JPH06140603A - ゲートアレイ方式半導体装置 - Google Patents

ゲートアレイ方式半導体装置

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JPH06140603A
JPH06140603A JP28895792A JP28895792A JPH06140603A JP H06140603 A JPH06140603 A JP H06140603A JP 28895792 A JP28895792 A JP 28895792A JP 28895792 A JP28895792 A JP 28895792A JP H06140603 A JPH06140603 A JP H06140603A
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JP
Japan
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power supply
input
basic cell
length
power source
Prior art date
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Pending
Application number
JP28895792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaomi Murata
正臣 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間導体を不要とすることにより、搭載でき
るゲート数を増大させるゲートアレイ方式半導体装置を
提供することにある。 【構成】 半導体装置1は、内部回路11と多数の入出
力バッファ12とで構成する。内部回路11を構成する
各横一列の基本セル群には、配列された各基本セル13
に電源を供給するための一対の電源線16a,16bを
形成している。また、入出力バッファ12は、電源線1
6a,16bに電源を供給するための電源ピン12a,
12bを有する。電源ピン12aを形成した入出力バッ
ファ12の一辺の長さを基準長とし、基本セルの縦、横
の長さを、この基準長の1/m、1/n(m,nは整
数)に設定し、電源線16a,16bと電源ピン12
a,12bとの位置合わせを不要とし、互いを直接、電
気的に接続して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の基本セルを半導
体基板上に一面に敷き詰めたチャンネルレス型のゲート
アレイ方式半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チャンネルレス型ゲートアレイ方式半導
体装置の一般的な構成を図3に示す。この半導体装置4
0は、内部回路41と多数の入出力バッファ42とを備
えており、内部回路41は、この半導体装置40の中央
部に位置し、多数の基本セル43を一面に敷き詰めた状
態に規則正しく配列して構成している。入出力バッファ
42は、この内部回路41の外周部を囲むようにして環
状に配設されており、この各入出力バッファ42を経由
して、内部回路41と外部回路との間で信号の授受が行
われる。
【0003】また、図4に拡大して示すように、この内
部回路41と入出力バッファ42との間には、内部回路
41の外周部を囲むように、カバーメタルと呼ばれる2
本の中間導体44a、44bが設けられており、入出力
バッファ42の2本の電源線45a、45bとそれぞれ
個々に電気的に接続している。さらに、内部回路41を
構成する横一列の各基本セル群には、この基本セル群を
構成する各基本セル43に電源を供給するための2本の
電源線46a、46bが形成されており、この電源線4
6a、46bの一端が、それぞれAl1層を介して中間
導体44a、44bに接続されている。
【0004】このようにして、入出力バッファ42から
供給される電源を、一旦、中間導体44a、44bによ
って受け、さらにこの中間導体44a、44bから、各
基本セル群の電源線46a、46bに電源が供給され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように環状の中間
導体44a、44bを利用することによって、各入出力
バッファ42の電源ピン42a、42bと、基本セル群
の電源線46a、46bとの位置合わせが不要となる利
点を有する。しかし、基板上には、中間導体44a、4
4bを形成するための領域を確保しなければならず、こ
のため、基本セルを搭載できる領域が制約を受けること
になり、ゲート数の増大を妨げる1つの原因となってい
