JPH06134557A - 溶融金属収容容器用スライディングノズル - Google Patents
溶融金属収容容器用スライディングノズルInfo
- Publication number
- JPH06134557A JPH06134557A JP4309706A JP30970692A JPH06134557A JP H06134557 A JPH06134557 A JP H06134557A JP 4309706 A JP4309706 A JP 4309706A JP 30970692 A JP30970692 A JP 30970692A JP H06134557 A JPH06134557 A JP H06134557A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- sliding
- plate
- refractory
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/14—Closures
- B22D41/22—Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
- B22D41/24—Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings characterised by a rectilinearly movable plate
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シール性に優れ、取付けの際の破損を防止で
き、しかも、容易に組み立てられる。 【構成】 溶融金属収容容器27の底壁28に垂直に取り付
けられる上部ノズル22と、上部ノズル22の下端に水平に
固定される、貫通孔23A を有する固定板23と、固定板23
と間隔をあけて垂直に固定される下部ノズル24と、固定
板23の下面および下部ノズル24の上面に沿って水平に往
復移動可能な、貫通孔25A を有する摺動板25と、摺動板
25を水平に往復移動させるための駆動手段26とからな
る。下部ノズル24は、ノズル本体30とノズル本体30の上
端外周部に着脱自在に嵌め込まれる金属製の枠31とから
なる。
き、しかも、容易に組み立てられる。 【構成】 溶融金属収容容器27の底壁28に垂直に取り付
けられる上部ノズル22と、上部ノズル22の下端に水平に
固定される、貫通孔23A を有する固定板23と、固定板23
と間隔をあけて垂直に固定される下部ノズル24と、固定
板23の下面および下部ノズル24の上面に沿って水平に往
復移動可能な、貫通孔25A を有する摺動板25と、摺動板
25を水平に往復移動させるための駆動手段26とからな
る。下部ノズル24は、ノズル本体30とノズル本体30の上
端外周部に着脱自在に嵌め込まれる金属製の枠31とから
なる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、溶融金属収容容器用
スライディングノズル、特に、溶融金属に対するシール
性（以下、単にシール性という）に優れた溶融金属収容
容器用スライディングノズルに関するものである。
スライディングノズル、特に、溶融金属に対するシール
性（以下、単にシール性という）に優れた溶融金属収容
容器用スライディングノズルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、溶鋼の連続鋳造は、次のように
して行われる。即ち、取鍋からタンディッシュ内に受け
入れられた溶鋼は、タンディッシュの底壁に取り付けら
れたスライディングノズルおよびこのスライディングノ
ズルの下端に垂直に取り付けられた浸漬ノズルを通っ
て、浸漬ノズルの下方に配置された鋳型内に注入して、
鋳片を形成し、そして、かくして形成された鋳片を一本
の長い鋳片として、鋳型から連続的に引き抜く。
して行われる。即ち、取鍋からタンディッシュ内に受け
入れられた溶鋼は、タンディッシュの底壁に取り付けら
れたスライディングノズルおよびこのスライディングノ
ズルの下端に垂直に取り付けられた浸漬ノズルを通っ
て、浸漬ノズルの下方に配置された鋳型内に注入して、
鋳片を形成し、そして、かくして形成された鋳片を一本
の長い鋳片として、鋳型から連続的に引き抜く。
【０００３】従来の溶融金属（以下、溶鋼を例に挙げて
説明する）収容容器用スライディングノズルを図面を参
照しながら説明する。
説明する）収容容器用スライディングノズルを図面を参
照しながら説明する。
【０００４】図５は、タンディッシュの底壁に取り付け
られた、従来のスライディングノズルＡを示す断面図で
ある。
られた、従来のスライディングノズルＡを示す断面図で
ある。
【０００５】図５に示すように、従来のスライディング
ノズルＡは、耐火物製上部ノズル１、耐火物製上部固定
板２、耐火物製下部固定板３、耐火物製摺動板４、摺動
板４のための駆動手段５、および、耐火物製コレクター
ノズル６からなっている。
ノズルＡは、耐火物製上部ノズル１、耐火物製上部固定
板２、耐火物製下部固定板３、耐火物製摺動板４、摺動
板４のための駆動手段５、および、耐火物製コレクター
ノズル６からなっている。
【０００６】内孔1Aを有する上部ノズル１は、溶鋼収容
容器用としてのタンディッシュ７の底壁８に設けられた
ノズル受けレンガ９の開口9A内に垂直に挿入されてい
る。
容器用としてのタンディッシュ７の底壁８に設けられた
ノズル受けレンガ９の開口9A内に垂直に挿入されてい
る。
【０００７】貫通孔2Aを有する上部固定板２は、上部ノ
ズル１の下端に水平に固定されている。上部固定板２の
貫通孔2Aと上部ノズル１の内孔1Aとは互いに整合してい
る。
ズル１の下端に水平に固定されている。上部固定板２の
貫通孔2Aと上部ノズル１の内孔1Aとは互いに整合してい
る。
【０００８】貫通孔3Aを有する下部固定板３は、上部固
定板２と間隔をあけて水平に固定されている。下部固定
板３の貫通孔3Aと上部固定板２の貫通孔2Aとは互いに整
合している。下部固定板３は、面荒れ等が発生しにく
い、低カーボンの高Al2O3 質耐火物からなっている。
定板２と間隔をあけて水平に固定されている。下部固定
板３の貫通孔3Aと上部固定板２の貫通孔2Aとは互いに整
