JPH06142276A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JPH06142276A
JPH06142276A JP4299541A JP29954192A JPH06142276A JP H06142276 A JPH06142276 A JP H06142276A JP 4299541 A JP4299541 A JP 4299541A JP 29954192 A JP29954192 A JP 29954192A JP H06142276 A JPH06142276 A JP H06142276A
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switch
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Olympia KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スロットマシンに関し、特にその操作性の改
善と、ゲームの迅速化とが可能である。 【構成】 兼用スイッチ28を設け、クレジットモード
中、前記兼用スイッチ28からの出力信号の入力を条件
に、クレジットメダル計数手段32にクレジット投入信
号を出力し、遊技メダル計数手段31の計数値が最大遊
技メダル枚数(例えば通常ゲーム中は「3」枚)を越え
た後、前記兼用スイッチ28からの出力信号の入力を条
件に、リール駆動制御手段33にスタート信号を出力
し、駆動源50の駆動開始後、前記兼用スイッチ28か
らの出力信号の入力を条件に、前記リール駆動制御手段
33にストップ信号を出力する信号制御手段34を備え
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スロットマシンに関
し、特に兼用スイッチの操作により、クレジットメダル
の投入、回転リールの回転開始、及び回転停止ができる
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンとして
は、複数の回転リールと、これらの回転リールを回転さ
せる駆動源と、メダル投入口から投入された投入メダル
を1枚毎検出し、メダル検出信号を出力する投入メダル
検出手段と、この投入メダル検出手段からのメダル検出
信号にもとづいて、最大遊技メダル枚数、例えば通常ゲ
ーム中は「3」枚を越えない範囲内においては、投入メ
ダルを遊技メダルとして計数するとともに、投入メダル
が最大遊技メダル枚数、すなわち「3」枚を越えて投入
された場合には、クレジットモードと判定し、クレジッ
ト計数信号を出力する遊技メダル計数手段と、クレジッ
ト投入信号を出力するクレジット投入スイッチと、前記
遊技メダル計数手段からのクレジット計数信号にもとづ
いて、最大遊技メダル枚数、すなわち「3」枚を越えて
投入された投入メダルをクレジットメダルとして計数す
るとともに、前記クレジット投入スイッチからのクレジ
ット投入信号にもとづいて、その計数値を減算させ、そ
の減算値を遊技メダル計数手段の計数値に加算させるた
めの加算信号を、前記遊技メダル計数手段に出力するク
レジットメダル計数手段と、スタート信号を出力するス
タートスイッチと、ストップ信号を出力するストップス
イッチと、前記スタートスイッチからのスタート信号の
入力を条件に、駆動源の駆動を開始させるとともに、前
記ストップスイッチからのストップ信号の入力を条件
に、駆動源の駆動を停止させるリール駆動制御手段とを
備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスロットマシンでは、ゲームの進行に伴って、クレジ
ット投入スイッチ、スタートスイッチ、ストップスイッ
チの3個のスイッチを使い分けなければならないので、
それらの操作が面倒で、煩雑であり、又、初心者には複
数のスイッチを使用したスイッチ操作が覚え難く、スイ
ッチ操作に戸惑うことがあるという問題点があった。
【0004】また、スイッチを切り換える際に、現在操
作しているスイッチから一旦、手を離した後、他のスイ
ッチまで手を移動してからでからでなければ、次のスイ
ッチの操作できないので、その分、ゲームの進行が遅れ
るという問題点があった。そこで、請求項1記載の発明
は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、操作性の改善
と、ゲーム進行の迅速化にある。
【0005】特に、請求項2記載の発明は、上記した請
求項1記載の目的に加え、スイッチの1回の操作で、最
大遊技メダル数に等しい数のクレジットメダルを遊技メ
ダルとして機内に投入させることができるようにしたも
のである。また、請求項3記載の発明は、クレジット投
入スイッチを残すことで、該スイッチを使用して、従来
と同様の手順で、クレジットメダルの投入も可能にした
ものである。
【0006】請求項4記載の発明は、スタートスイッチ
を残すことで、該スイッチを使用して、従来と同様の手
順で、回転リールの回転開始ができるようにしたもので
ある。請求項5記載の発明は、ストップスイッチを残す
ことで、該スイッチを使用して、従来と同様の手順で、
回転リールの回転停止ができるようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、兼用スイッチ(28)を設け、クレジットモード中、前
記兼用スイッチ(28)からの出力信号の入力を条件に、ク
レジットメダル計数手段(32)にクレジット投入信号を出
力し、遊技メダル計数手段(31)の計数値が最大遊技メダ
ル枚数(例えば通常ゲーム中は「3」枚)を越えた後、
前記兼用スイッチ(28)からの出力信号の入力を条件に、
リール駆動制御手段(33)にスタート信号を出力し、駆動
源(50)の駆動開始後、前記兼用スイッチ(28)からの出力
信号の入力を条件に、前記リール駆動制御手段(33)にス
トップ信号を出力する信号制御手段(34)を備えたことを
特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、信号制御手段(34)
