JPH06140947A - Fm受信機のマルチパスノイズ除去回路 - Google Patents
Fm受信機のマルチパスノイズ除去回路Info
- Publication number
- JPH06140947A JPH06140947A JP29062192A JP29062192A JPH06140947A JP H06140947 A JPH06140947 A JP H06140947A JP 29062192 A JP29062192 A JP 29062192A JP 29062192 A JP29062192 A JP 29062192A JP H06140947 A JPH06140947 A JP H06140947A
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- Japan
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- noise
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 チャンネルセパレーション劣化によってマル
チパスノイズ除去を行うFM受信機において、音質の確
保を図る。 【構成】 チャンネルセパレーションを劣化させること
によりマルチパスノイズを見掛上軽減するステレオノイ
ズコントロール回路に可変バンドパスフィルタ32を設
け、マルチパスノイズに対しては受信帯域の低域及び高
域成分をセパレーション劣化させ、この帯域を放送電波
の状態に応じて変化させる。
チパスノイズ除去を行うFM受信機において、音質の確
保を図る。 【構成】 チャンネルセパレーションを劣化させること
によりマルチパスノイズを見掛上軽減するステレオノイ
ズコントロール回路に可変バンドパスフィルタ32を設
け、マルチパスノイズに対しては受信帯域の低域及び高
域成分をセパレーション劣化させ、この帯域を放送電波
の状態に応じて変化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFM受信機のマルチパス
ノイズ除去回路、特にチャンネルセパレーションを劣化
させながら放送電波の状態に応じて最適な音質を確保す
ることの出来る改良されたマルチパスノイズ除去回路に
関する。
ノイズ除去回路、特にチャンネルセパレーションを劣化
させながら放送電波の状態に応じて最適な音質を確保す
ることの出来る改良されたマルチパスノイズ除去回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】FM受信機は電波伝搬状態により各種の
ノイズが混入して良好な受信作用が阻害される。特に、
車載FM受信機においては、車両の走行に伴い受信電界
が大きく変動し、また建物などの反射によりマルチパス
ノイズを拾いやすいという問題があり、従来において
は、このマルチパスノイズを除去するためにチャンネル
セパレーションを一時的に劣化させるステレオノイズコ
ントロール回路が設けられている。
ノイズが混入して良好な受信作用が阻害される。特に、
車載FM受信機においては、車両の走行に伴い受信電界
が大きく変動し、また建物などの反射によりマルチパス
ノイズを拾いやすいという問題があり、従来において
は、このマルチパスノイズを除去するためにチャンネル
セパレーションを一時的に劣化させるステレオノイズコ
ントロール回路が設けられている。
【0003】図3には従来における一般的なFM受信機
の概略構成が示されている。アンテナ10で受信された
FM受信信号はフロントエンドプロセッサ11にて所望
の高周波増幅等の処理が施され、次にIF回路12にお
いて中間周波増幅が行われる。中間増幅された受信信号
は検波器13にて検波され、マルチプレクサ14にてR
チャンネル及びLチャンネル信号に分離され、それぞれ
低周波増幅器15、16を介してRスピーカ17及びL
スピーカ18に送られる。
の概略構成が示されている。アンテナ10で受信された
FM受信信号はフロントエンドプロセッサ11にて所望
の高周波増幅等の処理が施され、次にIF回路12にお
いて中間周波増幅が行われる。中間増幅された受信信号
は検波器13にて検波され、マルチプレクサ14にてR
チャンネル及びLチャンネル信号に分離され、それぞれ
低周波増幅器15、16を介してRスピーカ17及びL
スピーカ18に送られる。
【0004】このようなFM受信機において、マルチパ
スノイズ発生時には、R、Lチャンネルのセパレーショ
ンを劣化させ、モノラル受信に切り換えることによっ
て、マルチパスノイズを見掛上目立たなくするノイズ除
去が行われる。チャンネルセパレーションの劣化はステ
