JPH06142585A - 接着剤適用装置 - Google Patents

接着剤適用装置

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JPH06142585A
JPH06142585A JP4326046A JP32604692A JPH06142585A JP H06142585 A JPH06142585 A JP H06142585A JP 4326046 A JP4326046 A JP 4326046A JP 32604692 A JP32604692 A JP 32604692A JP H06142585 A JPH06142585 A JP H06142585A
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Kunitsugu Suzuki
国継 鈴木
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SUZUKI SHIKOUSHIYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着剤が被接着部以外の個所に付着すること
なく、連続的に接着剤を適用できる装置の提供。 【構成】 (i)接着剤適用面に向かって連続的に接着
剤を線状に吐出させる手段、(ii)前記線状に吐出した
接着剤を受けとり吸引する手段、および(iii)前記
(i)と(ii)の間に被接着部を供給する手段、よりな
ることを特徴とする接着剤適用装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、接着剤適用装置に関する。とく
に、本発明はポリエチレンテレフタレート(PET)の
ような透明プラスチックシートを折り曲げて箱体を製造
するにあたり、のりしろ部分に接着剤を適用するための
装置に関する。
【0002】
【従来技術】ポリエチレンテレフタレートのような透明
プラスチックシートを、折り曲げて箱体を製造する場
合、その透明性を損わないでヒートシールすることは困
難である。そこで、のりしろ部に接着剤(とくに溶剤型
接着剤)を適用することが必要となるが、箱体を連続的
に製造するためには、接着剤の適用工程も連続化が必要
となる。ところが、接着剤をのりしろ部のみに適用し、
他の部分には全く接着剤が付着しないようにすることは
極めて困難であり、これが製造工程中のネックとなって
いた。
【0003】
【目的】本発明の目的は、接着剤が被接着部以外の個所
に付着することなく、連続的に接着剤を適用できる装置
を提供する点にある。
【0004】
【構成】すなわち、本発明は、(i)接着剤適用面に向
かって連続的に接着剤を線状に吐出させる手段、(ii)
前記線状に吐出した接着剤を受けとり吸引する手段、お
よび(iii)前記(i)と(ii)の間に被接着部を供給
する手段、よりなることを特徴とする接着剤適用装置に
関する。前記装置においては、図3にモデル的に示すよ
うに、接着剤を循環させる手段を設けることが接着剤の
有効利用の面から好ましい。接着剤タンク53から図示
していないポンプにより配管51を通って送りだされた
接着剤は、注射針のような吐出ノズル部50から線状に
吐出し、被接着部に付着する。被接着部が存在しないと
きは、吸引装置21の吸引口22により吸引され、図示
されていない吸引ポンプにより接着剤タンク53に回収
される。前記接着剤を受けとり吸引する手段は、筒体
(円筒または多角筒)よりなり、一方の先端またはその
近傍に接着剤が線状に飛来するのを受けとるための開口
部を有するものであるが、該筒体がのりしろ部の上に対
向する箱体端部が移送されてくるための案内部材を兼ね
るものとすることが好ましい。
【0005】そのためには、該案内部材21は、図5に
モデル的に示すように、被接着体の進行方向に向かって
わずかに下向きに傾斜させるとよい。この図では、吸引
装置兼案内部材21のための支持部材、被接着体、コン
ベアーベルト、その他の器具は省略し図示されていな
い。なお、傾斜の程度は、被接着体の移送速度などのフ
ァクターによって変化するが、通常1〜5°であること
が好ましい。
【0006】図1に示すような展開図をもつポリエチレ
ンテレフタレートシートを用いて箱体を製造する場合
の、箱体の接着剤が適用されるべき個所であるのりしろ
部7と、それに対向する箱体の一面13とその端部8、
吸引装置21および吐出ノズル50との位置関係の1例
を図4に断面図として示す。
【0007】図4において、吸引装置兼案内部材21
は、中央よりやや箱体の一面13の側に片寄った位置に
設けられている。この理由は、のりしろ部7が箱体の一
面13の下部になるよう、面13とのりしろ部7を案内
する必要があるからである。
【0008】接着剤は、細い線状に吐出ノズル50から
吐出させるため、粘度の低いもの、とくに溶剤型接着剤
が好ましい。吐出ノズルから吐出される線状になった接
着剤の角度は、のりしろ部7の面に対して垂直方向か、
垂直方向を中心として45°以内の範囲で傾斜した角度
であることが好ましい。吐出ノズル50の先端とのりし
ろ部7との間隔は、10〜100mm程度が好ましい。
吐出速度とこれらのファクターを調節することにより、
のりしろ部7に到着した接着剤は、のりしろ部7以外に
全く飛散することなくのりしろ部7に適用され、直ち
に、つぎの圧着工程において箱体の一面13と圧着す
る。
【0009】図4で示すように、のりしろ部7をもつ箱
体の一面16と箱体の他の一面13は、ベルト23と2
4により折り曲げられる。箱体は、ベルト23、24お
よびベルト25、26、27と共同作業により進行方向
に移送される。抑えローラ43を含む抑えローラ32〜
45と吸引装置21、吸引口22の相対的位置関係の1
例を図6に示す。
【0010】図6においては、図4に示す箱体、吐出ノ
ズル50、ベルト23〜30、ベルト支持用コロ28〜
30、コロ支持部材31等は省略してあり、図示されて
いない。本発明は、箱体材料としてポリエチレンテレフ
タレートを挙げて説明したが、他の合成樹脂でも、同様