が、クレジットモード中、兼用スイッチ(28)からの出力
信号の入力を条件に、最大遊技メダル数(例えば「3」
枚)に等しい枚数のクレジットメダルを、クレジットメ
ダル計数手段(32)の計数値から減算させるためのクレジ
ット投入信号をクレジットメダル計数手段(32)に出力す
るようにしたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、クレジットメダル
計数手段(32)にクレジット投入信号を出力するクレジッ
ト投入スイッチ(26)を、兼用スイッチ(28)とは別個に設
けたことを特徴とする。請求項4記載の発明は、リール
駆動制御手段(33)にスタート信号を出力するスタートス
イッチ(25)を、兼用スイッチ(28)とは別個に設けたこと
を特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、リール駆動制御手
段(33)にストップ信号を出力するストップスイッチ(22
〜24)を、兼用スイッチ(28)とは別個に設けたことを特
徴とする。
【0011】
【作用】したがって、請求項1記載の発明によれば、ク
レジットモード中に、兼用スイッチ(28)が操作される
と、その出力信号が信号制御手段(34)に出力される。信
号制御手段(34)は、兼用スイッチ(28)からの出力信号を
入力すると、クレジットメダル計数手段(32)にクレジッ
ト投入信号を出力する。
【0012】クレジットメダル計数手段(32)は、信号制
御手段(34)からのクレジット投入信号を入力すると、該
クレジット投入信号にもとづいて、その計数値を減算さ
せるとともに、遊技メダル計数手段(31)に加算信号を出
力する。遊技メダル計数手段(31)は、クレジットメダル
計数手段(32)からの加算信号を入力すると、該加算信号
にもとづいて、クレジットメダル計数手段(32)の計数値
の減算値に等しい数の遊技メダル数を、遊技メダル計数
手段(31)の計数値に加算させる。
【0013】その後、遊技メダル計数手段(31)の計数値
が最大遊技メダル枚数(例えば「3」枚)を越えた後、
兼用スイッチ(28)が操作されると、その出力信号が信号
制御手段(34)に出力される。信号制御手段(34)は、兼用
スイッチ(28)からの出力信号を入力すると、リール駆動
制御手段(33)にスタート信号を出力する。リール駆動制
御手段(33)は、信号制御手段(34)からのスタート信号を
入力すると、駆動源(50)の駆動を開始させる。駆動源(5
0)の駆動が開始されると、駆動源(50)の駆動力により、
回転リールが回転する。
【0014】その後、回転リールの回転中に、兼用スイ
ッチ(28)が操作されると、その出力信号が信号制御手段
(34)に出力される。信号制御手段(34)は、兼用スイッチ
(28)からの出力信号を入力すると、リール駆動制御手段
(33)にストップ信号を出力する。リール駆動制御手段(3
3)は、信号制御手段(34)からのストップ信号を入力する
と、駆動源(50)の駆動を停止させる。駆動源(50)の駆動
が停止されると、回転リールが停止する。
【0015】請求項2記載の発明によれば、クレジット
モード中に、兼用スイッチ(28)が操作されると、その出
力信号が信号制御手段(34)に出力される。信号制御手段
(34)は、兼用スイッチ(28)からの出力信号を入力する
と、クレジットメダル計数手段(32)にクレジット投入信
号を出力する。クレジットメダル計数手段(32)は、信号
制御手段(34)からのクレジット投入信号を入力すると、
その計数値から最大遊技メダル数(例えば「3」枚)に
等しい枚数の数値を減算させるとともに、遊技メダル計
数手段(31)に加算信号を出力する。
【0016】遊技メダル計数手段(31)は、クレジットメ
ダル計数手段(32)からの加算信号を入力すると、その計
数値に最大遊技メダル数(例えば「3」枚)に等しい枚
数の数値を加算させる。したがって、最大遊技メダル数
(例えば「3」枚)に等しい枚数のクレジットメダル
が、遊技メダルとして投入されたことになる。
【0017】請求項3記載の発明によれば、クレジット
投入スイッチ(26)が操作されると、該スイッチからクレ
ジットメダル計数手段(32)にクレジット投入信号が出力
される。 請求項4記載の発明によれば、スタートスイ
ッチ(25)が操作されると、該スイッチからリール駆動制
御手段(33)にスタート信号が出力される。請求項5記載
の発明によれば、ストップスイッチ(22〜24)が操作され
ると、該スイッチからリール駆動制御手段(33)にストッ
プ信号が出力される。
【0018】
【実施例】図1〜4は、本発明の第1実施例を示すもの
であり、図1はスロットマシンのブロック図、図2はス
ロットマシンの概略正面図、図3はスロットマシンの動
作を説明するためのフローチャート、図5は図4のフロ
ーチャートに連続するフローチャートを各々示す。
【0019】図2中、10はスロットマシンを示すもので
あり、このスロットマシン10の高さのほぼ中央には、方
形の窓部11が形成され、この窓部11内には、複数個、本
実施例では3個の回転リール12〜14がそれぞれ配置され
ている。上記3個の回転リール12〜14は、図2の向かっ
て左側から順に、左回転リール12と、中回転リール13
と、右回転リール14とから構成されている。
【0020】前記窓部11のガラス面には、図2に示すよ
うに、3個の回転リール12〜14の入賞ラインを表示する
計5本のライン15〜19が表示されている。上記ライン15
〜19は、ほぼ水平な中央ライン15と、この中央ラインの
上下に離れて且つ平行に位置する上・下ライン16,17
と、両上・下ライン16,17の対角線状に配置され、中央
で×点状に交わった右上がり斜めライン18と右下がり斜
めライン19とから構成されている。
【0021】前記3個の回転リール12〜14の斜め右下側
には、図2に示すように、メダル投入口20が、又、3個
の回転リール12〜14の左側には、メダル投入口20から投
入されたメダルのクレジット数を表示する7セグメント
の2桁の表示部21が配置されている。また、前記3個の