レオノイズコントロール回路にて行われ、図3において
は、IF回路12からマルチパスノイズが抽出回路20
にて抽出され、この信号によりFET21を動作させ、
R、Lチャンネルの信号を混合することによりチャンネ
ルセパレーションの劣化が行われる。
スノイズ発生時には、R、Lチャンネルのセパレーショ
ンを劣化させ、モノラル受信に切り換えることによっ
て、マルチパスノイズを見掛上目立たなくするノイズ除
去が行われる。チャンネルセパレーションの劣化はステ
レオノイズコントロール回路にて行われ、図3において
は、IF回路12からマルチパスノイズが抽出回路20
にて抽出され、この信号によりFET21を動作させ、
R、Lチャンネルの信号を混合することによりチャンネ
ルセパレーションの劣化が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来装置においては、前記ステレオノイズコントロー
ル回路が検波後の音声信号の全周波数帯域、通常の場合
50〜15KHzの範囲に対してチャンネルセパレーシ
ョンを劣化させていたので、FM受信機の音質が必要以
上に低下してしまうという欠点があった。例えばマルチ
パスノイズ発生時に、S/Nを10dB改善する為には
チャンネルセパレーションを約4dBに低下させなけれ
ばならず、この結果、従来装置においては音質の低下が
著しく、マルチパスノイズ除去と音質の維持とを両立さ
せることができなかった。
た従来装置においては、前記ステレオノイズコントロー
ル回路が検波後の音声信号の全周波数帯域、通常の場合
50〜15KHzの範囲に対してチャンネルセパレーシ
ョンを劣化させていたので、FM受信機の音質が必要以
上に低下してしまうという欠点があった。例えばマルチ
パスノイズ発生時に、S/Nを10dB改善する為には
チャンネルセパレーションを約4dBに低下させなけれ
ばならず、この結果、従来装置においては音質の低下が
著しく、マルチパスノイズ除去と音質の維持とを両立さ
せることができなかった。
【0006】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、マルチパスノイズ除去と音質の
維持とを最適状態で両立させることの出来る改良された
FM受信機を提供することにある。
のであり、その目的は、マルチパスノイズ除去と音質の
維持とを最適状態で両立させることの出来る改良された
FM受信機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、マルチパスノイズ発生時にチャンネルセ
パレーションを劣化させるステレオノイズコントロール
回路を備えたFM受信機において、前記ステレオノイズ
コントロール回路には、低域及び高域のチャンネルセパ
レーションを中域に対して大きく劣化させるための可変
バンドパスフィルタ又は可変バンド除去フィルタが設け
られ、放送電波の状態に応じて前記バンドパスフィルタ
又はバンド除去フィルタのろ波特性を変化できることを
特徴とする。
に、本発明は、マルチパスノイズ発生時にチャンネルセ
パレーションを劣化させるステレオノイズコントロール
回路を備えたFM受信機において、前記ステレオノイズ
コントロール回路には、低域及び高域のチャンネルセパ
レーションを中域に対して大きく劣化させるための可変
バンドパスフィルタ又は可変バンド除去フィルタが設け
られ、放送電波の状態に応じて前記バンドパスフィルタ
又はバンド除去フィルタのろ波特性を変化できることを
特徴とする。
【0008】
【作用】従って、本発明によれば、放送電波の状態に応
じて、ステレオノイズコントロール回路に設けられてい
るバンドパスフィルタ又はバンド除去フィルタのろ波特
性を変化させ、これによってチャンネルセパレーション
を主として高域と低域の両者に対して行い、中域成分に
より音質を確保することを特徴とする。
じて、ステレオノイズコントロール回路に設けられてい
るバンドパスフィルタ又はバンド除去フィルタのろ波特
性を変化させ、これによってチャンネルセパレーション
を主として高域と低域の両者に対して行い、中域成分に
より音質を確保することを特徴とする。
【0009】前記放送電波の状態は、例えばニュース放
送、音楽放送等の種類に応じ前記バンドパスフィルタ又
はバンド除去フィルタのQ、周波数帯域、カットオフ周
波数などを可変させ、またこのようなバンドパスフィル
タ又はバンド除去フィルタの特性は受信電界強度に応じ
て変化させることもできる。
送、音楽放送等の種類に応じ前記バンドパスフィルタ又
はバンド除去フィルタのQ、周波数帯域、カットオフ周
波数などを可変させ、またこのようなバンドパスフィル
タ又はバンド除去フィルタの特性は受信電界強度に応じ
