JPH06138791A - 加圧指示部材 - Google Patents

加圧指示部材

Info

Publication number
JPH06138791A
JPH06138791A JP4311412A JP31141292A JPH06138791A JP H06138791 A JPH06138791 A JP H06138791A JP 4311412 A JP4311412 A JP 4311412A JP 31141292 A JP31141292 A JP 31141292A JP H06138791 A JPH06138791 A JP H06138791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
fixing device
pressurization
state
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4311412A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Tsujii
博道 辻井
Masahide Tagami
田上  昌英
Shinji Goto
信治 後藤
Ikuo Ikemori
郁雄 池森
Masao Ando
正雄 安藤
Shigeru Okamura
繁 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4311412A priority Critical patent/JPH06138791A/ja
Publication of JPH06138791A publication Critical patent/JPH06138791A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着装置は生産時から使用開始時まで定着ロ
ーラーと加圧ローラーの圧接を解除した状態とするた
め、加圧力解除手段を用いているが、使用開始時に加圧
状態に戻すことを忘れると未定着画像を支持したままの
記録材を出力することになる。 【構成】 定着装置のフレーム8の排紙通路EPをさえ
ぎる閉塞部1gと、閉塞部1gの両側に取り付け用の倒
れ止め1eと、定着装置の圧解除レバー2aの挿通する
切り欠き部1a,1bと、このレバー2aの操作を促す
ように目視出来る矢印D方向動作用記載とを設けた加圧
指示部材1を定着装置の排紙通路側に取り付けてある。
加圧指示部材1を取り外さないで用いると記録材は閉塞
部1gに当り、ジャム表示が出るので定着装置が加圧状
態にないことを認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置に用いら
れ記録材上の画像を定着する定着装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の定着装置においては、図3に示す
ように定着ローラー3に加圧ローラー6を加圧バネ5の
押圧手段により圧接し、所定幅Wのニップを形成してい
る。ここで、加圧ローラー6には一般にシリコーンゴム
等の弾性部材を使用するため、長時間にわたり同一箇所
が加圧されたままで放置されていると、その部分の弾性
がなくなり、くぼんだままの状態で元に戻らなくなって
しまう。そこで一般には、工場出荷時に定着ローラー3
と加圧ローラー6の軸間にスペーサー等をはさみこみ、
加圧力を解除した状態で梱包し、使用者が開梱時にその
スペーサー等をのけて圧をかけた状態にしてから使い始
めるという構成が用いられている。
【0003】以下に図2及び図3を用い具体的に述べ
る。電子写真プロセスを用いるプリンターや複写機での
定着行程においては、通常図3に示すような定着装置に
おいて定着される。定着ローラー3を軸承する固設した
軸受4には定着ローラー3と加圧ローラー6とで形成す
るニップ部の加圧力を軽減または開放する圧解除レバー
2が回転可能に取り付けてある。加圧ローラー6を定着
ローラー3に圧接するための加圧バネ5が加圧ローラー
6の軸部6aを支持する軸受7とバネ座部材11との間
に縮設してある。軸受7は定着ローラー3と加圧ローラ
ー6の中心を結ぶ線に平行な案内面に移動自在に嵌合す
るか、或はほぼ同線に沿って弧を画くアーム端に支持さ
れている。本発明においての圧解除レバー2は、定着ロ
ーラー3の両端部に定着ローラー3と同心円上に回動可
能に配置され第1の位置(図2の状態)と第2の位置
(図3の状態)に回動可能に構成されている。圧解除レ
バー2の回動中心の根本部外周には軸受7のカムフォロ
ワ部7aを圧して、軸受7を加圧バネ5に抗して定着ロ
ーラー3から遠ざけることにより、定着ローラー3から
