JPH06142004A - ユニットバスコア断熱床構造 - Google Patents

ユニットバスコア断熱床構造

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JPH06142004A
JPH06142004A JP4301014A JP30101492A JPH06142004A JP H06142004 A JPH06142004 A JP H06142004A JP 4301014 A JP4301014 A JP 4301014A JP 30101492 A JP30101492 A JP 30101492A JP H06142004 A JPH06142004 A JP H06142004A
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JP
Japan
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bathtub
floor
floor panel
unit bath
bathroom
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JP4301014A
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Kenji Katsuta
健嗣 勝田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽の保温効率を向上させると共に、浴室内
へのすき間風の侵入を防止出来、しかも作業効率が良好
なユニットバスコア断熱床構造を提供することにある。 【構成】 浴槽15の下方で浴室床14よりも下方に
は、支持部18が形成されている。この支持部18上に
は、前記浴槽15を載置する浴槽床パネル19が配設さ
れている。そして、この浴槽床パネル19と浴槽床14
の開口16周縁部との間には、前記浴室内外を遮断する
遮蔽部材としての板材39が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に洗い場と浴槽等
が一体のユニットバスコアにおける断熱床構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のユニットバスコア構造としては、
図6及び図7に示すようなものが知られている。
【0003】すなわち、このユニットバスでは、ユニッ
トバスコア床面1上に洗い場ユニット2が載置されると
共に、このユニットバスコア床面1の一部に浴槽挿入用
開口3が形成され、浴槽本体4の底部5がこの浴槽挿入
用開口3に挿入されている。
【0004】浴槽本体4の底部5は、複数の束部6,
…、ドレンタイト7,…等によって下方から支持されて
いる。そしてこの底部5の周囲には、断熱用ブロック8
が配設されて、浴槽本体4の保温効率を向上させるよう
にしている。
【0005】この種のユニットバスコア構造としては、
例えば実開昭61−18086号、実開昭61−180
87号、又は実開昭61−18088号公報等に記載さ
れているようなものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記のような
従来のユニットバスコア構造では、給水配管9,9及び
排水管10等を浴槽本体4の底部5に接続するため、基
礎部11又は前記断熱用ブロック8に作業用開口を設け
なければならない。このため、浴槽本体4の保温効率が
低下すると共に、浴室内にすき間風が侵入する虞があ
る。
【0007】そこで本発明の目的は、浴槽の保温効率を
向上させると共に、浴室内へのすき間風の侵入を防止で
きるユニットバスコア断熱床構造を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明は、浴室床には浴槽が略挿入可能な開口が形成
され、前記浴室床よりも下方に形成される支持部上に、
前記浴槽が載置される浴槽床パネルを配設すると共に、
該浴槽床パネルと前記開口周縁部との間には、前記浴室
内外を遮断する遮蔽部材を配設したユニットバスコア断
熱床構造を特徴としている。
【0009】
【作 用】前記のように構成されたユニットバスコア断
熱床構造では、浴槽床パネルと開口周縁部との間に、浴
室内外を遮断する遮蔽部材が配設されているため、浴槽
の周囲から熱が逃げず、保温効率が良好であると共に、
浴槽床パネルと開口周縁部との間からすき間風が浴室内
に侵入することはない。
【0010】
【実施例】図1ないし図5はこの発明の一実施例を示す
ものである。従来例と同一均等な部材には同一符号を付
して説明する。
【0011】この一実施例のユニットバスコア断熱床構
造は、基礎部12上にユニットバスコア13が載置され
ている。このユニットバスコア13内の浴室床14には
浴槽15が略挿入可能な開口16が形成されている。そ
してこの開口16に浴槽15の底部17が挿入されて、
浴槽15全体の高さを下げ、浴槽15の縁部が低くなる
ように構成されている。
【0012】前記浴槽15の下方で浴室床14よりも下
方には、支持部18が形成されている。この支持部18
上には、前記浴槽15を載置する浴槽床パネル19が配
設されている。
【0013】そして、この浴槽床パネル19上には、断
熱材21ないし24が配設されると共に、浴槽床パネル
19と前記開口16の周縁部20との間に配設された遮
蔽部材としての板材39,39,40等で浴室内外が遮
蔽されている。
【0014】次に、このユニットバスコア断熱床構造を
施工手順に従って更に詳しく説明する。まず、図2に示
