JPH06139037A - ウィンドウ表示制御方法およびウィンドウ表示システム - Google Patents

ウィンドウ表示制御方法およびウィンドウ表示システム

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JPH06139037A
JPH06139037A JP4287771A JP28777192A JPH06139037A JP H06139037 A JPH06139037 A JP H06139037A JP 4287771 A JP4287771 A JP 4287771A JP 28777192 A JP28777192 A JP 28777192A JP H06139037 A JPH06139037 A JP H06139037A
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JP
Japan
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window
program
attribute
display
computer
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Application number
JP4287771A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kobayashi
祐一 小林
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ウィンドウプログラム12を実行可能な計算
機10と、該計算機によるウィンドウプログラムの実行
結果をウィンドウ内に表示する表示装置11と、計算機
に接続される入出力装置13〜16とを備えたウィンド
ウ表示システムにおけるウィンドウ表示制御方法であっ
て、計算機上で実行するウィンドウプログラムの、少な
くとも入出力装置に関する複数の動作状態および該複数
の動作状態の各々に対する表示属性をあらかじめ計算機
内に登録しておき(17,18)、ウィンドウプログラ
ムの実行時に動作状態を監視し(26)、該動作状態の
変化時に、前記登録された表示属性を参照してウィンド
ウプログラムの表示属性を自動的に変更する(19)。 【効果】 任意のウィンドウプログラムの動作状態と表
示属性の対応付けをウィンドウプログラム利用者があら
かじめ設定可能とし、設定情報を管理することにより、
ウィンドウプログラムの動作状態が変化した際に、ウィ
ンドウプログラムの表示属性が自動的に変更され、利用
者はウィンドウプログラムの動作状態を容易に認識する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウィンドウ表示システ
ムに関し、特にウィンドウの動作状態が変化した際のウ
ィンドウの表示属性を制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、計算機上でアプリケーションプロ
グラムを起動すると、表示装置の画面上にウィンドウが
生成され、そのウィンドウ内に当該アプリケーションプ
ログラムの実行結果が表示されるウィンドウ表示システ
ムが普及している。このようなシステムに対応したアプ
リケーションプログラムはウィンドウプログラムと呼ば
れる。複数のウィンドウプログラムを同時に起動してい
る場合には、画面上に複数のウィンドウが同時に存在す
る。各ウィンドウの大きさおよび表示位置は、手動で変
更することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウィンドウ
プログラムの実行時に、そのプログラムが外部の入出力
装置とやりとりしているとき、例えば、ディスクアクセ
ス中、プリンタ出力中、通信データ受信中等の状態は、
その旨のメッセージが画面のどこかに表示されるとして
も、必ずしも利用者に明瞭に認識されなかった。
【0004】本発明の目的は、ウィンドウプログラム利
用者が、任意のウィンドウプログラムの動作状態とそれ
に対応する任意のウィンドウ表示属性の設定を可能と
し、現在のウィンドウプログラムの動作状態をウィンド
ウ表示属性の変化で容易に認識できるようにすることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるウィンドウ
表示制御方法は、ウィンドウプログラムを実行可能な計
算機と、該計算機によるウィンドウプログラムの実行結
果をウィンドウ内に表示する表示装置と、前記計算機に
接続される入出力装置とを備えたウィンドウ表示システ
ムにおけるウィンドウ表示制御方法であって、前記計算
