JPH06136751A - 振動式杭打機 - Google Patents
振動式杭打機Info
- Publication number
- JPH06136751A JPH06136751A JP31397492A JP31397492A JPH06136751A JP H06136751 A JPH06136751 A JP H06136751A JP 31397492 A JP31397492 A JP 31397492A JP 31397492 A JP31397492 A JP 31397492A JP H06136751 A JPH06136751 A JP H06136751A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- rotating
- rotated
- main body
- rotating device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 杭をチャッキングしたままで、該杭を回転さ
せることができる振動式杭打機を提供する。 【構成】 起振機と杭つかみ装置を回転自在に吊持杆を
介して吊持する回転装置にあって、回転装置の回転装置
本体に回転自在に回転体が設けられると共に、該回転体
に回転源を固定し、この回転源により回転されるピニオ
ンを前記回転装置本体に設けられたラックに噛合したも
のである。
せることができる振動式杭打機を提供する。 【構成】 起振機と杭つかみ装置を回転自在に吊持杆を
介して吊持する回転装置にあって、回転装置の回転装置
本体に回転自在に回転体が設けられると共に、該回転体
に回転源を固定し、この回転源により回転されるピニオ
ンを前記回転装置本体に設けられたラックに噛合したも
のである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、振動杭打機、詳しく
は土木建築現場などにおいて杭を土中に打ち込んだりす
るための油圧振動式の杭打機に関する。
は土木建築現場などにおいて杭を土中に打ち込んだりす
るための油圧振動式の杭打機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、杭の地中への打ち込みは、パワー
ショベルなどの掘削機のアームの先端に取付られる振動
機に、そのチャックで杭の上端を挾持して吊持しなが
ら、該杭に振動を与えて杭を打っていた。したがって、
杭の打ち込み可能な長さが、パワーショベルのブーム及
びアームの伸長可能範囲内の長さのものに限られてしま
って、長尺の杭が打てない欠点を有していた。このた
め、当出願人は、前述の欠点を解決するため、打つべき
杭を縦方向から杭打機に通し、その杭の適宜な中間位置
へ挾持してチャッキングすることで杭の長さに制限され
ない油圧振動式杭打機を提案した（特願昭６１−１９４
１９１号）。この油圧振動式杭打機にあって、杭のチャ
ッキングのために杭つかみ装置を回転させる回転装置を
備えている。
ショベルなどの掘削機のアームの先端に取付られる振動
機に、そのチャックで杭の上端を挾持して吊持しなが
ら、該杭に振動を与えて杭を打っていた。したがって、
杭の打ち込み可能な長さが、パワーショベルのブーム及
びアームの伸長可能範囲内の長さのものに限られてしま
って、長尺の杭が打てない欠点を有していた。このた
め、当出願人は、前述の欠点を解決するため、打つべき
杭を縦方向から杭打機に通し、その杭の適宜な中間位置
へ挾持してチャッキングすることで杭の長さに制限され
ない油圧振動式杭打機を提案した（特願昭６１−１９４
１９１号）。この油圧振動式杭打機にあって、杭のチャ
ッキングのために杭つかみ装置を回転させる回転装置を
備えている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一度杭
チャッキングした油圧振動式杭打機を回転させることは
事実上不可能です。このために、現在では、杭の方向を
変えるには、支えているパワーショベルを旋回させるこ
とで行っていたが、該パワーショベルを回転させるスペ
ースがない場合には、方向の変更は不可能であった。そ
もそも、杭は円形ばかりでなく、板上のものが多く、し
かもすでに打たれたものに連結して打ったり、またＵ字
などに変形された形状を持つために、位置合わせが必要
になる。このため、この発明では、杭をチャッキングし
たまま回転させて任意の方向に変えることができる振動
式杭打機を提供するものである。
チャッキングした油圧振動式杭打機を回転させることは
事実上不可能です。このために、現在では、杭の方向を
変えるには、支えているパワーショベルを旋回させるこ
とで行っていたが、該パワーショベルを回転させるスペ
ースがない場合には、方向の変更は不可能であった。そ
もそも、杭は円形ばかりでなく、板上のものが多く、し
かもすでに打たれたものに連結して打ったり、またＵ字
などに変形された形状を持つために、位置合わせが必要
になる。このため、この発明では、杭をチャッキングし
たまま回転させて任意の方向に変えることができる振動
式杭打機を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明に係る油圧振動
式杭打機は、吊持杆が回転自在に設けられる回転装置
と、この回転装置の下方にハンガーを介して吊持され、
