JPH06141281A - ビデオディスクプレーヤ - Google Patents

ビデオディスクプレーヤ

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JPH06141281A
JPH06141281A JP4311474A JP31147492A JPH06141281A JP H06141281 A JPH06141281 A JP H06141281A JP 4311474 A JP4311474 A JP 4311474A JP 31147492 A JP31147492 A JP 31147492A JP H06141281 A JPH06141281 A JP H06141281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
synchronizing signal
video
video disc
reproduction
Prior art date
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Pending
Application number
JP4311474A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakajima
健 中島
Masashi Mizuta
雅士 水田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】MUSE方式のCAVのビデオディスクで、変
速再生時のトラックジャンプでトラックキングが乱れた
と時に、同期がとれなくなり、再生画面が大きく変動す
るのを防止する。 【構成】変速再生時に再生されたビデオ信号中の垂直同
期信号及び水平同期信号部分を、同期信号発生回路21
よりの垂直同期信号及び水平同期信号に挿げ替えて出力
する。これにより、変速再生時のトラックジャンプでト
ラックキングが乱れたと時にも、同期がとれるようにな
り、画面が大きく変動するのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MUSE方式のビデ
オ信号を記録するビデオディスクプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】MUSE方式のビデオディスクを再生す
るビデオディスクプレーヤが開発されている。MUSE
方式のビデオディスクには、MUSE方式のビデオ信号
がFM変調されて記録される。FM変調する際の搬送波
の中心周波数は、例えば12.5MHzである。
【0003】MUSE方式のビデオディスクプレーヤ
は、MUSE方式のビデオディスクからの再生信号をF
M復調して、出力するものである。MUSE方式のビデ
オディスクプレーヤの出力は、MUSEデコーダに供給
される。そして、MUSEデコーダの出力が高品位テレ
ビジョン受像機に供給される。
【0004】MUSE方式のビデオディスクには、時間
軸変動成分を除去するために、図2に示すように、パイ
ロット信号が周波数分割多重化されて記録されている。
このパイロット信号を使ってTBCが構成され、ディス
クの偏心、チャッキング部のガタつき、光学系の振動等
による時間軸変動成分が除去される。つまり、再生パイ
ロット信号に基づくクロックがPLLにより形成され、
このクロックで再生ビデオ信号がFIFOに書き込まれ
る。そして、FIFOに蓄えられているビデオ信号が基
準クロックで読み出される。
【0005】ビデオディスクには、CAV(角速度一
定)方式で記録する場合と、CLV(線速度一定)方式
で記録する場合とがある。CAV方式では、2フィール
ド分の信号が1トラックに記録される。CAV方式で
は、トラックジャンプにより、メモリ等を用いることな
く、変速再生が容易に実現される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】CAV方式のビデオデ
ィスクを使って、変速再生時にトラックジャンプを行っ
た場合に、ディスクに傷や埃があると、光学系のトラッ
キングが乱され、トラックジャンプが正常に行われなく
なってしまう。上述のように、MUSE方式のビデオデ
ィスクには、パイロット信号が記録されており、この再
生パイロット信号により時間軸の制御を行っている。こ
のため、ディスクの傷や埃により変速再生時のトラック
ジャンプで光学系のトラッキングが乱れると、この再生
パイロット信号が乱れ、時間軸の制御が正しく行われな
くなる。その結果、同期外れを起こし、再生画面が大き
く乱れるという問題が生じる。同期が大きく外れると、
MUSEデコーダで再生信号がミュートされ、画面が全
く再生できなくなることもある。
【0007】したがって、この発明の目的は、変速再生
時のトラックジャンプでトラッキングが乱れた時に、再
生画面が大きく変動するのを防止できるビデオディスク
