JP2000355128A - プリンタ - Google Patents

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JP2000355128A
JP2000355128A JP17024999A JP17024999A JP2000355128A JP 2000355128 A JP2000355128 A JP 2000355128A JP 17024999 A JP17024999 A JP 17024999A JP 17024999 A JP17024999 A JP 17024999A JP 2000355128 A JP2000355128 A JP 2000355128A
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Yoshiharu Matsumoto
義治 松本
Hiroaki Hosomi
浩昭 細見
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリプリントしていない印字媒体(用紙)を
使用して、入場券などを高速に印字・発行できる汎用性
ある発券用プリンタを安価に提供する。 【解決手段】 第一の印字機構120と第二の印字機構
220との間に、第一の印字機構120により印字され
た用紙5をストックするストック部50を設ける。第一
の印字機構120は、あらかじめ設定されている入場券
の模様等の情報を印字し、印字された用紙5はストック
部50にストックされる。入場券発券時には、このスト
ックされた用紙5に、第二の印字機構220によってシ
リアルナンバー等の固有の情報を印字し、1枚の入場券
として発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クーポン券、入場
券、レシート等の印字発行に使用される発券用プリンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からクーポン券や入場券等の発券機
に使用されるプリンタには、大別して2種類のタイプが
ある。一つは、あらかじめ図形や模様等の共通の情報が
印刷された用紙(以下、プリプリント紙という。)を使
用し、発券の際にはシリアルナンバー等の固有の情報の
みを印字するタイプのプリンタである。他の一つは、印
刷されていない用紙を使用し、発券の際に共通情報と固
有情報の全ての情報を印字するタイプのプリンタであ
る。
【0003】前者のタイプのプリンタにおいては、発券
の際に印字する情報が少なくてすむので、印字速度の遅
い安価なプリンタを使用しても短時間のうちに印字が終
了し客を待たせることはない。その為、現在ではコンビ
ニエンスストア等に設置されるまでに普及している。
【0004】しかし、プリプリント紙を使用するため、
大量に使用される用途でなければ、その印刷費用がかさ
み用紙代が大変高いものになってしまうという問題があ
った。また、デザインの変更等によりプリプリント紙が
不要になればその用紙は廃却するしかなく費用と資源の
無駄が生じていた。このため、頻繁にデザインを変更す
る必要のある発券には不向きであり、汎用性が低いとい
う問題があった。
【0005】後者のタイプのプリンタにおいては、客を
待たせることなく高速に印字・発券するために、たとえ
ばカラーレーザープリンタ等の高速印字可能なプリンタ
を必要とし高価なものであった。高価なプリンタが設置
出来る場所は投資に見合った場所に限られてしまい、ど
こにでも容易に設置することができないという問題があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の課題を
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
クーポン券、入場券、レシートなどをプリプリント紙を
使用することなく高速に印字発行できる汎用性の高い発
券用プリンタを安価に提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のプリンタは、一の印刷媒体に印刷を行う複
数の印刷機構を備えたプリンタであって、予め定められ
た所定の情報を印刷媒体に印刷する第1の印刷機構と、
第1の印刷機構により印刷された印刷媒体を格納する格
納部と、外部からの印刷指令に基づいて格納部に格納さ
れた印刷媒体に印刷を行う第2の印刷機構とを有するこ
とを特徴とする。
【0008】本発明により、プリプリントされていない
印字媒体(用紙)を使用して、クーポン券などを高速に
印字・発行できる発券用プリンタを安価に提供すること
ができる。
【0009】この場合において、格納部に格納された印
刷媒体の格納状態を検出する検出手段を有し、第1の印
刷機構は、検出手段の結果に基づいて、格納された印刷
媒体が所定量ない場合に印刷を行うことを特徴とする。
さらに、第2の印刷機構は、検出手段の結果に基づい
て、格納された印刷媒体が所定量ある場合に印刷を行う
ことを特徴とする。これにより、簡素で信頼性の高いス
トック手段を提供することができる。