て変化させることもできる。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を
説明する。
説明する。
【0011】図1には本発明に係るマルチパスノイズ除
去回路を内蔵したFM受信機の好適な第1実施例が示さ
れ、前述した図3と同一部材には同一符号を付し説明を
省略する。
去回路を内蔵したFM受信機の好適な第1実施例が示さ
れ、前述した図3と同一部材には同一符号を付し説明を
省略する。
【0012】本実施例において、マルチプレクサ14に
よって分離されたRチャンネル及びLチャンネルの信号
は加算器30、減算器31においてそれぞれL+Rそし
てL−R信号に変換される。減算器31の出力(L−
R)は本発明において特徴的な可変バンドパスフィルタ
32に送られ、その中域成分のみが抽出される、そし
て、バンドパスフィルタ32の出力は可変増幅器33を
介して所定レベル増幅された後加算器34において前記
(L+R)信号に加算され、Lチャンネル信号が生成さ
れる。一方、加算器30から出力された(L+R)信号
には前記増幅器33から出力された中域成分が減算さ
れ、この結果Rチャンネル信号が得られる。
よって分離されたRチャンネル及びLチャンネルの信号
は加算器30、減算器31においてそれぞれL+Rそし
てL−R信号に変換される。減算器31の出力(L−
R)は本発明において特徴的な可変バンドパスフィルタ
32に送られ、その中域成分のみが抽出される、そし
て、バンドパスフィルタ32の出力は可変増幅器33を
介して所定レベル増幅された後加算器34において前記
(L+R)信号に加算され、Lチャンネル信号が生成さ
れる。一方、加算器30から出力された(L+R)信号
には前記増幅器33から出力された中域成分が減算さ
れ、この結果Rチャンネル信号が得られる。
【0013】実施例1によれば、バンドパスフィルタ3
2は(L−R)信号の中域成分を抽出するので、マルチ
パスノイズ発生時には受信信号の低域及び高域成分が減
少され、出力されたL及びRチャンネル信号は互いにチ
ャンネルセパレーションが低域及び高域において劣化し
た信号となり、この結果マルチパスノイズが見掛上目立
たなく制御されている。そして、このようなチャンネル
セパレーションによっても両チャンネルL、R信号は中
域成分に残存するので、音質の低下を最小限に抑制する
ことができる。
2は(L−R)信号の中域成分を抽出するので、マルチ
パスノイズ発生時には受信信号の低域及び高域成分が減
少され、出力されたL及びRチャンネル信号は互いにチ
ャンネルセパレーションが低域及び高域において劣化し
た信号となり、この結果マルチパスノイズが見掛上目立
たなく制御されている。そして、このようなチャンネル
セパレーションによっても両チャンネルL、R信号は中
域成分に残存するので、音質の低下を最小限に抑制する
ことができる。
【0014】第1実施例において、前記可変バンドパス
フィルタ32のろ波特性は入力端子32aからの制御信
号によって選択され、実施例においてろ波特性は尖鋭度
Q、周波数帯域f0そしてカットオフ周波数fcから単
独で或いは組み合わせて構成される。そして、端子32
aに供給される制御信号は、放送電波の種類、例えば狭
帯域特性であるニュース放送、広帯域特性を有する音楽
放送などに応じて切換えられ、このような制御信号の切
換えは使用者が選択してもあるいはIF回路12から検
出された受信信号の周波数スペクトラムから自動的に切
替えても良い。また、前記制御信号として受信電界強度
の変化を用いることもでき、この場合には受信電界強度
が低下するに従い、初期の低域及び高域のみのチャンネ
ルセパレーション劣化から順次全帯域のチャンネルセパ
レーション劣化へ移行することも好適である。
フィルタ32のろ波特性は入力端子32aからの制御信
号によって選択され、実施例においてろ波特性は尖鋭度
Q、周波数帯域f0そしてカットオフ周波数fcから単
独で或いは組み合わせて構成される。そして、端子32
aに供給される制御信号は、放送電波の種類、例えば狭
帯域特性であるニュース放送、広帯域特性を有する音楽
放送などに応じて切換えられ、このような制御信号の切
換えは使用者が選択してもあるいはIF回路12から検
出された受信信号の周波数スペクトラムから自動的に切
替えても良い。また、前記制御信号として受信電界強度
の変化を用いることもでき、この場合には受信電界強度
が低下するに従い、初期の低域及び高域のみのチャンネ
ルセパレーション劣化から順次全帯域のチャンネルセパ
レーション劣化へ移行することも好適である。
【0015】図2には本発明に係るFM受信機の好適な
第2実施例が示されている。