合している。下部固定板３は、面荒れ等が発生しにく
い、低カーボンの高Al2O3 質耐火物からなっている。
【０００９】貫通孔4Aを有する摺動板４は、上部固定板
２と下部固定板３との間に設けられている。摺動板４
は、上部固定板２の下面および下部固定板３の上面に沿
って、油圧シリンダ等からなる駆動手段５によって水平
に往復移動可能である。摺動板４を摺動させることによ
って、上部固定板２の貫通孔2Aの開度が調整され、もっ
て、タンディッシュ７から流出する溶鋼の流量が制御さ
れる。
２と下部固定板３との間に設けられている。摺動板４
は、上部固定板２の下面および下部固定板３の上面に沿
って、油圧シリンダ等からなる駆動手段５によって水平
に往復移動可能である。摺動板４を摺動させることによ
って、上部固定板２の貫通孔2Aの開度が調整され、もっ
て、タンディッシュ７から流出する溶鋼の流量が制御さ
れる。
【００１０】内孔6Aを有するコレクターノズル６は、下
部固定板３の下面に垂直に固定されている。コレクター
ノズル６の内孔6Aと下部固定板３の貫通孔3Aとは互いに
整合している。コレクターノズル６は、上部固定板２の
貫通孔2Aの開度を調整することによって流量制御された
溶鋼の流れを整流する機能を有している。従って、コレ
クターノズル６は、溶鋼の偏流によって溶損しやいの
で、耐溶損性および耐スポーリング性に優れた、低カー
ボンのAl2O3-SiO2系耐火物によって作られている。
部固定板３の下面に垂直に固定されている。コレクター
ノズル６の内孔6Aと下部固定板３の貫通孔3Aとは互いに
整合している。コレクターノズル６は、上部固定板２の
貫通孔2Aの開度を調整することによって流量制御された
溶鋼の流れを整流する機能を有している。従って、コレ
クターノズル６は、溶鋼の偏流によって溶損しやいの
で、耐溶損性および耐スポーリング性に優れた、低カー
ボンのAl2O3-SiO2系耐火物によって作られている。
【００１１】上述したスライディングノズルＡに接合さ
れる、貫通孔10A を有する浸漬ノズル10は、コレクター
ノズル６の下端に垂直に固定されている。浸漬ノズル10
の貫通孔10A とコレクターノズル６の内孔6Aとは互いに
整合している。浸漬ノズル10は、溶鋼中に浸漬されるた
めに、溶鋼に対する耐食性に優れているAl2O3-SiO2-C系
耐火物によって作られている。
れる、貫通孔10A を有する浸漬ノズル10は、コレクター
ノズル６の下端に垂直に固定されている。浸漬ノズル10
の貫通孔10A とコレクターノズル６の内孔6Aとは互いに
整合している。浸漬ノズル10は、溶鋼中に浸漬されるた
めに、溶鋼に対する耐食性に優れているAl2O3-SiO2-C系
耐火物によって作られている。
【００１２】下部固定板３、コレクターノズル６および
浸漬ノズル10は、第１固定手段11によってそれぞれ次の
ようにして互いに固定されている。即ち、第１固定手段
11は、下部固定板３およびコレクターノズル６の外面を
一体的に覆う鉄皮12、下部固定板３の下面の鉄皮12に垂
直に固定された長尺ボルト13、浸漬ノズル10のフランジ
10B 下面に当てがわれたリング状のホルダー14からなっ
ている。ホルダー14を貫通するボルト13の下端部にナッ
ト15を嵌め、ナット15を締め付けることによって浸漬ノ
ズル10は、コレクターノズル６を介して下部固定板３の
下面に垂直に固定される。
浸漬ノズル10は、第１固定手段11によってそれぞれ次の
ようにして互いに固定されている。即ち、第１固定手段
11は、下部固定板３およびコレクターノズル６の外面を
一体的に覆う鉄皮12、下部固定板３の下面の鉄皮12に垂
直に固定された長尺ボルト13、浸漬ノズル10のフランジ
10B 下面に当てがわれたリング状のホルダー14からなっ
ている。ホルダー14を貫通するボルト13の下端部にナッ
ト15を嵌め、ナット15を締め付けることによって浸漬ノ
ズル10は、コレクターノズル６を介して下部固定板３の
下面に垂直に固定される。
【００１３】下部固定板３は、第２固定手段16によって
次のようにして、摺動板４の下面に不動に押し付けられ
ている。即ち、第２固定手段16は、タンディッシュ７の
底壁に固定された金物17、金物17の下面にボルト18によ
ってルーズに取り付けられたアーム19、金物17内に設け
られた、スプリング20によって垂直に押し下げられるピ
ン21からなっている。ピン21によってアーム19の一方端
を押し下げられると、アーム19の他方端は、ボルト18を
支点として、上方に押し上げられて下部固定板３の下面
を押圧する。これによって、下部固定板３は、コレクタ
ーノズル６および浸漬ノズル10とともに、摺動板４の下
面に不動に押し付けられる。
次のようにして、摺動板４の下面に不動に押し付けられ
ている。即ち、第２固定手段16は、タンディッシュ７の
底壁に固定された金物17、金物17の下面にボルト18によ
ってルーズに取り付けられたアーム19、金物17内に設け
られた、スプリング20によって垂直に押し下げられるピ
ン21からなっている。ピン21によってアーム19の一方端
を押し下げられると、アーム19の他方端は、ボルト18を
支点として、上方に押し上げられて下部固定板３の下面
を押圧する。これによって、下部固定板３は、コレクタ
ーノズル６および浸漬ノズル10とともに、摺動板４の下
面に不動に押し付けられる。
【００１４】上述した、従来のスライディングノズルＡ
によれば、駆動手段５を作動させて、上部固定板２の下
面および下部固定板３の上面に沿って、摺動板４を水平
方向に摺動させ、もって、上部固定板２の貫通孔2Aの開
度を調整することによって、タンディッシュ７からスラ
イディングノズルＡおよび浸漬ノズル10を通って鋳型
（図示せず）内に注入される溶鋼の流量を制御すること
ができる。
によれば、駆動手段５を作動させて、上部固定板２の下
面および下部固定板３の上面に沿って、摺動板４を水平
方向に摺動させ、もって、上部固定板２の貫通孔2Aの開
度を調整することによって、タンディッシュ７からスラ
イディングノズルＡおよび浸漬ノズル10を通って鋳型
（図示せず）内に注入される溶鋼の流量を制御すること
ができる。
【００１５】上部固定板２の貫通孔2Aの開度を調整する
ことによって流量制御された溶鋼は、コレクターノズル
