JPH06140472A - バンプ付きテープの製造方法 - Google Patents
バンプ付きテープの製造方法Info
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- JPH06140472A JPH06140472A JP30787092A JP30787092A JPH06140472A JP H06140472 A JPH06140472 A JP H06140472A JP 30787092 A JP30787092 A JP 30787092A JP 30787092 A JP30787092 A JP 30787092A JP H06140472 A JPH06140472 A JP H06140472A
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- resist
- forming
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 TABテープと外部回路を直接ボンディング
をしなくとも、実装後に検査を可能とし、さらに、多ピ
ン、狭ピッチ化に対応した寸法安定性に優れたバンプを
有するバンプ付きテープの新規な製造方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ポリイミド樹脂フィルムに金属層を形成した
基体を使用し、TABテープの製造技術を応用して、バ
ンプおよび各種ホールを形成する。
をしなくとも、実装後に検査を可能とし、さらに、多ピ
ン、狭ピッチ化に対応した寸法安定性に優れたバンプを
有するバンプ付きテープの新規な製造方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ポリイミド樹脂フィルムに金属層を形成した
基体を使用し、TABテープの製造技術を応用して、バ
ンプおよび各種ホールを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTAB(テープ オウト
メイティドゥ ボンディング)やFPC(フレキシブル
プリント サーキット)等の実装用基板と外部回路と
を接合することに用いるバンプ付きテープの製造方法に
関するものである。
メイティドゥ ボンディング)やFPC(フレキシブル
プリント サーキット)等の実装用基板と外部回路と
を接合することに用いるバンプ付きテープの製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の分野において軽薄短小
化および高機能化の傾向が急速に強まりつつある。この
傾向に対し、電子機器の小型化や高機能化に伴って多ピ
ン化、薄型化するチップを搭載することがパッケージに
要求されている。このようなチップの多ピン化に対応可
能な実装技術としてTABが用いられる。TABに要求
されている多ピン化のレベルとしては1000ピンクラ
スのものであり、それによって狭ピッチ化がさらに進
み、インナーリードでは70μmピッチのTABが開発
されている。
化および高機能化の傾向が急速に強まりつつある。この
傾向に対し、電子機器の小型化や高機能化に伴って多ピ
ン化、薄型化するチップを搭載することがパッケージに
要求されている。このようなチップの多ピン化に対応可
能な実装技術としてTABが用いられる。TABに要求
されている多ピン化のレベルとしては1000ピンクラ
スのものであり、それによって狭ピッチ化がさらに進
み、インナーリードでは70μmピッチのTABが開発
されている。
【0003】TABテープと外部回路とを接続する技術
は、一般的にTABテープのアウターリードを用いて行
うが、リードが柔らかく、曲がり易いことや外部回路お
よび電極の種類が多様なため、QFP(クワッド フラ
ット パッケージ)等と比較して非常に難しいものであ
り、この技術はTAB技術の分野でも遅れている分野で
ある。
は、一般的にTABテープのアウターリードを用いて行
うが、リードが柔らかく、曲がり易いことや外部回路お
よび電極の種類が多様なため、QFP(クワッド フラ
ット パッケージ)等と比較して非常に難しいものであ
り、この技術はTAB技術の分野でも遅れている分野で
ある。
【0004】TABテープのアウターリードと外部回路
を接続する方法としては主に次の3つが挙げられる。1
つははんだ付けによる方法である。これは、TABテー
プのアウターリードと外部回路の電極にめっき処理を施
し、お互いを熱圧着させることにより接続するものであ
る。2つめは異方性導伝性シートによる方法である。こ
の方法は分散させたシートをTABテープのアウターリ
ードと外部回路の電極の間に介在させ、熱圧着させるこ
とにより樹脂を軟化させ、それによりリードと電極間を
分散させた微粒子で電気的に接触させるものである。こ
の方法ではリードピッチが100μmピッチの接続が実
験室レベルで完成した程度であり、狭ピッチ化に適さな
いという問題や電極間にも金属微粒子が存在するため、
電極間の絶縁抵抗が低下し、クロストークを発生させる
という問題などがある。もう1つは、光硬化性絶縁樹脂
による方法である。この方法はTABテープのアウター
リードと外部回路の電極との間を光硬化性絶縁樹脂を介
在させ、これを硬化させることにより接続する方法であ
る。しかし、これらの方法では、TABテープと外部回
路をボンディングしなくては電気的検査が困難であるた
め、接続後外部回路に不具合が生じてもTABテープと
外部回路を切り放すことは不可能であり、TABテープ
とTABテープに搭載したチップが無駄になってしまう
という問題点がある。
を接続する方法としては主に次の3つが挙げられる。1
つははんだ付けによる方法である。これは、TABテー
プのアウターリードと外部回路の電極にめっき処理を施
し、お互いを熱圧着させることにより接続するものであ
る。2つめは異方性導伝性シートによる方法である。こ
の方法は分散させたシートをTABテープのアウターリ
ードと外部回路の電極の間に介在させ、熱圧着させるこ
とにより樹脂を軟化させ、それによりリードと電極間を
分散させた微粒子で電気的に接触させるものである。こ
の方法ではリードピッチが100μmピッチの接続が実
験室レベルで完成した程度であり、狭ピッチ化に適さな
いという問題や電極間にも金属微粒子が存在するため、
電極間の絶縁抵抗が低下し、クロストークを発生させる
という問題などがある。もう1つは、光硬化性絶縁樹脂
による方法である。この方法はTABテープのアウター
リードと外部回路の電極との間を光硬化性絶縁樹脂を介
在させ、これを硬化させることにより接続する方法であ
る。しかし、これらの方法では、TABテープと外部回
路をボンディングしなくては電気的検査が困難であるた
め、接続後外部回路に不具合が生じてもTABテープと
外部回路を切り放すことは不可能であり、TABテープ
とTABテープに搭載したチップが無駄になってしまう
という問題点がある。
【0005】又、本発明で対象とする様なバンプ付きテ
ープは種々提案されているが、それらの効率的な製造方
法はいまだ確立されていない。
ープは種々提案されているが、それらの効率的な製造方
法はいまだ確立されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、2層