機上で実行するウィンドウプログラムの、少なくとも前
記入出力装置に関する複数の動作状態および該複数の動
作状態の各々に対する表示属性をあらかじめ前記計算機
内に登録しておき、前記ウィンドウプログラムの実行時
に動作状態を監視し、該動作状態の変化時に、前記登録
された表示属性を参照して前記ウィンドウプログラムの
表示属性を自動的に変更することを特徴とする。
【0006】また、本発明によるウィンドウ表示システ
ムは、ウィンドウプログラムを実行可能な計算機と、該
計算機によるウィンドウプログラムの実行結果をウィン
ドウ内に表示する表示装置と、前記計算機に接続される
入出力装置とを備えたウィンドウ表示システムにおい
て、実行するウィンドウプログラムごとに、当該ウィン
ドウプログラムの複数の動作状態の各々に対するウィン
ドウプログラムの表示属性を登録するウィンドウ属性登
録手段と、前記ウィンドウプログラムの実行時に、当該
ウィンドウプログラムの少なくとも前記入出力装置に関
する現在の動作状態を監視するウィンドウ状態監視手段
と、該ウィンドウ状態監視手段により動作状態の変化が
検出されたとき、前記ウィンドウ属性登録手段を参照し
て当該ウィンドウプログラムの表示属性を変更するウィ
ンドウ属性変更手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】ウィンドウ属性登録手段としてのウィンドウ属
性設定プログラムは、任意のウィンドウプログラム起動
時に自動的に起動される。これにより、ウィンドウプロ
グラム利用者は任意のウィンドウプログラムごとにウィ
ンドウプログラム動作状態と表示属性を対応付けてウィ
ンドウ属性管理テーブルに登録できる。
【0008】ウィンドウ状態監視手段としてのウィンド
ウ状態監視プログラムは、常時、各ウィンドウプログラ
ムの動作状態を監視し、ウィンドウ動作状態が変化した
際にウィンドウ属性管理プログラムに動作状態の変化を
通知する。
【0009】ウィンドウ属性変更手段としてもウィンド
ウ属性管理プログラムは、ウィンドウ状態監視プログラ
ムから通知を受けると、ウィンドウ属性管理テーブルを
参照してウィンドウプログラムの表示属性を変更する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明を複数のウィンドウプログ
ラムに関する複数のウィンドウを同時に表示画面上に表
示する表示装置に適用した場合のシステム全体構成を示
したものである。このシステムは、CPUおよび主記憶
装置等(図示せず)からなる計算機本体10と、画面表
示装置11、キーボード13、マウス14、外部記憶装
置としてのディスク装置15、プリンタ16を備える。
図中、計算機本体10内には、本実施例においてウィン
ドウ属性自動制御を行うために必要な各種のプログラム
群を示している。画面表示装置11の画面上には、ウィ
ンドウやマウスポインタの表示が行われる。ウィンドウ
プログラム12は、本実施例においてウィンドウ表示シ
ステム下で実行されるウィンドウプログラムである。
【0012】キーボード13、マウス14、ディスク1
5、プリンタ16は、それぞれハードウェア割り込みを
発生することにより、ウィンドウ状態監視プログラム2
6にそれらのハードウェアの状態の変化を通知する。ウ
ィンドウ属性設定プログラム18は、ウィンドウプログ
ラム12を起動する際に同時に起動され、ウィンドウ属
性管理テーブル17に利用者の設定情報を登録する。キ
ーボードイベント処理プログラム27はキーボード13
の状態をウィンドウ属性管理プログラム19に通知する
プログラムである。マウスイベント処理プログラム28
は、マウス14の状態をウィンドウ属性管理プログラム
19に通知するプログラムである。ディスクイベント処
理プログラム29は、ディスク15の状態をウィンドウ
属性管理プログラム19に通知するプログラムである。
プリンタイベント処理プログラム30は、プリンタ16
の状態をウィンドウ属性管理プログラム19に通知する
プログラムである。タイマイベント処理プログラム31
は、タイマ割り込みを用いて時間の経過をウィンドウ属
性管理プログラム19に通知するプログラムである。通
信イベント処理プログラム32は、通信データの送受信
状態をウィンドウ属性管理プログラム19に通知するプ
ログラムである。ウィンドウ表示色設定プログラム20
は、ウィンドウプログラムの文字色、背景色、枠色を設
定するプログラムである。ウィンドウ枠サイズ設定プロ
グラム21は、ウィンドウの枠の太さを設定するプログ
ラムである。ウィンドウサイズ設定プログラム22は、
ウィンドウの表示サイズを設定するプログラムである。
ウィンドウ位置設定プログラム23は、ウィンドウの表
