JPH06139311A - 引き出し設計装置 - Google Patents

引き出し設計装置

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Publication number
JPH06139311A
JPH06139311A JP4285822A JP28582292A JPH06139311A JP H06139311 A JPH06139311 A JP H06139311A JP 4285822 A JP4285822 A JP 4285822A JP 28582292 A JP28582292 A JP 28582292A JP H06139311 A JPH06139311 A JP H06139311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
leading
vias
target
wiring
Prior art date
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Pending
Application number
JP4285822A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Hyodo
毅 兵藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4285822A priority Critical patent/JPH06139311A/ja
Publication of JPH06139311A publication Critical patent/JPH06139311A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品データの設計時間を短縮すると共に品質
の向上も図る。 【構成】 プリント基板のレイアウト設計に用いる部品
の引き出しパターンやヴィア発生のためのデータを取り
込む入力取込手段31と、この入力取込手段31から入
力されたデータに基づいて引き出しパターンやヴィアを
生成する引き出しパターン情報生成手段32と、この引
き出しパターン情報生成手段32によって生成された引
き出しパターンやヴィアに接続される他の引き出しパタ
ーンやヴィアあるいはピンをサーチしてその接続状態に
応じて引き出し可能な位置を設定する配線探索対象位置
設定手段33とを引き出し設計装置に具備させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板のレイアウ
ト設計に用いる部品の引き出しパターンやヴィアの設計
を行う引き出し設計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板では、その基板面に部品を
配置してそれぞれの部品ピンに信号パターンを接続して
いる。プリント基板が複数の層で構成されているときに
は、部品ピンからプリント基板のある面に引き出された
引き出しパターンを他の面の同様な引き出しパターンと
電気的に接続する必要がある場合があり、この場合に、
これらを接続するためのヴィアの設計が行われる。
【0003】従来では、部品ピンから引き出される引き
出しパターンと、この引き出しパターンに接続するヴィ
アの設計、ならびに引き出しパターンおよびヴィアのど
の位置を配線探索の対象とするかの設定とを別個に行っ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では引
き出しパターン等の設計と配線探索となる位置の設定を
別個に行っていたので、設計時間が長時間化するばかり
でなく、設計の結果得られるデータを高品質に保つこと
が困難であるといった問題があった。
【0005】そこで本発明の目的は、部品データの設計
時間を短縮することができると共に品質の向上も図るこ
とのできる引き出し設計装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、プリント基
板のレイアウト設計に用いる部品の引き出しパターンや
ヴィア発生のためのデータを入力する入力装置と、この
入力装置から入力されたデータに基づいて引き出しパタ
ーンやヴィアを生成する情報生成手段と、この情報生成
手段によって生成された引き出しパターンやヴィアに接
続される他の引き出しパターンやヴィアあるいはピンを
サーチしてその接続状態に応じて引き出し可能な位置を
設定する配線探索位置設定手段とを引き出し設計装置に
具備させる。
【0007】すなわち本発明では、キーボードやマウス
等によって入力されたデータを用いて引き出しパターン
やヴィアを生成し、これらに接続される他の引き出しパ
ターンやヴィアあるいはピンをサーチしてその接続状態
に応じて引き出し可能な位置を設定するようにした。
【0008】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の引き出し設計装置の構成の
概要を表わしたものである。この引き出し設計装置はC
PU(中央処理装置)11を備えている。CPU11は
データバス等のバス12を通じて作業用メモリ13、磁
気ディスク制御装置14、入力回路15および表示制御
装置16と接続されている。
【0010】ここで磁気ディスク制御装置14には磁気
ディスク21が接続されている。磁気ディスク21には
この引き出し設計装置の各種制御を行うためのプログラ
ムや、設計結果としてのデータが格納されるようになっ
ている。作業用メモリ13は、制御用のプログラムを磁
気ディスク21から読み出して格納する他、制御のため
に一時的に必要なデータを格納するようになっている。
入力回路15にはキーボード22が接続されており、こ
れには更にポインティング・デバイスとしてのマウス2
3が接続されている。これらは引き出しパターンおよび
ヴィアの設計に必要なデータ入力に用いられるようにな
っている。表示制御装置16はCRT24を接続してお
り、ここに必要なデータを表示させるようになってい
る。
【0011】図2はこのような構成の引き出し設計装置
の制御内容を表わしたものである。この装置は、入力デ
ータの取り込みを行う入力取込手段31と引き出しパタ
ーン情報を生成する引き出しパターン情報生成手段32
と、配線探索を行う対象位置の設定を行う配線探索対象
位置設定手段33の3つの手段があたかも存在している