TABの製造方法についての技術(例えば、特開平03
−83354号公報に記載された技術)を応用して、T
ABテープのアウターリードを用いず、TABテープに
形成したパッド裏面のホールとバンプ付きテープのバン
プを接続したものを用いることとし、TABテープと外
部回路のバンプ付きテープを介する接続において、TA
Bテープと外部回路を直接ボンディングをしなくとも、
実装後に検査を可能とし、さらに、多ピン、狭ピッチ化
に対応した寸法安定性に優れたバンプを有するバンプ付
きテープの新規な製造方法を提供することにある。
TABの製造方法についての技術(例えば、特開平03
−83354号公報に記載された技術)を応用して、T
ABテープのアウターリードを用いず、TABテープに
形成したパッド裏面のホールとバンプ付きテープのバン
プを接続したものを用いることとし、TABテープと外
部回路のバンプ付きテープを介する接続において、TA
Bテープと外部回路を直接ボンディングをしなくとも、
実装後に検査を可能とし、さらに、多ピン、狭ピッチ化
に対応した寸法安定性に優れたバンプを有するバンプ付
きテープの新規な製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のバンプ付きテープの製造方法は、ポリイミド
樹脂フィルムの上面に直接に金属層を形成したものを基
体とし、金属層のある基体上面および基体下面に感光性
レジスト層を形成し、次いで基体上面におけるレジスト
層には所定のランドおよび回路パターンを有するフォト
マスクを施し、基体下面におけるレジスト層には所定の
各種ホールパターンを有するフォトマスクを施し、基体
上面および基体下面に光を照射し、次いで基体上面のレ
ジストを現像して該基体の上面にレジストパターンを形
成する第1の工程、基体上面に形成したレジストパター
ンに従って基体上面にランドおよび回路パターンを形成
し、次いで基体下面にレジストパターンを形成する第2
の工程、基体上面全体にわたって有機樹脂被膜を形成す
る第3の工程、基体下面に形成したレジストパターンに
従って露出したポリイミド樹脂を溶解除去することによ
り所定の部分に所定の各種ホールを形成する第4の工
程、基体下面に形成された各種ホールのうち特定のホー
ルのみを有機樹脂被膜で被覆し、しかる後、基体下面に
形成された各種ホールのうち有機樹脂被膜で被覆されて
いないホールに電気めっきにより所定のバンプを形成す
る第5の工程、基体上面および基体下面の有機樹脂被膜
を除去する第6の工程よりなる点に特徴がある。
の本発明のバンプ付きテープの製造方法は、ポリイミド
樹脂フィルムの上面に直接に金属層を形成したものを基
体とし、金属層のある基体上面および基体下面に感光性
レジスト層を形成し、次いで基体上面におけるレジスト
層には所定のランドおよび回路パターンを有するフォト
マスクを施し、基体下面におけるレジスト層には所定の
各種ホールパターンを有するフォトマスクを施し、基体
上面および基体下面に光を照射し、次いで基体上面のレ
ジストを現像して該基体の上面にレジストパターンを形
成する第1の工程、基体上面に形成したレジストパター
ンに従って基体上面にランドおよび回路パターンを形成
し、次いで基体下面にレジストパターンを形成する第2
の工程、基体上面全体にわたって有機樹脂被膜を形成す
る第3の工程、基体下面に形成したレジストパターンに
従って露出したポリイミド樹脂を溶解除去することによ
り所定の部分に所定の各種ホールを形成する第4の工
程、基体下面に形成された各種ホールのうち特定のホー
ルのみを有機樹脂被膜で被覆し、しかる後、基体下面に
形成された各種ホールのうち有機樹脂被膜で被覆されて
いないホールに電気めっきにより所定のバンプを形成す
る第5の工程、基体上面および基体下面の有機樹脂被膜
を除去する第6の工程よりなる点に特徴がある。
【0008】又、本発明の方法は、前記のバンプ付きテ
ープの製造方法において、基体上面にランドおよび回路
パターンを形成し、次いで基体下面のレジストパターン
を形成する第2の工程が、基体上面に形成されたレジス
トパターンに従って露出した金属層上に電気めっきによ
り金属めっき層を積層させて回路前形体を形成し、次い
で基体下面のレジストを現像して基体下面にレジストパ
ターンを形成し、次いで基体上面のレジストを溶解除去
し、次いで基体上面の溶解除去されたレジストの下に残
存する金属層を溶解除去する工程である点に特徴があ
る。
ープの製造方法において、基体上面にランドおよび回路
パターンを形成し、次いで基体下面のレジストパターン
を形成する第2の工程が、基体上面に形成されたレジス
トパターンに従って露出した金属層上に電気めっきによ
り金属めっき層を積層させて回路前形体を形成し、次い
で基体下面のレジストを現像して基体下面にレジストパ
ターンを形成し、次いで基体上面のレジストを溶解除去
し、次いで基体上面の溶解除去されたレジストの下に残
存する金属層を溶解除去する工程である点に特徴があ
る。
【0009】又、本発明の方法は、前記のバンプ付きテ
ープの製造方法において、基体上面にランドおよび回路
パターンを形成し、次いで基体下面のレジストパターン
を形成する第2の工程が、基体下面のレジストを現像し
て該基体下面にレジストパターンを形成し、次いで基体
上面に形成されたレジストパターンに従って露出した金
属層をエッチングした後、エッチングされなかった金属
層上のレジストを溶解除去する工程である点に特徴があ
る。
ープの製造方法において、基体上面にランドおよび回路
パターンを形成し、次いで基体下面のレジストパターン
を形成する第2の工程が、基体下面のレジストを現像し
て該基体下面にレジストパターンを形成し、次いで基体
上面に形成されたレジストパターンに従って露出した金
属層をエッチングした後、エッチングされなかった金属
層上のレジストを溶解除去する工程である点に特徴があ
る。
【0010】
【作用】次に本発明によるバンプ付きテープの製造方法
の詳細とその作用について、図2,図3,図4,図5に
示すものに基づいて説明する。上面金属層および基体上面レジストパターン形成工程:
本発明においては基本的に上面にのみ上面金属層1を接
着剤によらず被着形成されたテープ状のポリイミド樹脂
フィルムをポリイミド樹脂基体2として用いる。ポリイ
ミド樹脂基体2と上面金属層1の間に接着剤を介してい
ないため、熱による軟化のための位置ズレが起こらず寸
法精度がよい。
の詳細とその作用について、図2,図3,図4,図5に
示すものに基づいて説明する。上面金属層および基体上面レジストパターン形成工程:
本発明においては基本的に上面にのみ上面金属層1を接
着剤によらず被着形成されたテープ状のポリイミド樹脂
フィルムをポリイミド樹脂基体2として用いる。ポリイ
ミド樹脂基体2と上面金属層1の間に接着剤を介してい
ないため、熱による軟化のための位置ズレが起こらず寸
法精度がよい。
【0011】ポリイミド樹脂基体2の上面に上面金属層
1は該基体表面にスパッタ法、真空蒸着法または無電解
めっき法によるかあるいはこれらの方法を組み合わせて
金属層を形成されるか、これらの方法にさらに電解めっ
き法を組み合わせてよく、要はポリイミド樹脂基体2上
に接着剤を施すことなく直接的に金属層を形成する方法
ならば何れの方法によるものも採用することができる。
ポリイミド樹脂基体2上に形成する上面金属層1は電気
