JPH06137003A - ドアの係止構造 - Google Patents

ドアの係止構造

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Publication number
JPH06137003A
JPH06137003A JP28754692A JP28754692A JPH06137003A JP H06137003 A JPH06137003 A JP H06137003A JP 28754692 A JP28754692 A JP 28754692A JP 28754692 A JP28754692 A JP 28754692A JP H06137003 A JPH06137003 A JP H06137003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
locking
latches
spring
latch
Prior art date
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Pending
Application number
JP28754692A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Yamamoto
敏寛 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP28754692A priority Critical patent/JPH06137003A/ja
Publication of JPH06137003A publication Critical patent/JPH06137003A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラッチの連結構造をより簡略化する。 【構成】 ラッチ14の回動軸18と係止端部14cの
間に形成されている係止円部14eと、ラッチ15の回
動軸19と遊端部15dの間に形成されている係止円部
15eの間にスプリング24を掛け渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドアの係止構造、例え
ば、電子レンジ等に用いて好適なドアの係止構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子レンジの一例が図3に示されてい
る。この電子レンジ50は、本体部51に設けられてい
るオープンボタン52を操作することによりドア53が
開くようになされている。また、開かれているドア53
を本体部51側に押すことによりドア53が閉じられる
ようになされている。尚、57は、各種のスイッチ類、
表示部等が設けられている表示パネルである。
【0003】一般的に、ドア53と本体部51を係止す
るためのラッチ54、55は、連動するように構成され
ており、ラッチ54、55のドア53における取り付け
状態の一例が実開昭61-104110号公報及び図4に示され
ている。
【0004】以下、図4を参照してドア53におけるラ
ッチ54、55の取り付け状態、及び該ラッチ54、5
5の本体部51に対する係止の動作を説明する。図4の
構成に於いて、上側のラッチ54は、ドア53内部の回
動軸58によって、図中、矢示U方向及びD方向に回動
自在に取り付けられている。また、下側のラッチ55
は、ドア53内部の回動軸59によって、図中、矢示U
方向及びD方向に回動自在に取り付けられている。
【0005】上述のラッチ54は、図示せぬ本体部51
のフックと係合する係止部54a及びテーパ部54bが
形成されている係止端部54cと、遊端部54dとから
主に構成されている。また、ラッチ55は、図示せぬ本
体部51のフックと係合する係止部55a及びテーパ部
55bが形成されている係止端部55cと、遊端部55
dとから主に構成されている。
【0006】上述のラッチ54の回動軸58と係止端部
54cの間には連動軸60が設けられており、ラッチ5
5の回動軸59と係止端部55cの間は連動軸61が設
けられている。上述の連動軸60、61間には、該連動
軸60、61を接続する連結部材64が設けられてい
る。
【0007】連結部材64の上部側には、小孔64bの
設けられてなる接続片64aが形成されている。この接
続片64aの小孔64bには、スプリング66の一端側
が係止せしめられている。該スプリング66の他端側
は、ドア53に形成されている接続片68に係止せしめ
られている。このスプリング66によって、連結部材6
4、ラッチ54、55は共に、矢示D方向に付勢せしめ
られている。
【0008】このような構成とされている事によって、
ドア53が矢示CS方向に移動し、ドア53が本体部5
1に対して押されると、まず、ラッチ54、55の係止
端部54c、55cが図示せぬフックに接触し図中、矢
示U方向に連動して該フックを乗り越える。前述したよ
うにスプリング66によってラッチ54、55が、矢示
D方向に付勢されているため、係止端部54c、55c
とフックが係合し、これにより、ラッチ54、55とフ
ックの係合が完了する。
【0009】この結果、ラッチ54、55の係止端部5
4c、55cは、図中、矢示D方向に力Fを加えること
になり、電子レンジを動作させる図示せぬスイッチを、
オン或いはオフするようになされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図4に示されるような