加圧ローラー6を遠ざけるカム部2bが設けてある。圧
解除レバー2の把手2a部を長く伸ばし圧解除レバー2
の回動を容易とし、ジャム(紙詰り)処理時等に使用者
が把手2aを支持し、圧解除レバー2を第1の位置(図
2のカム部2bが最大リフトの位置でカムフォロワ部7
aを押している状態)に回動して、圧を解除して記録紙
を取り除くという提案がすでに公知である。
【0004】通常作動時には、第2の位置(図3)の状
態で用い、定着ローラー3が記録紙搬送速度とほぼ同じ
周速度で回転し、加圧ローラー6とで形成されるニップ
部において定着が行なわれる。この定着ローラー3と加
圧ローラー6とで形成されるニップの量(幅)Wは、記
録紙が排紙されたときの丸まり量(カール量ともいう)
やトナー像の記録紙への定着性等と密接に関係があるた
め、ある程度の範囲になるように管理されていることが
多い。
【0005】しかし、図3に示す第2の位置では、加圧
バネ5による加圧力は常に定着ローラー3と加圧ローラ
ー6のニップ部にかかっており、長時間同一箇所を加圧
したままの状態では、加圧ローラー6に変形が生じて、
回転にむらが生じたり、定着性が劣化したり、装置本体
の性能に支障をきたすおそれがある。そこで、工場組立
時に圧解除レバー2を図2の第1の位置に回動し、定着
ローラー3と加圧ローラー6間の圧を解除した状態で出
荷することより、長時間に及び一定箇所の加圧を避ける
ことができる。そして、使用開始時には前述の圧解除レ
バー2を回動して図3の通常加圧状態にして用いるもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来例によれば、使用者が使用開始時に加圧力を解除し
たままの状態で起動させた場合、当然のことながら記録
紙にトナーを十分に定着させずに搬送、排紙してしまう
ため、未定着トナーで定着装置を中心に本体内外を汚す
ばかりでなく、原因がわからぬままに、故障等と誤解さ
れる場合も多々ありうる。
【0007】さらには、使用者が気づかずに通紙し、本
来の高精細な画像を引き出せぬままに印字を続けること
になりかねない。
【0008】本発明は上記課題を解決し、使用者が使用
開始時に、解除されている加圧力を確実に加圧状態にも
どすことを促すことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は画
像形成装置に装着され、記録材上に記録された画像を、
加圧または加圧と加熱とにより記録材に定着し、その加
圧力を解除する手段を備えた定着装置からの排紙通路側
に着脱可能であり、加圧力を解除した状態から加圧状態
にすることを記載され、かつ定着装置から除去しない状
態において画像形成装置の動作機能を妨げる無加圧使用
開始防止部を備えたことを特徴とする加圧指示部材であ
る。
【0010】本発明の第2の発明は無加圧使用開始防止
部として定着装置の排紙通路を閉塞する閉塞部を有する
ことを特徴とする第1の発明に記載の加圧指示部材であ
る。
【0011】本発明の第3の発明は無加圧使用開始防止
部として定着装置の排紙通路に備えた紙詰り検知レバー
を紙詰り検知位置で保持する紙詰り検知レバー保持部を
備えたことを特徴とする第1又は第2の発明に記載の加
圧指示部材である。
【0012】本発明の第4の発明は無加圧使用開始防止
部として画像形成装置の電源入力部を接続することが出
来ないように、電源入力部を覆う電源投入防止部を設け
たことを特徴とする第1から第3の発明の何れか1つに
記載の加圧指示部材である。
【0013】本発明の第5の発明は加圧指示部材を除去
する際に定着装置の加圧力を解除する部材を加圧状態へ
運動させる駆動部を設けたことを特徴とする第1から第
4の発明の何れか1つに記載の加圧指示部材である。
【0014】本発明の第6の発明は画像形成装置に装着
され、記録材上に記録された画像を、加圧または加圧と
加熱とにより記録材に定着する定着装置からの排紙通路
側に着脱可能であり、定着装置の加圧力を解除する手段
を有し、加圧力を解除した状態から加圧状態にすること
を記載され、かつ定着装置から除去しない状態において
画像形成装置の動作機能を妨げる無加圧使用開始防止部
を備えたことを特徴とする加圧指示部材である。
【0015】
【作用】すなわち、使用開始時に梱包材を取り除く際に
圧解除のレバーを作動位置に移動させて加圧状態にする
ように促し、もし加圧指示部材を取り外し忘れて圧を解
除したまま作動させようとした場合でもその加圧指示部
材の無加圧使用開始防止部が通常の動作機能を妨げ、使
用者に注意を促すことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
【0017】「実施例1」図1乃至図6を用い、本発明
の実施例1を示す。本発明の適用される定着装置は図
