JPH06135359A - 自動車の組立方法 - Google Patents

自動車の組立方法

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JPH06135359A
JPH06135359A JP4152032A JP15203292A JPH06135359A JP H06135359 A JPH06135359 A JP H06135359A JP 4152032 A JP4152032 A JP 4152032A JP 15203292 A JP15203292 A JP 15203292A JP H06135359 A JPH06135359 A JP H06135359A
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Toshio Imoto
敏生 井本
Koichi Yamaguchi
孝市 山口
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドア小組ラインにおける4ドア車と2ドア車
の工数差を吸収して生産効率を向上させる。 【構成】 ドア取外しステーション102で、4ドア車
の車体4Cから取り外した4枚のドアDFL,DFR
RL,DRRをドア搬送コンベア200の搬送ハンガ30
0に支持してドア小組ライン400に供給し、そこで部
品を組み付けたドアD FL,DFR,DRL,DRRをドア取付
けステーション103で前記車体4Cに再び取り付け
る。2ドア車の場合には、車体2Cから取り外した2枚
のドアDL ,DR及びルーフRを、前述と同じ経路で搬
送しながら部品を組み付ける。これにより、2ドア車の
ルーフRに部品を組み付けるための特別の作業者と設備
が不要になり、4ドア車と2ドア車の工数差による無駄
時間も減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4ドア車の車体及び2
ドア車の車体が流動する車体組立ラインにドア小組ライ
ンを並列に設け、ドア取外しステーションで前記車体か
ら取り外したドアに前記ドア小組ラインで部品を組み付
け、部品の組み付けが完了したドアをドア取付けステー
ションで前記車体に再び取り付ける自動車の組立方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動車の組立装置とし
て、特開平3−159886号公報に記載されたものが
公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、左ドアと右
ドアを備えた2ドア車において、前記左右のドア以外に
小組が必要なユニット部材として例えば着脱式のルーフ
を備えたものがある。
【0004】本発明は、4ドア車と2ドア車を混合生産
する場合に、ドア小組ラインにおける4ドア車と2ドア
車の工数の差に着目し、その工数の差を有効利用して前
記2ドア車の着脱自在なユニット部材を小組できるよう
にした自動車の組立方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、4ドア車の車体及び2ドア車の車体が流
動する車体組立ラインにドア小組ラインを並列に設け、
ドア取外しステーションで前記車体から取り外したドア
に前記ドア小組ラインで部品を組み付け、部品の組み付
けが完了したドアをドア取付けステーションで前記車体
に再び取り付ける自動車の組立方法において、前記2ド
ア車の車体からユニット部材を取り外し、このユニット
部材を前記2ドア車の車体から取り外したドアと共に前
記ドア小組ラインを流動させながらそれらに部品の組み
付けを行うことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0007】図1〜図10は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は自動車の組立装置の概略図、図2は図1の
2方向矢視図、図3は2ドア車のドアとルーフを搭載し
たパレットを示す図2の3方向矢視図、図4は図3の4
方向矢視図、図5は図4の5方向矢視図、図6は図5の
6−6線断面図、図7は4ドア車のドアを搭載したパレ
ットを示す図1の7方向矢視図、図8は図7の8方向矢
視図、図9は図8の9方向矢視図、図10は2ドア車の
斜視図である。
【0008】図1に示すように、塗装工程を終了した4
ドア車の車体4Cと2ドア車の車体2Cをランダムに搬
送する車体搬送コンベア100の搬送経路には、前記車
体4C,2Cに各種部品を組み付ける車体組立ライン1
01が設けられる。図10に示すように、前記2ドア車
は着脱自在なルーフRを備えるもので、車体2Cから取