的性質や経済的面を考慮すると一般的には銅が採用され
るがポリイミド樹脂基体2と銅との間にクロム、ニッケ
ル等の薄膜層が存在しても何ら差し支えない。
1は該基体表面にスパッタ法、真空蒸着法または無電解
めっき法によるかあるいはこれらの方法を組み合わせて
金属層を形成されるか、これらの方法にさらに電解めっ
き法を組み合わせてよく、要はポリイミド樹脂基体2上
に接着剤を施すことなく直接的に金属層を形成する方法
ならば何れの方法によるものも採用することができる。
ポリイミド樹脂基体2上に形成する上面金属層1は電気
的性質や経済的面を考慮すると一般的には銅が採用され
るがポリイミド樹脂基体2と銅との間にクロム、ニッケ
ル等の薄膜層が存在しても何ら差し支えない。
【0012】基体上面に形成する上面金属層1の厚みは
導通用の配線を有するリード付きランド6の形成が、無
電解めっきを行った後電気めっきによって回路パターン
を形成するセミアディティブ法によって行う場合はリー
ド付きランド6の形成に際して行われる電気めっきにお
ける前処理でのエッチングに耐え得る厚みであれば、特
に制約はないがさらに後述するようなランドを独立させ
るための上面金属層1の部分的な溶解工程の作業を考慮
すると0.1〜2μmの範囲にあることが望ましい。
導通用の配線を有するリード付きランド6の形成が、無
電解めっきを行った後電気めっきによって回路パターン
を形成するセミアディティブ法によって行う場合はリー
ド付きランド6の形成に際して行われる電気めっきにお
ける前処理でのエッチングに耐え得る厚みであれば、特
に制約はないがさらに後述するようなランドを独立させ
るための上面金属層1の部分的な溶解工程の作業を考慮
すると0.1〜2μmの範囲にあることが望ましい。
【0013】リード付きランド6の形成がエッチングに
より配線パターンを形成するサブトラクティブ法によっ
て行われる場合には、所望する厚みを有する銅箔にポリ
イミドワニスを塗布し固めるキャスティング法等の方法
で形成した基体を除いて、感光性レジスト層3が形成さ
れる前に上面金属層1の厚みを所望のリード付きランド
6の厚さにしておく必要がある。その方法としては前述
したように絶縁樹脂基体上にスパッタ法等でまず薄膜金
属層を形成した後、さらにその上面に電気めっきにより
所望のリード付きランドの厚さまで金属めっき層を積層
することがよい。通常要求されるリード付きランド6の
厚さは10〜40μmである。
より配線パターンを形成するサブトラクティブ法によっ
て行われる場合には、所望する厚みを有する銅箔にポリ
イミドワニスを塗布し固めるキャスティング法等の方法
で形成した基体を除いて、感光性レジスト層3が形成さ
れる前に上面金属層1の厚みを所望のリード付きランド
6の厚さにしておく必要がある。その方法としては前述
したように絶縁樹脂基体上にスパッタ法等でまず薄膜金
属層を形成した後、さらにその上面に電気めっきにより
所望のリード付きランドの厚さまで金属めっき層を積層
することがよい。通常要求されるリード付きランド6の
厚さは10〜40μmである。
【0014】また上面金属層1上に形成される感光性レ
ジスト層3の厚みは、リード付きランド6の形成がセミ
アディティブ法により行われる場合には、リード付きラ
ンド6の厚さが10〜40μmであることから10〜4
0μm以上であることが必要とされる。リード付きラン
ド6の形成をサブトラクティブ法で行う場合は特に厚さ
の制限はないが、レジストパターン5形成後の上面金属
層1の溶解に際しての溶解後のパターン精度を考慮する
と1〜10μm程度が適当である。ただし、リード付き
ランド6の形成をセミアディティブ法により行うとリー
ド付きランド6の断面が矩形となり、ランドの断面が台
形となるサブトラクティブ法と比べると同じランド幅で
も前者の方が断面積が大きくなるため機械的強度や許容
電流が高くなり、狭ピッチ化に適している。
ジスト層3の厚みは、リード付きランド6の形成がセミ
アディティブ法により行われる場合には、リード付きラ
ンド6の厚さが10〜40μmであることから10〜4
0μm以上であることが必要とされる。リード付きラン
ド6の形成をサブトラクティブ法で行う場合は特に厚さ
の制限はないが、レジストパターン5形成後の上面金属
層1の溶解に際しての溶解後のパターン精度を考慮する
と1〜10μm程度が適当である。ただし、リード付き
ランド6の形成をセミアディティブ法により行うとリー
ド付きランド6の断面が矩形となり、ランドの断面が台
形となるサブトラクティブ法と比べると同じランド幅で
も前者の方が断面積が大きくなるため機械的強度や許容
電流が高くなり、狭ピッチ化に適している。
【0015】レジストの種類は上記の厚さに塗布し得る
ものであって、かつ上面におけるリード付きランド6の
形成に際して行われる電気めっき液に耐え得るものであ
れば一般市販のもので十分であり、アクリル樹脂等に感
光性の官能基を付与することによって、光照射部分が未
溶解部として残るネガ型レジスト、ノボラック樹脂等に
感光性の官能基を付与することによって光照射部分が現
像時に溶解するポジ型レジストがあるが、フォトマスク
のパターンを反転することによって何れの型のレジスト
でも使用可能である。またレジストの状態としては液状
のものでも固形化してドライフィルムとしたものでも差
し支えない。液状レジストを使用する場合には基体の金
属層上への塗布はバーコート法、ディップ法、スピンコ
ート法等の一般的塗布方法の他、レジスト液を帯電させ
噴霧状に塗布する静電塗布法も採用してよい。
ものであって、かつ上面におけるリード付きランド6の
形成に際して行われる電気めっき液に耐え得るものであ
れば一般市販のもので十分であり、アクリル樹脂等に感
光性の官能基を付与することによって、光照射部分が未
溶解部として残るネガ型レジスト、ノボラック樹脂等に
感光性の官能基を付与することによって光照射部分が現
像時に溶解するポジ型レジストがあるが、フォトマスク
のパターンを反転することによって何れの型のレジスト
でも使用可能である。またレジストの状態としては液状
のものでも固形化してドライフィルムとしたものでも差
し支えない。液状レジストを使用する場合には基体の金
属層上への塗布はバーコート法、ディップ法、スピンコ
ート法等の一般的塗布方法の他、レジスト液を帯電させ
噴霧状に塗布する静電塗布法も採用してよい。
【0016】またポリイミド樹脂基体2の下面に形成す
る感光性レジスト層4はホール形成に際して用いられる
ポリイミド樹脂溶解液に耐え得るものであれば何れでも
よく、一般的にはポリイミド樹脂の溶解液には強アルカ
リ液が使用されることからゴム系レジストの採用が望ま
しい。ポリイミド基体下面に形成される感光性レジスト
層4の厚みは特に制限はないが、ポリイミド樹脂溶解後
のホールのパターン精度を考慮すれば2〜10μm程度
がよい。
る感光性レジスト層4はホール形成に際して用いられる
ポリイミド樹脂溶解液に耐え得るものであれば何れでも
よく、一般的にはポリイミド樹脂の溶解液には強アルカ
リ液が使用されることからゴム系レジストの採用が望ま
しい。ポリイミド基体下面に形成される感光性レジスト
層4の厚みは特に制限はないが、ポリイミド樹脂溶解後
のホールのパターン精度を考慮すれば2〜10μm程度
がよい。
【0017】一般的にレジストによってパターンを形成
するにはレジストを塗布後レジストに含まれる溶剤を除