2、図3に示したものである。図1は圧解除レバーを回
動することにより定着装置の加圧を指示する加圧指示部
材の斜視図、図2は定着装置における圧解除手段の側面
図で、圧を解除した状態の図、図3は定着装置における
圧解除手段の側面図で、加圧した状態の図、図4は加圧
指示部材を装置本体に装着した斜視図、図5は圧解除レ
バーの回動を方向を示す部分の拡大図、図6は定着装置
の縦断面図である。
【0018】図1は、本発明の定着装置に着脱可能な加
圧指示部材1であり、定着装置の排紙通路を閉塞する閉
塞部1gの両側に、この閉塞部1gに直角な倒れ止め1
eが設けてある。閉塞部1gには図2,3に示した定着
装置の圧解除レバー2の把手2aの位置と対応させて切
り欠き部1a,1bが設けてある。また、この切り欠き
部1a,1bの近傍には、圧解除レバー2で加圧する際
のこのレバー2の回動方向が符号Dで示す矢印が図示さ
れている。
【0019】そしてこの加圧指示部材1を取り除くよう
図示されている。これらは、図示ばかりでなく文章であ
ってもよい。上記において閉塞部1gは定着装置が無加
圧で使用されることを防止する無加圧使用開始防止部と
なっている。図2、図3では、圧解除手段の一例を示
し、使用者は本体使用開始時に1度だけ、図2の第1の
状態から圧解除レバー2の把手2a部を矢印Tの方向に
指で回動させ、図3の第2の位置に移動させる。図5の
拡大図では、圧解除レバー2の把手2aが破線の状態か
ら実線の状態に回動した様子を示している。
【0020】本実施例においては、圧解除レバー2を回
動し加圧するのを促す部材として図1に示すような加圧
指示部材1を図4に示すように定着装置の排紙通路EP
付近に装着している。このとき加圧指示部材1の両側の
倒れ止め1eを排紙通路EPを構成する開口部内壁13
に軽圧入で挿入する構成であってもよいし、定着装置の
フレーム8等の一部に、いわゆるパッチン止めする構成
であってもよい。
【0021】もし、使用開始時にこの圧解除レバー2a
を矢印D方向に操作することを指示した記載に気づかず
に定着装置の加圧を解除したまま印字を始めると、トナ
ー画像が記録紙に十分に定着されずに排出される。とこ
ろが、本実施例においては、加圧指示部材1の排紙通路
閉塞部1gが記録紙Pの排紙通路EP上に搬送を妨げる
ように配置されているので図6に示すように記録紙P先
端が加圧指示部材1に当り、定着ローラー3から記録紙
Pを離すはたらきをもつ分離ガイド9に沿って記録紙P
は重畳して折曲する。つまり、圧を解除したまま本加圧
指示部材1を取り除かずに通紙しても記録紙Pを強制的
に滞留させ、使用者に注意を促し、加圧指示部材1の撤
去と同時に定着装置の加圧を指示できる。すなわち、図
6の断面図に示すように、定着後の排紙通路EPに記録
紙Pの排紙を妨げるように加圧指示部材1の一部(図6
の斜線部)がくるように構成している。
【0022】このように、圧解除レバー2を回動して定
着装置を通常加圧状態とし、かつ加圧指示部材1自体を
撤去することを促し、さらに排紙を妨げる排紙通路閉塞
部1gを併設することにより、万一加圧を解除したまま
での印字を開始しても、記録紙を1枚通紙した段階で使
用者に誤動作を示し、定着装置の加圧および加圧指示部
材1の撤去を促すことができる。
【0023】上記において排紙通路閉塞部1gは排紙方
向で、この定着装置が装着された画像形成装置に使用可
能な最小幅の記録材(例えば紙P)の排出を阻止出来れ
ばよく、この閉塞部1gは排紙通路EPの一部を閉塞す
るようにしてもよい。
【0024】「実施例2」図7乃至図9を用い、定着装
置の加圧を促す指示部材について他の実施例2を示す。
通常の電子写真装置においては、定着装置の排紙部直後
に紙詰り検知センサーを配置し、記録紙が定着装置付近
で滞留していないかどうか検知を行なっている。図8は
定着装置付近の断面図である。分離ガイド9の間から記
録紙Pのあるなしを検知するジャム(紙詰り)検知レバ
ー10が排紙通路にのぞんでいる。ジャム検知レバー1
0は支点10aを中心に回動可能である。ジャム検知レ
バー10が、第1の位置である図8の位置においては、
「記録紙Pは無」と判断し、ジャム検知レバー10が通
常記録紙Pに押された第2の位置である図9の位置にお
いては、「記録紙Pは有」と判断する。
【0025】記録紙Pの先端部がこのジャム検知レバー
10を押し上げ図9の位置に回動させた後一定の時間以
内に記録紙Pの後端が通過してジャム検知レバー10が
図8の位置に戻らないと、記録紙Pが滞留していると判
断する。また電源投入時に図9の位置にジャム検知レバ
ー10があるときも、記録紙Pが滞留していると判断し
滞留表示が示される。このとき一般には定着装置の加熱
ヒーターは加熱されず冷えたままの状態である。