り外されたルーフRはトランクTの内部に収納されるよ
うになっている。
【0009】車体組立ライン101の上流位置にはドア
取外しステーション102が設けられており、ここで4
ドア車の車体4Cから前部左ドアDFL、前部右ドア
FR、後部左ドアDRL及び後部右ドアDRRが取り外され
るとともに、2ドア車の車体2Cから左ドアDL 、右ド
アDR 及びルーフRが取り外される。また車体組立ライ
ン101の下流位置にはドア取付けステーション103
が設けられており、このドア取付けステーション103
で4ドア車の車体4CにドアDFL,DFR,DRL,D RR
再び取り付けられるとともに、2ドア車の車体2Cにド
アDL ,DR 及びルーフRが再び取り付けられる。
【0010】ドア取外しステーション102からドア取
付けステーション103に向けてドアDFL,DFR
RL,DRR;DL ,DR 及びルーフRを搬送するドア搬
送コンベア200は、閉回路を循環する多数の搬送ハン
ガ300を備えたオーバーヘッドコンベアから構成され
る。両ステーション102,103の間には前記ドアD
FL,DFR,DRL,DRR;DL ,DR 及びルーフRに各種
部品を組み付けるドア小組ライン400が設けられる。
【0011】搬送ハンガ300は各々4枚のパレットP
FL,PFR,PRL,PRRを支持して搬送する。3枚のパレ
ットPFL,PFR,PRRは同一構造を備えており、そのう
ちパレットPFLは4ドア車の前部左ドアDFL又は2ドア
車の左ドアDL を、パレットPFRは4ドア車の前部右ド
アDFR又は2ドア車の右ドアDR を、パレットPRRは4
ドア車の後部右ドアDRRを搭載する。残りの1枚のパレ
ットPRLは4ドア車の後部左ドアDRL又は2ドア車のル
ーフRを搭載するもので、前記3枚のパレットPFL,P
FR,PRRにルーフRを搭載するための手段を付加した構
造を備える。
【0012】ドア取外しステーション102には4台の
パレット移載装置104,104…が設けられており、
空のパレットPFL,PFR,PRL,PRRを搬送ハンガ30
0から受け取るとともに、ドアDFL,DFR,DRL
RR;DL ,DR 又はルーフRを搭載したパレット
FL,PFR,PRL,PRRを再び搬送ハンガ300に受け
渡す。またドア取付けステーション103には4台のパ
レット移載装置105,105…が設けられており、ド
アDFL,DFR,DRL,DRR;DL ,DR 又はルーフRを
搭載したパレットPFL,PFR,PRL,PRRを搬送ハンガ
300から受け取るとともに、空のパレットPFL
FR,PRL,PRRを再び搬送ハンガ300に受け渡す。
【0013】前記ドア小組ライン400は左側小組ライ
ン401と右側小組ライン402とからなり、左側小組
ライン401は搬送ハンガ300から左側の2個のパレ
ットPFL,PRLを受け取って搬送する間に各種部品の組
み付けを行うものであり、また右側小組ライン402は
搬送ハンガ300から右側の2個のパレットPFR,P RR
を受け取って搬送する間に各種部品の組み付けを行うも
のである。
【0014】次に、図2に基づいて搬送ハンガ300の
構造を説明する。
【0015】搬送ハンガ300はドア搬送コンベア20
0のレール201に沿って走行するもので、ロッド30
1で前後に連結された一対の前部台車302及び後部台
車303を備える。前部台車302及び後部台車303
は5個のローラ304,304…を介して前記レール2
01に吊り下げ支持されており、各台車302,303
の下部には2本の支柱305,305を介して平面視で
H形をなす枠体306が支持される。前部台車302の
枠体306の左右には、各々2本のピン307,307
を介して2枚のパレットPFL,PFRが着脱自在に支持さ
れるとともに、後部台車303の枠体306の左右に
は、各々2本のピン307,307を介して2枚のパレ
ットPRL,PRRが着脱自在に支持される。
【0016】上記一対の台車302,303を備えた搬
送ハンガ300は、前記複数のローラ304,304…
の所定のものをモータ308で回転駆動することによ
り、レール201に沿って自走する。
【0017】次に、図3〜図6並びに図8及び図9に基
づいてパレットPFL,PFR,PRL,PRRの構造を説明す
る。4個のパレットPFL,PFR,PRL,PRRのうち、4
ドア車の後部左ドアDRL及び2ドア車のルーフRの両方
を搭載し得る後部左側のパレットPRLは、他の3個のパ
レットPFL,PFR,PRRと異なる構造を備えているた
め、この後部左側のパレットPRLの構造から説明する。
【0018】パレットPRLは、搬送ハンガ300の枠体
306に植設したピン307,307が嵌合する2個の
