JPH0613968U - 搬用真空注水装置 - Google Patents

搬用真空注水装置

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JPH0613968U
JPH0613968U JP5870392U JP5870392U JPH0613968U JP H0613968 U JPH0613968 U JP H0613968U JP 5870392 U JP5870392 U JP 5870392U JP 5870392 U JP5870392 U JP 5870392U JP H0613968 U JPH0613968 U JP H0613968U
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
cooling water
pipe
tank
water injection
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Pending
Application number
JP5870392U
Other languages
English (en)
Inventor
洋一 粉川
宏明 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 持ち運び可能で車両の整備時等においてエン
ジンの冷却水を良好に抜き取ったり注水することができ
る。 【構成】 冷却水タンク1と、同タンクから垂設の第1
バルブ4を有する垂下パイプ2と、同パイプの下端に設
けた着脱キャップ3と、同パイプから分岐され内部に第
2バルブ6を有する分岐パイプ5と、同パイプが接続さ
れ、底部にドレンバルブ9を有するサージタンク7と、
同タンクの上面に一端を接続しかつ他端を真空ポンプ1
1に接続の吸引パイプ10とからなる。第1バルブとド
レンバルブを閉止状態で第2バルブを開けて真空ポンプ
を作動させ、エンジン冷却水をサージタンク内に貯溜で
き、その冷却水の抜き取り作業が容易に行なえる。又、
第1バルブを閉じ、第2バルブを開けて真空ポンプを作
動させ冷却水系の残留エア抜き後に、第2バルブを閉じ
第1バルブを開け、エンジン冷却水を注水することによ
り、注入作業も容易に行なえる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両のエンジン冷却水を抜いたり入れたりすることのできる搬用 真空注水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、サービス工場等において、車両の整備の時等にエンジンの冷却水を抜い たり入れたりする工程が発生し、逐一車両の底側の冷却水のドレン口を開閉させ る作業が必要となり、車両整備の作業性が極めて悪くなるという問題点があった 。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、作業効率を向上させ 容易にエンジンの冷却水を抜いたり入れたりすることのできる持ち運び可能な真 空注水装置を提供せんことを目的とし、その要旨は、上方に配設された冷却水を 貯留可能な冷却水タンクと、該冷却水タンクから垂設された内部に第1バルブを 有する垂下パイプと、該垂下パイプの下端に設けられた車両のラジエター注水口 に水密状に着脱し得る着脱キャップと、前記垂下パイプの第1バルブの下方側か ら分岐され内部に第2バルブを有する分岐パイプと、該分岐パイプが連通接続さ れ底部にドレンバルブを有するサージタンクと、該サージタンクの上面に一端を 連通接続させ他端に真空ポンプが接続された吸引パイプとを備えて構成したこと である。
【0004】
【作用】
真空注水装置の着脱キャップを、車両のラジエターの注水口に水密状に取り付 け、第1バルブとドレンバルブを閉止させた状態で第2バルブを開けて真空ポン プを作動させ、車両のエンジン冷却水を吸い出しサージタンク内に溜めることが でき、車両の整備時等におけるエンジンの冷却水の抜き取り作業を極めて容易に 行うことができる。又、逆にラジエター内に冷却水を入れる場合には、第2バル ブを閉じて第1バルブを開け、冷却水タンク内に溜めた冷却水を垂下パイプを通 して良好にラジエター内に注入することができ、注入作業をも容易に行うことが できる。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は搬用真空注水装置の概略構成図であり、本例の真空注水装置は、冷却水 を貯留可能な冷却水タンク1を上方側に配置させており、この冷却水タンク1は 例えば20リットル程度の冷却水を貯留できるものとなっている。尚、冷却水タ ンク1の側面側等には内部の水量を目視できる目盛りを設けておくことができる 。