回転リール12〜14の下側には、図2に示すように、回転
リール12〜14にそれぞれ対応させて、各回転リール12〜
14を個別に停止させるための3個のストップスイッチ22
〜24がそれぞれ配置されている。3個のストップスイッ
チ22〜24は、図2の向かって左側から順に、左ストップ
スイッチ22と、中ストップスイッチ23と、右ストップス
イッチ24とから構成されている。そして、各ストップス
イッチ22〜24が操作されると、各ストップスイッチ22〜
24からそれぞれストップ信号が出力される。
【0022】上記3個のストップスイッチ22〜24の左側
には、図2に示すように、レバー状のスタートスイッチ
25が配置されている。このスタートスイッチ25が操作さ
れると、該スイッチ25からはスタート信号が出力され
る。上記スタートスイッチ25の左側には、図2に示すよ
うに、上下に2個のスイッチ26,27が配置されている。
上段のスイッチ26は、クレジットメダルを投入するため
のクレジット投入スイッチ26である。このクレジット投
入スイッチ26が操作されると、該スイッチ26からはクレ
ジット投入信号が出力される。また、下段のスイッチ27
は、クレジットメダルを精算するための精算スイッチ27
である。
【0023】さらに、スタートスイッチ25の右斜め上方
には、図2に示すように、1個の兼用スイッチ28が配置
されている。この兼用スイッチ28は、例えば押しボタン
スイッチから構成され、この兼用スイッチ28が押される
と、該スイッチ28から出力信号が出力される。一方、ス
ロットマシン10の前面下方には、図2に示すように、形
状が方形の孔で、メダルを外部に排出するメダル排出口
29が設けられている。
【0024】次に、図1を用いてスロットマシン10の制
御回路について説明する。スロットマシン10の制御回路
は、図1に示すように、例えばCPUから構成された中
央制御装置30を中心に構成されている。上記中央制御装
置30の入力側には、図1に示すように、メダル投入口20
(図2)から投入された投入メダルを1枚毎検出し、メ
ダル検出信号を出力するマイクロスイッチ等の投入メダ
ル検出手段40と、クレジットメダルを遊技メダルとして
スロットマシン10の内部に投入するためのクレジット投
入信号を出力する前記クレジット投入スイッチ26(図
2)と、3個の回転リール12〜14の回転を同時に開始さ
せるためのスタート信号を出力する前記スタートスイッ
チ25(図2)と、3個の回転リール12〜14の回転を個別
に停止させるためのストップ信号をそれぞれ出力する前
記3個のストップスイッチ22〜24(図2)と、出力信号
を出力する前記兼用スイッチ28とがそれぞれ接続されて
いる。
【0025】前記中央制御装置30の出力側には、図1に
示すように、3個の回転リール12〜14を個別に回転駆動
させるための、例えば3個のステッピングモータから構
成された駆動源50が接続されている。一方、前記中央制
御装置30は、図1に示すように、投入メダル検出手段40
からのメダル検出信号にもとづいて、最大遊技メダル枚
数、例えば通常ゲーム中は「3」枚を越えない範囲内に
おいて、投入メダルを遊技メダルとして計数するととも
に、投入メダルが最大遊技メダル枚数、すなわち「3」
枚を越えて投入された場合には、クレジットモードと判
定し、クレジット計数信号を出力する遊技メダル計数手
段31と、この遊技メダル計数手段31からのクレジット計
数信号にもとづいて、最大遊技メダル枚数、すなわち
「3」枚を越えて投入された投入メダルをクレジットメ
ダルとして計数するとともに、前記クレジット投入スイ
ッチ26からのクレジット投入信号にもとづいて、その計
数値を減算させ、その減算値に等しい数の遊技メダル数
を、遊技メダル計数手段31の計数値に加算させるための
加算信号を遊技メダル計数手段31に出力するクレジット
メダル計数手段32と、前記スタートスイッチ25からのス
タート信号の入力を条件に、駆動源50の駆動を開始させ
るとともに、前記ストップスイッチ22〜24からのストッ
プ信号の入力を条件に、駆動源50の駆動を停止させるリ
ール駆動制御手段33とを備えている。
【0026】なお、最大遊技メダル数は、例えば通常ゲ
ーム中は「3」枚としたが、それ以外に例えばボーナス
ゲーム中は「1」枚であるし、それ以外の枚数でもよ
い。また、クレジットメダル数の最大値は、例えば50
枚に設定されているが、それ以外の枚数でもよい。さら
に、前記中央制御装置30には、図1に示すように、クレ
ジットモード中、前記兼用スイッチ28からの出力信号の
入力を条件に、前記クレジットメダル計数手段32にクレ
ジット投入信号を出力し、遊技メダル計数手段31の計数
値が最大遊技メダル枚数、すなわち「3」枚を越えた
後、前記兼用スイッチ28からの出力信号の入力を条件
に、前記リール駆動制御手段33にスタート信号を出力
し、駆動源50の駆動開始後、前記兼用スイッチ28からの
出力信号の入力を条件に、前記リール駆動制御手段33に
ストップ信号を出力する信号制御手段34とを備えてい
る。
【0027】したがって、クレジットメダル計数手段32
は、図1に示すように、クレジット投入スイッチ26、又
は信号制御手段34からのいずれか一方のクレジット投入
信号によって作動する。本実施例では、クレジット投入
スイッチ26からのクレジット投入信号と、信号制御手段
34からのクレジット投入信号との両信号の価値に差異を
設けている。
【0028】すなわち、クレジット投入スイッチ26から
のクレジット投入信号を入力すると、クレジットメダル
計数手段32は、その計数値から「1」を減算させ、その
減算値の「1」に等しい数の遊技メダル数を、遊技メダ
ル計数手段31の計数値に加算させるための加算信号を遊
技メダル計数手段31に出力する。このため、遊技メダル
計数手段31の計数値に「1」が加算され、結果として
は、クレジット投入スイッチ26が1回操作されると、
「1」枚のクレジットメダルが遊技メダルとして投入さ
れる。
【0029】これに対し、信号制御手段34からのクレジ
ット投入信号を入力すると、クレジットメダル計数手段
32は、その計数値から最大遊技メダル枚数、すなわち