第2実施例が示されている。
【0016】第2実施例において、検波されたL及びR
信号は減算器40によって差分が取られ、この差分出力
が可変バンド除去フィルタ41に供給される。第2実施
例における可変バンド除去フィルタ41は前記減算器4
0の出力であるL/R差分の低域成分と高域成分のみを
抽出し、これを可変増幅器42により所定レベルに増幅
して減算器43及び加算器44を用いて両L信号及びR
信号に原加算する。第2実施例においても、可変バンド
除去フィルタ41の入力端子41aには前述した第1実
施例で説明したと同様の制御信号が供給されており、放
送電波の状態に応じてマルチパスノイズ発生時には所定
の低域及び高域成分が主としてチャンネルセパレーショ
ン劣化されたL及びR信号を出力することができる。
信号は減算器40によって差分が取られ、この差分出力
が可変バンド除去フィルタ41に供給される。第2実施
例における可変バンド除去フィルタ41は前記減算器4
0の出力であるL/R差分の低域成分と高域成分のみを
抽出し、これを可変増幅器42により所定レベルに増幅
して減算器43及び加算器44を用いて両L信号及びR
信号に原加算する。第2実施例においても、可変バンド
除去フィルタ41の入力端子41aには前述した第1実
施例で説明したと同様の制御信号が供給されており、放
送電波の状態に応じてマルチパスノイズ発生時には所定
の低域及び高域成分が主としてチャンネルセパレーショ
ン劣化されたL及びR信号を出力することができる。
【0017】従って、第2実施例においても、放送電波
の状態に応じてバンド除去フィルタの周波数特性を可変
させ、ノイズの種類あるいは放送プログラムの種類によ
って最適なチャンネルセパレーション劣化と音質確保の
両立を図ることができる。
の状態に応じてバンド除去フィルタの周波数特性を可変
させ、ノイズの種類あるいは放送プログラムの種類によ
って最適なチャンネルセパレーション劣化と音質確保の
両立を図ることができる。
【0018】前述した各実施例において、詳細には示し
ていないが、可変増幅器33あるいは42も前記放送電
波の状態あるいは受信電界強度に応じてその増幅度ある
いは減衰度を変化させることが好適であり、本発明にお
けるチャンネルセパレーションのレベルを選択すること
ができる。
ていないが、可変増幅器33あるいは42も前記放送電
波の状態あるいは受信電界強度に応じてその増幅度ある
いは減衰度を変化させることが好適であり、本発明にお
けるチャンネルセパレーションのレベルを選択すること
ができる。
【0019】以上のように、本発明によれば、マルチパ
スノイズが発生している時には、一般的にステレオノイ
ズコントロール回路のバンドパスフィルタをQの大きな
狭帯域フィルタとし、中域成分の僅かな領域を残し、低
域及び高域の広い帯域に渡ってチャンネンルセパレーシ
ョンを劣化させ、確実なマルチパスノイズ除去を行う。
スノイズが発生している時には、一般的にステレオノイ
ズコントロール回路のバンドパスフィルタをQの大きな
狭帯域フィルタとし、中域成分の僅かな領域を残し、低
域及び高域の広い帯域に渡ってチャンネンルセパレーシ
ョンを劣化させ、確実なマルチパスノイズ除去を行う。
【0020】一方、弱電界ノイズが発生している時に
は、本発明においては、前述したような受信電界レベル
に応じて可変バンドパスフィルタ又はバンド除去フィル
タの帯域を変化させ、例えばQの小さな広帯域フィルタ
とすることによって、抽出成分を多く残し、低域及び高
域の一部のみをチャンネルセパレーションの劣化に供す
る。
は、本発明においては、前述したような受信電界レベル
に応じて可変バンドパスフィルタ又はバンド除去フィル
タの帯域を変化させ、例えばQの小さな広帯域フィルタ
とすることによって、抽出成分を多く残し、低域及び高
域の一部のみをチャンネルセパレーションの劣化に供す
る。
【0021】この結果、音質の確保を重視した受信作用
を得ることができる。
を得ることができる。
【0022】更に、前述したように、放送プログラムの
種類に応じ、ニュースの様に帯域の狭い受信状態におい
てはQの大きな狭帯域特性を用いてマルチパスノイズの
除去を重視し、一方において音楽放送プログラムの様に
受信帯域が広い時にはQの小さな広帯域フィルタを利用
する。この結果、マルチパスノイズが一部の残る欠点は
あるものの音質を確保した受信作用を維持することがで
きる。
種類に応じ、ニュースの様に帯域の狭い受信状態におい
てはQの大きな狭帯域特性を用いてマルチパスノイズの
除去を重視し、一方において音楽放送プログラムの様に
受信帯域が広い時にはQの小さな広帯域フィルタを利用
する。この結果、マルチパスノイズが一部の残る欠点は