振動を起こす起振機と、この起振機の下方に固着され、
杭をチャッキングする杭つかみ装置を具備する振動式杭
打機において、前記回転装置は、回転装置本体に回転自
在に回転体が設けられると共に、該回転体に回転源を固
定し、この回転源により回転されるピニオンを前記回転
装置本体に設けたラックに噛合したことにある。また、
前記回転装置を、回転装置本体に回転自在に回転源を固
定し、この回転源により回転されるピニオンを前記回転
体に設けられたラックに噛合したことにある。
式杭打機は、吊持杆が回転自在に設けられる回転装置
と、この回転装置の下方にハンガーを介して吊持され、
振動を起こす起振機と、この起振機の下方に固着され、
杭をチャッキングする杭つかみ装置を具備する振動式杭
打機において、前記回転装置は、回転装置本体に回転自
在に回転体が設けられると共に、該回転体に回転源を固
定し、この回転源により回転されるピニオンを前記回転
装置本体に設けたラックに噛合したことにある。また、
前記回転装置を、回転装置本体に回転自在に回転源を固
定し、この回転源により回転されるピニオンを前記回転
体に設けられたラックに噛合したことにある。
【０００５】
【作用】したがって、杭つかみ装置にて杭をつかみ、ク
レーンなどに吊持した後に、回転体を回転させること
で、杭つかみ装置を回転させることができて、杭の方向
を任意の方向に向けることができる。
レーンなどに吊持した後に、回転体を回転させること
で、杭つかみ装置を回転させることができて、杭の方向
を任意の方向に向けることができる。
【０００６】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図において、振動式杭打機２は、図示しないパワ
ーショベル、クレーン等のアーム１に取付られる吊持杆
３を有し、この吊持杆３の先端側は二股に分かれ、下記
する回転装置４に回転自在に取付られている。回転装置
４は、中央が空間で円形の本体５と、その本体５の外周
に形成の溝６に嵌合する回転体７とより成り、この回転
体７が回転しやすいように軸受７ａが介在され、この回
転体７に、該回転体７から外へ突出するブラケット８に
前記吊持杆３の先端が軸９を介して回転自在に取付られ
ている。
する。図において、振動式杭打機２は、図示しないパワ
ーショベル、クレーン等のアーム１に取付られる吊持杆
３を有し、この吊持杆３の先端側は二股に分かれ、下記
する回転装置４に回転自在に取付られている。回転装置
４は、中央が空間で円形の本体５と、その本体５の外周
に形成の溝６に嵌合する回転体７とより成り、この回転
体７が回転しやすいように軸受７ａが介在され、この回
転体７に、該回転体７から外へ突出するブラケット８に
前記吊持杆３の先端が軸９を介して回転自在に取付られ
ている。
【０００７】回転装置４の本体５は、その中心に中心孔
１０が形成され、その内部にガイド用のガイド板１１が
設けられている。これにより、杭（図示せず）が上方か
ら挿入するのに便利なものとなるものである。また、こ
の回転装置４の回転体７には、該回転体７に固着の回転
板１２を介して油圧源から導かれる圧油によって回転さ
れる回転源となる油圧モータ１３が取付られ、該油圧モ
ータ１３のピニオン１４は下記するラック１５に噛合し
ている。
１０が形成され、その内部にガイド用のガイド板１１が
設けられている。これにより、杭（図示せず）が上方か
ら挿入するのに便利なものとなるものである。また、こ
の回転装置４の回転体７には、該回転体７に固着の回転
板１２を介して油圧源から導かれる圧油によって回転さ
れる回転源となる油圧モータ１３が取付られ、該油圧モ
ータ１３のピニオン１４は下記するラック１５に噛合し
ている。
【０００８】ラック１５は、前記回転装置の本体５の外
周に固着され、前記のようにピニオン１４が噛合してい
るので、油圧モータ１３が回転すると、本体５が回転さ
れる。
周に固着され、前記のようにピニオン１４が噛合してい
るので、油圧モータ１３が回転すると、本体５が回転さ
れる。
【０００９】ハンガー１７は、前記回転装置４の下方に
配されたもので、本体５に固着され、図示しないが中心
に孔が形成され、該ハンガー１７はゴム等から成るダン
パー１８を介して下記する起振機１９が取付られてい
る。
配されたもので、本体５に固着され、図示しないが中心
に孔が形成され、該ハンガー１７はゴム等から成るダン
パー１８を介して下記する起振機１９が取付られてい
る。
【００１０】起振機１９は、油圧モータ（パワーショベ
ルなどの油圧源により駆除される。）により複数の偏心
重錐を回転させて振動を発させる公知の構造の起振部２
０をケース２１内に有している。このケース２１の中心
には、ガイド用の孔（図示せず）が縦方向に設けられて
いる。この孔と前記ハンガー１７の孔と前記回転装置の
中心孔１０とで一連の貫通孔が形成されている。
ルなどの油圧源により駆除される。）により複数の偏心
重錐を回転させて振動を発させる公知の構造の起振部２
０をケース２１内に有している。このケース２１の中心
には、ガイド用の孔（図示せず）が縦方向に設けられて
いる。この孔と前記ハンガー１７の孔と前記回転装置の
中心孔１０とで一連の貫通孔が形成されている。
【００１１】杭つかみ装置２３は、前記起振機１９のプ
レート２１に固着され、縦方向に適宜な空間を有して対
向のチャッキングプレート２４と、一方のチャッキング
プレート２４を動かす油圧リング２５とより成り、油圧
