JPH0613469U - 釣 竿 - Google Patents

釣 竿

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Publication number
JPH0613469U
JPH0613469U JP5864292U JP5864292U JPH0613469U JP H0613469 U JPH0613469 U JP H0613469U JP 5864292 U JP5864292 U JP 5864292U JP 5864292 U JP5864292 U JP 5864292U JP H0613469 U JPH0613469 U JP H0613469U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fishing rod
coating
outer peripheral
peripheral surface
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5864292U
Other languages
English (en)
Inventor
久 戸沢
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイワ精工株式会社 filed Critical ダイワ精工株式会社
Priority to JP5864292U priority Critical patent/JPH0613469U/ja
Publication of JPH0613469U publication Critical patent/JPH0613469U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 釣竿の外周面から容易に剥離しないと共に、
釣竿を操作する手に引っ掛ったり、把持した時に違和感
を抱くことのない滑り止め等の被膜を形成した釣竿の提
供を目的とする。 【構成】 竿管又は竿管に固定する部品12Dの外周面
の一部に滑り止め等の被膜16を形成した釣竿であっ
て、前記被膜16の周縁16Aに沿って前記外周面上に
溝20を形成し、前記被膜16の周縁16Aが前記溝2
0に収まっているよう構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は滑り止め被膜やデザイン模様の被膜を形成した釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から釣竿の外周面にデザイン模様を施したり、又、握部に滑り止めを施す ことがあり、この場合、塗装によったり、又、転写やスクリーン印刷等によって 被膜を形成している。例えば、本出願人による実公昭63−29421号公報に は釣竿の外周面に凹凸を持った滑り止め樹脂被膜を形成した握部が開示されてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、竿管や竿管に固定する部品の外周面の一部に被膜を形成すると、 その周縁は竿管等に対して膜厚分の段差を有することとなる。こうした段差部が 存在すると、該段差部に釣り場の岩の表面が当たったり、その他の物が当たった りすることが多く、このためその段差部から剥離し易い。また、手の掌や指が引 っ掛り、把持した時に違和感を感じる。
【0004】 依って本考案は、釣竿の外周面から容易に剥離しないと共に、釣竿を操作する 手に引っ掛ったり、把持した時に違和感を抱くことのない滑り止め等の被膜を形 成した釣竿の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的に鑑みて本考案は、竿管又は竿管に固定する部品の外周面の一部に滑 り止め等の被膜を形成した釣竿であって、前記被膜の周縁に沿って前記外周面上 に溝を形成し、前記被膜の周縁が前記溝に収まっていることを特徴とする釣竿を 提供する。
【0006】
【作用】
被膜の周縁を溝に収めているため、竿管等の外周面と被膜との間の段差が緩和 され、引っ掛りが生じないと共に、手に感ずる違和感が小さくなる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を添付図面に示す実施例に基づいて更に詳細に説明する。 図2は本考案に係る釣竿の上面図であり、図3はその側面図である。また、図 1は図2の矢視線A−Aによる断面拡大図である。これらを参照すると、竿管1 0にはリールシート12が装備されており、このリールシート12はリールシー ト本体12Dと、その前後に固定フード12Aと移動フード12Bとが取り付け られている。移動フード12Bはナット部材12Cによって前後に移動、固定さ れる。また、上記リールシート12の前部には前握部15が、後部には後ろ握部 14がそれぞれ形成されている。
【0008】 この実施例では、リールシート12のリールシート本体12Dの上面と、後ろ 握部14の上面にそれぞれ滑り止め被膜16,18を形成している。この前者の 滑り止め被膜16の周縁16Aを、リールシート本体12Dの外周面上に形成し た溝20に収めるように形成している(図1)。後ろ握部14の滑り止め被膜1 8に関しても同様に、その周縁18Aを後ろ握部14の外周面上に形成した溝2 2に収めるように形成している。
【0009】 このため、各滑り止め被膜16,18の周縁16A,18Aに釣竿操作してい る手が接触することはなく、従って、各周縁から各滑り止め被膜が剥離を生ずる 可能性が小さいと共に、把持した手にとっても違和感が軽減される。
【0010】 本実施例に係る釣竿では図3に釣竿の上下を示すように、スピニングリールを 釣竿の下面側に装着する場合を想定しているが、この釣竿を上下逆にし、両軸リ ールが釣竿の上面側にくるように釣竿を使用する場合においても同様に滑り止め 被膜16,18は有効であり、この場合にもその周縁16A,18Aが溝20, 22に収まっているために各被膜が剥離から保護されると共に、手にとっても違 和感が軽減される。 また、上記各滑り止め被膜には、これらの被膜とリールシート本体12Dや後 ろ握部14に亘って保護層をコーティングしてもよい。
【0011】 以上では本考案の例として滑り止め被膜について説明しているが、本考案はこ れに限らず、デザイン模様の被膜等であっても適用される。即ち、竿管10の外 周面の一部か、あるいは竿管10に取り付けられる部品(リールシート等)の外 周面の一部に数十ミクロン以上の厚さの被膜を形成する場合には、その周縁を溝 の中に収める本考案を適用することが効果的である。
【0012】 また、上記滑り止め被膜の形成方法につき説明する。まず、所定の形状に溝を 形成しているリールシート本体12Dや後ろ握部14に下地塗装する。次にこの 部分への接着力を高めるためにスコッチ研磨し、溝に沿って周囲をマスキングす る。この後ウレタン系樹脂材に着色樹脂ビーズを混合したものをガン吹き塗装し て、80℃から100℃で60分から120分間乾燥した後、最後にマスキング を剥ぐのである。
【0013】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案によれば、各種被膜の周縁が溝に収容さ れているため、石やその他の物体がこの周縁に接触することを防止できて、被膜 が釣竿の外周面から容易に剥離しないと共に、被膜周縁部の段差が溝部で緩和さ れ、釣竿を操作する手の引っ掛りや把持した手の違和感を軽減させることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は図2の矢視線A−Aによる横断面拡大図
である。
【図2】図2は本考案に係る釣竿の上面図である。
【図3】図3は図2の釣竿の側面図である。
【符号の説明】 10 竿管 12 リールシート 12A 固定フード 12B 移動フード 12C ナット部材 12D リールシート本体 14 後ろ握部 16 滑り止め被膜 16A 滑り止め被膜の周縁 18 滑り止め被膜 18A 滑り止め被膜の周縁 20,22 溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竿管又は竿管に固定する部品の外周面の
    一部に滑り止め等の被膜を形成した釣竿であって、 前記被膜の周縁に沿って前記外周面上に溝を形成し、前
    記被膜の周縁が前記溝に収まっていることを特徴とする
    釣竿。
JP5864292U 1992-07-29 1992-07-29 釣 竿 Pending JPH0613469U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5864292U JPH0613469U (ja) 1992-07-29 1992-07-29 釣 竿

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5864292U JPH0613469U (ja) 1992-07-29 1992-07-29 釣 竿

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Publication Number Publication Date
JPH0613469U true JPH0613469U (ja) 1994-02-22

Family

ID=13090239

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5864292U Pending JPH0613469U (ja) 1992-07-29 1992-07-29 釣 竿

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006204156A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Daiwa Seiko Inc 釣竿
JP2010161963A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Shimano Inc 釣り竿

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62100474A (ja) * 1985-10-24 1987-05-09 株式会社デンソー 高絶縁性高アルミナ質磁器組成物の製造方法

Patent Citations (1)

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