JPH06141343A - ビデオディスクプレーヤ - Google Patents

ビデオディスクプレーヤ

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Publication number
JPH06141343A
JPH06141343A JP4311473A JP31147392A JPH06141343A JP H06141343 A JPH06141343 A JP H06141343A JP 4311473 A JP4311473 A JP 4311473A JP 31147392 A JP31147392 A JP 31147392A JP H06141343 A JPH06141343 A JP H06141343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
missing
video disc
period
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4311473A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakajima
健 中島
Masashi Mizuta
雅士 水田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4311473A priority Critical patent/JPH06141343A/ja
Publication of JPH06141343A publication Critical patent/JPH06141343A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】MUSE方式のCAVのビデオディスクで、変
速再生時に多数トラックジャンプを行った時に現れるノ
イズやキズの発生を防止する。 【構成】再生信号の欠落時、スイッチ回路14及び1H
遅延回路16、17からなる置き換え回路により、欠落
した再生信号が輝度信号であれば1H(Hは水平期間)
前の輝度信号で補間し、欠落した信号が色信号であれば
2H前の色信号で補間し、欠落した信号が音声信号であ
れば補間動作は行わないようにする。これにより、トラ
ックジャンプが発生したときに、画面上にノイズや傷が
発生することが防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MUSE方式のビデ
オ信号を記録したビデオディスクを再生するビデオディ
スクプレーヤに関するもので、特に、その変速再生時の
動作の改善に係わる。
【0002】
【従来の技術】MUSE方式のビデオディスクを再生す
るビデオディスクプレーヤが開発されている。MUSE
方式のビデオディスクプレーヤには、MUSE方式のビ
デオ信号がFM変調されて記録される。FM変調する際
の搬送波の中心周波数は、例えば12.5MHzであ
る。
【0003】MUSE方式のビデオディスクプレーヤ
は、このようなMUSE方式のビデオディスクからの再
生信号をFM復調して、出力するものである。このMU
SE方式のビデオディスクプレーヤの出力はMUSEデ
コーダに供給される。そして、MUSEデコーダの出力
が高品位テレビジョン受像機に供給される。
【0004】ビデオディスクには、CAV方式(角速度
一定)のものと、CLV(線速度一定)方式のものがあ
る。CAV方式では、2フィールド分の信号が1トラッ
クに記録される。CAV方式では、トラックジャンプに
より、メモリ等を用いることなく、変速再生が容易に実
現できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】CAV方式のビデオデ
ィスクで、トラックジャンプにより特殊再生を行う場
合、1つのトラックから次のトラックにジャンプしてい
る間、ピットの読み取りが途切れるため、RF信号が出
力されなくなる。このため、映像期間中にトラックジャ
ンプがなされると、再生画面上で横すじ状のノイズが現
れてしまう。特に、5倍速以上の高速再生等では、多数
トラックのジャンプが必要になる。多数トラックジャン
プでは、トラックジャンプの期間を画面に影響の無い期
間だけに限定することができず、また、トラックジャン
プの期間が長いので、更に大きなノイズが発生する可能
性が高い。
【0006】したがって、この発明の目的は、トラック
ジャンプ時に現れるノイズやキズの発生を防止できるビ
デオディスクプレーヤを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、輝度信号と
色信号と音声信号とが時分割で多重され、色信号は色差
信号(R−Y)と(B−Y)とが線順次の形式で記録さ
れたビデオディスクを再生するビデオディスクプレーヤ
において、再生信号の欠落時、欠落した再生信号が輝度
信号であれば1H前の輝度信号で補間し、欠落した信号
が色信号であれば2H前の色信号で補間し、欠落した信
号が音声信号であれば補間動作は行わないことを特徴と
するビデオディスクプレーヤである。