た。
【0006】本発明は、こにような課題を解決すべくな
されたものであり、その目的は、従来から形成していた
中間導体を不要とすることにより、搭載できるゲート数
を増大させるゲートアレイ方式半導体装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるゲートア
レイ方式半導体装置は、半導体基板上に複数の基本セル
を縦横に敷き詰めて形成した内部回路と、この内部回路
の外周に沿って配列した複数の入出力バッファとを有す
るチャンネルレス型のゲートアレイ方式半導体装置にお
いて、内部回路を構成する各横一列の基本セル群には、
配列された各基本セルに電源を供給するための一対の電
源線が、この基本セル群の一端から他端に亘って形成さ
れており、この電源線の両端部に位置する前記入出力バ
ッファには、この電源線に電源を供給するための複数の
電源供給端子を備えており、この電源供給端子を備えた
入出力バッファの一辺の長さを基準長とし、この入出力
バッファの一辺に相対する基本セルの一辺の長さを、こ
の基準長の1/m(mは整数)に設定し、入出力バッフ
ァの電源供給端子と、これに相対する基本セルの電源線
とを、直接、電気的に接続したものとして構成する。
【0008】また、この基本セルの残る両側の辺の長さ
を、この基準長の1/n(nは整数)に設定することも
できる。
【0009】
【作用】このように基本セルの寸法を規定することによ
り、この基本セルを縦方向にm個配列した長さが、電源
供給端子を備えた入出力バッファの一辺の長さと一致す
るように作用する。従って、全ての入出力バッファと基
本セルとが、同じ位置関係で配列されることになる。従
って、電源線の終端の位置と、入出力バッファの各電源
供給端子の位置との相対的な位置関係も一義的に定ま
る。
【0010】また、この基本セルの残る両側の辺の長さ
を、この基準長の1/n(nは整数)に設定した場合に
は、この基本セルを横方向にn個配列した長さが、入出
力バッファの電源供給端子を備えた一辺の長さに等しく
なり、同様の作用を奏する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1に、チャンネルレス型のゲートアレイ方
式半導体装置の構成を示す。この半導体装置10は、内
部回路11と多数の入出力バッファ12とを備えて構成
される。
【0012】内部回路11は、この半導体装置10の中
央部に位置し、多数の基本セル13を縦横に一面に敷き
詰めた状態に規則正しく配列しており、各基本セル13
間の配線設計のみで、所望の内部回路が形成される構成
となっている。
【0013】多数の入出力バッファ12は、この内部回
路11の外周を囲むようにして環状に配設されており、
この入力バッファ12を経由して、内部回路11と外部
回路(図示せず)との間で信号の授受が行われる。
【0014】図2に、入出力バッファ12と内部回路1
1の一部を拡大して示す。図1では省略したが、内部回
路11を構成する横一列の各基本セル群には、この基本
セル群を構成する各基本セル13に電源を供給するため
の2本の電源線16a、16bが形成されている。
【0015】図示の例では、縦方向に並ぶ入出力バッフ
ァ12に対して、縦方向に3つの基本セル13が相対し
ており、各入出力バッファ12は、この電源線16a、
16bに電源を供給するための電源ピン12a、12b
を3対備えている。また、この各電源ピン12a、12
bの間隔も、相対する電源線16a、16bの間隔に一
致しており、相対する各電源ピン12a、12bと電源
線16a、16bとは、Al1層を介して、直接、電気
的に接続されている。
【0016】一方、横方向に並ぶ入出力バッファ12に
対しては、1つ入出力バッファ12に対して、横方向に
6個の基本セル13が相対して配列された状態である。
また、内部回路11には、この入出力バッファ12で規
定される範囲内に、縦方向に延びる一対の補助線17
a,17bが形成されており、この補助線17a,17
bが、Al2層を介して入出力バッファ12の電源ピン
12a、12bと、直接、電気的に接続された状態であ
る。
【0017】なお、図2では一端側のみを図示したが、
対向端側においても同様に電源線16a、16b或いは
補助線17a,17bと、入出力バッファ12の電源ピ
ン12a、12bとが接続された状態である。
【0018】ここで、入出力バッファ12と基本セル1
3との寸法の相対的な関係について説明する。これらの
寸法は、入出力バッファ12における電源ピンを備えた
一辺の寸法を基準長として定めており、この基準長に対
し、各基本セルの縦(h)・横(w)の寸法を、それぞ
れ1/m、1/n(m、nは整数)に設定している。た