「3」を減算させ、その減算値の「3」に等しい数の遊
技メダル数を、遊技メダル計数手段31の計数値に加算さ
せるための加算信号を遊技メダル計数手段31に出力す
る。このため、遊技メダル計数手段31の計数値に「3」
が加算され、結果としては、兼用スイッチ28が1回操作
されると、最大遊技メダル枚数、すなわち「3」枚のク
レジットメダルが遊技メダルとして投入される。
【0030】なお、最大遊技メダル枚数は、例えばボー
ナスゲーム中は「1」枚であるので、その際には、結果
としては、兼用スイッチ28が1回操作されると、最大遊
技メダル枚数、すなわち「1」枚のクレジットメダルが
遊技メダルとして投入される。勿論、クレジット投入ス
イッチ26からのクレジット投入信号と、信号制御手段34
からのクレジット投入信号との両信号の価値を等しく設
定してもよい。
【0031】又、リール駆動制御手段33は、図1に示す
ように、スタートスイッチ25、又は信号制御手段34から
のいずれか一方のスタート信号によって作動する。すな
わち、スタートスイッチ25、又は信号制御手段34からの
いずれか一方のスタート信号を入力すると、リール駆動
制御手段33は、駆動源50の駆動を開始させ、その結果、
3個の回転リール12〜14が同時に回転を開始する。
【0032】さらに、リール駆動制御手段33は、図1に
示すように、ストップスイッチ22〜24、又は信号制御手
段34からのいずれか一方のストップ信号によって作動す
る。すなわち、3個のストップスイッチ22〜24のうち、
いずれか1個のストップスイッチ22〜24が操作される
と、当該操作された1個のストップスイッチ22〜24から
のスタート信号が、リール駆動制御手段33に送出され
る。リール駆動制御手段33は、当該操作された1個のス
トップスイッチ22〜24からのスタート信号を入力する
と、当該操作された1個のストップスイッチ22〜24に対
応して回転リール12〜14の駆動源50の駆動を停止させ
る。例えば、図2に示すように、左ストップスイッチ22
が操作されると左回転リール12が、中ストップスイッチ
23が操作されると中回転リール13が、右ストップスイッ
チ24が操作されると右回転リール14がそれぞれ停止す
る。
【0033】これに対し、信号制御手段34からのストッ
プ信号を入力すると、リール駆動制御手段33は、3個の
回転リール12〜14に対応した駆動源50の駆動を順次停止
させる。例えば、兼用スイッチ28が操作されると、左回
転リール12、中回転リール13、右回転リール14の順で順
次停止する。なお、回転リール12〜14の停止順序は、左
回転リール12、中回転リール13、右回転リール14の順に
限らず、逆に右回転リール14、中回転リール13、左回転
リール12の順で停止させてもよく、順序は任意に設定で
きるばかりでなく、3個の回転リール12〜14を同時に停
止させてもよい。さらに、停止間隔も自由に設定可能で
ある。
【0034】又、ストップスイッチ22〜24と兼用スイッ
チ28とを併用することも可能である。例えば、左ストッ
プスイッチ22を操作して、左回転リール12だけを停止さ
せておき、残る2個の中回転リール13と右回転リール14
とを、兼用スイッチ28を操作することで、停止させても
よい。つぎに、本実施例におけるスロットマシン10の動
作を、図3,4に示したフローチャートにもとづいて以
下に説明する。
【0035】まず、図3に示すフローチャートは、クレ
ジットメダルの投入と、回転リール12〜14の回転開始ま
でのステップ60〜69を示す。図3のステップ60において
は、クレジットメダルの有るか否かの判定が行われる。
この判定は、図1に示すように、中央制御装置30におい
て行われ、そのクレジットメダル計数手段32の計数値に
より、クレジットメダルの有無が判定される。すなわ
ち、クレジットメダル計数手段32の計数値が「1」以上
で有れば、クレジットメダルが「有」と判定され、
「1」未満であるならば「無」と判定される。
【0036】上記ステップ60において、クレジットメダ
ルが有りと判定された場合には、図3に示すように、ス
テップ61に進む。このステップ61においては、兼用スイ
ッチ28がオンされたか否かが判定される。この判定は、
図1に示すように、中央制御装置30において行われ、そ
の信号制御手段34で監視されている。上記ステップ61に
おいて、兼用スイッチ28がオンとされたと判定された場
合には、図3に示すように、ステップ62に進む。このス
テップ62においては、クレジットメダルが1枚だけ遊技
メダルに移行される。
【0037】すなわち、クレジットモード中は、図1に
示すように、兼用スイッチ28から出力信号が信号制御手
段34に出力されると、信号制御手段34からクレジットメ
ダル計数手段32にクレジット投入信号が出力される。信
号制御手段34からのクレジット投入信号を入力すると、
クレジットメダル計数手段32は、その計数値から「1」
を減算させ、遊技メダル計数手段31に遊技メダル投入信
号を出力する。遊技メダル計数手段31は、遊技メダル投
入信号を入力すると、その計数値に「1」を加算させ
る。その結果、兼用スイッチ28が操作されると、「1」
枚のクレジットメダルが遊技メダルとして投入される。
【0038】上記ステップ62の処理終了後、図3に示す
ように、ステップ63に進む。このステップ63において
は、遊技メダル数が上限値か否かの判定が行われる。こ
の判定は中央制御装置30において行われ、その遊技メダ
ル計数手段31の計数値により、遊技メダル数が上限値か
否かが判定される。例えば、遊技メダル数の上限値は、
最大遊技メダル枚数、例えば通常ゲーム中は「3」枚に
設定されている。このため、遊技メダル計数手段31の計
数値が「3」であれば、遊技メダル数が上限値に達した
ものと判定され、「3」未満であるならば上限値に達し
ていないものと判定される。
【0039】上記ステップ63において、遊技メダル数が
上限値に達していないと判定された場合には、図3に示
すように、ステップ64に進む。このステップ64において
は、再度、クレジットメダルが有るか否かの判定が行わ
