JPH0613789Y2 - 部品固定装置 - Google Patents

部品固定装置

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JPH0613789Y2
JPH0613789Y2 JP6215589U JP6215589U JPH0613789Y2 JP H0613789 Y2 JPH0613789 Y2 JP H0613789Y2 JP 6215589 U JP6215589 U JP 6215589U JP 6215589 U JP6215589 U JP 6215589U JP H0613789 Y2 JPH0613789 Y2 JP H0613789Y2
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JP
Japan
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work
actuator
jaws
jaw
nut
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JP6215589U
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English (en)
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JPH031723U (ja
Inventor
三郎 河野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、物品組立工程において、組立ライン上を流れ
るワークが部品組立ステーションに到着した時、位置決
め保持する装置に関する。
(ロ)従来の技術 量産製品を組立てる方法としては、複数の部品組立ステ
ーションを有する組立ラインに、製品の主体となるワー
クをパレットに載せて流し、ワークが各組立ステーショ
ンに到着する毎に部品を組付けるものが最も一般的であ
る。このような流れ作業で製品を組立てる上において
は、ワークが組立ステーションに到着した時、部品の組
付に都合の良い姿勢や向きに変えて保持してやる必要が
ある。このような作業を行う従来装置の一例を第10図
及び第11図に示す。図において、100はロータリー
アクチュエータで、これはコンベア101上に支柱10
2により支持されデッキ103に固定されている。ロー
タリーアクチュエータ100の回転軸104はデッキ1
03の下方へ延び、端面にジョーベース105を取り付
けている。ジョーベース105の両側面にはエアシリン
ダ106が取り付けられている。107はジョーで各々
エアシリンダ106に連結している。108はコンベア
101の流れ方向に対し、直角方向に配置されたナット
ランナである。109はコンベア101上を流れるパレ
ットで、その上にワーク111を垂直軸まわりに回動で
きるよう支持している。ワーク111の進行方向の側面
にはナット110が仮り締めされている。この装置は、
ジョー107の間にワーク111が到着すると、エアシ
リンダ106が動作してジョー107がワーク111を
挟み込み、次にロータリーアクチュエータ100が動作
してワーク111を90°回転させる。この後ナットラ
ンナ108がナット110に嵌合してナット110を本
締めするものである。
(ハ)考案が解決しようとする課題 前記装置では、ナットランナの締め付けトルクを大きく
すると(例えば400kgf/cm程度)、ジョーベースの両
側面に取り付けたワーク固定用のエアシリンダを大きな
ものに替える必要があった。このためジョーベースを回
転させるには、広い装置スペースを確保する必要があっ
た。またこの装置では、ジョーベースを支持するのはロ
ータリーアクチュエータの回転軸しかなく、ナットラン
ナが締め付けを行う場合、回転軸に大きな負担がかか
り、装置の破損につながるおそれがあった。
本考案では、装置スペースを小さくすると共に確実なワ
ーク固定を行える装置を提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案では、作業位置に到着したワークを迎え入れるジ
ョー群と、ジョー群を接近させ、ワークを挟ませる第1
アクチュエータと、ワークを挟んだジョー群を回転させ
るワーク回転機構と、ワークが90°回転した所で、少
なくとも1個のジョーに作用して挟み付け力を強化する
第2アクチュエータとを設ける。
(ホ)作用 ワークがジョー群に迎え入れられると、ジョー群は第1
アクチュエータに動かされてワークを挟み付ける。次に
