JPH06133597A - シリアルプリンタのスペーシング用ステッピングモータの駆動方法 - Google Patents
シリアルプリンタのスペーシング用ステッピングモータの駆動方法Info
- Publication number
- JPH06133597A JPH06133597A JP27821692A JP27821692A JPH06133597A JP H06133597 A JPH06133597 A JP H06133597A JP 27821692 A JP27821692 A JP 27821692A JP 27821692 A JP27821692 A JP 27821692A JP H06133597 A JPH06133597 A JP H06133597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- stepping motor
- carrier
- serial printer
- driving
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 キャリアが所定の速度にに到達する直前の1
ステップの励磁時間を相当時間延長する。 【効果】 キャリアのオーバーシュートの距離を小さく
することが可能になり、従ってキャリアの減衰運動が完
全に静止するまでの時間を短くして印字の乱れの発生を
防止することが可能になる。
ステップの励磁時間を相当時間延長する。 【効果】 キャリアのオーバーシュートの距離を小さく
することが可能になり、従ってキャリアの減衰運動が完
全に静止するまでの時間を短くして印字の乱れの発生を
防止することが可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアルプリンタにお
いて、印字ヘッドを搭載しているキャリアのスペーシン
グ動作を駆動するためのステッピングモータの制御方法
に関する。
いて、印字ヘッドを搭載しているキャリアのスペーシン
グ動作を駆動するためのステッピングモータの制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のシリアルプリンタのスペー
シング用ステッピングモータの駆動方法の一例を示す図
で、(a)はステッピングモータ駆動用の制御信号を示
す特性図、(b)は(a)の制御信号によって駆動され
たときのステッピングモータの動作特性を示す特性図で
ある。
シング用ステッピングモータの駆動方法の一例を示す図
で、(a)はステッピングモータ駆動用の制御信号を示
す特性図、(b)は(a)の制御信号によって駆動され
たときのステッピングモータの動作特性を示す特性図で
ある。
【0003】シリアルプリンタにおいてスペーシング用
のステッピングモータを駆動するための従来の制御方法
は、印字ヘッドを搭載しているキャリアを、停止状態か
ら定速運動状態になるまで等加速度で、すなわち直線的
に移行させるいわゆる台形駆動制御を用いている。
のステッピングモータを駆動するための従来の制御方法
は、印字ヘッドを搭載しているキャリアを、停止状態か
ら定速運動状態になるまで等加速度で、すなわち直線的
に移行させるいわゆる台形駆動制御を用いている。
【0004】すなわち、図2(a)のステッピングモー
タの動作特性12に示すように、制御信号11の周波数
を時間0から時間2eまで直線的に増加させ、周波数が
1aに到達したときその周波数を維持してキャリアを定
速で運動させる。しかし、このときのキャリアの実際の
運動状態は、図2(b)に示すように、キャリアの有す
る慣性の影響により、時間2eにおいて直ちに停止せ
ず、距離1dから1eまで更に移動し(これをオーバー
シュートという)、以後往復運動を行いながら次第に距
離1dに収斂する。
タの動作特性12に示すように、制御信号11の周波数
を時間0から時間2eまで直線的に増加させ、周波数が
1aに到達したときその周波数を維持してキャリアを定
速で運動させる。しかし、このときのキャリアの実際の
運動状態は、図2(b)に示すように、キャリアの有す
る慣性の影響により、時間2eにおいて直ちに停止せ
ず、距離1dから1eまで更に移動し(これをオーバー
シュートという)、以後往復運動を行いながら次第に距
離1dに収斂する。
【0005】この減衰運動がまだ静止しない間に、時間
2fにおいて印字動作が開始されると、印字の乱れが発
生する。
2fにおいて印字動作が開始されると、印字の乱れが発
生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のシリアルプリンタのスペーシング用ステッピングモー
タの駆動方法では、キャリアが定速運動状態に到達した
とき、その動作方向にオーバーシュートを起こすために
減衰振動が発生し、この減衰振動が静止するまでの時間
は、キャリアの定速運動の速度が高速の場合は特に、多
くの時間を必要とする。このため、完全に静止しないう
ちに次の印字動作を開始し、印字の乱れが発生すること
があるという欠点を有している。
のシリアルプリンタのスペーシング用ステッピングモー
タの駆動方法では、キャリアが定速運動状態に到達した
とき、その動作方向にオーバーシュートを起こすために
減衰振動が発生し、この減衰振動が静止するまでの時間
は、キャリアの定速運動の速度が高速の場合は特に、多
くの時間を必要とする。このため、完全に静止しないう
ちに次の印字動作を開始し、印字の乱れが発生すること
があるという欠点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシリアルプリン
タのスペーシング用ステッピングモータの駆動方法は、
印字ヘッドを搭載するキャリアを停止状態から所定の速
度になるまで等加速度で移行させる台形駆動制御を使用
したシリアルプリンタのスペーシング用ステッピングモ
ータの駆動方法において、前記所定の速度に到達する直
前の1ステップの励磁時間を相当時間延長することを含
むものである。
タのスペーシング用ステッピングモータの駆動方法は、
印字ヘッドを搭載するキャリアを停止状態から所定の速
度になるまで等加速度で移行させる台形駆動制御を使用
したシリアルプリンタのスペーシング用ステッピングモ
ータの駆動方法において、前記所定の速度に到達する直
前の1ステップの励磁時間を相当時間延長することを含
むものである。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す図で、
(a)はステッピングモータ駆動用の制御信号を示す特
性図、(b)は(a)の制御信号によって駆動されたと
きのステッピングモータの動作特性を示す特性図、図3
は本発明を適用するシリアルプリンタの一例を示す平面
図で、(a)はステッピングモータが停止しているとき
の状態を示す図、(b)は印字動作を開始したときの状
態を示す図である。
(a)はステッピングモータ駆動用の制御信号を示す特
性図、(b)は(a)の制御信号によって駆動されたと
きのステッピングモータの動作特性を示す特性図、図3