すように基礎部12内側には、前記支持部18を構成す
る複数の束石25,…が埋設され、この束石25,…上
には、束26,…が載置される。また、支持部18の一
部である大引き27も複数の桟材を釘によってサブ組み
する事によって形成される。基礎部12には、上端から
一定位置に墨出しライン28が描かれている。この墨出
しライン28上に前記大引き27の上端を合わせるよう
に束26,…を移動して水平に調整し、位置決めを行な
う。位置決め後、図3に示すようにコンクリート釘2
9,…で、この大引き27を基礎部12に固定する。
【0015】そして、この大引き27上には、図4に示
すように前記浴槽床パネル19が載置され、釘で固定さ
れる。この浴槽床パネル19には、給水管用孔30及び
排水管用孔31が形成されている。また、この浴槽床パ
ネル19上面には、コ字状に角材32ないし34が配設
されている。
【0016】また、前記浴室床14の開口周縁部21に
は、主に図1に示すように、角材38が配設されてい
る。そして、この角材38及び前記角材32ないし34
に当接するように板材39,39,40が配設され、釘
により固着される。
【0017】浴槽床パネル19上には、前記浴槽15の
底部17に当接し、支持するドレンタイト35ないし3
7が配設されている。そして、この浴槽床パネル19上
には、前記板材39,39,40に端部を対向させて前
記断熱材21ないし24が配設されている。この断熱材
21ないし24は、前記浴槽床パネル19及び開口16
の周縁部20との間隙と略同じ厚さを有すると共に、前
記ドレンタイト35ないし37を避けて組み合わされる
ような形状に形成されている。
【0018】浴槽15載置後、図示しない給配水管が前
記浴槽床パネル19の下側から前記給水管用孔30,3
0及び排水管用孔31を介して挿入され、浴槽15に接
続されて配設される。
【0019】このように構成されたユニットバスコア断
熱床構造では、浴槽床パネル19上には、断熱材21な
いし24が配設され、この上に浴槽15が配設されてい
るため、保温効率が良好であると共に、この断熱材21
ないし24や板材39,39,40で浴室内外が遮蔽さ
れているため、すき間風が浴室内に侵入することはな
い。
【0020】しかも、大引き27上の浴槽床パネル19
で浴槽15を支持するようにし、この浴槽床パネル19
上で保温性を確保するようにしているため、従来のよう
に断熱用ブロック8を地上に配設する必要がない。従っ
て、大引き27の下側に空間を利用して給排水管を配管
することができ、作業性が良好である。
【0021】なお、上記実施例では、板材39,39,
40で、浴槽床パネル19と前記開口16の周縁部20
との間を閉成するようにしているが、これに限らず、断
熱材21ないし24のみで閉成することもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明のユニットバスコア断熱床構造で
は、浴槽床パネルと開口周縁部との間に、浴室内外を遮
断する遮蔽部材が配設されているため、浴槽の周囲から
熱が逃げず、保温効率が良好であると共に、浴槽床パネ
ルと開口周縁部との間からすき間風が浴室内に侵入する
ことはない、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のユニットバスコア断熱床構
造を示し、図5のI−I断面に対応する図である。
【図2】本発明の一実施例のユニットバスコア断熱床構
造を示し、取付順序を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例のユニットバスコア断熱床構
造を示し、取付順序を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例のユニットバスコア断熱床構
造を示し、取付順序を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施例のユニットバスコア断熱床構
造を示し、浴槽を配設する前の状態を示す平面図であ
る。
【図6】従来例のユニットバスコア構造を示す断面図で
ある。
【図7】従来例のユニットバスコア構造を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
14 浴室床 15 浴槽 16 開口 18 支持部 19 浴槽床パネル 20 周縁部 39,39,40 板材(遮蔽部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室床には浴槽が略挿入可能な開口が形
    成され、前記浴室床よりも下方に形成される支持部上
    に、前記浴槽が載置される浴槽床パネルを配設すると共
    に、該浴槽床パネルと前記開口周縁部との間には、前記
    浴室内外を遮断する遮蔽部材を配設したことを特徴とす
    るユニットバスコア断熱床構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6118087U (ja) * 1984-07-09 1986-02-01 積水化学工業株式会社 風呂装置
JPH0436054U (ja) * 1990-07-20 1992-03-26

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6118087U (ja) * 1984-07-09 1986-02-01 積水化学工業株式会社 風呂装置
JPH0436054U (ja) * 1990-07-20 1992-03-26

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