去する必要がある。これはレジスト自体の強度を向上さ
せると同時にレジストと金属層との密着性を高めるため
に行われるものであり、溶剤の除去は通常乾燥処理によ
って行われるが、この際に処理温度はレジストの解像度
を低下させない範囲で高めにするのがよい。また露光そ
して現像後に形成したパターンをより強固にするために
加熱処理を行うこともあるがこの場合には前述した溶剤
除去処理のときの温度よりも高い温度が採用される。
するにはレジストを塗布後レジストに含まれる溶剤を除
去する必要がある。これはレジスト自体の強度を向上さ
せると同時にレジストと金属層との密着性を高めるため
に行われるものであり、溶剤の除去は通常乾燥処理によ
って行われるが、この際に処理温度はレジストの解像度
を低下させない範囲で高めにするのがよい。また露光そ
して現像後に形成したパターンをより強固にするために
加熱処理を行うこともあるがこの場合には前述した溶剤
除去処理のときの温度よりも高い温度が採用される。
【0018】次に、上面金属層1およびポリイミド樹脂
基体2上に形成したレジスト層3および4に対して所望
のパターンのフォトマスクを施して、それぞれに適量の
光を照射し、まずは該基体上面のレジストを現像して、
上面金属層1上にレジストパターン5を形成するが、基
体上面の感光性レジスト層3にはリード付きランド形成
のためのフォトマスクを、また下面の感光性レジスト層
4には所定の各種ホール形成のためのフォトマスクが使
用される。基体上面のレジストパターンを形成するため
のフォトマスクは例えば図4に示すようなものが挙げら
れる。また基体下面のレジストパターン形成のためのフ
ォトマスクは、例えば図5に示すようなものを例として
挙げられることができ、主として、ツーリングホールお
よびブラインドホール等のホール形成のためのレジスト
パターンを形成することができるものである。
基体2上に形成したレジスト層3および4に対して所望
のパターンのフォトマスクを施して、それぞれに適量の
光を照射し、まずは該基体上面のレジストを現像して、
上面金属層1上にレジストパターン5を形成するが、基
体上面の感光性レジスト層3にはリード付きランド形成
のためのフォトマスクを、また下面の感光性レジスト層
4には所定の各種ホール形成のためのフォトマスクが使
用される。基体上面のレジストパターンを形成するため
のフォトマスクは例えば図4に示すようなものが挙げら
れる。また基体下面のレジストパターン形成のためのフ
ォトマスクは、例えば図5に示すようなものを例として
挙げられることができ、主として、ツーリングホールお
よびブラインドホール等のホール形成のためのレジスト
パターンを形成することができるものである。
【0019】レジストの感光のために照射する光の波長
等はレジストの特性によって決定されるが、一般的には
紫外線が使用される。またここで云うフォトマスクとは
ガラスや透光性のプラスチックフィルムに銀等を含む乳
剤やクロム等の金属を焼き付けたものをいう。露光方法
としてはレジスト面とフォトマスクを密着させて行う密
着露光法と、レジスト面とフォトマスクを一定の距離を
隔てて並行に並べて行う投影露光法とがあるが、本発明
において何れの方法を採用してもよい。(以上図2
(a),(b),(c),(d),(b′),(c′),(d′)参
照)
等はレジストの特性によって決定されるが、一般的には
紫外線が使用される。またここで云うフォトマスクとは
ガラスや透光性のプラスチックフィルムに銀等を含む乳
剤やクロム等の金属を焼き付けたものをいう。露光方法
としてはレジスト面とフォトマスクを密着させて行う密
着露光法と、レジスト面とフォトマスクを一定の距離を
隔てて並行に並べて行う投影露光法とがあるが、本発明
において何れの方法を採用してもよい。(以上図2
(a),(b),(c),(d),(b′),(c′),(d′)参
照)
【0020】リード付きランド形成および基体下面レジ
ストパターンの形成工程 リード付きランド6の形成をセミアディティブ法で行わ
れる場合にはレジストパターン5によって生じた上面金
属層1の露出部分に電気めっきを施し、所望の厚みに積
層してリード付きランド6の前形体を形成した後、基体
下面のレジストを現像し、ポリイミド樹脂基体2上にレ
ジストパターン7を形成し、上面金属層1(下地金属
層)およびレジストパターン5を溶解除去することによ
ってリード付きランド6を形成する。この下地金属層の
溶解除去は基体上面に形成されたリード付きランド6を
電気的に独立させるためのものである。
ストパターンの形成工程 リード付きランド6の形成をセミアディティブ法で行わ
れる場合にはレジストパターン5によって生じた上面金
属層1の露出部分に電気めっきを施し、所望の厚みに積
層してリード付きランド6の前形体を形成した後、基体
下面のレジストを現像し、ポリイミド樹脂基体2上にレ
ジストパターン7を形成し、上面金属層1(下地金属
層)およびレジストパターン5を溶解除去することによ
ってリード付きランド6を形成する。この下地金属層の
溶解除去は基体上面に形成されたリード付きランド6を
電気的に独立させるためのものである。
【0021】リード付きランド6の形成をサブトラクテ
ィブ法で行われる場合にはレジストパターン5によって
生じた上面金属層1の露出部分をエッチングした後、上
面金属層1上の非エッチング部分のレジストを溶解除去
することによってリード付きランド6を形成する。
ィブ法で行われる場合にはレジストパターン5によって
生じた上面金属層1の露出部分をエッチングした後、上
面金属層1上の非エッチング部分のレジストを溶解除去
することによってリード付きランド6を形成する。
【0022】リード付きランド6のリード部分はランド
および後に形成されるバンプ部分の電気的導通を保つ役
割を果たす。
および後に形成されるバンプ部分の電気的導通を保つ役
割を果たす。
【0023】上面金属層1を溶解するための溶解液とし
ては、一般的には塩酸、硫酸、硝酸等の酸性溶液、塩化
鉄溶液、塩化銅溶液等の金属塩化物溶液、過硫酸アンモ
ニウム溶液等の過酸化溶液等が用いられる。
ては、一般的には塩酸、硫酸、硝酸等の酸性溶液、塩化
鉄溶液、塩化銅溶液等の金属塩化物溶液、過硫酸アンモ
ニウム溶液等の過酸化溶液等が用いられる。
【0024】リード付きランド6の形成を行った後、直
ちに基体上面全体に亘って有機樹脂被膜8を被膜する。
この有機樹脂被膜8による被膜はその後のポリイミド樹
脂の溶解によるホール形成工程の際に、基体上面に露出
したポリイミド樹脂基体2を保護する役割、基体を補強
する役割と後述するバンプ形成の際のマスキングの役割
を果たすためのものである。この有機樹脂被膜はポリイ
ミド樹脂の溶解液と後述するバンプ形成工程での電気め
っき液に耐え得るものであれば何でもよく、ポリイミド
樹脂の溶解液として強アルカリ性溶液が用いられること
からゴム系、エポキシ系、シリコン系の有機樹脂等を使
用すればよい。(以上図2(e),(f),(g),(e′)
参照)
ちに基体上面全体に亘って有機樹脂被膜8を被膜する。
この有機樹脂被膜8による被膜はその後のポリイミド樹
脂の溶解によるホール形成工程の際に、基体上面に露出
したポリイミド樹脂基体2を保護する役割、基体を補強
する役割と後述するバンプ形成の際のマスキングの役割
を果たすためのものである。この有機樹脂被膜はポリイ