【0008】ビデオディスクには1H毎に極性の反転す
る水平同期信号も記録されており、再生信号中の水平同
期信号の欠落時には、2H前の水平同期信号で補間す
る。
【0009】各信号の補間は、トラックジャンプを伴う
特殊再生時に行う。各信号はMUSE方式の信号フォー
マットでビデオディスクに記録されている。
【0010】
【作用】変速再生時に、HD期間にトラックジャンプが
発生した場合、又はクロマ期間でトラックジャンプが発
生した場合には、2H前の信号に置き換え、輝度信号期
間にトラックジャンプが発生した場合には、1H前の信
号に置き換えることにより、トラックジャンプが発生し
たときに、画面上にノイズや傷が発生することが防止で
きる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、図面を
参照して説明する。図1は、この発明の一実施例を示す
ものである。図1において、ビデオディスク1には、M
USE方式の高品位ビデオ信号がFM変調されて記録さ
れている。搬送波の中心周波数は、例えば12.5MH
zである。
【0012】ビデオディスク1は、スピンドルモータ2
により回転される。このスピンドルモータ2の回転は、
スピンドルサーボ回路3により、角速度一定に制御され
ている。
【0013】ビデオディスク1に対向して、光学ピック
アップ4が設けられる。光学ピックアップ4は、光学サ
ーボ回路5により、ディスクの半径方向に移動可能とさ
れる。光学サーボ回路5は、システムコントローラ26
により管理される。変速再生時には、システムコントロ
ーラ26からの指令に基づいて、光学サーボ回路5によ
り、トラックジャンプが実行される。変速再生は、操作
キー23又はリモートコントローラ24の操作により行
われる。リモートコントローラ24からの赤外線信号
は、受光部25で受光され、システムコントローラ6に
与えられる。
【0014】光学ピックアップ4の出力がバンドパスフ
ィルタ6に供給される。バンドパスフィルタ6は、搬送
波の中心周波数に相当する12.5MHzを中心とする
信号を通過する特性とれる。バンドパスフィルタ6の出
力がFM復調回路7に供給される。FM復調回路7で、
MUSE信号が復調される。FM復調回路7の出力がロ
ーパスフィルタ8を介して、A/Dコンバータ9に供給
される。
【0015】また、FM復調回路7からローパスフィル
タ8を介して得られるMUSE信号の同期信号が、同期
分離回路10で分離される。この同期分離回路10の出
力が期間検出回路12に供給される。期間検出回路12
により、HD(水平同期)期間、クロマ信号期間、又は
輝度信号期間が検出される。期間検出回路12の出力が
スイッチ制御回路13に供給される。スイッチ制御回路
13により、スイッチ回路14に対するスイッチ制御信
号が形成される。
【0016】A/Dコンバータ9の出力がスイッチ回路
14の端子14Aに供給される。スイッチ回路14の出
力がFIFO15に供給されると共に、1H遅延回路1
6に供給される。1H遅延回路16の出力がスイッチ回
路14の端子14Bに供給されると共に、1H遅延回路
17に供給される。1H遅延回路17の出力がスイッチ
回路14の端子14Cに供給される。
【0017】スイッチ回路14が端子14A側に設定さ
れているときには、A/Dコンバータ9からのMUSE
信号がスイッチ回路14から出力される。スイッチ回路
14が端子14B側に設定されると、1H遅延回路16
からの1H(H:水平期間)前のMUSE信号がスイッ
チ回路14から出力される。スイッチ回路14が端子1
4C側に設定されると、1H遅延回路17からの2H前
のMUSE信号がスイッチ回路14から出力される。
【0018】スイッチ回路14の出力がFIFO15に
供給される。FIFO15により、チャッキング部のガ
タつき、光学系の振動等による再生信号中の時間軸変動
成分か除去される。FIFO15の出力がD/Aコンバ
ータ18に供給される。D/Aコンバータ18で、ディ
ジタルのMUSE信号がアナログのMUSE信号に変換
される。D/Aコンバータ18の出力がローパスフィル
タ19を介して、出力端子20から出力される。
【0019】操作キー23又はリモートコントローラ2
4から、変速再生コマンドが送られると、これに応じ
て、システムコントローラ26からトラックジャンプ信
号が出力される。このトラックジャンプ信号は、光学サ
ーボ回路5に供給されると共に、スイッチ制御回路13
に供給される。スイッチ制御回路13には、期間検出回
路12の出力が供給されており、トラックジャンプがど
の期間に発生しているかに応じて、スイッチ回路14が
設定される。
【0020】つまり、MUSE信号では、図2に示すよ
うにデータが伝送される。ここで、HD期間(同期信号
期間)にトラックジャンプが発生したとする。MUSE
方式の同期信号は、図3に示すように、1H毎に反転し
ている。このため、HD期間にトラックジャンプが発生
した場合には、2H前の信号との置き換えがなされる。
したがって、期間検出回路12によりHD期間であるこ
とが検出されたときにトラックジャンプが発生した場合