示位置を設定するプログラムである。ウィンドウ点滅属
性設定プログラム24は、ウィンドウの点滅表示属性を
設定するプログラムである。ウィンドウ表示色反転属性
設定プログラム25は、ウィンドウの反転表示属性を設
定するプログラムである。ウィンドウ描画プログラム3
3は、ウィンドウ属性管理プログラム19の指示にした
がって画面表示装置11にウィンドウプログラム12に
相当するウィンドウを指定された属性で描画表示するプ
ログラムである。
【0013】図2は、本発明を適用した場合のウィンド
ウプログラムの起動から終了までの全体の処理を示すフ
ローチャートである。図2のフローチャートにしたがっ
て、ウィンドウ属性自動制御の一例を説明する。
【0014】本実施例において任意のウィンドウプログ
ラム12の起動要求があった場合(ステップ100)、
まずウインドウ属性設定プログラム18が起動される
(ステップ101)。ウィンドウプログラム利用者によ
るウィンドウ属性の設定が終了すると、ウィンドウ状態
監視プログラム26が起動される(ステップ102)。
これと並行してウィンドウプログラム12が実行される
(ステップ103)。ウィンドウ状態監視プログラム2
6は、ウィンドウプログラム12と非同期で同時に実行
され、ウィンドウプログラム実行中は常に、実行中のす
べてのウィンドウプログラムの動作状態を監視する。ウ
ィンドウプログラム実行中にウィンドウプログラム12
の状態が変化した場合(ステップ105)、ウィンドウ
属性管理プログラム19に状態の変化が通知され、ウィ
ンドウ属性管理プログラム19がウィンドウの属性を変
更する(ステップ106)。
【0015】図3は、本発明におけるウィンドウ属性設
定プログラム18の処理内容を示すフローチャートであ
る。また、図4は、本発明におけるウィンドウ属性設定
プログラム実行時に表示するウィンドウ属性設定用ウィ
ンドウ画面例である。図3および図4を用いてウィンド
ウ属性設定例について説明する。
【0016】図3においてウィンドウ属性設定プログラ
ムが起動すると(ステップ101)、まず図4に示すよ
うなウィンドウ属性設定用ウィンドウ301が画面表示
装置11に表示される(ステップ202)。ウィンドウ
属性設定用ウィンドウ301の中で302〜306はウ
ィンドウの状態を選択するエリアであり、本実施例では
キー入力待ち302、ディスクアクセス中303、プリ
ンタ出力中304、通信データ受信中305、イベント
無し306という状態があらかじめ登録されているもの
とする。また308〜317はウィンドウプログラムの
動作状態が変化した際に設定可能なウィンドウ表示属性
である。本実施例では、ウィンドウの左上の水平位置X
308および垂直位置Y309、サイズ縦310、サイ
ズ横311、文字色312、背景色313、枠色31
4、枠太さ315、点滅316、反転317という属性
を設定可能とする。ウィンドウプログラム利用者は、ウ
ィンドウ属性設定ウィンドウ301が表示された状態で
まずウィンドウ動作状態を選択する(ステップ20
3)。次にウィンドウプログラム利用者は、ウィンドウ
プログラムの動作状態がステップ203で選択した状態
に変化した場合に設定しようとするウィンドウの表示属
性を選択する(ステップ204)。選択されたウィンド
ウ動作状態とウィンドウ表示属性の情報はウィンドウ属
性管理テーブル17に登録される(ステップ205)。
ウィンドウ属性設定ウィンドウ301では1個のウィン
ドウプログラムについて複数のウィンドウ状態とこの各
ウィンドウ状態に対応するウィンドウ属性とが設定可能
である。すべての設定が終了すると(ステップ20
6)、ウィンドウ属性設定プログラムは終了し(ステッ
プ207)、ウィンドウ属性設定ウィンドウ301が画
面表示装置11から消去され、ウィンドウプログラム1
2の実行が開始される。ウィンドウ属性設定プログラム
18ではデフォルトの設定情報をあらかじめ用意し、ウ
ィンドウプログラム利用者は、デフォルトの設定値を選
択することができる。またウィンドウプログラム利用者
がウィンドウ属性設定ウィンドウ301での設定を行わ
ず終了することにより、ウィンドウプログラム実行中に
本発明におけるウィンドウの表示属性の自動変更を実施
しないようにすることも可能である。
【0017】図5は、本発明におけるウィンドウ属性設
定プログラムによって設定した情報を保存するウィンド
ウ属性管理テーブル17である。図5を用いてウィンド
ウ属性管理テーブル17に登録される情報について説明
する。
【0018】図5に示したウィンドウ属性管理テーブル
17は、状態の種別ごとにそれぞれウィンドウ属性群を
定める5個のサブテーブル17a〜17eからなる。サ
ブテーブル17aにおいて、ウィンドウ番号(No.)