は本発明を適用するシリアルプリンタの一例を示す平面
図で、(a)はステッピングモータが停止しているとき
の状態を示す図、(b)は印字動作を開始したときの状
態を示す図である。
【0010】図3において、印字ヘッド3を搭載するキ
ャリア4は、ベルト8を介してステッピングモータ5に
連結されており、ステッピングモータ5が回転すること
によって2本のシャフト6および7に案内されて左右方
向に移動する。
ャリア4は、ベルト8を介してステッピングモータ5に
連結されており、ステッピングモータ5が回転すること
によって2本のシャフト6および7に案内されて左右方
向に移動する。
【0011】キャリア4が停止しているときは、図3
(a)に示すように、キャリア4は右端の位置にあり、
矢印A方向に移動して図3(b)に示す印字開始位置ま
で移動した後、印字動作を開始する。
(a)に示すように、キャリア4は右端の位置にあり、
矢印A方向に移動して図3(b)に示す印字開始位置ま
で移動した後、印字動作を開始する。
【0012】本実施例は、このキャリア4の駆動のた
め、図1(a)に示すように制御する。すなわち、ステ
ッピングモータ5を駆動する制御信号1の周波数が1a
に到達する直前の1ステップの励磁時間を時間2bから
時間2cまで延長し、その間の制御信号1の周波数を1
bに低下させる。
め、図1(a)に示すように制御する。すなわち、ステ
ッピングモータ5を駆動する制御信号1の周波数が1a
に到達する直前の1ステップの励磁時間を時間2bから
時間2cまで延長し、その間の制御信号1の周波数を1
bに低下させる。
【0013】このように制御することにより、図2
(b)に示すように、ステッピングモータの動作特性2
は、時間2bから時間2c間においてブレーキがかかっ
て距離1cに戻るため、距離1dに到達してからのオー
バーシュートする距離1fは、僅かな距離となる。従っ
て印字動作の開始時点2fにおいては減衰運動は完全に
静止する。
(b)に示すように、ステッピングモータの動作特性2
は、時間2bから時間2c間においてブレーキがかかっ
て距離1cに戻るため、距離1dに到達してからのオー
バーシュートする距離1fは、僅かな距離となる。従っ
て印字動作の開始時点2fにおいては減衰運動は完全に
静止する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシリアル
プリンタのスペーシング用ステッピングモータの駆動方
法は、キャリアが所定の速度にに到達する直前の1ステ
ップの励磁時間を相当時間延長することにより、キャリ
アのオーバーシュートの距離を小さくすることが可能に
なるという効果があり、従ってキャリアの減衰運動が完
全に静止するまでの時間を短くして印字の乱れの発生を
防止することが可能になるという効果がある。
プリンタのスペーシング用ステッピングモータの駆動方
法は、キャリアが所定の速度にに到達する直前の1ステ
ップの励磁時間を相当時間延長することにより、キャリ
アのオーバーシュートの距離を小さくすることが可能に
なるという効果があり、従ってキャリアの減衰運動が完
全に静止するまでの時間を短くして印字の乱れの発生を
防止することが可能になるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す図で、(a)はステッ
ピングモータ駆動用の制御信号を示す特性図、(b)は
(a)の制御信号によって駆動されたときのステッピン
グモータの動作特性を示す特性図である。
ピングモータ駆動用の制御信号を示す特性図、(b)は
(a)の制御信号によって駆動されたときのステッピン
グモータの動作特性を示す特性図である。
【図2】従来のシリアルプリンタのスペーシング用ステ
ッピングモータの駆動方法の一例を示す図で、(a)は
ステッピングモータ駆動用の制御信号を示す特性図、
(b)は(a)の制御信号によって駆動されたときのス
テッピングモータの動作特性を示す特性図である。
ッピングモータの駆動方法の一例を示す図で、(a)は
ステッピングモータ駆動用の制御信号を示す特性図、
(b)は(a)の制御信号によって駆動されたときのス
テッピングモータの動作特性を示す特性図である。
【図3】本発明を適用するシリアルプリンタの一例を示
す平面図で、(a)はステッピングモータが停止してい
るときの状態を示す図、(b)は印字動作を開始したと
きの状態を示す図である。
す平面図で、(a)はステッピングモータが停止してい
るときの状態を示す図、(b)は印字動作を開始したと
きの状態を示す図である。
1・11 制御信号 2・12 ステッピングモータの動作特性 3 印字ヘッド 4 キャリア 5 ステッピングモータ 6・7 シャフト 8 ベルト
Claims (1)
- 【請求項1】 印字ヘッドを搭載するキャリアを停止状
態から所定の速度になるまで等加速度で移行させる台形
駆動制御を使用したシリアルプリンタのスペーシング用
ステッピングモータの駆動方法において、前記所定の速
度に到達する直前の1ステップの励磁時間を相当時間延
長することを含むことを特徴とするシリアルプリンタの
スペーシング用ステッピングモータの駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27821692A JPH06133597A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | シリアルプリンタのスペーシング用ステッピングモータの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27821692A JPH06133597A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | シリアルプリンタのスペーシング用ステッピングモータの駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06133597A true JPH06133597A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17594226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27821692A Withdrawn JPH06133597A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | シリアルプリンタのスペーシング用ステッピングモータの駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06133597A (ja) |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP27821692A patent/JPH06133597A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |