JPH0614167A - 電子写真方式のプリンタ - Google Patents

電子写真方式のプリンタ

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JPH0614167A
JPH0614167A JP4169523A JP16952392A JPH0614167A JP H0614167 A JPH0614167 A JP H0614167A JP 4169523 A JP4169523 A JP 4169523A JP 16952392 A JP16952392 A JP 16952392A JP H0614167 A JPH0614167 A JP H0614167A
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JP
Japan
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toner
saving mode
color
electrophotographic printer
image
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JP4169523A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Tominaga
英和 富永
Akira Torisawa
章 鳥沢
Fumihiro Ueno
史大 植野
Eiichiro Toyoshima
英一郎 豊嶋
Tomohiro Hashimoto
朋浩 橋本
Shigehiro Sakaki
栄広 榊
Masaki Otake
正記 大竹
Yasuo Ito
泰雄 伊藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Developing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 なるべく画質を損なわずにトナー消費量の節
約を図ること。 【構成】 この装置はトナー節約モードと高画質モード
の切り替え用のスイッチと、このスイッチでトナー節約
モードが指定されるとトナーの消費量を節約する制御を
行うCPUとを有する。CPUはトナー節約モード時に
は多少コントラストを犠牲にしてもトナーを余り消費し
ない現像バイアス値を設定するか、あるいはレーザ照射
時間を高画質モード時よりも短くするか、あるいは色変
換回路のマスキングの係数を変える等により、トナーの
消費量を節約する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着色剤(トナー)で画
像を形成し、印刷する電子写真方式のプリンタに関す
る。本発明は電子写真方式のプリンタを内蔵する複写
機、ファクシミリ装置等にも適用される。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプリンタの中でディジタ
ル式のものは一般にレーザビームで印刷パターンを感光
材上に照射し、感光材上の潜像をトナーにより現像し、
これを用紙上に転写の後で熱定着してハードコピーを得
ている。その際、トナーはカートリッジに一定量充填さ
れ、トナーが空になるとユーザ(使用者)がカートリッ
ジを交換するという方法が一般的である。ユーザの手間
を省くためには、カートリッジをできるだけ大きくすれ
ばよいわけであるが、装置の大きさとの兼ね合いから必
然的にその大きさには限度がある。よって機種によって
差があるが標準的な原稿を印刷した場合、1カートリッ
ジ当たり、数千枚のプリントが一般的である。
【0003】しかし、この標準的な原稿というのは、一
般的に5〜10%くらいの印刷デューティーが相場であ
り、ユーザの使用する原稿の内容によりプリント可能枚
数は著しく左右される。すなわち、印刷デューティーが
50%以上を占める原稿ばかりプリントするユーザにと
ってはプリント可能枚数が極端に減り、1カートリッジ
当たり数百枚で新しいカートリッジと交換しなければな
らない場合もありうる。特に、写真、自然画等の多値画
像を扱うほど印刷デューティーが高くなる傾向にある。
また、印刷可能枚数は装置の周囲環境にも左右されやす
く、同じ原稿でも低湿度と比べて、高湿度のほうが余分
にトナーを消費するので印刷可能枚数が減少する。
【0004】また、カラープリンタの場合は、Y(イエ
ロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラッ
ク)の4色の着色剤(トナー)が必要であり、そのため
カートリッジも4種類必要になる。この4種類のカート
リッジを用いた構成では、1色ずつ色トナー入りのカー
トリッジを交換できるので、各々の色がなくなったとき
に、そのなくなった各々のカートリッジを個別に交換す
れば良いから無駄なくトナーを使用できる。
【0005】しかし、1色ずつ交換していたのでは、ユ
ーザの交換の手間が煩わしく、4色一体型のカートリッ
ジか、あるいはY(イエロー)M(マゼンタ)C(シア
ン)一体のカラーカートリッジと、K(ブラック)の黒
カートリッジの2カートリッジ方式にするのが一般的で
ある。ところが逆に、カートリッジ交換の手間は減った
ものの、使用する色が均等でない場合は他のトナーを全