【0010】また、第1の印刷機構は、印刷媒体の所定
の位置に印刷位置を示すマーカを印刷し、第2の印刷機
構は、マーカを検出するマーカ検出手段の結果に基づい
て印刷を行うことを特徴とする。これにより、一方の印
字手段による印字と他方の印字手段による印字とのズレ
をなくし、良好な印字結果を提供することができる。
【0011】また、第1の印刷機構の印刷速度は、第2
の印刷機構の印刷速度より速いことを特徴とする。これ
により、安価な印刷機構の使用が可能で、プリプリント
していない印字媒体(用紙)に、クーポン券などを高速
に印字・発行できる発券用プリンタを安価に提供するこ
とができる。
【0012】また、第1の印刷機構はラインサーマルヘ
ッドを有し、第2の印刷機構はインクジェットヘッドを
有する構成とすることもできるし、第1の印刷機構は複
数色印刷可能なインクジェットヘッドを有し、第2の印
刷機構は単色印刷可能なインクジェットヘッドを有する
構成とすることもできる。これにより、安価な印字手段
が使用でき、プリプリントしていない印字媒体(用紙)
に、クーポン券などを高速に印字・発行できる発券用プ
リンタを安価に提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第一の実施形態
におけるプリンタの断面図である。図1に示すプリンタ
は、印字媒体にロール紙を使用し、2つの印字機構で印
字を行う機能を有したプリンタである。1は本体ケー
ス、2はカバーケース、3はロール紙であり、ロール紙
3は、本体ケース1に一体構成されたロール紙設置部4
に設置される。5はロール紙3から出された用紙であ
る。なお、ロール紙3はプリプリント紙ではない。
【0014】120は第一の印字機構、220は第二の
印字機構で、各々が用紙5に印字を行う。第一の印字機
構120は、模様や柄及びあらかじめ決められた内容等
を印字し、第二の印字機構220は、個別情報等を印字
する。
【0015】50はストック部で、第一の印字機構12
0と第二の印字機構220との間に配置され、第一の印
字機構120で印字された用紙5をストックする機能を
有する。
【0016】60は用紙カッターで、第二の印字機構2
20に連動して、用紙3を必要な長さに自動的に切断す
る。
【0017】以下、各部の詳細について説明する。
【0018】最初に、第一の印字機構120の構造につ
いて説明する。121は印字ヘッドで、キャリッジ12
2に固定されている。125はプラテンで、用紙5に印
字するために印字ヘッド121に対向設置された用紙5
を受ける板である。本例の印字ヘッド121はインクジ
ェットタイプのヘッドであり、内部に複数色のインクを
蓄えたインクタンクを備えカラー印字が可能である。1
23はキャリッジガイド軸、124はキャリッジサブガ
イド軸で各々本体ケース1に固着され、キャリッジ12
2を保持、ガイドする部材である。129はタイミング
ベルトで、用紙5の幅方向の両端に設置されたプーリー
(図示せず)に掛けられ、その一部にキャリッジ122
が固着されている。不図示のステップモータにより、上
記プーリーを回転させタイミングベルト129を動か
す。これにより、タイミングベルト129に固着された
キャリッジ122は、キャリッジガイド軸123上を移
動し、必要位置で印字ヘッド121を駆動することによ
り用紙5の幅方向に印字が行われる。
【0019】128は紙送りモータ、127は紙送りロ
ーラA、126は紙押さえローラAである。紙押さえロ
ーラA126は、紙送りローラA127に用紙5を夾ん
で押圧している。紙送りモータ128の回転により紙送
りローラA127が回転し、用紙5を所定量送ることが
出来る。
【0020】以上の説明の如く第一の印字機構120
は、キャリッジ122を用紙5の幅方向に送りながら印
字ヘッド121を駆動し、用紙の幅方向に印字を行うも
のである。そして、紙送りローラA127により所定量
の紙送りを行い、1行分の印字を終了する。これらの動
作を繰り返すことにより所望の印字結果を得ることがで
きる。
【0021】また、37はサブ紙送りローラ、36はサ
ブ紙押さえローラで、前記紙送りの補助と、用紙5をプ
ラテン125に安定設置させるものである。サブ紙送り
ローラ37とサブ紙押さえローラ36は、用紙5を夾ん
で押圧しているが、その押圧力は前記紙送りローラA1
27と紙押さえローラA126の押圧力より低く設定さ
れている。サブ紙送りローラ37は、紙送りモータ12
8により回転駆動される。
【0022】第二の印字機構220は、第一の印字機構
120と基本的に同様の構造であるので、第一の印字機
構120と異なる個所のみ説明する。227は紙送りロ
ーラB、226は紙押さえローラBで、第一の印字機構
120の紙送りローラA127及び紙押さえローラA1
26と同様の働きをするが、印字ヘッド225に対して
紙送り方向の手前(上流側)に位置し紙送りを行う。印
字ヘッド221は、単色のみのインクを蓄えたインクジ
ェットヘッドである。231は印字位置検出センサーで
あって、本例では反射型のフォトセンサーにより実現さ