400は複数のウィンドウプログラム12の中から1個
のウィンドウプログラムを識別するための番号を有する
エリアである。状態種別401はポインタ402は他の
サブテーブルを指すためのポインタを有するエリアであ
る。位置403はウィンドウの左上座標点の表示位置情
報(X1,Y1)を有するエリアである。サイズ404
はウィンドウの表示サイズ情報(H1,L1)を有する
エリアである。色[文字]405はウィンドウの文字色
情報を有するエリアである。色[背景]406はウィン
ドウの背景色情報を有するエリアである。色[枠]40
7はウィンドウの枠色情報を有するエリアである。枠4
08はウィンドウの枠の太さ情報(W1)を有するエリ
アである。点滅409はウィンドウの点滅表示情報(Y
ES/NO)を有するエリアである。反転410はウィ
ンドウの反転表示情報(YES/NO)を有するエリア
である。
【0019】ウィンドウプログラム12を起動する場
合、ウィンドウ属性管理テーブル17に上記401〜4
10の情報がすべて設定される。次にウィンドウ属性設
定プログラム18によってウィンドウNo.401で識
別されるウィンドウプログラムのウィンドウ動作状態と
表示属性が設定された場合、サブテーブル17bに示す
ように新たにサブテーブルが追加されポインタ402で
連結される。追加されたサブテーブルは状態種別401
とポインタ402および表示属性情報エリアを有する。
状態種別401はウィンドウ属性設定プログラム18で
選択したウィンドウ動作状態を識別するエリアである。
表示属性情報エリアは状態種別401で示されるウィン
ドウ動作状態に対応するウィンドウ表示属性を設定する
エリアであり、403〜410の中の必要な情報で構成
される。この例では、サブテーブル17bは、ディスク
アクセスの状態について位置403の情報のみを設定し
ている。
【0020】同一のウィンドウプログラムに対してさら
にウィンドウ動作状態と表示属性を設定した場合は、サ
ブテーブル17c,17d,17eに示すように動作状
態ごとにサブテーブルが追加され、それぞれポインタ4
02によって連結される。ここでは、サブテーブル17
cは、プリンタ出力状態について、ウィンドウの色40
5〜407と枠18とを設定している。また、サブテー
ブル17dは、通信データ受信中状態について、ウィン
ドウサイズ404を設定している。サブテーブル17e
は、所定時間のイベント無状態について、アイコン表示
を意味するサイズ(0,0)を設定している。
【0021】図6は、本発明におけるウィンドウ状態監
視プログラムの処理内容を示すフローチャートである。
このフローチャートにしたがって、ウィンドウ状態監視
手順の一例を説明する。
【0022】図6において、ウィンドウ状態監視プログ
ラムが起動すると(ステップ102)、以降ウィンドウ
システムが終了(ステップ515)するまでの間、各種
ハードウェアイベント(割り込み)を取得する。本実施
例ではハードウェアイベントの種別として、キーボード
イベント(ステップ502)、マウスイベント(ステッ
プ504)、ディスクイベント(ステップ505)、プ
リンタイベント(ステップ508)、タイマイベント
(ステップ509)、通信イベント(ステップ512)
を取得する。各イベントの開始時、それぞれのイベント
に対応する処理が実行される。
【0023】すなわち、キーボードイベント処理(ステ
ップ503)では、キー入力状態をチェックしキーボー
ド入力待ち状態の場合、ウィンドウ属性変更要求をウィ
ンドウ属性管理プログラム19に通知する(ステップ5
14)。マウスイベント処理(ステップ505)では、
マウスボタンの押下状態をチェックし特定のマウスボタ
ン押下操作があった場合、ウィンドウ属性変更要求をウ
ィンドウ属性管理プログラム19に通知する(ステップ
514)。ディスクイベント処理(ステップ507)で
は、ディスクアクセス状態をチェックしディスクアクセ
ス中である場合、ウィンドウ属性変更要求をウィンドウ
属性管理プログラム19に通知する(ステップ51
4)。プリンタイベント処理(ステップ509)では、
プリンタビジー状態をチェックしプリンタ印字中である
場合、ウィンドウ属性変更要求をウィンドウ属性管理プ
