JPH06137959A - 白金温度センサ - Google Patents

白金温度センサ

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Publication number
JPH06137959A
JPH06137959A JP28593892A JP28593892A JPH06137959A JP H06137959 A JPH06137959 A JP H06137959A JP 28593892 A JP28593892 A JP 28593892A JP 28593892 A JP28593892 A JP 28593892A JP H06137959 A JPH06137959 A JP H06137959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
insulator
temperature sensor
main
platinum temperature
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28593892A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tani
広次 谷
Kazuto Miyagawa
和人 宮川
Tsutomu Yokoi
力 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH06137959A publication Critical patent/JPH06137959A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 白金温度センサに本来的に設けられた主リー
ド線に延長リード線を接続し、その接続部および延長リ
ード線を保護するため、接続部を覆うように剛性のある
碍子を配置するとともに、延長リード線を覆うように可
撓性のあるスリーブを配置したとき、碍子とスリーブと
を互いに固定するために無機接着剤が用いられた場合
に、無機接着剤が延長リード線に接触することによる、
延長リード線の金属が無機接着剤10に拡散して、絶縁
抵抗を劣化させる、という問題を解決する。 【構成】 スリーブ10の一部である外周部12を、碍
子9の外周上に位置させ、この外周上で針金14によっ
て碍子9に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、白金温度センサに関
するもので、特に、白金温度センサにおけるリード線を
延長するための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】白金温度センサが本来的に備えるリード
線は、一般的に、10〜20mmの長さしかない。その
ため、電気オーブンや電気炉における温度検知のために
白金温度センサを用いる場合には、白金温度センサとこ
れを電気的に接続するための端子とが離れているため、
本来のリード線に延長リード線を接続することが行なわ
れている。
【0003】図3は、上述のようにリード線が延長され
た白金温度センサを示している。白金温度センサ1は、
センサ本体2と、センサ本体2から延びる本来のリード
線すなわち主リード線3と、主リード線3に接続される
延長リード線4とを備える。センサ本体2は、基板5を
備え、この基板5の一方主面上には図示しない白金膜が
形成され、この白金膜に電気的に接続された端子部6
に、主リード線3がたとえば抵抗溶接により接続され
る。主リード線3の端子部6への接続部は、ガラス被覆
7によって覆われる。
【0004】主リード線3は、たとえば白金クラッド線
からなり、延長リード線4はたとえばニッケル線または
銀線からなる。これら主リード線3と延長リード線4と
は、抵抗溶接またはフレーム溶接によって互いに接続さ
れ、接続部8が与えられる。このような白金温度センサ
1が実際に使用される場合、その使用の状況によって
は、延長リード線4および/または接続部8に屈曲が生
じることがある。したがって、延長リード線4および接
続部8において、このような屈曲がもたらす曲げ疲労や
ねじれによる破損が生じることを防止するため、接続部
8を覆うように、剛性のある碍子9を配置するととも
に、延長リード線4を覆うように、可撓性のあるスリー
ブ10を配置することが行なわれている。スリーブ10
としては、たとえば、樹脂からなる内周部11、および
セラミックまたはガラス繊維を管状に織って形成された
外周部12からなる2層構造のものが用いられる。これ
ら碍子9とスリーブ10とは、無機接着剤13によって
互いに固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した白金温度セン
サ1において、図3に示されているように、無機接着剤
13は、延長リード線4に接触する可能性が高い。この
場合、延長リード線4として銀線が用いられていると、
無機接着剤13中へ銀の拡散が生じ、絶縁抵抗が劣化す
る、といった問題が生じていた。
【0006】それゆえに、この発明の目的は、主リード
線に延長リード線が接続された白金温度センサにおい
て、主リード線と延長リード線との接続部および延長リ
ード線の屈曲による破損を防止しながら、無機接着剤と
延長リード線との接触による不都合を回避しようとする
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、センサ本体
と、センサ本体から延びる主リード線と、主リード線に
接続される延長リード線とを備える、白金温度センサに
向けられるものであって、上述した技術的課題を解決す
るため、主リード線と延長リード線との接続部が剛性の
ある碍子で覆われるとともに、延長リード線が可撓性の
あるスリーブで覆われ、かつ、スリーブの一部が、碍子
の外周上に位置され、この外周上で碍子に固定されてい
ることを特徴としている。
【0008】
【作用】このように、主リード線と延長リード線との接
続部が剛性のある碍子で覆われていると、屈曲などが生
じても、接続部にそのための外力が加わらないようにす
ることができる。また、延長リード線が可撓性のあるス
リーブで覆われていると、延長リード線を曲げることを
許容しながら、延長リード線の保護を図ることができ
る。また、これら碍子とスリーブとを互いに固定するた
め、スリーブの一部が碍子の外周上に位置され、この外
周上で碍子に固定することを行なっているので、この固
定にたとえ無機接着剤を用いたとしても、碍子によって
遮られ、延長リード線に接触する位置まで達することは
ない。
【0009】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、接続部
および延長リード線における破損防止に対する信頼性が
維持されながら、無機接着剤と延長リード線との接触に
よって無機接着剤の絶縁抵抗が劣化するという問題も解
決することができる。
【0010】
【実施例】図1および図2は、それぞれ、この発明の第
1および第2の実施例による白金温度センサ1aおよび
1bを示している。このような白金温度センサ1aおよ
び1bは、図3に示した白金温度センサ1と共通する要
素を多く備えている。説明を簡略化するため、図3で用
いた参照符号を対応の要素に対して用いながら、図1お
よび図2にそれぞれ示した白金温度センサ1aおよび1
bを説明すると、白金温度センサ1aおよび1bは、と
もに、センサ本体2と、センサ本体2から延びる主リー
ド線3と、主リード線3に接続部8を介して接続される
延長リード線4とを備える。また、センサ本体2は、基
板5を備え、基板5の一方主面上に形成された白金膜に
電気的に接続される端子部6に、主リード線3が接続さ
れ、主リード線3の端子部6への接続部は、ガラス被覆
7によって覆われる。また、主リード線3と延長リード
線4との接続部8は、剛性のある碍子9で覆われるとと
もに、延長リード線4は、可撓性のあるスリーブ10で
覆われる。また、スリーブ10は、内周部11と外周部
12とからなる2層構造とされる。
【0011】このような構成を前提として、図1に示し
た白金温度センサ1aでは、スリーブ10の外周部12
が、碍子9の外周上に位置される。そして、スリーブ1
0の一部である外周部12は、碍子9の外周上で、碍子
9に対して、たとえばステンレス鋼からなる針金14を
用いることによって固定される。この針金14の代わり
に、セラミックヤーンを用いても、また、ステンレス鋼
からなる止め金具を用いてもよい。
【0012】図2に示した白金温度センサ1bでは、ス
リーブ10の一部である外周部12が碍子9の外周上に
位置され、外周部12は、碍子9の外周上で、無機接着
剤15によって固定される。外周部12は、たとえばセ
ラミック繊維の集合体で構成されているので、無機接着
剤15は、このような外周部12に含浸される。なお、
無機接着剤15としては、たとえば、東亜合成化学製
「アロンセラミック」、朝日化学工業製「スミセラミッ
ク」、などを用いることができる。この白金温度センサ
1bでは、無機接着剤15が用いられるが、この無機接
着剤15は、碍子9により遮られるので、延長リード線
4の表面にまで達することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による白金温度センサ1a
の興味ある部分を示す断面図である。
【図2】この発明の他の実施例による白金温度センサ1
bの興味ある部分を示す断面図である。
【図3】従来の白金温度センサ1の興味ある部分を示す
断面図である。
【符号の説明】
1a,1b 白金温度センサ 2 センサ本体 3 主リード線 4 延長リード線 8 接続部 9 碍子 10 スリーブ 11 内周部 12 外周部 14 針金 15 無機接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ本体と、前記センサ本体から延び
    る主リード線と、前記主リード線に接続される延長リー
    ド線とを備える、白金温度センサにおいて、 前記主リード線と前記延長リード線との接続部は剛性の
    ある碍子で覆われるとともに、前記延長リード線は可撓
    性のあるスリーブで覆われ、かつ、前記スリーブの一部
    は、前記碍子の外周上に位置され、この外周上で前記碍
    子に固定されていることを特徴とする、白金温度セン
    サ。
JP28593892A 1992-10-23 1992-10-23 白金温度センサ Withdrawn JPH06137959A (ja)

