JPH06135087A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH06135087A
JPH06135087A JP29024892A JP29024892A JPH06135087A JP H06135087 A JPH06135087 A JP H06135087A JP 29024892 A JP29024892 A JP 29024892A JP 29024892 A JP29024892 A JP 29024892A JP H06135087 A JPH06135087 A JP H06135087A
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JP
Japan
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gap
paper
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forcible
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JP29024892A
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Takahisa Hirano
隆久 平野
Tetsuya Seki
哲也 関
Shinichiro Fujii
信一郎 藤井
Kazumichi Kosaka
千宙 小坂
Masanori Takai
正憲 高井
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高速印字を強行できるようにする。 【構成】強制高速送りモード選択手段21とギャップ拡
大強制禁止制御手段(11,12)と用紙強制搬送制御
手段(11,12)とを設け、強制高速送りモードが選
択されていることを条件に、用紙厚さ、ギャップGの適
正値の大小に拘わらずギャップ拡大機能を強制的に禁止
しかつ用紙搬送を強行させる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ギャップ拡大機能と用
紙搬送機能とを有するプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】印字ヘッドを駆動して印字面に案内され
た用紙に印字するプリンタでは、印字精度の向上と印字
ヘッドの小容量化等から、印字ヘッドと印字面乃至用紙
面との間のギャップを適正値にセットすることが重要で
あり、このギャップは非常に小さい。
【0003】したがって、適用用紙が厚い場合や、厚さ
にバラツキがある場合には、印字動作進行途中における
用紙搬送に際し大きな摩擦抵抗負荷を発生させる。ま
た、幅方向の摩擦抵抗のバラツキにより用紙が傾く場合
が生ずる。さらに、綴しろ付の用紙や通帳等の場合はそ
の段差が大きいので、用紙搬送そのものが困難となって
しまう場合がある。
【0004】かくして、従来はギャップを可能な限りに
おいて小さくするために、用紙搬送機能の実行に先立っ
てギャップ拡大機能を実行させるように構成している。
このギャップ拡大機能は、例えば印字ヘッドを搭載させ
たキャリアのガイドシャフトをソレノイド駆動して移動
させ、ギャップを通常時よりも拡大させるものである。
したがって、どのような用紙も円滑に搬送でき用紙搬送
モータの小型化も図れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、見本1枚だ
けを印字してそのレイアウトを確認したり、ある1頁だ
けを早急に入手したい場合が生ずる。しかし、従来構造
では、改行に際してもギャップ拡大機能を実行してから
用紙搬送機能を実行させる必要があることから、印字時
間が長くなり上記早急入手ができない。また、多様化に
伴い非常に薄い用紙が用いられる場合も同様な問題が生
じ得る。
【0006】本発明の目的は、必要によって高速印字を
強制的に行えるプリンタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、印字態様の中
には時に用紙の傾きが少々発生してもよいから、とにか
く高速に印字したいとの運用上の実際要請を満足させる
べく、限定された条件によってギャップ拡大機能を強制
的に禁止して用紙搬送機能を強行させつつ印字できるよ
うに構成したものである。
【0008】すなわち、本発明に係わるプリンタは、ギ
ャップ拡大機能と用紙搬送機能とを有し、印字面乃至用
紙面と印字ヘッドとのギャップを拡大させたことを条件
に用紙搬送を行いかつギャップを元に戻してから印字動
作させるように形成されたプリンタにおいて、強制高速
送りモード選択手段と、強制高速送りモードが選択され
ていることおよび用紙搬送要求があることを条件に前記
ギャップ拡大機能の実行を強制的に禁止するギャップ拡
大強制禁止制御手段と、ギャップ拡大機能が強制的に実
行禁止されている間に前記用紙搬送機能を強制的に実行