れ第一の印字機構120にて用紙5に印字されたマーカ
81(図3参照)を検出する。第二の印字機構220
は、マーカ81が検出された位置から所定量の紙送りを
行い、第一の印字機構120で印字された模様等に対し
て位置ズレが生じないよう適切な位置に印字を行う。
【0023】次に、用紙カッター60について説明す
る。61は固定刃、62は可動刃で、各々その先端に用
紙5の幅方向に刃が構成されている。可動刃62は、モ
ータなどの動力(図示せず)を受け上下(紙送り方向に
対して略直交方向)に動く。第二の印字機構220にて
印字が終了し所定量の紙送りが行われた後用紙5は切断
される。
【0024】次に、ストック手段50について説明す
る。51は用紙ホルダーで、所定の範囲H間を移動する
ことができる。また、用紙ホルダー51は、常時、上方
向に動こうとするわずかな力Pが加えられる構造を備え
(図示せず)、用紙5の裏面(印字面と異なる面)に接
し用紙5を押し上げている。本例のストック手段50
は、第一の印字機構120により印字された用紙5が折
れ曲がるのを防ぎ、美しい状態で用紙5をストックでき
る。用紙ホルダー51に常時加えられる力Pは、紙送り
ローラA127と紙押さえローラA126の押し圧によ
り用紙5を保持する保持力よりも小さく設定されてい
る。同様に、紙送りローラB227と紙押さえローラB
226の押し圧により用紙5を保持する保持力よりも小
さく設定されている。すなわち、第一の印字機構120
及び第二の印字機構220による紙送りに悪影響を及ぼ
すことの無い設定となっている。
【0025】55は上位置検知センサー、56は下位置
検知センサーで、用紙ホルダー51の位置を検出する目
的で設置されており、本例では反射型フォトセンサーを
使用している。上位置検知センサー55は、用紙ホルダ
ー51の動作範囲Hの上限近くに設置され、第一の印字
機構110で印字された用紙5のストックがほぼ満杯で
ある状態を検知する。下位置検知センサー56は用紙ホ
ルダー51の動作範囲Hの下限近くに設置され、第一の
印字機構110で印字された用紙5のストックがほぼ無
い状態を検知する。上位置検知センサー55及び下位置
検知センサー56は、本体ケース1に固定されている。
【0026】図2は、用紙5のストックが無い状態を示
す断面図であって、用紙ホルダー51が動作範囲Hの下
限にある状態を示してある。 図3は、本発明のプリン
タにより入場券が印字される経過を示した図である。図
3において、(A)は印字される前の用紙5の状態、
(B)は第一の印字機構120によって印字された一枚
の入場券の状態(以下、1回の印字処理を1トランザク
ションと記す。)、(C)は第二の印字機構220によ
って印字された1トランザクションの状態を示す。
(B)に示す印字内容はあらかじめ設定されプリンタが
有するフラッシュROMやRAM等のメモリに格納され
たものであり、(C)に示す印字内容は発行時に入力あ
るいは設定されるものである。(B)及び(C)の印刷
を終えて、1枚の入場券として発行される。
【0027】以下、図1乃至図3に基づき、入場券が印
字発行される状況を踏まえて本発明のプリンタの動作に
ついて説明する。
【0028】図2に示す用紙5のストックがない状態で
プリンタの電源が投入されると、第一の印字機構120
により図3(B)に示すトランザクションの印字を自動
的に行う。印字された用紙5は順次紙送りされてストッ
ク部50に入り、用紙ホルダー51により上部へ押し上
げられストックされる。このあらかじめ設定された内容
の印字(B)は、ある期間発行する入場券全てについて
同様に行われる。また第一の印字機構120は、上位置
検知センサー55が用紙ホルダー51を検知するまで、
図3(B)に示した印字を繰り返し行う。このように、
第一の印字機構120による用紙5への印字は、上位置
検知センサー55が用紙ホルダー51を検知するまで自
動的に繰り返し行なわれ、用紙ホルダー51を検知する
と印字を停止する。
【0029】入場券等を発行する場合には、使用者はキ
ーボードやスイッチ(図示せず)の操作等により印字さ
せたい内容の入力と印字命令を送り、プリンタは第二の
印字機構220により当該内容の印字を行い図3(C)
に示す印字結果が得られる。この処理は、印字手段一つ
で構成されプリプリント紙を用いて発券する従来のプリ
ンタと同様である。その後、用紙5を所定量紙送りし、
用紙カッター60により用紙5を切断して入場券が発行
され、一連の処理は終了する。そして、使用者は、発行
された入場券を受け取ることが出来る。
【0030】なお、下位置検知センサー56によりスト
ックがあまりない状態が検知されると、第二の印字機構
220は、動作命令があっても動作せず、当該動作命令
をRAMなどのメモリに格納しておく。そして、下位置
検知センサー56による上記検知が解除されると、第二
の印字機構220はメモリに格納された動作命令にした
がって、自動的に印字を行う。
【0031】また本実施形態では、第二の印字機構22
0の印字速度を、第一の印字機構120の印字速度より
速くしている。本発明においては、第二の印字機構22
