JPH06139364A - ページ記述言語処理装置 - Google Patents

ページ記述言語処理装置

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Publication number
JPH06139364A
JPH06139364A JP4289062A JP28906292A JPH06139364A JP H06139364 A JPH06139364 A JP H06139364A JP 4289062 A JP4289062 A JP 4289062A JP 28906292 A JP28906292 A JP 28906292A JP H06139364 A JPH06139364 A JP H06139364A
Authority
JP
Japan
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color
color value
code
description language
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP4289062A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Soga
和浩 曽我
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH06139364A publication Critical patent/JPH06139364A/ja
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Image Generation (AREA)
  • Devices For Executing Special Programs (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】高速に、かつ先行的に柔軟なカラーパレットの
作成を行う。 【構成】カラー値と該カラー値のカラーコードとの組を
記憶するカラーパレット7を有し、解釈部2が、前記カ
ラー値の色記述を含むページ記述言語で表現された文書
データ1を解釈し、抽出部5が、この解釈結果に基づい
てカラー値を抽出し、管理部6が、抽出したカラー値を
カラーパレット7内のカラー値と比較して、一致するカ
ラー値に対応するカラーコードを出力し、不一致であれ
ば、当該カラー値と新たなカラーコードとの組を作成し
てカラーパレット7に記憶するとともに、当該新たなカ
ラーコードを出力し、置換部3が、抽出部5で抽出され
たカラー値を管理部6が出力するカラーコードに置き換
え、展開部4が、解釈部2の解釈結果に基づいて、置換
部3で置換されたカラーコードをもつ文書データをイメ
ージデータに展開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポストスクリプトやイ
ンタプレス等のページ記述言語で表現された文書デー
タ、すなわちページ記述言語プログラムを解釈してイメ
ージデータに変換する装置に関し、特に展開したイメー
ジにおけるそれぞれのイメージ成分、すなわち、画素や
ランレングスエンコーディング等に対応するカラーパレ
ットを作成する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データ処理装置によりデータ処理
した結果の出力をレーザプリンタなどの高性能の印刷装
置により高品質の印刷出力を得るため、ページ記述言語
プログラムの実行により画像形成が行われる。
【0003】ここで、ページ記述言語は、文字、写真、
図形等が混在するデータを統一して取り扱うことができ
る、出力装置との共通インターフェース言語である。こ
のため、ページ記述言語を解釈して処理することができ
るプリンタは、ページ記述言語で記述されたデータであ
れば、異なる機種のデータ処理装置により作成されたデ
ータであっても、常に正常に出力することができる。
【0004】このページ記述言語を解釈実行するページ
記述言語インタプリタは、イメージデータに展開してプ
リンタなどへ出力するものである。
【0005】ところで、ランダムアクセスメモリなどの
メモリの低価格化によりコンピュータグラフィックス処
理におけるラスタデータの取扱いが安価に行われるよう
になってきてはいるが、従来のラスタデータは、それぞ
れの画素に対するカラー値を記憶するようになってお
り、フルカラーのデータを扱う場合、1つの画素当たり
に多数のビットデータが必要となるため、データを保持
するためのメモリを多く必要とするという問題があっ
た。
【0006】この問題に対しては、それぞれの色に対し
て限られたビット数のカラーコードを指定したカラーパ
レットを用いることにより解決している。すなわち、こ
のカラーパレットは、カラーコードより大きなビット長