部使いきらないうちに新しいカートリッジと交換しなけ
ればならないという無駄があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、トナー
を用いたプリンタの場合、印刷可能枚数が使用状況によ
って大きく変動するので、製品設計者の手を煩わせるだ
けでなく、特に印刷可能枚数が低く、カートリッジの交
換が頻繁な場合は、ユーザからの苦情が多かった。
【0007】さらにまた、上記のように、4色一体型の
カートリッジ、あるいはY(イエロー)M(マゼンタ)
C(シアン)の一体型カラーカートリッジと、K(ブラ
ック)の黒カートリッジの2カートリッジ方式を用いた
プリンタの場合、印刷可能枚数が各色の使用状況によっ
て大きく変動するので、無駄が多かった。
【0008】本発明の目的は上述の点に鑑み、なるべく
画質を損わずにトナー消費量を節約できるように図った
電子写真方式のプリンタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の形態は、トナー(着色剤)で画像を
形成し印刷する電子写真方式のプリンタにおいて、トナ
ー節約モードと高画質モードの切り替えを指示する指示
手段と、該指示手段によりトナー節約モードが指示され
た場合は、多少コントラストを犠牲にしてもトナーをあ
まり消費しない印刷条件に変更する制御を行う制御手段
とを具備したことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、好ましくは、前記印刷条
件の変更は現像バイアス値の切り替えであることを特徴
とすることができる。
【0011】また、本発明は、好ましくは、前記印刷条
件の変更はルックアップテーブルの切り替えによりレー
ザ照射時間を高画質モード時よりも短くすることを特徴
とすることができる。
【0012】また、本発明は、好ましくは、前記印刷条
件の変更は色変換回路の定数の切り替えであることを特
徴とすることができる。
【0013】さらに、本発明の第2の形態は、複数の色
トナーで画像を形成し印刷する電子写真方式のプリンタ
において、トナー節約モードと高画質モードの切り替え
を指示する指示手段と、各色トナーの残り量を検出する
検出手段と、カラー画像信号の色変換を行うマスキング
係数設定手段と、前記指示手段によりトナー節約モード
が指示された場合は、前記検出手段の検出値に基づいて
残りトナー量の少ない色トナーをあまり消費しないよう
に、前記マスキング係数設定手段のマスキング係数の設
定を切り替える制御を行う制御手段とを具備したことを
特徴とする。
【0014】また、本発明は、好ましくは、記録画像が
文字線画等の2値画像の場合は前記制御手段を迂回する
スイッチを設けたことを特徴とすることができる。
【0015】
【作用】ユーザは、高画質なプリントアウトを常に期待
しているわけではない。つまり、プレゼンテーション、
報告書などの清書用の場合は高画質なプリントアウトを
要求するが、例えば試し刷り等の、それほど画質を要求
しない場合も多い。特に、階調性をあまり要求しない画
像を含む文書、いわゆるビスネスカラーを有する文書で
は、この傾向が強い。また自然画でもコントラストを犠
牲にして、淡い色調の画像でも良い場合もある。このよ
うに、ユーザの使用状況に応じて常に高画質である必要
性はない。よって、本発明の第1形態ではトナー節約モ
ードというキースイッチを設けることにより、ユーザの
好みに応じて、高画質モード、およびトナー節約モード
のいずれか一方に切り替えることが可能な構成にし、可
能なかぎりトナー消費量を節約できるようにしている。
【0016】また、同様にカラープリントの場合で自然
画の場合は、多少色再現性が忠実でなく色調が悪くても
許されることがある。このように、ユーザの使用状況に
応じて常に高画質である必要性はない。よって、本発明
の第2形態では各色のトナー残量を検出し、この検出に
応じてトナーの使用比率を制御し、その際に色再現性を
あまり損わずにトナー消費量を制御可能な構成にし、さ
らには、トナー節約モードというキースイッチを設ける
ことにより、ユーザの好みに応じて、高画質モード、お
よびトナー節約モードを切り替えることが可能な構成に
し、残りトナーの少ない色のトナー消費量を節約できる
ようにしている。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0018】図1は本発明の各実施例の操作パネルの配
置構成を示す。ここで、1は操作パネルの全体を示す。
2は電源がONして所定のイニシャル処理が終わって印
刷可能であることを示す印刷可LED(発光ダイオー
ド)ランプである。3はメッセージであることを示すメ
ッセージLEDランプである。4はデータの送出されて
いる状態を示すデータLEDランプである。5はメッセ
ージの内容を示すメッセージLCD(液晶表示器)であ
る。
【0019】6−aはオンライン,オフライン切り替え
用スイッチである。6−bはオンライン時点灯用LED
ランプである。7−aは排出用スイッチである。7−b
は排出時点灯用LEDランプである。8−aは本発明に
係る節約モード切り替えスイッチである。8−bは節約
モード時点灯用LEDランプである。9はエラースキッ
プ用スイッチである。10はテストプリント用スイッチ