させる用紙強制搬送制御手段と、を設けたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】上記構成による本発明では、強制高速送りモー
ド選択手段によって強制高速送りモードを選択すると、
用紙搬送要求がある場合にギャップ拡大強制禁止制御手
段が働き、ギャップ拡大機能の実行を強制的に禁止す
る。すると、用紙強制搬送制御手段が、用紙搬送機能を
強制的に実行させる。したがって、ギャップ拡大機能の
実行を例外的に省略しつつ用紙搬送を強行できるので高
速印字することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本プリンタは、図1〜図5に示す如く、基本的構
造がドットプリンタとされかつ強制高速送りモード選択
手段(21)とギャップ拡大強制禁止制御手段(11,
12)と用紙強制搬送制御手段(11,12)とを設
け、恣意的,任意的に高速印字を強行できるように構成
されている。
【0011】図2〜図5において、1は印字面1Pをも
形成するフレームで、その側壁面1S,1Sにはキャリ
アガイドシャフト41とローラシャフト51とが渡架さ
れている。印字ヘッド30Hは、キャリア45に搭載さ
れ、図1,図2に示すキャリアモータ40M,スプロケ
ット42,42,タイミングベルト43,キャリア駆動
回路40等とからなるキャリア駆動手段によって、ギャ
リアガイドシャフト41に沿って左右方向に往復移動さ
れる。また、ローラシャフト51は用紙送りモータ50
Mによって回動され、用紙Pを所定方向に搬送すること
ができる。
【0012】ここに、ギャップ拡大機構は、図4に示す
如く、側壁面1Sの縦溝1H内に上下方向移動可能に装
着されたキャリアガイドシャフト41を、ソレノイド5
5(昇降バー56)を駆動(ON)して上下動させる構
造でギャップ拡大機能を実行するものとされている。し
たがって、ソレノイド55をOFFさせれば、図5に示
す突当板46,46が用紙Pに突当るから、ギャップG
を適正値とすることができ、ソレノイド55をONさせ
キャリアガイドシャフト41を用紙Pから遠ざける(図
5で上方に移動させる)ことによりギャップGを拡大で
きる。
【0013】さて、制御部10は、図1に示す如く、C
PU11,ROM12,RAM13,ホストコンピュー
タとのデータ伝送用インターフェース14,入出力ポー
ト15,操作パネル20を含み形成され、この入出力ポ
ート15には印字ヘッド駆動回路30,キャリア駆動回
路40(キャリアモータ40M),用紙送り回路50お
よびソレノイド55が接続されている。
【0014】ここに、ギャップ拡大機能は、CPU1
1,ROM12からなるギャップ拡大制御手段によって
実行(図6のST15,18)され、用紙搬送機能は、
用紙搬送制御手段(11,12)によって実行される
(ST10,16,17)。すなわち、用紙搬送要求が
ある(ST10のYES)と、ギャップ拡大機能が実行
されギャップGが拡大される(ST15)。この拡大後
に用紙搬送機能が実行され、所定量だけ用紙が搬送され
る(ST16,17)。搬送終了後にソレノイド55を
OFFすることで、ギャップGは元に戻される(ST1
8)。
【0015】ここにおいて、強制高速送りモード選択手
段は、必要によって高速送りを恣意的,任意的に強行さ
せる旨の宣言を行うもので、図1に示す操作パネル20
上に設けた選択キー21から形成されている。つまり、
選択キー21を押下操作する(ST11のYES)と、
強制高速送りモードが選択され、RAM13のワークエ
リアに記憶される。
【0016】次に、ギャップ拡大強制禁止制御手段は、
強制高速送りモードが選択されている(ST11のYE
S)ことおよび用紙搬送要求がある(ST10のYE
S)ことを条件に、ギャップ拡大機能の実行つまりソレ
ノイド55の駆動(ON)を強制的に禁止する手段で、
CPU11,ROM12とからなりST12で実行され
る。
【0017】また、用紙強制搬送制御手段は、このギャ
ップ拡大機能が強制的に実行禁止されている間に用紙搬
送機能を強制的に実行する手段で、CPU11,ROM
12とからなりST13,14で実行される。
【0018】かかる構成の実施例では、通常、用紙搬送
要求がある(ST10のYES)と、ギャップ拡大制御
手段(11,12)が働く。すなわち、ソレノイド55
をONさせて印字ヘッド30Hをキャリア45ごと用紙
Pから引離してギャップGを拡大する(ST15)。す
ると、用紙搬送制御手段(11,12)が働き、所定量
だけ用紙Pを所定方向に搬送する(ST16)。搬送終
了する(ST17のYES)と、ソレノイド55はOF
Fされ、ギャップGは適正値に戻される(ST18)。
すなわち、ギャップ拡大機能と用紙搬送機能とを対とし
て実行しつつ印字する。
【0019】ここに、選択キー21を押下操作すれば、
用紙搬送要求がある(ST10のYES)場合、ギャッ
プ拡大強制禁止手段(11,12)が働きソレノイド5
5の駆動(ON)を阻止する。つまり、ギャップ拡大を
強制的に禁止する(ST12)。この強制禁止がなされ