に使用することができる。
【0011】
【実施例】ポリエチレンテレフタレート(PET)シー
トを図1に示す展開図のとおりに打抜くと共に折れ線を
入れ、通常の製箱システムにより矢印の方向に送りなが
ら、まず、1と3の部分を折り曲げ、ついで2と3の部
分を折り曲げ、同時に5と6の部分を逆方向に折り曲げ
る(図2にその状態図を示す)。ついで、5と6の部分
に溶剤型接着剤を1滴づつ適用した後、折れ線9と11
のところから13と16の部分を内側に折り曲げる(図
3にその状態を示す)。このような折り返しの仕方は、
底部を形成した後でも、箱体を折りたたんでおけるよう
な形の底部を形成するために必要なことである(折れ線
10の個所から2つに折ったのでは、これを開いて箱体
とすることはできない)。このようにして、箱体の底部
が形成されるが、底部形成のための加圧から解放される
と、箱体は合成樹脂シートの反発力により面13と面1
6が水平方向から45〜55°位の角度で起きあがる。
この状態で箱体は、本発明の接着剤適用装置に導入され
る。箱体は、ベルト23と25、24と26に挾まれ、
ベルト27で支えられつつ図3の矢印の方向に運ばれ
る。箱体の面13および面16とのりしろ部7は、吸引
装置兼案内部材21に案内されて再び徐々に折りたたま
れ、面13とのりしろ部7が重なる直前に、吐出ノズル
から吐出されている溶剤型接着剤によりのりしろ部7が
濡らされ、ひきつづいて、面13とのりしろ部7が積層
され、つぎの加圧システム(図示していない)に運ばれ
る。前記接着剤適用装置は、図4〜6に示されている。
図5は、おおよその全体図を側面図的に示したものであ
り、図4は、接着剤を吐出している部分の断面図であ
り、図6は、抑えローラ32〜45と吸引装置兼案内部
材の相対的位置関係を示す概略図である。図4にみられ
るように吸引装置兼案内部材21は、前述のように箱体
の面13および面16とのりしろ部7をゆっくりと折り
たたみ、かつ、面13がのりしろ部7の上側に必ず位置
するように案内する必要があるため、折りたたまれた箱
体の中心線となる箱体の折れ線10よりやや一方に片寄
った位置に設けられており、かつ、進行方向に向かって
ゆっくり傾斜した構造になっている。吐出ノズル50か
ら吐出されつづけている溶剤型接着剤は、のりしろ部7
が存在するときは、のりしろ部7に適用されるが、のり
しろ部7が存在しないときは、そのまま直通で開口部2
2より吸引装置内に入り、回収配管52を通って吸引さ
れ、接着剤タンク53に回収され、供給配管51を通っ
て再び吐出ノズル50に供給される。
【0012】
【効果】本発明により、接着剤が被接着部以外の個所に
付着することなく、連続的に接着剤を適用することがで
きるので、製品の仕上りがよく、作業効率が極めて高
い。本発明により、ポリエチレンテレフタレートのよう
な溶着がうまくできない合成樹脂の連続的接着が可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる箱体の展開図である。
【図2】本発明の装置に適用するため、図1のシートに
第一段目の折りたたみを行った状態を示す。
【図3】本発明の装置に適用するため、図2のシートに
第二段目の折りたたみを行い、本発明の装置に送入され
る状態を示す。
【図4】本発明の接着剤適用装置の1例を示すための横
方向に切った断面図である。
【図5】本発明の接着剤適用装置の1例をモデル的に示
すための縦方向に切った断面図である。
【図6】本発明において、ベルトの傾斜を制御し移送さ
せるための各ローラおよび吸引装置兼案内部材との相互
の位置関係の1例を示すための平面図である。
【符号の説明】
1 箱体の底部を形成する一面 2 箱体の底部を形成する一面 3 箱体の底部を形成する一面 4 箱体の底部を形成する一面 5 箱体の底部を形成する一面 6 箱体の底部を形成する一面 7 箱体の胴体部を形成するための のりしろ部 8 端部 9 折れ線 10 折れ線 11 折れ線 12 折れ線 13 箱体の胴部を形成する一面 14 箱体の胴部を形成する一面 15 箱体の胴部を形成する一面 16 箱体の胴部を形成する一面 21 吸引装置兼案内部材 22 吸引口 23 ベルト 24 ベルト 25 ベルト 26 ベルト 27 ベルト 28 コロ 29 コロ 30 コロ 31 コロ支持部材 32 抑えローラ 33 抑えローラ 34 抑えローラ 35 抑えローラ 36 抑えローラ 37 抑えローラ 38 抑えローラ 39 抑えローラ 40 抑えローラ 41 抑えローラ 42 抑えローラ 43 抑えローラ 44 抑えローラ 45 抑えローラ 50 吐出ノズル 51 供給配管 52 回収配管 53 接着剤タンク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)接着剤適用面に向かって連続的に
    接着剤を線状に吐出させる手段、(ii)前記線状に吐出
    した接着剤を受けとり吸引する手段、および(iii)前
    記(i)と(ii)の間に被接着部を供給する手段、より
    なることを特徴とする接着剤適用装置。
  2. 【請求項2】 接着剤を循環させる手段を併設した請求
    項1記載の接着剤適用装置。
  3. 【請求項3】 前記被接着部が箱体の のりしろ部であ
    る請求項1または2記載の接着剤適用装置。
  4. 【請求項4】 前記接着剤を線状に吐出する手段におい
    て、線状に吐出された接着剤の角度が、被接着部の面に
    対して垂直方向±45°になるように調節されている請
    求項1、2または3記載の接着剤適用装置。
  5. 【請求項5】 前記接着剤を受けとり吸引する手段が筒
    体よりなり一方の先端またはその近傍に接着剤が線状に
    飛来するのを受けとるための開口部を有するものであ
    り、かつ、該筒体がのりしろ部の上に対向する箱体端部
    が移送されてくるための案内部材を兼ねるものである請
    求項1、2、3または4記載の接着剤適用装置。
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