である。11はリセット用スイッチである。
【0020】上記操作パネル1において、節約モード切
り替えスイッチ8−aと、節約モード時点灯用LEDラ
ンプ8−b以外は、従来のプリンタと変わりがないので
その説明は省略する。本実施例において、ユーザは画質
を多少犠牲にしてもトナーを節約したいときには、節約
モード切り替えスイッチ8−aを押下する。これにより
節約モード時点灯用LEDランプ8−bが点灯し、節約
モードに入る。また、ユーザは節約モードを解除したい
時には、節約モード切り替えスイッチ8−aを再び押下
する。これにより節約モード時点灯用LEDランプ8−
bが消去し、節約モードから抜ける。
【0021】(実施例1)次に、本発明の実施例1の回
路構成を図2に示す。本実施例1では、現像バイアス電
圧を制御してトナー量を調節する。ここで12はホスト
コンピュータであり、プリントアウトに必要なコマン
ド、およびデータをプリンタに送出する。13はコント
ローラであり、送出された上記コマンド、およびデータ
を用いて内蔵のRAM上は実際に出力されるビットマッ
プイメージで画像情報を展開する。14はレーザドライ
バであり、そのコントローラ13のビットマップイメー
ジの信号を受取り、用紙上に画像を印刷するためにレー
ザをON/OFFして駆動する。
【0022】15はCPU(中央演算処理装置)であっ
て、プリンタエンジン18の各部の制御を司る。16は
制限抵抗であって節約モードLEDランプ8−bの電流
値を制限する。17は現像バイアス切り替え制御回路で
あり、節約モードか否かによって現像バイアス値を切り
替え制御する。
【0023】以上の構成において、節約モードの切り替
え動作を説明する。ユーザは画質を多少犠牲にしてもト
ナーを節約したいときには、操作パネル1上の節約モー
ド切り替えスイッチ8−aを押下する。そのスイッチ押
下情報はCPU15で認知され、CPU15は節約モー
ド時点灯用LEDランプ8−bを点灯して節約モードに
入る。また逆に、節約モード中に、もう1度節約モード
切り替えスイッチ8−aがユーザにより押下されると、
CPU15は節約モード時点灯用LEDランプ8−bを
消灯し、節約モードから抜ける。CPU15は節約モー
ドと認知すると、現像バイアス切り替え制御回路17に
おいて、節約モードに適した現像バイアス値を設定す
る。すなわち、節約モード時には、CPU15は多少コ
ントラストを犠牲にしてもトナーを余り消費しない現像
バイアス値をセットする。
【0024】また、CPU15は節約モード解除を認知
すると、現像バイアス切り替え制御回路17において、
高画質モードに適した現像バイアス値を設定する。すな
わち、高画質モード時には、CPU15は多少トナー消
費量を犠牲にしてもコントラストのはっきりした高画質
の画像が得られる現像バイアス値をセットする。また、
この現像バイアス値は、機内湿度に応じて適切な現像バ
イアス値がセット可能なルックアップテーブル形式にな
っていても構わない。このように、節約モードスイッチ
8−aを設けているので、ユーザは自在に節約モードと
高画質モードの切り替えが可能である。
【0025】(実施例2)次に、2値プリンタではなく
階調出力の可能な多値プリンタに本発明を適用した本発
明の実施例2の回路構成を図3に示す。ここで19はレ
ーザ照射時間設定LUT(ルックアップテーブル)であ
る。例えば、階調データが8ビットをとるものとし、0
0(Hex:16進)は明るく、逆にFF(Hex)は
暗く表すとすると、データ00(Hex)ではレーザ照
射時間は最小で、逆にデータFF(Hex)ではレーザ
照射時間は最大となる。このような関係で、レーザ照射
時間設定LUT19はデータ00(Hex)からデータ
FF(Hex)までのデータに応じてテーブルをひくこ
とにより、適切なレーザ照射時間を設定できるようにあ
らかじめテーブル化してある。このレーザ照射時間LU
T19において節約モード時と高画質モード時とで別の
アドレスを示すように、CPU15で切り替えることに
より、それぞれ別の照射時間データを設定できる。この
照射時間は、節約モード時には高画質モード時よりも短
く、例えば半分の時間にあらかじめ設定しておくことに
より、トナー消費の少ない淡い調子の画像が得られる。
【0026】階調表現の時には本実施例2は特に有効で
あって、2値表現の時の鮮鋭さは要求されないのでコン
トラストが落ちて淡い調子の画像によっても実際上何ら
問題にならない場合が多い。従って、本実施例2を上記
の本発明の実施例1と組み合わせて、節約モード時に2
値部分はそのままにし、多値部分にトナー消費の少なく
なる上記処理を施すというようにしても好適である。
【0027】(実施例3)次に、白黒プリンタではなく
階調出力の可能なフルカラープリンタに本発明を適用し
た本発明の実施例3の回路構成を図4に示す。ここで2
0は色変換回路であり、例えば、マスキング,UCR
(下色除去回路)等からなる。
【0028】従来、カラー印刷の分野で、色再現性を高
めるため、Y,M,Cの3原色の他にK(ブラック)を
用いて印刷する手法がとられてきた。本来ならY,M,
Cを等量づつ印刷すると、減法混色の原理により黒にな
るはずであるが、実際上は純粋な黒にならず、そのため
Kのインクを用いてこれに対処している。そして、上記
のマスキングとは、例えば
【0029】