６を通ることによって整流され、次いで、溶鋼は、浸漬
ノズル10を通ることによって鋳型内に注入される。
ことによって流量制御された溶鋼は、コレクターノズル
６を通ることによって整流され、次いで、溶鋼は、浸漬
ノズル10を通ることによって鋳型内に注入される。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスライディングノズルＡは、以下のような問題
を有している。 下部固定板３、コレクターノズル６および浸漬ノズ
ル10は、第１固定手段11によって、何れも、モルタルを
介して互いに接合されているが、モルタルが溶鋼からの
熱によって収縮し且つモルタルの有する可塑性が熱によ
って低下して、接合部のシール性が不良となる。 第１固定手段11を構成する金属製ボルト13やホルダ
ー14が熱膨張して固定機能が低下し、これによって接合
部のシール性が不良となる。 第２固定手段16のアーム16の押圧力によって下部固
定板３が破損する虞れがある。 第１固定手段11による下部固定板３、コレクターノ
ズル６および浸漬ノズル10の組立てに時間を要してい
た。
た従来のスライディングノズルＡは、以下のような問題
を有している。 下部固定板３、コレクターノズル６および浸漬ノズ
ル10は、第１固定手段11によって、何れも、モルタルを
介して互いに接合されているが、モルタルが溶鋼からの
熱によって収縮し且つモルタルの有する可塑性が熱によ
って低下して、接合部のシール性が不良となる。 第１固定手段11を構成する金属製ボルト13やホルダ
ー14が熱膨張して固定機能が低下し、これによって接合
部のシール性が不良となる。 第２固定手段16のアーム16の押圧力によって下部固
定板３が破損する虞れがある。 第１固定手段11による下部固定板３、コレクターノ
ズル６および浸漬ノズル10の組立てに時間を要してい
た。
【００１７】従って、この発明の目的は、優れたシール
性を有し、下部固定板の破損の虞れがなく、しかも、組
立てが短時間で行える溶融金属収容容器用スライディン
グノズルを提供することにある。
性を有し、下部固定板の破損の虞れがなく、しかも、組
立てが短時間で行える溶融金属収容容器用スライディン
グノズルを提供することにある。
【００１８】
【課題を解決するための手段】この発明は、溶融金属収
容容器の底壁に垂直に取り付けられる耐火物製上部ノズ
ルと、前記上部ノズルの下端に水平に固定される、貫通
孔を有する耐火物製固定板と、前記固定板と間隔をあけ
て垂直に固定される耐火物製下部ノズルと、前記固定板
の下面および前記下部ノズルの上面に沿って水平に往復
移動可能な、貫通孔を有する耐火物製摺動板と、前記摺
動板を前記固定板の下面および前記下部ノズルの上面に
沿って水平に往復移動させるための駆動手段とからな
り、前記下部ノズルは、ノズル本体と前記ノズル本体の
上端外周部に着脱自在に嵌め込まれる金属製の枠からな
っており、前記下部ノズルの下部は、前記下部ノズルか
ら鋳型内に注入された溶融金属内に浸漬されることに特
徴を有するものである。
容容器の底壁に垂直に取り付けられる耐火物製上部ノズ
ルと、前記上部ノズルの下端に水平に固定される、貫通
孔を有する耐火物製固定板と、前記固定板と間隔をあけ
て垂直に固定される耐火物製下部ノズルと、前記固定板
の下面および前記下部ノズルの上面に沿って水平に往復
移動可能な、貫通孔を有する耐火物製摺動板と、前記摺
動板を前記固定板の下面および前記下部ノズルの上面に
沿って水平に往復移動させるための駆動手段とからな
り、前記下部ノズルは、ノズル本体と前記ノズル本体の
上端外周部に着脱自在に嵌め込まれる金属製の枠からな
っており、前記下部ノズルの下部は、前記下部ノズルか
ら鋳型内に注入された溶融金属内に浸漬されることに特
徴を有するものである。
【００１９】次に、この発明の溶融金属収容容器用スラ
イディングノズルの一実施態様を、図面を参照しながら
説明する。
イディングノズルの一実施態様を、図面を参照しながら
説明する。
【００２０】図１は、タンディッシュに取り付けられ
た、この発明の溶融金属収容容器用スライディングノズ
ルの一実施態様を示す断面図、図２は、この発明の溶融
金属収容容器用スライディングノズルにおける下部ノズ
ルの平面図、図３は、前記下部ノズルにおける金属枠の
平面図である。
た、この発明の溶融金属収容容器用スライディングノズ
ルの一実施態様を示す断面図、図２は、この発明の溶融
金属収容容器用スライディングノズルにおける下部ノズ
ルの平面図、図３は、前記下部ノズルにおける金属枠の
平面図である。
【００２１】図１から図３に示すように、この発明の溶
融金属（以下、溶鋼を例を挙げて説明する）収容容器用
スライディングノズルＢは、耐火物製上部ノズル22、耐
火物製固定板23、耐火物製下部ノズル24、耐火物製摺動
板25、および、摺動板25のための駆動手段26からなって
いる。
融金属（以下、溶鋼を例を挙げて説明する）収容容器用
スライディングノズルＢは、耐火物製上部ノズル22、耐
火物製固定板23、耐火物製下部ノズル24、耐火物製摺動
板25、および、摺動板25のための駆動手段26からなって
いる。
【００２２】内孔22A を有する上部ノズル22は、溶鋼収
容容器用としてのタンディッシュ27の底壁28に設けられ
たノズル受けレンガ29の開口29A 内に垂直に挿入されて
いる。
容容器用としてのタンディッシュ27の底壁28に設けられ
たノズル受けレンガ29の開口29A 内に垂直に挿入されて
いる。
【００２３】貫通孔23A を有する固定板23は、上部ノズ
ル22の下端に水平に固定されている。固定板23の貫通孔
23A と上部ノズル22の内孔22A とは互いに整合してい
る。
ル22の下端に水平に固定されている。固定板23の貫通孔
23A と上部ノズル22の内孔22A とは互いに整合してい
る。
【００２４】内孔24A を有する耐火物製下部ノズル24
は、固定板23と間隔をあけて垂直に固定されている。下
部ノズル24は、ノズル本体30とノズル本体30の上端外周
部に着脱自在に嵌め込まれた反復使用可能な金属製の枠
31とからなっている。下部ノズル24は、図５に示す、従
来のスライディングノズルＡにおける下部固定板３およ
びコレクターノズル６と浸漬ノズル10とを一体化したも
のと同様の機能を有している。下部ノズル24は、溶鋼に
