JPH06133179A - 垂直振幅の制御方法 - Google Patents

垂直振幅の制御方法

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JPH06133179A
JPH06133179A JP28127292A JP28127292A JPH06133179A JP H06133179 A JPH06133179 A JP H06133179A JP 28127292 A JP28127292 A JP 28127292A JP 28127292 A JP28127292 A JP 28127292A JP H06133179 A JPH06133179 A JP H06133179A
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JP
Japan
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amplitude
vertical
signal
unit
input
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Pending
Application number
JP28127292A
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English (en)
Inventor
Masanari Matsutani
真生 松谷
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏向周波数が相違する複数の映像信号を入力
源とするデイスプレイモニタの垂直偏向において、いず
れの映像信号においても垂直振幅が正規な振幅になるよ
うに制御する方法に関する。 【構成】 入力垂直同期信号1の周波数に応じた振幅の
鋸波電圧を生成する鋸波電圧生成部2と、前記鋸波電圧
のピーク値を検出するピーク検出部6と、前記ピーク値
ごとに正規垂直振幅設定データを記憶しているメモリ部
7と、使用者が振幅の修正をする調節操作部8と、前記
の正規垂直振幅設定データと前記調節操作部よりの信号
とから振幅の修正があったときのみ正規垂直振幅設定デ
ータに対する補正信号を出力する制御電圧補正部9と、
前記補正信号が入力されたときには前記ピーク値を該補
正信号で補正等する垂直振幅制御部10と、前記垂直振幅
制御部の制御により所定振幅の垂直偏向をなす垂直偏向
部11とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偏向周波数が相違する
複数の映像信号を入力源とするデイスプレイモニタの垂
直偏向において、いずれの映像信号においても垂直振幅
が正規な振幅になるように制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】偏向周波数、即ち、水平および垂直の各
同期信号周波数が異なる複数の映像信号を入力源(入力
モード)とするディスプレイモニタでは、偏向振幅(水
平、垂直共)が同期信号の周波数により変動する。ここ
で垂直偏向振幅に着目した場合、垂直偏向回路の特質と
して、垂直鋸波電圧の振幅は垂直同期信号周波数が低く
なるほど大きくなる。このために振幅変動をきたす。こ
のようになるのは、鋸波が一般に抵抗とコンデンサとに
よる充放電により生成されるので、周波数が低い程充電
期間が長くなり振幅が大きくなるためである。従来、上
記振幅変動(垂直)に対する1処置例として、垂直偏向
出力回路から発振回路への帰還量を入力モードに応じて
切り換える方法が実施されていた。つまり、正規な振幅
になる出力電圧は定まっているので、その電圧を基準に
各モードごとの出力電圧を比較し、その比較結果により
発振段への帰還量を切り換えることで振幅を制御し、出
力電圧を基準電圧と同じになるようにするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の従来の
方法は、同期信号の隣接した異なる仕様の信号の場合に
判別精度が劣り、また、セット間のバラツキや環境変化
等の影響を受けやすいという問題を含んでいた。本発明
は、前記のような問題のない、入力信号の判別精度を一
層向上した垂直振幅の制御方法を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された垂
直同期信号から、該垂直同期信号の周波数に応じた振幅
の鋸波電圧を生成する鋸波電圧生成部と、前記鋸波電圧
生成部よりの鋸波電圧のピーク値を検出するピーク検出
部と、前記ピーク値ごとに対応して正規垂直振幅設定デ
ータを記憶しているメモリ部と、使用者が正規垂直振幅