ログラム19に通知する(ステップ514)。タイマイ
ベント処理(ステップ511)では、時刻を計時し、あ
らかじめしていされた時間が経過した場合、ウィンドウ
属性変更要求をウィンドウ属性管理プログラム19に通
知する(ステップ514)。通信イベント処理(ステッ
プ513)では、通信データの送受信状態をチェックし
通信データを受信した場合、ウィンドウ属性変更要求を
ウィンドウ属性管理プログラム19に通知する(ステッ
プ514)。
【0024】各イベントの終了時には、イベント処理を
行うことなく、イベント終了の旨がウィンド属性管理プ
ログラム19に通知され(514)、ウィンドウ表示属
性が起動時の表示属性に戻される。
【0025】図7は、本発明におけるウィンドウ属性管
理プログラムによるウィンドウ属性変更処理内容を示す
フローチャートである。このフローチャートにしたがっ
て、ウィンドウ属性変更処理について説明する。
【0026】図6で説明したようにウィンドウプログラ
ム12実行中にハードウェアイベントが発生し、イベン
ト処理プログラムがウィンドウ属性管理プログラム19
に対してウィンドウ属性変更要求を通知した場合(ステ
ップ514)、ウィンドウ属性管理プログラム19のウ
ィンドウ属性変更処理が起動し(ステップ106)、ま
ずウィンドウ属性管理テーブル17が読み込まれる。こ
こで要求されたイベントがウィンドウ属性管理テーブル
17に設定されていない場合、ウィンドウ属性変更処理
は何も行わない。要求されたイベントがウィンドウ属性
管理テーブル17に設定されている場合、対応するウィ
ンドウ属性をチェックする。
【0027】すなわち、色変更が設定されていた場合
(ステップ603)、ウィンドウの文字色、背景色、枠
色を指定された色に変更する(ステップ604)。枠変
更が設定されていた場合(ステップ605)、ウィンド
ウの枠の太さを指定されたサイズに変更する(ステップ
606)。サイズ変更が設定されていた場合(ステップ
607)、ウィンドウの表示サイズを指定されたサイズ
に変更する(ステップ608)。位置変更が設定されて
いた場合(ステップ609)、ウィンドウの表示位置を
指定された位置に変更する(ステップ610)。点滅が
設定されていた場合(ステップ611)、ウィンドウを
点滅表示する(ステップ612)。反転が設定されてい
た場合(ステップ613)、ウィンドウの表示色を反転
して表示する(ステップ614)。これらの設定結果に
応じてウィンドウプログラム差異業が処理が行われる
(ステップ615)。
【0028】図8〜図12は、本発明を適用した場合
に、計算機の画面表示装置上のウィンドウプログラムの
表示状態を示したものである。
【0029】まず、任意のウィンドウプログラムを新た
に起動すると、図4に示したウィンドウ属性設定ウイン
ドウ301が起動され、このウィンドウプログラムに対
して図5のサブテーブル17b〜17eに示す情報を設
定した場合について以下説明する。
【0030】図8において、ウィンドウプログラム70
1が起動された場合、図5のサブテーブル17aの属性
情報を用いてウィンドウプログラム701が表示され
る。図では、他のウィンドウプログラム702も示して
ある。
【0031】このとき同時に図6に示すウィンドウ状態
監視プログラムが起動され(ステップ102)、周期的
にイベントを取得するようになる。ここで、ウィンドウ
プログラム701に対して、一定時間外部からのイベン
トが発生しなかった場合、すなわち、利用者によるキー
ボード、マウス入力が無く、ディスクアクセス、プリン
タ出力、通信データ受信がない場合、本ウィンドウシス
テム起動中は周期的にタイマイベントのみが発生する。
タイマイベントが発生すると、タイマイベント処理(図
6、ステップ511)が実行される。
【0032】図13は、本発明を適用した場合のタイマ
イベント処理内容を示すフローチャートである。タイマ
イベント処理が起動されると(ステップ511)、まず
ウィンドウ属性管理テーブル17(図5)を検索し(ス
テップ802)、状態種別401として「イベント無
し」状態が設定されたサブテーブルが存在するかどうか
を調べる。「イベント無し」状態が設定されていなかっ
た場合、タイマイベント処理は何もせずに終了する(ス