ピン嵌合孔500,500を有する略矩形状の基板50
1を備え、その基板501の上面には後部左ドアDRL
支持するための第1支持手段502と、ルーフRを支持
するための第2支持手段503とが設けられる。
【0019】図8及び図9から明らかなように、第1支
持手段502は、基板501の上面に近接して設けられ
てV字状の切欠きで後部左ドアDRLの下縁を支持する前
部支え部材504及び後部支え部材505と、基板50
1の前部に立設した支柱506の上端に設けられてV字
状の切欠きで後部左ドアDRLの前縁を保持する前部保持
部材507と、前記後部支え部材505の後方に設けら
れてV字状の切欠きで後部左ドアDRLの後縁を保持する
後部保持部材508とを備える。
【0020】前記後部保持部材508にはL形プレート
509と摺動ロッド510とが一体に設けられ、この摺
動ロッド510はスプリング511を介して揺動アーム
512の上端に摺動自在に支持される。揺動アーム51
2の下端は基板501の上面に固着したブラケット51
3に揺動自在に枢支されており、このブラケット513
と揺動アーム512の上端が直列に接続された2本のリ
ンク514,515で連結される。従って、2本のリン
ク514,515の枢支点に設けたレバー516を図9
の右方向に引くと、揺動アーム512が後方に揺動して
後部保持部材508が鎖線位置に後退し、前記レバー5
16を図9の左方向に押すと、揺動アーム512が前方
に揺動して後部保持部材508が実線位置に前進する。
【0021】図3及び図4から明らかなように、第2支
持手段503は、基板501の上面に設けられてルーフ
Rの下縁を支持する前部支え部材504及び後部支え部
材505(これら前部支え部材504及び後部支え部材
505は第1支持手段502と共有される)と、前部支
え部材504の前方に設けられてルーフRの下端前部を
保持する前部保持部材517と、後部支え部材505の
後方に設けられてルーフRの下端後部を保持する2個の
後部保持ローラ518,519と、基板501の中央部
に立設した支柱520の上端に設けられてV字状の切欠
きでルーフRの上縁を保持する上部保持部材521とを
備える。
【0022】前記2個の後部保持ローラ518,519
を軸支する左右一対の側板522,522は、基板50
1の上面に固着されて前記ブラケット513に連結補強
部材523を介して連結されたブラケット524に、ピ
ン525を介して揺動自在に枢支される。ブラケット5
24に螺入したボルト526と側板521,521との
間にはスプリング527が縮設され、その弾発力で側板
522,522が図4の時計方向に付勢される。また側
板522,522の反時計方向への揺動限界が、ブラケ
ット524に固着したストッパ528により規制され
る。
【0023】図5を併せて参照すると明らかなように、
前記支柱520の上端には枢軸529を介してアーム5
30が回動自在に枢支される。アーム530の先端に設
けたブラケット531の下部にはスライドガイド532
が設けられ、このスライドガイド532に前記上部保持
部材521に固着したスライドバー533が上下摺動自
在に保持される。スライドバー533の上端にはピン5
34で「く」字状の第1リンク535の下端が枢支され
ており、このリンク535の上端が前記ブラケット53
1の上部にピン536で一端を枢支された「く」字状の
第2リンク537の中間部にピン538で枢支される。
そして、前記第2リンク537の他端に操作グリップ5
39が設けられる。
【0024】図6を併せて参照すると明らかなように、
前記アーム530の基端下面には円弧状の長孔5301
が形成されており、この長孔5301 に支柱520の上
端に植設した回動規制ピン540が係合する。これによ
り、アーム530は上部保持部材521がルーフRを保
持する位置と、そこから90°回転したエスケープ位置
とにおいて回動を規制される。そして上部保持部材52
1を使用しない場合にはアーム530はエスケープ位置
に回動され、上部保持部材521は支柱520に固着し
たストッパ541に係合して固定される(図8及び図9
参照)。
【0025】残りの3個のパレットPFL,PFR,PRR
ルーフRを搭載する必要が無いため、前述のパレットP
RLの構造からルーフRを固定するための手段である前部
保持部材517、2個の後部保持ローラ518,519
とそれに関連する部材(側板522,522、連結補強
部材523、ブラケット524等)、上部保持部材52
1とそれに関連する部材(支柱520、アーム530、
ブラケット531、操作グリップ539等)を取り除い
た構造を備えている。即ち、残りの3個のパレット
FL,PFR,PRRは前述のパレットPRLの構造のうち、