【0026】本実施例においては、前実施例における加
圧指示部材1の一部分にジャム検知レバー10を動作状
態に保持する紙詰り検知センサー保持部1cを設けるる
ことにより、上記ジャム検知レバー10を図9の位置に
固定させておき、もし使用者が加圧指示部材1を取り忘
れて電源を投入しても記録紙Pが滞留していると表示し
て異常をうったえ、定着装置の加圧と加圧指示部材の撤
去を促すことができる。
【0027】つまり、電源投入時に異常がすぐにわか
り、記録紙Pを無駄にすることもなく、またヒーターが
加熱されないため電力も節約でき、さらには加圧指示部
材1の材質に耐熱や難燃の材質を用いずにすむため材料
コストも削減できる。
【0028】本実施例では紙詰り検知レバー保持部を定
着装置が無加圧で使用されることを防止する無加圧使用
開始防止部としてあるが併せて閉塞部を設けてある場合
には紙詰り検知レバー保持部に紙詰り検知レバーを保持
しないで加圧指示部材1を取り付けても、定着装置の無
加圧使用を防止できる。
【0029】「実施例3」図10乃至図12を用い、定
着装置の加圧を促す加圧指示部材について、その他の実
施例3を示す。本実施例においては、前実施例1又は2
に加えるに加圧指示部材1を撤去する際に圧解除レバー
2を連動させて、加圧指示部材1を引き抜くだけで圧解
除レバー2を連動させて回動させる構成である。
【0030】図11は、加圧力が解除された状態で加圧
指示部材1がセットされた状態である。加圧指示部材1
には圧解除レバー2の把手2aが挿通する穴部1dが設
けてある。圧解除レバー2の把手2aの出っ張り部2c
部が加圧指示部材1の穴部1dの上縁よりも上方へ出っ
張るように形成されている。図11の状態から加圧指示
部材1を矢印F方向にスライドさせる(定着装置後部か
ら引き抜く)ことで、圧解除レバー2に矢印T方向の力
が作用し、図12の位置に圧解除レバー2が回動する。
このとき、カム部2b及びカムフォロワ部7aを互いに
相手に対して突形状とすることにより、圧解除レバー2
をある程度矢印T方向に回動させた後、カム部2bとカ
ムフォロワ部7aは互いに加圧バネ5の復元力によりカ
ムリフトがOとなる方向に滑り、図12のように通常の
加圧の位置まで回動される。これは、圧解除状態の圧解
除レバー2の位置が上下逆の場合(圧解除レバー2の動
作方向が上記とは逆の場合)には、出っ張り部2cを下
向きとし、上下逆の構成で同様の効果が得られる。
【0031】以上の構成により、加圧指示部材1を引き
抜く1動作のみで圧解除レバー2を回動できる。
【0032】「実施例4」図13および図14を用い、
定着装置の加圧を促す指示部材について、その他の実施
例を示す。本実施例にては、実施例1〜3の何れか1つ
の加圧指示部材1を倒れ止め1e端部から閉塞部1gと
平行に閉塞部1gより外側へ延長し、図13の電源投入
防止部1fを設けた例である。
【0033】図14に示すように電源投入防止部1fを
定着装置外にくるように配置し、電源投入防止部1fに
よりメインスイッチ(図14の破線により概形を示す、
図4参照)12を覆い、電源投入を妨げる機能をもたせ
るものである。その電源投入防止部1fにより注意を促
し、加圧指示部材1の撤去及び圧解除レバー2の回動を
確実なものとする。電源投入防止部1fが覆う部分は、
メインスイッチでなく電源ケーブルのプラグソケット等
(図示せず)であってもよい。
【0034】「実施例5」図15を用い、定着装置の加
圧を促す加圧指示部材についてその他の実施例5を示
す。本実施例においては、定着装置には圧解除手段を設
けないで、実施例1,2,4の何れか1つの加圧指示部
材の一部に定着装置の圧解除手段を併設し本加圧指示部
材1を撤去するだけで定着ローラー3と加圧ローラー6
間に圧がかかるとという構成である。
【0035】図15で加圧指示部材1は断面で示してあ
る。具体的には加圧指示部材1からスペーサー1hを延
ばし、定着ローラー3の軸受4と加圧ローラー6の軸受
7(両端部)との間にはさみこんで軸受7を加圧バネ5
に抗して定着ローラー3から遠ざけることにより圧を解
除している。使用者は、第3の実施例と同様に加圧指示
部材1を矢印Fの方向にスライドさせるとスペーサー1
hは上記軸受4,7間から抜けて、加圧バネ5のバネ力
で加圧ローラー6が定着ローラー3を圧し加圧状態にで
きる。この構成により、圧解除レバー2の機能を加圧指
示部材1に併設することで部品点数が削減でき、さらに
使用者にとっては、加圧指示部材1を引き抜くだけの1
動作で加圧され操作性も向上する。
【0036】
【発明の効果】
(1) 以上本発明では、記録材上に記録された画像を、加
圧または加圧と加熱とにより記録紙に定着し、その加圧
力を解除する手段を備えた定着装置からの排紙通路側