れる。上記ステップ64において、クレジットメダルが有
りと判定された場合には、図3に示すように、ステップ
62に戻る。
【0040】したがって、兼用スイッチ28が操作される
と、遊技メダル数が上限値に達するまで、クレジットメ
ダルが遊技メダルとして投入される。例えば、遊技メダ
ルの投入枚数が「0」で、クレジットメダルが「3」枚
有れば、「3」枚の遊技メダルが投入される。これに対
し、遊技メダルがすでに「1」の投入されていれば、ク
レジットメダルが「3」枚有っても、「2」枚の遊技メ
ダルしか投入されない。また、遊技メダルの投入枚数が
「0」であっても、クレジットメダルが「2」枚しかな
ければ、「2」枚の遊技メダルしか投入されない。
【0041】上記ステップ64において、クレジットメダ
ルが無しと判定された場合には、図3に示すように、ス
テップ65に進む。同様に、先のステップ60において、ク
レジットメダルが無しと判定された場合にも、ステップ
65に進む。また、先のステップ63において、遊技メダル
数が上限値に達したと判定された場合にも、同様にステ
ップ65に進む。
【0042】上記ステップ65では、遊技メダルが有るか
否かが判定される。この判定は、図1に示すように、中
央制御装置30において行われ、その遊技メダル計数手段
31の計数値により、遊技メダルが有るか否かが判定され
る。すなわち、遊技メダル計数手段31の計数値が「1」
以上で有れば、遊技メダルが「有」と判断され、「1」
未満であるならば「無」と判定される。
【0043】上記ステップ65において、遊技メダルが有
りと判定された場合には、図3に示すように、ステップ
66に進む。このステップ66においては、スタートスイッ
チ25がオンとされたか否かが判定される。この判定は、
図1に示すように、中央制御装置30において行われる。
上記ステップ66において、スタートスイッチ25がオンと
されたと判定された場合には、図3に示すように、ステ
ップ67に進み、3個の回転リール12〜14の回転開始の処
理が行われる。
【0044】すなわち、スタートスイッチ25がオンとさ
れると、スタートスイッチ25からリール駆動制御手段33
にスタート信号が出力される。リール駆動制御手段33
は、スタート信号を入力すると、駆動源50の駆動を開始
させ、その結果、3個の回転リール12〜14が同時に回転
を開始する。上記ステップ67の処理終了後、図4に示す
フローチャートに進むが、先に図3の説明を続ける。
【0045】先のステップ61において、兼用スイッチ28
がオンとされないと判定された場合には、図3に示すよ
うに、以下のステップ68〜70に進む。以下のステップ68
〜70は、クレジット投入スイッチ26の操作を有効化させ
るためのステップである。まず、図3に示すように、ス
テップ61からステップ68に進む。このステップ68におい
て、クレジット投入スイッチ26がオンとされたか否かが
判定される。この判定は、図1に示すように、中央制御
装置30において行われる。
【0046】上記ステップ68において、クレジット投入
スイッチ26がオンとされたと判定された場合には、ステ
ップ68に進む。このステップ67においては、遊技メダル
数が上限値か否かの判定が行われる。この判定は中央制
御装置30において行われる。上記ステップ68において、
遊技メダル数が上限値に達していると判定された場合に
は、図3に示すように、ステップ69に進む。
【0047】これに対し、ステップ69において、遊技メ
ダル数が上限値に達していないと判定された場合には、
図3に示すように、ステップ70に進む。このステップ70
においては、クレジットメダルが1枚だけ遊技メダルに
移行される。すなわち、クレジットメダル計数手段32
は、図1に示すように、クレジット投入スイッチ26から
のクレジット投入信号を入力すると、その計数値から
「1」を減算させるとともに、遊技メダル計数手段31に
遊技メダル投入信号を出力する。遊技メダル計数手段31
は、遊技メダル投入信号を入力すると、その計数値に
「1」を加算させる。その結果、クレジット投入スイッ
チ26が1回操作されると、「1」枚のクレジットメダル
が遊技メダルとして投入される。
【0048】上記ステップ70の処理終了後、図3に示す
ように、ステップ65に進む。一方、先のステップ66にお
いて、スタートスイッチ25がオンとされされていないと
判定された場合には、図3に示すように、以下のステッ
プ71〜73に進む。以下のステップ71〜73は、兼用スイッ
チ28の操作を有効化させるためのステップである。
【0049】まず、図3に示すように、ステップ66から
ステップ71に進む。このステップ64においては、兼用ス
イッチ28がオンとされたか否かが判定される。この判定
は、図1に示すように、中央制御装置30において行わ
れ、その信号制御手段34で監視されている。上記ステッ
プ71において、兼用スイッチ28がオンとされたと判定さ
れた場合には、図3に示すように、ステップ72に進む。
このステップ72においては、遊技メダル数が上限値か否
かの判定が行われる。
【0050】上記ステップ72において、遊技メダル数が
上限値に達していると判定された場合には、図3に示す
ように、ステップ73に進む。このステップ73において
は、クレジットメダルが有るか否かの判定が行われる。
上記ステップ73において、クレジットメダルが有りと判
定された場合には、図3に示すように、図4に示すフロ
ーチャートに進む。
【0051】これに対し、ステップ73において、クレジ
ットメダルが無しと判定された場合には、図3に示すよ
うに、ステップ67に進む。したがって、遊技メダルが上
限値に達していなくとも、クレジットメダルが無くなれ
ば、それ以後、兼用スイッチ28が操作されると、回転リ
ール12〜14の回転が開始される。例えば、クレジットメ
ダルが「2」枚しかなければ、先のステップ61におい
て、兼用スイッチ28がオンとされると、その結果、
「2」枚のクレジットメダルが遊技メダルとして投入さ
れる。その後、ステップ71において、兼用スイッチ28が
オンとされると、その結果、回転リール12〜14の回転が
開始される。