対する耐食性に優れたAl2O3-SiO2-C系耐火物によって作
られている。下部ノズル24の内孔24A と固定板23の貫通
孔23A とは互いに整合している。下部ノズル24の下部
は、下部ノズル24から鋳型（図示せず）内に注入された
溶鋼内に浸漬される。
は、固定板23と間隔をあけて垂直に固定されている。下
部ノズル24は、ノズル本体30とノズル本体30の上端外周
部に着脱自在に嵌め込まれた反復使用可能な金属製の枠
31とからなっている。下部ノズル24は、図５に示す、従
来のスライディングノズルＡにおける下部固定板３およ
びコレクターノズル６と浸漬ノズル10とを一体化したも
のと同様の機能を有している。下部ノズル24は、溶鋼に
対する耐食性に優れたAl2O3-SiO2-C系耐火物によって作
られている。下部ノズル24の内孔24A と固定板23の貫通
孔23A とは互いに整合している。下部ノズル24の下部
は、下部ノズル24から鋳型（図示せず）内に注入された
溶鋼内に浸漬される。
【００２５】下部ノズル24の枠31は、図３に示すよう
に、中央部にノズル本体30の挿入用開口31A が形成さ
れ、開口31A の周縁には、ノズル本体30のフランジ30A
が載置されるフランジ31B が形成され、枠31の両側に
は、ノズル本体30の固定用ボルトの孔31C が形成されて
いる。枠31の四隅内には、枠31の軽量化を図るために空
洞31D が形成されている。下部ノズル24を組み立てるに
は、図２に示すように、枠31の開口31A 内にノズル本体
30を挿入し、枠31のボルト孔31C 内にボルト33をねじ込
めばよい。
に、中央部にノズル本体30の挿入用開口31A が形成さ
れ、開口31A の周縁には、ノズル本体30のフランジ30A
が載置されるフランジ31B が形成され、枠31の両側に
は、ノズル本体30の固定用ボルトの孔31C が形成されて
いる。枠31の四隅内には、枠31の軽量化を図るために空
洞31D が形成されている。下部ノズル24を組み立てるに
は、図２に示すように、枠31の開口31A 内にノズル本体
30を挿入し、枠31のボルト孔31C 内にボルト33をねじ込
めばよい。
【００２６】貫通孔25A を有する摺動板25は、固定板23
と下部ノズル24との間に設けられている。摺動板25は、
固定板23の下面および下部ノズル24の上面に沿って、油
圧シリンダ等からなる駆動手段26によって水平に往復移
動可能である。摺動板25を摺動させることによって、固
定板23の貫通孔23A の開度が調整され、もって、タンデ
ィッシュ27から流出する溶鋼の流量が制御される。
と下部ノズル24との間に設けられている。摺動板25は、
固定板23の下面および下部ノズル24の上面に沿って、油
圧シリンダ等からなる駆動手段26によって水平に往復移
動可能である。摺動板25を摺動させることによって、固
定板23の貫通孔23A の開度が調整され、もって、タンデ
ィッシュ27から流出する溶鋼の流量が制御される。
【００２７】下部ノズル24は、図５に示す、従来のスラ
イディングノズルＡにおける第２固定手段16と同様な構
造の固定手段によって摺動板25の下面に不動に押し付け
られている。図１において、図５におけると同一番号
は、同一物を示し、説明は省略する。この場合、固定手
段16のアーム19は、金属枠31の下面に当接される。従っ
て、アーム19の押圧力によって下部ノズル24のフランジ
30A が破損する虞れはない。
イディングノズルＡにおける第２固定手段16と同様な構
造の固定手段によって摺動板25の下面に不動に押し付け
られている。図１において、図５におけると同一番号
は、同一物を示し、説明は省略する。この場合、固定手
段16のアーム19は、金属枠31の下面に当接される。従っ
て、アーム19の押圧力によって下部ノズル24のフランジ
30A が破損する虞れはない。
【００２８】上述した、この発明のスライディングノズ
ルＢによれば、駆動手段26を作動させて、固定板23の下
面および下部ノズル24の上面に沿って、摺動板25を水平
方向に摺動させ、もって、固定板23の貫通孔23A の開度
を調整することによって、タンディッシュ27からスライ
ディングノズルＢを通って鋳型内に注入される溶鋼の流
量を制御することができる。
ルＢによれば、駆動手段26を作動させて、固定板23の下
面および下部ノズル24の上面に沿って、摺動板25を水平
方向に摺動させ、もって、固定板23の貫通孔23A の開度
を調整することによって、タンディッシュ27からスライ
ディングノズルＢを通って鋳型内に注入される溶鋼の流
量を制御することができる。
【００２９】固定板23の貫通孔23A の開度を調整するこ
とによって流量制御された溶鋼は、一体的に形成された
下部ノズル24を通ることによって、空気の巻込みによる
酸化および飛散を生じることなく鋳型内に注入される。
とによって流量制御された溶鋼は、一体的に形成された
下部ノズル24を通ることによって、空気の巻込みによる
酸化および飛散を生じることなく鋳型内に注入される。
【００３０】上述した、この発明のスライディングノズ
ルＢによれば、下部ノズルが一体的に形成されているの
で、図５に示す、従来のスライディングノズルＡに比べ
て接合箇所が大幅に少ない。従って、優れたシール性を
得ることができる。
ルＢによれば、下部ノズルが一体的に形成されているの
で、図５に示す、従来のスライディングノズルＡに比べ
て接合箇所が大幅に少ない。従って、優れたシール性を
得ることができる。
【００３１】図４に、この発明のスライディングノズル
における別の下部ノズル34を示す。この下部ノズル34
は、その内孔34A の上部に、耐溶損性および耐スポーリ
ング性に優れた耐火物製リング35が嵌め込まれているも
のからなっており、その他の構成は、上述して下部ノズ
ル24におけると同様である。リング35は、低カーボンの
Al2O3-SiO2質耐火物、あるいは、前記耐火物に、更に、
MgO 、ZrO2、SiC 等を添加したものからなっている。こ
れによって、摺動板25との摺動部の面荒れ、溶鋼の整流
機能を有する内孔34A の上部内側の局部溶損が防止でき
る。
における別の下部ノズル34を示す。この下部ノズル34
は、その内孔34A の上部に、耐溶損性および耐スポーリ