ミド樹脂の溶解液と後述するバンプ形成工程での電気め
っき液に耐え得るものであれば何でもよく、ポリイミド
樹脂の溶解液として強アルカリ性溶液が用いられること
からゴム系、エポキシ系、シリコン系の有機樹脂等を使
用すればよい。(以上図2(e),(f),(g),(e′)
参照)
【0025】ホール形成工程 各種ホールの形成には、基体下面に形成されたレジスト
パターン7に従って露出したポリイミド樹脂を溶解する
ことにより、この部分の樹脂を開孔してバンプめっき形
成用のブラインドホール9、ツーリングホール10を形
成する。この場合において、ポリイミド樹脂の溶解には
抱水ヒドラジン、水酸化アルカリ等の強アルカリ性溶液
を単独もしくは混合し、さらにはメチルアルコール、エ
チルアルコール、プロピルアルコール等を混合した溶液
を用いるとよい。またこの工程において形成されるバン
プめっき形成用のホールの形状は真円、方形、楕円等、
いずれの形状でも構わない。(以上図2(h)参照)
パターン7に従って露出したポリイミド樹脂を溶解する
ことにより、この部分の樹脂を開孔してバンプめっき形
成用のブラインドホール9、ツーリングホール10を形
成する。この場合において、ポリイミド樹脂の溶解には
抱水ヒドラジン、水酸化アルカリ等の強アルカリ性溶液
を単独もしくは混合し、さらにはメチルアルコール、エ
チルアルコール、プロピルアルコール等を混合した溶液
を用いるとよい。またこの工程において形成されるバン
プめっき形成用のホールの形状は真円、方形、楕円等、
いずれの形状でも構わない。(以上図2(h)参照)
【0026】バンプ形成工程 各種ホールを形成した後、ツーリングホール10のみに
基体下面から有機樹脂被膜11でマスキングを施す。こ
の有機樹脂被膜11によるマスキングはその後のバンプ
形成工程における電気めっきによりツーリングホール1
0に金属層が積層されるのを防ぐためのものである。従
って、この有機樹脂被膜11はバンプ形成工程における
前処理液や電気めっき液に耐えるものであれば、一般に
市販されているものでもよく、有機樹脂被膜11の厚み
も前処理液や電気めっき液に耐え得るものであれば特に
制限はない。
基体下面から有機樹脂被膜11でマスキングを施す。こ
の有機樹脂被膜11によるマスキングはその後のバンプ
形成工程における電気めっきによりツーリングホール1
0に金属層が積層されるのを防ぐためのものである。従
って、この有機樹脂被膜11はバンプ形成工程における
前処理液や電気めっき液に耐えるものであれば、一般に
市販されているものでもよく、有機樹脂被膜11の厚み
も前処理液や電気めっき液に耐え得るものであれば特に
制限はない。
【0027】バンプを形成するには、基体下面に形成さ
れたバンプ形成用のブラインドホール9内の基体上面に
形成されたリード付きランド6裏面に電気めっきを施
し、所定の厚さまで金属層を積層することによって行わ
れる。バンプの高さは接続するTABテープのホールの
深さ以上であることが要求される。TABテープのポリ
イミド樹脂フィルムの厚みが50μmであるときには、
バンプの高さは50μm以上最低必要であるが、接合で
の歩留まりを考慮すると60μm以上が必要である。
(以上図2(i)参照)
れたバンプ形成用のブラインドホール9内の基体上面に
形成されたリード付きランド6裏面に電気めっきを施
し、所定の厚さまで金属層を積層することによって行わ
れる。バンプの高さは接続するTABテープのホールの
深さ以上であることが要求される。TABテープのポリ
イミド樹脂フィルムの厚みが50μmであるときには、
バンプの高さは50μm以上最低必要であるが、接合で
の歩留まりを考慮すると60μm以上が必要である。
(以上図2(i)参照)
【0028】各種レジストの溶解除去工程 バンプの形成および各種ホール形成を終了した基体は基
体上下各面に形成された各種レジストの除去を行うと、
図3に示した様なバンプ付きテープが得られる。各種レ
ジストの除去する際の溶解液は市販のものを使用すれば
よい。(以上図2(j)参照)
体上下各面に形成された各種レジストの除去を行うと、
図3に示した様なバンプ付きテープが得られる。各種レ
ジストの除去する際の溶解液は市販のものを使用すれば
よい。(以上図2(j)参照)
【0029】以上述べたように本発明の方法によるとき
は、各工程において状況に応じ、種々の手段を活用する
ことによって的確に基体上面のリードの形成、ポリイミ
ド樹脂基体に対する各種ホールの形成および基体下面の
バンプの形成を行うことができる。上述した方法で製造
されたバンプ付きテープはその使用目的に応じてバンプ
およびリード付きランドの表面に錫、ニッケル或いは金
めっきを施すことが可能である。錫、ニッケルおよび金
めっきを施す方法としては、バンプおよびランド部がリ
ードにより電気的導通が取られているため、電気めっき
方法と無電解めっき方法の両方を採用することができ
る。
は、各工程において状況に応じ、種々の手段を活用する
ことによって的確に基体上面のリードの形成、ポリイミ
ド樹脂基体に対する各種ホールの形成および基体下面の
バンプの形成を行うことができる。上述した方法で製造
されたバンプ付きテープはその使用目的に応じてバンプ
およびリード付きランドの表面に錫、ニッケル或いは金
めっきを施すことが可能である。錫、ニッケルおよび金
めっきを施す方法としては、バンプおよびランド部がリ
ードにより電気的導通が取られているため、電気めっき
方法と無電解めっき方法の両方を採用することができ
る。
【0030】図1にバンプ付きテープを実装した場合の
断面図を示す。すなわち、外部回路14、TABテープ
13との間に本発明の方法により製造したバンプ付きテ
ープを挾んだ構造になっている。
断面図を示す。すなわち、外部回路14、TABテープ
13との間に本発明の方法により製造したバンプ付きテ
ープを挾んだ構造になっている。
【0031】
【実施例】(実施例1)出発材料として18cm×15
cmの大きさ、厚さ50μmのポリイミド樹脂フィルム
に厚さ0.6μmの無電解銅めっき被膜を有するエスパ
ーフレックス(住友金属鉱山(株)製)を用い、無電解
銅めっき被膜を下地銅層とした。次に下地銅層上にPM
ER・HC 600(東京応化社製、ネガ型フォトレジ
スト)をスピンコーターにより40μmの厚さに塗布
後、70℃で30分間乾燥処理を行った。ついで反対面
にFSR(富士薬品社製、ネガ型フォトレジスト)をス
ピンコーターにより7μmの厚さに塗布後、70℃で3
0分間乾燥処理した。下地銅層上のレジスト層には、直
径300μmのリード付きランドパターンを直列に17
1個配列したパターンを10列配列したガラス製のフォ
トマスクをレジスト面に密着させて900mJの紫外線
を照射し、反対面のレジストには上面のリード付きラン
ドパターンに対応したツーリングホールパターン4個、
ブラインドホールパターン200個を有するフォトマス
クを密着させて100mJ紫外線を照射して露光を施し
た。なお、紫外線の照射は超高圧水銀燈(オーク製作所
社製)を使用した。次に上面のレジスト層をPMER現
像液(東京応化社製)を用いて25℃、5分間現像して
所定のレジストパターンを得た後、110℃で30分間
乾燥処理を施した。
cmの大きさ、厚さ50μmのポリイミド樹脂フィルム
に厚さ0.6μmの無電解銅めっき被膜を有するエスパ