【数1】
【0030】という変換式を用いて色補正を行うことを
いう。Yi ,Mi ,Ci ,Ki は元のインクの色、Y
j ,Mj ,Cj ,Kj は補正されて印刷された色を表
す。このマスキングにより、Yi ,Mi ,Ci ,Ki
純粋なイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックではなく
ても、それぞれの色が、相手の色を補ったり、補われた
りして、純粋なイエロー,マゼンタ,シアン,ブラック
に近いYj ,Mj ,Ci ,Kj を作り出している。ま
た、上記のUCRとは例えば、イエロー,マゼンタ,シ
アンの等量ずつを等量のブラックに置き換える技術であ
る。このUCRは色再現性を高めるばかりでなく、カラ
ーのトナー消費量も節約する。
【0031】図4の色変換回路20において、節約モー
ド時にはCPU15の制御に応じて多少色再現性を犠牲
にして淡い色調の画像になってもトナー消費量の少ない
補正をその回路定数の切り替えで行う。逆に、高画質モ
ード時には、上記のマスキング,UCRを用いて色再現
性の高い補正を行う。
【0032】(実施例4)次に、本発明の実施例4の回
路構成を図5に示す。ここで、25−a,25−b,2
5−c,25−dはそれぞれイエロートナ,マゼンタト
ナー,シアントナー,ブラックトナーである。26は残
り量検知切り替えスイッチであり、このスイッチを切り
替えることによりイエロー,マゼンタ,シアン,ブラッ
クの各トナーの残りの量を検知できる。27はA/D
(アナログ・デジタル)コンバータであり、上記の各ト
ナーの残り量のアナログ量をデジタル量に変換し、CP
U15に取り込みやすくする。
【0033】本実施例4では、色変換回路20におい
て、節約モード時には多少色再現性を犠牲にして淡い色
調の画像になっても、残りトナー量の少ない色の節約を
行う。逆に、高画質モード時には、前述したマスキング
を用いて色再現性の高い補正を行う。
【0034】以上の構成において、節約モードの切り替
え動作を説明する。ユーザが画質を多少犠牲にしても残
りトナーの少ない色を節約したいときには、操作パネル
1上の節約モード切り替えスイッチ8−aを押下する。
その押下の情報はCPU15で認知され、CPU15は
節約モード時点灯用LEDランプ8−bを点灯し節約モ
ードに入る。また逆に、節約モード中にもう1度、節約
モード切り替えスイッチ8−aをユーザが押下すると、
CPU15は節約モード時点灯用LEDランプ8−bを
消灯し、節約モードから抜ける。
【0035】CPU15は、常にA/Dコンバータ27
から、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの各トナ
ーの残り量を検出し、1番残り量の少ないトナーを認識
している。そして、CPU15は、節約モードと認知す
ると色変換回路(マスキング)20において、節約モー
ドに適したトナー量を設定する。すなわち、CPU15
は節約モード時には多少画像の色調を犠牲にしても残り
量の少ない色のトナーを余り消費しないマスキング係数
をセットする。例えば、イエローが1番残り量が少ない
場合には、補色であるブルーがかった色調になり、マゼ
ンタが少ない場合は、グリーンがかった色調になり、シ
アンが少ない場合は、レッドがかった色調になる。それ
は、節約モード時には、残り量の少ない色のトナーを余
り使用しないマスキング係数をセットするためである。
【0036】また、CPU15は、節約モード解除を認
知すると、色変換回路(マスキング)20において高画
質モードに適したマスキング係数を設定する。すなわ
ち、高画質モード時には、各色の残りトナー量にかかわ
らず高画質の画像が得られるマスキング係数をセットす
る。このように、節約モードスイッチ8−aを設けてい
るので、ユーザは自在に節約モードと高画質モードの切
り替えが可能である。
【0037】(実施例5)上記実施例4では階調のある
多値画像についてのみ行ったが、文字線画等の2値画像
については鮮鋭さが要求される場合が多いので、2値画
像と階調のある多値画像とを区別し、2値部分はそのま
まにし、多値画像のみにマスキング係数の切り替えを行
う本発明の実施例5の構成を図6に示す。ここで23は
2値画像と多値画像を切り替えるスイッチであり、この
スイッチ23を介して2値画像の場合は色変換回路20
に進み、多値画像の場合は色変換回路20を迂回してレ
ーザ照射時間設定LUT19に進む。これにより、2値
画像の鮮鋭さは損なわれない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トナー節約モードというキースイッチを設け、このスイ
ッチによりユーザの好みに応じて、高画質モードおよび
トナー節約モードを切り替えられるようにしたので、可
能なかぎりトナー消費量を節約できるプリンタが得られ
る。
【0039】これにより、ユーザは、プレゼンテーショ
ン,報告書など清書用の場合は高画質なプリントアウト
を得ることができ、試し刷り等、それほど画質を要求し
ない場合は、多少印字品位が落ちるもののトナー消費の
少ないプリントアウトを得ることができる。
【0040】また、本発明によれば、各色のトナー残量
を検出し、この残量に応じてトナーの使用比率を制御す
ることで色再現性をあまり損なわずにトナー消費量を制