ると、用紙強制搬送制御手段(11,12)がギャップ
Gが小さな適正値のままでも、用紙搬送モータ50Mを
強制的に回転駆動させ用紙を搬送させる(ST13,1
4)。したがって、用紙搬送負荷の増大や用紙の傾きが
多少生ずることがあったとしても、ソレノイド55のO
N−OFFを省略した時間短縮分だけ高速印字させるこ
とができる。
【0020】しかして、この実施例によれば、強制高速
送りモード選択手段(21)とギャップ拡大強制禁止制
御手段(11,12)と用紙強制搬送制御手段(11,
12)とを設け、用紙搬送要求と強制高速送りモードが
選択されていることを条件に、用紙厚さ、ギャップGの
適正値の大小に拘わらずギャップ拡大機能を強制的に禁
止しかつ用紙搬送を強行させる構成とされているので、
1枚だけを任意的に印字する場合や非常に薄い用紙を用
いる場合等において極めて高速な印字を実行させること
ができ、利用性を拡大できる。
【0021】また、強制高速送りモード選択手段は、選
択キー21から形成されこれを押下操作するだけでよい
から、取扱いが極めて簡単である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、強制高速送りモード選
択手段とギャップ拡大強制禁止制御手段と用紙強制搬送
制御手段とを設け、強制高速送りモードが選択されてい
ることを条件に、用紙厚さ、ギャップの適正値の大小に
拘わらずギャップ拡大機能を強制的に禁止しかつ用紙搬
送を強行させる構成とされているので、1枚だけを任意
的に印字する場合や薄い用紙に印字する場合等において
極めて高速な印字を実行させることができ、利用性が拡
大される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の制御部を示すブロック図であ
る。
【図2】同じく、機械的構成を示す正面図である。
【図3】同じく、平面図である。
【図4】同じく、側面図である。
【図5】同じく、ギャップGを説明するための図であ
る。
【図6】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】 1 フレーム 1H 縦溝 1P 印字面 1S 側壁面 10 制御部 11 CPU(ギャップ拡大強制禁止制御手段,用紙強
制搬送制御手段) 12 ROM(ギャップ拡大強制禁止制御手段,用紙強
制搬送制御手段) 13 RAM 20 操作パネル 21 選択キー(強制高速送りモード選択手段) 30 印字ヘッド駆動回路 30H 印字ヘッド 40 キャリア駆動回路 40M キャリアモータ 41 キャリアガイドシャフト 45 キャリア 46 突当板 50 用紙送り駆動回路 50M 用紙送りモータ 51 ローラシャフト 52 ローラ 55 ソレノイド 56 昇降バー G ギャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小坂 千宙 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京電 気株式会社大仁工場内 (72)発明者 高井 正憲 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京電 気株式会社大仁工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギャップ拡大機能と用紙搬送機能とを有
    し、印字面乃至用紙面と印字ヘッドとのギャップを拡大
    させたことを条件に用紙搬送を行いかつギャップを元に
    戻してから印字動作させるように形成されたプリンタに
    おいて、 強制高速送りモード選択手段と、強制高速送りモードが
    選択されていることおよび用紙搬送要求があることを条
    件に前記ギャップ拡大機能の実行を強制的に禁止するギ
    ャップ拡大強制禁止制御手段と、ギャップ拡大機能が強
    制的に実行禁止されている間に前記用紙搬送機能を強制
    的に実行させる用紙強制搬送制御手段と、を設けたこと
    を特徴とするプリンタ。
JP29024892A 1992-10-28 1992-10-28 プリンタ Expired - Lifetime JP2777029B2 (ja)

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JP2777029B2 JP2777029B2 (ja) 1998-07-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023153270A1 (ja) * 2022-02-09 2023-08-17 三菱電機株式会社 印字装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023153270A1 (ja) * 2022-02-09 2023-08-17 三菱電機株式会社 印字装置

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