テップ810)。ここで本実施例では図5のサブテーブ
ル17eに示すように、「イベント無し」状態が設定さ
れたサブテーブルが存在する場合について以下説明す
る。
【0033】タイマイベント処理ではウィンドウ属性設
定プログラム(301)のイベント無し状態306中で
入力された秒数307を設定時間Tとして記憶してい
る。まず計時カウンタtにタイマ割り込み間隔t0を加
える(ステップ804)。次に前回のタイマイベント処
理実行時からから今回のタイマイベント処理までの間に
他のイベント(キーボード、マウスイベントなど)が発
生したかどうかをチェックし(ステップ805)、他の
イベントが発生していた場合は、計時カウンタtを0に
クリアして(ステップ806)、タイマイベント処理を
終了する(ステップ810)。他のイベントが無かった
場合は計時カウンタtと設定時間Tを比較し(ステップ
807)、計時カウンタ(t)が設定時間より小さい場
合、計時カウンタtの値を保存したままタイマイベント
処理を終了する(ステップ810)。計時カウンタtが
設定時間Tより大きかった場合、ウィンドウ属性変更処
理106(図17)を起動する(ステップ808)。ウ
ィンドウ属性変更処理106では呼び出し元がタイマイ
ベント処理であることを認識すると、ウィンドウ属性管
理テーブルの「イベント無し」状態を示すサブテーブル
17e(図5)からウィンドウ属性としてサイズ404
を取得する。この結果、ウィンドウ属性の各判定(ステ
ップ603〜613)の中からサイズ変更が選択され
(ステップ607)、ウィンドウサイズ設定処理が起動
される(ステップ608)。ウィンドウサイズ設定処理
では、サブテーブル17eのサイズエリア404から
(0,0)というデータを取得する。このデータはウィ
ンドウの縦、横方向のサイズを示すものであり、(0,
0)の場合は特にウィンドウをアイコン(絵文字)で表
示するものとして定義してある。よって本実施例ではウ
ィンドウプログラム701に対して設定時間Tの間タイ
マイベント以外のイベントが発生しない場合、図12の
701に示すようにアイコン形式に表示が変更される。
【0034】さらに図5のサブテーブル17b〜17d
に示す状態種別に対応するイベントが発生した場合につ
いて以下説明する。
【0035】ウィンドウプログラム701がディスクア
クセスを開始した場合、図5のサブテーブル17bの属
性情報によりウィンドウの位置情報だけが変更され、図
9に示すように、ウィンドウプログラム701の表示位
置が自動的に変更される。ディスクアクセスが終了した
際には、図8の表示位置に自動的に戻る。
【0036】ウィンドウプログラム701がプリンタ出
力を開始した場合、図5のサブテーブル17cの属性情
報によりウィンドウの表示色および枠の太さが変更さ
れ、図10のようにウィンドウプログラム701が表示
される。
【0037】ウィンドウプログラム701が通信データ
の受信を開始した場合は、図5のサブテーブル17dの
属性情報によりウィンドウのサイズが変更され、図11
のようにウィンドウプログラム701が拡大表示され
る。
【0038】本実施例では1個のウィンドウプログラム
701の表示属性の変更例についてだけ説明したが、他
のウィンドウを起動する際にも、ウィンドウ属性設定ウ
ィンドウを用いてウィンドウ動作状態と表示属性を設定
しておくことにより、複数のウィンドウプログラムの動
作状態が変化した際にそれぞれ独立してウィンドウ表示
属性を自動的に変更させることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、ウィンドウプログラム
の動作状態が変化した際に自動的にウィンドウの表示属
性が変更されるので、容易にウィンドウプログラムの動
作状態をの変化を認識することができる。
【0040】また、ウィンドウプログラムの動作状態と
表示属性を登録できるので、任意のウィンドウプログラ
ムの動作状態が変化した際の表示属性を変更することが
できる。
【0041】さらに、任意のウィンドウプログラムに対
して複数の動作状態と表示属性を個別に登録できるの