【0052】一方、ステップ71において、兼用スイッチ
28がオンとされていないと判断された場合には、図3に
示すように、図4に示すフローチャートに進む。つぎ
に、図4に示すフローチャートは、回転リール12〜14の
回転停止までのステップ74〜89を示す。まず、ステップ
74において、図4に示すように、何れかの回転リール12
〜14が回転をしているか否かが判定される。この判定
は、図1に示した中央制御装置30において行われ、リー
ル駆動制御手段34により回転リール12〜14の回転の有無
が判定される。
【0053】上記ステップ74において、何れかの回転リ
ール12〜14が回転していると判定された場合には、図4
に示すように、ステップ75に進む。このステップ75にお
いては、左ストップスイッチ22がオンとされたか否かが
判定される。この判定も中央制御装置30において行われ
る。上記ステップ75において、左ストップスイッチ22が
オンとされていないと判定された場合には、図4に示す
ように、ステップ76に進む。このステップ76において
は、中ストップスイッチ23がオンとされたか否かが判定
される。この判定も中央制御装置30において行われる。
【0054】上記ステップ76において、中ストップスイ
ッチ23がオンとされていないと判定された場合には、図
4に示すように、ステップ77に進む。このステップ77に
おいては、右ストップスイッチ24がオンとされたか否か
が判定される。この判定も中央制御装置30において行わ
れる。上記ステップ77において、右ストップスイッチ24
がオンとされていないと判定された場合には、図4に示
すように、ステップ78に進む。このステップ78において
は、兼用スイッチ28がオンとされたか否かが判定され
る。この判定も中央制御装置30において行われ、その信
号制御手段34で監視されている。
【0055】上記ステップ78において、兼用スイッチ28
がオンとされていないと判定された場合には、図4に示
すように、当該ループを抜ける。一方、先のステップ74
において、全ての回転リール12〜14の回転が停止してい
ると判定された場合にも、図4に示すように、同様に当
該ループを抜ける。また、先のステップ75〜77におい
て、ストップスイッチ22〜24の何れかがオンされたと判
定された場合には、ステップ79〜84に進み、対応する各
回転リール12〜14の回転がそれぞれ停止される。
【0056】先ず、先のステップ75において、左ストッ
プスイッチ22がオンとされたと判定された場合には、図
4に示すように、ステップ79に進む。このステップ79に
おいては、左回転リール12が回転中であるか否かが判定
される。この判定は中央制御装置30において行われる。
上記ステップ79において、左回転リール12が回転中であ
ると判定された場合には、図4に示すように、ステップ
80に進む。このステップ80においては、左回転リール12
の回転が停止される。
【0057】すなわち、左ストップスイッチ22がオンさ
れると、図1に示すように、当該ストップ信号がリール
駆動制御手段34に出力される。リール駆動制御手段34
は、左ストップスイッチ22からのストップ信号を入力す
ると、当該駆動源50の駆動を停止させ、左回転リール12
の回転を停止させる。上記ステップ80の終了後は、図4
に示すように、先に説明したステップ78に進む。
【0058】一方、先のステップ79において、左回転リ
ール12が回転中でない、すなわち既に停止していると判
定された場合には、図4に示すように、ステップ78に直
接、進む。また、先のステップ76において、中ストップ
スイッチ23がオンとされたと判定された場合には、図4
に示すように、ステップ81に進む。このステップ81にお
いては、中回転リール13が回転中であるか否かが判定さ
れる。この判定は中央制御装置30において行われる。
【0059】上記ステップ81において、中回転リール13
が回転中である判定された場合には、図4に示すよう
に、ステップ82に進む。このステップ82においては、中
回転リール13の回転が停止される。すなわち、中ストッ
プスイッチ23がオンされると、図1に示すように、当該
ストップ信号がリール駆動制御手段34に出力される。リ
ール駆動制御手段34は、中ストップスイッチ23からのス
トップ信号を入力すると、当該駆動源50の駆動を停止さ
せ、中回転リール13の回転を停止させる。
【0060】一方、先のステップ81において、中回転リ
ール13が回転中でない、すなわち既に停止していると判
定された場合には、図4に示すように、ステップ78に直
接、進む。さらに、先のステップ77において、右ストッ
プスイッチ24がオンとされた判定された場合には、図4
に示すように、ステップ83に進む。このステップ83にお
いては、右回転リール14が回転中であるか否かが判定さ
れる。この判定も中央制御装置30において行われる。上
記ステップ83において、右回転リール14が回転中である
と判定された場合には、図4に示すように、ステップ84
に進む。このステップ84においては、右回転リール14の
回転が停止される。
【0061】すなわち、右ストップスイッチ24がオンさ
れると、図1に示すように、当該ストップ信号がリール
駆動制御手段34に出力される。リール駆動制御手段34
は、右ストップスイッチ24からのストップ信号を入力す
ると、当該駆動源50の駆動を停止させ、右回転リール14
の回転を停止させる。一方、先のステップ83において、
右回転リール14が回転中でない、すなわち既に停止して
いると判定された場合には、図4に示すように、ステッ
プ78に直接、進む。
【0062】上述したように、ステップ74〜77及びステ
ップ79〜84は、3個の各ストップスイッチ22〜24の操作
を有効化するためのステップである。一方、先のステッ
プ78において、兼用スイッチ28がオンとされたと判定さ
れた場合には、図4に示すように、ステップ85〜89に進
むが、当該各ステップ85〜89は、3個の回転リール12〜
14の何れかが回転している状態で、兼用スイッチ28が操
作された場合に、各回転リール12〜14の回転を停止させ
るためのステップである。
