャッタスピード、設定されているISO感度で、撮像部110に被写体を撮像させる(S224)。このため、撮像装置100は、手ぶれ補正により十分にシャッタスピードの長さをカバーすることができる場合には手ぶれ補正のみを行い、シャッタスピードを低減させたりISO感度を上げたりすることなく撮像することができる。
図3は、組合せ格納部152が格納するデータの一例を示す。組合せ格納部152は、複数の撮像モード及びISO感度に対応づけて、シャッタスピードと絞り値の組合せを予め格納している。例えば、組合せ格納部152は、線300で示されるシャッタスピードと絞り値の組合せを予め格納している。したがって、ISO感度、撮像モード、及びEv値が決定されると、組合せ格納部152が格納するデータに基づいて、絞り値及びシャッタスピードの組合せが1つ定まる。例えば、300で示されるラインによると、ISO感度100において、Ev=14を得るために、絞り値(F)8及びシャッタスピード1/250が定まる。
図4は、手ぶれ補正時において決定されるパラメータの一例を示す。第1の例は、S218においてNOと判断される場合の決定されるパラメータの一例である。例えば、レンズ系108が500mm望遠レンズで撮像する場合において、図2のS208においてシャッタスピードSが1/125と決定されたとする。この場合、S>1/500であるので手ぶれ補正が必要と判断される。しかしながら、S216で算出されるΔEvは2である。この差ΔEv=2は、Ev値3程度の効果が得られる手ぶれ補正により十分に補償することができるものと判断して、シャッタスピードS及びISO感度を変更することなく撮像する。
第2の例は、S218においてYESと判断される場合の決定されるパラメータの一例である。例えば、レンズ系108が500mm望遠レンズで撮像する場合において、図2のS208でシャッタスピードSが1/30と決定されたとする。この場合、S>1/500であるので手ぶれ補正が必要と判断される。第1の例と異なり、S216で算出されるΔEvは4である。この差ΔEv=4は、Ev値3程度の効果が得られる手ぶれ補正によっては補償することができないと判断される。しかし、撮像制御部120は、手ぶれ補正によって補償することができない量だけシャッタスピードを短くする。すなわち、シャッタスピードSを1/60へと1段階だけ短くするとともに、ISO感度を1段階だけ上げてISO200に設定する。
このように、撮像装置100は、必要な場合にのみ手ぶれ補正を行うとともに、場合によってはシャッタスピード及びISO感度を変化させずに被写体を撮像することができる。また、撮像装置100は、シャッタスピード及びISO感度を変化させる必要がある場合であっても、必要量だけ変化させることができる。このため、感度を上げることによって画質が著しく低下してしまうことを未然に防ぐことができる。
図5は、3つの撮像モードの一例を示す。撮像モード決定部170は、撮像装置100の近くに少数の人物が存在しており、非常に遠方に人物以外の被写体が存在することを検出した場合には、人物入り風景モードで撮像することを決定する。また、撮像モード決定部170は、撮像装置100の近くに多数の人物が存在していることを検出した場合には、集合写真モードで撮像することを決定する。
なお、人物入り風景モード及び集合写真モードの等の撮像モードは、ユーザからの入力によって指定されてもよい。また、例えばユーザの指示によってパンフォーカスモードが指定されると、位置1〜64の位置の被写体に被写界深度を合わせるべく撮像パラメータが決定される。
図6は、人物入り風景モードで撮像する場合の撮像パラメータの決定フローの一例を示す。撮像装置100は、撮像部110が撮像した予備画像から、画像における顔の位置を検出する(S602)。このとき、撮像装置100は、目、口、鼻、頭部等の特徴的なオブジェクトの形状及びオブジェクトの位置関係に基づいて、顔を検出してよい。そして、撮像装置100は、S602で検出されたそれぞれの顔までの距離を測定する(S604)。距離の測定には、レーザ距測法等の種々の方法を使用することができる。
そして、撮像装置100は、S604で測定された距離のうちで最も近い距離Lminを決定する(S606)。そして、Lminと無限遠との間に被写界深度を持たせるべく、焦点距離調整部104がフォーカス位置を決定し、絞り値算出部160が絞り値Fを決定する(S608)。そして、評価測光により露出量決定部192が決定したEv値、S608において決定された絞り値F、及び設定されているISO感度から、露光時間算出部140はシャッタスピードSを算出する(S610)。そして、図2のS212〜S224と同様の処理によって必要に応じて撮像パラメータが再設定されて撮像される。
図7は、集合写真モードで撮像する場合の撮像パラメータの決定フローの一例を示す。撮像装置100は、撮像部110が撮像した予備画像から、画像における顔の位置を検出する(S702)。そして、撮像装置100は、S702で検出されたそれぞれの顔までの距離を測定する(S704)。そして、撮像装置100は、S704で測定された距離のうちで最も小さい距離Lminおよび最も大きい距離Lmaxを決定する(S706)。そして、LminとLmaxとの間に被写界深度を持たせるべく、焦点距離調整部104がフォーカス位置を決定し、絞り値算出部160が絞り値Fを決定する(S708)。そして、評価測光により露出量決定部192が決定したEv値、S708において決定された絞り値F、及び設定されているISO感度から、露光時間算出部140はシャッタスピードSを算出する(S710)。そして、図2のS212〜S224と同様の処理によって必要に応じて撮像パラメータが再設定されて撮像される。