シリンダ２５は、パワーショベルなどの油圧源を利用し
て動かされるものである。
レート２１に固着され、縦方向に適宜な空間を有して対
向のチャッキングプレート２４と、一方のチャッキング
プレート２４を動かす油圧リング２５とより成り、油圧
シリンダ２５は、パワーショベルなどの油圧源を利用し
て動かされるものである。
【００１２】上述の構成において、まず、杭を打つに
は、他のクレーンで杭を吊り下げ、そして、杭を回転装
置４側から振動式杭打機２内に挿入し、該杭の下端が充
分に突出するまで挿入する。その後油圧シリンダ２５を
働かせて杭つかみ装置２３でチャッキングする。そし
て、杭をチャッキングしたままで振動式杭打機２を起こ
しながら杭は吊り下げられる。その後に、杭を所定の位
置に運び、油圧モータ１３を回転させることで、杭つか
み装置２３を回転させる。この回転によって、杭の向き
を適宜に修正させることができる。この位置の修正は、
異形の板杭を連結させながら交互に打ち込み作業する場
合は有効である。そして、打ち込み作業が開始され打ち
込まれる。
は、他のクレーンで杭を吊り下げ、そして、杭を回転装
置４側から振動式杭打機２内に挿入し、該杭の下端が充
分に突出するまで挿入する。その後油圧シリンダ２５を
働かせて杭つかみ装置２３でチャッキングする。そし
て、杭をチャッキングしたままで振動式杭打機２を起こ
しながら杭は吊り下げられる。その後に、杭を所定の位
置に運び、油圧モータ１３を回転させることで、杭つか
み装置２３を回転させる。この回転によって、杭の向き
を適宜に修正させることができる。この位置の修正は、
異形の板杭を連結させながら交互に打ち込み作業する場
合は有効である。そして、打ち込み作業が開始され打ち
込まれる。
【００１３】なお、回転源たる油圧モータ１３を前記実
施例と逆に、本体５に取付け、そのピニオンに噛合する
ラック１５を回転体７に固着しても前記実施例と同様な
作用効果を生じるものである。また、回転源として油圧
モータを用いた実施例を示しているが、これに限らず電
動モータでも良いものである。
施例と逆に、本体５に取付け、そのピニオンに噛合する
ラック１５を回転体７に固着しても前記実施例と同様な
作用効果を生じるものである。また、回転源として油圧
モータを用いた実施例を示しているが、これに限らず電
動モータでも良いものである。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、杭を
杭つかみ装置でチャッキングしたまま、回転源を回転さ
せることで、該杭つかみ装置が回転され、杭を任意の方
向へ回転させることが出来るものである。これにより、
パワーショベルなどを回転させることなしに杭を回転さ
せることができるので、せまい場所でも杭を打つことが
できるものである。
杭つかみ装置でチャッキングしたまま、回転源を回転さ
せることで、該杭つかみ装置が回転され、杭を任意の方
向へ回転させることが出来るものである。これにより、
パワーショベルなどを回転させることなしに杭を回転さ
せることができるので、せまい場所でも杭を打つことが
できるものである。
【図１】この発明の実施例の正面図である。
【図２】同上の回転装置の拡大平面図である。
【図３】同上の一部切欠の拡大正面図である。
２ 振動式杭打機 ３ 吊持具 ４ 回転装置 ５ 本体 ７ 回転体 １３ 回転源となる油圧モータ １４ ピニオン １５ ラック １９ 起振機 ２３ 杭つかみ装置
Claims (2)
- 【請求項１】 吊持杆が回転自在に設けられる回転装置
と、この回転装置の下方にハンガーを介して吊持され、
振動を起こす起振機と、この起振機の下方に固着され、
抗をチャッキングする抗つかみ装置を具備する振動式杭
打機において、 前記回転装置は、回転装置本体に回転自在に回転体が設
けられと共に、該回転体に回転源を固定し、この回転源
により回転されるピニオンを前記回転装置本体に設けら
れたラックに噛合したことを特徴とする振動式杭打機。 - 【請求項２】 吊持杆が回転自在に設けられる回転装置
と、この回転装置の下方にハンガーを介して吊持され、
振動を起こす起振機と、この起振機の下方に固着され、
杭をチャッキングする杭つかみ装置を具備する振動式杭
打機において、 前記回転装置は、回転装置本体に回転自在に回転体が設
けられると共に、回転装置本体に回転源を固定し、この
回転源より回転されるピニオンを前記回転体に設けられ
たラックに噛合したことを特徴とする振動式杭打機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31397492A JPH06136751A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 振動式杭打機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31397492A JPH06136751A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 振動式杭打機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06136751A true