ング性に優れた耐火物製リング35が嵌め込まれているも
のからなっており、その他の構成は、上述して下部ノズ
ル24におけると同様である。リング35は、低カーボンの
Al2O3-SiO2質耐火物、あるいは、前記耐火物に、更に、
MgO 、ZrO2、SiC 等を添加したものからなっている。こ
れによって、摺動板25との摺動部の面荒れ、溶鋼の整流
機能を有する内孔34A の上部内側の局部溶損が防止でき
る。
【００３２】
【実施例】次に、この発明を実施例により更に詳細に説
明する。
明する。
【００３３】図４に示すような下部ノズル34を備えた、
この発明のスライディングノズルＢを使用して、表１に
示すような鋳造条件の基で、下部ノズル34のリング35の
種類を変えてAlキルド鋼の鋳造を行った。このとき使用
した、この発明のスライディングノズルＢの各部の耐火
物の特性は、表２に示す通りであった。
この発明のスライディングノズルＢを使用して、表１に
示すような鋳造条件の基で、下部ノズル34のリング35の
種類を変えてAlキルド鋼の鋳造を行った。このとき使用
した、この発明のスライディングノズルＢの各部の耐火
物の特性は、表２に示す通りであった。
【００３４】
【表１】
【００３５】
【表２】
【００３６】次に、図５に示すような、従来のスライデ
ィングノズルＡを使用して、表１におけると同一鋳造条
件の基で、Alキルド鋼の鋳造を行った。従来のスライデ
ィングノズルＡにおける下部固定板３およびコレクター
ノズル６は、表２におけるリング１と、そして、浸漬ノ
ズル10は、表２における下部ノズルにおけると同様の耐
火物からなっていた。
ィングノズルＡを使用して、表１におけると同一鋳造条
件の基で、Alキルド鋼の鋳造を行った。従来のスライデ
ィングノズルＡにおける下部固定板３およびコレクター
ノズル６は、表２におけるリング１と、そして、浸漬ノ
ズル10は、表２における下部ノズルにおけると同様の耐
火物からなっていた。
【００３７】この結果、従来のスライディングノズルＡ
を使用した場合には、３チャージしか鋳造することがで
きなかった。この原因は、スライディングノズルの下部
固定板３、コレクターノズル６および浸漬ノズル10の各
シール部からの空気の巻込みによる鋳型内溶鋼の湯暴
れ、これに起因する鋼品質の低下、および、コレクター
ノズル６と浸漬ノズル10との接合部の局部溶損による溶
鋼流出等にあることがわかった。
を使用した場合には、３チャージしか鋳造することがで
きなかった。この原因は、スライディングノズルの下部
固定板３、コレクターノズル６および浸漬ノズル10の各
シール部からの空気の巻込みによる鋳型内溶鋼の湯暴
れ、これに起因する鋼品質の低下、および、コレクター
ノズル６と浸漬ノズル10との接合部の局部溶損による溶
鋼流出等にあることがわかった。
【００３８】これに対して、この発明のスライディング
ノズルＢを使用した場合には、スライディングノズルの
下部ノズル34が一体的に形成されているので、シール部
からの空気の巻込みによる鋳型内溶鋼の湯暴れ、これに
起因する鋼品質の低下が認められなかったので、リング
１の場合には、６チャージ、リング２の場合には、８チ
ャージの鋳造が行えた。
ノズルＢを使用した場合には、スライディングノズルの
下部ノズル34が一体的に形成されているので、シール部
からの空気の巻込みによる鋳型内溶鋼の湯暴れ、これに
起因する鋼品質の低下が認められなかったので、リング
１の場合には、６チャージ、リング２の場合には、８チ
ャージの鋳造が行えた。
【００３９】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のスライ
ディングノズルによれば、以下のような有用な効果がも
たらされる。
ディングノズルによれば、以下のような有用な効果がも
たらされる。
【００４０】 従来のスライディングノズルにおける
下部固定板、コレクターノズルおよび浸漬ノズルを、下
部ノズルとして一体的に形成することによって、接合箇
所が従来のスライディングノズルに比べて大幅に減少す
る。従って、優れたシール性を得ることができる。 下部ノズルをノズル本体および金属製枠によって構
成することによって、下部ノズルの固定時に生じる下部
ノズルのフランジの破損が防止できる。
下部固定板、コレクターノズルおよび浸漬ノズルを、下
部ノズルとして一体的に形成することによって、接合箇
所が従来のスライディングノズルに比べて大幅に減少す
る。従って、優れたシール性を得ることができる。 下部ノズルをノズル本体および金属製枠によって構
成することによって、下部ノズルの固定時に生じる下部
ノズルのフランジの破損が防止できる。
【図１】タンディッシュに取り付けられた、この発明の
溶融金属収容容器用スライディングノズルの一実施態様
を示す断面図である。
溶融金属収容容器用スライディングノズルの一実施態様
を示す断面図である。
【図２】この発明の溶融金属収容容器用スライディング
ノズルにおける下部ノズルの平面図である。
ノズルにおける下部ノズルの平面図である。
【図３】前記下部ノズルにおける金属枠の平面図であ
る。
る。
【図４】前記下部ノズルの他の例を示す断面図である。
【図５】タンディッシュに取り付けられた、従来の溶融
金属収容容器用スライディングノズルの一実施態様を示
す断面図である。
金属収容容器用スライディングノズルの一実施態様を示
す断面図である。
１：上部ノズル、 ２：上部固定板、 ３：下部固定板、 ４：摺動板、 ５：駆動手段、 ６：コレクターノズル、 ７：タンディッシュ、 ８：底壁、 ９：ノズル受けレンガ、 10：浸漬ノズル、 11：第１固定手段、 12：鉄皮、 13：ボルト、 14：ホルダー、 15：ナット、 16：第２固定手段、 17：金物、 18：ボルト、 19：アーム、 20：スプリング、 21：ピン、 22：上部ノズル、 23：固定板、 24：下部ノズル、 25：摺動板、 26：駆動手段、 27：タンデュッシュ、 28：底壁、 29：ノズル受けレンガ、 30：ノズル本体、 31：枠、 32：固定手段、 33：ボルト、 34：別の下部ノズル、 35：リング。
フロントページの続き (72)発明者 成瀬 徳芳 東京都千代田区丸の内１丁目８番２号鉄鋼 ビルディング 東京窯業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 溶融金属収容容器の底壁に垂直に取り付