【0006】 この冷却水タンク1の底面には垂下状に垂下パイプ2が設けられており、この 垂下パイプ2内には開閉可能な第1バルブ4が設けられている。又、垂下パイプ 2の下端部には、内部にパッキン3aを有する着脱キャップ3が取り付けられて おり、この着脱キャップ3は、車両のラジエターRの注水口Pにネジ込み又は被 せ等の方法により水密状に着脱できるものとなっている。
【0007】 又、前記垂下パイプ2の第1バルブ4の下方から分岐して分岐パイプ5が設け られており、この分岐パイプ5内には開閉可能な第2バルブ6が設けられている 。分岐パイプ5の他端はサージタンク7の上面に連通接続されており、サージタ ンク7は約10リットル程度の冷却水を貯留可能な容量に形成されたものであり 、その底面側には垂下状にドレンパイプ8が設けられており、ドレンパイプ8内 には開閉可能なドレンバルブ9が設けられている。 このサージタンク7の上面には吸引パイプ10の一端が連通接続されており、 吸引パイプ10の他端部はエアコン用の真空ポンプ11に接続されている。
【0008】 このような構造の真空注水装置を用いて車両のエンジン冷却水を外部に抜き取 る場合には、先ず前記ラジエターRの注水口Pに設けられているオーバーフロー パイプ13に盲蓋15を取り付け、オーバーフローパイプ13とリザーバータン クホース14との連通状態を遮断させて、オーバーフローパイプ13から外部に 冷却水が漏れないようにしておく。この状態で注水口Pに着脱キャップ3を水密 状に取り付け、前記第2バルブ6を開き、第1バルブ4とドレンバルブ9は閉じ た状態としておき、真空ポンプ11を作動させることにより、真空ポンプ11に よりラジエターR内の冷却水が垂下パイプ2及び分岐パイプ5を介しサージタン ク7内に吸い取られて貯留され、良好に車両の上方側よりラジエターR内の冷却 水を抜き取ることができ、従来のように車両の底側のドレンボルト等を開閉させ る必要がなく、冷却水の抜き取り作業を良好かつ容易に行うことができる。
【0009】 車両の整備が完了した後等において、ラジエターR内に冷却水を入れる場合に は、真空ポンプ11は停止状態にしておき、第2バルブ6を閉じて冷却水タンク 1内に冷却水を入れ、第1バルブ4を開けると、冷却水タンク1内の冷却水は垂 下パイプ2を通って落下し、その落差による圧力により冷却水は注水口Pからラ ジエターR内に良好に注水され、最近のエンジンにおいては内部の通水抵抗が大 となっているが、落差による水圧が得られるために細部まで良好に冷却水を通水 させることができ、注水の信頼性が得られる。
【0010】 このようにして注水を完了した後には、着脱キャップ3を注水口Pから取り除 き、盲蓋15を取り外して、オーバーフローパイプ13にリザーバータンクホー ス14を接続して元の状態に復帰させ、作業を完了することができる。 尚、作業の完了後においては、車両から吸い上げた冷却水がサージタンク7内 に残っているため、ドレンバルブ9を開けてサージタンク7内の冷却水を外部に 良好に排水させることができる。
【0011】 このように本例の真空注水装置は、冷却水タンク1とサージタンク7と真空ポ ンプ11をコンパクトな形態で組み合わせることにより、手軽に搬用できる軽量 の真空注水装置として構成することができ、サービス工場内等において容易に移 動させて適宜使用が可能となり、車両整備時における作業の省力化及び作業効率 を良好に改善させることができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案の搬用真空注水装置は、上方に配設された冷却水を貯留可能な冷却水タ ンクと、該冷却水タンクから垂設された内部に第1バルブを有する垂下パイプと 、該垂下パイプの下端に設けられた車両のラジエター注水口に水密状に着脱し得 る着脱キャップと、前記垂下パイプの第1バルブの下方側から分岐され内部に第 2バルブを有する分岐パイプと、該分岐パイプが連通接続され底部にドレンバル ブを有するサージタンクと、該サージタンクの上面に一端を連通接続させ他端に 真空ポンプが接続された吸引パイプとを備えて構成したことにより、全体の構成 部材をコンパクトに軽量化させて組合せ、容易に持ち運び可能な構成とすること ができ、サービス工場内等における車両の整備時等にエンジンの上方側から良好 にエンジン冷却水を抜き取ったり、又、上方側からエンジン内に冷却水を良好に 入れたりすることができ、車両整備時の作業の省力化及び作業効率の向上を図る ことができる効果を有する。
【提出日】平成4年10月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、サービス工場等において、車両の整備の時等にエンジンの冷却水を抜い たり入れたりする工程が発生し、逐一車両の底側の冷却水のドレン口を開閉させ 、さらに冷却水注水時に冷却系内のエア抜きのため、ブリーザーを弛め冷却水を 垂れ流す等の 作業が必要となり、車両整備の作業性が極めて悪く、又残留エアに よるオーバーヒートの危険がある という問題点があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【作用】