0による印字速度が速いほど素早い発券が可能となる。
上記入場券発行の例に示した如く、一般的な各種入場券
等においては、発券時に印字すべき個別の情報は日時、
会場、座席等の限られた情報でありその情報量はさほど
多くない。その為、第二の印字機構220による印字は
できるだけ少なく設定することができる。本例で第二の
印字機構220に単色印字ヘッドを採用したのは、前記
のような個別情報の印字には単色印字でも十分であり、
また高速に印字し発券するためである。
【0032】一方、第一の印字機構120による模様等
の印字は、空き時間等のストック出来る時にいつでも印
字をしてストックできるため、高速印字は必要としな
い。また、模様等はそのデザイン上多色刷の方がふさわ
しい。このため本例では、第一の印字機構120にカラ
ー印字可能な印字ヘッドを採用している。
【0033】このように本例のプリンタは、一般に入場
券等において望まれる、模様等の内容はカラーで、シリ
アルナンバー等の固有情報は黒色等の単色で印字した
い、という要望を満たすべく構成されている。また、入
場券等の印字において多くを占める模様等の共通の内容
は、第一の印字機構120によりあらかじめ印字させ、
個別情報等の必要最小限の内容のみを第二の印字機構2
20により印字する様に構成したので、入場券等を高速
に発券することができる。
【0034】本発明においての、上記第二の印字機構2
20の停止方法、すなわち、発券までの1処理(1トラ
ンザクション)を終了させて停止するのか、それとも即
座に停止するのかについては言及しない。同様に、第一
の印字機構120での印字停止時期についても言及しな
い。発券までの1トランザクションを終了させて停止す
る場合、ストック部50の上位置検知センサー55及び
下位置検知センサー56が検知する位置より、1トラン
ザクション分余裕のストックがもてる設定を行えばよ
い。
【0035】また、本発明において、第二の印字機構2
20が動作しているときは、第一の印字機構120を動
作させるか否かについては言及しない。第二の印字機構
220が動作しているときにも、第一の印字機構120
は動作できる構成とした場合、動作できない構成とする
場合に比して、制御回路及び駆動回路の分はコストアッ
プとなる。このため、ストック可能な量、発券頻度、第
一の印字機構120と第二の印字機構220との印字ス
ピード差、製品価格等を合わせ、使用者が決定すればよ
い。
【0036】図4に、本発明の第二のの実施形態を示
す。本例は第一の実施形態のプリンタと比して第二の印
字機構及びストック機構の点で相異する。すなわち、第
二の印字機構320は、安価で且つ高速印字可能なライ
ンサーマルタイプの印字ヘッドを採用している。そし
て、第一の印字機構120で印刷された用紙5は、第一
の印字機構120と第二の印字機構320との間に設け
られた隙間にストックされる。このストックの管理はプ
リンタに内蔵されたCPU等からなる制御部(図示せ
ず)により行われる。
【0037】第二の印字機構320は、ラインサーマル
ヘッド321、ヘッド押圧バネ322、表面がゴムでで
きたプラテン323で構成される。
【0038】ラインサーマルヘッド321は、ヘッド押
圧バネ322により用紙5を夾んでプラテンに押しつけ
られている。紙送りは、プラテン323が回転すること
により行われる。324は下紙案内で、プラテン323
を保持している。325は上紙案内で、ラインサーマル
ヘッド321、ヘッド押圧バネ322、印字位置検出手
段231を保持している。また下紙案内324及び上紙
案内325は、用紙5の紙案内機能を有し、本体ケース
1に固着されている。
【0039】次に、ストック手段について説明する。5
8は用紙5がストックされる隙間で、第1の実施形態で
示した、用紙ホルダー51、上位置検知センサー55、
及び下位置検知センサー56は無い。第一の印字機構1
20で印字したトランザクション枚数のストック管理
は、制御部により行われ、制御部が有するレジスタ等に
ストック可能な最大枚数のトランザクション数を設定し
てある。第一の印字機構120は、制御部により制御さ
れてトランザクションの印字を最大枚数になるまで繰り
返し実施する。また、発券が行われると、ストックされ
たトランザクション枚数が当該発券枚数分だけ減るが、
制御部は常にストックされているトランザクション枚数
を計算する機能を有している。その為、第一の印字機構
120により、常に、設定された最大枚数までトランザ
クション印字が自動的に行われる。また、ストックされ
ているトランザクション枚数は、電源が切れてもその値
が失われないよう不揮発性メモリ等に記憶される。
【0040】以上、本発明の実施形態を図面に沿って説
明したが、本発明は前記実施形態において示された事項
に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の
記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更
・応用を行うことができる範囲が含まれる。本発明実施
例について以上に述べたとおりであるが、本発明は印字