には、スイッチ回路14が端子14C側に設定される。
これにより、HD期間の出力信号が2H前の信号に置き
換えられる。但し、ラインナンバ1と2との間では反転
しないので、ラインナンバ1、2、3、4での置き換え
は行わない。
【0021】また、クロマ信号は線順次化されており、
奇数ナンバのラインにR−Yが伝送され、偶数ナンバの
ラインにB−Yが伝送される。このため、クロマ期間で
トラックジャンプが発生した場合には、2H前のクロマ
信号に置き換えられる。したがって、期間検出回路12
によりクロマ信号期間であることが検出されたときにト
ラックジャンプが発生した場合には、スイッチ回路14
が端子14C側に設定される。これにより、クロマ期間
の出力信号が2H前の信号に置き換えられる。但し、ラ
インナンバ43、44及び605、606では、スイッ
チ回路14が端子14A側に設定され、2H前の信号と
の置き換えは行わない。
【0022】期間検出回路12により輝度信号期間であ
ることが検出されたときにトラックジャンプが発生した
場合には、スイッチ回路14が端子14B側に設定され
る。これにより、輝度信号期間の出力信号が1H前の信
号に置き換えられる。但し、ラインナンバ1、2、3、
4では、スイッチ回路14が端子14A側に設定され、
1H前の信号との置き換えは行わない。
【0023】図4及び図5は、スイッチ回路14へのス
イッチ制御信号を示すものである。図4に示す信号が発
生している間に、トラックジャンプが行われると、スイ
ッチ回路14が端子14C側に設定される。このため、
2H前の信号に置き換えられる。この信号は、各ライン
(ラインナンバ1、2、3は除く)のサンプルナンバ1
〜11のHD期間と、ラインナンバ43〜588及びラ
インナンバ607〜1120のサンプルナンバ12〜1
05のクロマ期間で発生される。
【0024】図5に示す信号が発生している間に、トラ
ックジャンプが行われると、スイッチ回路14が端子1
4B側に設定される。このため、1H前の信号に置き換
えられる。この信号は、ラインナンバ48〜562及び
ラインナンバ610〜1124のサンプルナンバ107
〜480の輝度信号期間に発生される。
【0025】なお、上述の1H遅延回路16、17及び
スイッチ回路14からなる置き換え回路は、ドロップア
ウト補償回路として動作させることができる。したがっ
て、この置き換え回路は、ドロップアウト補償回路と共
用することが可能である。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、変速再生時に、HD
期間にトラックジャンプが発生した場合、又はクロマ期
間でトラックジャンプが発生した場合には、2H前の信
号に置き換えられ、輝度信号期間にトラックジャンプが
発生した場合には、1H前の信号に置き換えられる。こ
れにより、トラックジャンプが発生したときに、画面上
にノイズが発生することが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】MUSE方式の伝送信号の構成を示す略線図。
【図3】MUSE方式の同期信号の説明に用いる波形図
である。
【図4】この発明の一実施例の説明に用いるタイミング
図である。
【図5】この発明の一実施例の説明に用いるタイミング
図である。
【符号の説明】
1 ビデオディスク 9 FM復調回路 12 期間検出回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度信号と色信号と音声信号とが時分割
    で多重され、上記色信号は色差信号(R−Y)と(B−
    Y)とが線順次の形式で記録されたビデオディスクを再
    生するビデオディスクプレーヤにおいて、 再生信号の欠落時、欠落した再生信号が輝度信号であれ
    ば1H(Hは水平期間)前の輝度信号で補間し、 欠落した信号が色信号であれば2H前の色信号で補間
    し、 欠落した信号が音声信号であれば補間動作は行わないこ
    とを特徴とするビデオディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 上記ビデオディスクには1H毎に極性の
    反転する水平同期信号も記録されており、上記再生信号
    中の水平同期信号の欠落時には、2H前の水平同期信号
    で補間することを特徴とするビデオディスクプレーヤ。
  3. 【請求項3】 上記各信号の補間は、トラックジャンプ
    を伴う特殊再生時に行うことを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載のビデオディスクプレーヤ。
  4. 【請求項4】 上記各信号はMUSE方式の信号フォー
    マットで上記ビデオディスクに記録されている請求項1
    又は2記載のビデオディスクプレーヤ。
JP4311473A 1992-10-27 1992-10-27 ビデオディスクプレーヤ Pending JPH06141343A (ja)

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