ワーク回転機構が働きワークを挟んだジョー群を回転さ
せる。ワークが90°回転した所で第2アクチュエータ
が少なくとも1個のジョーに作用して、作業中ワークが
動くことのないよう、挟み付け力を更にアップする。
(ヘ)実施例 図に基づき一実施例を説明する。
第1図及び第2図において、1は本考案の部品固定装置
である。2はパレット3を図において左から右へ搬送す
るコンベアである。パレット3にはパレット搬送方向の
側面にナット4を仮り締めしたワーク5が載せられてい
る。6は部品固定装置1の構成ベースとなるデッキ7を
コンベア2上に支持する支柱である。デッキ7の中央部
にはワーク回転機構8が構成されている。ワーク回転機
構8は、デッキ7の上面に側板9a,9bを取り付け、
側板9a,9bによりベース10を支持し、ベース10
にワーク回転機構8の動力源であるところのロータリー
アクチュエータ11を取り付けて構成したものである。
ロータリーアクチュエータ11の回転軸12は、ベース
10とデッキ7の中間付近に配置した継手13の上部に
嵌合しており、キー14により回り止めが行われてい
る。15はデッキ7の下面にフランジ部を固定し、内部
に軸受16を保持した軸受ホルダである。軸受16には
支軸17が支持されている。支軸17の上部は、デッキ
7の中央に開口した透孔18を通じて継手13の下部に
嵌合し、キー19により回り止めされている。20は支
軸17のネジ部に螺合し、最上部の軸受16の上面に係
合して支軸17が軸受16から抜け落るのを阻止するナ
ットである。21はロータリーアクチュエータ11の回
転角度を決定するストッパで、ストッパ21は図におい
て紙面の奥行方向に2本配置されている。各ストッパ2
1はネジ部を側板9aに螺合させてナット22で固定し
ている。第4図に示すように継手13の外周には一部に
当り23が形設されている。ロータリーアクチュエータ
11の回転軸12が回転すると当り23の一方の端面が
ストッパ21に当接して回転軸12の回転角度を90°
に規制するものである。
24、25は第1アクチュエータで、支軸17の下面に
取り付けたベース26の、第2図において両端面にブラ
ケット27を介して取り付けられている。ベース26の
下面には断面凸字形状のレール28が固定されている。
29、30はレール28を挟み込み、レール28沿いに
移動可能なジョーである。ジョー29、30の上部両側
面には、ステー31a,31bが上部をベース26より
上方へ突き出して取り付けられており、両者は連結ブロ
ック32を挟んで固定されている。連結ブロック32に
は、第1アクチュエータ24、25のロッド33,34
の先端に取り付けたジョイント35,36が連結してい
る。これによりジョー29,30は、第1アクチュエー
タ24,25の駆動と共に移動することができる。な
お、第1アクチュエータ25は第1アクチュエータ24
よりロッド34の突き出し量は小さい。ジョー29,3
0の下部にはワーク5の下部を保持するフック部37が
互に端面を向い合せて形設されている。フック部37の
上方には、ワーク5の上部を保持する爪38,39が取
り付けられている。第5図に示すように、爪38はワー
ク5との係合面がV字形に形設されており、爪39は平
面の係合面を持つものである。第2図においてジョー2
9,30の背面には、後述する第2アクチュエータ、ま
たは規制ブロックに作用を受ける当り40が取り付けら
れている。
41は、デッキ7の図において右端の下面に取り付けた
アングル42の下部に、ブラケット43を介して取り付
けられた第2アクチュエータである。第6図において、
第2アクチュエータ41のロッド44は、ジョイント4
5を介して、側面に斜面46を有するブロック47に連
結している。ブロック47は、アングル42に取り付け
られた案内ブロック48に嵌合しており、第2アクチュ
エータ41の駆動により移動可能である。案内ブロック
48の側面には透孔49が設けられ、段付きのプッシャ
ーロッド50の大径部の一部が嵌合している。プッシャ
ーロッド50の大径部側の端面は斜面51になってお
り、ブロック47の斜面46に接している。プッシャー
ロッド50の案内ブロック48から突出した部分は、フ
ランジ部を案内ブロック48に固定した、内部の段付き
の透孔52を有する軸受ホルダ53が覆っている。54
はプッシャーロッド50の小径部に嵌合し、一端をプッ
シャーロッド50の段部に係合させ、他端を透孔52の
段部に係合させたコイルバネである。コイルバネ54
は、プッシャーロッド50の斜面51はブロック47の
斜面46を常時圧接させるものである。これにより、ブ
ロック47が移動するに伴ないプッシャーロッド50も
摺動して軸受ホルダ51からの突き出し量を変化させる
ことができる。55は、デッキ7の、図において左側の
下面に、アングル56を介して固定した規制ブロックで
ある。
第1図乃至第3図及び第7図乃至第9図に基づき部品固
定装置1の一連の動作を説明する。なお、第7図乃至第
9図において60はパレット3を案内する1対のガイド
レールである。61はワーク6に仮り締めされたナット
4を完全に締め付けるスクリューランナである。コンベ
ア2に沿ってワーク5がジョー29,30の間に到着す
ると(第1図、第7図)、まず第1アクチュエータ2
4,25が動作し、ジョー29,30のフック部37が
ワーク5の下部を挟み、爪38,39がワーク5の上部
を挟む。続いてワーク回転機構8がジョー29,30を
90°回転させ、ナット4をスクリューランナ61に向
い合せる(第2図、第8図)。この時規制ブロック55
はジョー30の当り40に接してこれを支え、プッシャ
ーロッド50はジョー29の当り40に向い合う。第2
アクチュエータ41が動作すると、プッシャーロッド5
0がジョー29を強い力で押し始める。圧力に負けない
よう、規制ブロック55がワーク5を背後から支える。
これによりワーク5は第1アクチュエータ24,25の
圧力に更に第2アクチュエータ41の圧力が加わって強
固に固定される(第3図)。この後スクリューランナ6
1がナット4を完全に締め付けるものである(第9
図)。
(ト)考案の効果 本考案では、作業位置に到着したワークを第1アクチュ
エータがジョーを用いて挟み、この後ワーク回転機構が
ジョーを回転させてから、第2アクチュエータがジョー
に作用して挟み付け力を更に強化するものとしている。
このため、第1アクチュエータとして強力で大型のもの
を用いなくて済み、ワークを挟み付けて回転させる機構
を小さくでき、装置の回転のためのスペースも小さくて
済むようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は部品固定装置の正面図、第2図は第1図と異な
る動作状態の、部分的に破断した正面図、第3図は第1
図、第2図に続く動作を示す部分破断正面図、第4図は
第1図のA−A断面図、第5図は第2図のB−B断面
図、第6図は第1図のC−C断面図、第7図乃至第9図
は、第1図乃至第3図の動作説明を補う模型的上面図、
第10図及び第11図は従来装置の構造及び動作を示す
斜視図である。 2……コンベア、3……パレット、4……ナット(部
品)、5……ワーク、61……スクリューランナ、2
9、30……ジョー、24、25……第1アクチュエー
タ、8……ワーク回転機構、41……第2アクチュエー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベア上を流れるパレットに、進行方向
    側面またはそれとは逆の側面に部品を仮止したワークを
    載せ、作業位置に到着した所でワークを垂直軸線回りに
    90°回転させ、前記部品を組立ラインの横から接近す
    るスクリューランナーにより締め付けるものにおいて、 作業位置に到着したワークを迎え入れるジョー群と、前
    記ジョー群を接近させてワークを挟ませる第1アクチュ
    エータと、ワークを挟んだジョー群を垂直軸線回りに回
    転させるワーク回転機構と、ワークが90°回転した所
    で、少なくとも1個のジョーに作用して挟み付け力を更
    に強化する第2アクチュエータとを備えた部品固定装
    置。
JP6215589U 1989-05-29 1989-05-29 部品固定装置 Expired - Lifetime JPH0613789Y2 (ja)

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JP6215589U JPH0613789Y2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 部品固定装置

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JP6215589U JPH0613789Y2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 部品固定装置

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JPH031723U JPH031723U (ja) 1991-01-09
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