ような制御を行うようになっている。引き出しパターン
情報生成手段32と配線探索対象位置設定手段33は、
引き出しパターン設計のためのパターンテーブル34と
ヴィア設計のためのヴィアテーブル35に接続されてお
り、配線探索対象位置設定手段33は更にピンに関する
ピンテーブル36にも接続されている。
【0012】さて、図1に示したCPU11は、マウス
23あるいはキーボード22から事前に入力されている
データを作業用メモリ13から読み出し(ステップS1
01)、その指示が引き出しパターンの設計を終了する
ための指示であるかどうかを判別する(ステップS10
2)。終了指示であれば、処理を終了させる(エン
ド)。
【0013】読み出したデータが終了指示ではない場合
には(ステップS102;N)、それが引き出しパター
ンの入力指示であるかどうかの判別が行われる(ステッ
プS103)。引き出しパターンの入力指示があった場
合には、開始座標および終了座標と存在層が引き出しパ
ターン情報生成手段32に渡される。ここで存在層とは
引き出しパターンが走っている層をいう。
【0014】ステップS103において引き出しパター
ンの入力指示ではなかった場合(N)には、それがヴィ
ア入力指示であるかどうかの判別が行われる(ステップ
S104)。ヴィアの入力指示があった場合には
(Y)、ヴィア座標が引き出しパターン情報生成手段3
2に渡される。ヴィアの入力指示でもなかった場合には
(N)、読み取ったデータが引き出し設計に関するもの
ではないので、再びステップS101に戻って次のデー
タの読み出しを行うことになる。
【0015】引き出しパターン情報生成手段32では、
入力取込手段31で求められた開始・終了座標および存
在層を基にしてパターンデータを作成する(ステップS
105)。すなわち、ステップS103で引き出しパタ
ーンの入力指示であると判別された場合には引き出しパ
ターンを発生させ、これをパターンテーブル34に格納
する。そして、配線探索対象位置設定手段33に処理を
移すことになる。
【0016】ところでパターンテーブル34には、配線
探索対象としての端点であることを示す「ターゲットフ
ラグ」が用意されている必要がある。この「ターゲット
フラグ」は、例えば開始・終了座標の双方がターゲット
となる「0」と、どちらもターゲットにはならない
「1」と、開始座標のみがターゲットとなる「2」と、
終了座標のみがターゲットとなる「3」を定義できるも
のとする。ステップS105の処理においては、ターゲ
ットフラグは「0」を設定する。
【0017】ステップS106では、入力取込手段31
で求められたヴィア座標にヴィアを作成してヴィアテー
ブル35に格納し、配線探索対象位置設定手段33に処
理を移す。このときヴィアテーブル35には、配線探索
対象としてのヴィアであることを示す「ターゲットフラ
グ」が用意されている必要がある。この「ターゲットフ
ラグ」は、例えば開始・終了座標の双方がターゲットと
なる「0」と、どちらもターゲットにはならない「1」
とを定義できるものとする。ステップS106の処理に
おいては、ターゲットフラグは「0」を設定する。
【0018】配線探索対象位置設定手段33では、干渉
パターンが存在するかどうかの判別が行われる(ステッ
プS107)。すなわち、このステップではパターンテ
ーブル34を参照して、引き出しパターン情報生成手段
32で作成された引き出しパターンまたはヴィアと接続
関係にある他のパターンが存在するかどうかの判別か行
われる。このような場合には(Y)、接続関係にあると
みなされたパターン位置を配線探索対象外とするよう
に、引き出しパターン情報生成手段32で発生した引き
出しパターンまたはヴィアのターゲットフラグと接続関
係にあると見なされた引き出しパターンのターゲットフ
ラグを「1」、「2」、「3」のいずれかに更新する
(ステップS108)。そして、ステップS109に進
むことになる。干渉パターンが存在しないと判別された
場合には(ステップS107;N)、直ちにステップS
109に進む。
【0019】ステップS109では、引き出しパターン
設計を始める前に、予め設定されているピンテーブル3
6を参照する。そして、引き出しパターン情報生成手段
32で作成された引き出しパターンまたはヴィアと接続
関係にあるピンが存在するか否かを判断する。ちなみ
に、ピンテーブル36にはヴィアテーブル35と同様に
ターゲットフラグが存在しており、すべてのピンに対し
て配線探索対象であることを示す「0」がセットされて
いるものとする。
【0020】干渉ピンが存在するとされた場合には(ス
テップS109;Y)、接続関係にあると見なされたピ
ン位置を配線探索対象外とするように、引き出しパター
ン情報生成手段32で発生した引き出しパターンまたは
ヴィアのターゲットフラグと接続関係にあると見なされ
たピンのターゲットフラグを「1」、「2」、「3」の
いずれかに更新する(ステップS110)。そして、ス
テップS111に進む。干渉ピンが存在しないと判別さ
れた場合には(ステップS109;N)、直ちにステッ
プS111に進むことになる。
【0021】ステップS111では、干渉ヴィアが存在
するかどうかの判別が行われる。すなわち、このステッ
プではヴィアテーブル35を参照して、引き出しパター
ン情報生成手段32で作成された引き出しパターンまた
はヴィアと接続関係にあるヴィアが存在するかどうかを
判断する。存在していないと判断された場合には
(N)、現在処理している引き出しパターンまたはヴィ
アの処理がすべて終了したものと見なされて、再び入力
取込手段31に戻ることになる。
【0022】一方、干渉ヴィアが存在すると判断された
場合には(ステップS111;Y)、プリント基板の複
数層で接続するパターンが存在するかどうかのチェック
が行われる(ステップS112)。これには、パターン
テーブル34が参照される。そして、ステップS111
で発見したヴィアと接続するパターンが複数の層にそれ
ぞれ1つ以上存在するか否かを判断する。このようなパ
ターンが存在しないと判別された場合には(N)、現在
行っている引き出しパターンまたはヴィアの処理がすべ
て終了したものと見なしてステップS101に戻ること
になる。
【0023】ステップS112で複数層で接続するパタ
ーンが存在するとされた場合には(Y)、接続関係にあ
ると見なされたヴィア位置を配線探索対象外とするよう
に、引き出しパターン情報生成手段32で発生した引き
出しパターンまたはヴィアのターゲットフラグと接続関