第1支持手段502のみを備えた構造を有するものであ
るため、その重複する説明は省略する。
【0026】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0027】塗装工程を終了した4ドア車の車体4C及
び2ドア車の車体2Cは、車体搬送コンベア100によ
って図1の左方向に搬送される。ドア搬送コンベア20
0を図1の反時計方向に循環する搬送ハンガ300に支
持された4枚のパレットPFL,PFR,PRL,PRRは、ド
ア取外しステーション102に設けたパレット移載装置
104,104…によって搬送ハンガ300から分離さ
れ、左側の2枚のパレットPFL,PRLは車体搬送コンベ
ア100の左側に、右側の2枚のパレットPFR,PRR
車体搬送コンベア100の右側に移載される。
【0028】この状態から、例えば2ドア車の車体2C
がドア取外しステーション102に搬入されると、その
左ドアDL が車体2Cから取り外されてパレットP
FLに、右ドアDR が車体2Cから取り外されてパレット
FRに、ルーフRが車体2Cから取り外されてパレット
RLにそれぞれ搭載される。このとき、残りの1枚のパ
レットPRRは空のままとされる。
【0029】次に、左ドアDL 及び右ドアDR をパレッ
トPFL及びパレットPFRに搭載して第1支持手段502
で固定する手順を図8及び図9に基づいて説明する。
尚、図8及び図9は4ドア車の後部左ドアDRLをパレッ
トPRLに搭載した状態を示すものであるが、その手順は
実質的に同じである。
【0030】先ず、レバー516を図9の右方向に引く
ことにより一対のリンク514,515を介して揺動ア
ーム512を揺動させ、後部保持部材508を後方に移
動させる。この状態で左ドアDL (後部左ドアDRL)の
下縁をパレットPFL(パレットPRL)の前部支え部材5
04と後部支え部材505上に支持し、前記レバー51
6を左方向に復帰させる。これにより揺動アーム512
が前進して後部保持部材508が左ドアDL の後縁に係
合し、その押圧力によって左ドアDL の前縁が前部保持
部材507に押し付けられる。このとき、後部保持部材
508と一体の摺動ロッド510がスプリング511を
圧縮しながら後退するため、左ドアDLは前記スプリン
グ511の弾発力によって前部保持部材507と後部保
持部材508との間にクランプされる。
【0031】右ドアDR のパレットPFRへの搭載も、前
述の手順と同一の手順で行うことができる。
【0032】次に、ルーフRをパレットPRLに搭載して
第2支持手段503で固定する手順を図3〜図6に基づ
いて説明する。
【0033】先ず、ルーフRの下縁をパレットPRLの前
部支え部材504と後部支え部材505上に支持すると
ともに、その下縁前端部を前部保持部材517に当接さ
せ、更にその下縁後端部を2個の後部保持ローラ51
8,519に当接させる。続いて、上部保持部材521
をストッパ541から離脱させてルーフRの上方に回動
させた後、操作グリップ539を図6の鎖線位置から実
線位置に引き下ろすと、第1リンク535及び第2リン
ク537を介してスライドバー533がスライドガイド
532内を下向きに摺動し、スライドバー533の下端
に設けた上部保持部材521がルーフRの上縁に係合す
る。上部保持部材521によってルーフRが下向きに押
圧されると、2個の後部保持ローラ518,519を支
持する側板522,522がスプリング527に抗して
図8の位置から図3の位置に反時計方向に揺動し、ルー
フRを前後方向及び上下方向に強固にクランプする。
【0034】上述のようにして、左ドアDL 、右ドアD
R 及びルーフRが、それぞれパレットPFL,PFR,PRL
に搭載されると、図2に示すように全てのパレット
FL,P FR,PRL,PRRをパレット移載装置104,1
04…で搬送ハンガ300に移載する。
【0035】パレットPFL,PFR,PRL,PRRを支持し
た搬送ハンガ300がドア搬送コンベア200を図1の
左方向に進んでドア小組ライン400に達すると、図示
せぬパレット移載装置によって搬送ハンガ300から左
側の2個のパレットPFL,P RLが左側小組ライン401
に、右側の2個のパレットPFR,PRRが右側小組ライン
402に移載される。而して、ドア小組ライン400で
は3個のパレットPFL,PFR,PRLに搭載された左ドア
L 、右ドアDR 及びルーフRに各種部品の取付けが行
われる。
【0036】ドア小組ライン400において左ドア
L 、右ドアDR 及びルーフRの小組が行われている
間、これと並行して前記左ドアDL 、右ドアDR 及びル
ーフRを取り外された2ドア車の車体2Cは、車体搬送
ラコンベア100に沿設した車体組立ライン101を通