図8は、パンフォーカスモードで撮像する場合の撮像パラメータの決定フローの一例を示す。撮像装置100は、撮像部110が撮像した予備画像から、画像における部分1〜64の領域内の被写体までの距離を測定する(S802)。そして、撮像装置100は、S802で検出されたそれぞれの被写体までの距離のうちで最も小さい距離Lminおよび最も大きい距離Lmaxを決定する(S804)。そして、LminとLmaxとの間に被写界深度を持たせるべく、焦点距離調整部104がフォーカス位置を決定し、絞り値算出部160が絞り値Fを決定する(S806)。そして、評価測光により露出量決定部192が決定したEv値、S806において決定された絞り値F、及び設定されているISO感度から、露光時間算出部140はシャッタスピードSを算出する(S810)。そして、図2のS212〜S224と同様の処理によって必要に応じて撮像パラメータが再設定されて撮像される。
図9は、撮像装置100の一例としてのデジタルカメラのハードウェア構成の一例を示す。レリーズSW14は、S1画像(予備画像)の撮像指示をCPUに供給する。レリーズSW16は、S2画像(本画像)の撮像指示をCPU44に供給する。シャッタスピード算出手段20は、シャッタスピードを算出してCPU44に供給する。シャッタスピード算出手段20は、撮像装置100の露光時間算出部140に相当する。撮影条件設定手段22は、種々の撮影条件の設定を行い、撮影条件データをCPU44に供給する。ISO感度最適化手段24は、ISO感度の最適化を行い、最適化されたISO感度データをCPU44に供給する。ISO感度最適化手段24は、撮像装置100の感度設定部124に相当する。絞り算出手段12は、絞り値を算出して、算出した絞り値データをCPU44に供給する。絞り算出手段12は撮像装置100における絞り値算出部160に相当する。
Contrast調整手段28は、コントラストの調整を行い、調整したコントラストデータをCPU44に供給する。Brightness調整手段26は、ブライトネスの調整を行い、調整されたブライトネスデータをCPU44に供給する。ズームSW10は、ユーザの指示によりズーム設定を行い、設定したズームデータをCPU44に供給する。ズームモータ38は、CPU44からの指示によりズームカム36を駆動してズーム光学系34を変位させる。ズームエンコーダはズーム光学系34のズームデータをCPU44に供給する。アイリスモータドライバ40は、アイリスモータを駆動する。フォーカスエンコーダは、ズーム光学系34のフォーカスデータをCPU44に供給する。AFモータドライバは、CPU44からの指示によりAFモータを駆動する。手ぶれ補正手段30は、CPU44の指示に基づいて、ズーム光学系34の手ぶれ補正を制御する。手ぶれ補正手段30は、撮像装置100の手ぶれ補正部132に相当する。
ズーム光学系34は、撮像装置100のレンズ系108に相当する。CCD54は、ズーム光学系34を通じて入射された光を受光して電荷に応じた信号を生成する。CCD54によって生成された信号は、CDSアナログデコーダによってデコードされ、ホワイトバランスアンプ58によってホワイトバランスが調整され、γ補正器60によってガンマ補正が施され、点順次化手段62によって点順次化されて、A/Dコンバータ64に供給される。EVRは、CPU44からの指示によりホワイトバランスアンプ58を制御する。ADコンバータ64は、デジタル信号に変換してメモリコントローラ66に供給する。メモリコントローラ66は、メインメモリに画像データとして記録するとともに、メインメモリから画像データを読み込んでバスに供給する。
アンテナ部52は、位置情報を示す電波を検出して、検出したデータを自カメラ位置検出手段50に供給する。自カメラ位置検出手段50は、受け取ったデータに基づいて位置を検出して、位置データをCPU44に供給する。
CPU44、メモリコントローラ66、圧縮伸長70、MPEGエンコーダ・デコーダ72、YC信号作成部74、外部メモリインタフェース80、有線通信手段84、無線通信手段86、印刷手段90、LCDドライバ92、オーディオ入出力手段99は、バスを通じて互いに結合されている。圧縮伸長70は、画像信号の圧縮及び伸長を行う。MPEGエンコーダ・デコーダ72は、画像データのMPEG符号化及びMPEGデータの復号化を行う。YC信号作成部74は、画像データからYC信号を作成する。4:4:4to4:2:2変換部76は、YC信号作成部74からの4:4:4フォーマットから4:4:2フォーマットに変換して、NTSCエンコーダ78に供給する。NTSCエンコーダ78は、NTSC信号に符号化する。
外部メモリインタフェースは外部メモリ82へのデータ書き込み及び読み込みを行う。有線通信手段84は、外部機器6と有線通信を行う。無線通信手段86は、外部機器6との外部とアンテナ88を通じて、外部機器6、外部印刷手段4、及び外部通信インフラ2との無線通信を行う。印刷手段90は、外部印刷手段4と印刷データの通信を行う。LCDドライバ92は、LCD94の駆動を制御する。オーディオ入出力手段99は、スピーカ96への音声信号の出力と、マイク98からの音声信号の入力を行う。