真空注水装置の着脱キャップを、車両のラジエターの注水口に水密状に取り付 け、第1バルブとドレンバルブを閉止させた状態で第2バルブを開けて真空ポン プを作動させ、車両のエンジン冷却水を吸い出しサージタンク内に溜めることが でき、車両の整備時等におけるエンジンの冷却水の抜き取り作業を極めて容易に 行うことができる。又、車両の整備が完了した後等においてラジエターに冷却水 を入れる場合に、第1バルブを閉じ、第2バルブを開けて真空ポンプを作動させ 冷却水系の残留エアを抜いた後に、 第2バルブを閉じて第1バルブを開け、冷却 水タンク内に溜めた冷却水を垂下パイプを通して良好にラジエター内に注水する ことにより、冷却水量不足によるオーバーヒートの危険性がなくなり、 注入作業 をも容易に行うことができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 車両の整備が完了した後等において、ラジエターR内に冷却水を入れる場合に は、第1バルブ4を閉じ、第2バルブ6を開けて真空ポンプ11を作動させ、冷 却水系の残留エアを抜いた後、第2バルブ6を閉じ、真空ポンプ11を停止して 冷却水タンク1内に冷却水を入れ、第1バルブ4を開けると、冷却水タンク1内 の冷却水は垂下パイプ2を通って落下し、その落差による圧力により冷却水は注 水口PからラジエターR内に良好に注水され、最近のエンジンにおいては内部の 通水抵抗が大となっているが、落差による水圧が得られるために細部まで良好に 冷却水を通水させることができ、注水の信頼性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬用真空注水装置の概略構成図である。
【符号の説明】 1 冷却水タンク 2 垂下パイプ 3 着脱キャップ 4 第1バルブ 5 分岐パイプ 6 第2バルブ 7 サージタンク 8 ドレンパイプ 9 ドレンバルブ 10 吸引パイプ 11 真空ポンプ 13 オーバーフローパイプ 15 盲蓋 R ラジエター P 注水口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に配設された冷却水を貯留可能な冷
    却水タンクと、該冷却水タンクから垂設された内部に第
    1バルブを有する垂下パイプと、該垂下パイプの下端に
    設けられた車両のラジエター注水口に水密状に着脱し得
    る着脱キャップと、前記垂下パイプの第1バルブの下方
    側から分岐され内部に第2バルブを有する分岐パイプ
    と、該分岐パイプが連通接続され底部にドレンバルブを
    有するサージタンクと、該サージタンクの上面に一端を
    連通接続させ他端に真空ポンプが接続された吸引パイプ
    とを備えて構成したことを特徴とする搬用真空注水装
    置。
JP5870392U 1992-07-29 1992-07-29 搬用真空注水装置 Pending JPH0613968U (ja)

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JP5870392U JPH0613968U (ja) 1992-07-29 1992-07-29 搬用真空注水装置

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JPH0613968U true JPH0613968U (ja) 1994-02-22

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ID=13091880

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JP5870392U Pending JPH0613968U (ja) 1992-07-29 1992-07-29 搬用真空注水装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5165825U (ja) * 1974-11-20 1976-05-24

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104441A (ja) * 1983-11-09 1985-06-08 Tokyo Tatsuno Co Ltd 自動車用サ−ビス装置

Patent Citations (1)

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