とえば、図2の例では、入出力バッファ12の電源ピン
12a,12bを備えた一辺の長さが120μmであれ
ば、基本セル13の縦(h)・横(w)の寸法は、それ
ぞれ40μm(m=3),20μm(n=6)となる。
【0019】このように基本セル13の寸法を、入出力
バッファ12に合わせて規定することにより、この基本
セル13を縦方向にはm個、横方向にはn個配列させた
長さが、入出力バッファ12の電源ピン12a,12b
を備えた一辺の長さに等しくなるものである。
【0020】従って、このようにして入出力バッファ1
2の寸法と基本セル13の寸法とを相対的に決定し、各
入出力バッファ12及び基本セル13を所定の位置に配
列形成すれば、各入出力バッファの一辺に対し、整数個
の基本セルがそれぞれ規則正しく配列されることにな
る。従って、各電源ピンの位置と、これに相対する基本
セル群の電源線の位置とが、自動的に位置合わせされる
ため、回路設計自体も容易に行うことができる。
【0021】本実施例では、入出力バッファの電源ピン
を備えた一辺の長さを120μmとし、基本セルの縦及
び横の寸法を、それぞれ40μm及び20μmとした
が、この数値に限定するものではなく、前述した関係を
満たす寸法であれば限定するものではない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるゲ
ートアレイ方式半導体装置は、電源供給端子を備えた入
出力バッファの一辺の長さを基準長とし、この辺に相対
する基本セルの一辺の寸法を、この基準長の1/m(m
は整数)に設定したので、この基本セルを縦方向にm個
配列した寸法と、入出力バッファの電源供給端子を備え
た一辺の寸法とを一致させることができ、これによっ
て、配列された全ての入出力バッファと基本セルとを、
同じ位置関係で配列させることができる。
【0023】また、このように全ての入出力バッファと
基本セルとが、同じ位置関係で配列するので、基本セル
群を亘る電源線の終端の位置と、入出力バッファの各電
源供給端子の位置との相対的な位置関係も一義的に定ま
り、両者の位置合わせも不要となる。
【0024】このように、入出力バッファの電源供給端
子と基本セル群の電源線とを直接接続することにより、
従来使用していた中間導体が不要となり、この領域にも
基本セルを形成することができ、一定の領域内に搭載で
きるゲート数を増大させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるゲートアレイ方式半導体装置の
構成を示す平面図である。
【図2】図1における半導体装置の一部を拡大して示す
平面図である。
【図3】従来のゲートアレイ方式半導体装置の構成を示
す平面図である。
【図4】図3における半導体装置の一部を拡大して示す
平面図である。
【符号の説明】 10…半導体装置、11…内部回路、12…入出力バッ
ファ、12a、12b…電源ピン(電源供給端子)、1
3…基本セル、16a、16b…電源線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に複数の基本セルを縦横に敷
    き詰めて形成した内部回路と、この内部回路の外周に沿
    って配列した複数の入出力バッファとを有するチャンネ
    ルレス型のゲートアレイ方式半導体装置において、 前記内部回路を構成する各横一列の基本セル群には、配
    列された各基本セルに電源を供給するための一対の電源
    線が、この基本セル群の一端から他端に亘って形成され
    ており、 この電源線の両端部に位置する前記入出力バッファに
    は、この電源線に電源を供給するための複数の電源供給
    端子を備えており、 この電源供給端子を備えた入出力バッファの一辺の長さ
    を基準長とし、この入出力バッファの一辺に相対する基
    本セルの一辺の長さを、前記基準長の1/m(mは整
    数)に設定し、 前記入出力バッファの電源供給端子と、これに相対する
    基本セルの電源線とを、直接、電気的に接続したもので
    あることを特徴とするゲートアレイ方式半導体装置。
  2. 【請求項2】前記基本セルの残る両側の辺の長さを、前
    記基準長の1/n(nは整数)に設定したものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のゲートアレイ方式半導体
    装置。
JP28895792A 1992-10-27 1992-10-27 ゲートアレイ方式半導体装置 Pending JPH06140603A (ja)

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