ーフレックス(住友金属鉱山(株)製)を用い、無電解
銅めっき被膜を下地銅層とした。次に下地銅層上にPM
ER・HC 600(東京応化社製、ネガ型フォトレジ
スト)をスピンコーターにより40μmの厚さに塗布
後、70℃で30分間乾燥処理を行った。ついで反対面
にFSR(富士薬品社製、ネガ型フォトレジスト)をス
ピンコーターにより7μmの厚さに塗布後、70℃で3
0分間乾燥処理した。下地銅層上のレジスト層には、直
径300μmのリード付きランドパターンを直列に17
1個配列したパターンを10列配列したガラス製のフォ
トマスクをレジスト面に密着させて900mJの紫外線
を照射し、反対面のレジストには上面のリード付きラン
ドパターンに対応したツーリングホールパターン4個、
ブラインドホールパターン200個を有するフォトマス
クを密着させて100mJ紫外線を照射して露光を施し
た。なお、紫外線の照射は超高圧水銀燈(オーク製作所
社製)を使用した。次に上面のレジスト層をPMER現
像液(東京応化社製)を用いて25℃、5分間現像して
所定のレジストパターンを得た後、110℃で30分間
乾燥処理を施した。
【0032】続いて基体上面の露出した下地銅層上に硫
酸銅100g/l、硫酸180g/lの組成を有する電
気銅めっき液を用いて電流密度2A/dm2 として25
℃で50分間電解を行い厚さ35μmのリード付きラン
ドパターンを形成した。次に基体下面のレジスト層を、
FSR−D(富士薬品社製)を用いて、25℃で50秒
間現像して所定のレジストパターンを得た後、130℃
で30分間乾燥し、続いて基体上面のレジストを水酸化
ナトリウム4wt%溶液を用いて、50℃、1分間処理
して除去した後、基体上面の下地銅層を塩化銅200g
/l溶液を用いて溶解除去した。
酸銅100g/l、硫酸180g/lの組成を有する電
気銅めっき液を用いて電流密度2A/dm2 として25
℃で50分間電解を行い厚さ35μmのリード付きラン
ドパターンを形成した。次に基体下面のレジスト層を、
FSR−D(富士薬品社製)を用いて、25℃で50秒
間現像して所定のレジストパターンを得た後、130℃
で30分間乾燥し、続いて基体上面のレジストを水酸化
ナトリウム4wt%溶液を用いて、50℃、1分間処理
して除去した後、基体上面の下地銅層を塩化銅200g
/l溶液を用いて溶解除去した。
【0033】次に基体上面全体に前述したFSRをスピ
ンコーターを用いて、厚さ40μmに塗布し、130℃
で30分間乾燥処理を施した。
ンコーターを用いて、厚さ40μmに塗布し、130℃
で30分間乾燥処理を施した。
【0034】続いて4規定の水酸化カリウム溶液とエチ
ルアルコールを容量比で1:1に混合した液を使用して
50℃で6分間基体下面の露出したポリイミド樹脂の溶
解を行い、ツーリングホールおよびブラインドホールを
形成した。
ルアルコールを容量比で1:1に混合した液を使用して
50℃で6分間基体下面の露出したポリイミド樹脂の溶
解を行い、ツーリングホールおよびブラインドホールを
形成した。
【0035】次に基体下面に形成されたツーリングホー
ルのみを前述したFSRでマスキングを行い、130℃
で30分間乾燥処理を施した。次に基体下面に形成され
たブラインドホール内の露出した下地銅裏面に前述した
電気めっき液を用いて電流密度4A/dm2 で50分間
電解を行い、ポリイミド面から高さ80μmのバンプを
形成した。
ルのみを前述したFSRでマスキングを行い、130℃
で30分間乾燥処理を施した。次に基体下面に形成され
たブラインドホール内の露出した下地銅裏面に前述した
電気めっき液を用いて電流密度4A/dm2 で50分間
電解を行い、ポリイミド面から高さ80μmのバンプを
形成した。
【0036】続いて上下面に形成されているFSRをF
SR剥離液(富士薬品社製)を用いて70℃、10分間
で溶解剥離させ、バンプ付きテープを製造することがで
きた。
SR剥離液(富士薬品社製)を用いて70℃、10分間
で溶解剥離させ、バンプ付きテープを製造することがで
きた。
【0037】このバンプの高さを光学的な段差測定機に
より測定したところ±5μmの精度であった。また、こ
のバンプ付きテープを用いて実装後、送風定温恒温器T
YPE DN−43(大和科学(株))を用いて、15
0℃、500時間の耐環境試験を施したところ、ピッチ
のずれは0.05%以下であった。
より測定したところ±5μmの精度であった。また、こ
のバンプ付きテープを用いて実装後、送風定温恒温器T
YPE DN−43(大和科学(株))を用いて、15
0℃、500時間の耐環境試験を施したところ、ピッチ
のずれは0.05%以下であった。
【0038】(実施例2)出発材料として実施例1と同
様の大きさ、厚さのポリイミド樹脂フィルムにスパッタ
法により形成した厚さ0.6μmの下地銅層を有するエ
ッチャーフレックス(三井東圧化学(株)製)を用い、
その他は実施例1と同様の方法で各処理を行ったところ
実施例1と同様にバンプ付きテープを製造することがで
きた。このバンプの高さを光学的な段差測定機により測
定したところ±5μmの精度であった。また、このバン
プ付きテープを用いて実装後、送風定温恒温器TYPE
DN−43(大和科学(株))を用いて、150℃、
500時間の耐環境試験を施したところ、ピッチのずれ
は0.05%以下であった。
様の大きさ、厚さのポリイミド樹脂フィルムにスパッタ
法により形成した厚さ0.6μmの下地銅層を有するエ
ッチャーフレックス(三井東圧化学(株)製)を用い、
その他は実施例1と同様の方法で各処理を行ったところ
実施例1と同様にバンプ付きテープを製造することがで
きた。このバンプの高さを光学的な段差測定機により測
定したところ±5μmの精度であった。また、このバン
プ付きテープを用いて実装後、送風定温恒温器TYPE
DN−43(大和科学(株))を用いて、150℃、
500時間の耐環境試験を施したところ、ピッチのずれ
は0.05%以下であった。
【0039】(実施例3)出発材料として実施例1と同
様の大きさ、厚さのポリイミド樹脂フィルムにスパッタ
法により形成した厚さ0.25μmの下地銅層を有する
エッチャーフレックス(三井東圧化学(株)製)を用
い、その他は実施例1と同様の方法で各処理を行ったと
ころ実施例1と同様にバンプ付きテープを製造すること
ができた。このバンプの高さを光学的な段差測定機によ
り測定したところ±5μmの精度であった。また、この
バンプ付きテープを用いて実装後、送風定温恒温器TY
PE DN−43(大和科学(株))を用いて、150
℃、500時間の耐環境試験を施したところ、ピッチの
ずれは0.05%以下であった。
様の大きさ、厚さのポリイミド樹脂フィルムにスパッタ
法により形成した厚さ0.25μmの下地銅層を有する
エッチャーフレックス(三井東圧化学(株)製)を用
い、その他は実施例1と同様の方法で各処理を行ったと
ころ実施例1と同様にバンプ付きテープを製造すること
ができた。このバンプの高さを光学的な段差測定機によ
り測定したところ±5μmの精度であった。また、この
バンプ付きテープを用いて実装後、送風定温恒温器TY
PE DN−43(大和科学(株))を用いて、150
℃、500時間の耐環境試験を施したところ、ピッチの
ずれは0.05%以下であった。
【0040】(実施例4)出発材料として実施例1と同
様の大きさ、厚さのポリイミド樹脂フィルムに厚さ0.