に対し拡大または縮小の修正をする場合に操作する調節
操作部と、前記の正規垂直振幅設定データと、前記調節
操作部よりの操作信号とが入力され、振幅の前記修正が
あったときのみ該修正する振幅の正規垂直振幅設定デー
タに対する補正信号を出力し、且つ他モードの映像信号
に切り換わったときまたは電源オフしたときには該補正
信号の出力をリセットする制御電圧補正部と、前記制御
電圧補正部よりの補正信号が入力されたときには前記ピ
ーク検出部よりのピーク値を該補正信号で補正し、該補
正信号の入力がないときには該ピーク値を補正すること
なく出力する垂直振幅制御部と、前記垂直振幅制御部の
制御により所定振幅の垂直偏向をなす垂直偏向部とで構
成した垂直振幅の制御方法を提供するものである。
【0005】
【作用】入力映像信号から分離した垂直同期信号を基
に、該垂直同期信号の周波数により振幅が異なる鋸波を
生成し、そのピーク電圧を検出する。一方、正規振幅の
設定に必要な垂直偏向部に対する制御データと前記ピー
ク電圧とを対応させて予めメモリ部に記憶させておく。
このメモリデータは前記ピーク電圧の入力に応じて読み
出され、使用者による振幅修正があった場合には読み出
されたデータに対する補正量を演算し、振幅修正がない
場合には補正無しにする。垂直振幅制御部は前記ピーク
検出部よりのピーク電圧と前記補正有無とを基に最終的
な振幅制御信号により垂直偏向部を制御する。この結
果、入力モードに対応した正規振幅に使用者の振幅修正
分が加味された振幅に設定される。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による垂直振幅
の制御方法を説明する。図1は本発明による垂直振幅の
制御方法の一実施例を示す要部ブロック図、図2は図1
の符号(A〜E)を付した箇所の原理波形図である。図
1において、1は入力映像信号から分離した垂直同期信
号、2は微分回路3と、単安定マルチバイブレータ(以
下、「単安定マルチ」と記す)4と、積分回路5とから
なり、垂直同期信号1を基に該垂直同期信号1の周波数
(fv)に応じて振幅が異なる鋸波電圧を生成する鋸波電
圧生成部、6は鋸波電圧生成部2で生成した鋸波電圧の
ピーク電圧を検出するピーク検出部、7は前記ピーク電
圧ごとに対応して正規垂直振幅設定データを予め書き込
んでおくメモリ部、8は使用者が正規垂直振幅に対し拡
大または縮小の修正をする場合に操作する調節操作部、
9は前記メモリ部7よりの正規垂直振幅設定データと、
前記調節操作部8よりの操作信号とが入力され、振幅の
前記修正があったときのみ該修正する振幅の正規垂直振
幅設定データに対する補正信号を出力する制御電圧補正
部、10は前記制御電圧補正部9よりの補正信号が入力さ
れたときには前記ピーク検出部6よりのピーク値を該補
正信号で補正し、該補正信号の入力がないときには該ピ
ーク値を補正することなく出力する垂直振幅制御部、11
は鋸波発生回路12と、電力増幅する出力回路13と、偏向
ヨーク(DY)14とからなる垂直偏向部である。
【0007】次に、本発明の動作について説明する。周
波数fv(周期T1)の垂直同期信号1〔図2(A)〕を微
分回路3により微分すると図2(B)に示す波形を得る
が、負側成分はカットし、正側(同期信号の立ち上がり
側)の電圧を使用して単安定マルチ4により矩形波を生
成する。この矩形波を図2(C)に示す。図中のT2は単
安定マルチ4の定数設定で一義的に定まり、垂直同期信
号幅とは無関係である。そして、このT2は、後段の積分
回路5における積分波発生での充・放電期間のバランス
を保つために極力短くする。以上の如くして単安定マル
チ4によりパルス幅T3の矩形波が得られが、この矩形波
は垂直同期信号1の立ち上がり部分に同期したもので垂
直同期信号幅にバラツキが有っても影響を受けない。図
2(C)の矩形波を時定数一定の積分回路5で積分す
る。該積分回路5における積分は、図2(C)の立ち下
がり部分で短時間で放電し、直ちに充電を開始するとい
う繰り返しで行われる。つまり、前記T2の幅とは直接一
致しない。前述の充・放電期間のバランスを保つためで
ある。このようにして得られた積分波形が図2(D)で
ある。積分波の振幅V1は垂直同期信号1の周波数fvによ
り異なり、該fvが低くなるほど充電時間が長くなるので
大きくなる。ピーク検出部6は入力した前記の積分波
(D)からそのピーク電圧を検出する。検出したピーク
電圧(V1)を図2(E)に示す。このピーク電圧は前記
fvに追従したもの、つまり、fvが低いほど高くなる。
【0008】メモリ部7にはこのピーク電圧ごとに対応
して正規垂直振幅設定データを予め書き込んであるので
ピーク検出部6よりピーク電圧が入力されたときには該