御可能にし、さらには、トナー節約モードというキース
イッチを用いてユーザの好みに応じて、高画質モード、
およびトナー節約モードを切り替えることを可能にした
ので、残りトナーの少ない色のトナー消費量を節約する
ことができる。これにより、4色一体型のカートリッ
ジ、あるいはY(イエロー)M(マゼンタ)C(シア
ン)のカラーカートリッジと、K(ブラック)の黒カー
トリッジの2カートリッジ方式を用いたプリンタの場
合、節約モードと高画質モードとを併用して使用するこ
とにより、画質を損なわずにトナーの節約が可能とな
り、各トナーの消費量が均一化されるので、カートリッ
ジ交換において無駄が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施例に適用の操作パネルの配置構
成を示す平面図である。
【図2】本発明の実施例1の回路構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明の実施例2の回路構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の実施例3の回路構成を示すブロック図
である。
【図5】本発明の実施例4の回路構成を示すブロック図
である。
【図6】本発明の実施例5の回路構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 操作パネル 8−a 節約モードスイッチ 8−b 節約モード時点灯用LEDランプ 12 ホストコンピュータ 13 コントローラ 14 レーザドライバ 15 CPU 17 現像バイアス切り替え制御回路 18 プリンタエンジン 19 レーザ照射時間設定LUT 20 色変換回路 23 2値画像/多値画像切り替えスイチ 25 各色トナー 26 残り量検知回路の切り替えスイッチ 27 A/Dコンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 116 9122−2H 15/06 101 15/08 114 9222−2H (72)発明者 豊嶋 英一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 橋本 朋浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 榊 栄広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大竹 正記 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 伊藤 泰雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー(着色剤)で画像を形成し印刷す
    る電子写真方式のプリンタにおいて、 トナー節約モードと高画質モードの切り替えを指示する
    指示手段と、 該指示手段によりトナー節約モードが指示された場合
    は、多少コントラストを犠牲にしてもトナーをあまり消
    費しない印刷条件に変更する制御を行う制御手段とを具
    備したことを特徴とする電子写真方式のプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記印刷条件の変更は現像バイアス値の
    切り替えであることを特徴とする請求項1に記載の電子
    写真方式のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記印刷条件の変更はルックアップテー
    ブルの切り替えによりレーザ照射時間を高画質モード時
    よりも短くすることを特徴とする請求項1に記載の電子
    写真方式のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記印刷条件の変更は色変換回路の定数
    の切り替えであることを特徴とする請求項1に記載の電
    子写真方式のプリンタ。
  5. 【請求項5】 複数の色トナーで画像を形成し印刷する
    電子写真方式のプリンタにおいて、 トナー節約モードと高画質モードの切り替えを指示する
    指示手段と、 各色トナーの残り量を検出する検出手段と、 カラー画像信号の色変換を行うマスキング係数設定手段
    と、 前記指示手段によりトナー節約モードが指示された場合
    は、前記検出手段の検出値に基づいて残りトナー量の少
    ない色トナーをあまり消費しないように、前記マスキン
    グ係数設定手段のマスキング係数の設定を切り替える制
    御を行う制御手段とを具備したことを特徴とする電子写
    真方式のプリンタ。
  6. 【請求項6】 記録画像が文字線画等の2値画像の場合
    は前記制御手段を迂回するスイッチを設けたことを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載の電子写真方式の
    プリンタ。
JP4169523A 1992-06-26 1992-06-26 電子写真方式のプリンタ Pending JPH0614167A (ja)

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