に、着脱可能であり、加圧を解除した状態から加圧状態
にすることを記載され、かつ除去しない状態において通
常の動作機能を妨げる無加圧使用開始防止部を備えたこ
とを特徴とする定着装置の加圧指示部材を用いることに
より、使用者に確実の定着装置を加圧状態にすることを
促すことができるようになる。 (2) 無加圧使用開始防止部として閉塞部を備えた場合
は、多くとも、最初の記録動作で無加圧状態に気づく。 (3) 無加圧使用開始防止部として紙詰り検知レバー保持
部を備えた場合は画像形成動作が開始されず、周知のよ
うに電源投入すると操作盤上に紙詰り表示されることに
より無加圧状態に気づく。又定着装置が加熱されないこ
とにより電力、記録材の無駄が省かれ、加圧指示部材に
耐熱性を要しない。 (4) 無加圧使用開始防止部として電源投入防止部を設け
た場合は画像形成装置の使用開始ができないので直ちに
無加圧状態に気づく。 (5) 定着装置の加圧力を解除する部材を加圧状態へ運動
させる駆動部を加圧指示部材に設けると、加圧指示部材
を除去するだけで定着装置を加圧状態にできて動作が1
つですみ、加圧指示部材の記載を看過し定着装置を加圧
状態にしないで加圧指示部材を除去した場合を生じない
ようにできる。 (6) 加圧指示部材に定着装置の加圧力を解除する手段を
備えると、加圧指示部材を除去すると必ず定着装置は加
圧状態となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧解除レバーの加圧指示部材の斜視図である。
【図2】定着装置における圧解除手段の側面図で、圧を
解除した状態の図である。
【図3】定着装置における圧解除手段の側面図で、加圧
した状態の図である。
【図4】加圧指示部材を装置本体に装着した斜視図であ
る。
【図5】圧解除レバーの回動方向を示す部分の拡大斜視
図である。
【図6】定着装置の縦断面図である。
【図7】加圧指示部材に紙詰り検知レバー保持部を設け
た斜視図である。
【図8】定着装置の紙詰り検知レバー部の断面図であ
る。
【図9】定着装置の紙詰り検知レバー部の断面図であ
る。
【図10】加圧指示部材に穴部を設けた斜視図である。
【図11】圧解除レバーに出っ張り部を設けた側面図で
ある。
【図12】圧解除レバーに出っ張り部を設けた側面図で
ある。
【図13】加圧指示部材に電源投入防止部を設けた斜視
図である。
【図14】加圧指示部材に電源投入防止部を設けて定着
装置に組み込んだ斜視図である。
【図15】加圧指示部材に圧解除手段をもたせ定着装置
に組み込んだ側面図である。
【符号の説明】
1 加圧指示部材 2 圧解除レバー 2a 圧解除レバーの把手 3 定着ローラー 5 加圧バネ 6 加圧ローラー 9 分離ガイド 10 ジャム検知レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池森 郁雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 安藤 正雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 岡村 繁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置に装着され、記録材上に記
    録された画像を、加圧または加圧と加熱とにより記録材
    に定着し、その加圧力を解除する手段を備えた定着装置
    からの排紙通路側に着脱可能であり、加圧力を解除した
    状態から加圧状態にすることを記載され、かつ定着装置
    から除去しない状態において画像形成装置の動作機能を
    妨げる無加圧使用開始防止部を備えたことを特徴とする
    加圧指示部材。
  2. 【請求項2】 無加圧使用開始防止部として定着装置の
    排紙通路を閉塞する閉塞部を有することを特徴とする請
    求項1に記載の加圧指示部材。
  3. 【請求項3】 無加圧使用開始防止部として定着装置の
    排紙通路に備えた紙詰り検知レバーを紙詰り検知位置で
    保持する紙詰り検知レバー保持部を備えたことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の加圧指示部材。
  4. 【請求項4】 無加圧使用開始防止部として画像形成装
    置の電源入力部を接続することが出来ないように、電源
    入力部を覆う電源投入防止部を設けたことを特徴とする
    請求項1から3の何れか1つに記載の加圧指示部材。
  5. 【請求項5】 加圧指示部材を除去する際に定着装置の
    加圧力を解除する部材を加圧状態へ運動させる駆動部を
    設けたことを特徴とする請求項1から4の何れか1つに