図10は、撮像装置100に係るコンピュータ1500のハードウェア構成の一例を示す。コンピュータ1500は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、及び表示装置1580を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、及びCD−ROMドライブ1560を有する入出力部と、入出力コントローラ1584に接続されるROM1510、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、高い転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505、及びグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510、及びRAM1520に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置であるハードディスクドライブ1540、通信インターフェイス1530、CD−ROMドライブ1560を接続する。ハードディスクドライブ1540は、コンピュータ1500内のCPU1505が使用するプログラム、及びデータを格納する。通信インターフェイス1530は、ネットワークを介して撮像装置100と通信し、撮像装置100にプログラム、及びデータを提供する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。
また、入出力コントローラ1584には、ROM1510と、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、コンピュータ1500が起動時に実行するブート・プログラムや、コンピュータ1500のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。入出力チップ1570は、フレキシブルディスク・ドライブ1550や、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM1520を介して通信インターフェイス1530に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM1520を介して通信インターフェイス1530に提供され、ネットワークを介して撮像装置100に送信される。撮像装置100に送信されたプログラムは、撮像装置100においてインストールされて実行される。
撮像装置100にインストールされて実行されるプログラムは、撮像装置100を、図1から図9に関連して説明した指示入力部102、焦点距離調整部104、レンズ系108、撮像部110、撮像制御部120、露出量差算出部122、感度設定部124、手ぶれ補正制御部130、手ぶれ補正部132、露光時間算出部140、基準時間格納部150、組合せ格納部152、絞り値算出部160、撮像モード決定部170、ぶれ量格納部182、ぶれ量検出部180、測光部190、及び露出量決定部192として機能させる。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ1500に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
撮像装置100のブロック構成の一例を示す図である。 フルオート撮影モード時における撮像パラメータの決定フローの一例を示す図である。 組合せ格納部152が格納するデータの一例を示す図である。 手ぶれ補正時において決定されるパラメータの一例を示す図である。 3つの撮像モードの一例を示す図である。 人物入り風景モードで撮像する場合の撮像パラメータの決定フローの一例を示す図である。 集合写真モードで撮像する場合の撮像パラメータの決定フローの一例を示す図である。 パンフォーカスモードで撮像する場合の撮像パラメータの決定フローの一例を示す図である。 撮像装置100の一例としてのデジタルカメラのハードウェア構成の一例を示す図である。 撮像装置100に関るコンピュータ1500のハードウェア構成の一例を示す図である。
符号の説明
100 撮像装置
102 指示入力部
104 焦点距離調整部
108 レンズ系
110 撮像部
120 撮像制御部
122 露出量差算出部
124 感度設定部
130 手ぶれ補正制御部
132 手ぶれ補正部
140 露光時間算出部
150 基準時間格納部
152 組合せ格納部
160 絞り値算出部
170 撮像モード決定部
182 ぶれ量格納部
180 ぶれ量検出部
190 測光部
192 露出量決定部

Claims (12)

  1. 画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が画像を撮像する場合に手ぶれ補正を行う手ぶれ補正部と、
    被写体を測光する測光部と、
    前記測光部の測光結果に基づいて、前記撮像部が所定の感度である場合に前記撮像部が露出すべき露出量を決定する露出量決定部と、
    前記露出量決定部が決定した露出量から露光時間を算出する露光時間算出部と、