従来の構造では、ドア53内部の狭隘な空間内で、連結
部材64をラッチ54、55に組みつけたり、或いは、
連結部材64にスプリング66を掛けるといった作業が
必要になる。しかしながら、これらの作業は困難であ
り、作業性が悪いという問題点があった。この結果、作
業時間も長くかかり、部品も多いことからコストアップ
になってしまうという問題点があった。
【0011】本発明は、前記問題を解消するべくなされ
たものであって、本発明の課題は、ラッチの連結構造を
より簡略化し得るドアの係止構造を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するため、ドア内部で回動自在にそれぞれ軸支され
ている一対のラッチを、対応するフックに係合せしめて
ドアを本体側に係止せしめるドアの係止構造に於いて、
一対のラッチは、一方のラッチの係止端部と回動軸の間
と、他方のラッチの遊端部と回動軸の間を、引張力に抗
する特性を有する弾性体で連結せしめた構成としてい
る。
【0013】
【作用】一対のラッチの内、一方のラッチは係止端部と
回動軸の間が、また、他方のラッチは遊端部と回動軸の
間が、引張力に抗する特性を有する弾性体で連結されて
いる。この結果、上述の一対のラッチは回動軸を中心と
して同一方向、例えば、時計方向に付勢されている。
【0014】ドアが本体部に対して閉じられる場合、ラ
ッチが図示せぬフックを乗り越えると共に、付勢されて
いるラッチが移動し、該ラッチとフックが係合せしめら
れる。これによって、電子レンジを動作させる図示せぬ
スイッチを、オン或いはオフさせる。
【0015】ドアがオープンとされる場合には、一対の
ラッチはそれぞれフックを乗り越え、この結果、ラッチ
とフックの係合が解除される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1及び図2を参照
して説明する。図1及び図2の構成に於いて、電子レン
ジ10は、本体部11に設けられている図示せぬオープ
ンボタンを操作することによりドア13が開くようにな
されている。また、ドア13を本体部11側に押すこと
によりドア13が閉じられるようになされている。
【0017】図1及び図2の構成に於いて、上側のラッ
チ14は、ドア13内部の回動軸18によって、図中、
矢示U方向及びD方向に回動自在に取り付けられてい
る。また、下側のラッチ15は、ドア13内部の回動軸
19によって、図中、矢示U方向及びD方向に回動自在
に取り付けられている。
【0018】上述のラッチ14は、本体部11のフック
35の係止斜端部35cと係合する係止部14a及びテ
ーパ部14bが形成されてなる係止端部14cと、遊端
部14dと、後述するスプリングの一端側を係止するた
めの係止円部14eとから主に構成されている。図から
明らかなように、係止円部14eは、回動軸18と係止
端部14cとの間に設けられている。また、14f、1
4gはそれぞれ係止孔である。
【0019】上述のラッチ15は、本体部11のフック
35の係止斜端部35dと係合する係止部15a及びテ
ーパ部15bが形成されてなる係止端部15cと、遊端
部15dと、後述するスプリングの他端側を係止するた
めの係止円部15eとから主に構成されている。図から
明らかなように、係止円部15eは、回動軸19と遊端
部15dとの間に設けられている。また、15f、15
gはそれぞれ係止孔である。
【0020】上述の係止円部14e、15eの間には引
っ張りスプリング(以下、単にスプリングと称する)2
4が掛け渡されている。即ち、スプリング24の一端側
は係止円部14eの係止孔14fに係止され、スプリン
グ24の他端側は係止円部15eの係止孔15fに係止
されている。このスプリング24によって、ラッチ1
4、15は、図2中、矢示D方向に付勢されている。
【0021】本体部11に於いて、36、37はスイッ
チレバー、38は第1スイッチ、39は第2スイッチ、
40は第3スイッチである。スプリング24として引っ
張りスプリングが用いられているので、ラッチ14、1
5は前述したように、図中、矢示D方向に付勢されてい
る。
【0022】以下、図1を参照してラッチ14、15の
本体部11に対する係止動作を説明する。ドア13が押
されて矢示CS方向に移動する場合、まず、ラッチ1
4、15の係止端部14c、15cが、フック35の係
止斜端部35c、35dに接触しつつ矢示U方向に移動
する。
【0023】ラッチ14、15の係止端部14c、15
cが上述の係止斜端部35c、35dを乗り越えると、
ラッチ14、15が矢示D方向に回動し、係止部14
a、15aに係止斜端部35c、35dが入り込む。こ
れによって、ラッチ14、15の係止部14a、15a
と、フック35の係止斜端部35c、35dの係合がな
される。
【0024】この結果、ラッチ14、15の係止端部1
4c、15cは、図中、矢示D方向に力Fを加えること
になる。この結果、スイッチレバー36、37を介して
第一〜第3スイッチ38〜40を、オン或いはオフする
ようになされている。
【0025】ラッチ14、15の係止部14a、15a
と、フック35の係止斜端部35c、35dとの係合を
解除する時は、ドア13の図示せぬ取手を以て矢示CS
逆方向に引くと、ラッチ14、15のテーパ部14b、
15bが、係止斜端部35c、35dと接触しながら矢
示U方向に移動する。即ち、上述のラッチ14、15の
係止端部14c、15cが、矢示U方向に移動する。
【0026】上述のテーパ部14b、15bが、係止斜
