JPH0613517Y2 - 物体の通過位置検出装置 - Google Patents

物体の通過位置検出装置

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JPH0613517Y2
JPH0613517Y2 JP1988028405U JP2840588U JPH0613517Y2 JP H0613517 Y2 JPH0613517 Y2 JP H0613517Y2 JP 1988028405 U JP1988028405 U JP 1988028405U JP 2840588 U JP2840588 U JP 2840588U JP H0613517 Y2 JPH0613517 Y2 JP H0613517Y2
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JP
Japan
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pulse
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detecting
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passing
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JP1988028405U
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JPH01135382U (ja
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昭 小川
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、所定の測定空間内を物体が通過したときに、
通過物体の経路の位置を検出する物体の通過位置検出装
置に関するものである。
[従来の技術] ある限られた空間に高速で物体が飛んでくるとき、物体
がその空間の内側を通過したかどうかは人間の目で判断
することが多い。
例えば、第6図に示すように、野球のストライクゾーン
Sに100km/h以上のスピードでボールBが飛んでく
る場合、それがストライクが否かは審判の目で判断す
る。
[考案が解決しようとする課題] この場合は正確な判断をするには高度な訓練が必要であ
り、また熟練した場合でも正確な判断は非常に難しい。
測定空間内を通過した物体の通過位置までも検出するこ
とは更に難しい。
従来、発光手段の光を反射手段に当て、発光手段の光を
望む位置に受光手段を配置しておき、反射手段の反射光
を受光手段が受光したかどうかにより物体の存在を光学
的に検出する装置があった。しかし、この装置では測定
空間を通過した物体の通過位置を高速にしかも正確に検
出することは難しかった。
本考案はこのような問題点を解決するためになされたも
のであり、測定空間内を通過した物体の通過位置を瞬時
にしかも正確に検出できる物体の通過位置検出装置を実
現することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、 所定の測定空間内を物体が通過したときに、通過物体の
経路の位置を検出する物体の通過位置検出装置におい
て、 反射面を有し、この反射面上に測定空間が広がる反射手
段と、 この反射手段に対向して配置され、反射手段とともに測
定空間を挟み込んでいて、測定空間内に一定波長のレー
ザーパルスを発射する複数のパルス発射手段と、 各パルス発射手段毎に設けられていて、対応するパルス
発射手段から発射され測定空間内を通過し前記反射手段
で反射され再び測定空間を通過して戻ってきたレーザー
パルスを検出する複数の検出手段と、 この検出手段の検出パルスをもとに、反射手段で反射さ
れる前のレーザーパルスに欠けが生じた時刻と、反射さ
れた後のレーザーパルスに欠けが生じた時刻の差を求
め、この差の時間をもとに又はこの差の時間に発生した
レーザーパルスの個数をもとに前記通過物体の経路の反
射面からの高さを求め、各検出手段により検出した高さ
を組み合わせて通過物体の経路の位置を算出する演算部
と、を具備したことを特徴とする物体の通過位置検出装
置である。
[実施例] 以下、図面を用いて本考案を説明する。
第1図は本考案にかかる装置の原理図である。
図で、1は測定空間S内に周期τ、波長λのレーザーパ
ルスP(↓が1個のパルスに相当する)を発射するパ
ルス発射手段、2は測定空間S内を通過したレーザーパ
ルスPを測定空間S内に反射する反射手段、3は反射
手段2で反射されたパルスP(↑が1個のパルスに相
当する)を検出する検出手段、4は検出手段3の検出パ
ルスの配列をもとに測定空間S内を物体が通過したか否
かを判断するとともに、通過した場合は通過経路の位置
を算出する演算部、5は演算部4の演算結果を表示する
表示部、6はパルス発射手段1の駆動や演算部4の演算
を制御する制御部である。
このような装置で、第2図に示すように測定空間S内を
物体Mがx方向に移動して通過すると、反射手段2で反
射される前のパルスPのうちPA1と、反射された後
のパルスのうちPB1は物体Mにより通常のパルスの経
路外に突き飛ばされる。従ってこの部分だけパルスが欠
けた配列になる。物体が過ぎ去った後は、再び等間隔で
パルスが配列される。
検出手段3は時間の経過に従ってパルスを検出していく
が、パルスPA1とPB1は検出されない。すなわち、
検出手段3の検出信号は第3図に示すように、時刻t
とtでパルスに欠けが生じる。2つの欠けの間にある
パルスは、通過物体から反射手段2までと、反射手段2
から通過物体までの間に配列されたパルスである。パル
スは一定周期で発生するため、正常なパルスの間隔は一
定になる。従って、パルスが欠けた2つの時刻の差t=
−tは、物体Mと反射手段2の距離hの2倍に応
じたものになる。
光速をcとすると、λ=c×τがパルス波長になり、こ
の値が距離測定の分解能になる。例えば、τ=10-10
[s]とすれば、c=3×1010[cm/s]より、分解
能は3[cm]となる。このため、200[MHz]で発射