で、容易にウィンドウプログラムの動作状態を識別する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシステム全体構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の全体処理手順を示すフロー
チャートである。
【図3】実施例における属性設定プログラムの処理手順
フローチャートである。
【図4】実施例において利用者がウィンドウ属性を設定
する際に用いるウインドウの説明図である。
【図5】実施例に用いるウィンドウ管理テーブルの説明
図である。
【図6】実施例におけるウィンドウ状態監視プログラム
の処理手順のフローチャートである。
【図7】実施例におけるウィンドウ属性変更処理手順の
フローチャートである。
【図8】実施例におけるウィンドウ属性変更例の説明図
である。
【図9】実施例におけるウィンドウ属性変更例の説明図
である。本発明を適用した場合のウィンドウ属性変更例
である。
【図10】実施例におけるウィンドウ属性変更例の説明
図である。
【図11】実施例におけるウィンドウ属性変更例の説明
図である。
【図12】実施例におけるウィンドウ属性変更例の説明
図である。
【図13】実施例におけるタイマイベント処理手順のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10…計算機本体、11…画面表示装置、12…ウィン
ドウプログラム、13…キーボード、14…マウス、1
5…ディスク装置、16…プリンタ、17…ウィンドウ
属性管理テーブル、18…ウィンドウ属性設定プログラ
ム、19…ウィンドウ属性管理プログラム、26…ウィ
ンドウ状態監視プログラム、33…ウィンドウ描画プロ
グラム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウィンドウプログラムを実行可能な計算機
    と、該計算機によるウィンドウプログラムの実行結果を
    ウィンドウ内に表示する表示装置と、前記計算機に接続
    される入出力装置とを備えたウィンドウ表示システムに
    おけるウィンドウ表示制御方法であって、 前記計算機上で実行するウィンドウプログラムの、少な
    くとも前記入出力装置に関する複数の動作状態および該
    複数の動作状態の各々に対する表示属性をあらかじめ前
    記計算機内に登録しておき、 前記ウィンドウプログラムの実行時に動作状態を監視
    し、 該動作状態の変化時に、前記登録された表示属性を参照
    して前記ウィンドウプログラムの表示属性を自動的に変
    更することを特徴とするウィンドウ表示制御方法。
  2. 【請求項2】ウィンドウプログラムを実行可能な計算機
    と、該計算機によるウィンドウプログラムの実行結果を
    ウィンドウ内に表示する表示装置と、前記計算機に接続
    される入出力装置とを備えたウィンドウ表示システムに
    おいて、 実行するウィンドウプログラムごとに、当該ウィンドウ
    プログラムの複数の動作状態の各々に対するウィンドウ
    プログラムの表示属性を登録するウィンドウ属性登録手
    段と、 前記ウィンドウプログラムの実行時に、当該ウィンドウ
    プログラムの少なくとも前記入出力装置に関する現在の
    動作状態を監視するウィンドウ状態監視手段と、 該ウィンドウ状態監視手段により動作状態の変化が検出
    されたとき、前記ウィンドウ属性登録手段を参照して当
    該ウィンドウプログラムの表示属性を変更するウィンド
    ウ属性変更手段とを備えたことを特徴とするウィンドウ
    表示システム。
  3. 【請求項3】前記現在の動作状態には、予め定めた一定
    時間、イベントの発生が検出されないイベント無し状態
    を含むことを特徴とする請求項2記載のウィンドウ表示
    システム。
  4. 【請求項4】前記ウィンドウ属性登録手段には、前記イ
    ベント無し状態に対応して、当該ウィンドウプログラム
    の表示属性として、アイコン表示を示す表示属性を登録
    することを特徴とする請求項3記載のウィンドウ表示シ
    ステム。
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