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JPH06137959A true JPH06137959A (ja) 1994-05-20

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6543102B1 (en) 1998-03-26 2003-04-08 Sensotherm Temperatursensorik Gmbh Sensor component
DE102004035628A1 (de) * 2004-07-22 2006-02-16 Sensotherm Temperatursensorik Gmbh Temperaturerfassungseinheit und Verfahren zu deren Herstellung
KR100936833B1 (ko) * 2007-11-28 2010-01-15 장성섭 고주파 가열을 이용한 산업용 건조기
DE102004010593B4 (de) * 2004-03-02 2012-06-28 Enotec Gmbh, Prozess- Und Umweltmesstechnik Meßsonde und Verfahren zu deren Herstellung

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6543102B1 (en) 1998-03-26 2003-04-08 Sensotherm Temperatursensorik Gmbh Sensor component
DE102004010593B4 (de) * 2004-03-02 2012-06-28 Enotec Gmbh, Prozess- Und Umweltmesstechnik Meßsonde und Verfahren zu deren Herstellung
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DE102004035628B4 (de) * 2004-07-22 2007-03-29 Sensotherm Temperatursensorik Gmbh Temperaturerfassungseinheit und Verfahren zu deren Herstellung
KR100936833B1 (ko) * 2007-11-28 2010-01-15 장성섭 고주파 가열을 이용한 산업용 건조기

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