手段1を駆動すれば、3[cm]の精度で通過物体の高さ
方向の位置を検出できる。
高さhを計測するには、時間t内に検出されたパルスの
個数αをカウントし、 h=λ×α×(1/2) から算出してもよい。また、時間tをもとにすれば、α
=t/τより、 h=λ×(t/τ)×(1×2) から算出してもよい。
この場合、通過物体の移動速度が十分速く、発射パルス
と反射パルスを同時に付き飛ばすものとする。
このようなパルス発射手段と検出手段を1組にし、これ
らを平面的に複数組並べ、各組で検出した高さhの値を
組合せれば、3次元的に物体の通過を検出できる。
次に、本考案にかかる装置の具体的な構成を説明する。
第4図及び第5図は本考案にかかる装置の一実施例の構
成図であり、第4図は検出部、第5図は回路部の構成を
示したものである。これらの図で、第1図と同一のもの
は同一符号を付ける。
パルス発射手段1〜1と検出手段3〜3は反射
手段2の4隅に対向配置されている。
制御部6で、61はパルス発射手段1〜1の駆動を
制御するパルス制御回路である。
演算部4で、41〜41は検出手段3〜3の検
出パルスに欠けが生じたとき、欠けが生じた時刻の間の
時間tまたは時間tの間に検出されたパルスの個数を測
定する測定手段、42〜42は測定手段41〜4
の検出信号をもとに、式または式を用いて通過
物体の軌道の反射手段2からの高さhを算出する位置算
出手段である。
43は高速動作する演算ユニットであり、位置算出手段
42〜42から送られてきた値と、コントローラ6
2により記憶手段63から読み出したデータを比較し、
物体が測定領域を本当に通過したか否かを判断する。
使用環境によっては、測定空間内を物体が通過しなくて
もノイズ等により検出パルスが欠ける場合がある。この
ため、使用環境に応じて物体が通過しない場合の検出パ
ルスの標準パターンを用意しておく必要がある。また、
物体が測定空間を対角状に横切った場合、測定空間のへ
りを通過した場合等における検出パルスの標準パターン
を用意しておいた方がより適切な判断ができる。記憶手
段63から読み出されるデータはこのような標準パター
ンのデータである。
この演算ユニット43では、上述した標準パターンを用
いてノイズあるいは外乱によるパルスの欠けを検出でき
る。
44は演算結果を経由させて表示部5に与える外部出力
手段である。この演算結果は表示されると同時に、記憶
手段63に記憶され、記憶情報は次回の測定で判断基準
として演算ユニット43に再び提供される。
このような装置で、第4図に示すように、通過物体Mが
パルス発射手段1,1と検出手段3,3のパル
ス経路を通過すると、検出手段3と3の検出パルス
に欠けが生じ、測定手段41と41はそれぞれの時
間tを測定し、位置算出手段42と42は時間tか
ら通過経路の高さhとhを算出する。演算ユニット
43は高さhとhを記憶手段63からの読出しデー
タと比較し、物体が本当に測定空間内を通過したか否か
を判断する。そして、高さhとhの値が妥当な値で
あれば、演算ユニット43は物体が測定空間を対角状に
通過したと判断し、このことを表示部5に表示させると
同時にこのときの検出パルスを記憶手段63に記憶さ
せ、次回以降の判断基準にする。
なお、パルス発射手段と検出手段の組は反射手段の4隅
以外の位置に配置されていてもよい。
[効果] 本考案によれば、測定空間にレーザーパルスを当て、通
過物体によりレーザーパルスに欠けが生じたときに、反
射前のレーザーパルスに欠けが生じた時刻と、反射後の
レーザーパルスに欠けが生じた時刻の差を求め、この差
の時間が、(通過物体の反射面からの高さ)×2に比例
することを利用して通過物体の経路の位置を検出してい
る。これによって、測定空間を通過した物体の通過位置
を高速にしかも正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる装置の原理図、第2図及び第3
図は第1図の装置の動作説明図、第4図及び第5図は本
考案にかかる装置の一実施例の構成図、第6図は従来に
おける通過物体の検出のしかたの説明図である。 1〜1……パルス発射手段、2……反射手段、3
〜3……検出手段、4……演算部、S……測定空間、
M……物体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の測定空間内を物体が通過したとき
    に、通過物体の経路の位置を検出する物体の通過位置検
    出装置において、 反射面を有し、この反射面上に測定空間が広がる反射手
    段と、 この反射手段に対向して配置され、反射手段とともに測
    定空間を挟み込んでいて、測定空間内に一定波長のレー
    ザーパルスを発射する複数のパルス発射手段と、 各パルス発射手段毎に設けられていて、対応するパルス
    発射手段から発射され測定空間内を通過し前記反射手段
    で反射され再び測定空間を通過して戻ってきたレーザー
    パルスを検出する複数の検出手段と、 この検出手段の検出パルスをもとに、反射手段で反射さ
    れる前のレーザーパルスに欠けが生じた時刻と、反射さ
    れた後のレーザーパルスに欠けが生じた時刻の差を求
    め、この差の時間をもとに又はこの差の時間に発生した
    レーザーパルスの個数をもとに前記通過物体の経路の反
    射面からの高さを求め、各検出手段により検出した高さ
    を組み合わせて通過物体の経路の位置を算出する演算部
    と、を具備したことを特徴とする物体の通過位置検出装
    置。
JP1988028405U 1988-03-03 1988-03-03 物体の通過位置検出装置 Expired - Lifetime JPH0613517Y2 (ja)

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JPH01135382U JPH01135382U (ja) 1989-09-18
JPH0613517Y2 true JPH0613517Y2 (ja) 1994-04-06

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