【0063】先ず、ステップ78において、兼用スイッチ
28がオンとされたと判定された場合には、図4に示すよ
うに、ステップ85に進む。このステップ85においては、
左回転リール12が回転中であるか否かが判定される。こ
の判定も中央制御装置30において行われる。上記ステッ
プ85において、左回転リール12が回転中であると判定さ
れた場合には、図4に示すように、ステップ86に進む。
このステップ86においては、左回転リール12の回転が停
止される。
【0064】すなわち、駆動源50の駆動開始後、図1に
示すように、兼用スイッチ28から出力信号が信号制御手
段34に出力されると、信号制御手段34からリール駆動制
御手段33にストップ信号が出力される。信号制御手段34
からのストップ信号を入力すると、リール駆動制御手段
33は、3個の回転リール12〜14に対応した駆動源50の駆
動を順次停止させる。本ステップ86では、左回転リール
12の駆動源50の駆動を停止させ、当該左回転リール12の
回転をまず停止させる。
【0065】上記ステップ86の終了後は、図4に示すよ
うに、当該ループを一旦、抜ける。一方、先のステップ
85において、左回転リール12が回転中でない、すなわち
既に停止していると判定された場合には、図4に示すよ
うに、ステップ87に進む。このステップ87においては、
中回転リール13が回転中であるか否かが判定される。こ
の判定も中央制御装置30において行われる。
【0066】上記ステップ87において、中回転リール13
が回転中であると判定された場合には、図4に示すよう
に、ステップ88に進む。このステップ88においては、中
回転リール13の回転が停止される。すなわち、本ステッ
プ88では、既に入力されているストップ信号にもとづい
て、リール駆動制御手段34は、中回転リール13の駆動源
50の駆動を停止させ、当該中回転リール13の回転をつぎ
に停止させる。
【0067】上記ステップ88の終了後は、図4に示すよ
うに、当該ループを一旦、抜ける。一方、先のステップ
87において、中回転リール13が回転中でない、すなわち
既に停止していると判定された場合には、図4に示すよ
うに、ステップ89に進む。このステップ89においては、
右回転リール14の回転が停止される。すなわち、本ステ
ップ89では、既に入力されているストップ信号にもとづ
いて、リール駆動制御手段34は、右回転リール14の駆動
源50の駆動を停止させ、当該右回転リール14の回転を最
後に停止させる。
【0068】上述したようにステップ85〜89では、回転
リール12〜14の回転中に、兼用スイッチ28が操作される
と、左回転リール12、中回転リール13、右回転リール14
の順で、3個の回転リール12〜14の回転を全て停止させ
る。なお、図面に示した実施例では、左回転リール12、
中回転リール13、右回転リール14の順で、3個の回転リ
ール12〜14の回転を全て停止させたが、この順序は実施
例の順序に限定されず、逆に右回転リール14、中回転リ
ール13、左回転リール12の順で停止させてもよく、停止
順序は任意に設定可能である。3個の回転リール12〜14
を順次停止させる場合には、その停止間隔も任意に設定
可能である。また、3個の回転リール12〜14を同時に停
止させてもよいし、あるいは兼用スイッチ28の1回の操
作毎に、予め設定された任意に1個の回転リール12〜14
を順次停止させてもよい。
【0069】一方、図5は、本発明の他の実施例を示す
ものであり、同図はスロットマシンの概略正面図を示
す。本実施例の特徴は、スロットマシン10の正面パネル
に、3個の回転リール12〜14の停止順序を設定できる設
定スイッチ90〜95を設けた点にある。すなわち、上記設
定スイッチ90〜95は、図4に示すように、6個の押しボ
タンスイッチから構成され、縦に3個、横に2列配置さ
れている。
【0070】各設定スイッチ90〜95のうち、まず、上段
の向かって左側の設定スイッチ90が操作されると、左回
転リール12、中回転リール13、右回転リール14の順で停
止する。上段の向かって右側の設定スイッチ91が操作さ
れると、左回転リール12、右回転リール14、中回転リー
ル13の順で停止する。また、中段の向かって左側の設定
スイッチ92が操作されると、中回転リール13、左回転リ
ール12、右回転リール14の順で停止する。中段の向かっ
て右側の設定スイッチ93が操作されると、中回転リール
13、右回転リール14、左回転リール12の順で停止する。
【0071】さらに、下段の向かって左側の設定スイッ
チ94が操作されると、右回転リール14、左回転リール1
2、中回転リール13の順で停止する。下段の向かって右
側の設定スイッチ95が操作されると、右回転リール14、
中回転リール13、左回転リール12の順で停止する。本実
施例によれば、回転リール12〜14の停止順序を自由に変
更することができる。
【0072】なお、本実施例では、設定スイッチ90〜95
に6個の押しボタンスイッチを使用したが、これに限ら
ず、スイッチの数を減らしたり、あるいはスライドスイ
ッチやロータリースイッチを使用してもよい。また、設
定スイッチ90〜95の位置は、スロットマシン10の正面パ
ネルであればよく、図面に示した位置に限定されない。
【0073】また、図面に示した両実施例では、兼用ス
イッチ28に、押しボタンスイッチを使用したが、これに
限らず、スライドスイッチや、多接点スイッチを利用し
てもよい。
【0074】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、操作性の改善と、ゲーム進行の迅
速化を図ることができる。
【0075】請求項2記載の発明によれば、兼用スイッ
チの1回の操作で、最大遊技メダル数に等しい数のクレ
ジットメダルを遊技メダルとして機内に投入させことが
できるので、一層の操作性の改善と、ゲーム進行の迅速
化を図ることができる。。請求項3記載の発明によれ
ば、クレジット投入スイッチを残すことで、該スイッチ
を使用して、従来と同様の手順で、クレジットメダルの
投入ができるので、クレジットメダルの投入に際して、
遊技者が戸惑うことが無いようにできる。