25μmの無電解銅めっき被膜を有するエスパーフレッ
クス(住友金属鉱山(株)製)を用い、さらに電気銅め
っきで下地銅層の厚さを1μmに調整した基体を用い、
その他は実施例1と同様の方法で各処理を行ったところ
実施例1と同様にバンプ付きテープを製造することがで
きた。このバンプの高さを光学的な段差測定機により測
定したところ±5μmの精度であった。また、このバン
プ付きテープを用いて実装後、送風定温恒温器TYPE
DN−43(大和科学(株))を用いて、150℃、
500時間の耐環境試験を施したところ、ピッチのずれ
は0.05%以下であった。
様の大きさ、厚さのポリイミド樹脂フィルムに厚さ0.
25μmの無電解銅めっき被膜を有するエスパーフレッ
クス(住友金属鉱山(株)製)を用い、さらに電気銅め
っきで下地銅層の厚さを1μmに調整した基体を用い、
その他は実施例1と同様の方法で各処理を行ったところ
実施例1と同様にバンプ付きテープを製造することがで
きた。このバンプの高さを光学的な段差測定機により測
定したところ±5μmの精度であった。また、このバン
プ付きテープを用いて実装後、送風定温恒温器TYPE
DN−43(大和科学(株))を用いて、150℃、
500時間の耐環境試験を施したところ、ピッチのずれ
は0.05%以下であった。
【0041】(実施例5)出発材料として実施例1と同
様の大きさ、厚さのポリイミド樹脂フィルムにスパッタ
法により形成した厚さ0.25μmの下地銅層を有する
エッチャーフレックス(三井東圧化学(株)製)を用
い、さらに電気銅めっきで下地銅層の厚さを1μmに調
整した基体を用い、その他は実施例1と同様の方法で各
処理を行ったところ実施例1と同様にバンプ付きテープ
を製造することができた。このバンプの高さを光学的な
段差測定機により測定したところ±5μmの精度であっ
た。また、このバンプ付きテープを用いて実装後、送風
定温恒温器TYPE DN−43(大和科学(株))を
用いて、150℃、500時間の耐環境試験を施したと
ころ、ピッチのずれは0.05%以下であった。
様の大きさ、厚さのポリイミド樹脂フィルムにスパッタ
法により形成した厚さ0.25μmの下地銅層を有する
エッチャーフレックス(三井東圧化学(株)製)を用
い、さらに電気銅めっきで下地銅層の厚さを1μmに調
整した基体を用い、その他は実施例1と同様の方法で各
処理を行ったところ実施例1と同様にバンプ付きテープ
を製造することができた。このバンプの高さを光学的な
段差測定機により測定したところ±5μmの精度であっ
た。また、このバンプ付きテープを用いて実装後、送風
定温恒温器TYPE DN−43(大和科学(株))を
用いて、150℃、500時間の耐環境試験を施したと
ころ、ピッチのずれは0.05%以下であった。
【0042】(実施例6)出発材料として実施例1と同
様の基板を用いた。次に前述の電気めっき液を用いて電
流密度を2A/dm2 とし25℃で50分間電気めっき
を施し、35μmの厚さの銅層を形成した。この銅層上
にPMER・HC 40(東京応化社製 ネガ型フォト
レジスト)をスピンコーターを用いて、5μmの厚さに
塗布し、70℃、15分間乾燥処理を施した。次に反対
面にFSRを塗布することから銅層上のPMERを現像
し所望のレジストパターンを形成するまでを実施例1と
同様に施した。次に基体下面のレジスト層を実施例1と
同様の処理を施し所定のレジストパターンを形成した
後、基体上面の露出した銅層に塩化銅200g/l溶液
を用いてエッチングを施し、基体上面の非露出銅層上の
レジストを前述の剥離液を用いて50℃で1分間処理し
て除去した。その後の工程を実施例1と同様の方法で行
い、バンプ付きテープを製造することができた。このバ
ンプの高さを光学的な段差測定機により測定したところ
±5μmの精度であった。また、このバンプ付きテープ
を用いて実装後、送風定温恒温器TYPE DN−43
(大和科学(株))を用いて、150℃、500時間の
耐環境試験を施したところ、ピッチのずれは0.05%
以下であった。
様の基板を用いた。次に前述の電気めっき液を用いて電
流密度を2A/dm2 とし25℃で50分間電気めっき
を施し、35μmの厚さの銅層を形成した。この銅層上
にPMER・HC 40(東京応化社製 ネガ型フォト
レジスト)をスピンコーターを用いて、5μmの厚さに
塗布し、70℃、15分間乾燥処理を施した。次に反対
面にFSRを塗布することから銅層上のPMERを現像
し所望のレジストパターンを形成するまでを実施例1と
同様に施した。次に基体下面のレジスト層を実施例1と
同様の処理を施し所定のレジストパターンを形成した
後、基体上面の露出した銅層に塩化銅200g/l溶液
を用いてエッチングを施し、基体上面の非露出銅層上の
レジストを前述の剥離液を用いて50℃で1分間処理し
て除去した。その後の工程を実施例1と同様の方法で行
い、バンプ付きテープを製造することができた。このバ
ンプの高さを光学的な段差測定機により測定したところ
±5μmの精度であった。また、このバンプ付きテープ
を用いて実装後、送風定温恒温器TYPE DN−43
(大和科学(株))を用いて、150℃、500時間の
耐環境試験を施したところ、ピッチのずれは0.05%
以下であった。
【0043】(実施例7)出発材料として実施例2と同
様の基板を用い、その他は実施例6と同様の方法で各処
理を行ったところ実施例1と同様にバンプ付きテープを
製造することができた。このバンプの高さを光学的な段
差測定機により測定したところ±5μmの精度であっ
た。また、このバンプ付きテープを用いて実装後、送風
定温恒温器TYPE DN−43(大和科学(株))を
用いて、150℃、500時間の耐環境試験を施したと
ころ、ピッチのずれは0.05%以下であった。
様の基板を用い、その他は実施例6と同様の方法で各処
理を行ったところ実施例1と同様にバンプ付きテープを
製造することができた。このバンプの高さを光学的な段
差測定機により測定したところ±5μmの精度であっ
た。また、このバンプ付きテープを用いて実装後、送風
定温恒温器TYPE DN−43(大和科学(株))を
用いて、150℃、500時間の耐環境試験を施したと
ころ、ピッチのずれは0.05%以下であった。
【0044】(実施例8)出発材料として実施例3と同
様の基板を用い、さらに電気銅めっきで厚さを1μmに
調整した基体を用い、その他は実施例6と同様の方法で
各処理を行ったところ実施例1と同様にバンプ付きテー
プを製造することができた。このバンプの高さを光学的
な段差測定機により測定したところ±5μmの精度であ
った。また、このバンプ付きテープを用いて実装後、送
風定温恒温器TYPE DN−43(大和科学(株))
を用いて、150℃、500時間の耐環境試験を施した
ところ、ピッチのずれは0.05%以下であった。
様の基板を用い、さらに電気銅めっきで厚さを1μmに
調整した基体を用い、その他は実施例6と同様の方法で
各処理を行ったところ実施例1と同様にバンプ付きテー
プを製造することができた。このバンプの高さを光学的
な段差測定機により測定したところ±5μmの精度であ
った。また、このバンプ付きテープを用いて実装後、送
風定温恒温器TYPE DN−43(大和科学(株))
を用いて、150℃、500時間の耐環境試験を施した
ところ、ピッチのずれは0.05%以下であった。