を有する多数のカラーデータを保持しており、このカラ
ーコードを用いてカラーパレット内の1つのカラーデー
タが選択されるようになっている。
【0007】図7は、RGBイメージデータのカラーパ
レットの一例を示した図である。図7において、カラー
パレットは、m色のカラーを表すm組のR,G,Bデー
タに対して、1からmまでの番号付けを行った番号をカ
ラーコードを対応させて格納している。例えば、カラー
コード「1」〜「3」の色は、レッド,グリーン,ブル
ーのカラーデータである。
【0008】図8は、イメージデータの例を示す図であ
る。ここで、図8(a)は、カラーパレットを用いない
場合のイメージデータであり、図8(b)は、カラーパ
レットを用いた場合のイメージデータである。
【0009】図8(a)において、イメージデータの各
画素は、それぞれレッドR、グリーンGおよび、ブルー
Bの3つのデータ組からなり、イメージデータは、この
画素がイメージデータの画素数だけ並んだラスタ・イメ
ージデータとして表される。これに対し、図8(b)
は、図7のカラーパレットを用いたものであり、イメー
ジデータの各画素のレッドR,グリーンG,ブルーBの
組に対応するカラーコードに変換し、コード化されたイ
メージデータとして表されている。
【0010】一般に、フルカラーの場合、256×25
6×256色のカラーが使用可能であるが、1つのイメ
ージに対して全てのカラーが用いられることはないとい
える。従って、カラーパレットを用いると、イメージデ
ータを小さくすることができる。
【0011】なお、ここでは変換画像にラスタイメージ
を例にとっているが、ランレングスデータなどの圧縮さ
れたデータについても同様である。
【0012】図9は、従来のカラーパレット作成の機能
ブロック図である。図9において、ページ記述言語プロ
グラム91に対して、インタプリタ92がページ記述言
語プログラム91を解釈して、ラスタイメージ93に展
開すると、この展開されたラスタイメージ93に対し
て、カラーパレット作成部94がカラーパレット96と
このカラーパレット96のカラーコードでコード化され
たイメージデータ95を生成する。
【0013】一方、例えば特開昭63−26787号公
報には、カラーパレットを使用して画像マップメモリの
画像カラーコードデータを変換し、表示出力する際に、
変更可能なカラーテーブルを使用するカラーパレットシ
ステムが記載されている。ここで、限定使用されるカラ
ーテーブルの作成は、画像マップメモリに記憶された、
既に展開処理がなされたイメージデータを直接に取り扱
っている。
【0014】しかし、上述した従来のカラーパレット
(あるいはカラーテーブル)作成においては、カラーパ
レット作成時に、全てのラスタイメージデータに対して
アクセスする必要があり、大きなラスタイメージデータ
を扱う場合は特に、作成処理時間がかかるという問題が
ある。
【0015】また、カラーコードの数が限定されている
場合、イメージデータ中のカラー数がカラーコード数を
越えると、それまでのイメージデータへの展開処理が無
駄になるという問題がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のページ記述言語処理装置は、ラスタイメージデータか
らカラーパレットを用いたイメージデータに変換する場
合、全てのデータにアクセスしなければならなかったた
め、カラーパレットの作成処理時間がかかるという問題
点があった。
【0017】また、ラスタイメージデータに展開処理を
行った後に、カラーパレットを作成する場合、カラーコ
ードの数が限定されている場合で、ラスタイメージデー
タ中のカラー数が限定されたカラーコードを越えた場合
に、既に行ったイメージデータの展開処理が無駄になっ
てしまうという問題点があった。
【0018】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、高速に、かつ先行的に柔軟なカラーパレットの作成
を行うことができるページ記述言語処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、カラー値と該
カラー値のカラーコードとの組を記憶する記憶手段と、
前記カラー値の色記述を含むページ記述言語で表現され
た文書データを解釈する解釈手段と、前記解釈手段の解
釈結果に基づいてカラー値を抽出する抽出手段と、前記
抽出手段で抽出したカラー値を前記記憶手段内のカラー
値と比較して、一致するカラー値に対応するカラーコー
ドを出力し、不一致であれば、当該カラー値と新たなカ
ラーコードとの組を作成して前記記憶手段に記憶すると
ともに、当該新たなカラーコードを出力する管理を行う
管理手段と、前記抽出手段で抽出されたカラー値を前記
管理手段が出力するカラーコードに置き換える置換手段
と、前記解釈手段の解釈結果に基づいて、前記置換手段
で置換されたカラーコードをもつ文書データをイメージ