端部35c、35dを乗り越え、ラッチ14、15の係
止端部14c、15cが、図中、矢示D方向に再び移動
した段階で、ラッチ14、15の係止部14a、15a
と、フック35の係止斜端部35c、35dとの係合が
解除される。
【0027】この一実施例では、ラッチ14の回動軸1
8と係止端部14cの間に形成されている係止円部14
eと、ラッチ15の回動軸19と遊端部15dの間に形
成されている係止円部15eの間に掛け渡されているス
プリング24によって、ラッチ14、15は、図2中、
矢示D方向に付勢されている。これによって、ラッチ1
4、15の係止端部14c、15cと、フック35の係
止斜端部35c、35dとの係合時、矢示D方向に力F
を加え、第1〜第3スイッチ38〜40をオン或いはオ
フせしめている。
【0028】従って、ラッチ14、15の連結構造をよ
り簡略化でき、従来必要とされていた難しい作業を不要
とでき、作業性を向上させることができる。この結果、
作業時間を短縮でき、部品数を削減できてコストダウン
を実現できる。
【0029】また、この一実施例では、引っ張りスプリ
ング24を用いる例について説明しているが、これに限
定されるものではない。例えば、湾曲させたワイヤ状の
スプリングを用いる事ができる。このワイヤ状のスプリ
ングを用いる場合には、スプリングの両端を、ラッチ1
4、15の係止孔14g、15gに挿入して係止するこ
とが可能である。また、ワイヤ状のスプリングを用いる
場合には、任意の形状に湾曲させたものを用いることが
可能である。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、一対のラッチの連結
構造をより簡略化できるできるという効果がある。従来
必要とされていた難しい作業を不要とでき、作業性を向
上させることができるという効果がある。この結果、作
業時間を短縮でき、部品数を削減できてコストダウンを
実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部分拡大断面図であ
る。
【図2】ドアの部分拡大断面図である。
【図3】電子レンジを示す図である。
【図4】従来例を示すドアの部分拡大断面図である。
【符号の説明】
11、51 本体部 13、53 ドア 14、15、54、55 ラッチ 14c、15c 54c、55c 係止端部 14d、15d、54d、55d 遊端部 18、19 回動軸 24、66 スプリング 35 フック 35c、35d 係止斜端部 64 連結部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア内部で回動自在にそれぞれ軸支され
    ている一対のラッチを、対応するフックに係合せしめて
    ドアを本体側に係止せしめるドアの係止構造に於いて、 上記一対のラッチは、一方のラッチの係止端部と回動軸
    の間と、他方のラッチの遊端部と回動軸の間を、引張力
    に抗する特性を有する弾性体で連結せしめたことを特徴
    とするドアの係止構造。
JP28754692A 1992-10-26 1992-10-26 ドアの係止構造 Pending JPH06137003A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28754692A JPH06137003A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 ドアの係止構造

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JP28754692A JPH06137003A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 ドアの係止構造

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JPH06137003A true JPH06137003A (ja) 1994-05-17

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ID=17718741

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JP (1) JPH06137003A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100849564B1 (ko) * 2006-12-20 2008-07-31 엘지전자 주식회사 오븐의 잠금장치 및 수동 오븐잠금 해제장치
CN102080838A (zh) * 2011-01-27 2011-06-01 广东格兰仕微波炉电器制造有限公司 微波炉的微动开关安装结构
WO2014013687A1 (ja) * 2012-07-19 2014-01-23 パナソニック株式会社 衣類処理装置
CN113236053A (zh) * 2021-04-30 2021-08-10 广东美的厨房电器制造有限公司 门体闭合机构及厨用设备

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WO2014013687A1 (ja) * 2012-07-19 2014-01-23 パナソニック株式会社 衣類処理装置
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