【0045】(実施例9)出発材料として実施例4と同
様の基板を用い、さらに電気銅めっきで厚さを1μmに
調整した基体を用い、その他は実施例6と同様の方法で
各処理を行ったところ実施例1と同様にバンプ付きテー
プを製造することができた。このバンプの高さを光学的
な段差測定機により測定したところ±5μmの精度であ
った。また、このバンプ付きテープを用いて実装後、送
風定温恒温器TYPE DN−43(大和科学(株))
を用いて、150℃、500時間の耐環境試験を施した
ところ、ピッチのずれは0.05%以下であった。
様の基板を用い、さらに電気銅めっきで厚さを1μmに
調整した基体を用い、その他は実施例6と同様の方法で
各処理を行ったところ実施例1と同様にバンプ付きテー
プを製造することができた。このバンプの高さを光学的
な段差測定機により測定したところ±5μmの精度であ
った。また、このバンプ付きテープを用いて実装後、送
風定温恒温器TYPE DN−43(大和科学(株))
を用いて、150℃、500時間の耐環境試験を施した
ところ、ピッチのずれは0.05%以下であった。
【0046】
【発明の効果】本発明の方法によれば、通常知られてい
る2層TABの製造方法を応用することにより、TAB
テープと外部回路の接続において、TABテープと外部
回路を直接ボンディングをしなくとも、実装後に検査を
可能とし、さらに、多ピン、狭ピッチ化に対応した寸法
安定性に優れたバンプを有するバンプ付きテープを確実
に製造することができ、経済性にも工業的にも優れた高
性能電子部品を提供することが可能となる。
る2層TABの製造方法を応用することにより、TAB
テープと外部回路の接続において、TABテープと外部
回路を直接ボンディングをしなくとも、実装後に検査を
可能とし、さらに、多ピン、狭ピッチ化に対応した寸法
安定性に優れたバンプを有するバンプ付きテープを確実
に製造することができ、経済性にも工業的にも優れた高
性能電子部品を提供することが可能となる。
【図1】外部回路とバンプ付きテープとTABテープと
を接続させたときの断面図である。
を接続させたときの断面図である。
【図2】バンプ付きテープの製造方法の概略を順を追っ
て図示した工程説明図である。
て図示した工程説明図である。
【図3】本発明により得られたバンプ付きテープの1例
を示してある外観を示す部分平面図である。
を示してある外観を示す部分平面図である。
【図4】本発明において使用されるホールおよび回路パ
ターン形成用のフォトマスクの1例を示す図である。
ターン形成用のフォトマスクの1例を示す図である。
【図5】本発明において使用される各種ホールパターン
形成用のフォトマスクの1例を示した図である。
形成用のフォトマスクの1例を示した図である。
1 上面金属層 2 ポリイミド樹脂基体 3 感光性レジスト層 4 感光性レジスト層 5 レジストパターン 6 リード付きランド 7 レジストパターン 8 有機樹脂被膜層 9 ブラインドホール 10 ツーリングホール 11 有機樹脂被膜層 12 バンプ 13 TABテープ 14 外部回路 15 電極パッド 16 リード(リード付きランド)
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリイミド樹脂フィルムの上面に直接に
金属層を形成したものを基体とし、金属層のある基体上
面および基体下面に感光性レジスト層を形成し、次いで
基体上面におけるレジスト層には所定のランドおよび回
路パターンを有するフォトマスクを施し、基体下面にお
けるレジスト層には所定の各種ホールパターンを有する
フォトマスクを施し、基体上面および基体下面に光を照
射し、次いで基体上面のレジストを現像して該基体の上
面にレジストパターンを形成する第1の工程、基体上面
に形成したレジストパターンに従って基体上面にランド
および回路パターンを形成し、次いで基体下面にレジス
トパターンを形成する第2の工程、基体上面全体にわた
って有機樹脂被膜を形成する第3の工程、基体下面に形
成したレジストパターンに従って露出したポリイミド樹
脂を溶解除去することにより所定の部分に所定の各種ホ
ールを形成する第4の工程、基体下面に形成された各種
ホールのうち特定のホールのみを有機樹脂被膜で被覆
し、しかる後、基体下面に形成された各種ホールのうち
有機樹脂被膜で被覆されていないホールに電気めっきに
より所定のバンプを形成する第5の工程、基体上面およ
び基体下面の有機樹脂被膜を除去する第6の工程よりな
ることを特徴とするバンプ付きテープの製造方法。 - 【請求項2】 基体上面にランドおよび回路パターンを
形成し、次いで基体下面のレジストパターンを形成する
第2の工程が、基体上面に形成されたレジストパターン
に従って露出した金属層上に電気めっきにより金属めっ
き層を積層させて回路前形体を形成し、次いで基体下面
のレジストを現像して基体下面にレジストパターンを形
成し、次いで基体上面のレジストを溶解除去し、次いで
基体上面の溶解除去されたレジストの下に残存する金属
層を溶解除去する工程である請求項1記載のバンプ付き
テープの製造方法。 - 【請求項3】 基体上面にランドおよび回路パターンを
形成し、次いで基体下面のレジストパターンを形成する
第2の工程が、基体下面のレジストを現像して該基体下
面にレジストパターンを形成し、次いで基体上面に形成
されたレジストパターンに従って露出した金属層をエッ
チングした後、エッチングされなかった金属層上のレジ
ストを溶解除去する工程である請求項1記載のバンプ付
きテープの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30787092A JPH06140472A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | バンプ付きテープの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30787092A JPH06140472A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | バンプ付きテープの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06140472A true JPH06140472A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17974154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30787092A Pending JPH06140472A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | バンプ付きテープの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06140472A (ja) |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP30787092A patent/JPH06140472A/ja active Pending
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