    前記露光時間算出部が算出した露光時間が予め算出された基準時間より短い場合に、前記手ぶれ補正部に手ぶれ補正を行わせず、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記基準時間より長い場合に、前記手ぶれ補正部に手ぶれ補正を行わせる手ぶれ補正制御部と、
    前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記基準時間より短い場合に、前記露光時間算出部が算出した露光時間及び前記所定の感度で前記撮像部に画像を撮像させ、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記基準時間より長い場合に、前記露光時間算出部が算出した露光時間より短く前記基準時間より長い露光時間、及び前記所定の感度より高い感度で前記撮像部に画像を撮像させる撮像制御部と
    を備える撮像装置。
  2. 前記基準時間と同一の露光時間及び前記所定の感度で前記撮像部が画像を撮像した場合に得られる露出量と、前記露出量決定部が決定した露出量との差を算出する露出量差算出部
    をさらに備え、
    前記撮像制御部は、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記基準時間より長く、前記露出量差算出部が算出した露出量の差が予め定められた基準量より大きい場合に、前記露光時間算出部が算出した露光時間より短く前記基準時間より長い露光時間、及び前記所定の感度より高い感度で前記撮像部に画像を撮像させる
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像制御部は、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記基準時間より長く、前記露出量差算出部が算出した露出量の差が前記基準量より大きい場合に、当該露出量の差と前記基準量との差の分だけ露出量を減少させることのできる長さだけ前記露光時間算出部が算出した露光時間より短い露光時間、及び前記露出量差算出部が算出した露出量の差と当該基準量との差の分だけ露出量を増加させることのできる感度で前記撮像部に画像を撮像させる
    請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像部の撮像モードを決定する撮像モード決定部と、
    前記撮像モード決定部が決定した撮像モードに応じて絞り値を決定する絞り値算出部と
    をさらに備え、
    前記露光時間算出部は、前記露出量決定部が決定した露出量及び前記絞り値算出部が算出した絞り値から露光時間を算出する
    請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像部の撮像モードを決定する撮像モード決定部と、
    撮像モード及び露出量に対応づけて絞り値及び露光時間の複数の組み合せを予め格納する組合せ格納部と
    をさらに備え、
    前記露光時間算出部は、前記撮像モード決定部が決定した撮像モード及び前記露出量決定部が決定した露出量に対応づけて前記組合せ格納部が格納している露光時間を算出し、
    前記撮像部は、前記撮像モード決定部が決定した撮像モード及び前記露出量決定部が決定した露出量に対応づけて前記組合せ格納部が格納している絞り値で画像を撮像する
    請求項1に記載の撮像装置。
  6. 被写体からの光を合焦させて前記撮像部に画像を撮像させるレンズ系と、
    前記レンズ系の焦点距離を調整する焦点距離調整部と、
    前記レンズ系の焦点距離に対応づけて前記基準時間を格納する基準時間格納部と
    をさらに備え、
    前記手ぶれ補正制御部は、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記焦点距離調整部が調整した前記レンズ系の焦点距離に対応づけて前記基準時間格納部が格納している基準時間より短い場合に、前記手ぶれ補正部に手ぶれ補正を行わせず、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記焦点距離調整部が調整した前記レンズ系の焦点距離に対応づけて前記基準時間格納部が格納している基準時間より長い場合に、前記手ぶれ補正部に手ぶれ補正を行わせ、
    前記撮像制御部は、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記焦点距離調整部が調整した前記レンズ系の焦点距離に対応づけて前記基準時間格納部が格納している基準時間より短い場合に、前記露光時間算出部が算出した露光時間及び前記所定の感度で前記撮像部に画像を撮像させ、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記焦点距離調整部が調整した前記レンズ系の焦点距離に対応づけて前記基準時間格納部が格納している基準時間より長い場合に、前記露光時間算出部が算出した露光時間より短く前記焦点距離調整部が調整した前記レンズ系の焦点距離に対応づけて前記基準時間格納部が格納している基準時間より長い露光時間、及び前記所定の感度より高い感度で前記撮像部に画像を撮像させる