けられる耐火物製上部ノズルと、前記上部ノズルの下端
に水平に固定される、貫通孔を有する耐火物製固定板
と、前記固定板と間隔をあけて垂直に固定される耐火物
製下部ノズルと、前記固定板の下面および前記下部ノズ
ルの上面に沿って水平に往復移動可能な、貫通孔を有す
る耐火物製摺動板と、前記摺動板を前記固定板の下面お
よび前記下部ノズルの上面に沿って水平に往復移動させ
るための駆動手段とからなり、前記下部ノズルは、ノズ
ル本体と前記ノズル本体の上端外周部に着脱自在に嵌め
込まれる金属製の枠からなっており、前記下部ノズルの
下部は、前記下部ノズルから鋳型内に注入された溶融金
属内に浸漬されることを特徴とする、溶融金属収容容器
用スライディングノズル。 - 【請求項２】 前記下部ノズルの内孔の上部には、耐溶
損性および耐スポーリング性に優れた耐火物製リングが
嵌め込まれていることを特徴とする、請求項１記載のス
ライディングノズル。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4309706A JPH06134557A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 溶融金属収容容器用スライディングノズル |
| US08/055,134 US5360147A (en) | 1992-10-23 | 1993-04-30 | Sliding nozzle for molten steel receiving vessel |
| CA002095484A CA2095484C (en) | 1992-10-23 | 1993-05-04 | Sliding nozzle for molten steel receiving vessel |
| GB9309537A GB2271734B (en) | 1992-10-23 | 1993-05-10 | Sliding nozzle for molten steel receiving vessel |
| DE4315709A DE4315709C2 (de) | 1992-10-23 | 1993-05-11 | Schiebeausguß für ein Stahlschmelze-Aufnahmegefäß |
| FR9305703A FR2697183B1 (fr) | 1992-10-23 | 1993-05-12 | Busette coulissante pour récipient récepteur d'acier fondu. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4309706A JPH06134557A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 溶融金属収容容器用スライディングノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06134557A true JPH06134557A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17996312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4309706A Pending JPH06134557A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 溶融金属収容容器用スライディングノズル |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5360147A (ja) |
| JP (1) | JPH06134557A (ja) |
| CA (1) | CA2095484C (ja) |
| DE (1) | DE4315709C2 (ja) |
| FR (1) | FR2697183B1 (ja) |
| GB (1) | GB2271734B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012509185A (ja) * | 2008-11-20 | 2012-04-19 | ベスビウス グループ ソシエテ アノニム | 液体金属の鋳造設備のための取瓶シュラウド |
| KR101309647B1 (ko) * | 2011-12-26 | 2013-09-17 | 주식회사 포스코 | 용강 통로용 탕도 장치 |
| CN104759612A (zh) * | 2015-04-09 | 2015-07-08 | 马钢(集团)控股有限公司 | 长水口插入式开浇装置及方法 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2732916B1 (fr) * | 1995-04-14 | 1997-05-23 | Vesuvius France Sa | Tiroir etanche aux gaz pour conteneur metallurgique |
| DE10033904A1 (de) * | 2000-07-12 | 2002-01-31 | Stopinc Ag Huenenberg | Schieberverschluss zum Vergiessen von Metallschmelze, sowie eine dazugehörige feuerfeste Platteneinheit |
| US6902121B2 (en) * | 2001-05-21 | 2005-06-07 | Krosaki Harima Corporation | Immersion nozzle exchanging apparatus and immersion nozzle and closing fire plate used for same |
| EP1671722A1 (en) * | 2004-12-20 | 2006-06-21 | Tech-Gate S.A. | A sliding gate valve for a metallurgical vessel |