あるものの音質を確保した受信作用を維持することがで
きる。
【0023】また、ドラマ放送プログラムなどにおいて
は、前記ニュースと音楽で用いた帯域の中間的な帯域を
選択することより常にマルチパスノイズの除去と音質の
確保等を最適に両立させることができる。
は、前記ニュースと音楽で用いた帯域の中間的な帯域を
選択することより常にマルチパスノイズの除去と音質の
確保等を最適に両立させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チャンネルセパレーション劣化によってマルチパスノイ
ズを除去しながら、放送電波の状態に応じて受信信号の
中域成分を残した帯域制御を行い、これによってマルチ
パスノイズ除去と音質等を最適に両立させることが可能
となる。
チャンネルセパレーション劣化によってマルチパスノイ
ズを除去しながら、放送電波の状態に応じて受信信号の
中域成分を残した帯域制御を行い、これによってマルチ
パスノイズ除去と音質等を最適に両立させることが可能
となる。
【図1】本発明に係るFM受信機の好適な第1実施例を
示すブロック回路図である。
示すブロック回路図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すブロック回路図であ
る。
る。
【図3】従来におけるFM受信機のブロック回路図であ
る。
る。
32 可変バンドパスフィルタ 33、42 可変増幅器 41 可変バンド除去フィルタ
Claims (1)
- 【請求項1】 マルチパスノイズ発生時にチャンネルセ
パレーションを劣化させるステレオノイズコントロール
回路を備えたFM受信機において、 前記ステレオノイズコントロール回路には、低域及び高
域のチャンネルセパレーションを中域に対して大きく劣
化させるための可変バンドパスフィルタ又は可変バンド
除去フィルタが設けられ、 放送電波の状態に応じて前記バンドパスフィルタ又はバ
ンド除去フィルタのろ波特性を変化できることを特徴と
するFM受信機のマルチパスノイズ除去回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29062192A JP3276684B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | Fm受信機のマルチパスノイズ除去回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29062192A JP3276684B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | Fm受信機のマルチパスノイズ除去回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06140947A true JPH06140947A (ja) | 1994-05-20 |
JP3276684B2 JP3276684B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=17758366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29062192A Expired - Fee Related JP3276684B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | Fm受信機のマルチパスノイズ除去回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3276684B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001189669A (ja) * | 1999-11-16 | 2001-07-10 | Motorola Inc | 無線バックエンド回路 |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP29062192A patent/JP3276684B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001189669A (ja) * | 1999-11-16 | 2001-07-10 | Motorola Inc | 無線バックエンド回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3276684B2 (ja) | 2002-04-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |