JPH06141584A - スピンドルモータ制御装置 - Google Patents

スピンドルモータ制御装置

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JPH06141584A
JPH06141584A JP4286531A JP28653192A JPH06141584A JP H06141584 A JPH06141584 A JP H06141584A JP 4286531 A JP4286531 A JP 4286531A JP 28653192 A JP28653192 A JP 28653192A JP H06141584 A JPH06141584 A JP H06141584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
index signal
spindle motor
rotation
memory
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4286531A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kimihira
徹 公平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH06141584A publication Critical patent/JPH06141584A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピンドルモータを一定回転速度で制御する
スピンドルモータ制御装置に関し、イナーシャが小さ
く、着磁誤差を無視できないような小型のスピンドルモ
ータを高精度で制御する。 【構成】 回転子1と固定子2とを有するスピンドルモ
ータ3に、回転子1の磁界を検出してインデックス信号
を発生する検出素子4を固定子2に設けて、この検出素
子4によって得られるインデックス信号を基に、回転子
1の回転速度を制御するスピンドルモータ制御装置に於
いて、回転子1が一定回転速度で回転している時の回転
子1の1回転中に於ける複数のインデックス信号を、リ
ファレンス・インデックス信号として記憶したメモリ5
と、このメモリ5から読出したリファレンス・インデッ
クス信号と、回転子1の回転によって得られるインデッ
クス信号との位相が一致するように制御する制御部6と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置等の
スピンドルモータの回転速度を制御するスピンドルモー
タ制御装置に関する。磁気ディスク装置は、ダウンサイ
ジングの方向に沿って小型化と共に高密度記録化が進め
られている。それに伴って、スピンドルモータも小型化
されると共に、回転速度を高精度で制御することが必要
となっている。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置等の回転記録媒体を駆
動するスピンドルモータは、回転子の磁界によってイン
デックス信号を出力するホール素子等の検出素子を固定
子に設けて、回転子が1回転する毎に1個のインデック
ス信号を出力する構成とし、このインデックス信号が一
定時間間隔で得られるように、回転子の回転速度を制御
する制御装置が知られている。
【0003】このようなスピンドルモータを、更に高精
度で回転速度を制御する場合は、回転エンコーダを回転
子に設けて、回転子の1回転中に複数のパルス信号を出
力できるように構成し、このパルス信号が等間隔となる
ように、回転子の回転速度を制御する構成も知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、磁気デ
ィスク装置等も小型化が進められ、それに伴ってスピン
ドルモータも小型化され、例えば、3.5インチ以下の
クラスの磁気ディスク等の回転記録媒体を用いた場合、
イナーシャが小さい為に、1回転中に於いても回転むら
が生じることになる。又比較的大型のスピンドルモータ
の場合には無視できた着磁の精度及びホール素子等の検
出素子の取付け精度が問題となる。
【0005】即ち、回転子に等間隔に着磁しようとして
も、実際には着磁誤差が生じ、又検出素子の取付け位置
の誤差があるから、回転子の磁界を検出素子により検出
して、1回転中に複数のインデックス信号を得る場合、
等間隔のインデックス信号が得られないことになる。こ
のように、イナーシャが小さいことと、着磁を高精度で
行うことが困難なこととにより、1回転中に得られる複
数のインデックス信号を基にした場合は、高精度で回転
速度の制御ができないことになる。従って、回転エンコ
ーダを設けて、高精度のインデックス信号を得ることに
なる。
【0006】しかし、回転エンコーダを取付けることに
より、スピンドルモータの小型化が困難となると共に、
回転エンコーダは比較的高価でなるから、コストアップ
となる欠点がある。本発明は、イナーシャが小さく、着
磁誤差があるような小型のスピンドルモータの回転速度
を、高精度で制御することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のスピンドルモー
タ制御装置は、図1を参照して説明すると、回転子1と
固定子2とを有するスピンドルモータ3に、回転子1の
磁界を検出してインデックス信号を発生する検出素子4
を固定子2に設け、この検出素子4からのインデックス
信号を基に回転子1の回転速度を制御するスピンドルモ
ータの制御装置に於いて、回転子1が一定回転速度が回
転している時の1回転中に於ける複数のインデックス信
号を、リファレンス・インデックス信号として記憶した
メモリ5と、回転子1の回転速度制御中に於けるインデ
ックス信号と、この回転子1の1回転の基準点を基にメ
モリ5から読出したリファレンス・インデックス信号と
が一致するように、回転子1の回転速度を制御する制御
部6とを備えている。
【0008】
【作用】回転子1が一定回転速度で回転している時の1
回転中に於ける複数のインデックス信号は、着磁誤差や
検出素子取付け誤差等に従って等間隔とならないもので
あるが、この状態のインデックス信号をメモリ5に記憶
しておく。そして、回転子1の回転速度を制御する時
に、回転子1の回転に伴って発生されるインデックス信
号が、メモリ5から回転子1の回転に同期して読出した
リファレンス・インデックス信号に一致するように、回
転速度を制御する。即ち、回転子1を一定回転速度で制
御することができる。
【0009】
【実施例】図2は本発明の実施例の説明図であり、11
は回転子、12は固定し、13はスピンドルモータ、1
4は検出素子としてのホール素子、15はPROM,E
PROM,EEPROM等のプログラム可能で不揮発性
のメモリ、16は検出回路、17はメモリ制御回路、1
8は比較回路、19は回転速度制御回路である。スピン
ドルモータ13は、半径方向ギャップ型の場合を示す
が、軸方向ギャップ型とすることも可能である。又回転
子11を固定子12の外側に配置した外転型とすること
もできる。又回転子11は、4極の場合を示すが、更に
多数の極数に着磁することも可能である。又固定子12
のコイルの相数は、通常は3相であるが、更に多い相数
とすることもできる。
【0010】ホール素子14は、磁界の反転毎に信号を
出力することになり、検出回路16に於いて波形成形等
によりインデックス信号DXを出力する。初期状態は、
メモリ15にはリファレンス・インデックス信号は記憶
されていないものであり、スピンドルモータ13が例え
ば磁気ディスク装置に組み込まれると、このスピンドル
モータ13を一定回転速度で回転させる。
【0011】この時に得られた1回転中の複数のインデ
ックス信号DXを、メモリ制御回路17によってメモリ
15に書込む。例えば、1回転時間をTとすると、4極
の回転子11により4個のインデックス信号が得られ、
理想的にはtの周期で得られるものであるが、着磁むら
等により等間隔とならないインデックス信号を、そのま
まの時間関係で、リファレンス・インデックス信号とし
てメモリ15に書込むものである。このリファレンス・
インデックス信号は、アナログ信号形式で図示している
が、1回転時間Tを所望の分解能となるようなアドレス
割当てを行ってリファレンス・インデックス信号を記憶
することになる。
【0012】メモリ15にインデックス信号を書込んだ
後に、スピンドルモータ13を制御することになるが、
回転子11の1回転の基準点を基に、メモリ制御回路1
7はリファレンス・インデックス信号RXを読出して比
較回路18に加える。又回転子11の回転に従ってイン
デックス信号DXが得られるから、比較回路18に於い
てこのインデックス信号DXとリファレンス・インデッ
クス信号RXとの位相を比較し、位相差が零となるよう
に、回転速度制御回路19からスピンドルモータ13の
駆動電流を制御することになる。
【0013】スピンドルモータ11の制御する為のメモ
リ制御回路17,比較回路18,回転速度制御回路19
等の機能は、例えば、マイクロプロセッサによって実現
することもできる。その場合に、メモリ15はマイクロ
プロセッサのPROMの領域の一部を利用することもで
きる。
【0014】図3は本発明の実施例のリファレンス・イ
ンデックス信号記憶動作フローチャートを示し、メモリ
15はクリアされている状態であり、その状態に於いて
スピンドルモータ13を起動する。そして、ホール素子
14によって得られるインデックス信号を用いて、所定
の回転速度に到達したか否かを判定する(a)。所定の
回転速度に到達すると、回転速度制御を停止する
(b)。そして、メモリ制御回路17を書込モードと
し、インデックス信号をメモリ15に記憶させる制御を
開始し(c)、1回転中に得られたインデックス信号を
メモリ15に記憶させ、1回転が終了したか否かを判定
し(d)、回転子11が1回転すると、インデックス信
号の記憶動作を停止する(e)。
【0015】インデックス信号を記憶する1回転中は、
所望の回転速度に到達した時点の鑑定速度を維持できる
ように、例えば、駆動電流を一定に維持するか、或い
は、他の高精度制御のモータ等によって回転子11を回
転させることができる。又所望の回転速度に到達した時
点で、通電停止を行うことができる。この場合、通電停
止により回転子11は減速することになるが、その減速
特性を予め測定しておくことにより、減速回転中に得ら
れるインデックス信号を、減速特性に従って補正して、
一定回転速度の時に得られるインデックス信号としてメ
モリ15に記憶させることができる。又複数回転によっ
て得られたインデックス信号の平均をメモリ15に記憶
させることもできる。
【0016】前述のように、インデックス信号の記憶処
理が終了した後に、スピンドルモータ13を起動し、メ
モリ制御回路17を読出モードとしてメモリ15からリ
ファレンス・インデックス信号RXの読出しを開始する
(f)。このリファレンス・インデックス信号RXと回
転子11の回転に従って得られるインデックス信号DX
とを比較回路16に於いて比較し、その位相差が零とな
るように、回転速度制御回路19によってスピンドルモ
ータ13を一定回転速度で制御する(g)。
【0017】前述のメモリ15へのインデックス信号の
記憶処理は、例えば、スピンドルモータを組み込んだ磁
気ディスク装置が完成した段階で行うことができる。又
使用直前に初期設定プログラム等により、メモリ15へ
のインデックス信号の記憶処理を行うこともできる。又
検出素子は、ホール素子14のみでなく、他の磁界を検
出できる各種の素子を用いることができるものであり、
例えば、磁気抵抗効果素子等を用いることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、回転子
1の1回転中に於ける複数のインデックス信号を、リフ
ァレンス・インデックス信号としてメモリ5に記憶させ
ておき、このリファレンス・インデックス信号を、回転
子1の1回転の基準点を基に読出して、回転子1の回転
に従って得られるインデックス信号と比較し、位相が一
致するように、スピンドルモータ3を制御部6によって
制御するものであり、1回転中に得られるインデックス
信号が、着磁むらや製作誤差等により等間隔で得られな
いような小型のスピンドルモータであっても、予めリフ
ァレンス・インデックス信号としてメモリ5に記憶させ
ておくことにより、これを基準として回転速度を制御
し、回転エンコーダ等を設けることなく、イナーシャの
小さい小型の回転子1を、一定の角速度で回転させるよ
うに高精度で制御することができる利点がある。又リフ
ァレンス・インデックス信号を記憶するメモリ5は、僅
かな記憶容量で済むから、制御部6等と共に集積回路化
して小型化を図ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例の説明図である。
【図3】本発明の実施例のリファレンス・インデックス
信号記憶動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 回転子 2 固定子 3 スピンドルモータ 4 検出素子 5 メモリ 6 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子(1)と固定子(2)とを有する
    スピンドルモータ(3)に、前記回転子(1)の磁界を
    検出してインデックス信号を発生する検出素子(4)を
    前記固定子(2)に設け、該検出素子(4)からのイン
    デックス信号を基に前記回転子(1)の回転速度を制御
    するスピンドルモータの制御装置に於いて、 前記回転子(1)が一定回転速度で回転している時の該
    回転子(1)の1回転中に於ける複数の前記インデック
    ス信号を、リファレンス・インデックス信号として記憶
    したメモリ(5)と、 前記回転子(1)の回転速度制御中に於ける前記インデ
    ックス信号と、前記回転子(1)の1回転の基準点を基
    に前記メモリ(5)から読出した前記リファレンス・イ
    ンデックス信号とが一致するように、前記回転子(1)
    の回転速度を制御する制御部(6)とを備えたことを特
    徴とするスピンドルモータ制御装置。
JP4286531A 1992-10-26 1992-10-26 スピンドルモータ制御装置 Withdrawn JPH06141584A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4286531A JPH06141584A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 スピンドルモータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4286531A JPH06141584A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 スピンドルモータ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06141584A true JPH06141584A (ja) 1994-05-20

Family

ID=17705620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4286531A Withdrawn JPH06141584A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 スピンドルモータ制御装置

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JP (1) JPH06141584A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6013330A (en) * 1997-02-27 2000-01-11 Acushnet Company Process of forming a print
JP2006084669A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置における感光体駆動制御
US9225281B2 (en) 2009-04-04 2015-12-29 Dyson Technology Limited Control system for an electric machine
US9742319B2 (en) 2009-04-04 2017-08-22 Dyson Technology Limited Current controller for an electric machine
US9742318B2 (en) 2009-04-04 2017-08-22 Dyson Technology Limited Control of an electric machine

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000104