| JP5324081B2 (ja) * | 2007-12-18 | 2013-10-23 | 昭和電工株式会社 | 注湯用ノズルおよび連続鋳造装置 |
| CN104399961B (zh) * | 2014-11-28 | 2016-05-04 | 湖北新叶液压机械股份有限公司 | 一种钢水浇注装置 |
| CN105215344A (zh) * | 2015-11-16 | 2016-01-06 | 张钧峰 | 一种耐材消耗低的滑动水口装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0255660A (ja) * | 1988-08-18 | 1990-02-26 | Nkk Corp | 溶湯容器の摺動ノズル及び摺動ノズル用リング |
| JPH0313936A (ja) * | 1989-06-12 | 1991-01-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Family Cites Families (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1602716A (en) * | 1977-04-07 | 1981-11-18 | Flogates Ltd | Fluid jet nozzles for sliding plate valves |
| JPS5458631A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-11 | Uss Eng & Consult | Slide casting port valve for casting vessel and casting method using same |
| GB1602717A (en) * | 1978-04-03 | 1981-11-18 | Flogates Ltd | Sliding plate valves |
| FR2464769A1 (fr) * | 1979-09-10 | 1981-03-20 | Akechi Taikarenga Kk | Busette a immersion pour la coulee continue d'acier |
| CH650176A5 (fr) * | 1982-08-23 | 1985-07-15 | Daussan & Co | Dispositif pour la coulee du metal fondu. |
| DE3403522A1 (de) * | 1984-02-02 | 1985-08-14 | Metacon AG, Zürich | Feuerfeste verschleissteile fuer schieberverschluesse |
| CH665149A5 (de) * | 1984-04-13 | 1988-04-29 | Stopinc Ag | Feuerfestes verschlussteil und schiebeverschluss fuer den ausguss an metallschmelze enthaltenden behaeltern. |
| GB8507277D0 (en) * | 1985-03-20 | 1985-04-24 | British Steel Corp | Refractory component |
| DE3512798C1 (de) * | 1985-04-10 | 1986-02-06 | Stopinc Ag, Baar | Schiebeverschluss fuer Metallschmelze enthaltende Gefaesse |
| US4667938A (en) * | 1985-11-14 | 1987-05-26 | Flo-Con Systems, Inc. | Rocker arm/spring assembly |
| US5198126A (en) * | 1987-02-28 | 1993-03-30 | Thor Ceramics Limited | Tubular refractory product |
| JPS6459071A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-06 | Toshiba Corp | Reaction tube for automatic chemical analysis |
| GB2220875A (en) * | 1988-01-27 | 1990-01-24 | Vesuvius France Sa | Integral slide-valve member and casting tube member |
| IT1234484B (it) * | 1989-02-15 | 1992-05-18 | Sirma Nuova | Otturatore a cassetto perfezionato a tre piastre, particolarmente per paniera. |
| US5052598A (en) * | 1989-03-03 | 1991-10-01 | Flo-Con Systems, Inc. | Sliding gate valve method and replaceable retractories |
| JP2587873B2 (ja) * | 1989-04-21 | 1997-03-05 | 東芝セラミックス株式会社 | 溶融金属排出用ノズル装置 |
| DE4006064A1 (de) * | 1990-02-26 | 1991-08-29 | Zimmermann & Jansen Gmbh | Verschlussvorrichtung fuer die boden-ausgussoeffnung einer giesspfanne |
| US5062553A (en) * | 1990-03-16 | 1991-11-05 | Flo-Con Systems, Inc. | Cantilever spring mount for sliding gate valve and method |