プレーヤを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、各速度一定
で記録されたビデオディスクを再生するビデオディスク
プレーヤにおいて、特殊再生時に再生されたビデオ信号
中の垂直同期信号及び水平同期信号部分を、同期信号発
生装置よりの垂直同期信号及び水平同期信号に挿げ替え
て出力するようにしたことを特徴とするビデオディスク
プレーヤである。
【0009】再生されたビデオ信号は、FM復調後にタ
イムベースコレクタにより時間軸補正されると共に、同
期信号の挿げ替えは、タイムベースコレクタにより時間
軸補正された再生ビデオ信号に対して行われる。
【0010】ビデオ信号はMUSE方式のビデオ信号で
あり、同期信号発生回路は、MUSE方式の同期信号を
発生する。
【0011】MUSE方式のビデオ信号は、時間軸補正
のためのパイロット信号と共にビデオディスクに記録さ
れる。
【0012】
【作用】高速再生時にトラックジャンプした際に、同期
信号が挿げ替えられるので、変速再生時にパイロット信
号が乱れてしまい、時間軸情報が失われてしまった場合
に、再生画面の同期の乱れを防止できる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、図面を
参照して説明する。図1は、この発明の一実施例を示す
ものである。図1において、ビデオディスク1には、M
USE方式の高品位ビデオ信号がFM変調されて記録さ
れている。搬送波の中心周波数は、例えば12.5MH
zである。このビデオディスク1は、CAVディスクで
あり、時間軸補正のためのパイロット信号が周波数分割
多重化されて記録されている。パイロット信号の周波数
は、例えば2.278125MHzである。
【0014】ビデオディスク1は、スピンドルモータ2
により回転される。このスピンドルモータ2の回転は、
スピンドルサーボ回路3により、角速度一定に制御され
ている。スピンドルサーボ回路3には、同期分離回路2
0で分離された同期信号と、同期信号発生回路21から
の同期信号が供給される。同期分離回路20からの同期
信号又は同期信号発生回路21からの同期信号により、
ビデオディスク1の回転位相と画面の位相との関係が一
定に保たれている。
【0015】ビデオディスク1に対向して、光学ピック
アップ4が設けられる。光学ピックアップ4は、光学サ
ーボ回路5により、ディスクの半径方向に移動可能とさ
れる。光学サーボ回路5は、システムコントローラ6に
より管理される。変速再生時には、システムコントロー
ラ6からの指令に基づいて、光学サーボ回路5により、
トラックジャンプが実行される。変速再生は、操作キー
23又はリモートコントローラ24の操作により行われ
る。リモートコントローラ24からの赤外線信号は、受
光部25で受光され、システムコントローラ6に与えら
れる。
【0016】光学ピックアップ4の出力がバンドパスフ
ィルタ7及びバンドパスフィルタ8に供給される。バン
ドパスフィルタ7は、搬送波の中心周波数に相当する1
2.5MHzを中心とする信号を通過する特性とされ
る。バンドパスフィルタ7により、FM変調されたMU
SE信号が取り出される。バンドパスフィルタ8は、パ
イロット信号の周波数である周波数2.3MHzを通過
する特性とされている。バンドパスフィルタ8により、
再生パイロット信号が取り出される。
【0017】バンドパスフィルタ7の出力がFM復調回
路9に供給される。FM復調回路9で、MUSE信号が
復調される。FM復調回路9の出力がローパスフィルタ
10を介して、A/Dコンバータ11に供給される。A
/Dコンバータ11の出力がFIFO14に供給され
る。
【0018】一方、バンドパスフィルタ8の出力は、リ
ミッタ12を介して波形整形され、PLL回路13に供
給される。PLL回路13は、再生パイロット信号に同
期したクロックを形成するものである。
【0019】PLL回路13の出力は、書き込みクロッ
クとしてFIFO14に供給される。A/Dコンバータ
11で、復調されたMUSE信号がディジタル化され
る。そして、A/Dコンバータ11の出力は、PLL回
路13からの再生パイロット信号を基にして形成された
クロックにより、FIFO14に書き込まれる。
【0020】また、同期分離回路20で、ローパスフィ
ルタ10の出力及びPLL回路13の出力により、同期
信号が分離される。分離された同期信号は、スピンドル
サーボ回路3に供給される。
【0021】FIFO14には、端子15から基準クロ
ックが読み出しクロックとして供給される。この基準ク
ロックにより、FIFO14に蓄えられた信号が読み出
される。これにより、再生信号中の時間軸変動成分が除
去される。
【0022】つまり、ディスクの偏心、チャッキング部
のガタつき、光学系の振動等により、再生されたMUS
E信号中には、時間軸変動成分が含まれる。また、再生
パイロット信号中にも、同様の時間軸変動成分が含まれ
る。FIFO14には、この再生パイロット信号に基づ
くクロックにより、再生MUSE信号が書き込まれる。