過しながら各種部品の取付けを受ける。
【0037】ドア小組ライン400の終点において、4
枚のパレットPFL,PFR,PRL,P RRは図示せぬパレッ
ト移載装置によって搬送ハンガ300に再び移載され、
ドア取付けステーション103に搬送される。ドア取付
けステーション103において4台のパレット移載装置
105,105…が搬送ハンガ300からパレット
FL,PFR,PRL,PRRを分離し、それらパレット
FL,PFR,PRL,PRRから前述と逆の手順で左ドアD
L 、右ドアDR 及びルーフRが取り外され、車体搬送コ
ンベア100の車体組立ライン101で部品の組み付け
を終えた前記車体2Cに再び装着される。
【0038】一方、車体搬送コンベア100からドア取
外しステーション102に4ドア車の車体4Cが搬入さ
れた場合には、搬送ハンガ300から移載した4枚のパ
レットPFL,PFR,PRL,PRRに、それぞれ前部左ドア
FL、前部右ドアDFR、後部左ドアDRL及び後部右ドア
RRが搭載される。この場合、各ドアDFL,DFR
RL,DRRを搭載する手順は、前述の2ドア車の左ドア
L 及び右ドアDR を搭載する場合と同一である。尚、
後部左ドアDRLを搭載するパレットPRLについては、ル
ーフRを支持するための第2支持手段503は使用され
ない。
【0039】その後、4枚のパレットPFL,PFR
RL,PRRは、前述の2ドア車の場合と同様にドア小組
ライン400を介してドア取付けステーション103に
搬送され、そこでパレットPFL,PFR,PRL,PRRから
取り外されたドアDFL,DFR,D RL,DRRが車体4Cに
再び取り付けられる。
【0040】而して、ドア小組ライン400において4
ドア車の場合と2ドア車の場合とで生じる工数差に着目
し、この工数差により生じる空き時間を利用して2ドア
車のルーフRの小組を行っているので、無駄時間の発生
を防止して生産効率を向上させることができ、しかもル
ーフRの小組のための特別の作業者と設備を省略するこ
とができる。
【0041】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の小設計
変更を行うことが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2ドア車
に設けられたユニット部材を左右のドアと共に車体から
取外し、ドア小組ラインにおいてユニット部材と左右の
ドアとに同時に部品の組み付けを行っているので、前記
ユニット部材に部品の組み付けを行うための特別の作業
者と作業場所が不要になり、しかもドア小組ラインにお
ける4ドア車と2ドア車の工数差を減少させて無駄時間
を無くし、生産効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の組立装置の概略図
【図2】図1の2方向矢視図
【図3】2ドア車のドアとルーフを搭載したパレットを
示す図2の3方向矢視図
【図4】図3の4方向矢視図
【図5】図4の5方向矢視図
【図6】図5の6−6線断面図
【図7】4ドア車のドアを搭載したパレットを示す図1
の7方向矢視図
【図8】図7の8方向矢視図
【図9】図8の9方向矢視図
【図10】2ドア車の斜視図
【符号の説明】
101 車体組立ライン 102 ドア取外しステーション 103 ドア取付けステーション 400 ドア小組ライン 2C 車体 4C 車体 DFL,DFR,DRL,DRR ドア DL ,DR ドア R ルーフ(ユニット部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4ドア車の車体(4C)及び2ドア車の
    車体(2C)が流動する車体組立ライン(101)にド
    ア小組ライン(400)を並列に設け、ドア取外しステ
    ーション(102)で前記車体(4C,2C)から取り
    外したドア(DFL,DFR,DRL,DRR;DL ,DR )に
    前記ドア小組ライン(400)で部品を組み付け、部品
    の組み付けが完了したドア(DFL,DFR,DRL,DRR
    L ,DR )をドア取付けステーション(103)で前
    記車体(4C,2C)に再び取り付ける自動車の組立方
    法において、 前記2ドア車の車体(2C)からユニット部材(R)を
    取り外し、このユニット部材(R)を前記2ドア車の車
    体(2C)から取り外したドア(DL ,DR )と共に前
    記ドア小組ライン(400)を流動させながらそれらに
    部品の組み付けを行うことを特徴とする、自動車の組立
    方法。
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