ピーク電圧に対応する正規垂直振幅設定データが読み出
され、制御電圧補正部9に入力する。一方、制御電圧補
正部9には調節操作部8より信号が入力される場合があ
る。調節操作部8は、使用者が正規振幅に対し、好みに
応じて振幅を伸ばしたり(拡大)、または縮めたり(縮
小)の操作に供するものである。このような調節部を設
けるのは、映像内容により使用者が振幅を変えたいとい
う要求を満たすためである。従って、常に操作されると
は限らず、また他のモードに切り換わったとき、さらに
電源オフしたときにはその振幅設定はリセット(クリ
ア)されなければならない。制御電圧補正部9は使用者
の前記操作による信号入力があったときには、この入力
信号とメモリ部7より読み出した正規垂直振幅設定デー
タとから正規振幅に対する補正電圧を演算し、垂直振幅
制御部10に入力する。調節操作部8よりの信号入力がな
いときには使用者の操作がなかったことになるので、制
御電圧補正部9からの補正電圧出力はない。
【0009】垂直振幅制御部10はピーク検出部6および
制御電圧補正部9よりの入力信号から垂直偏向部11に対
する最終的な振幅制御を行うものである。即ち、調節操
作部8が操作されたときには制御電圧補正部9よりの補
正電圧でピーク検出部6よりのピーク電圧を補正し、そ
の補正した電圧により垂直偏向部11を振幅制御する。こ
れにより、偏向振幅は入力モードに対した正規振幅に使
用者の修正分が加味されたものとなる。そして、調節操
作部8が操作されないときには正規振幅そのものに設定
する。具体的には、鋸波発生回路12により発生する鋸波
電圧は垂直振幅制御回路10の制御電圧に依存し、該制御
電圧が高くなるほど振幅制限を受け、結果として前記fv
が変化しても振幅を一定にする。尚、前述のように、調
節操作部8による振幅修正は現モードのみ有効であり、
他のモードへ切り換えた場合または電源オフした場合に
はリセット(クリア)される。これは、メモリ部7より
の出力されるデータが変わったり、または無くなること
から検知できる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、偏
向周波数の相違により生じる垂直振幅変動に対する一定
化を、垂直同期信号の周波数に追従したピーク電圧で振
幅制御して行うので、垂直偏向出力電圧等を利用する従
来の方法に比べ、振幅制御の精度を向上させることがで
きる。また、使用者が、その好みに応じて振幅の修正が
可能である一方、入力モードを他モードへ切り換えた場
合または電源オフした場合には前修正はリセットされる
ので使用者としての煩雑さを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による垂直振幅の制御方法の一実施例を
示す要部ブロック図である。
【図2】図1を説明するための原理波形図でる。
【符号の説明】
1 垂直同期信号 2 鋸波電圧生成部 3 微分回路 4 単安定マルチバイブレータ 5 積分回路 6 ピーク検出部 7 メモリ部 8 調節操作部 9 制御電圧補正部 10 垂直振幅制御部 11 垂直偏向部 12 鋸波発生回路 13 出力回路 14 偏向ヨーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏向周波数が相違する複数の映像信号を
    入力源とするデイスプレイモニタの垂直偏向において、
    入力された垂直同期信号から、該垂直同期信号の周波数
    に応じた振幅の鋸波電圧を生成する鋸波電圧生成部と、
    前記鋸波電圧生成部よりの鋸波電圧のピーク値を検出す
    るピーク検出部と、前記ピーク値ごとに対応して正規垂
    直振幅設定データを記憶しているメモリ部と、使用者が
    正規垂直振幅に対し拡大または縮小の修正をする場合に
    操作する調節操作部と、前記の正規垂直振幅設定データ
    と、前記調節操作部よりの操作信号とが入力され、振幅
    の前記修正があったときのみ該修正する振幅の正規垂直
    振幅設定データに対する補正信号を出力し、且つ他モー
    ドの映像信号に切り換わったときまたは電源オフしたと
    きには該補正信号の出力をリセットする制御電圧補正部
    と、前記制御電圧補正部よりの補正信号が入力されたと
    きには前記ピーク検出部よりのピーク値を該補正信号で
    補正し、該補正信号の入力がないときには該ピーク値を
    補正することなく出力する垂直振幅制御部と、前記垂直
    振幅制御部の制御により所定振幅の垂直偏向をなす垂直
    偏向部とで構成したことを特徴とする垂直振幅の制御方
    法。
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