そして、FIFO14に書き込まれた信号は、基準クロ
ックにより読み出される。これにより、時間軸変動の除
去されたMUSE信号を得ることができる。
【0023】FIFO14の出力がD/Aコンバータ1
6に供給される。D/Aコンバータ16で、ディジタル
のMUSE信号がアナログのMUSE信号に変換され
る。D/Aコンバータ16の出力がローパスフィルタ1
7を介して、スイッチ回路18の端子18Aに供給され
る。
【0024】また、同期信号発生回路21からの同期信
号(水平同期信号及び垂直同期信号)がスピンドルサー
ボ回路3に供給されると共に、スイッチ回路18の端子
18Bに供給される。また、同期信号発生回路21の出
力がウィンドウ発生回路22に供給される。ウィンドウ
発生回路22には、システムコントローラ6から、ウィ
ンドウ発生制御信号が供給される。
【0025】操作キー23又はリモコン24により、高
速の変速再生コマンドが与えられると、システムコント
ローラ6からのトラックジャンプ信号がオプティカルサ
ーボ回路5に供給されると共に、システムコントローラ
6からのウィンドウ発生制御信号により、ウィンドウ発
生回路22から、同期信号の期間に対応して、ウィンド
ウ信号が発生される。このウィンドウ信号がスイッチ回
路18に供給される。ウィンドウ信号がスイッチ回路1
8に供給される間、スイッチ回路18は、端子18B側
に設定される。
【0026】システムコントローラ6からのトラックジ
ャンプ信号により、変速再生速度に応じたトラックジャ
ンプがなされ、変速再生が実現される。これと共に、ウ
ィンドウ発生回路22からのウィンドウ信号により、同
期信号の間に対応して、スイッチ回路18が端子18B
側に設定され、同期信号が挿げ替えられる。また、この
時には、同期発生回路21からの同期信号により、スピ
ンドルサーボ回路3が制御される。
【0027】このように、この発明の一実施例では、変
速再生を行った場合には、水平及び垂直同期信号が同期
信号発生回路21からの同期信号に挿げ替えられる。デ
ィスクの傷や埃により、パイロット信号が乱れてしまう
ことがあり、時間軸情報が失われてしまうことがある
が、この発明の一実施例では、このように同期信号をす
げ替えているので、再生画面の同期は乱れない。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、変速再生時にパイロ
ット信号が乱れてしまい、時間軸情報が失われてしまっ
た場合の再生画面の同期の乱れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】パイロット信号の説明に用いる略線図である。
【符号の説明】
1 ビデオディスク 18 スイッチ回路 20 同期分離回路 21 同期信号発生回路 22 ウィンドウ発生回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各速度一定で記録されたビデオディスク
    を再生するビデオディスクプレーヤにおいて、 特殊再生時に再生されたビデオ信号中の垂直同期信号及
    び水平同期信号部分を、同期信号発生装置よりの垂直同
    期信号及び水平同期信号に挿げ替えて出力するようにし
    たことを特徴とするビデオディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 上記再生されたビデオ信号は、FM復調
    後、タイムベースコレクタにより時間軸補正されると共
    に、上記同期信号の挿げ替えは、上記タイムベースコレ
    クタにより時間軸補正された再生ビデオ信号に対して行
    われる請求項1記載のビデオディスクプレーヤ。
  3. 【請求項3】 上記ビデオ信号はMUSE方式のビデオ
    信号であり、上記同期信号発生装置は、MUSE方式の
    同期信号を発生する請求項1又は2記載のビデオディス
    クプレーヤ。
  4. 【請求項4】 上記MUSE方式のビデオ信号は、時間
    軸補正のためのパイロット信号と共に上記ビデオディス
    クに記録される請求項3記載のビデオディスクプレー
    ヤ。
JP4311474A 1992-10-27 1992-10-27 ビデオディスクプレーヤ Pending JPH06141281A (ja)

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JP4311474A JPH06141281A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 ビデオディスクプレーヤ

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JPH06141281A true JPH06141281A (ja) 1994-05-20

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