| GB2249978B (en) * | 1990-11-26 | 1994-08-24 | Ishikawajima Harima Heavy Ind | Tundish flow control |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP4309706A patent/JPH06134557A/ja active Pending
-
1993
- 1993-04-30 US US08/055,134 patent/US5360147A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-04 CA CA002095484A patent/CA2095484C/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-10 GB GB9309537A patent/GB2271734B/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-11 DE DE4315709A patent/DE4315709C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-12 FR FR9305703A patent/FR2697183B1/fr not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0255660A (ja) * | 1988-08-18 | 1990-02-26 | Nkk Corp | 溶湯容器の摺動ノズル及び摺動ノズル用リング |
| JPH0313936A (ja) * | 1989-06-12 | 1991-01-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012509185A (ja) * | 2008-11-20 | 2012-04-19 | ベスビウス グループ ソシエテ アノニム | 液体金属の鋳造設備のための取瓶シュラウド |
| KR101309647B1 (ko) * | 2011-12-26 | 2013-09-17 | 주식회사 포스코 | 용강 통로용 탕도 장치 |
| CN104759612A (zh) * | 2015-04-09 | 2015-07-08 | 马钢(集团)控股有限公司 | 长水口插入式开浇装置及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2271734A (en) | 1994-04-27 |
| DE4315709A1 (de) | 1994-04-28 |
| FR2697183A1 (fr) | 1994-04-29 |
| GB2271734B (en) | 1995-08-09 |
| CA2095484A1 (en) | 1994-04-24 |
| DE4315709C2 (de) | 1996-08-14 |
| CA2095484C (en) | 1999-03-30 |
| FR2697183B1 (fr) | 1995-02-17 |
| US5360147A (en) | 1994-11-01 |
| GB9309537D0 (en) | 1993-06-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH06134557A (ja) | 溶融金属収容容器用スライディングノズル | |
| JPH0315244Y2 (ja) | ||
| US3685707A (en) | Sliding-gate closure for bottom-pour vessel | |
| JP2001314949A (ja) | 連続鋳造ノズル | |
| ZA904020B (en) | Immersible casting pipe for introducing a steel melt into a continuous casting ingot mould | |
| CA2211614A1 (en) | Immersion nozzle for pouring molten metal (joint point) | |
| CA2329280C (en) | Stopper for continuous casting | |
| JPH0671394A (ja) | 溶融金属収容容器用スライディングノズル | |
| EP0646430A4 (en) | REFRACTORY BLOCK FOR CONTINUOUS CASTING. | |
| JPS5841142B2 (ja) | 溶融金属の流れを制御する摺動ゲ−ト閉鎖機構 | |
| KR200278265Y1 (ko) | 무산화조업용용강주입노즐 | |
| JPS59225876A (ja) | タンディッシュ用スライド式閉鎖装置 | |
| DE3166053D1 (en) | Continuous-casting device | |
| JPS6027580Y2 (ja) | 連続鋳造用タンデイツシユのシ−ル管 | |
| JPH05185191A (ja) | タンディッシュから鋳型への注湯方法および注湯ノズル構造 | |
| KR20010040757A (ko) | 용융 금속의 수직 충전부에서 연속적으로 주조하는 장치 | |
| JPS6145149Y2 (ja) | ||
| JP2003117639A (ja) | 連続鋳造用ノズル構造 | |
| KR20010001239U (ko) | 용강의 소용돌이를 방지할 수 있는 턴디쉬 상부 노즐 | |
| JP3523089B2 (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズル | |
| JP2000061619A (ja) | 鋳造用ノズル | |
| JPH03221248A (ja) | 溶湯ノズルのシール方法 | |
| JP2604367Y2 (ja) | 連続鋳造用耐火物ブロック | |
| JPH09300066A (ja) | ストッパー式底注ぎ取鍋の吐出ノズルの清掃装置 | |
| KR200326502Y1 (ko) | 개선된 레들 상부 플랜지 구조 |