【0076】請求項4記載の発明によれば、スタートス
イッチを残すことで、該スイッチを使用して、従来と同
様の手順で、回転リールの回転開始ができるので、回転
リールのスタートに際して、遊技者が戸惑うことが無い
ようにできる。請求項5記載の発明は、ストップスイッ
チを残すことで、該スイッチを使用して、従来と同様の
手順で、回転リールの回転停止ができるので、回転リー
ルのストップに際して、遊技者が戸惑うことが無いよう
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すものであり、スロッ
トマシンのブロック図である。
【図2】同スロットマシンの概略正面図である。
【図3】同スロットマシンの動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】図3のフローチャートに連続するフローチャー
トである。
【図5】本発明の他の実施例を示すものであり、スロッ
トマシンの概略正面図である。
【符号の説明】
10 スロットマシン 11 窓部 12〜14 回転リール 15〜19 賞ラ
イン 20 メダル投入口 21 表示
部 22〜24 ストップスイッチ 25 スタ
ートスイッチ 26 クレジット投入スイッチ 26 清算
スイッチ 28 兼用スイッチ 29 メダ
ル排出口 30 中央制御装置 31 遊技
メダル計数手段 32 クレジットメダル計数手段 33 リー
ル駆動制御手段 34 信号制御手段 40 投入
メダル検出手段 50 駆動源 90〜95 設定
スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回転リールと、これらの回転リー
    ルを回転させる駆動源と、メダル投入口から投入された
    投入メダルを1枚毎検出し、メダル検出信号を出力する
    投入メダル検出手段と、この投入メダル検出手段からの
    メダル検出信号にもとづいて、最大遊技メダル枚数を越
    えない範囲内においては、投入メダルを遊技メダルとし
    て計数するとともに、投入メダルが最大遊技メダル枚数
    を越えて投入された場合には、クレジットモードと判定
    し、クレジット計数信号を出力する遊技メダル計数手段
    と、この遊技メダル計数手段からのクレジット計数信号
    にもとづいて、最大遊技メダル枚数を越えて投入された
    投入メダルをクレジットメダルとして計数するととも
    に、クレジット投入信号にもとづいて、その計数値を減
    算させ、その減算値に等しい数の遊技メダル数を、遊技
    メダル計数手段の計数値に加算させるための加算信号を
    遊技メダル計数手段に出力するクレジットメダル計数手
    段と、スタート信号の入力を条件に、駆動源の駆動を開
    始させるとともに、ストップ信号の入力を条件に、駆動
    源の駆動を停止させるリール駆動制御手段とを備えたス
    ロットマシンにおいて、 上記スロットマシンには、兼用スイッチを設け、前記ク
    レジットモード中、前記兼用スイッチからの出力信号の
    入力を条件に、前記クレジットメダル計数手段にクレジ
    ット投入信号を出力し、遊技メダル計数手段の計数値が
    最大遊技メダル枚数を越えた後、前記兼用スイッチから
    の出力信号の入力を条件に、前記リール駆動制御手段に
    スタート信号を出力し、駆動源の駆動開始後、前記兼用
    スイッチからの出力信号の入力を条件に、前記リール駆
    動制御手段にストップ信号を出力する信号制御手段を備
    えたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 信号制御手段は、クレジットモード中、
    兼用スイッチからの出力信号の入力を条件に、最大遊技
    メダル数に等しい枚数のクレジットメダルを、クレジッ
    トメダル計数手段の計数値から減算させるためのクレジ
    ット投入信号をクレジットメダル計数手段に出力するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のスロットマシ
    ン。
  3. 【請求項3】 クレジットメダル計数手段にクレジット
    投入信号を出力するクレジット投入スイッチを、兼用ス
    イッチとは別個に設けたことを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載のスロットマシン。
  4. 【請求項4】 リール駆動制御手段にスタート信号を出
    力するスタートスイッチを、兼用スイッチとは別個に設
    けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスロ
    ットマシン。
  5. 【請求項5】 リール駆動制御手段にストップ信号を出
    力するストップスイッチを、兼用スイッチとは別個に設
    けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスロ
    ットマシン。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004073591A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Kita Denshi Corp スロットマシン
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JP2008206733A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Olympia:Kk 押下スイッチ
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WO2023112104A1 (ja) * 2021-12-13 2023-06-22 サミー株式会社 ゲーミングマシン

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