    記載の加圧指示部材。
  6. 【請求項6】 画像形成装置に装着され、記録材上に記
    録された画像を、加圧または加圧と加熱とにより記録材
    に定着する定着装置からの排紙通路側に着脱可能であ
    り、定着装置の加圧力を解除する手段を有し、加圧力を
    解除した状態から加圧状態にすることを記載され、かつ
    定着装置から除去しない状態において画像形成装置の動
    作機能を妨げる無加圧使用開始防止部を備えたことを特
    徴とする加圧指示部材。
JP4311412A 1992-10-27 1992-10-27 加圧指示部材 Pending JPH06138791A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4311412A JPH06138791A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 加圧指示部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4311412A JPH06138791A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 加圧指示部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06138791A true JPH06138791A (ja) 1994-05-20

Family

ID=18016899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4311412A Pending JPH06138791A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 加圧指示部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06138791A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6697579B2 (en) 2001-12-25 2004-02-24 Kyocera Mita Corporation Fixing unit with indicator for shifting control of pressing roller

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6697579B2 (en) 2001-12-25 2004-02-24 Kyocera Mita Corporation Fixing unit with indicator for shifting control of pressing roller

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0993955B1 (en) Printer for continous paper
JPS6360863A (ja) シ−ト排出装置
JPH02210464A (ja) 画像形成装置
US5822668A (en) Fuser subsystem module for an electrophotographic printer which pivots open for jam clearance
JP5095341B2 (ja) 画像形成装置
JP5361501B2 (ja) 画像形成装置
JPH06138791A (ja) 加圧指示部材
JPH09325639A (ja) 定着ユニットおよびこれを用いた画像形成装置
JP4046858B2 (ja) 定着装置
JP4094822B2 (ja) 定着装置及びその定着装置を有する画像形成装置
JPH06250561A (ja) 定着装置の加圧力切換装置
JPH09179427A (ja) 定着装置
JPH06337612A (ja) 定着装置
JP3675022B2 (ja) プリンタ
JP3920529B2 (ja) 定着装置及びこれを有する画像形成装置
JP2853914B2 (ja) 画像形成装置
JPH0229220B2 (ja) Teichakusochi
JP2004142845A (ja) 検知装置
JPH05169398A (ja) シート材切断装置
JP3682250B2 (ja) ペーパー解除機構付き軸受
JPH05113737A (ja) 定着装置における用紙剥離装置
JPH0449637Y2 (ja)
JPH10207285A (ja) 電子写真装置
JPH0750772Y2 (ja) 画像出力装置のロール型定着装置
JP4185258B2 (ja) 画像形成装置