JPH06133441A - 検電用絶縁栓 - Google Patents

検電用絶縁栓

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JPH06133441A
JPH06133441A JP4305054A JP30505492A JPH06133441A JP H06133441 A JPH06133441 A JP H06133441A JP 4305054 A JP4305054 A JP 4305054A JP 30505492 A JP30505492 A JP 30505492A JP H06133441 A JPH06133441 A JP H06133441A
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metal fitting
conductor
plug
contactor
detection
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Shinko Noguchi
真弘 野口
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Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この絶縁栓20は、埋込金具23の内部にス
プリング22等によって下方に押し出されるよう付勢さ
れた接触子21が組み込まれている。絶縁栓20を機器
の検電部1に装着すると、その導体3に接触子21が弾
性的に押し付けられ、埋込金具23と導体3とを確実に
電気的に接続する。 【効果】 埋込金具23に向かい合うように配置された
検電端子28に対し、所定の誘起電圧が確実に発生し正
確に検電測定を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧配電線の分岐接続
部等に設けられた検電部の保護をする検電用絶縁栓に関
する。
【0002】
【従来の技術】高圧配電線は、地下に設けられたハンド
ホール等の内部で、分岐接続部等を介して分岐される。
この分岐接続部は、通常着脱の容易なプラグイン接続構
造を持つ。そして、このような分岐接続部には、接続部
の着脱作業等の際に、高電圧が印加されているかどうか
を検出するための検電端子が設けられる。
【0003】図3に、従来の分岐接続部等の機器に設け
られた検電端子及びこれを保護する絶縁栓の縦断面図を
示す。図の(a)及び(b)はそれぞれ別の構成の絶縁
栓を示している。(a)において、機器の検電部1は、
その外周面が絶縁保護層2により覆われており、検電の
ための導体3が突起のように設けられている。一方、絶
縁栓5は、その中心にプラグ6を持ち、このプラグ6の
外周には接触ルーバー7が嵌め込まれている。プラグ6
及び接触ルーバー7は電気導体から成り、機器の検電部
1に配置された導体3の接続孔4に挿入される。また、
絶縁栓5の中心部には埋込金具8が設けられ、ここにプ
ラグ6の一端がねじ込まれ固定されている。埋込金具8
は保護層10により包囲される。
【0004】この保護層10は、埋込金具8の外側をと
り囲むように、内側から順に内部半導電層11、絶縁層
12及び外部半導電層13により構成されている。そし
て、保護層10の側面を貫通するように絶縁層12が膨
らみ、ここに検電端子14が埋め込まれている。この検
電端子14の一端は外部に露出し、測定器を接続するこ
とによって検電が行われる。なお、検電端子14の他端
は埋込金具8に向かい合うように配置されている。ま
た、保護層10の上端には取っ手15が埋め込まれてお
り、絶縁栓5を機器の検電部1に着脱する操作が容易な
構成となっている。このような絶縁栓5を検電部1に装
着すると、検電部1における導体3と絶縁栓5のプラグ
6が電気接続され、埋込金具8が導体3と同電位にな
る。従って、検電端子14には絶縁層12を介して一定
の電圧が誘起される。
【0005】(b)には、別の構造の絶縁栓を示すが、
この絶縁栓9には(a)に示したプラグ6に相当するも
のはない。即ち、この絶縁栓9を検電部1に装着した場
合、その導体3と埋込金具8とが直接電気的に接触し、
その他の動作については(a)に示したものと変わると
ころはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な(a)に示す構造の絶縁栓は、プラグ6やこれに取り
付ける接触ルーバー7等の構成が複雑になり、その材料
費が高いことから、全体として高価になるという問題が
あった。一方、(b)に示す絶縁栓9は、プラグ6を省
略しており、その構成が簡略化されるため非常に安価に
製造できるが、検電部1の導体3と絶縁栓9の埋込金具
8との電気的な接触が不完全になる恐れがあり、検電端
子14によって確実に一定の電圧を検出することができ
ないという問題があった。
【0007】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、比較的コストが安く、且つ確実な電気的接続によっ
て信頼性のある検電測定を行うことができる、検電用絶
縁栓を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の検電用絶縁栓
は、機器の検電部に装着されるものであって、前記検電