係にあると見なされたヴィアのターゲットフラグを
「1」に更新し(ステップS113)、現在処理してい
る引き出しパターンまたはヴィアの処理をすべて終了し
たものと見なしてステップS101に戻る。
【0024】図3(a)〜(c)は、本実施例の引き出
し設計装置を用いた各種の引き出しパターンの作成例を
表わしたものである。このうち図(a)に示した例で
は、ピン自体はターゲットでなく、そのフラグは「1」
となる。このピンに接続される第1のパターンおよび
第2のパターンはともに両側ともターゲットとはなら
ず、これらのターゲットフラグは「1」である。第3の
パターンについては第2のパターンとの接続点はタ
ーゲットとならず、他方のアンテナ部分の端点だけが配
線探索対象のターゲットとなる。第2のパターン側の接
続点が開始点なので、この場合のターゲットフラグは、
「3」となる。
【0025】また、図(b)に示した例でも、ピン自体
はターゲットでなく、そのフラグは「1」である。この
例では第1のパターンの他端のヴィアについては複
数層で接続するパターンがあるのでターゲットとならな
い。したがって、第1のパターンとヴィアのフラグ
は共に「1」である。第2のパターンと第3のパター
ンは下層の引き出しパターンである。これらは両側と
もターゲットではなく、フラグは共に「1」である。第
3のパターンの他端のヴィアが配線探索対象のター
ゲットであり、そのフラグは「0」となる。
【0026】図(c)に示した例で、ピン自体はターゲ
ットでなく、そのフラグは「1」である。第1〜第3の
パターン〜はともに両側ともターゲットとはなら
ず、これらのターゲットフラグは「1」である。ヴィア
については複数層で接続するパターンがないので配線
探索対象のターゲットとなり、そのフラグが「0」とな
る。ヴィアについても同様に配線探索対象のターゲッ
トとなり、そのターゲットフラグが「0」となる。
【0027】以上説明した実施例では配線探索で引き出
し可能な位置を自動的に設定することにしたが、CRT
24等を用いてオペレータが対話配線を行って引き出し
可能な位置を設定するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】このように本発明によれば、引き出しパ
ターンやヴィアを設計する都度、配線探索対象となる位
置を装置側で設定するので、短時間で高品質の部品デー
タを設計することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における引き出し設計装置の
回路構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の引き出し設計装置の動作を示す流れ
図である。
【図3】(a)〜(c)は、本実施例の引き出し設計の
様子を表わした説明図である。
【符号の説明】
11 CPU 13 作業用メモリ 21 磁気ディスク 22 キーボード 23 マウス 31 入力取込手段 32 引き出しパターン情報生成手段 33 配線探索対象位置設定手段 〜 引き出しパターン 、 ヴィア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板のレイアウト設計に用いる
    部品の引き出しパターンやヴィア発生のためのデータを
    入力する入力装置と、 この入力装置から入力されたデータに基づいて引き出し
    パターンやヴィアを生成する情報生成手段と、 この情報生成手段によって生成された引き出しパターン
    やヴィアに接続される他の引き出しパターンやヴィアあ
    るいはピンをサーチしてその接続状態に応じて引き出し
    可能な位置を設定する配線探索位置設定手段とを具備す
    ることを特徴とする引き出し設計装置。
  2. 【請求項2】 配線探索位置設定手段は配線探索で引き
    出し可能な位置を設定することを特徴とする請求項1記
    載の引き出し設計装置。
  3. 【請求項3】 配線探索位置設定手段は対話配線で引き
    出し可能な位置を設定することを特徴とする請求項1記
    載の引き出し設計装置。
JP4285822A 1992-10-23 1992-10-23 引き出し設計装置 Pending JPH06139311A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4285822A JPH06139311A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 引き出し設計装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4285822A JPH06139311A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 引き出し設計装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06139311A true JPH06139311A (ja) 1994-05-20

Family

ID=17696537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4285822A Pending JPH06139311A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 引き出し設計装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06139311A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8689167B2 (en) 2011-08-04 2014-04-01 Fujitsu Limited Layout design apparatus and layout design method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8689167B2 (en) 2011-08-04 2014-04-01 Fujitsu Limited Layout design apparatus and layout design method

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