データに展開する展開手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0020】また、本発明は、カラー値と該カラー値の
カラーコードとの組を記憶する記憶手段と、前記カラー
値の色記述を含むページ記述言語で表現された文書デー
タを解釈して前記カラー値を抽出する抽出手段と、前記
抽出手段で抽出したカラー値を前記記憶手段内のカラー
値と比較して、不一致であれば当該カラー値と新たなカ
ラーコードとの組を作成して前記記憶手段に記憶する作
成手段と、前記文書データを解釈してイメージデータに
展開するインタプリタと、前記インタプリタで展開され
たイメージデータのカラー値を前記記憶手段を参照して
カラーコードに変換する変換手段とを具備したことを特
徴とする。
【0021】
【作用】本発明は、カラー値と該カラー値のカラーコー
ドとの組を記憶する記憶手段を有し、解釈手段が、前記
カラー値の色記述を含むページ記述言語で表現された文
書データを解釈し、抽出手段が、この解釈結果に基づい
てカラー値を抽出し、管理手段が、抽出したカラー値を
前記記憶手段内のカラー値と比較して、一致するカラー
値に対応するカラーコードを出力し、不一致であれば、
当該カラー値と新たなカラーコードとの組を作成して前
記記憶手段に記憶するとともに、当該新たなカラーコー
ドを出力し、置換手段が、前記抽出手段で抽出されたカ
ラー値を前記管理手段が出力するカラーコードに置き換
え、展開手段が、前記解釈手段の解釈結果に基づいて、
前記置換手段で置換されたカラーコードをもつ文書デー
タをイメージデータに展開する。
【0022】また、本発明は、カラー値と該カラー値の
カラーコードとの組を記憶する記憶手段を有し、抽出手
段が前記カラー値の色記述を含むページ記述言語で表現
された文書データを解釈して前記カラー値を抽出し、作
成手段が前記抽出手段で抽出したカラー値を前記記憶手
段内のカラー値と比較して、不一致であれば当該カラー
値と新たなカラーコードとの組を作成して前記記憶手段
に記憶し、インタプリタが前記文書データを解釈してイ
メージデータに展開し、変換手段が前記インタプリタで
展開されたイメージデータのカラー値を前記記憶手段を
参照してカラーコードに変換する。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。
【0024】図1は、本発明の第1の実施例であるペー
ジ記述言語処理装置の構成を示すブロック図である。図
1において、ページ記述言語処理装置は、図示されてい
ないバッファ等の記憶手段からページ記述言語プログラ
ム1を読み込み、このページ記述言語プログラム1を解
釈する解釈部2、解釈部2によるページ記述言語プログ
ラムの解釈の実行により色に関する情報(以下、「カラ
ー値」という)を抽出する抽出部5、抽出部5により抽
出されたカラー値をもとにカラーパレットを作成し、抽
出したカラー値に対応するカラーコードを出力する管理
を行う管理部6、管理部6から出力されるカラー値とカ
ラーコードの組み合わせを記憶するカラーパレット7、
管理部6から出力されたカラーコードをもとに、解釈部
2を介して出力されたページ記述言語プログラムのカラ
ー値を管理部6から出力されたカラーコードに置換する
置換部3、置換部3によりカラー値がカラーコードに置
換されたページ記述言語プログラムをイメージデータに
展開し、コード化されたイメージデータ8を出力する展
開部4から構成される。
【0025】次に、図1のページ記述言語処理装置の動
作についてフローチャートを参照して説明する。
【0026】図2は、図1のページ記述言語処理装置の
動作フローチャートである。図2において、まず、解釈
部2がホストコンピュータから直接、あるいはネットワ
ークを介して、プリンタ制御装置内の記憶手段に格納さ
れたページ記述言語プログラムを読み込み、解釈を実行
し、抽出部5がカラー値を取り出す(ステップ10
1)。そして、このカラー値が既にカラーパレット7に
登録されているか否かを判断し(ステップ102)、登
録されていない場合は、このカラー値とカラーコードの
組み合わせを登録し(ステップ103)、この後、この
カラーコードを置換部3に出力し、置換部3において、
抽出部5が抽出したカラー値をカラーコードに置換する
(ステップ104)。一方、ステップ102において、
抽出したカラー値が既にカラーパレット7に登録されて
いる場合は、ステップ104に移行し、抽出したカラー
値に対応するカラーコードを置換部3に出力し9、置換
部3において、このカラー値を対応するカラーコードに
置換する。その後、ページ記述言語プログラムが終了し
たか否かを判断し(ステップ105)、終了していない
場合は、ステップ101に移行しさらにカラー値を取り
出し、処理を繰り返す。一方、ステップ105におい
て、ページ記述言語プログラムが終了した場合には、本
処理を終了する。
【0027】次に、具体的なページ記述言語プログラム
を例にとり、ページ記述言語処理装置のカラーパレット
作成について説明する。
【0028】図3は、具体的なカラーパレット作成を説
明する図である。ここで、図3(a)は、ページ記述言
語プログラムの1つであるポストスクリプト(Post
Script)プログラムの一部を示したものであり、
図3(b)は、図3(a)から作成されるカラーパレッ
トの例を示したものである。
【0029】まず、図3(a)のポストスクリプトプロ
グラムの意味について説明する。
【0030】 「0 0.5 0.5{ 0.5 0.5 setrgbcolor 0 10 moveto (color)show }for」 について、最初の「0 0.5 0.5」は{}内の制
御パラメータであり、0から0.5まで0.5刻みの値
を与えることを意味する。ここで、{}内の「setr
gbcolor」オペレータは、RGB色指定方式によ
るカレントカラーの変更オペレータであるが、G(グリ
ーン)=0.5とB(ブルー)=0.5の値のみが示さ
れているのみであり、R(レッド)の値が示されていな
い。従って、上記した制御オペレータにより、R(レッ
ド)の値が与えられる。すなわち、RGBの組み合わせ
が順次次のように与えられる。
【0031】 R G B 0 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 次に{}内の「0 10 moveto」は、ペンを座
標(0,10)の位置に移動することを意味し、「(c
olor)show」は、文字列’color’を書く
ことを意味する。
【0032】従って、座標(0,10)の位置から書か
れた’color’の文字列が上記した2つのRGBの
組み合わせの色で順次変更されて示されることになる。
【0033】次に、「0 0.7 1.0 setrg
bcolor」は、RGBがそれぞれ0,0.7,1.
0の組み合わせの色に変更されることを意味する。「1
00100 lineto」は、座標(100,10
0)まで直線を描くことを意味する。従って、直線は、
座標(0,10)から座標(100,100)までの直
線が描かれることになる。「0 0.5 0.5 se
trgbcolor」は、RGBがそれぞれ0,0.
5,0.5の組み合わせの色に変更されることを意味す
る。「(test)show」は、文字列’test’
を書くことを意味する。「1.0 0 1.0 set
rgbcolor」は、RGBがそれぞれ1.0,0,
1.0の組み合わせの色に変更されることを意味する。
【0034】このような意味をもったポストスクリプト
プログラムの一部は、解釈部2の解釈実行をもとに、カ
ラー値を伴ったオペレータを抽出する。ここでは、RG
Bによる色指定方式に対するカレントカラーの変更オペ
レータである「setrgbcolor」とこれに伴う
カラー値を抽出部5が抽出する。すなわち、 0 0.5 0.5 setrgbcolor 0.5 0.5 0.5 setrgbcolor 0 0.7 1.0 setrgbcolor 0 0.5 0.5 setrgbcolor 1.0 0 1.0 setrgbcolor の5つを抽出する。この5つの、オペレータを伴ったカ
ラー値に対し、管理部6は次にような組のカラーコード
を設定する。すなわち、 0 0.5 0.5 ………1 0.5 0.5 0.5 ………2 0 0.7 1.0 ………3 0 0.5 0.5 ………1 1.0 0 1.0 ………4 であり、これにより4つのカラー値に対し、1から4ま
での4つのカラーコードが設定され、カラーパレットが
作成されることになる。そして、図3(b)のように、
この4つのカラー値と、4つのカラーコードの組がカラ
ーパレット7に記憶されることになる。
【0035】なお、上記第1の実施例においては、カラ
ー値からカラーコードへの置換を行う置換部3の処理
を、展開部4の展開処理を行う前に行うようにしたが、
展開部4の展開処理の後に、置換部3を設けて展開され
たイメージデータ中のカラー値をカラーコードに置換す
る処理を行うようにしてもよい。
【0036】次に、第2の実施例について説明する。
【0037】図4は、本発明の第2の実施例であるペー
ジ記述言語処理装置の構成を示すブロック図である。図
4において、ページ記述言語処理装置は、図示されてい
ないバッファ等の記憶手段からページ記述言語プログラ
ム11を読み込み、このページ記述言語プログラム11
を構成する言語の識別による解釈(プリインタプリッ
ト)を行い、カラー値を抽出する抽出部12、抽出部1
2により抽出されたカラー値をもとに、カラー値とこれ
に対応するカラーコードの組み合わせを記憶するカラー
パレットを作成する作成部15、作成部15から出力さ
れるカラー値とカラーコードの組み合わせを記憶するカ
ラーパレット16、抽出部12を介して出力されたペー
ジ記述言語プログラムを解釈し、イメージ展開処理を行
うインタプリタ13、インタプリタ13から出力された
イメージデータ中のカラー値を対応するカラーパレット
16のカラーコードに変換し、コード化されたイメージ
データ17を出力する変換部14から構成される。
【0038】次に、図4のページ記述言語処理装置の動
作についてフローチャートを参照して説明する。
【0039】図5は、図4のページ記述言語処理装置の
動作フローチャートである。図5において、まず、解釈
部2がホストコンピュータから直接、あるいはネットワ
ークを介して、プリンタ制御装置内の記憶手段に格納さ
れたページ記述言語プログラムを読み込み、プリインタ
プリットを行って、抽出部5がカラー値を取り出す(ス
テップ201)。そして、このカラー値が既にカラーパ
レット16に登録されているか否かを判断し(ステップ
202)、登録されていない場合は、さらに、カラーコ
ード数が制限値を越えたか否かを判断し(ステップ20
3)、制限値を越えている場合は、色の近似処理等の別
の処理を行った後(ステップ204)、このカラー値と
カラーコードの組み合わせを登録し(ステップ20
5)、ページ記述言語プログラムが終了した否かを判断
する(ステップ206)。一方、ステップ202におい
て、カラー値が既にカラーパレット16に登録されてい
る場合は、ステップ206に移行して、ページ記述言語
プログラムが終了したか否かを判断する。ステップ20
6において、ページ記述言語プログラムが終了しない場
合は、ステップ201に移行し、新たなカラー値を抽出
し、上記処理を繰り返す。
【0040】一方、ステップ206において、ページ記
述言語プログラムが終了した場合は、インタプリタ13
がページ記述言語プログラムを解釈し、イメージデータ
に展開する(ステップ207)。そして、変換部14
は、イメージデータに展開されたカラー値がカラーパレ
ット16にあるか否かを判断し(ステップ208)、カ
ラーパレット16にない場合は、作成部15に指示し
て、カラーパレットの修正あるいは追加を行い(ステッ
プ209)、ステップ210に移行する。一方、ステッ
プ208において、カラー値がカラーパレット16にあ
る場合は、作成されたカラーパレット16に基づいて、
イメージデータに展開されたカラー値をカラーコードに
変換し(ステップ210)、本処理を終了する。
【0041】なお、ステップ208におけるイメージデ
ータに展開されたカラー値がカラーパレットにない場合
とは、例えば、オペレータ「setrgbcolor」
の引数に乱数を用いた場合であり、この場合、カラー値
がカラーパレットにない場合がある。
【0042】また、インタプリタ13によるイメージデ
ータへの展開終了後、作成部15は、検索が容易となる
ような並び換えやハッシュテーブルなどのデータ構造を
もつカラーパレットに変換するようにしている。
【0043】次に、具体的なページ記述言語プログラム
を例にとり、ページ記述言語処理装置のカラーパレット
作成について説明する。
【0044】図6は、具体的なカラーパレット作成を説
明する図である。ここで、図6(a)は、ページ記述言
語プログラムの1つであるポストスクリプトプログラム
の一部を示したものであり、図6(b)は、図6(a)
から作成されるカラーパレットの例を示したものであ
る。
【0045】まず、図6(a)のポストスクリプトプロ
グラムの意味について説明する。なお、図6(a)のポ
ストスクリプトプログラムは、図3(a)で示したポス
トスクリプトプログラムと同じである。
【0046】すなわち、 「0 0.5 0.5{ 0.5 0.5 setrgbcolor 0 10 moveto (color)show }for」 について、最初の「0 0.5 0.5」は{}内の制
御パラメータであり、0から0.5まで0.5きざみの
値を与えることを意味する。ここで、{}内の「set
rgbcolor」オペレータは、RGB色指定方式に
よるカレントカラーの変更オペレータであるが、G(グ
リーン)=0.5とB(ブルー)=0.5の値のみが示
されているのみであり、R(レッド)の値が示されてい
ない。従って、上記した制御オペレータにより、R(レ
ッド)の値が与えられる。すなわち、RGBの組み合わ
せが順次次のように与えられる。
【0047】 R G B 0 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 次に{}内の「0 10 moveto」は、ペンを座
標(0,10)の位置に移動することを意味し、「(c
olor)show」は、文字列’color’を書く
ことを意味する。
【0048】従って、座標(0,10)の位置から書か
れた’color’の文字列が上記した2つのRGBの
組み合わせの色で順次変更されて示されることになる。
【0049】次に、「0 0.7 1.0 setrg
bcolor」は、RGBがそれぞれ0,0.7,1.
0の組み合わせの色に変更されることを意味する。「1
00100 lineto」は、座標(100,10
0)まで直線を描くことを意味する。従って、直線は、
座標(0,10)から座標(100,100)までの直
線が描かれることになる。「0 0.5 0.5 se
trgbcolor」は、RGBがそれぞれ0,0.
5,0.5の組み合わせの色に変更されることを意味す
る。「(test)show」は、文字列’test’
を書くことを意味する。「1.0 0 1.0 set
rgbcolor」は、RGBがそれぞれ1.0,0,
1.0の組み合わせの色に変更されることを意味する。
【0050】このような意味をもったポストスクリプト
プログラムの一部は、抽出部12のプリインタプリット
をもとに、カラー値を伴ったオペレータを抽出する。こ
こでは、RGBによる色指定方式に対するカレントカラ
ーの変更オペレータである「setrgbcolor」
とこれに伴うカラー値を抽出部12が抽出する。すなわ
ち、 0 0.5 0.5 setrgbcolor 0.5 0.5 0.5 setrgbcolor 0 0.7 1.0 setrgbcolor 0 0.5 0.5 setrgbcolor 1.0 0 1.0 setrgbcolor の5つを抽出する。この5つの、オペレータを伴ったカ
ラー値に対し、作成部15は次にような組のカラーコー
ドを設定する。すなわち、 0 0.5 0.5 ………1 0.5 0.5 0.5 ………3 0 0.7 1.0 ………2 0 0.5 0.5 ………1 1.0 0 1.0 ………4 であり、これにより4つのカラー値に対し、1から4ま
での4つのカラーコードが設定され、カラーパレットが
作成されることになる。このカラーコードの番号付け
は、値の小さい順にカラーコードを割り当てるようにし
ている。そして、図6(b)のように、この4つのカラ
ー値と、4つのカラーコードの組がカラーパレット7に
記憶されることになる。このように、カラーパレットを
カラー値の値の大きさの順に並べると、イメージデータ
のカラー値をカラーコードに割り当てる際、高速に検索
ができる。
【0051】また、非常に稀な場合であるが、上述した
オペレータ「setrgbcolor」の引数に乱数な
どを用いた場合、カラー値が必ずしも一致しない場合が
考えられ、この場合、カラーパレットの適当な位置にカ
ラー値を追加する。例えば、RGBによる色指定方式の
R,G,Bの値がそれぞれ 0.7 0.5 0.1 であるカラー値が現れた場合、カラーコード5を割り当
て、図6(b)のカラーパレットの最後に追加する。
【0052】また、上記第1実施例においても、カラー
パレットのカラーコード数が限定され、イメージデータ
中のカラー数がカラーコード数を越えた場合は、管理部
6は、抽出結果をもとに、先行的に色の近似などの処理
を無駄なく切り換える指示を行うことができる。
【0053】このように、本実施例においては、イメー
ジデータに展開する前に、入力されたページ記述言語プ
ログラムをもとにカラーパレットを作成するようにして
いるので、高速にカラーパレットを作成することができ
る。
【0054】なお、上記実施例において、カラーパレッ
トをページ記述言語処理装置内に設置したが、必ずしも
ページ記述言語処理装置内に設置する必要はない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、カラー
値と該カラー値のカラーコードとの組を記憶する記憶手
段を有し、解釈手段が、前記カラー値の色記述を含むペ
ージ記述言語で表現された文書データを解釈し、抽出手
段が、この解釈結果に基づいてカラー値を抽出し、管理
手段が、抽出したカラー値を前記記憶手段内のカラー値
と比較して、一致するカラー値に対応するカラーコード
を出力し、不一致であれば、当該カラー値と新たなカラ
ーコードとの組を作成して前記記憶手段に記憶するとと
もに、当該新たなカラーコードを出力し、置換手段が、
前記抽出手段で抽出されたカラー値を前記管理手段が出
力するカラーコードに置き換え、展開手段が、前記解釈
手段の解釈結果に基づいて、前記置換手段で置換された
カラーコードをもつ文書データをイメージデータに展開
するようにしているので、高速にカラーパレットを作成
することができるという利点を有する。
【0056】また、このため、全体的にイメージ処理の
時間を節約することができるという利点を有する。