JPH06136751A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=18047726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31397492A Pending JPH06136751A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 振動式杭打機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06136751A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7392855B1 (en) | 2005-04-27 | 2008-07-01 | American Piledriving Equipment, Inc. | Vibratory pile driving systems and methods |
| JP2010255390A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Chowa Kogyo Kk | 杭の姿勢制御容易な低空頭型杭打抜機 |
| US7950877B2 (en) | 2005-01-03 | 2011-05-31 | American Piledriving Equipment, Inc. | Clamp systems and methods for pile drivers and extractors |
| US8186452B1 (en) | 2005-09-30 | 2012-05-29 | American Piledriving Equipment, Inc. | Clamping systems and methods for piledriving |
| CN104452761A (zh) * | 2013-09-23 | 2015-03-25 | 湖北毅力机械有限公司 | 桩机内旋转夹持结构 |
| US9957684B2 (en) | 2015-12-11 | 2018-05-01 | American Piledriving Equipment, Inc. | Systems and methods for installing pile structures in permafrost |
| WO2018139851A1 (ko) * | 2017-01-03 | 2018-08-02 | (주)대동이엔지 | 진동 파일 드라이버 |
| US10273646B2 (en) | 2015-12-14 | 2019-04-30 | American Piledriving Equipment, Inc. | Guide systems and methods for diesel hammers |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP31397492A patent/JPH06136751A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7950877B2 (en) | 2005-01-03 | 2011-05-31 | American Piledriving Equipment, Inc. | Clamp systems and methods for pile drivers and extractors |
| US7392855B1 (en) | 2005-04-27 | 2008-07-01 | American Piledriving Equipment, Inc. | Vibratory pile driving systems and methods |
| US8186452B1 (en) | 2005-09-30 | 2012-05-29 | American Piledriving Equipment, Inc. | Clamping systems and methods for piledriving |
| JP2010255390A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Chowa Kogyo Kk | 杭の姿勢制御容易な低空頭型杭打抜機 |
| CN104452761A (zh) * | 2013-09-23 | 2015-03-25 | 湖北毅力机械有限公司 | 桩机内旋转夹持结构 |
| US9957684B2 (en) | 2015-12-11 | 2018-05-01 | American Piledriving Equipment, Inc. | Systems and methods for installing pile structures in permafrost |
| US10273646B2 (en) | 2015-12-14 | 2019-04-30 | American Piledriving Equipment, Inc. | Guide systems and methods for diesel hammers |
| WO2018139851A1 (ko) * | 2017-01-03 | 2018-08-02 | (주)대동이엔지 | 진동 파일 드라이버 |
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