部の導体端面に弾性的に押し付けられる接触子と、この
接触子と電気接続される埋込金具と、この埋込金具を包
囲して保護する保護層と、この一端を外部に露出させ、
他端を前記埋込金具に対し絶縁層を介して対向させた検
電端子とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この絶縁栓は、埋込金具の内部にスプリング等
によって押し出されるよう付勢された接触子が組み込ま
れている。絶縁栓を機器の検電部に装着すると、その導
体に接触子が弾性的に押し付けられ、埋込金具と導体と
を確実に電気的に接続する。これによって、埋込金具に
向かい合うように配置された検電端子に対し、所定の誘
起電圧が発生し確実に検電測定を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明の検電用絶縁栓実施例を示す縦断
面図である。この絶縁栓20は、従来同様機器の検電部
1に装着される。この検電部1には、その中央に突起の
ように導体3が配置され、その端部が上面に露出してい
る。一方、絶縁栓20の中心部には埋込金具23が配置
されており、この埋込金具23は下側に開口を持つ容器
状とされている。そして、ここには接触子21とスプリ
ング22が収容されている。接触子21は、その下面を
導体3に接触する方向に向け、上面と埋込金具23の内
面の間にスプリング22が配置され、スプリング22の
力によって接触子21が導体3に弾性的に押し付けられ
る構成となっている。
【0011】なお、埋込金具23の外周は保護層27に
より包囲されている。この保護層27は、埋込金具23
の外側を順に、内部半導電層24と絶縁層25及び外部
半導電層26で覆うように構成されている。また、保護
層27を貫通するように絶縁層25が側方に飛び出し、
ここに検電端子28が埋め込まれている。この検電端子
28の一端は外部に露出され、他端は埋込金具23に向
かい合うように配置されている。なお、埋込金具23の
下端の縁にはストッパー29がねじ込まれ、接触子21
が下方に飛び出すのを防止している。以上の構成の絶縁
栓は、上記検電部1へ装着される前は図2に示すような
状態となる。
【0012】図2は、本発明の検電用絶縁栓の装着前の
状態を示す縦断面図である。図に示すように、絶縁栓2
0の埋込金具23に収容された接触子21は、スプリン
グ22の力によって下方に押し出され、ストッパー29
に突き当たるまでその下端を進出させるようにしてい
る。この状態で絶縁栓20を機器の検電部1に装着する
と、接触子21が検電部1の導体3に突き当たり、上方
に向かう力を受ける。そして、更に絶縁栓20を強く嵌
め込むようにすると、接触子21はスプリング22を圧
縮し、縮めるようにして埋込金具23の内部に収容され
る。そして図1に示すような状態となる。この状態で
は、接触子21はスプリング22の力によって適切な圧
力で導体3に押し当てられており、埋込金具23と導体
3とは確実に電気的に接続される。従って、検電端子2
8により正確な検電作業が保証される。
【0013】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例においては、接触子21を導体の端面に弾性的
に押し付けるためにコイル状のスプリングを使用した
が、板ばね状のスプリングを使用してもよく、また接触
子自体が板ばね状に構成されていてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明した本発明の検電用絶縁栓は、
検電部の導体端面に弾性的に押し付けられる接触子を備
え、埋込金具がこの接触子を介して導体に確実に電気接
続されるため、これと対向配置された検電端子によって
正確に電気測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検電用絶縁栓実施例を示す縦断面図で
ある。
【図2】図1の絶縁栓の装着前の状態を示す縦断面図で
ある。
【図3】従来の検電用絶縁栓の例を示し、(a)及び
(b)はそれぞれ別の構成の絶縁栓の縦断面図である。
【符号の説明】
1 検電部 20 絶縁栓 21 接触子 23 埋込金具 27 保護層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の検電部に装着されるものであっ
    て、 前記検電部の導体端面に弾性的に押し付けられる接触子
    と、 この接触子と電気接続される埋込金具と、 この埋込金具を包囲して保護する保護層と、 この一端を外部に露出させ、他端を前記埋込金具に対し
    絶縁層を介して対向させた検電端子とを備えたことを特
    徴とする検電用絶縁栓。
JP30505492A 1992-10-16 1992-10-16 検電用絶縁栓 Expired - Fee Related JP3190747B2 (ja)

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JP2015165769A (ja) * 2015-06-22 2015-09-17 株式会社ジェイ・パワーシステムズ 機器直結t形用絶縁栓、及びそれを用いた機器直結t形終端接続部

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