手段を規定するものではない。また、ストック手段につ
いても、本発明の目的が達成されるものであれば、どん
なストック手段でもかまわない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリプリントしていない印字媒体を使用して、クーポン
券などを高速に印字、発行できる汎用性ある発券用プリ
ンタを、安価に提供することができる。コンビニエンス
ストアなどの店舗窓口に容易に設置でき、また、様々な
種類のクーポン券、入場券等を同じ発券用プリンタで容
易に発行することができる。
【0042】また、第一の印字機構をカラーインクジェ
ットタイプとすることにより、絵や模様の印刷が可能と
なりてプリプリントされた用紙を使用した発券とほぼ同
様の印刷品質が得られる。
【0043】さらに、第1と第2のの印字機構を同じタ
イプとすることにより、サービス及びメンテナンス性も
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態であるプリンタの断面
図。
【図2】図1に示すプリンタにおいて、印字された用紙
5のストックが無い状態を示す断面図。
【図3】本発明のプリンタにより入場券が印刷される過
程を示す印刷状態図。
【図4】本発明の第二の実施形態であるプリンタの断面
図。
【符号の説明】
1:本体ケース 5:用紙 50:ストック手段 51:用紙ホルダー 55:上位置検知センサー 56:下位置検知センサー 120:第一の印字機構 220:第二の印字機構 231:印字位置検出センサー 320:第二の印字機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C055 KK00 KK03 KK05 KK06 KK10 KK11 KK15 3E042 BA07 CE04 9A001 BB06 JJ35

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の印刷媒体に印刷を行う複数の印刷機
    構を備えたプリンタであって、 予め定められた所定の情報を前記印刷媒体に印刷する第
    1の印刷機構と、 前記第1の印刷機構により印刷された前記印刷媒体を格
    納する格納部と、 外部からの印刷指令に基づいて前記格納部に格納された
    印刷媒体に印刷を行う第2の印刷機構とを有することを
    特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリンタにおいて、 前記格納部に格納された印刷媒体の格納状態を検出する
    検出手段を有し、 前記第1の印刷機構は、前記検出手段の結果に基づい
    て、格納された前記印刷媒体が所定量ない場合に印刷を
    行うことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプリンタにおいて、 前記第2の印刷機構は、前記検出手段の結果に基づい
    て、格納された前記印刷媒体が所定量ある場合に印刷を
    行うことを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載のプリンタにおい
    て、 前記第1の印刷機構は、前記印刷媒体の所定の位置に印
    刷位置を示すマーカを印刷し、 前記第2の印刷機構は、前記マーカを検出するマーカ検
    出手段の結果に基づいて印刷を行うことを特徴とするプ
    リンタ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載のプリンタにおい
    て、 前記第1の印刷機構の印刷速度は、前記第2の印刷機構
    の印刷速度より速いことを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4記載のプリンタにおい
    て、 前記第1の印刷機構はラインサーマルヘッドを有し、前
    記第2の印刷機構はインクジェットヘッドを有すること
    を特徴とするプリンタ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4記載のプリンタにおい
    て、 前記第1の印刷機構は複数色印刷可能なインクジェット
    ヘッドを有し、 前記第2の印刷機構は単色印刷可能なインクジェットヘ
    ッドを有することを特徴とするプリンタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7059793B2 (en) 2003-02-05 2006-06-13 Fujitsu Component Limited Printer and cutter
JP2015075900A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 株式会社寺岡精工 チェックアウト端末装置

Cited By (2)

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