【0057】さらには、カラーパレットに記憶すること
ができるカラー値のカラーコード数が制限値を越えた場
合に、色の近似等の処理に切り替えることにより、先行
的かつ柔軟なカラーパレットの作成を行うことができる
ので、イメージデータへの展開処理を無駄にしないとい
う利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるページ記述言語処
理装置の構成を示すブロック図。
【図2】図1のページ記述言語処理装置の動作フローチ
ャート。
【図3】具体的なカラーパレット作成を説明する図。
【図4】本発明の第2の実施例であるページ記述言語処
理装置の構成を示すブロック図。
【図5】図4のページ記述言語処理装置の動作フローチ
ャート。
【図6】具体的なカラーパレット作成を説明する図。
【図7】RGBイメージデータのカラーパレットの一例
を示した図。
【図8】イメージデータの例を示す図。
【図9】従来のカラーパレット作成の機能ブロック図。
【符号の説明】
1 ページ記述言語プログラム 2 解釈部 3 置換
部 4 展開部 5 抽出部 6 管理部 7 カラーパレット 8 コード化されたイメージデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/147 U 7165−5B 9/45

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー値と該カラー値のカラーコードとの
    組を記憶する記憶手段と、 前記カラー値の色記述を含むページ記述言語で表現され
    た文書データを解釈する解釈手段と、 前記解釈手段の解釈結果に基づいてカラー値を抽出する
    抽出手段と、 前記抽出手段で抽出したカラー値を前記記憶手段内のカ
    ラー値と比較して、一致するカラー値に対応するカラー
    コードを出力し、不一致であれば、当該カラー値と新た
    なカラーコードとの組を作成して前記記憶手段に記憶す
    るとともに、当該新たなカラーコードを出力する管理を
    行う管理手段と、 前記抽出手段で抽出されたカラー値を前記管理手段が出
    力するカラーコードに置き換える置換手段と、 前記解釈手段の解釈結果に基づいて、前記置換手段で置
    換されたカラーコードをもつ文書データをイメージデー
    タに展開する展開手段とを具備したことを特徴とするペ
    ージ記述言語処理装置。
  2. 【請求項2】カラー値と該カラー値のカラーコードとの
    組を記憶する記憶手段と、 前記カラー値の色記述を含むページ記述言語で表現され
    た文書データを解釈して前記カラー値を抽出する抽出手
    段と、 前記抽出手段で抽出したカラー値を前記記憶手段内のカ
    ラー値と比較して、不一致であれば当該カラー値と新た
    なカラーコードとの組を作成して前記記憶手段に記憶す
    る作成手段と、 前記文書データを解釈してイメージデータに展開するイ
    ンタプリタと、 前記インタプリタで展開されたイメージデータのカラー
    値を前記記憶手段を参照してカラーコードに変換する変
    換手段とを具備したことを特徴とするページ記述言語処
    理装置。
JP4289062A 1992-10-27 1992-10-27 ページ記述言語処理装置 Pending JPH06139364A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5900943A (en) * 1997-08-29 1999-05-04 Hewlett-Packard Company Page identification by detection of optical characteristics
CN102194116A (zh) * 2010-03-15 2011-09-21 株式会社东芝 文档图像处理装置、文档图像处理方法、及存储计算机程序的命令的可计算机读出的存储介质
US8503025B2 (en) 2009-03-18 2013-08-06 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus, image processing method, and computer program product

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