    請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記基準時間格納部は、前記レンズ系の焦点距離(f)に対応づけて基準時間1/fを格納する
    請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像装置のぶれ量に対応づけて基準時間を格納する基準時間格納部と、
    ユーザの撮像操作時における前記撮像装置のぶれ量を格納するぶれ量格納部と
    をさらに備え、
    前記手ぶれ補正制御部は、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記ぶれ量格納部が格納しているぶれ量に対応づけて前記基準時間格納部が格納している基準時間より短い場合に、前記手ぶれ補正部に手ぶれ補正を行わせず、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記基準時間より長い場合に、前記手ぶれ補正部に手ぶれ補正を行わせ、
    前記撮像制御部は、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記基準時間より短い場合に、前記露光時間算出部が算出した露光時間及び前記所定の感度で前記撮像部に画像を撮像させ、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記基準時間より長い場合に、前記露光時間算出部が算出した露光時間より短く前記基準時間より長い露光時間、及び前記所定の感度より高い感度で前記撮像部に画像を撮像させる
    請求項1に記載の撮像装置。
  9. 履歴に応じて
    前記撮像部による画像の撮像時における前記撮像装置のぶれ量を検出するぶれ量検出部
    をさらに備え、
    前記ぶれ量格納部は、前記撮像部の撮像時に前記ぶれ量検出部が検出した前記撮像装置のぶれ量の平均値を、ユーザの撮像操作時における前記撮像装置のぶれ量として格納する
    請求項8に記載の撮像装置。
  10. 半押し時のぶれ量
    ユーザによって全押しされることによって前記撮像部に画像を撮像させるとともに、ユーザによって半押しされることによって前記露出量決定部に露出調整を行わせる指示入力部と、
    ユーザによって前記指示入力部が半押しされた場合における前記撮像装置のぶれ量を検出するぶれ量検出部と
    をさらに備え、
    前記ぶれ量格納部は、前記ぶれ量検出部が検出したぶれ量を、ユーザによって前記指示入力部が次に全押しされるときの、ユーザの撮像操作時における前記撮像装置のぶれ量として格納する
    請求項8に記載の撮像装置。
  11. 撮像部が画像を撮像する場合に手ぶれ補正を行う手ぶれ補正段階と、
    被写体を測光する測光段階と、
    前記測光段階における測光結果に基づいて、前記撮像部が所定の感度である場合に前記撮像部が露出すべき露出量を決定する露出量決定段階と、
    前記露出量決定段階において決定された露出量から露光時間を算出する露光時間算出段階と、
    前記露光時間算出段階において算出された露光時間が予め算出された基準時間より短い場合に、前記手ぶれ補正段階において手ぶれ補正を行わせず、前記露光時間算出段階において算出された露光時間が前記基準時間より長い場合に、前記手ぶれ補正段階において手ぶれ補正を行わせる手ぶれ補正制御段階と、
    前記露光時間算出段階において算出された露光時間が前記基準時間より短い場合に、前記露光時間算出段階において算出された露光時間及び前記所定の感度で前記撮像部に画像を撮像させ、前記露光時間算出段階において算出された露光時間が前記基準時間より長い場合に、前記露光時間算出段階において算出された露光時間より短く前記基準時間より長い露光時間、及び前記所定の感度より高い感度で前記撮像部に画像を撮像させる撮像制御段階と
    を備える撮像方法。
  12. 画像を撮像する撮像装置用のプログラムであって、当該撮像装置を、
    画像を撮像する撮像部、
    前記撮像部が画像を撮像する場合に手ぶれ補正を行う手ぶれ補正部、
    被写体を測光する測光部、
    前記測光部の測光結果に基づいて、前記撮像部が所定の感度である場合に前記撮像部が露出すべき露出量を決定する露出量決定部、
    前記露出量決定部が決定した露出量から露光時間を算出する露光時間算出部、
    前記露光時間算出部が算出した露光時間が予め算出された基準時間より短い場合に、前記手ぶれ補正部に手ぶれ補正を行わせず、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記基準時間より長い場合に、前記手ぶれ補正部に手ぶれ補正を行わせる手ぶれ補正制御部、
    前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記基準時間より短い場合に、前記露光時間算出部が算出した露光時間及び前記所定の感度で前記撮像部に画像を撮像させ、前記露光時間算出部が算出した露光時間が前記基準時間より長い場合に、前記露光時間算出部が算出した露光時間より短く前記基準時間より長い露光時間、及び前記所定の感度より高い感度で前記撮像部に画像を撮像させる撮像制御部
    として機能させるプログラム。
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